JPH05225693A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents
ディジタル信号処理回路Info
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- JPH05225693A JPH05225693A JP4059711A JP5971192A JPH05225693A JP H05225693 A JPH05225693 A JP H05225693A JP 4059711 A JP4059711 A JP 4059711A JP 5971192 A JP5971192 A JP 5971192A JP H05225693 A JPH05225693 A JP H05225693A
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- digital signal
- signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0045—Arrangements at the receiver end
- H04L1/0054—Maximum-likelihood or sequential decoding, e.g. Viterbi, Fano, ZJ algorithms
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/05—Electric or magnetic storage of signals before transmitting or retransmitting for changing the transmission rate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 復調等の所要の信号処理に要する時間が大き
くなっても、再生チャネルの伝送速度を高くできるよう
にする。 【構成】 RAMコントローラ13が、再生チャネルか
らのディジタル信号を、第1固定周波数クロックfs1に
従ってRAM12に書き込み、第1固定周波数クロック
fs1より低い速度の第2固定周波数クロックfs2でRA
M12から読み出す。そして、RAM12から読み出さ
れたディジタル信号に対して、所要の信号処理が行われ
る。
くなっても、再生チャネルの伝送速度を高くできるよう
にする。 【構成】 RAMコントローラ13が、再生チャネルか
らのディジタル信号を、第1固定周波数クロックfs1に
従ってRAM12に書き込み、第1固定周波数クロック
fs1より低い速度の第2固定周波数クロックfs2でRA
M12から読み出す。そして、RAM12から読み出さ
れたディジタル信号に対して、所要の信号処理が行われ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ディスク記
録再生装置のデータ復調器に使用するのに好適なディジ
タル信号処理回路に関する。
録再生装置のデータ復調器に使用するのに好適なディジ
タル信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来提案されている磁気ディス
ク記録再生装置のデータ復調器の一例を示す。このデー
タ復調器は、再生アンプ(図4の44)の出力を受けて
エンベロープレベル一定の信号を生成するアナログAG
Cアンプの出力信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器11と、この変換器11の出力信号を等化する等
化器(FIRフィルタ)14と、この等化器14の出力
Skを受けて0゜位相クロックを抽出して、0゜位相デ
ータすなわちデータ存在点の位相Pkを出力するディジ
タルPLL回路16と、等化器14の出力およびディジ
タルPLL回路16の出力を受けて、データ存在点(0
゜位相)における信号振幅レベルS0kを出力する0゜位
相サンプル値補間器15と、この補間器15から出力さ
れる信号振幅レベルS0kを受けて、再生信号に含まれる
ノイズを平均化したときの0゜位相信号レベル平均値を
出力するレベルトラッキングループ17と、補間器15
から出力される信号振幅レベルS0kおよびレベルトラッ
キングループ17から出力される0゜位相信号レベル平
均値に基づいて、最尤復号を行ってデータ判定を行い、
検出データdkを出力するビタビ復号器18とを含んで
構成される。
ク記録再生装置のデータ復調器の一例を示す。このデー
タ復調器は、再生アンプ(図4の44)の出力を受けて
エンベロープレベル一定の信号を生成するアナログAG
Cアンプの出力信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器11と、この変換器11の出力信号を等化する等
化器(FIRフィルタ)14と、この等化器14の出力
Skを受けて0゜位相クロックを抽出して、0゜位相デ
ータすなわちデータ存在点の位相Pkを出力するディジ
タルPLL回路16と、等化器14の出力およびディジ
タルPLL回路16の出力を受けて、データ存在点(0
゜位相)における信号振幅レベルS0kを出力する0゜位
相サンプル値補間器15と、この補間器15から出力さ
れる信号振幅レベルS0kを受けて、再生信号に含まれる
ノイズを平均化したときの0゜位相信号レベル平均値を
出力するレベルトラッキングループ17と、補間器15
から出力される信号振幅レベルS0kおよびレベルトラッ
キングループ17から出力される0゜位相信号レベル平
均値に基づいて、最尤復号を行ってデータ判定を行い、
検出データdkを出力するビタビ復号器18とを含んで
構成される。
【0003】補間器15の出力S0kは、サンプリング間
隔Tsに1回ずつ出力されるので、平均して2サンプル
に1つしか0゜位相に該当しない。補間器15の出力S
0kが、データ判定対象となる0゜位相振幅レベル値か否
かを示す信号として、ディジタルPLL回路16から有
効信号Vkが、ビタビ復号器18に供給される。ビタビ
復号器18は、Vk=1となる時刻においてのみ、デー
タ判定動作を行なえば良い。
隔Tsに1回ずつ出力されるので、平均して2サンプル
に1つしか0゜位相に該当しない。補間器15の出力S
0kが、データ判定対象となる0゜位相振幅レベル値か否
かを示す信号として、ディジタルPLL回路16から有
効信号Vkが、ビタビ復号器18に供給される。ビタビ
復号器18は、Vk=1となる時刻においてのみ、デー
タ判定動作を行なえば良い。
【0004】A/D変換器11は、AGCアンプからの
アナログ再生信号をチャネルビットレートの定数倍のサ
ンプリング周波数fsでサンプリングし所定の信号語長
に量子化する。例えば、サンプリング周波数fsがチャ
ネルビットレートの2倍に設定される。
アナログ再生信号をチャネルビットレートの定数倍のサ
ンプリング周波数fsでサンプリングし所定の信号語長
に量子化する。例えば、サンプリング周波数fsがチャ
ネルビットレートの2倍に設定される。
【0005】等化器14は、磁気記録チャネルの帯域制
限特性などによる符号間干渉を除去する。例えばトラン
スバーサル型などの線形等化器を使用してディジタル信
号処理回路で実現できる。
限特性などによる符号間干渉を除去する。例えばトラン
スバーサル型などの線形等化器を使用してディジタル信
号処理回路で実現できる。
【0006】ディジタルPLL回路16は、固定クロッ
クでサンプリングされた信号サンプル値Skに基づい
て、データ存在点の位相Pkに同期する回路である。デ
ィジタルPLL回路103については、特願平3−30
6643号に詳しく開示されているので、ここでは、図
6に概略的構成を示し、簡単に説明するだけにとどめ
る。
クでサンプリングされた信号サンプル値Skに基づい
て、データ存在点の位相Pkに同期する回路である。デ
ィジタルPLL回路103については、特願平3−30
6643号に詳しく開示されているので、ここでは、図
6に概略的構成を示し、簡単に説明するだけにとどめ
る。
【0007】図6を参照するに、瞬時位相計算部50
は、入力として、時刻t=kTsにおけるチャネル再生
信号のサンプル値Skを受ける。瞬時位相計算部50
は、入力信号データとは非同期に固定クロックでサンプ
リングされた連続する2つの信号サンプル値に基づい
て、信号サンプルSkの存在時刻t=kTsからさかのぼ
って当該第kタイムスロット内の信号波形ゼロクロス点
(0゜位相の候補)までの時間である瞬時位相ΔPkを
出力する。単位は、量子化位相数である。
は、入力として、時刻t=kTsにおけるチャネル再生
信号のサンプル値Skを受ける。瞬時位相計算部50
は、入力信号データとは非同期に固定クロックでサンプ
リングされた連続する2つの信号サンプル値に基づい
て、信号サンプルSkの存在時刻t=kTsからさかのぼ
って当該第kタイムスロット内の信号波形ゼロクロス点
(0゜位相の候補)までの時間である瞬時位相ΔPkを
出力する。単位は、量子化位相数である。
【0008】瞬時位相ΔPkは、位相値0を持つ0゜位
相から時刻kTsまでの距離であると同時に、時刻t=
kTsが位相上でどの値を持つかを表す。ここで位相上
では、360゜がデイジタル値2NPLLに相当する。ま
た、1タイムスロット幅の時間Tsは、位相上では18
0゜に相当し、量子化位相数を単位とすると2NPLL-1に
相当する。瞬時位相ΔPkは、連続する2つの信号サン
プル値SkとSk-1間の信号波形が直線近似できるものと
仮定して求められる。瞬時位相ΔPkは、NPLLビットの
位相データΔPkとして、内部位相レジスタ56から出
力される位相Pk-1と、加算器51において加算され
る。加算器51の出力は、乗算器53において修正係数
αが乗ざられて、ANDゲート54の一方の入力に供給
される。
相から時刻kTsまでの距離であると同時に、時刻t=
kTsが位相上でどの値を持つかを表す。ここで位相上
では、360゜がデイジタル値2NPLLに相当する。ま
た、1タイムスロット幅の時間Tsは、位相上では18
0゜に相当し、量子化位相数を単位とすると2NPLL-1に
相当する。瞬時位相ΔPkは、連続する2つの信号サン
プル値SkとSk-1間の信号波形が直線近似できるものと
仮定して求められる。瞬時位相ΔPkは、NPLLビットの
位相データΔPkとして、内部位相レジスタ56から出
力される位相Pk-1と、加算器51において加算され
る。加算器51の出力は、乗算器53において修正係数
αが乗ざられて、ANDゲート54の一方の入力に供給
される。
【0009】次に、0゜位相対応瞬時位相データ選出部
52について説明する。瞬時位相ΔPkは、信号波形が
ゼロクロスする場合には、常に計算されるものである。
従って、チャネル符号法によっては、本来のデータが存
在する0゜位相ではない点において計算されたものであ
る場合がある。パーシャルレスポンス(以下、PRSと
称す)(1,0,1)の場合等では、0゜位相以外にも
逆位相でゼロクロスする場合がある。従って、何らかの
手段によって、真の0゜位相における瞬時位相計算出力
だけを選別なければならない。このため、例えばPRS
(1,0,1)の場合には、3値レベル予測部52Aに
よって仮データを検出し、位相制御信号生成部52B
が、仮データに基づいて0゜位相と判定した瞬時位相Δ
Pkに対して位相制御信号modifiy_Pkを出力す
る。この位相制御信号modifiy_Pkは、AND
ゲート54の他方の入力に供給される。これにより、選
別された瞬時位相ΔPk(正確には、乗算器53の出
力)のみが、ANDゲート54を介して加算器55に供
給され、レジスタ56の出力位相Pk-1と加算される。
52について説明する。瞬時位相ΔPkは、信号波形が
ゼロクロスする場合には、常に計算されるものである。
従って、チャネル符号法によっては、本来のデータが存
在する0゜位相ではない点において計算されたものであ
る場合がある。パーシャルレスポンス(以下、PRSと
称す)(1,0,1)の場合等では、0゜位相以外にも
逆位相でゼロクロスする場合がある。従って、何らかの
手段によって、真の0゜位相における瞬時位相計算出力
だけを選別なければならない。このため、例えばPRS
(1,0,1)の場合には、3値レベル予測部52Aに
よって仮データを検出し、位相制御信号生成部52B
が、仮データに基づいて0゜位相と判定した瞬時位相Δ
Pkに対して位相制御信号modifiy_Pkを出力す
る。この位相制御信号modifiy_Pkは、AND
ゲート54の他方の入力に供給される。これにより、選
別された瞬時位相ΔPk(正確には、乗算器53の出
力)のみが、ANDゲート54を介して加算器55に供
給され、レジスタ56の出力位相Pk-1と加算される。
【0010】0゜位相データPkおよび有効信号Vkは、
0゜位相データ存在点のタイムスロット内における位置
を示すデータとして、0゜位相サンプル値補間器15に
供給される。
0゜位相データ存在点のタイムスロット内における位置
を示すデータとして、0゜位相サンプル値補間器15に
供給される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図6のディジタルPL
L回路の帰還ループ内には、複数の加算器および乗算器
が含まれるので、演算遅延時間の合計値が大きくなる
(例えば、30ナノ秒乃至40ナノ秒)。帰還ループに
おいては、パイプライン処理が困難であり、ループ内部
の演算は、1サンプリング時間内に終了しなければなら
ない。従って、上記演算遅延時間が、サンプリング間隔
の最小可能値を決定してしまう。
L回路の帰還ループ内には、複数の加算器および乗算器
が含まれるので、演算遅延時間の合計値が大きくなる
(例えば、30ナノ秒乃至40ナノ秒)。帰還ループに
おいては、パイプライン処理が困難であり、ループ内部
の演算は、1サンプリング時間内に終了しなければなら
ない。従って、上記演算遅延時間が、サンプリング間隔
の最小可能値を決定してしまう。
【0012】また、ビタビ復号器内部にも、尤度更新の
ためのACS(Add Compare Store)
ループが存在し、同様にサンプリング間隔の最小値を制
限する。
ためのACS(Add Compare Store)
ループが存在し、同様にサンプリング間隔の最小値を制
限する。
【0013】従って、記録媒体上の線密度の増加によっ
て、チャネルビットレートを高めることが必要になって
も、回路素子の速度により、その値が制限されてしまう
という問題点があった。
て、チャネルビットレートを高めることが必要になって
も、回路素子の速度により、その値が制限されてしまう
という問題点があった。
【0014】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、例えば復調等の所要の信号処理に要する
時間が大きくなっても、再生チャネルの伝送速度を高く
できるディジタル信号処理回路を提供することを目的と
する。
たものであり、例えば復調等の所要の信号処理に要する
時間が大きくなっても、再生チャネルの伝送速度を高く
できるディジタル信号処理回路を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のディジ
タル信号処理回路は、再生チャネルからのディジタル信
号を記憶するためのメモリ(例えば、実施例のRAM1
2)と、ディジタル信号を第1の速度でメモリに書き込
み、第1の速度より低い第2の速度でメモリからディジ
タル信号を読み出すメモリコントローラ(例えば、実施
例のRAMコントローラ13)と、メモリから読み出さ
れたディジタル信号に対して、所要の信号処理を行う回
路(例えば、実施例の等化器14、0゜位相サンプル値
補間器15、ディジタルPLL回路16およびビタビ復
号器18等)とを備えることを特徴とする。
タル信号処理回路は、再生チャネルからのディジタル信
号を記憶するためのメモリ(例えば、実施例のRAM1
2)と、ディジタル信号を第1の速度でメモリに書き込
み、第1の速度より低い第2の速度でメモリからディジ
タル信号を読み出すメモリコントローラ(例えば、実施
例のRAMコントローラ13)と、メモリから読み出さ
れたディジタル信号に対して、所要の信号処理を行う回
路(例えば、実施例の等化器14、0゜位相サンプル値
補間器15、ディジタルPLL回路16およびビタビ復
号器18等)とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項2に記載のディジタル信号処理回路
は、再生チャネルが、ディスクからの再生チャネルであ
ることを特徴とする。
は、再生チャネルが、ディスクからの再生チャネルであ
ることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の構成のディジタル信号処理回路にお
いては、メモリコントローラによって、ディジタル信号
が第1の速度でメモリに書き込まれ、第1の速度より低
い第2の速度でメモリからディジタル信号が読み出さ
れ、メモリから読み出されたディジタル信号に対して、
所要の信号処理が行われる。従って、所要の信号処理速
度が、再生チャネルの伝送速度より低くても良くなる。
よって、例えば復調等の所要の信号処理に要する時間が
大きくなっても、再生チャネルの伝送速度を高くでき
る。
いては、メモリコントローラによって、ディジタル信号
が第1の速度でメモリに書き込まれ、第1の速度より低
い第2の速度でメモリからディジタル信号が読み出さ
れ、メモリから読み出されたディジタル信号に対して、
所要の信号処理が行われる。従って、所要の信号処理速
度が、再生チャネルの伝送速度より低くても良くなる。
よって、例えば復調等の所要の信号処理に要する時間が
大きくなっても、再生チャネルの伝送速度を高くでき
る。
【0018】請求項2の構成のディジタル信号処理回路
においては、ディスクからの再生チャネルからのディジ
タル信号が第1の速度でメモリに書き込まれ、第1の速
度より低い第2の速度でメモリからディジタル信号が読
み出され、メモリから読み出されたディジタル信号に対
して、所要の信号処理が行われる。従って、ディスクの
記録密度増大に合わせて、再生チャネルの伝送速度を高
くできる。
においては、ディスクからの再生チャネルからのディジ
タル信号が第1の速度でメモリに書き込まれ、第1の速
度より低い第2の速度でメモリからディジタル信号が読
み出され、メモリから読み出されたディジタル信号に対
して、所要の信号処理が行われる。従って、ディスクの
記録密度増大に合わせて、再生チャネルの伝送速度を高
くできる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明のディジタル信号処理回路を
データ復調器に適用した場合の一実施例の構成を示す。
この実施例の説明に入る前に、本発明を利用できるディ
ジタル磁気ディスク記録再生装置について説明する。
データ復調器に適用した場合の一実施例の構成を示す。
この実施例の説明に入る前に、本発明を利用できるディ
ジタル磁気ディスク記録再生装置について説明する。
【0020】図4は、データの流れから見たディジタル
磁気ディスク記録再生装置を示すブロック図である。ホ
ストコンピュータ30からハードディスクドライブ(H
DD)サブシステム40にデータを記録する場合には、
まず、ホストコンピュータ30からバスインターフェー
スを介してHDDサブシステム40内部の磁気ディスク
コントローラ41にデータが送られ、磁気ディスクコン
トローラ41はこのデータを磁気ディスクに記録できる
フォーマットにあてはめ、さらに磁気記録再生チャネル
に適合する変調を施して、記録アンプ42に送る。記録
アンプ42はヘッドディスクアセンブリ43内部の磁気
ヘッドに記録電流を流して、データの記録が行われる。
なおヘッドディスクアセンブリ43は、データを記録す
る磁気ディスク、記録再生ヘッド、ヘッド移動機構およ
びスピンドルモータ等からなる機構ブロックである。
磁気ディスク記録再生装置を示すブロック図である。ホ
ストコンピュータ30からハードディスクドライブ(H
DD)サブシステム40にデータを記録する場合には、
まず、ホストコンピュータ30からバスインターフェー
スを介してHDDサブシステム40内部の磁気ディスク
コントローラ41にデータが送られ、磁気ディスクコン
トローラ41はこのデータを磁気ディスクに記録できる
フォーマットにあてはめ、さらに磁気記録再生チャネル
に適合する変調を施して、記録アンプ42に送る。記録
アンプ42はヘッドディスクアセンブリ43内部の磁気
ヘッドに記録電流を流して、データの記録が行われる。
なおヘッドディスクアセンブリ43は、データを記録す
る磁気ディスク、記録再生ヘッド、ヘッド移動機構およ
びスピンドルモータ等からなる機構ブロックである。
【0021】データを再生する場合は、ヘッドディスク
アセンブリ43において磁気ディスク上の記録磁化パタ
ーンが磁気再生ヘッドにより読み出され、再生アンプ4
4により再生信号として増幅され、データ復調器45に
おいて、ディジタルデータに戻される。このディジタル
データは、さらに磁気ディスクコントローラ41でチャ
ネル変調の復調やフォーマットの解除が行われ、バスイ
ンターフェースを介してホストコンピュータ30に送ら
れる。
アセンブリ43において磁気ディスク上の記録磁化パタ
ーンが磁気再生ヘッドにより読み出され、再生アンプ4
4により再生信号として増幅され、データ復調器45に
おいて、ディジタルデータに戻される。このディジタル
データは、さらに磁気ディスクコントローラ41でチャ
ネル変調の復調やフォーマットの解除が行われ、バスイ
ンターフェースを介してホストコンピュータ30に送ら
れる。
【0022】図1のディジタル信号処理回路の実施例
は、図4の磁気記録再生装置のうちデータ復調器45に
おいて利用可能なものである。図1の実施例において、
A/D変換器11、等化器14、0゜位相サンプル値補
間器15、ディジタルPLL回路16、レベルトラッキ
ングループ17およびビタビ復号器18は、図5と同一
である。ただし、A/D変換器11が、第1固定周波数
クロックfs1に従って動作し、等化器14、0゜位相サ
ンプル値補間器15、ディジタルPLL回路16、レベ
ルトラッキングループ17およびビタビ復号器18が、
第1固定周波数クロックfs1より低い周波数の第2固定
周波数クロックfs2に従って動作する点が異なる。
は、図4の磁気記録再生装置のうちデータ復調器45に
おいて利用可能なものである。図1の実施例において、
A/D変換器11、等化器14、0゜位相サンプル値補
間器15、ディジタルPLL回路16、レベルトラッキ
ングループ17およびビタビ復号器18は、図5と同一
である。ただし、A/D変換器11が、第1固定周波数
クロックfs1に従って動作し、等化器14、0゜位相サ
ンプル値補間器15、ディジタルPLL回路16、レベ
ルトラッキングループ17およびビタビ復号器18が、
第1固定周波数クロックfs1より低い周波数の第2固定
周波数クロックfs2に従って動作する点が異なる。
【0023】図1の実施例の特徴は、A/D変換器11
から出力されるディシタル信号を記憶するRAM12
と、このRAM12の書き込みおよび読みだしを制御す
るRAMコントローラ13が設けられていることであ
る。RAM12とRAMコントローラ13の組み合わせ
によって、大容量のFIFOメモリを構成できる。
から出力されるディシタル信号を記憶するRAM12
と、このRAM12の書き込みおよび読みだしを制御す
るRAMコントローラ13が設けられていることであ
る。RAM12とRAMコントローラ13の組み合わせ
によって、大容量のFIFOメモリを構成できる。
【0024】RAM12は、書き込み用データ入力端子
と、読み出し用データ出力端子とが、それぞれ独立に設
けられるデュアルポートRAMである。本実施例におい
て使用されるRAMは、データワード幅が8ビット、ア
ドレスワード幅が13ビットであり、記憶容量が213×
8[bits]=65536[bits]である。これ
により、512[Bytes]のデータシンボルを含む
セクターを2[Samples/bit]のレートでサ
ンプリングしたサンプル系列(1024[Sample
s]を一括してRAM12に記憶できる。
と、読み出し用データ出力端子とが、それぞれ独立に設
けられるデュアルポートRAMである。本実施例におい
て使用されるRAMは、データワード幅が8ビット、ア
ドレスワード幅が13ビットであり、記憶容量が213×
8[bits]=65536[bits]である。これ
により、512[Bytes]のデータシンボルを含む
セクターを2[Samples/bit]のレートでサ
ンプリングしたサンプル系列(1024[Sample
s]を一括してRAM12に記憶できる。
【0025】RAMコントローラ13は、RAM12に
対して、読出し/書込み制御信号R/Wと、アドレスと
を与える。RAMコントローラ13には、第1固定周波
数クロックfs1が供給されるとともに、第2固定周波数
クロックfs2が供給される。上述のように、第2固定周
波数クロックfs2は、第1固定周波数クロックfs1より
も周波数が低く設定されている。また、RAMコントロ
ーラ13には、磁気ディスクコントローラ41のサーボ
回路系からセクターインデックス信号が供給される。セ
クターインデックス信号は、セクターの開始点を示すパ
ルスである。また、RAMコントローラ13には、磁気
ディスクコントローラ41から、あるセクターに対する
データ読出指示信号が与えられる。また、RAMコント
ローラ13は、磁気ディスクコントローラ41に対し、
RAMが動作中であることを示すRAM使用中信号を出
力する。
対して、読出し/書込み制御信号R/Wと、アドレスと
を与える。RAMコントローラ13には、第1固定周波
数クロックfs1が供給されるとともに、第2固定周波数
クロックfs2が供給される。上述のように、第2固定周
波数クロックfs2は、第1固定周波数クロックfs1より
も周波数が低く設定されている。また、RAMコントロ
ーラ13には、磁気ディスクコントローラ41のサーボ
回路系からセクターインデックス信号が供給される。セ
クターインデックス信号は、セクターの開始点を示すパ
ルスである。また、RAMコントローラ13には、磁気
ディスクコントローラ41から、あるセクターに対する
データ読出指示信号が与えられる。また、RAMコント
ローラ13は、磁気ディスクコントローラ41に対し、
RAMが動作中であることを示すRAM使用中信号を出
力する。
【0026】図2は、RAMコントローラ13の一構成
例を示す。Dフリップフロップ20のD入力端子には、
磁気ディスクコントローラ41からデータ読出指示信号
が供給される。また、Dフリップフロップ20のクロッ
ク入力端子には、磁気ディスクコントローラ41からセ
クターインデックス信号が供給される。Dフリップフロ
ップ20のQ出力端子は、Dフリップフロップ21のD
入力端子に接続されている。Dフリップフロップ21の
クロック入力端子には、第1固定周波数クロックfs1が
供給される。
例を示す。Dフリップフロップ20のD入力端子には、
磁気ディスクコントローラ41からデータ読出指示信号
が供給される。また、Dフリップフロップ20のクロッ
ク入力端子には、磁気ディスクコントローラ41からセ
クターインデックス信号が供給される。Dフリップフロ
ップ20のQ出力端子は、Dフリップフロップ21のD
入力端子に接続されている。Dフリップフロップ21の
クロック入力端子には、第1固定周波数クロックfs1が
供給される。
【0027】Dフリッフフロップ21のQ出力端子は、
JKフリップフロップ22のJ入力端子に接続されてい
る。Dフリップフロップ21の反転Q出力端子は、Dフ
リップフロップ20のクリア入力端子および第1カウン
タ23のロード入力端子に接続されている。JKフリッ
プフロップ22のクロック入力端子には、第1固定周波
数クロックfs1が供給される。JKフリップフロップ2
2のクリア入力端子には、反転リセット信号が供給され
る。
JKフリップフロップ22のJ入力端子に接続されてい
る。Dフリップフロップ21の反転Q出力端子は、Dフ
リップフロップ20のクリア入力端子および第1カウン
タ23のロード入力端子に接続されている。JKフリッ
プフロップ22のクロック入力端子には、第1固定周波
数クロックfs1が供給される。JKフリップフロップ2
2のクリア入力端子には、反転リセット信号が供給され
る。
【0028】JKフリップフロップ22の反転Q出力
は、RAM12に対する読出し/書込み制御信号R/W
であるとともに、アドレスセレクタ26に対する選択制
御信号である。また、JKフリップフロップ22の反転
Q出力は、第1カウンタ23のENP端子にも供給され
る。
は、RAM12に対する読出し/書込み制御信号R/W
であるとともに、アドレスセレクタ26に対する選択制
御信号である。また、JKフリップフロップ22の反転
Q出力は、第1カウンタ23のENP端子にも供給され
る。
【0029】第1カウンタ23のクロック入力端子に
は、第1固定周波数クロックfs1が供給される。第1カ
ウンタ23の出力Q0乃至Q12は、RAM12へのアド
レス(これは、後述のように書き込みアドレスとなる)
としてアドレスセレクタ26に供給される。第1カウン
タ23のリップルキャリー23Cは、JKフリップフロ
ップ22のK入力端子および第2カウンタ25のLOA
D端子に供給されるとともに、インバータ28を介して
JKフリップフロップ24のJ入力端子に供給される。
は、第1固定周波数クロックfs1が供給される。第1カ
ウンタ23の出力Q0乃至Q12は、RAM12へのアド
レス(これは、後述のように書き込みアドレスとなる)
としてアドレスセレクタ26に供給される。第1カウン
タ23のリップルキャリー23Cは、JKフリップフロ
ップ22のK入力端子および第2カウンタ25のLOA
D端子に供給されるとともに、インバータ28を介して
JKフリップフロップ24のJ入力端子に供給される。
【0030】JKフリップフロップ24のクロック入力
端子には、第1固定周波数クロックfs1が供給される。
JKフリップフロップ24のクリア入力端子には、反転
リセット信号が供給される。JKフリップフロップ24
の反転Q出力は、第2カウンタ25のENP端子に供給
される。第2カウンタ25のクロック入力端子には、第
1固定周波数クロックfs1が供給される。第2カウンタ
25のENT端子には、第2固定周波数クロックfs2供
給される。第2カウンタ25の出力Q0乃至Q1 2は、R
AM12へのアドレス(これは、後述のように読み出し
アドレスとなる)としてアドレスセレクタ26に供給さ
れる。第1カウンタ25のリップルキャリー25Cは、
JKフリップフロップ24のK入力端子およびステータ
ス用Dフリップフロップ27のクリア入力端子に供給さ
れる。
端子には、第1固定周波数クロックfs1が供給される。
JKフリップフロップ24のクリア入力端子には、反転
リセット信号が供給される。JKフリップフロップ24
の反転Q出力は、第2カウンタ25のENP端子に供給
される。第2カウンタ25のクロック入力端子には、第
1固定周波数クロックfs1が供給される。第2カウンタ
25のENT端子には、第2固定周波数クロックfs2供
給される。第2カウンタ25の出力Q0乃至Q1 2は、R
AM12へのアドレス(これは、後述のように読み出し
アドレスとなる)としてアドレスセレクタ26に供給さ
れる。第1カウンタ25のリップルキャリー25Cは、
JKフリップフロップ24のK入力端子およびステータ
ス用Dフリップフロップ27のクリア入力端子に供給さ
れる。
【0031】ステータス用フリップフロップ27のD入
力端子には、磁気ディスクコントローラ41からデータ
読出指示信号が供給される。ステータス用フリップフロ
ップ27のクロック入力端子には、磁気ディスクコント
ローラ41からセクターインデックス信号が供給され
る。ステータス用フリップフロップ27のQ出力端子か
らは、RAM使用中信号が出力される。
力端子には、磁気ディスクコントローラ41からデータ
読出指示信号が供給される。ステータス用フリップフロ
ップ27のクロック入力端子には、磁気ディスクコント
ローラ41からセクターインデックス信号が供給され
る。ステータス用フリップフロップ27のQ出力端子か
らは、RAM使用中信号が出力される。
【0032】図3は、図2に示されたRAMコントロー
ラ13の一動作例を示すタイミング図である。この動作
例は、磁気ディスクのあるセクターのデータを再生する
場合の例である。初期状態として、RAM12が空で何
も記録されていないものとする。また、RAMコントロ
ーラ13のJKフリップフロップ22および24は、初
期クリアされているものとする。
ラ13の一動作例を示すタイミング図である。この動作
例は、磁気ディスクのあるセクターのデータを再生する
場合の例である。初期状態として、RAM12が空で何
も記録されていないものとする。また、RAMコントロ
ーラ13のJKフリップフロップ22および24は、初
期クリアされているものとする。
【0033】まず、磁気ディスクコントローラ41か
ら、あるセクターのデータを読み出すべきことを指示す
るデータ読出指示信号が、Dフリップフロップ20のD
入力端子に供給される。Dフリップフロップ20は、そ
のクロック入力端子に、セクターインデックス信号が供
給されると、セットされて、次の段のDフリップフロッ
プ21とともに、第1固定周波数クロックfs1と同じク
ロック幅のパルスを発生する。
ら、あるセクターのデータを読み出すべきことを指示す
るデータ読出指示信号が、Dフリップフロップ20のD
入力端子に供給される。Dフリップフロップ20は、そ
のクロック入力端子に、セクターインデックス信号が供
給されると、セットされて、次の段のDフリップフロッ
プ21とともに、第1固定周波数クロックfs1と同じク
ロック幅のパルスを発生する。
【0034】これに応じて、JKフリップフロップ22
と第1の2進カウンタ23とから構成されるディジタル
・ワンショット・モノマルチバイブレータがトリガーさ
れる。第1カウンタ23は、まず数値0がロードされ、
その後、第1固定周波数クロックfs1に従ってカウント
アップする。このカウントアップ動作は、第1カウンタ
23の出力が8191に到達するまで続く。
と第1の2進カウンタ23とから構成されるディジタル
・ワンショット・モノマルチバイブレータがトリガーさ
れる。第1カウンタ23は、まず数値0がロードされ、
その後、第1固定周波数クロックfs1に従ってカウント
アップする。このカウントアップ動作は、第1カウンタ
23の出力が8191に到達するまで続く。
【0035】JKフリップフロップ22の反転Q出力
は、第1カウンタ23のカウントアップ動作中は、Lo
wであり、カウント終了とともに、Highとなる。J
Kフリップフロップ22の反転Q出力は、読出し/書込
み制御信号R/Wであり、Lowであるときは、RAM
12に対して書き込みを行うべきを指示し、Highで
あるときには、RAM12に対して、読み出しを行うべ
きことを指示する。
は、第1カウンタ23のカウントアップ動作中は、Lo
wであり、カウント終了とともに、Highとなる。J
Kフリップフロップ22の反転Q出力は、読出し/書込
み制御信号R/Wであり、Lowであるときは、RAM
12に対して書き込みを行うべきを指示し、Highで
あるときには、RAM12に対して、読み出しを行うべ
きことを指示する。
【0036】JKフリップフロップ22の反転Q出力
は、また、アドレスセレクタ26に対する選択制御信号
として機能し、Lowのときは、入力端子Aに供給され
る第1カウンタ23のカウント値を、RAM12への書
き込みアドレスとして出力すべきことを意味し、Hig
hのときは、入力端子Bに供給される第2カウンタ25
のカウント値を、RAM12への読み出しアドレスとし
て出力すべきことを意味する。今は、JKフリップフロ
ップ22の反転Q出力は、Lowなので、第1カウンタ
23のカウント値が、アドレスセレクタ26から、13
ビット幅の書き込みアドレスとして、RAM12に供給
される。RAM12は、A/D変換器11から出力され
るチャネル再生信号のサンプルを、セレクタ26から供
給された書き込みアドレスによつて示される位置に、第
1固定周波数クロックfs1の高速レートで、記憶する。
は、また、アドレスセレクタ26に対する選択制御信号
として機能し、Lowのときは、入力端子Aに供給され
る第1カウンタ23のカウント値を、RAM12への書
き込みアドレスとして出力すべきことを意味し、Hig
hのときは、入力端子Bに供給される第2カウンタ25
のカウント値を、RAM12への読み出しアドレスとし
て出力すべきことを意味する。今は、JKフリップフロ
ップ22の反転Q出力は、Lowなので、第1カウンタ
23のカウント値が、アドレスセレクタ26から、13
ビット幅の書き込みアドレスとして、RAM12に供給
される。RAM12は、A/D変換器11から出力され
るチャネル再生信号のサンプルを、セレクタ26から供
給された書き込みアドレスによつて示される位置に、第
1固定周波数クロックfs1の高速レートで、記憶する。
【0037】RAM12が、予め定められている819
2サンプル(1セクター分の再生信号を記憶するのに十
分な量)を記憶し終わると、第1カウンタ23は、アド
レス更新を停止し、リップルキャリー23Cを出力す
る。これにより、JKフリップフロップ22の反転Q出
力は、Highとなり、書き込みモードから読み出しモ
ードに移る。
2サンプル(1セクター分の再生信号を記憶するのに十
分な量)を記憶し終わると、第1カウンタ23は、アド
レス更新を停止し、リップルキャリー23Cを出力す
る。これにより、JKフリップフロップ22の反転Q出
力は、Highとなり、書き込みモードから読み出しモ
ードに移る。
【0038】磁気ディスクコントローラ41から指定さ
れた読み出し対象セクターが過ぎた後、データ復調器4
5は、RAM12から信号サンプルを読み出しながら、
復調処理を行う。このとき読出し/書込み制御信号R/
Wは、Highであり、読み出しモードを示す。このモ
ードにおいては、第2カウンタ25が、低速度の第2固
定クロックfs2に従ってアドレスを発生する。これによ
り、RAM12から読み出されたデータは、等化器14
に供給される。その後、ビット同期の確立や、データ検
出が行われる。これらの復調処理は、全て低速度の固定
クロックfs2に従って行われる。
れた読み出し対象セクターが過ぎた後、データ復調器4
5は、RAM12から信号サンプルを読み出しながら、
復調処理を行う。このとき読出し/書込み制御信号R/
Wは、Highであり、読み出しモードを示す。このモ
ードにおいては、第2カウンタ25が、低速度の第2固
定クロックfs2に従ってアドレスを発生する。これによ
り、RAM12から読み出されたデータは、等化器14
に供給される。その後、ビット同期の確立や、データ検
出が行われる。これらの復調処理は、全て低速度の固定
クロックfs2に従って行われる。
【0039】前述のRAM12への書き込みが終了する
と、第1カウンタ23からリップルキャリー23Cが出
力され、これがトリガーとなって、JKフリップフロッ
プ24と第2カウンタ25とにより構成されるディジタ
ル・ワンショット・モノマルチバイブレータが、動作を
開始する。ここで、第2カウンタ25は、低速の第2固
定クロックfs2によって、イネーブルされており、クロ
ックfs2の周波数でカウントアップする。カウントアッ
プは、0から始まり8191まで続行する。この間、第
2カウンタ25の出力は、セレクタ26を介してRAM
12へ読み出しアドレスとして供給される。
と、第1カウンタ23からリップルキャリー23Cが出
力され、これがトリガーとなって、JKフリップフロッ
プ24と第2カウンタ25とにより構成されるディジタ
ル・ワンショット・モノマルチバイブレータが、動作を
開始する。ここで、第2カウンタ25は、低速の第2固
定クロックfs2によって、イネーブルされており、クロ
ックfs2の周波数でカウントアップする。カウントアッ
プは、0から始まり8191まで続行する。この間、第
2カウンタ25の出力は、セレクタ26を介してRAM
12へ読み出しアドレスとして供給される。
【0040】第2カウンタ25は、その値が8191に
到達すると、カウント動作を停止する。このとき、第2
カウンタ25のリップルキャリー25Cがステータス用
フリップフロップ27をリセットし、磁気ディスクコン
トローラ41に対して出力されていたRAM使用中信号
の発生が停止される。
到達すると、カウント動作を停止する。このとき、第2
カウンタ25のリップルキャリー25Cがステータス用
フリップフロップ27をリセットし、磁気ディスクコン
トローラ41に対して出力されていたRAM使用中信号
の発生が停止される。
【0041】なお、RAMコントローラ13は、図2に
示された構成の外、種々の構成をとることができる。要
するに、RAM12から書き込み速度より低い速度でデ
ィジタル信号を読み出せる構成ならば、どのような構成
でも良い。
示された構成の外、種々の構成をとることができる。要
するに、RAM12から書き込み速度より低い速度でデ
ィジタル信号を読み出せる構成ならば、どのような構成
でも良い。
【0042】また、上記実施例においては、データ検出
器としてビタビ復号器を使用したが、単純な閾値レベル
との比較データ検出器も使用できる。
器としてビタビ復号器を使用したが、単純な閾値レベル
との比較データ検出器も使用できる。
【0043】また、上記実施例は、磁気ディスク装置の
データ復調器に関するものであるが、本発明はこれに限
定されず、種々のディジタル記録再生装置に適用でき
る。
データ復調器に関するものであるが、本発明はこれに限
定されず、種々のディジタル記録再生装置に適用でき
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1のディジタル信号処理回路によ
れば、再生チャネルからのディジタル信号を一旦メモリ
へ書き込み、書き込み速度よりも低い速度でメモリから
ディジタル信号を読み出して、所要の信号処理を行うよ
うにしたので、所要の信号処理速度を、再生チャネルの
伝送速度より低くできる。よって、例えば復調等の所要
の信号処理に要する時間が大きくなっても、再生チャネ
ルの伝送速度を高くできる。また、復調等の信号処理に
使用する回路素子の速度を下がることができるから、安
価な素子により、復調器等の所要の回路を構成できる。
れば、再生チャネルからのディジタル信号を一旦メモリ
へ書き込み、書き込み速度よりも低い速度でメモリから
ディジタル信号を読み出して、所要の信号処理を行うよ
うにしたので、所要の信号処理速度を、再生チャネルの
伝送速度より低くできる。よって、例えば復調等の所要
の信号処理に要する時間が大きくなっても、再生チャネ
ルの伝送速度を高くできる。また、復調等の信号処理に
使用する回路素子の速度を下がることができるから、安
価な素子により、復調器等の所要の回路を構成できる。
【0045】請求項2のディジタル信号処理回路によれ
ば、ディスクからの再生チャネルからのディジタル信号
を一旦メモリへ書き込み、書き込み速度よりも低い速度
でメモリからディジタル信号を読み出して、所要の信号
処理を行うようにしたので、ディスクの記録密度増大に
合わせて、再生チャネルの伝送速度を高くできる。
ば、ディスクからの再生チャネルからのディジタル信号
を一旦メモリへ書き込み、書き込み速度よりも低い速度
でメモリからディジタル信号を読み出して、所要の信号
処理を行うようにしたので、ディスクの記録密度増大に
合わせて、再生チャネルの伝送速度を高くできる。
【図1】磁気ディスク装置のデータ復調器に適用された
本発明のディジタル信号処理回路の一実施例の構成を示
すブロック図である。
本発明のディジタル信号処理回路の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1のRAMコントローラ13の一構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】図2に示されたRAMコントローラ13の一動
作例を示すタイミング図である。
作例を示すタイミング図である。
【図4】磁気ハードディスク記録再生装置の一構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】従来の磁気ディスク装置のデータ復調器の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】図5に示されたビット同期用ディジタルPLL
回路16の一構成例を示すブロック図である。
回路16の一構成例を示すブロック図である。
12 RAM 13 RAMコントローラ 14 等化器 15 0゜位相サンプル値補間器 18 ビタビ復号器 20,21,27 Dフリップフロップ 22,24 JKフリップフロップ 23,25 2進カウンタ 26 アドレスセレクタ 28 インバータ 45 データ復調器
Claims (2)
- 【請求項1】 再生チャネルからのディジタル信号を記
憶するためのメモリと、 前記ディジタル信号を第1の速度で前記メモリに書き込
み、前記第1の速度より低い第2の速度で前記メモリか
ら前記ディジタル信号を読み出すメモリコントローラ
と、 前記メモリから読み出された前記ディジタル信号に対し
て、所要の信号処理を行う回路とを備えることを特徴と
するディジタル信号処理回路。 - 【請求項2】 前記再生チャネルが、ディスクからの再
生チャネルであることを特徴とする請求項1記載のディ
ジタル信号処理回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059711A JPH05225693A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディジタル信号処理回路 |
US08/963,122 US6215833B1 (en) | 1992-02-14 | 1997-10-28 | Digital signal processing circuit |
US09/606,572 US6501812B1 (en) | 1992-02-14 | 2000-06-29 | Method for reading and demodulating data at different rates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059711A JPH05225693A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディジタル信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225693A true JPH05225693A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13121068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059711A Pending JPH05225693A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディジタル信号処理回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6215833B1 (ja) |
JP (1) | JPH05225693A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6519715B1 (en) | 1998-05-22 | 2003-02-11 | Hitachi, Ltd. | Signal processing apparatus and a data recording and reproducing apparatus including local memory processor |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05225693A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-09-03 | Sony Corp | ディジタル信号処理回路 |
EP1075107A1 (en) * | 1999-08-06 | 2001-02-07 | STMicroelectronics S.r.l. | A bidirectional synchronous interface with single time base |
JP3486145B2 (ja) * | 2000-01-17 | 2004-01-13 | 松下電器産業株式会社 | デジタル記録データ再生装置 |
US20040131157A1 (en) * | 2003-01-08 | 2004-07-08 | General Electric Company | LED based light source with uniform light field & well defined edges |
US8645793B2 (en) | 2008-06-03 | 2014-02-04 | Marvell International Ltd. | Statistical tracking for flash memory |
US8316206B2 (en) | 2007-02-12 | 2012-11-20 | Marvell World Trade Ltd. | Pilot placement for non-volatile memory |
US7827450B1 (en) | 2006-11-28 | 2010-11-02 | Marvell International Ltd. | Defect detection and handling for memory based on pilot cells |
US7808834B1 (en) | 2007-04-13 | 2010-10-05 | Marvell International Ltd. | Incremental memory refresh |
US8031526B1 (en) | 2007-08-23 | 2011-10-04 | Marvell International Ltd. | Write pre-compensation for nonvolatile memory |
US8189381B1 (en) | 2007-08-28 | 2012-05-29 | Marvell International Ltd. | System and method for reading flash memory cells |
US8085605B2 (en) | 2007-08-29 | 2011-12-27 | Marvell World Trade Ltd. | Sequence detection for flash memory with inter-cell interference |
US8179719B1 (en) | 2008-03-10 | 2012-05-15 | Marvell International Ltd. | Systems and methods for improving error distributions in multi-level cell memory systems |
Family Cites Families (11)
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US4463380A (en) * | 1981-09-25 | 1984-07-31 | Vought Corporation | Image processing system |
CA1256203A (en) * | 1983-03-25 | 1989-06-20 | Takeshi Ninomiya | Recording apparatus for recording a video signal obtained from a high speed scanning video camera |
JPH0789279B2 (ja) * | 1985-10-21 | 1995-09-27 | ヤマハ株式会社 | 楽音信号発生装置 |
US5146477A (en) * | 1987-03-17 | 1992-09-08 | Antonio Cantoni | Jitter control in digital communication links |
JP3004018B2 (ja) * | 1987-12-15 | 2000-01-31 | 株式会社東芝 | 信号記録装置 |
US5291468A (en) * | 1991-09-16 | 1994-03-01 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for synchronizing the readout of a sequential media device with a separate clocked device |
JPH05225693A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-09-03 | Sony Corp | ディジタル信号処理回路 |
JP3230319B2 (ja) * | 1992-07-09 | 2001-11-19 | ソニー株式会社 | 音響再生装置 |
US5424881A (en) * | 1993-02-01 | 1995-06-13 | Cirrus Logic, Inc. | Synchronous read channel |
US5812336A (en) * | 1995-12-05 | 1998-09-22 | Cirrus Logic, Inc. | Fixed sample rate sampled amplitude read channel for zoned magnetic recording |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4059711A patent/JPH05225693A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-28 US US08/963,122 patent/US6215833B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-29 US US09/606,572 patent/US6501812B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
US6519715B1 (en) | 1998-05-22 | 2003-02-11 | Hitachi, Ltd. | Signal processing apparatus and a data recording and reproducing apparatus including local memory processor |
US7028214B2 (en) | 1998-05-22 | 2006-04-11 | Hitachi, Ltd. | Signal processing apparatus and a data recording and reproducing apparatus including local memory processor |
US7334165B2 (en) | 1998-05-22 | 2008-02-19 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Signal processing apparatus and a data recording and reproducing apparatus including local memory processor |
US8117518B2 (en) | 1998-05-22 | 2012-02-14 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Signal processing apparatus and a data recording and reproducing apparatus including local memory processor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6501812B1 (en) | 2002-12-31 |
US6215833B1 (en) | 2001-04-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010403 |