JPH05224773A - マイクロプロセッサの駆動クロック制御装置 - Google Patents
マイクロプロセッサの駆動クロック制御装置Info
- Publication number
- JPH05224773A JPH05224773A JP4056836A JP5683692A JPH05224773A JP H05224773 A JPH05224773 A JP H05224773A JP 4056836 A JP4056836 A JP 4056836A JP 5683692 A JP5683692 A JP 5683692A JP H05224773 A JPH05224773 A JP H05224773A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- microprocessor
- frequency
- temperature
- temperature sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロプロセッサの性能を可能な限り十分
に引き出すことができるマイクロプロセッサの駆動クロ
ック制御装置を提供すること。 【構成】 マイクロプロセッサ10の温度を検知する検
知手段12と、この検知手段の検知情報を受けて上記マ
イクロプロセッサを駆動するためのクロック速度を変化
させる手段15とを備えて構成した。
に引き出すことができるマイクロプロセッサの駆動クロ
ック制御装置を提供すること。 【構成】 マイクロプロセッサ10の温度を検知する検
知手段12と、この検知手段の検知情報を受けて上記マ
イクロプロセッサを駆動するためのクロック速度を変化
させる手段15とを備えて構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサの
駆動クロック制御装置に関する。
駆動クロック制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサは、その駆動クロッ
クの周波数を上げるほど処理速度が速くなるが、電力消
費量が上昇し、発熱が激しくなる。そこで従来のマイク
ロプロセッサを用いた装置においては、マイクロプロセ
ッサの発熱を防止するために冷却ファンを用いたり、プ
リント基板の構造を工夫して自然対流で冷却を行うなど
の方法により、駆動クロック周波数を高く保っていた。
クの周波数を上げるほど処理速度が速くなるが、電力消
費量が上昇し、発熱が激しくなる。そこで従来のマイク
ロプロセッサを用いた装置においては、マイクロプロセ
ッサの発熱を防止するために冷却ファンを用いたり、プ
リント基板の構造を工夫して自然対流で冷却を行うなど
の方法により、駆動クロック周波数を高く保っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来装置は、マイクロプロセッサの冷却構造が大
きくなり、装置全体がかさばり小型化できないという問
題があった。また、冷却構造を小さくして小型化を計ろ
うとすると、マイクロプロセッサの駆動速度を遅くしな
ければならず、マイクロプロセッサの性能を十分に引き
出せないという問題があった。
ような従来装置は、マイクロプロセッサの冷却構造が大
きくなり、装置全体がかさばり小型化できないという問
題があった。また、冷却構造を小さくして小型化を計ろ
うとすると、マイクロプロセッサの駆動速度を遅くしな
ければならず、マイクロプロセッサの性能を十分に引き
出せないという問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、マイクロプロセッサの性能を可能な限り十
分に引き出すことができるマイクロプロセッサの駆動ク
ロック制御装置を提供することを目的とする。
れたもので、マイクロプロセッサの性能を可能な限り十
分に引き出すことができるマイクロプロセッサの駆動ク
ロック制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、マイクロプロセッサの温度を検知する検知
手段と、この検知手段の検知情報を受けて上記マイクロ
プロセッサを駆動するためのクロック速度を変化させる
手段とを備えて構成したものである。
するために、マイクロプロセッサの温度を検知する検知
手段と、この検知手段の検知情報を受けて上記マイクロ
プロセッサを駆動するためのクロック速度を変化させる
手段とを備えて構成したものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成により、マイクロプロセッサ
の温度を検知する検知手段が、マイクロプロセッサの温
度を検知し、その検知結果にもとづきマイクロプロセッ
サの温度が低い時はその駆動クロックを速くし、温度が
高い時は遅くする。これにより発熱源であるマイクロプ
ロセッサの発熱を駆動クロックの周波数により直接コン
トロールするので温度制御に時間遅れがなく、熱的条件
の許す限り駆動クロックを速くできるためマイクロプロ
セッサの性能を可能な限り十分に引き出すことができ
る。
の温度を検知する検知手段が、マイクロプロセッサの温
度を検知し、その検知結果にもとづきマイクロプロセッ
サの温度が低い時はその駆動クロックを速くし、温度が
高い時は遅くする。これにより発熱源であるマイクロプ
ロセッサの発熱を駆動クロックの周波数により直接コン
トロールするので温度制御に時間遅れがなく、熱的条件
の許す限り駆動クロックを速くできるためマイクロプロ
セッサの性能を可能な限り十分に引き出すことができ
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例であるマイクロ
プロセッサの駆動クロック制御装置のブロック図であ
る。マイクロプロセッサ10は例えばインテル社製の2
86や386を使用する。このマイクロプロセッサ10
の上に温度センサー12を接触させマイクロプロセッサ
10の温度を測定する。このマイクロプロセッサ10お
よび温度センサー12はクロック制御部14と接続され
る。クロック制御部14は温度センサー12の出力結果
を受けてマイクロプロセッサ10に最適なクロック信号
を送るクロック制御回路15と、このクロック制御回路
15に基本クロック周波数の信号を送るクロック発生回
路17とを備えている。クロック制御回路15はクロッ
ク発生回路17からの信号を分周してマイクロプロセッ
サ10に送信するもので、ゲートアレー等が用いられ
る。このクロック制御回路15は、分周回路19と温度
センサー12からのデータにもとづき最適なクロック周
波数を設定するデータ解析回路21とを備えている。ク
ロック制御回路15は温度センサー12からのデータに
もとづいて最適クロック周波数を選定し、クロック発生
回路17からの信号を分周してその最適周波数のクロッ
ク信号をマイクロプロセッサ10に送信する。クロック
制御回路15に接続されるクロック発生回路17として
は、市販の水晶発信器が使われる。また、上記インテル
社の286や386の場合、クロック制御回路15の出
力は2MHz から12.5MHz の範囲で周波数を変更しう
る。
して説明する。図1は本発明の一実施例であるマイクロ
プロセッサの駆動クロック制御装置のブロック図であ
る。マイクロプロセッサ10は例えばインテル社製の2
86や386を使用する。このマイクロプロセッサ10
の上に温度センサー12を接触させマイクロプロセッサ
10の温度を測定する。このマイクロプロセッサ10お
よび温度センサー12はクロック制御部14と接続され
る。クロック制御部14は温度センサー12の出力結果
を受けてマイクロプロセッサ10に最適なクロック信号
を送るクロック制御回路15と、このクロック制御回路
15に基本クロック周波数の信号を送るクロック発生回
路17とを備えている。クロック制御回路15はクロッ
ク発生回路17からの信号を分周してマイクロプロセッ
サ10に送信するもので、ゲートアレー等が用いられ
る。このクロック制御回路15は、分周回路19と温度
センサー12からのデータにもとづき最適なクロック周
波数を設定するデータ解析回路21とを備えている。ク
ロック制御回路15は温度センサー12からのデータに
もとづいて最適クロック周波数を選定し、クロック発生
回路17からの信号を分周してその最適周波数のクロッ
ク信号をマイクロプロセッサ10に送信する。クロック
制御回路15に接続されるクロック発生回路17として
は、市販の水晶発信器が使われる。また、上記インテル
社の286や386の場合、クロック制御回路15の出
力は2MHz から12.5MHz の範囲で周波数を変更しう
る。
【0008】温度センサー12からのデータは、クロッ
ク制御回路15に送られる。クロック制御回路15は、
その温度センサー12からのデータにもとづいてデータ
解析回路21により最適クロック周波数を選定し、クロ
ック発生回路17からの基本クロック周波数の信号を分
周してその最適周波数のクロック信号をマイクロプロセ
ッサ10に送信する。
ク制御回路15に送られる。クロック制御回路15は、
その温度センサー12からのデータにもとづいてデータ
解析回路21により最適クロック周波数を選定し、クロ
ック発生回路17からの基本クロック周波数の信号を分
周してその最適周波数のクロック信号をマイクロプロセ
ッサ10に送信する。
【0009】今、温度センサー12からのデータにより
マイクロプロセッサ10の温度が設定値T1より低い時
はマイクロプロセッサ10に送信するクロックの周波数
を速くし、温度が設定値T2(≧T1)よりも高い時は
遅くする。この結果、マイクロプロセッサ10の温度が
低いときは駆動クロックの周波数を速くして、高速で駆
動することによりマイクロプロセッサ10の処理速度を
限界まで高め、温度が高くなるとマイクロプロセッサ1
0に送る駆動クロックの周波数をその温度に応じて遅く
していくことにより、マイクロプロセッサ10をその温
度における最高の処理速度で駆動することができる。
マイクロプロセッサ10の温度が設定値T1より低い時
はマイクロプロセッサ10に送信するクロックの周波数
を速くし、温度が設定値T2(≧T1)よりも高い時は
遅くする。この結果、マイクロプロセッサ10の温度が
低いときは駆動クロックの周波数を速くして、高速で駆
動することによりマイクロプロセッサ10の処理速度を
限界まで高め、温度が高くなるとマイクロプロセッサ1
0に送る駆動クロックの周波数をその温度に応じて遅く
していくことにより、マイクロプロセッサ10をその温
度における最高の処理速度で駆動することができる。
【0010】尚、上記実施例においては、温度センサー
12、クロック制御回路15、クロック発生回路17と
もマイクロプロセッサ10の外部素子であるが、本発明
はこの実施例に限らず、上記温度センサー12、クロッ
ク制御回路15、クロック発生回路17の少なくとも1
つ、あるいは全ての素子がマイクロプロセッサ10の内
部素子としてセットされていても同様の効果を得ること
ができる。
12、クロック制御回路15、クロック発生回路17と
もマイクロプロセッサ10の外部素子であるが、本発明
はこの実施例に限らず、上記温度センサー12、クロッ
ク制御回路15、クロック発生回路17の少なくとも1
つ、あるいは全ての素子がマイクロプロセッサ10の内
部素子としてセットされていても同様の効果を得ること
ができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
イクロプロセッサの性能を可能な限り十分に引き出すこ
とができ、したがって特にパーソナルコンピュータに用
いた場合に好適なマイクロプロセッサの駆動クロック制
御装置を提供することができる。
イクロプロセッサの性能を可能な限り十分に引き出すこ
とができ、したがって特にパーソナルコンピュータに用
いた場合に好適なマイクロプロセッサの駆動クロック制
御装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例であるマイクロプロセッサの
駆動クロック制御装置のブロック図である。
駆動クロック制御装置のブロック図である。
10 マイクロプロセッサ 12 温度センサー(検知手段) 14 クロック制御部(クロック速度を変化させる手
段) 15 クロック制御回路(クロック制御手段) 17 クロック発生回路(クロック発生手段) 19 分周回路 21 データ解析回路
段) 15 クロック制御回路(クロック制御手段) 17 クロック発生回路(クロック発生手段) 19 分周回路 21 データ解析回路
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロプロセッサの温度を検知する検
知手段と、この検知手段の検知情報を受けて上記マイク
ロプロセッサを駆動するためのクロック速度を変化させ
る手段とを備えたことを特徴とするマイクロプロセッサ
の駆動クロック制御装置。 - 【請求項2】 上記クロック速度を変化させる手段は上
記マイクロプロセッサにクロック信号を送信するための
クロック発生手段と、このクロック発生手段が発生する
クロック信号の周波数を上記検知手段の検知情報にもと
づいて変更するためのクロック制御手段とを備えて構成
されることを特徴とする請求項1記載のマイクロプロセ
ッサの駆動クロック制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056836A JPH05224773A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マイクロプロセッサの駆動クロック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056836A JPH05224773A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マイクロプロセッサの駆動クロック制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224773A true JPH05224773A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13038483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056836A Withdrawn JPH05224773A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マイクロプロセッサの駆動クロック制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224773A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0699992A1 (en) * | 1994-09-02 | 1996-03-06 | Advanced Micro Devices, Inc. | Heuristic clock speed optimizing mechanism and computer system employing same |
US5752011A (en) * | 1994-06-20 | 1998-05-12 | Thomas; C. Douglas | Method and system for controlling a processor's clock frequency in accordance with the processor's temperature |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4056836A patent/JPH05224773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5752011A (en) * | 1994-06-20 | 1998-05-12 | Thomas; C. Douglas | Method and system for controlling a processor's clock frequency in accordance with the processor's temperature |
US5974557A (en) * | 1994-06-20 | 1999-10-26 | Thomas; C. Douglass | Method and system for performing thermal and power management for a computer |
US6216235B1 (en) * | 1994-06-20 | 2001-04-10 | C. Douglass Thomas | Thermal and power management for computer systems |
US6487668B2 (en) * | 1994-06-20 | 2002-11-26 | C. Douglass Thomas | Thermal and power management to computer systems |
EP0699992A1 (en) * | 1994-09-02 | 1996-03-06 | Advanced Micro Devices, Inc. | Heuristic clock speed optimizing mechanism and computer system employing same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |