JPH0522725Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0522725Y2 JPH0522725Y2 JP2458187U JP2458187U JPH0522725Y2 JP H0522725 Y2 JPH0522725 Y2 JP H0522725Y2 JP 2458187 U JP2458187 U JP 2458187U JP 2458187 U JP2458187 U JP 2458187U JP H0522725 Y2 JPH0522725 Y2 JP H0522725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- circuit
- solar cell
- ventilation fan
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 51
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、太陽電池によつて換気扇を駆動す
るようにした換気装置に関する。
るようにした換気装置に関する。
従来より、家屋等に取り付けて室内の換気を行
なう換気扇を、省エネルギの立場から太陽電池を
電源として使用することが行なわれている。
なう換気扇を、省エネルギの立場から太陽電池を
電源として使用することが行なわれている。
たとえば、特公昭59−31657号公報(F24F7/
013)(以下第1の公報という)には、家屋の屋根
に設けた太陽電池の出力電圧によつて換気扇を駆
動し、留守中の家屋の換気を行なう技術が示され
ている。
013)(以下第1の公報という)には、家屋の屋根
に設けた太陽電池の出力電圧によつて換気扇を駆
動し、留守中の家屋の換気を行なう技術が示され
ている。
また、実公昭61−15465号公報(F24F7/013)
(以下第2の公報という)には、住宅の屋根に設
けた太陽電池によつて換気扇を駆動する一方、太
陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池を備え、日射量
の少ない曇天や夜間に蓄電池により換気扇を駆動
する技術が示されている。
(以下第2の公報という)には、住宅の屋根に設
けた太陽電池によつて換気扇を駆動する一方、太
陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池を備え、日射量
の少ない曇天や夜間に蓄電池により換気扇を駆動
する技術が示されている。
さらに、特開昭61−31835号公報(F24F7/
007)(以下第3の公報という)には、フアンモー
タの電源として太陽電池および非常用充電電池を
設けるとともに、太陽光検出装置を備え、該検出
装置の作動によつて昼間は太陽電池により、夜間
は充電電池によりそれぞれフアンモータを駆動
し、常時換気する技術が示されている。
007)(以下第3の公報という)には、フアンモー
タの電源として太陽電池および非常用充電電池を
設けるとともに、太陽光検出装置を備え、該検出
装置の作動によつて昼間は太陽電池により、夜間
は充電電池によりそれぞれフアンモータを駆動
し、常時換気する技術が示されている。
ところが、前記従来技術では、第1の公報の場
合、太陽電池によつて太陽光線を電気エネルギに
変換し得る間、すなわち日中だけしか換気扇を駆
動できない欠点を有している。
合、太陽電池によつて太陽光線を電気エネルギに
変換し得る間、すなわち日中だけしか換気扇を駆
動できない欠点を有している。
また、第2の公報および第3の公報の場合、太
陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池あるいは非常用
充電電池によつて日中以外にも換気扇を駆動でき
るが、その容量が小さいと、日没後短時間しか換
気扇を使用することができず、さらに、蓄電池あ
るいは非常用充電電池として大容量のものを使用
することによつて夜間フアンモータ(換気扇)を
長時間駆動することが可能であるが、このような
大容量の蓄電池、充電電池は高価になるばかりで
なく、その設置場所に大きなスペースを確保して
おかねばならない欠点を有している。
陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池あるいは非常用
充電電池によつて日中以外にも換気扇を駆動でき
るが、その容量が小さいと、日没後短時間しか換
気扇を使用することができず、さらに、蓄電池あ
るいは非常用充電電池として大容量のものを使用
することによつて夜間フアンモータ(換気扇)を
長時間駆動することが可能であるが、このような
大容量の蓄電池、充電電池は高価になるばかりで
なく、その設置場所に大きなスペースを確保して
おかねばならない欠点を有している。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池によ
つて換気扇の日中以外の使用を可能にするととも
に、小容量の蓄電池によつて長時間の室内換気を
効率的に行ない得る手段を提供しようとするもの
である。
であり、太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池によ
つて換気扇の日中以外の使用を可能にするととも
に、小容量の蓄電池によつて長時間の室内換気を
効率的に行ない得る手段を提供しようとするもの
である。
この考案の換気装置は、太陽光エネルギを電気
エネルギに変換する太陽電池と、該太陽電池によ
り駆動される換気扇と、前記太陽電池の余剰電力
を蓄える蓄電池とを備え、前記太陽電池の出力電
圧が低下した場合に、前記換気扇を間欠運転する
制御回路とを備えてなるものである。
エネルギに変換する太陽電池と、該太陽電池によ
り駆動される換気扇と、前記太陽電池の余剰電力
を蓄える蓄電池とを備え、前記太陽電池の出力電
圧が低下した場合に、前記換気扇を間欠運転する
制御回路とを備えてなるものである。
さらに、この考案の換気装置は、太陽光エネル
ギを電気エネルギに変換する太陽電池と、該太陽
電池により駆動される換気扇と、前記太陽電池の
余剰電力を蓄える蓄電池と、前記太陽電池の出力
電圧と前記蓄電池の満充電電圧とを比較し前記出
力電圧の前記満充電電圧よりの低下を検出する検
出回路と、前記換気扇の駆動を制御し前記検出回
路の検出信号により前記換気扇を間欠運転する制
御回路回路とを備えてなる構成でもよい。
ギを電気エネルギに変換する太陽電池と、該太陽
電池により駆動される換気扇と、前記太陽電池の
余剰電力を蓄える蓄電池と、前記太陽電池の出力
電圧と前記蓄電池の満充電電圧とを比較し前記出
力電圧の前記満充電電圧よりの低下を検出する検
出回路と、前記換気扇の駆動を制御し前記検出回
路の検出信号により前記換気扇を間欠運転する制
御回路回路とを備えてなる構成でもよい。
そして、この考案によれば、日中の太陽エネル
ギにより太陽電池に発生した電力は換気扇に供給
され、換気扇の連続運転による室内換気が行なわ
れ、日射が強い場合には、太陽電池の余剰電力が
蓄電池に供給され、充電される。
ギにより太陽電池に発生した電力は換気扇に供給
され、換気扇の連続運転による室内換気が行なわ
れ、日射が強い場合には、太陽電池の余剰電力が
蓄電池に供給され、充電される。
一方、日射量の少ない曇天や夜間には、太陽電
池の出力電圧が蓄電池の満充電電圧より低下する
ので、蓄電池から換気扇に電力が補給あるいは全
供給されるようになり、このとき、検出回路より
検出信号が出力されることにより、制御回路が換
気扇を間欠駆動するようになる。
池の出力電圧が蓄電池の満充電電圧より低下する
ので、蓄電池から換気扇に電力が補給あるいは全
供給されるようになり、このとき、検出回路より
検出信号が出力されることにより、制御回路が換
気扇を間欠駆動するようになる。
ここで、通常、日射量がある程度得られる日中
では、室内温度が上昇するため、室内換気を十分
に行なう必要があるが、曇天や夜間では、気温が
下がることにより、ある程度の室内換気でよく、
換気扇の間欠運転で十分である。
では、室内温度が上昇するため、室内換気を十分
に行なう必要があるが、曇天や夜間では、気温が
下がることにより、ある程度の室内換気でよく、
換気扇の間欠運転で十分である。
この結果、蓄電池の電力を補給あるいは全供給
して換気扇を駆動する場合にこれを間欠運転する
ことにより、室内環境(気温)に応じた換気が可
能なうえ、蓄電池の消費電力の削減が可能とな
る。
して換気扇を駆動する場合にこれを間欠運転する
ことにより、室内環境(気温)に応じた換気が可
能なうえ、蓄電池の消費電力の削減が可能とな
る。
つぎに、この考案を、その1実施例を示した図
面とともに詳細に説明する。
面とともに詳細に説明する。
まず、第1図は換気装置の概略ブロツク図を示
しており、1は太陽2からの太陽光線3を受けて
太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電
池、4は換気扇のモータ、5はモータ4の駆動を
制御するモータ駆動制御回路であり、モータ4と
制御回路5との直列回路が逆流防止用ダイオード
6を介して太陽電池1の両端に接続されている。
7は太陽電池1の余剰電力、すなわちモータ4を
駆動するに必要な電力を超える電力を蓄える蓄電
池であり、モータ4と制御回路5との直列回路に
並列接続されている。
しており、1は太陽2からの太陽光線3を受けて
太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電
池、4は換気扇のモータ、5はモータ4の駆動を
制御するモータ駆動制御回路であり、モータ4と
制御回路5との直列回路が逆流防止用ダイオード
6を介して太陽電池1の両端に接続されている。
7は太陽電池1の余剰電力、すなわちモータ4を
駆動するに必要な電力を超える電力を蓄える蓄電
池であり、モータ4と制御回路5との直列回路に
並列接続されている。
8は検出回路となる太陽電池1の出力電圧判別
回路であり、照度による太陽電池1の出力電圧の
変化を利用し、太陽電池1の出力電圧と蓄電池7
の満充電電圧(規格電圧)とを比較して出力電圧
が満充電電圧より低下したときには検出信号を出
力する。つまり、出力電圧が満充電電圧より低下
すると、蓄電池7からモータ4に電力が供給され
ている状態になり、この状態を検出信号によつて
出力する。
回路であり、照度による太陽電池1の出力電圧の
変化を利用し、太陽電池1の出力電圧と蓄電池7
の満充電電圧(規格電圧)とを比較して出力電圧
が満充電電圧より低下したときには検出信号を出
力する。つまり、出力電圧が満充電電圧より低下
すると、蓄電池7からモータ4に電力が供給され
ている状態になり、この状態を検出信号によつて
出力する。
9は前記判別回路8からの検出信号によつて作
動しモータ間欠駆動制御信号、すなわち予め設定
された時間毎にモータ4をオン、オフさせる信号
をモータ駆動制御回路5に送出する間欠運転制御
回路であり、この設定時間あるいはモータ4の間
欠運転パターンは回路構成により自由な設定が可
能になつている。
動しモータ間欠駆動制御信号、すなわち予め設定
された時間毎にモータ4をオン、オフさせる信号
をモータ駆動制御回路5に送出する間欠運転制御
回路であり、この設定時間あるいはモータ4の間
欠運転パターンは回路構成により自由な設定が可
能になつている。
10は過充電防止回路部と過放電防止回路部と
からなる過充放電防止回路であり、前者は、蓄電
池7の充電電圧が充電の許容電圧以上になつたこ
とを検出して充電停止動作を行ない、後者は充電
電圧が放電の許容電圧以下、すなわち放電時電圧
(これ以上放電して使用するのは好ましくない電
圧)になつたことを検出して制御回路5に過放電
信号を出力する。
からなる過充放電防止回路であり、前者は、蓄電
池7の充電電圧が充電の許容電圧以上になつたこ
とを検出して充電停止動作を行ない、後者は充電
電圧が放電の許容電圧以下、すなわち放電時電圧
(これ以上放電して使用するのは好ましくない電
圧)になつたことを検出して制御回路5に過放電
信号を出力する。
なお、前記モータ駆動制御回路5は、制御回路
9からのモータ間欠駆動制御信号によつてモータ
4を間欠駆動するとともに、防止回路10からの
過放電信号によつてモータ4の駆動を停止し、こ
れらの信号が出力されない時はモータ4を連続運
転する。
9からのモータ間欠駆動制御信号によつてモータ
4を間欠駆動するとともに、防止回路10からの
過放電信号によつてモータ4の駆動を停止し、こ
れらの信号が出力されない時はモータ4を連続運
転する。
つぎに、第2図は前記第1図の詳細な結線図を
示しており、出力電圧判別回路8に設けられた比
較器11には、太陽電池1の出力電圧が分圧用第
1、第2抵抗12,13で分圧されて入力される
とともに、過放電防止回路部10′に設けられた
定電圧回路14の出力電圧(5V)が分圧用第3、
第4抵抗15,16で分圧されて入力され、太陽
電池1の出力電圧と蓄電池7の満充電電圧とを比
較する。そして、この比較器11は、(出力電圧)
>(満充電電圧)のときロウレベル(以下Lとい
う)信号、それ以外のときハイレベル(以下Hと
いう)信号(検出信号)をそれぞれモータ駆動制
御回路5および間欠運転制御回路9に出力する。
示しており、出力電圧判別回路8に設けられた比
較器11には、太陽電池1の出力電圧が分圧用第
1、第2抵抗12,13で分圧されて入力される
とともに、過放電防止回路部10′に設けられた
定電圧回路14の出力電圧(5V)が分圧用第3、
第4抵抗15,16で分圧されて入力され、太陽
電池1の出力電圧と蓄電池7の満充電電圧とを比
較する。そして、この比較器11は、(出力電圧)
>(満充電電圧)のときロウレベル(以下Lとい
う)信号、それ以外のときハイレベル(以下Hと
いう)信号(検出信号)をそれぞれモータ駆動制
御回路5および間欠運転制御回路9に出力する。
また、過放電防止回路部10′に設けられた比
較器17には、蓄電池7の充電電圧が分圧用第
5、第6抵抗18,19で分圧されて入力される
とともに、定電圧回路14の出力電圧が分圧用第
7、第8抵抗20,21で分圧されて入力され、
蓄電池7の充電電圧と放電時電圧とを比較し、
(充電電圧)>(放電時電圧)のときL信号、それ
以外のときH信号(過放電信号)をそれぞれモー
タ駆動制御回路5に出力する。
較器17には、蓄電池7の充電電圧が分圧用第
5、第6抵抗18,19で分圧されて入力される
とともに、定電圧回路14の出力電圧が分圧用第
7、第8抵抗20,21で分圧されて入力され、
蓄電池7の充電電圧と放電時電圧とを比較し、
(充電電圧)>(放電時電圧)のときL信号、それ
以外のときH信号(過放電信号)をそれぞれモー
タ駆動制御回路5に出力する。
なお、第2図では、過充放電防止回路10の過
充電防止回路が省略されてある。
充電防止回路が省略されてある。
さらに、モータ駆動制御回路5においては、モ
ータ4の通電回路に間欠運転制御用のNPN形第
1トランジスタ22と、キープリレー23のオン
接点と、手動スイツチ24とが直列に挿入されて
おり、キープリレー23のオンコイル(23N)、
オフコイル(23F)のそれぞれの通電回路に
NPN形第2、第3トランジスタ25,26が接
続されている。このキープリレー23は、どちら
かのコイル(23N),(23F)の1シヨツトの導通
によりオン接点、オフ接点に切り換わり、その状
態が保持されるものである。
ータ4の通電回路に間欠運転制御用のNPN形第
1トランジスタ22と、キープリレー23のオン
接点と、手動スイツチ24とが直列に挿入されて
おり、キープリレー23のオンコイル(23N)、
オフコイル(23F)のそれぞれの通電回路に
NPN形第2、第3トランジスタ25,26が接
続されている。このキープリレー23は、どちら
かのコイル(23N),(23F)の1シヨツトの導通
によりオン接点、オフ接点に切り換わり、その状
態が保持されるものである。
そして、2入力端子が両比較器11,17のそ
れぞれの出力端子に接続されたナンド回路27の
出力端子が第1モノステーブルマルチバイブレー
タ(以下モノマルチという)28の入力端子に接
続され、該モノマルチ28の出力端子が入力用第
9抵抗29を介して第2トランジスタ25のベー
スに接続されるとともに、2入力端子が両比較器
11,17のそれぞれの出力端子に接続されたア
ンド回路30の出力端子が第2モノマルチ31の
入力端に接続され、該モノマルチ31の出力端子
が入力用第10抵抗32を介して第3トランジスタ
26のベースに接続されている。
れぞれの出力端子に接続されたナンド回路27の
出力端子が第1モノステーブルマルチバイブレー
タ(以下モノマルチという)28の入力端子に接
続され、該モノマルチ28の出力端子が入力用第
9抵抗29を介して第2トランジスタ25のベー
スに接続されるとともに、2入力端子が両比較器
11,17のそれぞれの出力端子に接続されたア
ンド回路30の出力端子が第2モノマルチ31の
入力端に接続され、該モノマルチ31の出力端子
が入力用第10抵抗32を介して第3トランジスタ
26のベースに接続されている。
つぎに、間欠運転制御回路9には、前記定電圧
回路14の出力電圧を電源とするクロツクパルス
発振器33が設けられ、NPN形第4トランジス
タ34のベースに前記比較器11からのH信号が
入力用第11抵抗35を介して入力されることで該
トランジスタ34がオンすることにより、発振器
33が発振動作する構成になつている。
回路14の出力電圧を電源とするクロツクパルス
発振器33が設けられ、NPN形第4トランジス
タ34のベースに前記比較器11からのH信号が
入力用第11抵抗35を介して入力されることで該
トランジスタ34がオンすることにより、発振器
33が発振動作する構成になつている。
この発振器33からのクロツクパルスは複数の
2進カウンタよりなるカウンタ分周回路36で実
用的な値にまで分周され、一定時間毎あるいは間
欠運転パターンに合わせてH信号とL信号とが交
互に出力され、分周回路36の出力信号が前記比
較器11の出力信号とともにアンド回路37に入
力される。さらに、アンド回路37の出力端子は
ノツト回路38および入力用第12抵抗39を介し
て第1トランジスタ22のベースに接続されてい
る。40はバイアス用第13抵抗である。
2進カウンタよりなるカウンタ分周回路36で実
用的な値にまで分周され、一定時間毎あるいは間
欠運転パターンに合わせてH信号とL信号とが交
互に出力され、分周回路36の出力信号が前記比
較器11の出力信号とともにアンド回路37に入
力される。さらに、アンド回路37の出力端子は
ノツト回路38および入力用第12抵抗39を介し
て第1トランジスタ22のベースに接続されてい
る。40はバイアス用第13抵抗である。
なお、41は充電過電流防止回路であり、蓄電
池7の充電時の過電流防止用第14抵抗42と、蓄
電池7の出力時(放電時)に無負荷とするための
ダイオード43の並列回路よりなる。
池7の充電時の過電流防止用第14抵抗42と、蓄
電池7の出力時(放電時)に無負荷とするための
ダイオード43の並列回路よりなる。
ところで、この種換気装置では、モータ4の電
源である太陽電池1および蓄電池7のそれぞれの
状態に応じ、次の4つの条件が考えられる。
源である太陽電池1および蓄電池7のそれぞれの
状態に応じ、次の4つの条件が考えられる。
(i) 太陽電池1より十分な発電力が得られるが、
蓄電池7は放電されている状態。
蓄電池7は放電されている状態。
(ii) 太陽電池1より十分な発電力が得られるとと
もに、蓄電池7も十分充電されている状態。
もに、蓄電池7も十分充電されている状態。
(iii) 太陽電池1は照度低下により十分な発電力が
得られないが、蓄電池7は十分充電されている
状態。
得られないが、蓄電池7は十分充電されている
状態。
(iv) 太陽電池1に十分な発電力が得られず、蓄電
池7も放電されている状態。
池7も放電されている状態。
つぎに、前記各状態に従つて実施例の動作を説
明する。
明する。
まず、()の状態、たとえば日中の午前等、
太陽電池1の発電力によつてモータ4を駆動でき
るが蓄電池7の充電電圧が放電時電圧より低い場
合、過放電防止回路部10′の比較器17は、(充
電電圧)≦(放電時電圧)であることによりH信号
を出力するが、判別回路8の比較器11が、(出
力電圧)>(満充電電圧)によりL信号を出力する
ため、アンド回路30の出力がLになる一方、ナ
ンド回路27よりH信号が出力され、モノマルチ
28が動作してその出力により第2トランジスタ
25が所定時間オンし、キープリレー23のオン
コイル(23N)が励磁され、オン接点が閉成す
る。
太陽電池1の発電力によつてモータ4を駆動でき
るが蓄電池7の充電電圧が放電時電圧より低い場
合、過放電防止回路部10′の比較器17は、(充
電電圧)≦(放電時電圧)であることによりH信号
を出力するが、判別回路8の比較器11が、(出
力電圧)>(満充電電圧)によりL信号を出力する
ため、アンド回路30の出力がLになる一方、ナ
ンド回路27よりH信号が出力され、モノマルチ
28が動作してその出力により第2トランジスタ
25が所定時間オンし、キープリレー23のオン
コイル(23N)が励磁され、オン接点が閉成す
る。
このとき、比較器11の出力がLであることに
より、間欠運転制御回路9のアンド回路37を介
してノツト回路38よりH信号が出力され、第1
トランジスタ22がオンしている。
より、間欠運転制御回路9のアンド回路37を介
してノツト回路38よりH信号が出力され、第1
トランジスタ22がオンしている。
したがつて、モータ4にダイオード6を通して
太陽電池1の起電力が供給され、モータ4が回転
し、室内の換気が行なわれる。
太陽電池1の起電力が供給され、モータ4が回転
し、室内の換気が行なわれる。
その後、日射量が増すと、太陽電池1の余剰電
力が第14抵抗42を通して蓄電池7に供給され、
充電される。
力が第14抵抗42を通して蓄電池7に供給され、
充電される。
つぎに、()の状態、たとえば前述の太陽電
池1の余剰電力によつて蓄電池7が十分充電され
た場合、過放電防止回路部10′の比較器17の
出力がLに変わることを除いて、前述と全く同様
に動作し、このときの蓄電池7の過充電は、過充
放電防止回路10の過充電防止回路部によつて防
止される。
池1の余剰電力によつて蓄電池7が十分充電され
た場合、過放電防止回路部10′の比較器17の
出力がLに変わることを除いて、前述と全く同様
に動作し、このときの蓄電池7の過充電は、過充
放電防止回路10の過充電防止回路部によつて防
止される。
さらに、()の状態、たとえば日中の曇天や
夕方、夜間等、太陽電池1の余剰電力によつて蓄
電池7が十分に充電されたのち照度低下により太
陽電池1の発電力が低下した場合、比較器11の
出力は(出力電圧)≦(満充電電圧)によりHに変
わるが、比較器17の出力はLのままであるた
め、キープリレー23はオン接点の閉成状態のま
まとなり、このとき、蓄電池7の充電電圧が太陽
電池1の出力電圧より大きいため、蓄電池7より
ダイオード43を通してモータ4に電力補給もし
くは全電力供給される。
夕方、夜間等、太陽電池1の余剰電力によつて蓄
電池7が十分に充電されたのち照度低下により太
陽電池1の発電力が低下した場合、比較器11の
出力は(出力電圧)≦(満充電電圧)によりHに変
わるが、比較器17の出力はLのままであるた
め、キープリレー23はオン接点の閉成状態のま
まとなり、このとき、蓄電池7の充電電圧が太陽
電池1の出力電圧より大きいため、蓄電池7より
ダイオード43を通してモータ4に電力補給もし
くは全電力供給される。
一方、比較器11がH信号を出力することによ
り、間欠運転制御回路9の第4トランジスタ34
がオンされて発振器33が発振動作を開始し、発
振器33からのクロツクパルスが分周回路36で
分周されてたとえば一定時間毎にH信号とL信号
とを交互に出力する。
り、間欠運転制御回路9の第4トランジスタ34
がオンされて発振器33が発振動作を開始し、発
振器33からのクロツクパルスが分周回路36で
分周されてたとえば一定時間毎にH信号とL信号
とを交互に出力する。
そして、H信号の出力時は、アンド回路37お
よびノツト回路38を介してL信号が出力され、
第1トランジスタ22がオフになり、モータ4が
停止し、また、L信号の出力時は、ノツト回路3
8よりH信号が出力されて第1トランジスタ22
がオンになり、モータ4が駆動し、モータ4が間
欠運転される。
よびノツト回路38を介してL信号が出力され、
第1トランジスタ22がオフになり、モータ4が
停止し、また、L信号の出力時は、ノツト回路3
8よりH信号が出力されて第1トランジスタ22
がオンになり、モータ4が駆動し、モータ4が間
欠運転される。
つぎに、()の状態、たとえば夜間において
前述の間欠運転によつて蓄電池7が放電してしま
つた場合、比較器7の出力がHに変わり、比較器
11のH信号と合わせてアンド回路30がH信号
を出力し、モノマルチ31が動作してその出力に
より第3トランジスタ26が所定時間オンし、キ
ープリレー23のオフコイル(23F)が励磁さ
れ、オン接点が開放しオフ接点が閉成する。した
がつて、モータ4への通電が完全に停止され、モ
ータ4は停止する。
前述の間欠運転によつて蓄電池7が放電してしま
つた場合、比較器7の出力がHに変わり、比較器
11のH信号と合わせてアンド回路30がH信号
を出力し、モノマルチ31が動作してその出力に
より第3トランジスタ26が所定時間オンし、キ
ープリレー23のオフコイル(23F)が励磁さ
れ、オン接点が開放しオフ接点が閉成する。した
がつて、モータ4への通電が完全に停止され、モ
ータ4は停止する。
この結果、前述の4つの条件に対して()、
()の状態ではモータ4を連続駆動し、()の
状態でモータ4を間欠駆動し、()の状態で停
止することになる。
()の状態ではモータ4を連続駆動し、()の
状態でモータ4を間欠駆動し、()の状態で停
止することになる。
したがつて、前記実施例によれば、太陽電池1
の余剰電力を蓄える蓄電池7によつてモータ4を
駆動する場合、すなわち蓄電池7の電力補給ある
いは全電力供給状態時、間欠運転制御回路9の作
動によつて換気扇を間欠運転することができ、容
量の小さな蓄電池7でも長時間一定パターンで換
気扇を運転することができる。
の余剰電力を蓄える蓄電池7によつてモータ4を
駆動する場合、すなわち蓄電池7の電力補給ある
いは全電力供給状態時、間欠運転制御回路9の作
動によつて換気扇を間欠運転することができ、容
量の小さな蓄電池7でも長時間一定パターンで換
気扇を運転することができる。
たとえば、換気扇を連続運転すれば3時間程度
しか使用できない容量の蓄電池7でも、1時間に
15分運転するパターンの間欠運転にすれば、約4
倍の12時間程度の運転が可能となり、従来の3時
間以降の空白時間が解消できる。
しか使用できない容量の蓄電池7でも、1時間に
15分運転するパターンの間欠運転にすれば、約4
倍の12時間程度の運転が可能となり、従来の3時
間以降の空白時間が解消できる。
また、夜間の換気扇の使用を可能にした大容量
の蓄電池を有するものに対して、たとえば10秒毎
の間欠運転を行なうようにすれば、蓄電池7の容
量が従来の約1/2になり、体積および設置スペー
スの縮小化、コストの低減が図れる。
の蓄電池を有するものに対して、たとえば10秒毎
の間欠運転を行なうようにすれば、蓄電池7の容
量が従来の約1/2になり、体積および設置スペー
スの縮小化、コストの低減が図れる。
しかも、夜間では、日中程気温が上がらず、換
気もそれ程十分に行なう必要がないため、夜間等
に換気扇を間欠運転することで、気象条件に応じ
た室内換気が実現でき、効率的な換気が可能とな
る。
気もそれ程十分に行なう必要がないため、夜間等
に換気扇を間欠運転することで、気象条件に応じ
た室内換気が実現でき、効率的な換気が可能とな
る。
以上のように、この考案の換気装置によると、
太陽電池の出力により駆動される換気扇を、日射
量の不足時に、太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電
池の出力によつて駆動できるとともに、この蓄電
池の電力供給状態において換気扇を間欠運転でき
るため、蓄電池の容量を小さくして設置スペース
の削減、コストの低減を図ることができるととも
に、換気扇を長時間効率的に使用することがで
き、有効な換気を行なうことができる。
太陽電池の出力により駆動される換気扇を、日射
量の不足時に、太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電
池の出力によつて駆動できるとともに、この蓄電
池の電力供給状態において換気扇を間欠運転でき
るため、蓄電池の容量を小さくして設置スペース
の削減、コストの低減を図ることができるととも
に、換気扇を長時間効率的に使用することがで
き、有効な換気を行なうことができる。
図面はこの考案の換気装置の1実施例を示し、
第1図は概略ブロツク図、第2図は詳細な結線図
である。 1……太陽電池、4……モータ、5……モータ
駆動制御回路、7……蓄電池、8……出力電圧判
別回路、9……間欠運転制御回路。
第1図は概略ブロツク図、第2図は詳細な結線図
である。 1……太陽電池、4……モータ、5……モータ
駆動制御回路、7……蓄電池、8……出力電圧判
別回路、9……間欠運転制御回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太
陽電池と、該太陽電池により駆動される換気扇
と、前記太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池と
を備え、前記太陽電池の出力電圧が低下した場
合に、前記換気扇を間欠運転する制御回路とを
備えた換気装置。 (2) 太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太
陽電池と、該太陽電池により駆動される換気扇
と、前記太陽電池の余剰電力を蓄える蓄電池
と、前記太陽電池の出力電圧と前記蓄電池の満
充電電圧とを比較し前記出力電圧の前記満充電
電圧よりの低下を検出する検出回路と、前記換
気扇の駆動を制御し前記検出回路の検出信号に
より前記換気扇を間欠運転する制御回路とを備
えてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2458187U JPH0522725Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2458187U JPH0522725Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132225U JPS63132225U (ja) | 1988-08-30 |
JPH0522725Y2 true JPH0522725Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=30823947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2458187U Expired - Lifetime JPH0522725Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296304A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Taiyo Kogyo Co Ltd | 園芸用ハウスの換気装置および換気制御方法 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP2458187U patent/JPH0522725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63132225U (ja) | 1988-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2702368T3 (es) | Estación central de onduladores | |
US6573659B2 (en) | Solar-powered light assembly with automatic light control | |
US4636931A (en) | Photovoltaic power control system | |
US8122981B2 (en) | Solar cell system for vehicles and control method thereof | |
WO2008127016A1 (en) | Solar cell system for vehicles and control method thereof | |
ES2819975T3 (es) | Aparato de control de carga/descarga | |
US6002220A (en) | Electric power storage air-conditioning system | |
JPH0522725Y2 (ja) | ||
US4763310A (en) | Electronic clock with solar cell and rechangeable battery | |
JPS58123330A (ja) | 太陽電池電源 | |
JPH08186901A (ja) | 換気ファン制御装置 | |
JP2001141270A (ja) | 床下換気装置 | |
KR101493420B1 (ko) | 도어 잠금장치 | |
JPS62285636A (ja) | 独立型風力発電システム | |
JP2884187B2 (ja) | 太陽電池利用機器 | |
JPS61285331A (ja) | 太陽電池を用いた換気装置 | |
JPH0727391A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH08123562A (ja) | 太陽電池応用機器 | |
CN218386916U (zh) | 一种快递柜 | |
CN217538964U (zh) | 一种远程智能控制的太阳能灌溉水泵 | |
JPH08120653A (ja) | 河川ゲート用開閉装置 | |
JP3157901U (ja) | 仮設トイレ | |
JPH0587369A (ja) | ソーラー式換気システム | |
JPH063338Y2 (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
JPH01263444A (ja) | 送風装置 |