JPH052256Y2 - - Google Patents

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JPH052256Y2
JPH052256Y2 JP9179488U JP9179488U JPH052256Y2 JP H052256 Y2 JPH052256 Y2 JP H052256Y2 JP 9179488 U JP9179488 U JP 9179488U JP 9179488 U JP9179488 U JP 9179488U JP H052256 Y2 JPH052256 Y2 JP H052256Y2
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nut
catcher
nuts
runner
nut runner
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JP9179488U
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は2つのナツトを同時にナツトランナー
に供給する装置に関する。
(従来の技術) ナツトランナーにナツトを自動的に供給する装
置として、実開昭60−22237号に開示される装置
が知られている。この装置は給送チユーブによつ
て送られてくるネジ或いはナツトをキヤツチヤー
で受取り、キヤツチヤーを水平回転させてナツト
ランナーの下方に位置せしめ、キヤツチヤーにて
保持しているネジ或いはナツトをナツトランナー
のソケツトに受渡すようにしたものである。
一方、上記の如きナツトランナーを用いてナツ
トを締付ける具体例として第11図に示すロツカ
アームがある。即ち、エンジン100のシリンダ
ヘツド101にスタツドボルト(S.B)を植設
し、このスタツドボルト(S.B)にロツカアーム
(R.A)を挿通し、このロツカアーム(R.A)を
アジヤスタブルナツトN1及びロツクナツトN2
てスタツドボルト(S.B)に揺動可能に固定し、
プツシユロツド102の上下動をバルブ103に
伝達するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上述したようにロツカアームは2つのナツト
N1,N2(ダブルナツト)によつてスタツドボル
トに取付けられるのであるが、従来の締付け装置
を用いる場合にはナツトを1個づつ締付けなけれ
ばならず、時間がかかる。
これを解決すべく1つのキヤツチヤーに2つの
ナツトを積層して保持するか、2つのキヤツチヤ
ーを同軸上に配設することが考えられるが、前者
にあつては、1つのキヤツチヤーに異なるナツト
を2つ重ねて保持することが極めて困難なため現
実的でなく、後者にあつては各々のキヤツチヤー
を動作させるための機構が複雑となる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案に係るナツト供給
装置は、第1及び第2のキヤツチヤーを第1及び
第2のナツトの受取り位置とナツトランナーの昇
降経路との間で往復動可能とするとともに、第2
キヤツチヤーについては第1キヤツチヤーの動き
に連動せしめるようにした。
(作用) 第1及び第2のキヤツチヤーに第1及び第2の
ナツトが収納された状態から第1のキヤツチヤー
がナツトランナーの昇降経路まで移動すると、こ
れと連動して第2のキヤツチヤーもナツトランナ
ーの昇降経路まで移動し、このとき第1ナツト及
び第2ナツトはナツトランナーのガイドピンが挿
通するように同軸上に配列される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係るナツト供給装置を適用し
たナツト締付け装置の正面図、第2図は第1図の
A方向側面図、第3図は第1図のB方向平面図で
あり、ナツト締付け装置は本体1に設けた上下方
向のレール2に枠部材3を係合し、この枠部材3
を本体1に設けたシリンダユニツト4(第2図参
照)の作動でレール2に沿つて昇降動せしめるよ
うにし、またレール2には支持プレート5を係合
し、この支持プレート5を枠部材3に設けたシリ
ンダユニツト6(第1図参照)の作動でレール2
に沿つて昇降動せしめるようにしている。
そして、支持プレート5及び枠部材3を貫通し
てアジヤスタブルナツトN1の供給チユーブ7及
びロツクナツトN2の供給チユーブ8を配設し、
更にこれら供給チユーブ7,8と平行にナツトラ
ンナー9を設けている。
ナツトランナー9は前記支持プレート5に支持
されるとともに支持プレート5に固設したモータ
10によつて回転せしめられ、ナツトランナー9
の下端にはアジヤスタブルナツトN1及びロツク
ナツトN2を保持して回転するソケツト部11が
設けられ、このソケツト部11を貫通してガイド
ピン12が下方に伸びている。ガイドピン12は
ナツトN1,N2を串差しにしてスタツドボルトに
位置決めするためのものであり、スプリング13
によつて下方へ付勢されるとともにガイドピン1
2下端がスタツドボルト上端に当接すると、スプ
リング13に抗してガイドピン12はナツトラン
ナー9内に引つ込む。
一方、枠部材3にはナツトの保持機構20及び
ロツカアームの保持機構40を設けている。
ナツトの保持機構20は第1図の要部拡大図で
ある第4図、第4図のC方向矢視図である第5
図、及び第4図のD方向矢視図である第6図に示
すように、枠部材3にシリンダユニツト21を固
着し、このシリンダユニツト21のロツド先端に
プレート22を取付け、このプレート22の一端
にアーム23を他端にガイドロツド24を取付
け、ガイドロツド24を枠部材3に設けたガイド
25内に挿入し、シリンダユニツト21の作動で
アーム23が横方向(第1図において左右方向)
に往復動するようにしている。
また、アーム23の一面側にはアジヤスタブル
ナツトN1を受ける第1のキヤツチヤー26を閉
じ方向に付勢した状態で取付け、他面側にはロー
ラ27を取付けている。また、枠部材3の下面に
はローラ27と当接する方向に付勢されるレバー
28を回転自在に設け、このレバー28の軸にコ
字状をなす揺動部材29を一体的に取付け、更に
揺動部材29にロツクナツトN2を受ける第2の
キヤツチヤー30を閉じ方向に付勢した状態で取
付けている。
ロツカアーム保持機構40は平面図である第8
図及び第8図のE−E方向矢視図である第9図に
示すように、シリンダユニツト41のロツドにロ
ツカアーム(R.A)の保持フインガー43を取付
け、シリンダユニツト41の作動によりラツク・
ピニオン機構を介してフインガー43が開閉動を
行うようにしている。尚フインガー43にはロツ
カアームの受け部44を形成するとともに、プツ
シユロツドガイド45を設け、このプツシユロツ
ドガイド45によりプツシユロツド102を位置
決めしてロツカアーム(R.A)を所定の取付け位
置にセツトした状態で、ロツクナツトN1とアジ
ヤスタブルナツトN2を仮締めする。
以上の如き構成からなるナツト締付け装置の作
用を以下に述べる。
先ず第1図に示した状態、つまりシリンダユニ
ツト21が縮み、第1及び第2のキヤツチヤー2
6,30が後退して第1のキヤツチヤー26は供
給チユーブ7の直下に、第2のキヤツチヤー30
は供給チユーブ8の直下に位置している状態を出
発点として説明する。
上記の状態において、第1のキヤツチヤー26
内に供給チユーブ7を介してアジヤスタブルナツ
トN1が供給され、第2のキヤツチヤー30内に
供給チユーブ8を介してロツクナツトN2が供給
される。このときアジヤスタブルナツトN1につ
いてはナツトの穴が上下方向に向くように供給さ
れ、ロツクナツトN2についてはナツトの穴が横
向きとなるように供給される。
而る後、シリンダユニツト21に突出動をなさ
しめる。すると、アーム23に取付けたローラ2
7がレバー28を第4図において反時計方向に
90°回転せしめる。そして、レバー28には揺動
部材29及び第2のキヤツチヤー30が連結して
いるため、揺動部材29も第4図において反時計
方向に90°回転し、第2のキヤツチヤー30はそ
の向きを90°変える。その結果、ロツクナツトN2
のナツト穴が上下方向を向くこととなる。
この状態で第2のキヤツチヤー30に保持され
ているロツクナツトN2のナツト穴とナツトラン
ナー9のガイドピン12とは同軸上に位置し、更
に第1のキヤツチヤー26もアーム23とともに
横方向に移動して第2のキヤツチヤー30の下方
に第1のキヤツチヤー26が入り込み、第1のキ
ヤツチヤー26に保持されているアジヤスタブル
ナツトN1がロツクナツトN2及びガイドピン12
と同軸上に位置する。
この後、シリンダユニツト4によつて枠部材3
を下降させ、ロツカアーム(R.A)をエンジン1
00上にセツトし、更にシリンダユニツト6によ
つて支持プレート5を下降させ、ナツトランナー
9を下降せしめる。するとナツトランナー9のガ
イドピン12がロツクナツトN2及びアジヤスタ
ブルナツトN1のナツト穴に順次挿入されるとと
もに、ナツトランナー9のソケツトによつてキヤ
ツチヤー30,26を順次押し開き、更にナツト
ランナー9が下降することで、第10図Aに示す
ようにガイドピン12の下端がスタツドボルト
(S.B)上端に当接する。
この後、第10図Bに示すようにモータ10に
よつてナツトランナー9を駆動してスタツドボル
ト(S.B)にアジヤスタブルナツトN1及びロツク
ナツトN2を同時に仮締めする。
尚、実施例にあつてはアジヤストブルナツトと
ロツクナツトとを同時に締付ける場合について示
したが、これに限るものではない。
(考案の効果) 以上に説明したように本考案によれば、2つの
ナツトを一連の動きによつて同時にナツトランナ
ーに供給することができるので、効率よくナツト
の締付けを行え、且つナツト供給機構も複雑とな
らず、装置全体が占めるスペースも1個のナツト
を供給する装置と殆ど変らない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るナツト供給装置を適用し
たナツト締付け装置の正面図、第2図は第1図の
A方向側面図、第3図は第1図のB方向平面図、
第4図は第1図の要部拡大図、第5図は第4図の
C方向矢視図、第6図は第4図のD方向矢視図、
第7図は作用を示す第6図と同様の図、第8図は
ロツカアーム保持機構の平面図、第9図は第8図
のE−E方向矢視図、第10図A,Bはナツトの
締付け作用を示す図、第11図はロツカアームの
締付け状態を示す図である。 尚、図面中3は枠部材、7,8はナツト供給チ
ユーブ、9はナツトランナー、12はガイドピ
ン、20はナツト保持機構、26は第1のキヤツ
チヤー、27はローラ、28はレバー、30は第
2のキヤツチヤー、N1,N2はナツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツトランナーにナツトを供給する装置におい
    て、この装置は第1キヤツチヤー及び第2キヤツ
    チヤーを備え、第1キヤツチヤーは第1ナツトの
    受取り位置とナツトランナーの昇降経路との間を
    往復動可能とされ、第2キヤツチヤーは第1キヤ
    ツチヤーの動きと連動して第2ナツトの受取り位
    置とナツトランナーの昇降経路との間を往復動可
    能とされ、且つナツトランナーの昇降経路まで運
    ばれた第1及び第2のナツトはナツトランナーの
    ガイドピンが挿通するように同軸状に配列される
    ことを特徴とするナツト供給装置。
JP9179488U 1988-07-11 1988-07-11 Expired - Lifetime JPH052256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9179488U JPH052256Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11

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JP9179488U JPH052256Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11

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Publication Number Publication Date
JPH0215831U JPH0215831U (ja) 1990-01-31
JPH052256Y2 true JPH052256Y2 (ja) 1993-01-20

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