JPH05229099A - 輪転グラビア印刷機内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置 - Google Patents
輪転グラビア印刷機内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置Info
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- JPH05229099A JPH05229099A JP4279706A JP27970692A JPH05229099A JP H05229099 A JPH05229099 A JP H05229099A JP 4279706 A JP4279706 A JP 4279706A JP 27970692 A JP27970692 A JP 27970692A JP H05229099 A JPH05229099 A JP H05229099A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/04—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
- B41F23/0403—Drying webs
- B41F23/0423—Drying webs by convection
- B41F23/0426—Drying webs by convection using heated air
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の大きさを小さく設備を簡素とし、また
付着したインクを除去する際の掃除作業が簡単にできる
ようにする。 【構成】 乾燥すべきフィルム2に暖気を供給する送風
グループ4を収納する支持構造体、所定の進路方向に沿
って相互に離間して配置され、フィルム2を導入する複
数のピニオン5、所定の進路方向に沿って離間して配置
され、フィルム2を支持して走行する複数のアイドラロ
ーラ6から構成される。送風グループ4は、暖気が導入
される2つの側直立体により固定され並べられる。空気
は、互いに適当な手の幅で相互に離間された複数の送風
体9内を上から下に流れる。
付着したインクを除去する際の掃除作業が簡単にできる
ようにする。 【構成】 乾燥すべきフィルム2に暖気を供給する送風
グループ4を収納する支持構造体、所定の進路方向に沿
って相互に離間して配置され、フィルム2を導入する複
数のピニオン5、所定の進路方向に沿って離間して配置
され、フィルム2を支持して走行する複数のアイドラロ
ーラ6から構成される。送風グループ4は、暖気が導入
される2つの側直立体により固定され並べられる。空気
は、互いに適当な手の幅で相互に離間された複数の送風
体9内を上から下に流れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転グラビア印刷機内
で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置に関するものであ
る。
で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、印刷作業から
出てくるフィルムは、その表面にインクが付着して湿気
があるため、乾燥させる必要がある。
出てくるフィルムは、その表面にインクが付着して湿気
があるため、乾燥させる必要がある。
【0003】従来技術における、この目的のための装置
は、乾燥すべきフィルムに向かって暖かい空気を供給す
るために設けられた、複数のスリットから構成される送
風グループを収納する1つの「箱体」を支持する支持フ
レームを備えている。フレーム内にはまた、相互に予め
定められた進路方向に沿って相互に間隔を空けて隣接し
て配置された複数のローラ、フィルムを支持し且つ走行
させるために上記進路方向に沿って相互に間隔を空けて
隣接して配置された複数の遊び走行及び支持のローラ、
並びにフィルムを引出す移動手段等がある。
は、乾燥すべきフィルムに向かって暖かい空気を供給す
るために設けられた、複数のスリットから構成される送
風グループを収納する1つの「箱体」を支持する支持フ
レームを備えている。フレーム内にはまた、相互に予め
定められた進路方向に沿って相互に間隔を空けて隣接し
て配置された複数のローラ、フィルムを支持し且つ走行
させるために上記進路方向に沿って相互に間隔を空けて
隣接して配置された複数の遊び走行及び支持のローラ、
並びにフィルムを引出す移動手段等がある。
【0004】ところでフィルムの欠陥、あるいはローラ
を通過する間におけるフィルム上の過度の張力によっ
て、フィルム自体がしばしば切断することがある。
を通過する間におけるフィルム上の過度の張力によっ
て、フィルム自体がしばしば切断することがある。
【0005】フィルムが切断した場合には、続く引出し
段階の間、フィルムの自由部分が動いて遊び車の支持及
び走行のためのローラあるいは他の吹きつけグループの
構成部品に接触しながら振動するため、これらがインク
で汚れてしまう。
段階の間、フィルムの自由部分が動いて遊び車の支持及
び走行のためのローラあるいは他の吹きつけグループの
構成部品に接触しながら振動するため、これらがインク
で汚れてしまう。
【0006】この結果、フィルムの乾燥作業を中断しな
ければならず、また上記の汚れた部品を掃除してフィル
ムの後続部分が汚れないようにしたり、フィルム自体の
再導入操作をする必要が生じる。
ければならず、また上記の汚れた部品を掃除してフィル
ムの後続部分が汚れないようにしたり、フィルム自体の
再導入操作をする必要が生じる。
【0007】このような掃除及び/またはフィルムの導
入操作を行うために、従来技術は、支持構造体を開口
し、送風グループ全体のガイドにより平行移動させた
り、あるいはグループ全体を上部に位置した水平な回転
軸の周りに回転させる方法を教示している。
入操作を行うために、従来技術は、支持構造体を開口
し、送風グループ全体のガイドにより平行移動させた
り、あるいはグループ全体を上部に位置した水平な回転
軸の周りに回転させる方法を教示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の機械においては、上記のようなスライド操作や回転
操作なしにはローラ、あるいは種々のインクで汚れた構
成部品への接近を獲得する可能性は存在しない。
術の機械においては、上記のようなスライド操作や回転
操作なしにはローラ、あるいは種々のインクで汚れた構
成部品への接近を獲得する可能性は存在しない。
【0009】よって当然のことながら、カラーフィルム
を作製する場合に使用されるような、送風グループを備
えた異なる印刷ユニットを配置する際には、送風グルー
プの移動ができるために有効な空間を確保する必要があ
る。
を作製する場合に使用されるような、送風グループを備
えた異なる印刷ユニットを配置する際には、送風グルー
プの移動ができるために有効な空間を確保する必要があ
る。
【0010】機械の大きさによる問題とは別に、支持構
造体と送風グループとはこれらを合せた重さが1.2キ
ンタル(約2,645lb)もあるために、上記したス
ライドないし回転工作が困難であるという問題もある。
造体と送風グループとはこれらを合せた重さが1.2キ
ンタル(約2,645lb)もあるために、上記したス
ライドないし回転工作が困難であるという問題もある。
【0011】本発明の主な目的は、輪転グラビア印刷機
内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置によって、上記
従来技術の問題を解決することにある。
内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置によって、上記
従来技術の問題を解決することにある。
【0012】本発明の他の目的は、実現が簡単で、機能
的に簡単であり、また適用に際して通常の機械と互換性
がある、印刷済フィルムの乾燥装置を提供することにあ
る。
的に簡単であり、また適用に際して通常の機械と互換性
がある、印刷済フィルムの乾燥装置を提供することにあ
る。
【0013】本発明の更に別の目的は、固定されてお
り、またフィルムを乾燥したり引出したりする構成部品
を掃除するための支持フレームや移動機構の存在が必要
でない装置を提供することにある。
り、またフィルムを乾燥したり引出したりする構成部品
を掃除するための支持フレームや移動機構の存在が必要
でない装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的、並びに以
下の記載から明らかな目的は、本発明の輪転グラビア印
刷機内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置によって達
成される。
下の記載から明らかな目的は、本発明の輪転グラビア印
刷機内で印刷されたフィルムの暖気乾燥装置によって達
成される。
【0015】即ち本発明の輪転グラビア印刷機内で印刷
されたフィルムの暖気乾燥装置は、乾燥すべきフィルム
に向かって暖気を供給する送風グループを収納する支持
構造体と、フィルムの導入を助力するために所定の進路
方向に沿って相互に離間して配置された複数のピニオン
と、フィルムを支持し且つ走行させるために所定の進路
方向に沿って相互に離間して配置された複数の遊び走行
(idler running)及び支持のためのローラとを有して
なり、前記送風グループが、暖気が導入される2つの側
直立体によって固定され且つ並べられ、また互いに適当
な手の幅(hand's width)で相互に離間した複数の送風
体内を空気は上から下方向に流れることを特徴とする。
されたフィルムの暖気乾燥装置は、乾燥すべきフィルム
に向かって暖気を供給する送風グループを収納する支持
構造体と、フィルムの導入を助力するために所定の進路
方向に沿って相互に離間して配置された複数のピニオン
と、フィルムを支持し且つ走行させるために所定の進路
方向に沿って相互に離間して配置された複数の遊び走行
(idler running)及び支持のためのローラとを有して
なり、前記送風グループが、暖気が導入される2つの側
直立体によって固定され且つ並べられ、また互いに適当
な手の幅(hand's width)で相互に離間した複数の送風
体内を空気は上から下方向に流れることを特徴とする。
【0016】また本発明によれば、前記側直立体が、暖
気が流れる断面四角形の箱体から構成されることを特徴
とする暖気乾燥装置が得られる。
気が流れる断面四角形の箱体から構成されることを特徴
とする暖気乾燥装置が得られる。
【0017】更に本発明によれば、前記2つの側直立体
が上部に設けられたマニホルドによって相互に連結され
ていることを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
が上部に設けられたマニホルドによって相互に連結され
ていることを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
【0018】また本発明によれば、前記送風体がそれぞ
れ、側直立体に回転自在に締め付けられたパイプにより
構成され、また暖気の出口となるスリットを有する突出
部を備えていることを特徴とする暖気乾燥装置が得られ
る。
れ、側直立体に回転自在に締め付けられたパイプにより
構成され、また暖気の出口となるスリットを有する突出
部を備えていることを特徴とする暖気乾燥装置が得られ
る。
【0019】更に本発明によれば、前記送風体がそれぞ
れ、フィルムを走行させるためのアイドラローラの対応
する場所に位置しており、また前記送風体は、前記スリ
ット付きの突出部を介して前記フィルム上に暖気を送る
ことを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
れ、フィルムを走行させるためのアイドラローラの対応
する場所に位置しており、また前記送風体は、前記スリ
ット付きの突出部を介して前記フィルム上に暖気を送る
ことを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
【0020】また本発明によれば、前記送風体のスリッ
ト付きの突出部が、前記突出部がアイドラローラに対応
し且つ暖気を放出する位置である動作位置から、前記突
出部が所定の角度で回転して使用者が送風体上のインク
を除去できる掃除位置に移動し得るように配置されてい
ることを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
ト付きの突出部が、前記突出部がアイドラローラに対応
し且つ暖気を放出する位置である動作位置から、前記突
出部が所定の角度で回転して使用者が送風体上のインク
を除去できる掃除位置に移動し得るように配置されてい
ることを特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
【0021】更に本発明によれば、突出部の前記回転の
角度が約120°であることを特徴とする暖気乾燥装置
が得られる。
角度が約120°であることを特徴とする暖気乾燥装置
が得られる。
【0022】また本発明によれば、前記突出部がつめに
よって前記動作位置に固着されていることを特徴とする
暖気乾燥装置が得られる。
よって前記動作位置に固着されていることを特徴とする
暖気乾燥装置が得られる。
【0023】更に本発明によれば、互いに平行に配置さ
れ且つ空隙が内部画定された一対のローラシャッターを
備えた送風体のグループの覆いを含んでなり前記ローラ
シャッターのそれぞれには、前記ローラシャッターを開
くために巻回される上部ローラが設けられていることを
特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
れ且つ空隙が内部画定された一対のローラシャッターを
備えた送風体のグループの覆いを含んでなり前記ローラ
シャッターのそれぞれには、前記ローラシャッターを開
くために巻回される上部ローラが設けられていることを
特徴とする暖気乾燥装置が得られる。
【0024】
【実施例】本発明の長所と特徴は、以下の詳細な説明か
ら明らかとなる。添付した図面に示したのは、本発明の
好適な実施例である。本発明は、この実施例に限定され
るものではない。
ら明らかとなる。添付した図面に示したのは、本発明の
好適な実施例である。本発明は、この実施例に限定され
るものではない。
【0025】以下に本発明の実施例を説明する。
【0026】図1に、本発明の輪転グラビア印刷機内で
印刷されたフィルムの暖気乾燥装置1を示した。この装
置は、所定の進路方向に沿って互いに離間して配置され
た複数のピニオン5、同様に所定の進路方向に沿って互
いに離間して配置され、フィルムを走行及び支持するた
めのアイドラローラ6を装備して構成される。特に、ピ
ニオン5は、フィルムを導入するために働くベルト5a
を備えており、またアイドラローラ6は、フィルム2を
支持し及びその走行を支持している。更に、アイドラロ
ーラ6は、支持構造体3によって支持されている。
印刷されたフィルムの暖気乾燥装置1を示した。この装
置は、所定の進路方向に沿って互いに離間して配置され
た複数のピニオン5、同様に所定の進路方向に沿って互
いに離間して配置され、フィルムを走行及び支持するた
めのアイドラローラ6を装備して構成される。特に、ピ
ニオン5は、フィルムを導入するために働くベルト5a
を備えており、またアイドラローラ6は、フィルム2を
支持し及びその走行を支持している。更に、アイドラロ
ーラ6は、支持構造体3によって支持されている。
【0027】ベルト5aは、フィルムの導入の間は、従
来公知の形式と実質的に同じである運転手段7によって
駆動されている。
来公知の形式と実質的に同じである運転手段7によって
駆動されている。
【0028】この実施例では、送風グループ4は、その
内部に暖気が導入される2つの側直立体8に固定され且
つ並べられており、空気は、相互に最適な手幅尺(han
d's breath)で離間された複数の送風体9の内部を上か
ら下に向かって流れている。
内部に暖気が導入される2つの側直立体8に固定され且
つ並べられており、空気は、相互に最適な手幅尺(han
d's breath)で離間された複数の送風体9の内部を上か
ら下に向かって流れている。
【0029】側直立体8は、送風体9に対して側面に配
置され、また上部に配置されたマニホルド10によって
互いに連結されており、これにより一方の側直立体8か
ら他方に空気を通過させることができる。2つの側直立
体8の一方は、暖気を供給する装置に連絡している。更
に、側直立体8はそれぞれ、その内部に空気が流入する
断面四角形ないし四角形状の箱体により構成される。
置され、また上部に配置されたマニホルド10によって
互いに連結されており、これにより一方の側直立体8か
ら他方に空気を通過させることができる。2つの側直立
体8の一方は、暖気を供給する装置に連絡している。更
に、側直立体8はそれぞれ、その内部に空気が流入する
断面四角形ないし四角形状の箱体により構成される。
【0030】この実施例では、送風体9はそれぞれ、側
直立体8に回転自在に締め付けられたパイプにより構成
されており、また暖気の出口となるスリットを有する突
出部11を備えている。
直立体8に回転自在に締め付けられたパイプにより構成
されており、また暖気の出口となるスリットを有する突
出部11を備えている。
【0031】更に、送風体9はそれぞれ、アイドラロー
ラ6に対応する場所に位置しており、またその突出部1
1ないしより正確には、アイドラローラ6に対向する突
出部11のスリットは、暖気が出たときにフィルム2が
張力を受けないでアイドラローラ6上に載っているよう
な方法で並べられている。
ラ6に対応する場所に位置しており、またその突出部1
1ないしより正確には、アイドラローラ6に対向する突
出部11のスリットは、暖気が出たときにフィルム2が
張力を受けないでアイドラローラ6上に載っているよう
な方法で並べられている。
【0032】この突出部11は、突出部11がアイドラ
ローラ6に対応し且つ暖気を放出する位置である動作位
置から、突出部11が所定の角度で回転して使用者が送
風体9自体の上に存在するインクを除去できるような掃
除位置に移動し得るように配置される。
ローラ6に対応し且つ暖気を放出する位置である動作位
置から、突出部11が所定の角度で回転して使用者が送
風体9自体の上に存在するインクを除去できるような掃
除位置に移動し得るように配置される。
【0033】送風体9のグループは、図1と図2に示さ
れた実施例では、折畳みドア13によって閉じられてい
る。
れた実施例では、折畳みドア13によって閉じられてい
る。
【0034】図4や図5に示したように、特別なローラ
シャッターを使用して送風体9のグループを閉じるよう
にするのが好都合である。符号20によってその全体を
示したローラシャッターは、互いに平行に配置され且つ
外のシャッター21を冷たく保持する上昇気流効果(up
draft effect)を作り出すための空隙23を内部画定す
る、一対のシャッター21と22を備えている。これら
のシャッター21,22はそれぞれ、開いたり閉じたり
する動作のために、ギア付きモータ24により駆動され
る図示しない上部ローラに巻回される。
シャッターを使用して送風体9のグループを閉じるよう
にするのが好都合である。符号20によってその全体を
示したローラシャッターは、互いに平行に配置され且つ
外のシャッター21を冷たく保持する上昇気流効果(up
draft effect)を作り出すための空隙23を内部画定す
る、一対のシャッター21と22を備えている。これら
のシャッター21,22はそれぞれ、開いたり閉じたり
する動作のために、ギア付きモータ24により駆動され
る図示しない上部ローラに巻回される。
【0035】上記したローラシャッター20の実施例
は、特に開いた位置において、限定された大きさである
という特長は別として、閉じた位置において熱的に隔離
された壁によって作業者が装置の熱せられた壁を触れる
危険性が限定されるという著しい特長がある。
は、特に開いた位置において、限定された大きさである
という特長は別として、閉じた位置において熱的に隔離
された壁によって作業者が装置の熱せられた壁を触れる
危険性が限定されるという著しい特長がある。
【0036】突出部11の回転角度は、図3(破線)か
ら判るように、約120°である。
ら判るように、約120°である。
【0037】突出部11の動作位置から掃除位置への通
過を許容するため、つめ(pawl)12が設けられてい
る。
過を許容するため、つめ(pawl)12が設けられてい
る。
【0038】つめ12は、突出部11を位置が変更され
るまでは動作位置に保持する。
るまでは動作位置に保持する。
【0039】以上、本発明の実施例の構成を説明した
が、以下に実施例の動作について説明する。
が、以下に実施例の動作について説明する。
【0040】乾燥すべきフィルムは、開口を介して装置
の内部に導入される。装置内部における所定の進路方向
に沿ってのフィルムの通過の間、フィルムは、スリット
を備えた突出部11を介して送風体9から送り出される
多量の暖気に衝突する。進路方向の最後に、乾燥したフ
ィルムが出口の開口から出てくる。
の内部に導入される。装置内部における所定の進路方向
に沿ってのフィルムの通過の間、フィルムは、スリット
を備えた突出部11を介して送風体9から送り出される
多量の暖気に衝突する。進路方向の最後に、乾燥したフ
ィルムが出口の開口から出てくる。
【0041】フィルムが破損し装置の種々の構成部品、
即ちアイドラローラ6、送風体9及び特に突出部11等
がインキで汚れた場合には、フィルムの通過を止めてこ
れらの構成部品を掃除する。この操作は、折畳みドア1
3あるいはシャッター形式の扉であるローラシャッター
20を開けて、送風体9の間の空間に手を入れ、布でイ
ンクを拭取るという簡単な作業によって行うことができ
る。
即ちアイドラローラ6、送風体9及び特に突出部11等
がインキで汚れた場合には、フィルムの通過を止めてこ
れらの構成部品を掃除する。この操作は、折畳みドア1
3あるいはシャッター形式の扉であるローラシャッター
20を開けて、送風体9の間の空間に手を入れ、布でイ
ンクを拭取るという簡単な作業によって行うことができ
る。
【0042】スリット付きの突出部11を簡単に掃除す
るためには、つめ12をその固定された位置から外すだ
けで良い。こうすれば、スリット付きの突出部11は自
由となり、突出部11を掃除位置まで回転でき、この位
置でインクを楽に除去することができる。この作業が終
了したなら、スリット付きの突出部11を動作位置まで
戻し、そのスリットをアイドラローラ6に対応させれ
ば、つめ12は自動的にそれ自身で調整し直される。
るためには、つめ12をその固定された位置から外すだ
けで良い。こうすれば、スリット付きの突出部11は自
由となり、突出部11を掃除位置まで回転でき、この位
置でインクを楽に除去することができる。この作業が終
了したなら、スリット付きの突出部11を動作位置まで
戻し、そのスリットをアイドラローラ6に対応させれ
ば、つめ12は自動的にそれ自身で調整し直される。
【0043】以上のようにして本発明は上記した目的を
達成できる。
達成できる。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、固定された構造とすること
で、装置の大きさを著しく削減できる。また送風グルー
プ4(送風体9のグループ)をスライドさせたり、ある
いは回転させる必要がないため、1つの印刷部と次の印
刷部との間におけるその設置の省スペース化が図れる。
このようにして、幾つもの送風グループを機能的で効率
的に配置することができる。また従来のようなスライド
ないし回転手段あるいは特別な支持機構が不要となる。
で、装置の大きさを著しく削減できる。また送風グルー
プ4(送風体9のグループ)をスライドさせたり、ある
いは回転させる必要がないため、1つの印刷部と次の印
刷部との間におけるその設置の省スペース化が図れる。
このようにして、幾つもの送風グループを機能的で効率
的に配置することができる。また従来のようなスライド
ないし回転手段あるいは特別な支持機構が不要となる。
【0045】更に、従来の装置に比べて安価で、より機
能的であり、また設備が簡単である。
能的であり、また設備が簡単である。
【0046】また、送風体の間に手が通るための空間を
設けるとともにスリット付きの突出部11を回転可能と
したため、送風体に容易に到達できて、種々の構成部品
の掃除作業が簡素化される。
設けるとともにスリット付きの突出部11を回転可能と
したため、送風体に容易に到達できて、種々の構成部品
の掃除作業が簡素化される。
【図1】本発明の実施例の輪転グラビア印刷機内で印刷
されたフィルムを暖気乾燥するための装置の断面図であ
る。
されたフィルムを暖気乾燥するための装置の断面図であ
る。
【図2】図1におけるI−I線に沿った装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】図2におけるII−II線に沿った装置の断面
図である。
図である。
【図4】本発明の他の実施例の輪転グラビア印刷機内で
印刷されたフィルムを暖気乾燥するための装置の斜視図
である。
印刷されたフィルムを暖気乾燥するための装置の斜視図
である。
【図5】図4の実施例の装置の要部の説明図である。
1…暖気乾燥装置 2…フィルム 3…支持構造体 4…送風グループ 5…ピニオン 5a…ベルト 6…アイドラローラ 7…運転手段 8…側直立体 9…送風体 10…マニホルド 11…突出部 12…つめ 13…折畳みドア 20…ローラシャッター 21…シャッター 22…シャッター 23…空隙 24…ギア付きモータ
Claims (9)
- 【請求項1】 乾燥すべきフィルムに向かって暖気を供
給する送風グループ(4)を収納する支持構造体(3)
と、 フィルム(2)の導入を助力するため所定の進路方向に
沿って相互に離間して配置された複数のピニオン(5)
と、 フィルム(2)を支持し且つ走行させるために所定の進
路方向に沿って相互に離間して配置された複数の遊び走
行及び支持のためのローラ(6)とを有してなり、 前記送風グループ(4)が、暖気が導入される2つの側
直立体(8)によって固定され並べられ、また互いに適
当な手の幅で相互に離間した複数の送風体(9)内を空
気が上から下方向に流れる、 ことを特徴とする輪転グラビア印刷機内で印刷されたフ
ィルムの暖気乾燥装置。 - 【請求項2】 前記側直立体(8)が、暖気が流れる断
面四角形の箱体から構成される、ことを特徴とする請求
項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記2つの側直立体(8)が上部に設け
られたマニホルド(10)によって相互に連結されてい
る、ことを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 前記送風体(9)がそれぞれ、側直立体
(8)に回転自在に締め付けられたパイプにより構成さ
れ、また暖気の出口となるスリットを有する突出部(1
1)を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の装
置。 - 【請求項5】 前記送風体(9)がそれぞれ、フィルム
(2)を走行させるためのアイドラローラ(6)の対応
する場所に位置しており、また前記送風体(9)は前記
スリット付きの突出部(11)を介して前記フィルム
(2)上に暖気を送る、ことを特徴とする請求項1記載
の装置。 - 【請求項6】 前記送風体(9)のスリット付きの突出
部(11)が、前記突出部(11)がアイドラローラ
(6)に対応し且つ暖気を放出する位置である動作位置
から、前記突出部(11)が所定の角度で回転して使用
者が送風体(9)上のインクを除去できる掃除位置に移
動し得るように配置されている、ことを特徴とする請求
項1記載の装置。 - 【請求項7】 突出部(11)の前記回転の角度が約1
20°である、ことを特徴とする請求項6記載の装置。 - 【請求項8】 前記突出部(11)がつめ(12)によ
って前記動作位置に固着されている、ことを特徴とする
請求項6記載の装置。 - 【請求項9】 互いに平行に配置され且つ空隙(23)
が内部画定された一対のローラシャッター(21,2
2)を備えた送風体(9)のグループの覆い(20)を
含んでなり、 前記ローラシャッターのそれぞれには、前記ローラシャ
ッターを開くために巻回される上部ローラが設けられて
いる、 ことを特徴とする請求項1記載の装置。
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