JPH05227889A - トレハルロースを含有する菓子類 - Google Patents

トレハルロースを含有する菓子類

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JPH05227889A JP3188236A JP18823691A JPH05227889A JP H05227889 A JPH05227889 A JP H05227889A JP 3188236 A JP3188236 A JP 3188236A JP 18823691 A JP18823691 A JP 18823691A JP H05227889 A JPH05227889 A JP H05227889A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレハルロースを多量含有した低う蝕誘発性
菓子類を提供する。 【構成】 蔗糖からトレハルロースおよびパラチノース
を生産するに際し、トレハルロース含有量のきわめて高
いものが得られる方法が分かったので、トレハルロース
含有量が固形分に対して70〜90重量%の液状トレハ
ルロースを原料とし、菓子に含まれる全糖分中のトレハ
ルロース含有量が70重量%以上とした低う蝕誘発性菓
子類。 【効果】 トレハルロース含有量の多い液状トレハルロ
ースを蔗糖から直接製造するので、菓子にトレハルロー
スを多量含有させることができ、低う蝕誘発性に加え
て、まろやかでさっぱりした甘味、酸に対する安定性、
難結晶性などの特徴を活かした菓子類が得られ、菓子類
に含まれる他の成分の味や香りを引き立たせると共に、
色や艶が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレハルロース含有量
が固形分に対して70〜90重量%の液状トレハルロー
スを用い、菓子に含まれる全糖分中のトレハルロース含
有量を70重量%以上にして、低う蝕誘発性にした菓子
類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トレハルロースはパラチノースと同様、
天然には蜂蜜中に存在しており、従来から食用に供せら
れている。しかし、近年の研究でトレハルロースやパラ
チノースが低う蝕誘発性であることが分かり、酵素を利
用して蔗糖からトレハルロースを製造する方法が研究さ
れるようになった(ドイツ特許3241788.8、特
開昭59−140894、特開昭61−17799
5)。
【0003】しかし、これらの方法で生じた酵素反応物
は、いずれもパラチノースが主成分であり、トレハルロ
ースの含有量は比較的低い。そこで、主成分としてトレ
ハルロースを含む糖液を得る手段として、パラチノース
は溶解度が低く結晶しやすい性質を有するが、トレハル
ロースは溶解度が高く結晶しにくい性質を有することを
利用して、酵素による蔗糖からの反応液からパラチノー
スの結晶を取得し、これを系外に除くことで効果的にト
レハルロースの含有量を高める方法がとられてきた。し
かし、この方法は、本来パラチノースの結晶を取得する
ことを目的として、通常二ないし三段の真空結晶法が用
いられるが、経済的見地からパラチノースの構成比は2
0%程度が限界である。したがって、トレハルロースと
しては45%程度が最大である。
【0004】このトレハルロースを主成分とするパラチ
ノース蜜は、トレハルロースが難結晶性であるために溶
解性が高く、甘味料を多く含有するジャム、あん、ゼリ
ー類、羊羹、アイスクリーム等に好適に利用される。し
かも、トレハルロースはパラチノースと同様、非う蝕誘
発性を有することから、パラチノース蜜そのものが非う
蝕誘発性を有し、菓子類の甘味素材として期待されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような真空結晶
法によってパラチノースの結晶を取得した後のトレハル
ロースを主成分とするパラチノース蜜では、まだ、菓子
にトレハルロースを多量に含有させる甘味料としては不
適当である。このパラチノース蜜からクロマト分離によ
りトレハルロースを分離して使用すれば、菓子にトレハ
ルロースを多量に含有させることができるが、これは経
済的に実用性がない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、トレハル
ロースを高濃度に含有する液状トレハルロースを用いた
菓子類について研究を進める過程において、微生物の生
産する酵素を利用し、蔗糖からトレハルロースおよびパ
ラチノースを生産するに際し、トレハルロース含有量の
きわめて高いものが得られる方法について、すでに発明
した(特願平2−294884)。この方法によれば、
トレハルロース含有量が固形分に対して70〜90重量
%である液状トレハルロースが得られるので、これを用
いれば、トレハルロースを菓子に多量含有させることが
でき、トレハルロースの有する低う蝕誘発性に加えて、
まろやかでさっぱりした甘味、酸に対する安定性、難結
晶性などの特徴を活かした菓子類が得られるばかりでな
く、意外なことに、菓子類に含まれる他の成分、例え
ば、フルーツゼリーの場合におけるフルーツ、いちごジ
ャムの場合におけるイチゴの味や香りを好適に引きたた
せること、さらに、最終製品の色や艶が他の糖に見られ
ないほど良好で綺麗なことが分かり、本発明を完成する
に至った。
【0007】すなわち、本発明は、1−O−α−D−グ
ルコピラノシル−D−フルクトース(トレハルロース)
含有量が固形分に対して70〜90重量%である液状ト
レハルロースを原料とし、菓子に含まれる全糖分中のト
レハルロース含有量が70重量%以上であることを特徴
とする低う蝕誘発性菓子類である。
【0008】トレハルロース含有量が固形分に対して7
0〜90重量%の液状トレハルロースを得るには、従来
の蔗糖から酵素によりパラチノースおよびトレハルロー
スの製造法において、酵素として、シュードモナス属に
属する微生物、例えば、シュードモナス属メソアシドフ
ィラ( Pseudomonas mesoacidophila )MX−45(微
工研菌寄第11808)の生産する酵素を用いる。この
酵素を用いると、蔗糖から単糖のグルコース、フルクト
ースをほとんど生成せず、トレハルロースを主成分と
し、パラチノースを副産物として生成し、従来とは全く
異なった糖組成の液状トレハルロースが得られる。シュ
ードモナス属に属し、上記のような液状トレハルロース
を生産する能力を有するものであれば、いかなる微生物
でもよい。上記シュードモナス属メソアシドフィラMX
−45は、タイ国ウドン県の土壌より採取したものであ
るが、その菌学的性状は次のとおりである。
【0009】(a)形 態 肉汁寒天斜面培地上で28℃、3日間培養後、位相差顕
微鏡による観察および鞭毛染色を行った結果、MX−4
5は単鞭毛を有する1.0×1.6〜2.6μmのグラ
ム陰性桿菌で、多形成を示さず、運動性があり、極鞭毛
を有し、胞子を形成しない。
【0010】(b)各種培地上での成育状態 1. 肉汁寒天平板培養:28℃で3日間培養で直径2な
いし3mmの円形、隆起伏、全縁の集落を形成する。表面
は平滑、不透明、灰白色を呈する。 2. 肉汁液体培養:28℃で3日間培養で混濁状に成育
し、菌体の一部が沈殿し、表面に薄い菌膜を形成する。 3. キングA,キングB培地における20℃で30日間
培養で、蛍光色素、ピオシアニン、カロチノイドなどの
色素生産は認められない。
【0011】(c)生理的性質 1. OFテスト : 酸化的 2. 色素生産性 蛍光色素 : なし ピオシアニン: なし カロチノイド: なし 3. 生育温度限界 : 10〜38℃ 4. チトクロームオキシダーゼ反応 : 陽性 5. 硝酸塩の還元能 : 陽性 6. 脱炭酸反応 アルギニン : 陽性 リジン : 陰性 オルニチン : 陰性 7. 脱窒反応 : 陰性 8. ゼラチンの分解性(GEL) : 陽性 9. 澱粉の分解性 : 陰性 10. Tween 80の分解性 : 陰性 11. 炭水化物の利用(+:生育、−:生育なし) D−グルコース + D−フラクトース + D−ガラクトース + L−アラビノース + D−キシロース + D−マンノース + マルトース + トレハロース + スクロース + ラフィノース + D−ソルビトール + D−マンニトール + ラクトース − 12. エスクリンの加水分解性 : 陽性 13. MRテスト : 陰性 14. VPテスト : 陰性 15. インドールの生成 : 陰性 16. クエン酸資化性 : 陽性 17. ウレアーゼ活性 : 陽性 18. カタラーゼテスト : 陽性 19. 硫化水素の生成 : 陰性 20. 酸素の要求性 : 好気的
【0012】上記シュードモナス属メソアシドフィラM
X−45を使用して液状トレハルロースを製造する方法
について説明する。本菌の生産する、蔗糖をトレハルロ
ースおよびパラチノースに変換する酵素は、糖転移酵素
の一種と考えられ、培地中に蔗糖、フルクトース、パラ
チノースが存在することにより、誘導的に生産され菌体
付随的に存在する。したがって、工業的には酵素生産培
地で菌体を培養後、菌体をそのまま固定化した固定化酵
素を製造し、バイオリアクターに充填し、これに蔗糖溶
液を連続的に通液して反応させることにより、トレハル
ロースおよびパラチノースを生成させ、反応液を脱塩・
精製、濃縮して目的生産物を得る。
【0013】シュードモナス属細菌は一般にその性状が
変化しやすく、自然にも、人為的にも容易に変異が起こ
るが、シュードモナス属細菌に由来するいかなる変異株
であっても、パラチノースを主成分として生産する能力
を有するものであれば使用することができる。
【0014】培養は通常、液体培地を用いて好気的に行
う。酵素生産用の培地組成は、炭素源として例えば、蔗
糖、洗糖蜜、廃糖蜜、グルコース、フルクトース、マル
トース、グリセロール、有機酸類が適宜使用されうる
が、蔗糖、洗糖蜜、廃糖蜜が好適に使用でき、培地中の
量的割合としては1〜15%(w/v)、特に好ましく
は5〜13%(w/v)の範囲で添加使用する。窒素源
としては、微生物が使用しうる酵母エキス、肉エキス、
ペプトン、麦芽エキス、コーンスチープリカー、尿素、
硫酸アンモニュウム、硝酸アンモニュウム、塩化アンモ
ニュウム、リン酸アンモニュウムなどの有機および無機
窒素化合物が使用できるが、酵母エキス、コーンスチー
プリカーなどが特に好ましい。無機塩類としては、リン
酸、マグネシウム、カルシュウム、カリウム、鉄などの
通常、細菌の培養に必要な塩類が単独または適宜組み合
わせ使用される。さらに必要により、他の有機物、無機
物が培地に添加される。
【0015】培養温度は菌体が成育する10〜38℃で
行われるが、好ましくは約25〜35℃の範囲である。
また、培地pHは5.0〜7.0、好ましくはpH6.
0〜7.0の範囲で調整される。通常の培養槽を用いる
培養においては、1/10〜1vvm 程度の通気と、10
0〜600rpm 程度の攪拌を行う。培養時間は16〜8
0時間程度である。培養終了後、培養液を冷却し、遠心
分離により沈殿部分を回収する。固定化酵素とする場合
は、種々の方法が適用できるが、一例として、これをア
ルギン酸ナトリュウムと混合して、塩化カルシウム溶液
内に滴下して粒状にゲル化させる。この粒状化酵素をさ
らにポリエチレンイミン、グルタールアルデヒドで処理
して固定化酵素とする。これをカラムに充填し、濃度2
0〜60%w/wの蔗糖溶液を温度約25℃、pH5.
5に調整して通液し反応させる。反応液は濾過後、イオ
ン交換樹脂で脱塩してから濃縮して液状トレハルロース
を得る。この液状トレハルロース中のパラチノースとト
レハルロースの生成比率は1:3〜1:10である。
【0016】本発明において使用する液状トレハルロー
スの濃度は、固形分に対して70〜90重量%、好まし
くは80〜90重量%であり、最終製品中の全糖分に対
するトレハルロース含有量は70重量%以上である。
【0017】菓子類としては、使用する原料の液状トレ
ハルロースが水分10〜30重量%を含むので、この水
分が妨害となる菓子を除いて全ての菓子が適用できる
が、特に、ホットケーキ、スポンジケーキなどのケー
キ、ゼリー、グミゼリー、ババロア、水ようかん、アイ
スクリームなどのデザート、いちごジャムなどのジャ
ム、バナナシェーク、アイスコーヒーなどの飲み物に適
する。
【0018】液状トレハルロースは、蔗糖の約70%の
甘味を有するが、天然または人工の高甘味度甘味料、例
えば、ステビア甘味料、アスパラテーム、アリテーム、
アセスルファムK、シュクラロースなどを添加して甘味
の増強が可能であり、同時に高甘味度甘味料の品質を改
善することができる。
【0019】
【実施例】以下に、液状トレハルロースの製造例および
本発明の実施例を挙げて説明する。 液状トレハルロースの製造例 蔗糖100g、ペプトン10g、肉エキス3g、酵母エ
キス5g、燐酸二ナトリウム2gおよび塩化ナトリウム
3gを水に溶解して1リットルとし、水酸化ナトリウム
溶液でpH6.5〜7.0に調整したものを培地とし
た。殺菌条件はオートクレーブで温度120℃で20分
間とした。500ml振とうフラスコに培地を100ml入
れ、P.mesoacidophila MX−45のスラントを接種し
て、28℃、140rpm で24時間培養したものを種菌
とした。容量5.0リットルのファーメンターに培地3
リットルを入れて殺菌・冷却して温度28℃とした後、
種菌を接種し、通気速度1/4 vvm、430rpm 攪拌下
で約60時間培養した。培養中温度は28℃、pHは約
6.5に保った。培養液の糖転移酵素活性は30U/ml
であった。1UはpH5.5の20%蔗糖溶液中で20
℃で反応させたとき、蔗糖の生産物への転換の初速が1
分間に1μモルとなる酵素量を1単位(U)とした。
【0020】培養液を5℃に冷却し、8,000G,5
分の遠心分離を行って、上清液を捨て沈殿部分を回収し
た。沈殿は4%アルギン酸ナトリウム溶液と1:1(w
/w)の割合で混合し、滴下装置により孔径0.5mmの
ノズルから0.25M塩化カルシウム溶液内に滴下して
粒状にゲル化させ、2時間エージングした後、水洗し粒
状化酵素とした。次いで、この粒状化酵素を塩酸を加え
てpH5.5に調整した2%のポリエチレンイミン(P
EI)溶液と1:1(w/w)の割合で混合して5分間
放置し、直ちに濾過してPEIを吸収した粒状化酵素を
回収し、続いて冷却して5℃とした0.5%グルタルア
ルデヒド(GA)溶液中に投入し、30分間ゆるやかに
攪拌後、混合物を濾過し、充分に水洗して固定化酵素2
00gを製造した。本固定化酵素の特性を調査した結
果、活性は70U/gであり、温度25〜50℃の酢酸
カルシウムバッファー溶液90mlに固定化酵素5gを1
8時間浸漬した耐熱性試験では、45℃以上で活性が急
激に低下した。pHは5.0〜7.0で活性が高く、反
応温度は15〜30℃の実験では温度が低いほどトレハ
ルロースの生成が多く、逆に温度が高くなるとパラチノ
ースの生成量が増加し、グルコース、フルクトースの生
成率が多くなった。
【0021】上記MX−45の固定化酵素を内径15m
m、長さ300mmのカラムに25g充填し、固形分50
%(w/w)の蔗糖溶液を温度25℃、流速8.5ml/
hで通液し、カラムから固定分50%(w/w)の流出
反応液を得た。反応液の糖組成は、下記表1のとおりで
あった。
【0022】
【表1】反応液糖組成 フルクトース 0.2% グルコース 0.2 スクロース 1.0 パラチノース 16.2 トレハルロース 82.0 その他 0.4
【0023】以下に示す実施例1〜4に用いられる液状
トレハルロースは、上記液状トレハルロースの製造例に
より得られる表1の糖組成のものである。 実施例1 ホットケーキの調合例を以下に示す。 小麦粉 200g ベーキングパウダー 6g 牛 乳 180ml 卵 50g 液状トレハルロース 80g 水 45ml バター 10g
【0024】実施例2 いちごミルクゼリーの調合例を以下に示す。 いちご 100g 牛 乳 200ml 液状トレハルロース 80g 粉ゼラチン 7g 水 30ml レモン汁 5ml
【0025】実施例3 いちご入りクリームババロアの調合例を以下に示す。 粉ゼラチン 4g 水 6ml 牛 乳 100ml 液状トレハルロース 40g 卵 黄 30g いちごピューレ 70g 生クリーム 40ml
【0026】実施例4−1 いちごジャムの調合例を以下に示す。 いちご 300g 液状トレハルロース 300g レモン汁 少々
【0027】実施例4−2 いちごジャムの調合例を以下に示す。 いちご 300g 液状トレハルロース 300g アスパルテーム 5g レモン汁 少々
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、トレハルロース含有量
が固形分に対して70〜90重量%である液状トレハル
ロースを蔗糖から直接製造して用いるので、菓子にトレ
ハルロース70重量%以上の多量を含有させることがで
き、低う蝕誘発性に加えて、まろやかでさっぱりした甘
味、酸に対する安定性、難結晶性などの特徴を活かした
菓子類が得られるばかりでなく、菓子類に含まれる他の
成分の味や香りを引きたたせると共に、色や艶が他の糖
に見られないほど良好で綺麗な製品が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1−O−α−D−グルコピラノシル−D
    −フルクトース(トレハルロース)含有量が固形分に対
    して70〜90重量%である液状トレハルロースを原料
    とし、菓子に含まれる全糖分中のトレハルロース含有量
    が70重量%以上であることを特徴とする低う蝕誘発性
    菓子類。
  2. 【請求項2】 トレハルロース以外の糖分が天然および
    /または人工の高甘味度甘味料である請求項1記載の菓
    子類。
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