JPH0522476U - 移動式クレーンの油圧制御装置 - Google Patents
移動式クレーンの油圧制御装置Info
- Publication number
- JPH0522476U JPH0522476U JP1769291U JP1769291U JPH0522476U JP H0522476 U JPH0522476 U JP H0522476U JP 1769291 U JP1769291 U JP 1769291U JP 1769291 U JP1769291 U JP 1769291U JP H0522476 U JPH0522476 U JP H0522476U
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- pump
- electromagnetic clutch
- switching valve
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- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 油圧ポンプを組合わせて簡単に吐出油量を変
化さすことが可能な油圧制御装置を提供することであ
る。 【構成】 油圧ポンプ１をＰＴＯ装置３に直接接続した
第一ポンプ５ａとＰＴＯ装置に電磁クラッチ６を介して
接続した第二ポンプ５ｂで構成するとともに、油圧切換
弁が所定値以上に操作されたことを検出する検出器７を
設け、この検出器の検出結果で電磁クラッチを接続する
よう構成した。
化さすことが可能な油圧制御装置を提供することであ
る。 【構成】 油圧ポンプ１をＰＴＯ装置３に直接接続した
第一ポンプ５ａとＰＴＯ装置に電磁クラッチ６を介して
接続した第二ポンプ５ｂで構成するとともに、油圧切換
弁が所定値以上に操作されたことを検出する検出器７を
設け、この検出器の検出結果で電磁クラッチを接続する
よう構成した。
Description
【０００１】
車両走行用のエンジンによって駆動される油圧ポンプが発生した油圧を、油圧 切換弁を介して各油圧アクチュエータに供給し駆動するようにした移動式クレー ンに関するものである。
【０００２】
図３に基いて説明する。 車両走行用のエンジン１が変速機２およびＰＴＯ（パワーテイクオフ）装置３ を介して油圧ポンプ４を駆動することによって、エンジン１の動力を油圧として 発生させ取出す。発生した油圧は油圧切換弁（図示せず）を介して各油圧アクチ ュエータ（図示せず）に供給し駆動する。 油圧ポンプ４は単一のポンプ、あるいは複数のポンプを一体に連結し一体回転 するものであり、単一のポンプの場合には単一の複数のポンプの場合には合計の 吐出油量が最大の必要吐出油量を満足するものが選択されている。
【０００３】
油圧ポンプは最大の必要吐出油量を満足する吐出油量のものが選択されている ので、最大の吐出油量を必要としないときには吐出油量のうち余剰分をタンクに 戻さなければならず、そのためのバルブを含む油圧回路を設ける必要があるとい う問題点があった。また余剰分があるということは、燃費の浪費を招くという問 題点もある。 可変容量型の油圧ポンプもあるが、この場合には複雑な制御回路を要するとと もに高価であるのでとくに小型のクレーンには適用しにくいという問題点もあっ た。 本考案は、簡単な構成で吐出油量を大小二段に切換え可能な移動式クレーンの 油圧制御装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
車両走行用のエンジンによって駆動される油圧ポンプが発生した油圧を、油圧 切換弁を介して各油圧アクチュエータに供給し駆動するようにした移動式クレー ンの油圧制御装置であって、 前記油圧ポンプはＰＴＯ（パワーテイクオフ）装置に直接接続した第一ポンプ とＰＴＯ装置に電磁クラッチを介して接続した第二ポンプで構成するとともに、 前記油圧切換弁が所定値以上に操作されたことを検出する検出器を設け、この検 出器の検出結果で前記電磁クラッチを接続するよう構成した。
【０００５】
油圧切換弁を所定値未満で操作すると、エンジンによって第一ポンプだけが駆 動されている。さらに油圧切換弁を操作し所定値以上に操作すると、所定値以上 に操作されたことを検出した検出器が電磁クラッチを接続して第二ポンプも第一 ポンプに加えてエンジンによって駆動される。
【０００６】
図１および図２に基いて説明する。 図３において従来の技術として説明し用いた符号１〜３は、本実施例の説明に おいても同意であるので説明を省略し用いる。
【０００７】 ５ａおよび５ｂは、油圧ポンプであってそれぞれ第一ポンプおよび第二ポンプ であり、６は、電磁クラッチであり、７は、検出器である。 第一ポンプ５ａと第二ポンプ５ｂは、合計の吐出油量が最大の必要吐出油量を 満足するものが選択され、第一ポンプ５ａは、ＰＴＯ装置３に直接接続し取付け てあり、第二ポンプ５ｂは、ＰＴＯ装置３に電磁クラッチを介して接続し取付け ている。電磁クラッチ６は、接のときに第二ポンプ５ｂを駆動する。検出器７は 、油圧切換弁（図示せず）が所定値以上に操作されたことを検出し、検出結果で 電磁クラッチ６を接続する。 図１は、ＰＴＯ装置３に第一ポンプ５ａと並列に電磁クラッチ６を介して第二 ポンプ５ｂを接続し取付けた例を示し、図２は、ＰＴＯ装置３に第一ポンプ５ａ を直接接続し第一ポンプ５ａに電磁クラッチ６を介して直列に第二ポンプ５ｂを 接続し取付けた例を示す。
【０００８】 クレーン作業状態で油圧切換弁を操作していないときおよび油圧切換弁を所定 値未満で操作しているとき、検出器７は油圧切換弁が所定値以上に操作されたこ とを検出しないから電磁クラッチ６を接続せず、エンジン１は変速機２およびＰ ＴＯ装置３を介して第一ポンプ５ａだけを駆動し油圧を発生している。油圧切換 弁を所定値未満で操作しているときには、発生した油圧が油圧切換弁を介して各 油圧アクチュエータ（図示せず）に供給され駆動する。
【０００９】 クレーン作業状態で油圧切換弁を所定値以上で操作しているとき、検出器７は 油圧切換弁が所定値以上に操作されたことを検出し電磁クラッチ６を接にする信 号を出力するから電磁クラッチ６が接続され、エンジン１は変速機２およびＰＴ Ｏ装置３を介して第二ポンプ５ｂも第一ポンプ５ａに加えて駆動し油圧を発生し ている。発生した油圧が油圧切換弁を介して各油圧アクチュエータに供給され駆 動する。
【００１０】 本実施例においては二個のポンプと一個の電磁クラッチを用いて説明したが、 三個のポンプと二個の電磁クラッチというふうに吐出油量を三段以上に切換え可 能にしても差支えないことはもちろんである。 また検出器は油圧切換弁の操作量を検出するものとして説明したが、アクセル の操作量を検出するものとしてもよい。
【００１１】
二個のポンプと一個の電磁クラッチを用いる簡単な構成で最大の必要吐出油量 を満足するとともに必要吐出油量が小さい場合には吐出油量を小さくして対応で きるのでその効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の移動式クレーンの油圧制御装置の説明
図である。
図である。
【図２】本考案の移動式クレーンの油圧制御装置の説明
図である。
図である。
【図３】従来の移動式クレーンの油圧制御装置の説明図
である。
である。
１ エンジン ３ ＰＴＯ装置 ５ａ 第一ポンプ ５ｂ 第二ポンプ ６ 電磁クラッチ ７ 検出器
Claims (1)
- 【請求項１】 車両走行用のエンジンによって駆動され
る油圧ポンプが発生した油圧を、油圧切換弁を介して各
油圧アクチュエータに供給し駆動するようにした移動式
クレーンの油圧制御装置であって、 前記油圧ポンプはＰＴＯ（パワーテイクオフ）装置に直
接接続した第一ポンプとＰＴＯ装置に電磁クラッチを介
して接続した第二ポンプで構成するとともに、前記油圧
切換弁が所定値以上に操作されたことを検出する検出器
を設け、この検出器の検出結果で前記電磁クラッチを接
続するよう構成したことを特徴とする移動式クレーンの
油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1769291U JPH0522476U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 移動式クレーンの油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1769291U JPH0522476U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 移動式クレーンの油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522476U true JPH0522476U (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=11950871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1769291U Pending JPH0522476U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 移動式クレーンの油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522476U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013032224A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-14 | Liebherr Werk Ehingen Gmbh | クレーン用駆動装置 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1769291U patent/JPH0522476U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013032224A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-14 | Liebherr Werk Ehingen Gmbh | クレーン用駆動装置 |
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