JPH0522466B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522466B2 JPH0522466B2 JP58187932A JP18793283A JPH0522466B2 JP H0522466 B2 JPH0522466 B2 JP H0522466B2 JP 58187932 A JP58187932 A JP 58187932A JP 18793283 A JP18793283 A JP 18793283A JP H0522466 B2 JPH0522466 B2 JP H0522466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator coil
- varnish
- holding
- circumferential surface
- holding chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002966 varnish Substances 0.000 claims description 36
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ステーターコイルのワニス処理装置
に関する。
に関する。
従来、ステーターコイルの防錆処理を行うため
に、ステーターコイルを直接ワニス浴に浸漬する
所謂どぶ漬機構を備えたワニス処理装置や、滴下
含浸機構を備えたワニス処理装置が使用されてい
る。しかしながら、前者の装置では、ステーター
コイルを保持するハンガー部分にワニスが付着す
るため、ステーターコイルのコイルエンド部にワ
ニスカスが付着し、後加工が必要となる欠点があ
つた。また、後者の装置では、特にステーターコ
イルの内周面又は外周面の一方に完全にワニスを
塗布できない欠点があつた。このため、装置によ
る塗布処理の後に、塗布不十分な領域に手作業に
よつて後処理をする必要があり、作業性を低下す
る問題があつた。
に、ステーターコイルを直接ワニス浴に浸漬する
所謂どぶ漬機構を備えたワニス処理装置や、滴下
含浸機構を備えたワニス処理装置が使用されてい
る。しかしながら、前者の装置では、ステーター
コイルを保持するハンガー部分にワニスが付着す
るため、ステーターコイルのコイルエンド部にワ
ニスカスが付着し、後加工が必要となる欠点があ
つた。また、後者の装置では、特にステーターコ
イルの内周面又は外周面の一方に完全にワニスを
塗布できない欠点があつた。このため、装置によ
る塗布処理の後に、塗布不十分な領域に手作業に
よつて後処理をする必要があり、作業性を低下す
る問題があつた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、ステーターコイルの内外周面の全域に亘つて
ワニスを確実に塗布すると共に、後作業を不要に
して作業性の向上を達成したステーターコイルの
ワニス処理装置を提供するものである。
り、ステーターコイルの内外周面の全域に亘つて
ワニスを確実に塗布すると共に、後作業を不要に
して作業性の向上を達成したステーターコイルの
ワニス処理装置を提供するものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例の概略構成を示す
説明図である。図中1は、被処理体であるステー
ターコイルを保持する機能を備えた保持チヤツク
である。保持チヤツク1は、ステーターコイルの
外周面に当接し、該コイルを保持し得るような間
隔に位置する複数本の外径ピン2を突出した保持
板3と、ステーターコイルの内周面に当接する間
隔で保持板3を貫挿して自在に出入できる複数本
の内径ピン4とで構成されている。保持チヤツク
1の前方には、ステーターコイルの保持面と対向
してその対向間隔を可変できるように塗布シリン
ダー5が設けられている。塗布シリンダー5及び
保持チヤツク1は、図示しない駆動機構により、
各々の対向間隔を調節できるようになつている。
保持チヤツク1と塗布シリンダー5間の上方に
は、滴下ノズル6が設けられている。滴下ノズル
6の端部はワニス供給管7を介してワニス浴8に
接続している。ワニス供給管7には、ポンプ等か
らなるワニス供給器9が介在されている。また、
保持チヤツク1には、これを所定の速度で自転さ
せるための回転機構(図示せず)が接続されてい
る。
説明図である。図中1は、被処理体であるステー
ターコイルを保持する機能を備えた保持チヤツク
である。保持チヤツク1は、ステーターコイルの
外周面に当接し、該コイルを保持し得るような間
隔に位置する複数本の外径ピン2を突出した保持
板3と、ステーターコイルの内周面に当接する間
隔で保持板3を貫挿して自在に出入できる複数本
の内径ピン4とで構成されている。保持チヤツク
1の前方には、ステーターコイルの保持面と対向
してその対向間隔を可変できるように塗布シリン
ダー5が設けられている。塗布シリンダー5及び
保持チヤツク1は、図示しない駆動機構により、
各々の対向間隔を調節できるようになつている。
保持チヤツク1と塗布シリンダー5間の上方に
は、滴下ノズル6が設けられている。滴下ノズル
6の端部はワニス供給管7を介してワニス浴8に
接続している。ワニス供給管7には、ポンプ等か
らなるワニス供給器9が介在されている。また、
保持チヤツク1には、これを所定の速度で自転さ
せるための回転機構(図示せず)が接続されてい
る。
而して、このように構成されたステーターコイ
ルのワニス処理装置10によれば、先ず第2図に
示す如く、内径ピン4を保持板3の前面部分から
完全に突き出し、内径ピン4を被処理体11であ
るステーターコイルの内周面に当接するようにス
テーターコイル内に挿入し、これを保持する。次
いで、図示しない回転機構によつて保持チヤツク
1を回転させて、被処理体11を自転させながら
その周面に滴下ノズル6からワニス供給器9にて
供給されて来たワニス12を滴下して含浸させ
る。
ルのワニス処理装置10によれば、先ず第2図に
示す如く、内径ピン4を保持板3の前面部分から
完全に突き出し、内径ピン4を被処理体11であ
るステーターコイルの内周面に当接するようにス
テーターコイル内に挿入し、これを保持する。次
いで、図示しない回転機構によつて保持チヤツク
1を回転させて、被処理体11を自転させながら
その周面に滴下ノズル6からワニス供給器9にて
供給されて来たワニス12を滴下して含浸させ
る。
次いで、図示しない加熱機構により予備乾燥を
施して含浸したワニス12を硬化した後、第3図
に示す如く、内径ピン4を引き戻すと共に外径ピ
ン2で被処理体11の外周面を保持する。次い
で、滴下ノズル6からワニス12を塗布シリンダ
ー5の周面に固けて滴下させる。然る後前述と同
様に図示しない回転機構により被処理体11を自
転させながら、周面にワニス12を塗布した塗布
シリンダー5を被処理体11内に、該塗布シリン
ダー5の外周面が該被処理体11の内周面の一部
に当接するように挿入する。引き続き、被処理体
11を自転させ、また同時に塗布シリンダー5と
保持チヤツク1の保持面との対向間隔を適宜可変
させることによつて、塗布シリンダー5の外周面
を、被処理体11の内周面の全般に連続的に接触
させ、被処理体11の内周面の全般に亘つてワニ
ス12の塗布を行う。次いで、塗布したワニス1
2の硬化処理を硬化炉内で施し、防錆のためのワ
ニス塗布処理を完了する。
施して含浸したワニス12を硬化した後、第3図
に示す如く、内径ピン4を引き戻すと共に外径ピ
ン2で被処理体11の外周面を保持する。次い
で、滴下ノズル6からワニス12を塗布シリンダ
ー5の周面に固けて滴下させる。然る後前述と同
様に図示しない回転機構により被処理体11を自
転させながら、周面にワニス12を塗布した塗布
シリンダー5を被処理体11内に、該塗布シリン
ダー5の外周面が該被処理体11の内周面の一部
に当接するように挿入する。引き続き、被処理体
11を自転させ、また同時に塗布シリンダー5と
保持チヤツク1の保持面との対向間隔を適宜可変
させることによつて、塗布シリンダー5の外周面
を、被処理体11の内周面の全般に連続的に接触
させ、被処理体11の内周面の全般に亘つてワニ
ス12の塗布を行う。次いで、塗布したワニス1
2の硬化処理を硬化炉内で施し、防錆のためのワ
ニス塗布処理を完了する。
このようにこのステーターコイルのワニス処理
装置10によれば、保持チヤツク1によつて被処
理体11の内外周面を逐次保持しながら内外周面
の全域に亘つてワニス12の塗布を容易にしかも
確実に行うことができる。このため、塗布処理後
に何ら後処理を必要としない。その結果、作業性
を著しく向上させることができる。
装置10によれば、保持チヤツク1によつて被処
理体11の内外周面を逐次保持しながら内外周面
の全域に亘つてワニス12の塗布を容易にしかも
確実に行うことができる。このため、塗布処理後
に何ら後処理を必要としない。その結果、作業性
を著しく向上させることができる。
以上説明した如く、本発明に係るステーターコ
イルのワニス処理装置によれば、ステーターコイ
ルの内外周面の全域に亘つてワニスを確実に塗布
すると共に、後作業を不要にして作業性を向上さ
せることができるものである。
イルのワニス処理装置によれば、ステーターコイ
ルの内外周面の全域に亘つてワニスを確実に塗布
すると共に、後作業を不要にして作業性を向上さ
せることができるものである。
第1図は、本発明の一実施例の概略構成を示す
説明図、第2図は、同実施例のワニス処理装置に
てステーターコイルの外周面にワニス処理を施し
ている状態を示す説明図、第3図は、同装置にて
ステーターコイルの内周面にワニス処理を施す状
態を示す説明図である。 1……保持チヤツク、2……外径ピン、3……
保持板、4……内径ピン、5……塗布シリンダ
ー、6……滴下ノズル、7……ワニス供給管、8
……ワニス浴、9……ワニス供給器、10……ス
テーターコイルのワニス処理装置、11……被処
理体、12……ワニス。
説明図、第2図は、同実施例のワニス処理装置に
てステーターコイルの外周面にワニス処理を施し
ている状態を示す説明図、第3図は、同装置にて
ステーターコイルの内周面にワニス処理を施す状
態を示す説明図である。 1……保持チヤツク、2……外径ピン、3……
保持板、4……内径ピン、5……塗布シリンダ
ー、6……滴下ノズル、7……ワニス供給管、8
……ワニス浴、9……ワニス供給器、10……ス
テーターコイルのワニス処理装置、11……被処
理体、12……ワニス。
Claims (1)
- 1 ステーターコイルの外周面に当接し、該コイ
ルを保持し得るような間隔で保持板に複数本の外
径ピンを突出し、且つ、前記ステーターコイルの
内周面に当接する間隔で複数本の内径ピンを該保
持板に出入自在に貫通してなる回転駆動される保
持チヤツクと、該保持チヤツクの前記ステーター
コイルの保持面との間隔を可変にして対向配置さ
れ、前記ステーターコイルの内径より小さい外径
を有する塗布シリンダーと、該塗布シリンダーと
前記保持チヤツク近傍に設けられ、端部がワニス
供給器を介してワニス浴に接続された滴下ノズル
とを具備することを特徴とするステーターコイル
のワニス処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18793283A JPS6082048A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ステ−タ−コイルのワニス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18793283A JPS6082048A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ステ−タ−コイルのワニス処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082048A JPS6082048A (ja) | 1985-05-10 |
JPH0522466B2 true JPH0522466B2 (ja) | 1993-03-29 |
Family
ID=16214704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18793283A Granted JPS6082048A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ステ−タ−コイルのワニス処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082048A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106329846A (zh) * | 2015-07-06 | 2017-01-11 | 上海鸣志电器股份有限公司 | 一种定子铁芯侧面涂胶设备及涂胶方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255601U (ja) * | 1975-10-20 | 1977-04-21 |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP18793283A patent/JPS6082048A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255601U (ja) * | 1975-10-20 | 1977-04-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082048A (ja) | 1985-05-10 |
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