JPH05223662A - 荷重測定装置 - Google Patents

荷重測定装置

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JPH05223662A
JPH05223662A JP4294305A JP29430592A JPH05223662A JP H05223662 A JPH05223662 A JP H05223662A JP 4294305 A JP4294305 A JP 4294305A JP 29430592 A JP29430592 A JP 29430592A JP H05223662 A JPH05223662 A JP H05223662A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/10Measuring force or stress, in general by measuring variations of frequency of stressed vibrating elements, e.g. of stressed strings
    • G01L1/106Constructional details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/26Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with the measurement of force, e.g. for preventing influence of transverse components of force, for preventing overload

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リング部材の変形に起因する測定誤差を防止
し得る荷重測定装置を提供する。 【構成】 荷重測定装置1は垂直軸線3と共軸となった
リング部材5fを持つ容器5を具備し、リング部材5f
は垂直軸線3に対して平行であり、かつその外側および
内側で該リング部材に導入された荷重作用でもって剪断
変形され得る。荷重伝達手段11が少なくとも1つのフ
レーム15aと、そこに連結された2つのブラケット1
5bからなる一体型プレート15として構成され、フレ
ーム15aはリング部材5fと連結される。ブラケット
15bは好ましくは測定時に振動する弦部分を持つ変換
器12に連結される。荷重伝達装置11は荷重をリング
部材5fから変換器12に伝達し、このときリング部材
5fの不均一な変形が少なくとも回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂直軸線に対して共軸
となったリング部材と、このリング部材にその外側およ
び内側のそれぞれで連結させられた荷重導入部材とを具
備し、該リング部材が荷重導入部材通して伝達させられ
た荷重でもって変形可能とされ、しかも変換器に連結さ
れているタイプの荷重測定装置に関する。このような荷
重測定装置は、計量装置またはその他の秤の計量セルと
して用いることができる。
【0002】
【従来の技術】西独特許第3924629 号によって知られて
いる荷重測定装置は垂直軸線を持つ容器を具備し、この
一体型容器はその内側および外側のそれぞれで荷重導入
部と一体となったリング部材を包含する。このリング部
材は荷重導入部を通して伝達された垂直軸線に平行な荷
重によって変形可能であり、しかも荷重を電気的信号に
変換するための変換器と連結される。この変換器は弾性
変形可能なリング部材の互いに反対側の2つの端面に固
定された歪み計を有する。
【0003】このような荷重測定装置を用いる場合、弾
性変形可能なリング部材は次のようにして変形される。
例えば、リング部材の外側にはリング状またはジャケッ
ト状の外側荷重導入部が連結され、この外側荷重導入部
は固定支持台上に載せられ、一方リング部材の内側には
内側荷重導入部が連結され、この内側荷重導入部に下向
きの垂直の圧縮荷重が作用すると、該リング部材が変形
されることになる。このような変形は理想的な場合には
リング部材の全外周に亘って均一であるが、しかし圧縮
荷重が垂直軸線に対して僅かに偏心して作用すると、リ
ング部材に及ぼされる荷重または荷重密度もリング部材
外周に沿って大きさが異なる。したがって、リング部材
はその外周に沿って不均一に変形し、それによって測定
誤差が生じることになる。西独特許第3934629 号から明
らかなように、歪み計は周囲に対して密封すべきであ
る。また、歪み計で行った荷重測定は、供給電圧または
基準電圧の変化および温度変化に対して非常に敏感であ
る。更に、このような測定はリード線の遷移抵抗やこの
ようなリード線に発生し得る接触電圧によって影響され
ることがある。歪み計を使用する場合は、正確な測定を
可能にするには高価な方策が必要となるため、正確な測
定を可能にする荷重測定装置の製造には、特に小量の製
造には大巾なコストが掛かる。
【0004】また、荷重測定装置として、変換器が測定
時に振動する少なくとも1つの弦部分を持つタイプのも
のも知られている。例えば、特開平3-54428 号公報には
荷重伝達手段を有する変換器が記載されている。この変
換器は互いに離れて配置された2つのプレートを有し、
この双方のプレートはそれらを連結しているピンと一緒
に、弦部分を保持する保持具を形成する。被測定荷重が
測定時に荷重伝達手段に伝達されると、2つの保持具の
距離が変化する。
【0005】このような弦部分を持つ変換器を用いる公
知の荷重測定装置は荷重伝達手段に作用する比較的小さ
い荷重、例えば50ないし100Nの荷重を測定するのに良く
適している。しかし、これより著しく大きい荷重を測定
できることも必要となることがある。それは、例えば貯
蔵容器の計量に重量測定を原理とする計量装置に荷重測
定装置を用いる場合である。
【0006】少なくとも1つの弦部分を備えた変換器
と、かなり大きい荷重変換を可能にする荷重伝達手段と
を有する種々の荷重測定装置も知られている。例えば、
米国特許第4240289 号には、機枠とこの機枠と平行に案
内された荷重検出手段とを備えた荷重測定装置が記載さ
れている。荷重検出手段は第1のばねを介して機枠と連
結され、第2のより柔らかいばねを介して変換器の弦部
分と連結される。多かれ少なかれ、この種の荷重測定装
置は大きなスペースを必要とする。しかし、荷重測定装
置を重力測定式計量装置およびその他の多くの可能な用
途に用いる場合、荷重変換に用いる荷重伝達手段および
変換器はできるだけ小さくコンパクトに構成されること
が望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、公知
の荷重測定装置が有する短所を回避することを可能にす
る荷重測定装置を提供することである。その際、特に西
独特許第3924629 号を前提として、弦部分を有する変換
器を使用でき、弾性変形可能なリング部材の外周に沿っ
て不均一なリング部材の変形が測定誤差を引き起こすこ
とができるだけ防止されるべきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
従い請求項1の特徴を有する荷重測定装置によって達成
される。本発明による荷重測定装置の有利な構成が、従
属請求項に記載されている。この荷重測定装置は、垂直
軸線に対して平行な荷重によって弾性変形可能な、つま
り剪断によって弾力的に変形できるリング部材を有す
る。荷重測定装置の一部をなしている荷重伝達手段は少
なくとも1つのフレームと、好ましくは該リング部材の
垂直軸線沿いに互いに離れた2つのフレームを有する。
フレームは第1の連結点で弾性変形可能なリング部材と
連結される。第1の連結点の数が好ましくは2n であ
り、この場合nが偶数の整数でしかも2以上の値を持
つ。フレームは第2の連結点で2つのブラケットと連結
される。各ブラケットは第3の連結点で変換器と連結さ
れる。変換器が電子回路と一緒に、被測定荷重の値を与
える電気的信号を生み出せることが好都合である。
【0009】上記の第1の荷重伝達手段に加えて、変換
器の一部をなしている第2の荷重伝達手段を設けること
が好ましい。変換器が第2の荷重伝達手段によって保持
された壁要素を有し、この壁要素が導電性金属材料から
なり、その少なくとも一部は細長く、少なくとも静止状
態で直線であることが好適である。変換器が2つ以上、
例えば4つの永久磁石を有し、これら永久磁石により、
好ましくは、壁要素の細長い部分を横断する1つ以上の
磁界が生じさせられる。壁要素の細長い部分が測定時に
振動する弦部分となり、その振動周波数が該弦を緊張し
ている力、したがって被測定荷重の値を与える。このよ
うな弦部分を有する変換器を使用することにより、変換
器およびその運転に必要な電子回路の製造コストは比較
的少なくなり、しかも正確な荷重測定が可能となる。変
換器の種々の部材は、例えば、特開平3-54428 号公報に
記載されている変換器と同様な構成とすることが可能で
ある。
【0010】
【実施例】次に、添付図面を参照して本願発明の実施例
について説明する。図1および図2に示した荷重測定装
置1は測定室2を具備し、この測定室2は垂直軸線3に
対して実質的に回転対称となった容器5からなる。容器
5は一体成形された金属部材として構成され、側壁5a
と、この側壁5aの上端と一体となった端壁5bとを有
する。端壁5bにはその中央に垂直軸線3と共軸となっ
た孔5cが形成され、この孔5cにはその少なくとも一
部に雌ねじが切られる。また、容器5には端壁5bの内
側面から下側に向かってその内部に突出したリング状突
出部が設けられる。端壁5bにはリング状溝5eが形成
され、このリング状溝5eは端壁5bの外側面からリン
グ状突出部の中に延び、このため該リング状突出部は垂
直軸線3を包囲しかつそれと共軸となった弾性変形可能
なリング部材5fを形成する。リング部材5fの非変形
状態では、その内側面および外側面は円筒形側面とさ
れ、また端壁5bとは反対側の端面は垂直軸線3に対し
て半径方向に平坦となっている。要するに、リング部材
5fはその外側および内側で撓み継手5gおよび5hを
介して端壁5bと連結されることになる。側壁5aと端
壁5bのリング状外側部分(すなわち、リング状溝5e
の外側に位置する部分)とは実質的に剛直となった外側
荷重導入部5iを形成し、また端壁5bの内側部分(す
なわち、リング状溝5eの内側に位置する部分)は実質
的に剛直となった内側荷重導入部5kを形成する。更
に、容器5にはリング部材5fの非変形状態でその端面
から垂直軸線3に対して平行に一体的に突出した4つの
アーム5mが設けられ、これらアーム5mはリング部材
5fの周囲に沿って等間隔に配置される。アーム5m各
々には垂直軸線3に対して平行なねじ孔5nが形成さ
れ、このねじ孔5nはその該当アームの平坦な自由端面
で開放される。
【0011】測定室2は金属製の荷重分配部材7を具備
し、この荷重分配部材7は垂直軸線3と共軸となった実
質的に回転対称形のプレート形状を呈する。荷重分配部
材7は側壁5aの端面に当接させられ、かつ止めねじ
(図示されない)によって側壁5aに剛直にしかも取外
し自在に連結される。荷重分配部材7にはその中央に垂
直軸線3と共軸となった孔7cが形成され、この孔7c
には少なくとも一部に雌ねじが切られる。2つの孔5c
および7cのぞれぞれには金属製のジャーナル8および
9が螺着させられ、ジャーナル8および9のそれぞれは
端壁5bおよび荷重分配部材7から外方にすなわち上方
および下方に突出した頭部を備え、各頭部の端面すなわ
ち容器5に対して反対側の端面は凸状湾曲端面8a、9
aとされる。
【0012】弾性変形可能なリング部材5fは第1の荷
重伝達手段11を介して変換器12と連結される。な
お、図1および図2では、図示の明瞭化のために変換器
12の輪郭だけが示されているが、しかし図3および図
4では第1の荷重伝達手段11および変換器12が詳細
に図示される。第1の荷重伝達手段11は少なくとも非
変形状態では2つの互いに平行でかつ平坦な一体型プレ
ート15からなり、これらプレート15は垂直軸線3に
沿って互いに隔設される。各プレート15は1つのフレ
ーム15aと、このフレーム15aと連結された2つの
ブラケット15bからなる。2つのフレーム15aの中
心は垂直軸線3上に位置し、それらフレーム15aおよ
びブラケット15bは垂直軸線3に対して平行な投影に
おいて互いに重なり合う。各フレーム15aにはその外
周に沿って等間隔に配置された4つの環が設けられ、こ
れら環の貫通孔15cは垂直軸線3に対して平行な一直
線上に配置されて互いに対をなす。一直線上で互いに対
をなす貫通孔15cの箇所には2つのフレーム15aに
対してスペーサ16が設けられる。第1の荷重伝達手段
11は一直線上で互いに対をなす貫通孔15cの箇所で
該貫通孔15cおよびスペーサ16に挿通されてねじ孔
5nに螺着されたねじ17によってアーム5mの1つの
剛直にかつ取外し自在に固定される。各ブラケット15
bはその両端部で該当フレーム15aに連結され、その
包囲領域内には環が該ブラケット15dの頂点から突出
し、該環には貫通孔15dが形成される。変換器12は
2つのプレート15間に配置され、かつ一直線上で互い
に対をなす貫通孔15dに挿通されたねじ18およびそ
のナット19によってブラケット15bに対して取外し
自在に連結される。各ブラケット15bと変換器12と
の間には座金および/または板ばね20が配置され、こ
の座金および/または板ばね20により変換器12は該
当ブラケット15bから離されて保持される。
【0013】要するに、2つのフレーム15aは貫通孔
15cのそれぞれによって規定された4つの第1の連結
点21でアーム5mを介して弾性変形可能なリング部材
5fと連結される。また、各ブラケット15bはその該
当フレーム15aに対して2つの第2の連結点22で連
結され、これら第2の連結点22は該ブラケット15b
に対応した第1の連結点21の両側でフレーム周囲に沿
ってしかもその第1の連結点21に隣接したもう1つの
第1の連結点21との間に配置される。貫通孔15dは
第3の連結点23を規定し、この第3の連結点23でブ
ラケット15bは変換器12に対して連結される。な
お、第1の連結点21、第2の連結点22および第3の
連結点23のそれぞれは垂直軸線3に対して平行な方向
から見た際に互いに対をなして重なり合う。
【0014】各フレーム15aは第1の連結点21とこ
れに隣接している第2の連結点22との間に直線状の脚
部15eを有し、この脚部15eは第1の連結点21お
よび第2の連結点22をそれぞれ包囲するフレーム部分
に撓み継手15fおよび15gを介して連結される。各
ブラケット15bは2つの直線状の脚部15hを有し、
これら脚部15hは略三角形をなすように配置される。
各脚部15hは第2の連結点22を形成するフレーム部
分に撓み継手15iを介して連結され、また該当ブラケ
ット15bの第3の連結点23を包囲するブラケット部
分に撓み継手15kを介して連結される。なお、撓み継
手15f、15g、15iおよび15kはそれぞれ狭窄
部として形成される。各ブラケット15bの脚部15h
には1つ以上の環15m,15nが設けられ、各環は円
形孔を持つ円形膨大部として形成される。また、フレー
ム15aの各環、すなわち貫通孔15cが形成された環
には該フレーム15aの中心に向かって突出した突出片
15pが設けられ、この突出片15pには孔15qが形
成される。
【0015】第1の連結点21と第2の連結点22とは
共に多角形すなわち八角形をなす。このときフレーム1
5aの外周に沿って連続したすべての部分、すなわち第
1の連結点21とそれに隣接する第2の連結点22との
間隔は互いに等しいが、しかし第2の連結点22はフレ
ーム15aの中心およびこの中心を通る垂直軸線3から
は第1の連結点21よりも遠くに離される。このとき上
述の多角形には所定の角度が与えられ(すなわち、フレ
ーム15aの互いに隣接した2つの脚部は所定の角度を
なす)、かかる多角形の角部はその中心すなわち垂直軸
線3から外側に突出する。詳述すると、第1の連結点2
1あるいは第2の連結点22はそれに隣接した2つの第
2の連結点22あるいは第1の連結点21と二等辺三角
形をなし、この三角形のフレーム外周沿いの頂点、すな
わち該三角形の最も長い辺と向き合う頂点はフレーム1
5aの中心から外側に突出する。フレーム15aの互い
に隣接する2つの脚部のなす角度は第1の連結点21で
は第2の連結点22より大きく、第1の連結点21では
約140 度ないし160 度とされ、第2の連結点22では約
110 度ないし130 度とされる。また各プレート15の2
つの第3の連結点23は垂直軸線3と該プレート15の
2つの第1の連結点21とを通る面25上に位置する。
【0016】変換器12は第2の荷重伝達手段31と、
これによって保持された壁要素33とを具備する。第2
の荷重伝達手段31は2つの互いに平行な一体型金属製
プレート34からなり、この双方のプレート34は互い
に部分的に剛直に連結されると共に垂直軸線3に沿って
互いに隔設される。この2つのフレーム状プレート34
はそれらを互いに離している部材と共に2つの連結部材
35を形成し、各連結部材35は上述したねじ18によ
って2つのブラケット15bに連結される。また、第2
の荷重伝達手段31は2つの保持具37を備え、各保持
具37は2つのプレート34から電気的に絶縁されたピ
ン要素として形成される。更に、第2の荷重伝達手段3
1には2つのプレート34によって形成された4つの細
長い伝達部材39が設けられ、これら伝達部材39は継
手を介して2つの連結部材35に連結され、これにより
該2つの連結部材35間での距離の変化が2つの保持具
37間での距離の変化を引き起こすようになっている。
【0017】先に述べたように、変換器12の種々の部
材については、特開平3-54428 号公報に開示された変換
器の対応する部材、特に同刊行物に最初に記載された第
1の実施例の部材と同様に構成され得る。なお、図1お
よび図2では、変換器12は著しく簡略化して図示さ
れ、また図3および図4でも概略的に図示されているだ
けであるが、しかし変換器12の2つの連結部材35は
上記刊行物では基準部材および力検出部として言及され
ている。
【0018】導電性の一体型壁要素33は細長い弦状の
形態となった弦部分を有し、この弦部分は静止状態で直
線をなして面25に対して直角に延在する。かかる弦部
分の両端には目穴が形成され、各目穴は保持具37によ
ってピンに保持される。変換器12は更に2つのプレー
ト34の間に保持された4つの永久磁石41を具備し、
これら永久磁石41により上述の弦部分を横断するよう
な磁界が発生させられる。壁要素33の2つの目穴には
リード線43が溶接され、これらリード線43は側壁5
aに形成した挿通孔を通して電子回路基板45に接続さ
れる(図1および図2)。電子回路基板45は例えば図
2に部分的かつ図式的に一点鎖線で示した円形ケーシン
グに固定され、この円形ケーシングにより、容器5およ
び荷重分配部材7が被測定荷重の伝達が損なわれないよ
うに保持される。容器5の内部にはV字状の形態となっ
た弾性バイメタル要素49が側壁5aと各アーム5mと
の間に設けられ、各弾性バイメタル要素49の端部は側
壁5aもしくは該当アーム5mの凹部に保持される。
【0019】容器5および荷重分配部材7は例えばえば
比較的大きな強度を持つアルミニウム合金等から形成さ
れる。ジャーナル8および9の材料は例えば鋼、ステン
レススチール等とされる。2つの荷重伝達手段11、3
1のプレート15、34ならびに壁部材33は例えばベ
リリウム銅等からなる。容器5および荷重分配部材7の
それぞれに対するジャーナル8,9の連結部は適当なシ
ール材(図示されない)でもってシールされ、また側壁
43に対するリード線43の挿通部もシールされるの
で、測定室2の内部は周囲外部に対して液密状態にされ
る。
【0020】図5および図6を参照すると、荷重測定装
置が部分的にかつ簡略化して図示され、これに基づいて
弾性変形可能なリング部材5fの作動について説明す
る。荷重測定装置の下方ジャーナル9は支持台51の凹
部内に半径方向に幾分遊びを持って収容され、その頭部
の湾曲端面9aが該凹部の底面に係合させられる。図5
では、容器5は無負荷状態で示されている。これに対し
て、図6では、被測定荷重F1 が図示されない部材から
上方ジャーナル8の湾曲端面8aに垂直軸線3に対して
平行に加えられるtこの荷重F1 は内側荷重導入部5k
によって垂直軸線3の回りに分配され、撓み継手5hを
介して弾性変形可能なリング部材5fの内側に伝達され
る。一方、下方ジャーナル9には荷重F1 と同じ値を持
つ反作用力すなわち支持力が支持台51によって及ぼさ
れる。かかる支持力は荷重分配部材7および外側荷重導
入部5iによって垂直軸線3の回りに分配され、撓み継
手5gを介して弾性変形可能なリング部材5fの外側に
伝達される。かくして、リング部材5fの内側および外
側には垂直軸線3に対して平行であるがしかし互いに反
対方向となった荷重が作用し、これら荷重は剪断力とし
てリング部材5fを弾性的に変形させるので、該リング
部材5fの下側自由端面が外側に向かって端壁5b側に
傾斜し、その結果リング部材5fの下端縁およびアーム
5mは外側に向かって開散させられる。
【0021】次に、図7を参照して、第1の荷重伝達手
段11の作動について説明する。図7の左側線図部分に
は非変形状態での第1の荷重伝達手段11の構成要素、
すなわちプレート15として形成されたフレーム15a
と、このフレーム15aに連結された2つのブラケット
15bとが平面図として図式化されて示される。なお、
フレーム15aおよびブラケット15bの脚部は線分で
図示され、第1および第3の連結点21および23は白
抜き円で図示され、第2の連結点22は黒丸で図示され
る。また、図7の左側線図部分では、4つの第1の連結
点21のうち互いに対角線上で向かい合う二対の第1の
連結点21の間隔がaおよびbで図示され、このときa
=bである。更に、左側線図部分には2つの第3の連結
点23の間隔がdで図示される。
【0022】さて、弾性変形可能なリング部材5fがそ
こに作用する荷重によって変形し、上下に設けられた2
つのフレーム15aの面25上の2つの第1の連結点2
1が図7の右側線図部分に示すように荷重F2 で互いに
引っ張られると仮定すると、フレーム15aは面25に
沿って伸ばされ、このため該面25上の2つの第1の連
結点21の間隔はa′に拡大される。一方、変形後のフ
レーム15aのもう一方の2つの第1の連結点21の間
隔b′が変形前のフレーム15aの対応する間隔bに等
しいとすると、フレーム15aの変形時、第2の連結点
22でフレーム脚部によって形成される角度は拡げら
れ、このため第2の連結点22は面25に向かって変位
する。このような第2の連結点22の変位により、2つ
の第3の連結点23は互いに接近してその間隔はd′に
減少し、このとき第3の連結点23は荷重F3 を変換器
12の連結部材35に伝達する。このため第3の連結部
材35は互いに圧縮させられてその間隔も減少し、これ
により2つの保持具37の間隔が拡大して、壁要素33
の弦部分は一層強く引っ張られ、かくして測定時にその
周波数が変化することになる。
【0023】なお、図6で示した容器の変形ならびに図
7で示したプレート15(荷重伝達手段11の一部をな
す)の変形は非常に誇張して図示さているが、しかし実
際にかかる変形は非常に小さく、このため荷重測定装置
では実質的に変位の無い荷重測定が可能となる。荷重の
測定時にアーム5mが互いに開散すると(図6では誇張
して図示されている)、非変形時では平坦であったプレ
ート15は幾分が湾曲するが、しかしその変形は非常に
僅かなものである。
【0024】最初に、弾性変形可能なリング部材5fが
フレーム15aの4つの第1の連結点21のうち面25
上の2つの第1の連結点21だけが変位すると仮定した
が、しかし荷重F1 が図6に示すように垂直軸線3に沿
って容器5に作用した場合には、リング部材5fは垂直
軸線3に対して回転対称形に変形するので、フレーム1
5aの4つの第1の連結点21のすべてがそのフレーム
中心から変位することになる。このようなフレーム15
aの変形においても、2つの第3の連結点23は互いに
接近するように変位する。
【0025】理想的な場合には、被測定荷重F1 と、こ
の荷重によって支持台51で乗じる反作用力とは垂直軸
線3に沿っておよび/または該垂直軸線3の共軸の領域
でジャーナル8および9に作用する。このとき荷重F1
およびその反作用力は垂直軸線の回りでリング部材5f
の外周に沿って均等に分布させられるので、リング部材
5fは垂直軸線3に対して回転対称形にかつリング部材
外周に沿って均等に変形させられる。しかしながら、実
際には、被測定荷重F1 およびその反作用力は荷重測定
装置の可動構成部材に必要とされる遊び、それらの製造
公差およびその他の理由のために垂直軸線3に対して偏
心的にジャーナル8および9に作用する。このため容器
5、特にリング部材5に作用する荷重はもはや垂直軸線
3の回りで均等に分布されることはなく、リング部材5
fはその外周に沿って種々の態様で変位することにな
る。しかしながら、第1の荷重伝達手段11を構成する
フレーム15aおよびブラケット15bはリング部材5
fの不均一な変形すなわち剪断をほぼ補償し得るので、
3 /F1 比は測定室2の容器5の荷重分布が垂直軸線
3に対して回転対称であるか否かには殆ど依存しない。
すなわち、第1の荷重伝達手段11のために、リング部
材5fの不均一な変形による測定誤差は実質的に回避さ
れ得ることになる。
【0026】容器5、特にその一部をなす弾性変形可能
なリング部材5fおよびアーム5mによって達成可能な
荷重変換については、容器5の寸法特にリング部材5f
およびアーム5mの寸法ならびに該容器5の材料の弾性
特性特に剛性率に依存しない。剪断によって弾性変形可
能なリング部材5fによれば、例えば10ないし1000の荷
重変換率が得られる。第1の荷重伝達手段によれば、例
えば2ないし3倍の荷重変換が得られる。すなわち、変
換器12に伝達された荷重と容器中に導入される荷重と
の間の比については、例えば1:20ないし1:3000の範
囲となり得る。
【0027】ブラケット15bの脚部15hが測定時に
その長手方向に対して平行な圧縮荷重を変換器12に伝
達したとすると、非変形時でほぼ円形であった環15
m、15nは幾分楕円形に変形する。すなわち、環15
m、15nはいわば圧縮ばねのように作用して上述の圧
縮荷重の一部を吸収する。このため種々の荷重変換率に
対応した測定装置を小量ずつ生産しなければならない場
合には、最初に比較的小さい孔の環15m、15nを持
つ同一プレートを多数製造しておき、次いで所望の荷重
変換率が得られるように該環15m、15nの孔を拡大
するようにすればよい。勿論、これは、種々の大きさの
最大荷重の測定のために必要とされる荷重測定装置の小
量を安価に製造することに寄与する。面25上に位置す
る突出片15pの孔15qは変換器12のプレート34
に形成された孔と共軸とされる。突出片15pとその孔
15qとは予め組み立てられた変換器12に2つのプレ
ート15を連結する際に変換器12とプレート15の正
しい位置決めを容易にする組立補助要素として用いられ
る。
【0028】同種の変換器を有する従来技術の説明の際
に言及したように、変換器12は最大値が50N ないし10
0Nの連結部材に伝達された荷重を測定するように構成さ
れ得る。したがって、荷重測定装置の設計については、
最大値が例えば約1kNないし300 kNの荷重F1 の測定を
行い得るようにできる。この場合、測定室2は比較的小
さなコンパクトな構成とし得る。すなわち、測定室2の
外径については、約100mm 以下、例えば80ないし90mmと
することが可能であり、また測定室2の垂直軸線方向の
外寸はジャーナル8および9を除いて約75mm以下、例え
ば50ないし65mmとすることができる。
【0029】本発明による荷重測定装置は、例えば、貯
蔵容器内の貯蔵物をその供給および/または排出時に計
量する際に該貯蔵容器を計量するのに特に適している。
この場合、例えば3つの測定室2がそれらジャーナル9
を機枠あるいは基台等の硬い支持台上に当接するように
配置され、これら測定室2のジャーナル8上に計量すべ
き貯蔵容器が搭載させられる。容器5を形成するアルミ
ニウム合金の熱膨張係数は第1の荷重伝達手段11のプ
レート15や第2の荷重伝達手段31のプレート34お
よび壁要素33を形成する銅ベリリウムの熱膨張係数よ
り大きい。このため測定室2の周囲温度が変化した場
合、例えば周囲温度が高くなって容器5およびプレート
15の温度が上昇した場合、リング部材5fはフレーム
15aより大きい膨張率で膨張する。このとき弾性バイ
メタル要素49がなかったとすると、熱膨張の結果とし
て第1の連結点21で生じた荷重がリング部材5fから
第1の荷重伝達手段11に及ぼされ、該荷重は荷重F1
の測定時に第1の荷重伝達手段に及ぼされる荷重に加え
られることになるが、しかしばね作用を持つV字形弾性
バイメタル要素49も温度上昇のために膨張して、その
圧縮荷重がアーム5mに作用し、その結果リング部材5
fとフレーム15aとの膨張の相違によって生じる荷重
が補償され得る。
【0030】図8には第1の荷重伝達手段の別の実施例
が図式的に示され、それは参照符号111で全体的に示
される。第1の荷重伝達手段111は、2つの上下に配
置された一体型プレート115からなり、各プレートは
115はフレーム115aと、2つのブラケット115
bとから構成される。なお、図8では、脚部は線分とし
て図示される。フレーム115aは16個の脚部からな
り、8つの第1の連結点121で弾性変形可能なリング
部材と取外し自在にねじ止めされる。2つの互いに隣接
した第1の連結点121の間には第2の連結点122が
配置され、各第2の連結点122とそれに隣接する2つ
の第1の連結点121とはフレーム15aの場合と同様
に三角形の頂点を形成する。
【0031】各ブラケット115bの各端部側には2つ
の脚部が設けられ、これら脚部は第2の連結点122で
フレーム115aに連結される。また、各ブラケット1
15bは2つの中央の脚部を具備し、これら脚部の一方
の端部は第3の連結点123を包含しかつ変換器と取外
し自在にねじ止めされたブラケット部分と連結される。
各中央ブラケット脚部の第3の連結点123と反対側の
端部は第4の連結点124でブラケット端の2つの脚部
と連結される。フレーム脚部とブラケット脚部との連結
点をなすプレート部分はプレート15の場合と同様な撓
み継手として形成される。
【0032】上述した第1の荷重伝達手段11の場合と
同様に、2つのプレート115からなる第1の荷重伝達
手段111は荷重を弾性変形可能なリング部材から変換
器に伝達することができる。図8に示す第1の荷重伝達
手段111によれば、弾性変形可能なリング部材の不均
一な変形が上述の第1の荷重伝達手段11の場合よりも
良好に補償することが可能であるが、しかし第1の荷重
伝達手段111の構成は一層複雑でありかつ高価であ
る。
【0033】非変形時でのフレーム115にあっては、
第1の連結点121および第2の122は共に正多角形
すなわち十六角形をなし、このためフレーム中心からの
該連結点の距離はすべて等しい。しかしながら、フレー
ム15の場合と同様に、フレーム中心からの第2の連結
点122の距離については該フレーム中心から第1の連
結点121の距離よりも大きくしてもよい。逆に、上述
の第1の荷重伝達手段11において、フレーム中心から
の第2の連結点22の距離を該フレーム中心からの第1
の連結点の距離に等しくすることも可能である。更に、
第2の連結点を第1の連結点よりフレーム中心に接近さ
せることもできる。
【0034】本発明による荷重測定装置のその他の変更
事項として、例えば細長いアーム5mを短い突起として
形成するか、あるいは該アーム5mを完全に省くことも
可能である。この場合には、第1の荷重伝達手段11は
かかる突起部に固定されるか、あるいは弾性変形可能な
リング部材に直接的固定されることになる。また、1つ
のフレームとそこに連結された2つのブラケットとを形
成した単一のプレートによって第1の荷重伝達手段を構
成することも可能である。更に、ねじ17および/また
はねじ18による連結をリベット止めおよび/またはプ
レス嵌め等による連結に置き換えることも可能である。
【0035】弾性バイメタル要素49を各アームではな
く、例えば対角線に沿って向き合う2つのアームのみ、
あるいは単一のアームのみに設けることも可能である。
一方、弾性バイメタル要素49の代わりに、あるいは弾
性バイメタル要素49に加えて少なくとも1つの温度セ
ンサを設けて、容器、弾性変形可能なリング部材および
第1の荷重伝達手段等の温度を直接測定してよい。この
場合、該温度センサは壁要素から得られた電気信号を評
価する際に温度変化に起因する荷重を補償し得るように
構成された電子回路手段に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷重測定装置を概略的に示す縦断面図である。
【図2】図1に示した荷重測定装置から荷重分配部材を
取り除いた概略底面図である。
【図3】図1に示した荷重測定装置の一部を拡大して示
す拡大部分断面図である。
【図4】図2に示した荷重測定装置の一部を拡大して示
す部分拡大底面図であって、図3と同じ尺度を持つ図で
ある。
【図5】図1の荷重測定装置の構成要素の一部を無負荷
状態で示す概略縦断面図であって、図1よりも小さな尺
度を持つ図である。
【図6】図5を同様な概略縦断面図であって、負荷状態
を示す図である。
【図7】荷重測定装置の一部をなす荷重伝達手段の図式
図である。
【図8】荷重伝達手段の変形実施例を示す図式図であ
る。
【符号の説明】
1…荷重測定装置 2…測定室 3…垂直軸線 5…容器 5a…側壁 5b…端壁 5c…孔 5e…リング状溝5 5f…リング部材 5i…外側荷重導入部 5k…内側荷重導入部5k 5f…リング 5i・5k…荷重導入部材 5m…アーム 7…荷重分配部材 7c…孔 8・9…ジャーナル 11・111…第1の荷重伝達手段 12…変換器 15・115…プレート 15a・115a…フレーム 15b・115b…ブラケット 15e・15h…脚部 15f・15g・15i・15k…撓み継手 17・18…ねじ 21・121…第1の連結点 22・122…第2の連結点 23・123…第3の連結点 25…面 31…第2の荷重伝達手段 33…壁要素 35…連結部材 37…保持具 49…弾性バイメタル要素 124…第4の連結点

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直軸線(3)に対して共軸となったリ
    ング部材(5f)と、このリング部材(5f)にその外
    側および内側のそれぞれで連結させられた荷重導入部材
    (5i,5k)とを具備し、前記リング部材(5f)が
    前記荷重導入部材(5i,5k)通して伝達させられた
    荷重でもって変形可能とされ、しかも変換器(12)と
    連結されている荷重測定装置において、 前記リング部材(5f)が荷重伝達手段(11,11
    1)を介して前記変換器(12)と連結され、前記荷重
    伝達手段(11,111)が少なくとも1つのフレーム
    (15a,115a)と、2つのブラケット(15b,
    115b)とから構成され、 前記フレーム(15a,115a)がその外周に沿って
    配置された第1の連結点(21,121)で前記リング
    部材(5f)と連結され、 前記各ブラケット(15b,115b)が前記第1の連
    結点(21,121)から離れた第2の連結点(22,
    122)で前記フレーム(15a,115a)に連結さ
    れ、しかも第3の連結点(23,123)で前記変換器
    (12)に連結されることを特徴とする荷重測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の荷重測定装置におい
    て、 前記フレーム(15a,115a)がそこに連結された
    2つのブラケット(15b,115b)とと共に一体型
    プレート(15,115)として形成され、 前記フレーム(15a,115a)および前記ブラケッ
    ト(15b,115b)が脚部(15e,15h)を有
    し、これら脚部が連結点(21,22,23,121,
    122,123,124)を含むプレート部分に撓み継
    手(15f,15g,15i,15k)を介して連結さ
    れることを特徴とする荷重測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の荷重測定装置
    において、 前記各第2の連結点(22,122)がそこに隣接する
    2つの第1の連結点(21,121)と三角形をなし、
    前記第2の連結点(22,122)によって形成される
    前記三角形の頂点が垂直軸線(3)から外方に突出し、 前記第3の連結点(23,123)が前記垂直軸線
    (3)と平行な平面において前記フレーム(15a,1
    15a)内に位置することを特徴とする荷重測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
    載の荷重測定装置において、前記フレーム(15a)が
    非変形時でそのフレーム中心からの前記第2の連結点
    (22)の距離が該フレーム中心からの前記第1の連結
    点(21)より大きいことを特徴とする荷重測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の荷重測定装置において、前記第1の連結点(21,
    121)の数が2n であり、nが偶数の整数でしかも2
    以上であることを特徴とする荷重測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の荷重測定装置において、 前記荷重伝達手段(11,111)が前記垂直軸線
    (3)に沿って互いに隔設された2つのフレーム(15
    a,115a)からなり、各フレームが2つのブラケッ
    ト(15b,115b)に連結され、 前記変換器(12)が前記2つのフレーム(15a,1
    15a)に連結された前記2つのブラケット(15b,
    115b)の間に配置され、 前記2つのフレーム(15a,115a)が前記第1の
    連結点(21,121)で互いに連結されると共に前記
    リング部材(5f)とも連結され、 前記2つのブラケット(15b,115b)のそれぞれ
    が前記第3の連結点(23,123)で互いに連結され
    ると共に前記変換器(12)とも連結されることを特徴
    とする荷重測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項に記
    載の荷重測定装置において、前記荷重伝達手段(11,
    111)が前記第1の連結点(21,121)でねじ
    (17)でもって前記リング部材(5f)に連結され、
    かつ前記第3の連結点(23,123)でねじ(18)
    でもって前記変換器(12)に連結されることを特徴と
    する荷重測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項に記
    載の荷重測定装置であって、前記リング部材(5f)と
    前記2つの荷重導入部材(5i,5k)が共に一体型部
    材からなる荷重測定装置において、 前記一体型部材が前記リング部材(5f)に連結され、
    しかも該リング部材(5f)から突出したアーム(5
    m)を有し、 前記各フレーム(15a,115a)が前記第1の連結
    点(21,121)で前記リング部材(5f)とは反対
    側でしかも前記垂直軸線(3)に沿って該リング部材
    (5f)から離れた側の前記アーム(5m)の端部に固
    定されることを特徴とする荷重測定装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の荷重測定装置におい
    て、前記フレーム(15a,115a)が前記リング部
    材(5f)および前記アーム(5m)の形成材料の熱膨
    張係数とは異なった材料からなり、 温度変化の際に前記リング部材(5f)と前記フレーム
    (15a,115a)の寸法変化の相違によって生じる
    荷重を補償すべく前記アーム(5m)の少なくとも1つ
    にバイメタル部材(49)を作用させることを特徴とす
    る荷重測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項に
    記載の荷重測定装置において、 前記第1の荷重伝達手段(11,111)に加えて、前
    記変換器(12)の一部を形成する第2の荷重伝達手段
    (31)が設けられ、この第2の荷重伝達手段(31)
    が前記第3の連結点(23,123)のそれぞれで前記
    第1の荷重伝達手段(11,111)に連結された2つ
    の連結部材(35)、2つの保持具(37)および伝達
    部材(39)を具備し、前記伝達部材(39)が前記2
    つの連結部材(35)の距離の変化によって前記2つの
    保持具(37)の距離の変化を生じさせるように前記連
    結部材(35)と前記保持具(37)とを連結し、 前記第2の荷重伝達手段(31)が壁要素(33)を具
    備し、この壁要素が前記第3の連結点(23,123)
    を通る面(25)に対して直角に配置されしかも静止状
    態で直線状の細長い部分を備えることを特徴とする荷重
    測定装置。
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