JPH0522446Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522446Y2
JPH0522446Y2 JP471188U JP471188U JPH0522446Y2 JP H0522446 Y2 JPH0522446 Y2 JP H0522446Y2 JP 471188 U JP471188 U JP 471188U JP 471188 U JP471188 U JP 471188U JP H0522446 Y2 JPH0522446 Y2 JP H0522446Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
sheet
storage section
storage
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP471188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109454U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP471188U priority Critical patent/JPH0522446Y2/ja
Publication of JPH01109454U publication Critical patent/JPH01109454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522446Y2 publication Critical patent/JPH0522446Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乗用移動作業機に設置される座席の裏
面にシートの収納部を設けた乗用移動作業機にお
けるシート格納装置の改良構造に関する。
〔従来技術〕
従来、トラクタ、田植機、建設機械等の乗用移
動作業機はその使用後、長日時にわたつて圃場等
屋外に放置されるのが通例である。この場合、防
水膜体のシートを機体に覆せるのが好ましく、そ
のシートは機体とは別途に用意された略長方形の
シートを用いていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つて、従来手段によればシートをわざわざ準
備する労力や、シートの保管場所として工具箱内
に無造作に格納することによる使用時の使いづら
さ、及び、長大な前記シートは様々な姿勢に変形
するので機体に対するその基点が定まり難く、1
人でシートかけを行なうことが困難であり極めて
煩雑であるという欠点があつた。
それ故、機体を屋外に放置せざるを得ない場合
にあつてもシートをかけないまま雨ざらしにしが
ちであり、これにより機体の錆の発生や、各種機
器の劣化を早期に生じ易い問題があつた。
本考案は上記の実情に鑑み座席の裏面にシート
の収納部を設け、該収納部内にシートを着脱自在
に備えることにより、上記従来の問題を解消する
ことのできる乗用移動作業機におけるシート格納
装置の提供を目的として実施しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、乗用移動農
機に設置した座席の裏面に、機体を覆うシートを
格納し得る収納部を形成するとともに、該収納部
に格納されるシートの央部を前記収納部内に着脱
自在に連結して構成した乗用移動作業機における
シート格納装置としている。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は前後の車輪1aで支架された機体2の前方に
エンジンを内装するボンネツト3を配し、それよ
り後方にハンドル4及び座席5等からなる運転席
6、並びに、作業機部7を備えた乗用移動作業機
としてのトラクタである。
そして、前記座席5は実施例において第2,
3,4図のように構成され、トラクタ1全体を覆
うことの可能な防水可撓膜体のシート8が格納自
在となしてある。
即ち、座席5の背当部9の裏面9aには第2図
に示す鉄板枠10の断面構造をもつて、格納部1
1を凹入形成し、該格納部11は前記鉄板枠10
の外周を被覆する外膜12を切欠し、該切欠部に
フアスナー等の開閉具13を設けて開閉自在に閉
止されるようになしてある。
また、シート8はその外側縁に機体2の適所に
それぞれ係止可能な掛具8aを備えるとともに、
第1図の座席5の位置におけるシートで覆つた状
態で、前記掛具8aのそれぞれが適正位置に係止
される箇所のシート8央部に、ホツク状の連結具
8bを設け、これを枠板14に設けた孔に着脱自
在に差し込み固定している。
次に上記連結具8bの別実施例を第7図につい
て説明する。
15は連結具8bとしての可撓性又は弾性を有
する所定長さの紐であり、この紐15でシート8
央部と枠板14とを連結する。
従つて、この例によれば、格納部11からシー
ト8を出して機体2を覆い、掛具8aを機体2に
係止したとき、シート8の央部は格納部11内か
ら完全に突出して、その外表面は平坦状になるの
で、座席5を第1図状態に前倒しにしても、この
部分に雨水が溜るような不具合がなく好都合であ
る。
尚、前記シート8の格納部は第8図に示すよう
に、ヘツドレスト16内に設けてもよく、また、
座席5の底裏面17に形成してもよい。
また、上記座席5は機体2に枢軸18を介して
枢着されて、これを前方に傾倒したとき、第1図
点線の状態からハンドル4の上方を覆うように構
成すると、傾倒した座席5の裏面からシート8が
取り出し易く、且つ、シート8が座席5に邪魔さ
れることなく、具合よくシート8で機体2全体を
覆うことができる。
〔作用効果〕
本考案は叔上の如く構成したので、トラクタ作
業を終了し機体を停止し、これをシート8で覆つ
て保管したい場合には、先ず、座席5を前傾せし
めて第1図状態となす。次いで、開閉具13を開
いて外膜12を開放し、格納部11からシート8
を引き出して機体2の全体を覆い、掛具8aをそ
れぞれの機体2の適所に停止することでシート8
で作業機を覆う作業を速やかに行なうことができ
る。
従つて、本考案によれば乗用移動作業機の機体
保管時に、わざわざ別途にシートを準備すること
なく、格納部が形成し易く、且つ、格納する所の
認識し易い座席の裏面から随時シートを取り出し
て使用することができて便利であるとともに、シ
ートを機体に覆い掛けるとき、その央部は格納部
を基点として、機体に連結されているので、シー
トの位置決めが行ない易く、複雑な形状の機体で
あつても極めて適確に、且つ、迅速にシート覆い
作業ができる。
また、上記シートはこれが損耗して交換を要す
る場合、あるいは、シートの乾燥を要する場合に
はこれを格納部から容易に外して行なうことがで
きるので、より便利で実用的なものとなる効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるシート格納装
置備えたトラクタの側面図であつて、その使用状
態を示している。第2図は第1図A−A線による
シート及び座席の断面図、第3図は座席の背面斜
視図、第4図は第3図の使用状態を示す作用図で
ある。第5図は第1図のシート央部の局部平面
図、第6図はトラクタの斜視図である。第7図は
連結具の別実施例を示す断面図、第8図は座席の
別実施例を示す側面図である。 1……トラクタ、2……機体、3……ボンネツ
ト、4……ハンドル、5……座席、6……運転
席、7……作業機部、8……シート、8a……掛
具、8b……連結具、9……背当部、9a……裏
面、10……鉄板枠、11……格納部、12……
外膜、13……開閉具、14……枠板、15……
紐、16……ヘツドレスト、17……底裏面、1
8……枢軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗用移動農機に設置した座席の裏面に、機体を
    覆うシートを格納し得る収納部を形成するととも
    に、該収納部に格納されるシートの央部を前記収
    納部内に着脱自在に連結したことを特徴とする乗
    用移動作業機におけるシート格納装置。
JP471188U 1988-01-20 1988-01-20 Expired - Lifetime JPH0522446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP471188U JPH0522446Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP471188U JPH0522446Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109454U JPH01109454U (ja) 1989-07-24
JPH0522446Y2 true JPH0522446Y2 (ja) 1993-06-08

Family

ID=31207463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP471188U Expired - Lifetime JPH0522446Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522446Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109454U (ja) 1989-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63119115U (ja)
JPH0522446Y2 (ja)
JPH0285624U (ja)
JPH0427401Y2 (ja)
JPH0246431Y2 (ja)
JPH0228149Y2 (ja)
JPH0349180U (ja)
JPH042783U (ja)
JPH0483914U (ja)
JPH03123789U (ja)
JPH01150774U (ja)
JPH0266349U (ja)
JPS61158122U (ja)
JPS6347984U (ja)
JPS61148148U (ja)
JPH026565U (ja)
JPS61108774U (ja)
JPH03129354U (ja)
JPS6372248U (ja)
JPH0456553U (ja)
JPH02109418U (ja)
JPH02105044U (ja)
JPH0388916U (ja)
JPH026654U (ja)
JPS647017U (ja)