JPH05224084A - パッケージプラグイン型光コネクタ - Google Patents

パッケージプラグイン型光コネクタ

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JPH05224084A
JPH05224084A JP5978892A JP5978892A JPH05224084A JP H05224084 A JPH05224084 A JP H05224084A JP 5978892 A JP5978892 A JP 5978892A JP 5978892 A JP5978892 A JP 5978892A JP H05224084 A JPH05224084 A JP H05224084A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
package
ferrule
housing
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP5978892A
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English (en)
Inventor
Takeshi Oki
武 隠岐
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ端子を小型化して高密度実装を実
現しコストの低減を図る。 【構成】 パッケージハウジング1とバックパネルハウ
ジング2とは、従来と同様に、所定肉厚の板部材である
が、両ハウジングには、同軸の貫通孔が例えば横一列に
並列するように穿設されている。光ファイバ3(4)は
ハウジング1(2)の背後から挿入されるが、固定部材
たるストッパ5(6)、コイルばね7(8)、フェルー
ル9(10)がこの順序で光ファイバ3(4)の先端部
分が挿通され配置される。ハウジング1と2を嵌合させ
ると、フェルール10の先端が整列スリーブ11にガイ
ドされハウジング1内に入りフェルール9の先端面に当
接接触する。ストッパ5(6)はBNC形式でハウジン
グ1(2)に締結される。コイルばね7(8)がフェル
ール9(10)を押圧し両先端面を当接接触した状態に
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブル通
信に使用される光コネクタに係り、特にパッケージの挿
入により光コネクタの嵌合を行うパッケージプラグイン
型光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】パッケージプラグイン型光コネクタとし
ては、従来、例えば図3に示すものが知られている。図
3において、所謂基板であるパッケージ30は図示しな
いガイドレールに沿って図中右側から左側に向かって挿
入される。このパッケージ30の挿入方向先端にはスペ
ーサ31が突設され、スペーサ31が装置内奥の係止板
32に当接してパッケージ30の挿入位置が定まるよう
になっている。このパッケージ30にはパッケージハウ
ジング33がボルト34で固定され、また係止板32に
は装置内奥側からバックパネルハウジング35がボルト
36で固定されている。そして、パッケージハウジング
33には複数の外装部品37が並設装着され、バックパ
ネルハウジング35には複数の外装部品38が並設装着
される。
【0003】両外装部品は、図示するように、光フアイ
バ端子を構成するものである。即ち、外装部品37(3
8)には、光ファイバ39(40)の先端部分が挿入さ
れるが、その先端部分はフェルール41(42)で水平
保持され、外装部品37(38)の対向する先端部に形
成した嵌合部を係合させると、両光ファイバの先端面が
同軸で当接接触し両光ファイバを結合する。
【0004】要するに、外装部品37と同38は対をな
して1本の光ファイバを独立して扱える単心光コネクタ
を構成しているのであり、実際の装置ではこのような単
心光コネクタが複数個ハウジングに並設され、パッケー
ジ30の挿入により各単心光コネクタの嵌合を行うので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパッケ
ージプラグイン型光コネクタでは、外装部品の形で光フ
ァイバ端子を構成するので、光フアイバ端子が大きくな
る。従って、実装幅が大きくなり、高密度実装が困難で
あるという問題がある。
【0006】また、高密度実装を行うにはフェルールや
外装部品を肉薄にする必要があるが、そうすると機械的
強度が弱くなり、取り扱いが困難となるという問題があ
る。
【0007】さらに、光ファイバ端子としてバックパネ
ルハウジング用とパッケージハウジング用との2種類あ
り、しかも複数個の外装部品を組み立てるので、組立性
が悪く費用が嵩むという問題もある。
【0008】本発明の目的は、光ファイバ端子の小型化
が図れ、取り扱いが容易で、かつ組立性が良好でコスト
の低減が図れるパッケージプラグイン型光コネクタを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のパッケージプラグイン型光コネクタは次の
如き構成を有する。即ち、第1発明のパッケージプラグ
イン型光コネクタは、パッケージの挿入によりバックパ
ネルハウジングと当該パッケージに装備されるパッケー
ジハウジングとが嵌合し両ハウジングの光ファイバコー
ドの先端面を当接接触させるパッケージプラグイン型光
コネクタにおいて; 両ハウジングに、同軸の貫通孔を
穿設すると共に; 当該貫通孔内に、当該ハウジングの
背後から挿入される光ファイバコードの先端部分を保持
するフェルールと; 光ファイバコードが挿通される部
材であって該光ファイバコードの引き抜き側の貫通孔の
内面と係合して締結とその解除をなし得る機構を有する
固定部材と; 前記フェルールの背面と前記固定部材と
の間に設けられ固定部材の締結とその解除に応じてフェ
ルールの光ファイバコードの挿入方向への付勢とその解
除を行うコイルばねと; を設けたことを特徴とするも
のである。
【0010】また、第2発明のパッケージプラグイン型
光コネクタは、パッケージの挿入によりバックパネルハ
ウジングと当該パッケージに装備されるパッケージハウ
ジングとが嵌合し両ハウジングの光ファイバコードの先
端面を当接接触させるパッケージプラグイン型光コネク
タにおいて; 両ハウジングに、同軸の貫通孔を穿設す
ると共に; 当該貫通孔内に、当該ハウジングの背後か
ら挿入される光ファイバコードの先端部分を保持するフ
ェルールと; 光ファイバコードが挿通される部材であ
って、該光ファイバコードの引き抜き側の貫通孔の内面
と係合して締結とその解除をなし得る締結機構部と、こ
の締結機構部から前記フェルールの背面側に向かって延
設され締結機構部の締結とその解除に応じてフェルール
の光ファイバコードの挿入方向への付勢とその解除を行
う弾性部とが一体的に形成された固定部材と; を設け
たことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のパッケー
ジプラグイン型光コネクタの作用を説明する。本発明で
は、光ファイバ端子を、フェルールとコイルばねと固定
部材とで構成し(第1発明)またはフェルールと第1発
明のコイルばねと固定部材とを一体化したのに相当する
固定部材とで構成し(第2発明)、フェルールの外周に
部品が存在しないようにしてある。
【0012】従って、光ファイバ端子は全体的に小型化
されるので、これをハウジング内に多数並設でき、高密
度実装が可能となる。また、機械的劣化要因はないの
で、取り扱いも容易である。そして、両ハウジングで用
いる光ファイバ端子は同じ部品で組み立てることとなる
ので、組立性が向上しコストの低減が図れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るパッケージプラ
グイン型光コネクタを示す。図1において、パッケージ
30にはパッケージハウジング1が挿入方向に突き出た
状態で固定され、係止板32にはバックパネルハウジン
グ2がその背後側面を保持させた状態で固定されてい
る。図示例では、バックパネルハウジング2の前部側端
面には凹部が形成され、その凹部にパッケージハウジン
グ1の前部が嵌り込むようになっている。
【0014】パッケージハウジング1とバックパネルハ
ウジング2とは、従来と同様に、所定肉厚の板部材であ
るが、両ハウジングには、同軸の貫通孔が例えば横一列
に並列するように穿設されている。
【0015】光ファイバ(コード)3(4)はハウジン
グ1(2)の背後から挿入されるが、固定部材たるスト
ッパ5(6)、コイルばね7(8)、フェルール9(1
0)がこの順序で光ファイバ(コード)3(4)の先端
部分が挿通され配置される。
【0016】フェルール9(10)は、光ファイバ3
(4)の最先端部分に接着固定される。その機能は従来
と同様であるが、本発明のフェルール9(10)は中央
に凸状の環部を突設してある。フェルール9(10)を
貫通孔に挿入したとき貫通孔に形成してある段部にこの
凸状環部の前側端面が当接しフェルール9(10)の配
置位置が定まるようになっている。
【0017】即ち、パッケージハウジング1では、フェ
ルール9はその接合側先端が当該パッケージハウジング
1の前部側から内側に没入した位置となるように配置さ
れる。また、バックパネルハウジング2では、フェルー
ル10はその接合側先端が当該バックパネルハウジング
2の前部側から外に突出した位置となるように配置され
る。
【0018】従って、両ハウジングを嵌合させると、フ
ェルール10はその接合側先端がパッケージハウジング
1の貫通孔に入り込みフェルール9の接合側先端に当接
接触する。この嵌合を円滑に行わせるため、フェルール
9の接合側先端外周に整列スリーブ11をその一端側を
固定し、この整列スリーブ11の他端側内部にフェルー
ル10の接合側先端が入り込み両接合側先端面が整列ス
リーブ11の内部で当接接触するようになっている。
【0019】コイルばね7(8)は、一端がフェルール
9(10)の凸状環部背側面に係合し、他端が光ファイ
バ3(4)の引き抜き側の所定位置にあるストッパ5
(6)に係合する。
【0020】ストッパ5(6)は、外周に突部を形成し
てあり、ハウジング1(2)の背後側における貫通孔の
内面に形成してある凹部にバイヨネットロック結合する
ようになっている。つまり、BNC形式で締結とその解
除が行えるのである。
【0021】要するに、以上の構成から明らかなよう
に、上記部品を装着した光ファイバ3(4)を両ハウジ
ングの貫通孔に挿入し、両ハウジングを嵌合させ、スト
ッパ5(6)を押しながら回して締結すると、コイルば
ね7(8)に付勢されてフェルール9と同10の先端面
が当接接触し、その状態が保持されるのである。
【0022】なお、両ハウジングの嵌合を円滑にするた
め、パッケージハウジング1の先端外周と貫通孔の縁部
とは面とり(12、13)してある。
【0023】次に、図2に本発明の他の実施例を示す。
この第2実施例は、前記第1実施例におけるコイルばね
7(8)とストッパ5(6)とをモールド成形により一
体化したストッパ21(22)を設けた点が異なるのみ
で、他は第1実施例と同様である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパッケー
ジプラグイン型光コネクタによれば、光ファイバ端子
を、フェルールとコイルばねと固定部材とで構成し(第
1発明)またはフェルールと第1発明のコイルばねと固
定部材とを一体化したのに相当する固定部材とで構成し
(第2発明)、フェルールの外周に部品が存在しないよ
うにしてある。従って、光ファイバ端子は全体的に小型
化されるので、これをハウジング内に多数並設でき、高
密度実装が可能となる効果がある。また、機械的劣化要
因はないので、取り扱いも容易であるという効果があ
る。そして、両ハウジングで用いる光ファイバ端子は同
じ部品で組み立てることとなるので、組立性が向上しコ
ストの低減が図れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパッケージプラグイン
型光コネクタの側面断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るパッケージプラグイ
ン型光コネクタの側面断面図である。
【図3】従来のパッケージプラグイン型光コネクタの側
面断面図である。
【符号の説明】
1 パッケージハウジング 2 バックパネルハウジング 3 光ファイバ 4 光ファイバ 5 ストッパ 6 ストッパ 7 コイルばね 8 コイルばね 9 フェルール 10 フェルール 11 整列スリーブ 12 面とり 13 面とり 21 ストッパ 22 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの挿入によりバックパネルハ
    ウジングと当該パッケージに装備されるパッケージハウ
    ジングとが嵌合し両ハウジングの光ファイバコードの先
    端面を当接接触させるパッケージプラグイン型光コネク
    タにおいて;両ハウジングに、同軸の貫通孔を穿設する
    と共に; 当該貫通孔内に、当該ハウジングの背後から
    挿入される光ファイバコードの先端部分を保持するフェ
    ルールと; 光ファイバコードが挿通される部材であっ
    て該光ファイバコードの引き抜き側の貫通孔の内面と係
    合して締結とその解除をなし得る機構を有する固定部材
    と; 前記フェルールの背面と前記固定部材との間に設
    けられ固定部材の締結とその解除に応じてフェルールの
    光ファイバコードの挿入方向への付勢とその解除を行う
    コイルばねと; を設けたことを特徴とするパッケージ
    プラグイン型光コネクタ。
  2. 【請求項2】 パッケージの挿入によりバックパネルハ
    ウジングと当該パッケージに装備されるパッケージハウ
    ジングとが嵌合し両ハウジングの光ファイバコードの先
    端面を当接接触させるパッケージプラグイン型光コネク
    タにおいて;両ハウジングに、同軸の貫通孔を穿接する
    と共に; 当該貫通孔内に、当該ハウジングの背後から
    挿入される光ファイバコードの先端部分を保持するフェ
    ルールと; 光ファイバコードが挿通される部材であっ
    て、該光ファイバコードの引き抜き側の貫通孔の内面と
    係合して締結とその解除をなし得る締結機構部と、この
    締結機構部から前記フェルールの背面側に向かって延設
    され締結機構部の締結とその解除に応じてフェルールの
    光ファイバコードの挿入方向への付勢とその解除を行う
    弾性部とが一体的に形成された固定部材と; を設けた
    ことを特徴とするパッケージプラグイン型光コネクタ。
JP5978892A 1992-02-14 1992-02-14 パッケージプラグイン型光コネクタ Pending JPH05224084A (ja)

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