JPH05228135A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH05228135A
JPH05228135A JP4075131A JP7513192A JPH05228135A JP H05228135 A JPH05228135 A JP H05228135A JP 4075131 A JP4075131 A JP 4075131A JP 7513192 A JP7513192 A JP 7513192A JP H05228135 A JPH05228135 A JP H05228135A
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JP
Japan
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ray
rays
subject
projection data
transmission hole
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Application number
JP4075131A
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English (en)
Inventor
Masahiro Saito
正弘 斎藤
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速にX線を発生する装置を用いて複数部位
の断層像を連続撮影する場合の画質向上を図る。 【構成】X線発生用の熱電子を放出するフィラメント9
を回転体6に取り付け、これを磁気浮上支持する。ステ
ータ14で回転体6を高速回転させてターゲット7からX
線を発生させる。X線の照射野を調整して被検体Mに導
くX線コリメータ15のX線透過孔16を螺旋状に形成し、
被検体Mの水平移動に追随させる。X線透過孔16を通過
した1回転分のX線は常に被検体Mの横断面の中心部位
を透過し、その周囲部分において若干左右にずれる程度
となる。よって、補間演算により生成される横断面の投
影データの精度は増し、画質の向上につながる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検体の周囲からX
線を曝射することで被検体の断層像を撮影するX線CT
装置に係り、特には、高速で複数部位の断層像を撮影す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のX線CT装置は、被検体に向けて
X線を曝射するX線管と被検体を透過したX線を検出す
るX線検出器とを対向させた状態で機械的に回転させ
て、スライス面の全周方向からの投影データを収集し、
逆投影法などの画像再構成演算を行って断層像を得てい
る。
【0003】複数部位の断層像を得る場合には、第1の
スライス面の延長面内においてX線管とX線検出器とを
回転させて全周方向からの投影データを収集したのち、
X線管,X線検出器の回転およびX線曝射を一旦停止さ
せ、第2のスライス面の延長面内にX線管が位置するよ
うに被検体を水平移動させてから前記の回転およびX線
曝射を行う。したがって、被検体の拘束時間が長くな
り、故にX線CT装置の稼動効率が悪くなるという問題
が生じている。
【0004】そこで、螺旋状スキャンあるいはヘリカル
スキャンと呼ばれる撮影方式が提案され、一部の医療機
関で実施されている。被検体を水平移動させながら、X
線管およびX線検出器を連続的に回転させて投影データ
を収集する方式である。X線管とX線検出器は固定され
た平面内を回転し続け、その平面内を横切るように被検
体が移動するのであるから、図7に示すように、被検体
Mを静止させた状態として見た場合、1スキャン(1回
転走査)におけるX線管(図示せず)の位置は、P1
らP2 を通ってP3 へと被検体Mの周りを螺旋状に移動
する。
【0005】したがって、この1スキャンで収集された
投影データは、被検体Mの垂直な横断層面Aを中心とし
た左右対称の斜め方向からの投影データである。この左
右対称の投影データのうち、互いに対応する位置にある
データの平均データを算出する、いわゆる補間法と呼ば
れる算術演算によって横断層面Aの投影データを生成
し、画像再構成を行う。これを各スキャン毎に行えば、
複数の横断層面の断層像が得られる。
【0006】1スキャン中における被検体Mの移動距離
(図7のΔm)がかなり短い場合や、そのΔmでの被検
体内のX線吸収係数が殆ど変化しない場合では、補間法
によって生成された投影データと、真の投影データ(通
常のCTスキャンで得られる横断層面Aの投影データ)
との差異はあまり生じず、生成された投影データの信頼
性もそれなりに高くなるが、その逆の場合、すなわち、
Δmが長い場合や、そのΔmでの被検体内のX線吸収係
数に著しい変化がある場合では、生成された投影データ
と真の投影データとの差が顕著に現れ、生成された投影
データの精度は大幅に低くなり、再構成された断層像の
画質低下をもたらす。
【0007】本出願人は、このような実情を鑑み、特願
平2−167319号の「X線CT装置」を提案した。このX
線CT装置は、X線照射野を調整するX線用絞り(X線
コリメータ)を被検体の体軸方向に移動可能に取り付
け、ヘリカルスキャンにおける被検体の水平移動に同期
してX線コリメータを同方向に移動させるものである。
以下、図8を参照して説明する。図8中、符号40はX線
管、C1,C2,C3 は1スキャンにおけるX線コリメータ
の位置を示し、この符号に対応して描いている四角形が
X線コリメータのX線透過孔を示している。また、Δx
はX線コリメータの移動距離,Δmは1スキャンにおけ
る被検体Mの移動距離,Pは被検体Mの横断面の中心を
示す。
【0008】被検体Mが図面の左側から右側に向かって
Δmだけ移動する間に、X線コリメータがC1 からC2
を経てC3 の位置に移動すると、X線コリメータのX線
照射孔を通って被検体Mに向かうX線ビームBは被検体
Mの横断面の中心Pを追随するように走査される。した
がって、図9からも明らかなように、1スキャンで収集
される投影データは、被検体Mの横断面の中心Pにおい
て完全に一致し、体表面に向かって徐々に左右にずれた
部位からのデータとなる。特に、臓器が存在している中
心付近のずれ量は僅かであり、補間演算による横断面の
投影データ算出精度の低下が抑えられ、再構成された断
層像の画質は向上する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
被検体の複数部位の断層撮影を高速に行うものとしてヘ
リカルスキャンを取り上げた。この一方において、現在
では断層撮影を高速化するX線CT装置の開発が進めら
れている。例えば、特公昭59−23206 号公報に記載され
ているように、中心に被検体挿入用の凹部を備えた中空
の真空容器の内部にリング状のターゲットを配備し、真
空容器の内奥中心部に備えた電子銃からの電子線を偏向
コイル、偏向板でターゲットの全周に照射し、ターゲッ
トの全周方向から発生したX線で被検体の断層撮影を行
うものがある。
【0010】また、円筒状の真空容器内において、電子
線放出用のフィラメントを取り付けたリング状の回転体
を磁気浮上支持してステータ等により高速回転させ、回
転体の対向位置に配備したリング状のターゲットの全周
からX線を発生させる回転陰極X線管もある。いずれに
せよ、従来のようにX線管を機械的に振り回すのではな
く、X線発生用の電子線を回転走査させることで断層撮
影の高速化を図る。
【0011】これらのようなX線装置を用いて上述のヘ
リカルスキャンを行えば、さらに、高速に複数部位の断
層撮影が行える。しかし、その前に解決しなければなら
ない課題としてヘリカルスキャンによる画質低下の抑制
がある。従来のX線CT装置ならば、図示説明したよう
にX線コリメータを移動してX線ビームを走査すること
により画質低下を抑制できるが、上記のように高速にX
線を発生する装置に、その方式を採用するのは無理があ
る。
【0012】例えば、回転陰極X線管において、1スキ
ャンに要する時間(回転体が1回転する時間)はおよそ
0.1 秒程度であり、その間に機械的にX線コリメータを
移動制御できるとは考え難いからである。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、高速にX線を曝射する装置を用いて
複数部位の断層撮影を行う場合の画質向上を図るX線C
T装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために次のような構成をとる。すなわち、この
発明は、被検体を体軸方向に連続的に移動させる手段
と、X線発生用の電子線を被検体の周囲で回転走査させ
る手段と、前記回転走査された電子線を受け止めてX線
を発生する手段と、前記発生したX線の照射野を調整し
て被検体に導くX線透過孔を有するX線コリメータとを
備えたX線CT装置において、前記発生したX線が被検
体の体軸方向への移動に追随するように前記X線透過孔
を螺旋状に形成してあることを特徴とする。
【0015】
【作用】この発明の構成による作用は次のとおりであ
る。被検体を体軸方向に連続的に移動させながら、電子
線を被検体の周囲で回転走査させてX線を発生させる。
発生したX線はX線コリメータのX線透過孔を通って被
検体に導かれる。このとき、被検体の移動に追随するよ
うにX線透過孔を螺旋状に形成してあるから、発生した
X線は被検体の同一部位を透過する。従来のようにメカ
ニカルな要素を用いてX線を走査し被検体の移動に追随
させるのではないので、高速にX線を曝射する装置を用
いて複数部位の断層像を高精度に得られる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1に、高速にX線を発生する装置として回
転陰極X線管を用いたX線CT装置の縦断面図を示す。
図中、符号1は被検体挿通孔2が前後に形成されたガン
トリである。ガントリ1の内部にはリング状の回転陰極
X線管3とリング状のX線検出器4とが被検体Mの体軸
Xの方向に並列して収納されている。
【0017】回転陰極X線管3は、ステンレス製の真空
容器5の内部にリング状の回転体6とリング状のターゲ
ット7とを配備して構成されている。回転体6は真空容
器5の外周部に取り付けられた複数個の電磁石8で磁気
浮上支持され、ステータ14で形成された回転磁界により
約10Hz で回転するようになっている。
【0018】ターゲット7は回転体6の対向位置におい
て真空容器5の内壁部に設置固定され、ターゲット7と
対向する回転体6の面上には熱電子放出用のフィラメン
ト9が取り付けられている。フィラメント9のリード線
は回転体6の内周面に配されたリング状のスリップリン
グ10に接続されており、このスリップリング10に摺動し
て接触する給電ブラシ11が真空容器5の内周面に取り付
けられている。給電ブラシ11は真空容器5外に設置され
た交流電源12と直流電源13とに接続されている。
【0019】交流電源12でフィラメント9を加熱してお
き、直流電源13によりターゲット7と回転体6との間に
直流高電圧を印加すると、フィラメント9からターゲッ
ト7に向けて熱電子線が放出される。回転体6を高速回
転させつつ、熱電子線を放出させると、熱電子線はリン
グ状のターゲット7の上を走査する。その結果、ターゲ
ット7の熱電子衝突点(これをX線発生源と呼ぶ)から
発生したX線ビームは、ガントリ1の内周壁面に設置さ
れている円筒形のX線コリメータ15の円周面上を回転走
査する。
【0020】X線コリメータ15自体はX線遮蔽材料であ
る鉛等で形成されており、その周面にはX線ビームを通
過させる螺旋状のX線透過孔16が設けられている。X線
透過孔16の幅は体軸Xの方向のX線照射野を規定するも
のであり、スライス厚さの調整に用いられる。その一方
において、体軸Xと直交する水平方向のX線照射野を規
定してX線ビームの広がり角を調整するX線コリメータ
も設置されている。本発明では特に重要ではないため図
示を省略しているが、このX線コリメータは回転体6に
同期して回転させる必要があり、例えばターゲットのX
線発生源の近傍において回転体6に一体的に付設され
る。
【0021】したがって、ターゲット7から発生したX
線は、まず、広がり角の調整を受けて被検体Mの周囲を
回転しながらX線透過孔16を通過し、ここでスライス厚
さ方向の調整を受け、螺旋状のX線ビームとなって被検
体Mを斜めに横切りX線検出器4に入射する。このよう
なX線ビームの照射中に、電動モータ17を駆動してベッ
ド18とともに被検体Mを体軸Xの方向に連続的に移動さ
せ、複数部位の断層像を構成するための投影データを収
集する。
【0022】投影データの収集について、図2および、
円筒形のX線コリメータ15を平面図に展開した図3を参
照して説明する。図2中、符号P1,P2,P3 はそれぞれ
回転体6の回転角度が0度(θ0 )、180 度
(θ180 )、360 度(θ360 )においてターゲット7上
に形成されるX線発生源の位置を示す。X線発生源が、
1 からP2 を経てP3 に至る時間、つまり回転体6が
1回転する間に、所要の出力で電動モータ17を駆動して
ベッド18を体軸Xの方向に移動させた結果、被検体Mが
距離Lだけ進むとする。
【0023】まず、X線コリメータ15のX線透過孔16の
形状を以下のようにして設定しておく。例えば、P1
位置から発生したX線ビームB1 が、被検体M内のQ1
の位置(横断面の中心位置)で体軸Xと交わってX線検
出器4に入射するように、X線透過孔16の位置R1 を定
める。また、Q1 の位置から体軸Xの方向に距離L/2
だけ進めた位置Q2 でP2 の位置から発生したX線ビー
ムB2 が体軸Xと交わるようにX線透過孔16の位置R2
を定め、Q1 の位置から体軸Xの方向に距離Lだけ進め
た位置Q3 でP3 の位置から発生したX線ビームB3
体軸Xと交わるようにX線透過孔16の位置R3 を定め
る。そして、定めた位置R1,2,3 をつないでX線透
過孔16の形状を設定する。説明を簡略するため、0度,
180 度,360度での位置設定を行うようにしたが、微小角
度毎に上記のような位置設定を行えば形状の正確さが増
す。
【0024】次に、設定したX線コリメータ15をガント
リ1に装着し、上記のようにX線を発生させながら電動
モータ17を駆動して被検体Mを体軸Xの方向に水平移動
させ、投影データの収集を行う。回転体6の回転角度θ
0 においてターゲット7のP1 の位置から発生したX線
ビームB1 は広がり角を調整されてX線コリメータ15の
面上に照射される。この様子を図3に示す。図中、ハッ
チングの部分がX線コリメータ15上のX線照射範囲を示
している。符号YはX線ビームの広がり方向である。広
がり角の調整によってΔYの範囲に絞り込まれたことを
示している。
【0025】X線ビームB1 はX線透過孔16のR1 の位
置を通過するときに、体軸Xの方向に沿ったΔXの範囲
に絞り込まれて被検体Mに向かい、θ0 の方向からQ1
の位置を透過した投影データが得られる。回転体6が半
回転して回転角度θ180 の位置に到達すると、被検体M
はL/2だけ体軸Xの方向に移動し、位置Q1 とQ2
が重なる。回転角度θ180 においてターゲット7のP2
の位置から発生したX線ビームB2 はX線透過孔16のR
2を通過する時にΔXの範囲に絞り込まれて被検体Mに
向かい、θ180 の方向からQ1 の位置を透過した投影デ
ータが得られる。
【0026】さらに、回転体6が半回転して回転角度θ
360 の位置に到達すると、被検体MはL/2だけ体軸X
の方向に移動して、合計の移動距離はLとなり、位置Q
1 とQ3 とが重なる。回転角度θ360 においてターゲッ
ト7のP3 の位置から発生したX線ビームB3 はX線透
過孔16のR3 を通過する時にΔXの範囲に絞り込まれて
被検体Mに向かい、θ360 の方向からQ1 の位置を透過
した投影データが得られる。この間、X線コリメータ15
は回転体6が1回転する間に同方向にΔY°回転し図3
において、θ0 とθ360 のデータが過不足なく収集でき
るようになっている。
【0027】すなわち、図4に示すように、被検体Mの
仮想断層面Aの中心部位Oを透過し、その周囲部分にお
いて中心部位Oから若干ずれた部位を透過した全周方向
の投影データが1スキャンで得られる。これを連続的に
繰り返せば、図4のような形態で得られる投影データが
複数の部位について収集される。
【0028】図5に示すように、X線検出器4からの検
出信号はデータ収集部20に送られてA/D変換され、各
スキャン毎の投影データとして画像処理装置21内の第1
のメモリ22に格納される。補間処理部23は、第1のメモ
リ22から投影データを1スキャン毎に読み出して補間演
算を行い、図4に示したような仮想断層面Aの投影デー
タを生成して、その結果を第2のメモリ24に格納する。
【0029】補間演算に用いる投影データは仮想断層面
Aの中心部位Oで完全に一致し、体表面に向かって徐々
に左右にずれた部位からのデータであるから、補間演算
によって生成される仮想断層面Aの投影データの精度
は、一般のヘリカルスキャンのそれと比較して高い。特
に、読影対象の臓器が存在している被検体Mの体軸中心
付近においては投影データのずれ量は極めて僅かであ
り、高精度な投影データの生成が期待できる。画像再構
成部25は第2のメモリ24に格納されている投影データを
各スキャン毎に読み出し、逆投影法などの再構成演算を
用いて断層像を構成して、外部の磁気ディスク26にスト
アするとともにD/A変換器27を介してモニタディスプ
レイ28に表示する。
【0030】以上のように、機械的な要素を用いてX線
ビームを被検体の移動に追随させるのではなく、X線ビ
ームが被検体Mの移動に追随するようにX線透過孔16の
形状を設定してあるから、回転陰極X線管3のように高
速でX線を発生する装置を用いての連続撮影が精度よく
行われる。
【0031】また、被検体Mの移動速度に応じて、X線
透過孔16の体軸Xの方向の変位量を変えた複数個のX線
コリメータ15を用意しておけば、複数の撮影条件に対応
できるし、X線透過孔16の幅の異なる複数個のX線コリ
メータ15を用意することでスライス厚さの切り換えも行
える。
【0032】なお、上記の実施例では、高速にX線を発
生する装置として回転陰極X線管を例に挙げたが、例え
ば図6に示すように、電磁偏向装置30,31 を用いて電子
銃32から発生した電子線を回転走査させる装置にも本案
のX線コリメータ15を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明のX線CT装置は、被検体の周囲で回転走査されたX
線の照射野を設定して被検体に導くX線透過孔を、被検
体の移動に追随するように螺旋状に形成してあるから、
発生したX線は被検体の同一部位を透過する。したがっ
て、高速にX線を曝射する装置を用いて複数部位の断層
像を連続的に撮影する場合の画質向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るX線CT装置の縦断
面図である。
【図2】実施例のX線CT装置による投影データの収集
を説明する図である。
【図3】同様に、X線CT装置による投影データの収集
を説明する図である。
【図4】X線CT装置の作用効果を説明する図である。
【図5】収集された投影データから画像を構成する画像
処理装置のブロック図である。
【図6】その他のX線CT装置の縦断面図である。
【図7】一般的なヘリカルスキャンを説明する図であ
る。
【図8】従来のX線CT装置を説明する図である。
【図9】従来のX線CT装置による投影データの収集を
説明する図である。
【符号の説明】
3・・・回転陰極X線管 6・・・回転体 7・・・ターゲット 15・・・X線コリメータ 16・・・X線透過孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を体軸方向に連続的に移動させる
    手段と、X線発生用の電子線を被検体の周囲で回転走査
    させる手段と、前記回転走査された電子線を受け止めて
    X線を発生する手段と、前記発生したX線の照射野を調
    整して被検体に導くX線透過孔を有するX線コリメータ
    とを備えたX線CT装置において、前記発生したX線が
    被検体の体軸方向への移動に追随するように前記X線透
    過孔を螺旋状に形成してあることを特徴とするX線CT
    装置。
JP4075131A 1992-02-25 1992-02-25 X線ct装置 Pending JPH05228135A (ja)

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