JPH0523017U - 車両の動的アライメント計測装置 - Google Patents

車両の動的アライメント計測装置

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JPH0523017U
JPH0523017U JP5640691U JP5640691U JPH0523017U JP H0523017 U JPH0523017 U JP H0523017U JP 5640691 U JP5640691 U JP 5640691U JP 5640691 U JP5640691 U JP 5640691U JP H0523017 U JPH0523017 U JP H0523017U
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JP
Japan
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tire
vehicle
measuring device
dynamic alignment
alignment measuring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5640691U
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English (en)
Inventor
康充 佐藤
原  徹
哲志 御室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に構成が簡単で、大仕掛けの構造となら
ず、低額且つ軽量で、車両への取付け作業性が良く、し
かも高精度な車両の動的アライメント計測装置を提供す
ることにある。 【構成】 タイヤ5のホイール6の外側面と平行に反射
板15を設ける一方、車体に支持部材11を取付け、こ
の支持部材11にそれぞれ支持させて3個のレーザ変位
計13a,13b,13cを反射板15と離間対向し且
つ相互にホイール6の円周方向に適当間隔を存して配設
し、これらレーザ変位計13a,13b,13cにより
各々反射板15との変位(距離)を検出し、これら変位
出力からタイヤ5のトー方向とキャンバ方向の角度変化
を算出する構成としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のタイヤのトー方向とキャンバ方向の角度変化を計測するのに 用いられる車両の動的アライメント計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の実験走行では、実際の走行中のコーナリング時の車体に対するタイヤ のトー方向とキャンバ方向との向きと、その時のタイヤがどういう力を発生して いるかを計測して、タイヤがどのような挙動をとるのかなどを調べている。その タイヤの向きの計測には光学系の動的アライメント計測装置などが使用され、タ イヤに発生する力の測定には市販のタイヤ6分計測装置が使用されている。
【0003】 前記光学系の動的アライメント計測装置は、図4に示す如く、光源1より発し た光を集光レンズ2を介してプリズム3に当て90度折曲させる。この光をコリ マティングレンズ4を介してタイヤ5のホイール6の外側面に取付けられた反射 ミラー7に照射し、その反射光を再びコリマティングレンズ4及びプリズム3を 介してデジタルラインセンサである受光素子8で受けて光像を得る。
【0004】 この状態で前記タイヤ5を操舵して反射ミラー7が動くと、受光素子8上を光 像が動き、この光像を解像処理することによりタイヤ5のトー方向とキャンバ方 向の角度変化を同時に非接触で計測している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した構成の従来の車両の動的アライメント計測装置は、複数の 光学レンズ等を組み込んだ複雑で大仕掛けの構造で、且つデジタルラインセンサ である受光素子8の製造コストも高く、非常に高額になっていたと共に、重量が 大で車両への取り付けが面倒であった。また高額なわりには精度が悪かった。
【0006】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、非常に構成が簡単 で大仕掛けの構造とならず、低額且つ軽量で、車両への取付け作業性が良く、し かも高精度な車両の動的アライメント計測装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両の動的アライメント計測装置は、前記目的を達成するために、前 記タイヤのホイール面と平行に反射板を設ける一方、ボディに支持部材を取付け 、この支持部材にそれぞれ支持させて少なくとも3個のレーザ変位計を前記反射 板と離間対向し且つ相互にホイールの円周方向に適当間隔を存して配設し、これ らレーザ変位計により各々反射板との変位を検出し、これら変位出力からタイヤ のトー方向とキャンバ方向の角度変化を算出する構成としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このように構成した車両の動的アライメント計測装置によれば、まずタイヤの ホイール面と平行に反射板を設ける一方、レーザ変位計を取付けた支持部材をタ イヤに離間対向する状態にセットする。この状態でこれらレーザ変位計により各 々の反射板との変位(距離)を検出し、これら変位出力を基に三角関数式等で演 算処理することにより、タイヤのトー方向とキャンバ方向の角度変化が算出し得 るようになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の車両の動的アライメント計測装置の一実施例を図1乃至図3に 基づいて説明する。まず、図3に示す如く断面コ字形状に形成された支持部材1 1が車体Aを跨ぐ状態に設けられている。この支持部材11の左右両側下端部に は基板12が取付けられている、この基板12には3個のレーザ変位計13a, 13b,13cが取付けられている。
【0010】 一方、タイヤ5のホイール6の外側面には該タイヤ5に発生する力を測定する タイヤ6分計測装置14が取付けられ、この装置14の更に外側に反射板15が 前記ホイール6の外側面と平行に設けられている。この反射板15は、従来の如 く重い鏡よりなる反射ミラー7の必要がなく、表面が平で軽量なアルミ板等のも のである。
【0011】 また、前記3個のレーザ変位計13a,13b,13cは、図1及び図2に示 す如く、前記反射板15と離間対向し且つ相互にホイール6の外側面の円周方向 に適当間隔を存して配設されている。つまり、3個のレーザ変位計13a,13 b,13cはホイール軸芯を中心とする二等辺三角形の上部頂角部と底辺前後端 部に一個ずつ配置されている。この3つのレーザ変位計13a,13b,13c の相互距離関係は、図2に示す如くxが86.7mm、yが100mmの寸法に 設定され、それぞれ各レーザ変位計13a,13b,13cと前記反射板15の との間隔zは100mmの寸法に設定されている。
【0012】 このように構成された車両の動的アライメント計測装置によれば、前述のよう に自動車にセットした状態で、その自動車を実際にステアリング操作しながら走 行させる。このコーナーリング走行中にタイヤが各種傾きを生じる。このタイヤ の傾きに応じて反射板15が傾く。この反射板15に各レーザ変位計13a,1 3b,13cのレーザ光を発振して、その反射光を受振することで、その各レー ザ変位計13a,13b,13cが各々反射板15の対向位置との間の距離即ち 、反射板15の傾きによる変位を検出し、それに応じた出力信号を出す。これら 各変位出力信号を図示しない演算器により演算処理してタイヤ5のトー方向とキ ャンバ方向の角度変化を算出する。
【0013】 なお、この算出法は、各レーザ変位計13a,13b,13cの変位出力をそ れぞれa,b,cとすると、走行状態でのタイヤ5の傾きであるトー方向(車両 の前後方向)の角度変化θ1 とキャンバ方向(車両の上下方向)の角度変化θ2 はそれぞれ以下に示す三角関数の式から算出される。つまり トー方向の角度変化θ1 は、 θ1 =tan-1(b−c)/100 キャンバ方向の角度変化θ2 は、 θ2 =tan-1{(b+c)×0.5−a}/86.7 となる。
【0014】 また、同時にタイヤ6分計測装置によって、タイヤ5に発生した力を測定する 。こうして、タイヤ5に発生した力と、タイヤ5のトー方向の傾きと、タイヤの キャンバ方向の傾きとを計測・算出することにより、コーナーリング走行中のタ イヤの挙動などが調査できるようになる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、前述の如く構成したから、非常に構成が簡単で、大仕掛けの構造と ならず、低額且つ軽量で、車両への取付け作業性が良く、しかも高精度な車両の 動的アライメント計測装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両の動的アライメント計測装置の一
実施例を示す(a)は概略正面図、(b)は同側面図。
【図2】同上車両の動的アライメント計測装置の(a)
はレーザ変位計の位置関係を示す正面図、(b)は同側
面図。
【図3】同上車両の動的アライメント計測装置を取付け
た自動車の(a)は正面図、(b)は同側面図。
【図4】従来の車両の動的アライメント計測装置の概略
構成図。
【符号の説明】
5…タイヤ、6…ホイール、11…支持部材、13a,
13b,13c…レーザ変位計、15…反射板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤのトー方向とキャンバ方向
    の角度変化を計測する車両の動的アライメント計測装置
    において、前記タイヤのホイール面と平行に反射板を設
    ける一方、ボディに支持部材を取付け、この支持部材に
    それぞれ支持させて少なくとも3個のレーザ変位計を前
    記反射板と離間対向し且つ相互にホイールの円周方向に
    適当間隔を存して配設し、これらレーザ変位計により各
    々反射板との変位を検出し、これら変位出力からタイヤ
    のトー方向とキャンバ方向の角度変化を算出する構成と
    したことを特徴とする車両の動的アライメント計測装
    置。
JP5640691U 1991-07-19 1991-07-19 車両の動的アライメント計測装置 Withdrawn JPH0523017U (ja)

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JP5640691U JPH0523017U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 車両の動的アライメント計測装置

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JP5640691U JPH0523017U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 車両の動的アライメント計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523017U true JPH0523017U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13026288

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5640691U Withdrawn JPH0523017U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 車両の動的アライメント計測装置

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JP (1) JPH0523017U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145257A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp ホイールアライメント計測装置
CN115327560A (zh) * 2022-08-11 2022-11-11 天津市特种设备监督检验技术研究院(天津市特种设备事故应急调查处理中心) 一种基于激光反射检测叉车货叉自然下滑量的装置及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010145257A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp ホイールアライメント計測装置
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CN115327560B (zh) * 2022-08-11 2024-05-07 天津市特种设备监督检验技术研究院(天津市特种设备事故应急调查处理中心) 一种基于激光反射检测叉车货叉自然下滑量的装置及方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102