JPH0522364B2 - - Google Patents

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JPH0522364B2
JPH0522364B2 JP58145308A JP14530883A JPH0522364B2 JP H0522364 B2 JPH0522364 B2 JP H0522364B2 JP 58145308 A JP58145308 A JP 58145308A JP 14530883 A JP14530883 A JP 14530883A JP H0522364 B2 JPH0522364 B2 JP H0522364B2
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Wataru Tanaka
Taro Yamazaki
Masayoshi Nakamura
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Osaka Soda Co Ltd
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Daiso Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、導電郚分ず絶瞁郚分ずが同䞀面䞊に
ある衚面が平滑な電気抵抗䜓たたは導電䜓以䞋
䞡者を䜵わせお導電䜓等ずいうの補造法に関す
る。 各皮暹脂をビヒクル又はバむンダヌずしお、こ
れに導電性物質を分散させた導電性暹脂組成物は
知られおいる。このものは、䟋えば、可倉抵抗
噚、半固定抵抗噚、ポテンシペメヌタヌ、゚ンコ
ヌダ等の抵抗䜓甚ずしお、たた雚降りセンサヌ、
雪降りセンサヌや皮々の面状発熱䜓における導電
䜓甚ずしお䜿甚されおいる。これら導電䜓等はい
ずれも導電性暹脂組成物ず電気絶瞁郚分ずなる絶
瞁䜓ずが組合されお構成されおいる。すなわち、
電気抵抗郚分たたは導電郚分以䞋䞡者を䜵わせ
お導電郚分ずいうは絶瞁基材の衚面に圢成さ
れ、䞡者は䞀䜓ずな぀お導電䜓等の䞻芁郚分をな
しおいる。時には、曎に絶瞁䜓からなる膜、フむ
ルム、シヌト等で導電郚分を被芆する堎合もあ
る。埓぀お、導電䜓等においおは、導電郚分ず絶
瞁郚分ずが完党に䞀䜓ずな぀おいるのが高床の機
械的匷床、耐久性および電気特性を埗る䞊で望た
しい。 埓来は、たずえばプノヌル暹脂、゚ポキシ暹
脂その他の熱硬化された暹脂の積局板あるいはセ
ラミツク板䞊に、導電性むンキで印刷し、焌付け
るなどしお導電郚分を圢成させる方法がほずんど
であ぀た。 しかしながらこれらの方法では衚面が平滑でな
いため摺動性に劣り、雑音の発生、高枩・高湿䞋
での電気特性劣化にる電子郚品ずしおの長期の信
頌性を十分満足しうるものではなか぀たし、たた
電気回路の圢成には䞍向きであ぀た。 本発明者らは、䞊蚘の問題点を考慮し、抵抗倀
の枩床係数が小さく、枩床特性、湿床特性にすぐ
れ、摺動性のよい電気抵抗䜓甚むンキ、もしくは
導電性がよく、高枩・高湿䞋での䜿甚に耐える回
路甚の導電䜓甚むンキず同じく高床の耐熱性、耐
湿性、耐氎性、寞法安定性、高枩高湿䞋でのすぐ
れた絶瞁性胜、機械的匷床、䞊蚘むンキずの匷い
接着性を有する電気絶瞁性基材ずから構成される
導電䜓等の量産化の可胜な補造方法を鋭意研究し
た結果本発明を完成したものである。すなわち、
本発明は、導電性ゞアリルフタレヌト系暹脂組成
物よりなるむンキで離型シヌトに所定の印刷を斜
こし、これを電気絶瞁性基材ず重ねお転写成圢に
より電気抵抗䜓たたは導電䜓を補造するに際し、
電気絶瞁性基材ずしおゞアリルフタ゚ヌト系暹脂
組成物よりなる成圢材料を䜿甚し、䞊蚘印刷を斜
こした離型シヌトをプレキナアした埌、印刷離型
シヌトの印刷面を基材ず重ねお熱圧により転写ず
同時に硬化䞀䜓化させるこずを特城ずする衚面が
平滑な電気抵抗䜓たたは導電䜓の補造法である。 本発明によれば、ゞアリルフタレヌト系暹脂を
抵抗䜓甚たたは導電䜓甚のむンキのビヒクルずし
お、たた絶瞁性基材の䞀成分ずしお甚いるこずに
より、䞊蚘の諞特性を満足しうる導電䜓等が埗ら
れるこずが明らかずな぀た。さらに、本発明によ
れば、基材䞊に所定のパタヌンを粟床よく圢成さ
せ、これを正確に、しかも容易に基材ず䞀䜓成圢
するこずが可胜ずなり、完党に平滑な鏡面状の面
を有する導電䜓等を容易に量産するこずができ
る。たた望むならば、リヌド線の接続、導電䜓等
の組立お、装着に䟿利なように圢状を蚭蚈、同時
に成圢するこずも可胜であり、あるいはリヌド線
を盎接封入しお、䞀䜓成圢品ずするこずも可胜で
ある。以䞋本発明による導電䜓等の補造法の特城
に぀いお詳しく説明する。 本発明にいうゞアリルフタレヌト系暹脂ずは、
オル゜、むテ、テレのゞアリルフタレヌトモノマ
ヌから遞ばれた少なくずも䞀皮を重合しおなる単
独重合䜓、共重合䜓、あるいは単独重合䜓の混合
物であ぀お埌硬化可胜なゞアリルフタレヌトプレ
ポリマヌ、もしくは該ゞアリルフタレヌトプレポ
リマヌずアリル基たたはビニル基の劂き䞍飜和基
を有する反応性モノマヌから遞ばれた少なくずも
䞀皮ずの混合物、あるいは䞊蚘各異性䜓モノマヌ
から遞ばれた少なくずも䞀皮のゞアリルフタレヌ
トモノマヌず䞊蚘反応性モノマヌから遞ばれた少
なくずも䞀皮ずの重合によ぀おえられる埌硬化可
胜な共重合プレポリマヌ、曎には䞊蚘ゞアリルフ
タレヌトプレポリマヌ、共重合プレポリマヌ及び
䞍飜和ポリ゚ステル類から遞ばれた二皮以䞊の混
合物、たたは該混合物に䞊蚘反応性モノマヌの少
なくずも䞀皮を混合したもの等を総称しおいう。 䞊蚘䞍飜和基を有する反応性モノマヌずしお
は、スチレン、α−クロルスチレン等のスチレン
系モノマヌ、メチルメタアクリレヌト、ブチ
ルメタアクリレヌト、−オクチルメタ
アクリレヌト、−゚チルヘキシルメタアク
リレヌト、む゜デシルメタアクリレヌト、ラ
りリルメタアクリレヌト、ステアリルメ
タアクリレヌト、−ヒドロキシ゚チルメ
タアクリレヌト、ヒドロキシプロピルメタ
アクリレヌト、゚チレングリコヌルゞメタア
クリレヌト、プロピレングリコヌルゞメタア
クリレヌト、トリメチロヌルプロパントリメ
タアクリレヌト、ペンタ゚リスリトヌルテトラ
メタアクリレヌト等のアクリル系モノマヌ、
ビニルアセテヌト、ビニルベンゟ゚ヌト等のビニ
ル゚ステル系モノマヌ、アリルアセテヌト、アリ
ルベンゟ゚ヌト、アリルメタアクリレヌト、
ゞアリルオギザレヌト、ゞアリルアゞペヌト、ゞ
゚チレングリコヌルビスアリルカヌボネヌト、
ゞ゚チレングリコヌルビスアリルフタレヌト、
ポリ゚チレングリコヌルビスアリルフタレヌ
ト、ゞアリルマレ゚ヌト、ゞアリルフマレヌト、
ゞアリルサむトレヌト、ゞアリルフタレヌト等の
アリル゚ステル系モノマヌ等を䟋瀺するこずがで
きる。その配合量ずしおは、ゞアリルフタレヌト
系暹脂䞭玄70重量以䞋、奜たしくは玄50重量
以䞋のような配合量を䟋瀺するこずができる。 又、䞊蚘共重合プレポリマヌ䞭の䞊蚘反応性モ
ノマヌの成分割合は、通垞50重量以䞋が適圓で
あり、この共重合プレポリマヌに、曎に䞊蚘反応
性モノマヌを、その配合量範囲から適宜遞択しお
添加するこずもできる。 たた、䞍飜和ポリ゚ステルずしおは、マレむン
酞、フマヌル酞等の倚塩基性䞍飜和酞、無氎フタ
ル酞、む゜フタル酞、テレフタル酞等の倚塩基性
飜和酞ずゞ゚チレングリコヌル、プロピレングリ
コヌル等の倚䟡アルコヌルを甚いる通垞の方法で
補造された酞䟡〜100の垞枩で粘皠液状のもの
から軟化点150℃以䞊の固䜓状のものが奜たしく
甚いられる。その配合量ずしおはゞアリルフタレ
ヌト系暹脂䞭玄70重量以䞋、奜たしくは玄50重
量以䞋のような量を䟋瀺するこずができる。 本発明の導電䜓等は以䞋のような構成芁玠
〜より補造される。 () 本発明においお甚いられる導電性ゞアリル
フタレヌト系暹脂組成物よりなるむンキ以䞋
単に導電性むンキずいうずは、前蚘したゞア
リルフタレヌト系暹脂ず導電性物質を䞻成分ず
し、これに硬化剀およびすべり剀を含む溶剀型
たたは無溶剀型のペヌスト状乃至液䜓状の組成
物をいう。 䞊蚘導電性物質ずしおは、カヌボン、グラフ
アむト、銀、金、ニツケル、パラゞりム、癜金
等の粉末状たたは繊維状のものが䜿甚され、通
垞カヌボン、グラフアむト等が倚甚され、これ
に甚途に応じお銀などの良導電性物質が䜵甚さ
れる。 䞊蚘カヌボン、グラフアむトずしおは、チダ
ンネルブラツク、フアヌネスブラツク、サヌマ
ルブラツク、アセチレンブラツク、電気アヌク
ブラツク等があり、これらより粒子圢、倧き
さ、導電性、吞油性、すべりやすさ等を考慮し
お遞択䜿甚される。䟋えば、抵抗䜓ずしお䜿甚
される堎合は、その抵抗倀に応じ導電性物質の
粒子埄0.01〜75Όのものを幟䜕孊的に充填密床
が倧きくなるように粒床分垃を遞ぶのが望たし
い。 本発明の導電性むンキずしおは、導電䜓等の
甚途、補造コストに応じお導電郚分ずリヌド線
たたはリヌド線ずの接続端子郚分以䞋電極郚
分ずいうずの間には、導電郚分ずは別の適圓
な導電性を有するむンキを䜿甚するのが接觊抵
抗を小さくする䞊からも有利な堎合が倚いの
で、目的に応じお導電郚分甚ず電極郚分甚ずの
二皮を䜿甚するのが望たしい。 䞊蚘電極郚分には、銀、金などの導電性物質
が倚甚されるが、所望によりその他の金属を甚
いおもよい。これらの導電性物質の粒子の充填
効果をよくするために、フレヌク状の粒子埄
〜30Όの範囲およびコロむド状の、ストラクチ
ダヌのあるもので、粒子埄0.05〜1Όの範囲に分
垃をも぀ものを、前者の比率が50〜70重量、
埌者の比率が50〜30重量ずなるように組合せ
お甚いるずよい。 本発明の導電性むンキの硬化に甚いる硬化剀
ずしおは、過酞化ゞ−tert−ブチル、過酞化ゞ
クミル等の過酞化ゞアルキル類や過酞化ゞアリ
ヌル類メチル゚チルケトンペルオキシド、シ
クロヘキサノンペルオキシドの劂きケトンペル
オキシド−ビスtert−ブチルペルオ
キシ−−トリメチルシクロヘキサ
ンの劂きペルオキシケタヌルクメンヒドロペ
ルオキシドの劂きヒドロペルオキシド過酞化
ラりロむル、過酞化ベンゟむル、過酞化
−ゞクロルベンゟむルの劂き過酞化ゞアロむル
や過酞化ゞアシルゞむ゜プロピルペルオキシ
ゞカルボネヌトの劂きペルオキシカルボネヌ
トtert−ブチルペルオキシアセテヌト、tert
−ブチルペルオキシピバレヌト、tert−ブチル
ペルオキシオクト゚ヌト、tert−ブチルペルオ
キシベンゟ゚ヌトの劂きペルオキシ゚ステルが
䟋瀺でき、曎に䞊蚘有機過酞化物以倖のアゟビ
スむ゜ブチロニトリルの劂きアゟ化合物も同様
に甚いるこずができる。 たた、すべり剀ずしおは、ボロンナむトラむ
ト、テフロン粉末、硫化モリブデン、チタン酞
カリりム、マむカ、コロむダルシリカ、コロむ
ダルアルミナ、コロむダルチタン等の粒埄5ÎŒ
以䞋のものやシリコンオむル等を甚いるこずが
でき、これらから少くずも䞀皮を遞んで甚いれ
ばよい。すべり剀は、導電郚分、電極郚分に添
加するこずは重芁であり、絶瞁性基材にも添加
するこずにより、導電䜓等の衚面の摩擊係数を
小さくするこずができ、本発明の方法をより広
い甚途に適甚できるようになる。たずえば、ス
ラむドスむツチ、ロヌタリヌスむツチ、コネク
タヌ等においおは、基材郚分も摺動されるか
ら、すべり剀の添加は極めお有効である。 本発明における導電性むンキの各成分割合
は、導電郚分に䜿甚されるものずしおは、ゞア
リルフタレヌト系暹脂、100重量郚に察しお、
導電性物質30〜180重量郚、奜たしくは40〜150
重量郚、曎に奜たしくは40〜100重量郚、硬化
剀0.01〜10重量郚、奜たしくは0.1〜重量郚、
すべり剀0.1〜60重量郚、奜たしくは0.3〜50重
量郚であり、これらを均䞀に分散させお無溶剀
型むンキずしお甚いるか、あるいは有機溶剀
400重量郚以䞋、奜たしくは200重量郚以䞋に溶
解せしめた溶剀型むンキずしお甚いる。 導電性物質の配合量が䞊蚘範囲を越えお倚す
ぎる堎合には、均䞀な混緎が困難ずな぀たり、
パタヌン印刷面のレベリング性の䜎䞋やひびわ
れの圢成、成圢時の離型性の悪化、導電郚分の
摺動性の悪化、リニアリテむの䜎䞋、耐熱性お
よび耐湿性の劣化、基材ずの接着力の䜎䞋等の
匊害がある。逆に配合量が䞊蚘範囲より少ない
堎合は、抵抗倀の調節が困難にな぀たり、所望
の抵抗䜓を埗るこずができない堎合がある。抵
抗倀の調節方法ずいおは、予め二皮以䞊のマス
タヌバツチを調補しおおき、混合しお所望の倀
を埗るこずが可胜である。 硬化剀の配合量が䞊蚘範囲を越えお倚すぎる
ずきは、実甚䞊䞍必芁であるばかりでなく、暹
脂の硬化が極めお速くなるため、歪が発生し、
所望のパタヌンの粟床䜎䞋、クラツク発生、基
材ずの接着力䜎䞋などずこれらによる導電䜓等
の性胜䜎䞋を招くこずずなる。逆に配合量が少
なすぎるず、硬化の遅延、䞍完党硬化による補
品の性胜䜎䞋を招くずずずなる。すべり剀の配
合量が䞊蚘範囲を越えお倚すぎるずきは、導電
郚分、電極郚分及び基材郚分の間や端子ずの接
着性の䜎䞋、抵抗噚ずしおのリニアリテむ及び
枩床特性の䜎䞋を招く。導電性むンキが電極郚
分に䜿甚される堎合、基本的には䞊蚘導電郚分
のむンキの調補ず同じであるが、電極郚分には
抵抗倀、化孊的安定性等を考慮しお、通垞銀等
の良導電性物質が倚甚される。奜適な各成分割
合は、ゞアリルフタレヌト系暹脂100重量郚に
察しお、銀等の良導電性物質200〜1000重量郚、
奜たしくは300〜900重量郚、曎に奜たしくは
300〜700重量郚、硬化剀0.01〜10重量郚、奜た
しくは0.1〜重量郚、すべり剀0.05〜60重量
郚、奜たしくは0.3〜50重量郚であり、これを
䞊蚘導電郚分のむンキず同様に溶剀型もしくは
無溶剀型ずしお甚いる。ここに甚いる良導電性
物質は粒子埄〜30Όのもの50〜70重量ず粒
子埄0.05〜1Όのもの50〜30重量ずを組合わせ
お甚いるのがよい。 溶剀を甚いる堎合の溶剀の䟋ずしおは、アセ
トン、メチル゚チルケトン、メチルむ゜ブチル
ケトン等の脂肪族ケトン、ベンれン、トル゚
ン、キシレン、クロルベンれン類等の芳銙族炭
化氎玠、塩化メチレン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化氎玠、ゞ゚チレングリコヌルモノア
ルキル゚ヌテルの酢酞゚ステル等があげられ、
これから䞀皮たたは二皮以䞊を遞んで甚いるこ
ずができる。 本発明の導電性むンキには、必芁に応じお各
皮の添加剀を配合するこずができる。䟋えば、
充填剀の䟋ずしおは、無機及び又は有機質の
充填剀が利甚でき、これらは䞀皮でも耇数皮䜵
甚しおでも利甚できる。その䜿甚量ずしおは、
該ゞアリルフタレヌト系暹脂重量に基いお、玄
〜玄300重量の劂き䜿甚量を䟋瀺するこず
ができる。これら充填剀の具䜓䟋ずしお、無機
質の充填剀の䟋ずしおは、マむカ、アスベス
ト、ガラス粉末、シリカ、酞化チタン、酞化マ
グネシりム、アスベスト繊維、シリカ繊維、ガ
ラス繊維、シリケヌトガラス繊維、ボロン繊
維、りむスカヌ等有機質の充填剀の䟋ずしお
は、セルロヌス等の倩然繊維、パルプ、アクリ
ル繊維、ポリ゚チレンテレフタレヌト等のポリ
゚ステル系繊維、朚綿、レヌペン、ビニロン等
を䟋瀺するこずができる。 重合促進剀の䟋ずしおは、たずえば、ナフテ
ン酞或いはオクト゚酞のコバルト塩、バナゞり
ム塩、マンガン塩等の金属石けん類、ゞメチル
アニリン、ゞ゚チルアニリンの劂く芳銙族第䞉
玚アミン類などを䟋瀺できる。その䜿甚量ずし
おは、該ゞアリルフタレヌト系暹脂重量に基い
お、玄0.005〜玄重量の劂き䜿甚量を䟋瀺
するこずができる。 さらに、重合犁止剀の䟋ずしおは、たずえ
ば、−ベンゟキノン、ナフトキノンの劂きキ
ノン類、ハむドロキノン、−tert−ブチルカ
テコヌル、ハむドロキノンモノメチル゚ヌテ
ル、−クレゟヌルの劂き倚䟡プノヌル類、
塩化トリメチルアンモニりムの劂き第四玚アン
モニりム塩類などを䟋瀺できる。その䜿甚量ず
しおは、該ゞアリルフタレヌト系暹脂重量に基
いお玄0.001〜玄0.1重量の劂き䜿甚量を䟋瀺
するこずができる。 内郚離型剀の䟋ずしおは、たずえば、ステア
リン酞カルシりム、ステアリン酞亜鉛、ステア
リン酞マグネシりムの劂きステアリン酞の金属
塩などを䟋瀺するこずができる。その䜿甚量ず
しおは、該ゞアリルフタレヌト系暹脂重量に基
いお玄0.1〜玄重量の劂き䜿甚量を䟋瀺す
るこずができる。 さらに又、シランカツプリング剀の䟋ずしお
は、たずえば、−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、ビニルトリ゚トキシシラ
ン、アリルトリメトキシシランなどを䟋瀺する
こずができる。その䜿甚量ずしおは、該ゞアリ
ルフタレヌト系暹脂重量に基いお玄0.01〜玄
重量の劂き䜿甚量を䟋瀺するこずができる。 顔料の䟋ずしおは、たずえば、カヌボンブラ
ツク、鉄黒、カドミむ゚ロヌ、ベンゞゞンむ゚
ロヌ、カドミオレンゞ、ベンガラ、カドミレツ
ド、コバルトブルヌ、アントラキノンブルヌの
劂き顔料を䟋瀺でき、その䜿甚量ずしおは、該
ゞアリルフタレヌト系暹脂重量に基いお、玄
0.01〜玄10重量の劂き䜿甚量を䟋瀺するこず
ができる。 そのほか、シリカ粉末、チタネヌト系カツプ
リング剀、アルミニりム系カツプリング剀、リ
ン酞゚ステル系界面掻性剀等を粘床調敎剀やレ
ベリング剀ずしお添加するこずができる。導電
性むンキの調補には、䞊蚘各成分を、䟋えば攪
拌槜、ボヌルミル、振動ミル、䞉本ロヌル等を
甚いお混緎するこずにより均䞀に分散させるこ
ずができる。硬化剀は、混緎開始時から添加し
おも差支えないが、ゲル化を防止するために混
緎終了前に添加するのが望たしい。 () 本発明に甚いられる離型シヌトずしおは、
通垞転写成圢甚ずしお䜿甚されるものであれば
䜕でもよいが、特にポリ゚チレンテレフタレヌ
ト等のポリ゚ステル系のフむルムたたはシヌト
が耐熱性がよく、たたゞアリルフタレヌト系暹
脂に察する離型性が良いので奜たしい。離型シ
ヌトの厚みは、印刷パタヌンの寞法粟床や䜜業
性をよくするため、通垞100Ό以䞊のものが望
たしい。 たた、本発明の離型シヌトずしおは、クロム
メツキした鋌板をシリコンオむルやフツ玠系離
型剀で凊理したものも䜿甚でき、この堎合鏡面
仕䞊げを斜こしおおけば成圢時の鏡面板を兌ね
るこずができる。 () 本発明に甚いられる電気絶瞁性基材ずしお
は、前蚘の導電性むンキから導電性物質
を陀いた成分、すなわち、ゞアリルフタレヌト
系暹脂、硬化剀、すべり剀の各成分を含む暹脂
組成物を補匷材に塗垃たたは含浞せしめたプリ
プレグを甚いおもよいし、䞊蚘暹脂組成物に前
蚘の導電性むンキにおいお甚いられたよ
うな各皮の添加剀、䟋えば充填剀、顔料、内郚
離型剀、シランカツプリング剀、重合犁止剀、
重合促進剀等を配合したコンパりンドでもよ
い。 䞊蚘プリプレグの堎合には、担持させる暹脂
組成物ずしおは、ゞアリルフタレヌト系暹脂
100重量郚、硬化剀0.01〜10重量郚、奜たしく
は0.1〜重量郚、すべり剀0.1〜50重量郚、奜
たしくは0.2〜30重量郚を含む無溶剀型又は前
蚘の導電性むンキにおいお䜿甚される劂
く有機溶剀に溶解せしめた溶剀型ずがあり、こ
れには曎に、必芁に応じお導電性むンキにおい
お甚いられたような添加剀をゞアリルフタレヌ
ト系暹脂の特性を損わない範囲で添加するこず
ができる。溶剀型の堎合の溶剀量は、暹脂組成
物を補匷材に担持させる方法、即ち、塗垃法か
含浞法か等によ぀おその適量を定めればよい
が、通垞、ゞアリルフタレヌト系暹脂100重量
郚に察しお、300重量郚以䞋、奜たしくは200重
量郚以䞋でよい。 補匷材ずしおは、倩然繊維、合成繊維、合成
暹脂等からなる織垃、䞍織垃、玙、マツト等が
あり、これらの玠材ずしおは、セルロヌス、
綿、石綿等の倩然繊維、セラミツク、ガラス繊
維の劂き無機繊維、ポリアミド、ポリむミド、
ポリむミドアミド、ポリ゚ステル等の合成繊維
が挙げられる。プリプレグの衚面の平滑性を埗
るために、特に繊維埄0.8〜10Ό、繊維長mm以
䞊、奜たしくは、mm以䞊、曎に奜たしくは
mm以䞊のフむラメントを甚いお、バむンダヌな
しで機械的接合法で補造された䞍織垃を甚いる
のが望たしい。 プリプレグに担持されたゞアリルフタレヌト
系暹脂組成物の量には特に制限はなく、熱圧成
圢時に導電郚分ず絶瞁郚分ずが充分に密着し同
䞀面䞊で平滑な鏡面状の面を有するように成圢
できる量であればよい。通垞、その担持量は、
溶剀の重量を陀いたプリプレグ党重量のうち、
溶剀の重量を陀いた暹脂組成物の重量分率以
䞋暹脂含量ずいうが、0.20〜0.95、奜たしく
は0.40〜0.85ずなるようにするのがよい。䞊蚘
暹脂含量が䞊蚘の範囲を越えお高すぎる堎合
は、実甚䞊䞍必芁であるばかりでなく、熱圧成
圢時に導電郚分のパタヌンのずれやにじみ、倧
きな成圢収瞮やそりなどにより、粟床のよい成
圢ができなくなる。たた、䞊蚘暹脂含量が䜎す
ぎる堎合は、導電郚分ず絶瞁郚分の接着䞍良を
起こしたり、平滑な鏡面状の面が埗られなくな
぀たりする。 補匷材にゞアリルフタレヌト系暹脂組成物を
担持させる方法は、補匷材の皮類、暹脂組成物
の粘床などによ぀お含浞法、あるいはアプリメ
ヌタヌ、コンマコヌタヌ、バヌコヌタヌ、グラ
ビアコヌタヌ、フロコヌタヌ、スプレヌコヌタ
ヌ等を甚いる塗垃法を適甚すればよい。暹脂組
成物を塗垃たたは含浞させたプリプレグは、也
燥工皋で揮発成分を陀去する。回分匏で也燥す
る堎合は、䟋えば宀枩で玄0.2〜玄時間、続
いせ40〜120℃で玄〜玄30分間也燥すればよ
い。ただし、たずえば過酞化ベンゟむルのよう
な分解枩床の䜎い硬化剀を甚いる堎合には、也
燥条件は高枩か぀長時間ずなるような組合せは
圓然避けなければならない。塗垃たたは含浞工
皋ず也燥工皋を連続的に行うこずは勿論可胜で
あり、垂販の含浞機、塗工機等を利甚するこず
ができる。 ゞアリルフタレヌト系暹脂組成物を含む基材
ずしおコンパりンドを甚いる堎合は、ゞアリル
フタレヌト系暹脂100重量郚に察しお、硬化剀
0.01〜10重量郚、奜たしくは0.1〜重量郚、
すべり剀0.1〜50重量郚、奜たしくは0.2〜30重
量郚ず充填剀〜300重量郚、奜たしくは30〜
100重量郚、内郚離型剀0.05〜重量郚、奜た
しくは0.1〜重量郚、シランカツプリング剀
0.005〜重量郚、奜たしくは0.01〜重量郚、
重合犁止剀0.005〜0.3重量郚、奜たしくは0.001
〜0.1重量郚、所望ならば重合促進剀、顔料等
を含む組成物を溶剀に溶解しお混合した埌、前
蚘プリプレグの也燥条件ず同じような条件で蒞
発也固した埌粉砕するか、あるいは溶剀を加え
るこずなく、予めよく混合した埌、ロヌル混緎
し冷华埌粉砕したものを甚いる。䞊蚘ロヌル混
緎に際しおは、前ロヌル50〜130℃、奜たしく
は80〜100℃、埌ロヌル40〜110℃、奜たしくは
50〜90℃の枩床で〜10分間、奜たしくは〜
分間の混緎条件で行぀たものが本発明の基材
ずしお奜たしい。䞊蚘混緎条件においお、ロヌ
ル枩床が高すぎたり、混緎時間が長すぎた堎合
には、コンパりンドのゲル化が起こり、熱圧成
圢の際の障害ずなるので泚意を芁する。コンパ
りンドの圢状ずしおは粉状、粒状、ペレツト等
があるが、これを曎にタブレツト状、シヌト状
に宀枩で成圢したものを甚いるこずもできる。 以䞊、䞉぀の構成芁玠から本発明の導電䜓等を
補造する方法を以䞋においお説明する。 先ず、本発明の導電䜓等の導電郚分圢成に䜿甚
される転写甚印刷離型シヌトは、次のようにしお
䜜補される。 すなわち、前蚘に述べたような離型シヌ
トに前蚘の導電性むンキを甚いお所定のパ
タヌンを印刷するこずによ぀お転写甚導電郚分の
パタヌンが圢成される。この際、電極郚分ずなる
䜍眮には、別に調補した導電性むンキで所定の印
刷を斜こしおもよい。 印刷の方法には、特に制限はないが、通垞スク
リヌン印刷が奜たしく甚いられる。印刷埌、溶剀
を甚いた堎合には也燥が行われる。也燥条件は基
材甚のプリプレグの也燥工皋で行われる条件が採
甚される。導電郚分や電極郚分の膜厚は、所望の
抵抗倀によ぀おも調節すべきであるが、本発明に
おいおは〜200Ό、奜たしくは10〜150Όずする
のがよい。 可倉抵抗噚においおは、その特性に応じお、さ
らに抵抗倀の異なる導電郚分の導電性むンキを
回以䞊印刷した埌、電極郚分の導電性むンキを印
刷するこずがしばしば行われ、このようにしお埗
た転写甚印刷離型シヌトを甚いお基材に熱圧成圢
すれば、成圢䞭に異なる抵抗倀を有する導電性む
ンキの導電物質の拡散によ぀お抵抗倀の倉化が滑
らかになるので、衚面の平滑性ず盞俟぀お、摺動
寿呜、雑音、特に摺動雑音やゞダンプ雑音の少な
い優れた導電䜓等が埗られるものも本発明方法の
特城の䞀぀である。 このようにしお埗られた転写甚印刷離型シヌト
を基材に点写成圢しお導電䜓等を補造するに先立
぀お、予め該印刷離型シヌトたたは絶瞁性基材に
含たれるゞアリルフタレヌト系暹脂組成物が熱圧
成圢時に反応性ず流動性を倱わない範囲でプレキ
ナアされる。このプレキナアが本発明の目的ずす
る優れた性胜をも぀導電䜓等を補造する䞊で最も
重芁な点である。即ち、慎重に遞択された段階た
でプレキナアした埌、転写成圢を行うこずによ
り、はじめお導電郚分ずなる印刷パタヌンを極め
お粟床よく、導電䜓等に組蟌むこずが可胜ずなる
ものである。 プレキナアを行わないずきは、蚭蚈された導電
郚分もしくは電極郚分のパタヌンが、ずれ、歪、
にじみ、ひき぀れ等によ぀お倉圢しおしたう。䞭
でも導電郚分や電極郚分が絶瞁性基材郚分内ぞ䟵
出したり、逆に絶瞁性基板郚分が導電郚分や電極
郚分内ぞ䟵入したり、あるいはこれらの郚分が盞
互に入り混じ぀たりする珟象によ぀お、境界線が
䞍明瞭になるこずは絶察に避けなければならな
い。本発明の方法によ぀お転写甚印刷離型シヌト
たたは絶瞁性基材をプレキナアしおおくこずによ
り、これらの郚分の硬化反応速床ず流動性を調節
するこずができるので、蚭蚈された寞法で蚭定さ
れた通りの䜍眮に、絶瞁郚分ずの境界が極めお明
瞭な導電郚分や電極郚分をも぀導電䜓等を䞀䜓成
圢するこずが可胜ずなる。プレキナアにより成圢
時の収瞮を小さくできるこずも倧きな利点の䞀぀
である。したが぀おプレキナアの条件は極めお重
芁である。 プレキナアは、転写甚印刷離型シヌトに぀いお
行われる。プレキナアの方法は、加熱也燥炉䞭に
眮いおもよいし、プレスしおもよい。印刷離型シ
ヌトをプレキナアする堎合は、離型シヌトに導電
性むンキによる印刷ず也燥の工皋に匕き続いおプ
レキナアを連続的に行うこずも可胜である。 本発明においお、䞊蚘プレキナアの皋床は、差
動走査熱量蚈DSCを甚いお印刷離型シヌト
たたは基材䞭に含たれるゞアリルフタレヌト系暹
脂の反応率以䞋DSC反応率ずいうを枬定す
るこずによ぀お調補される。ここにいうDSC反
応率は、䞋蚘匏により算出される。 DSC反応率−Q′×100 甚いたゞアリルフタレヌト系暹脂のみの発熱
量の枬定倀ず該暹脂の含有量から蚈算で求め
た、導電性むンキのDSC反応率のずきの
発熱量cal Q′プレキナア埌の発熱量cal DSC反応率は、ある操䜜の前埌で、DSCによ
りゞアリルフタレヌト系暹脂、該暹脂を含む導電
性むンキの発熱量の差を枬定しお䞊蚘により求め
るこずができる。本発明においおは、ゞアリルフ
タレヌト系暹脂の発熱量を基準にしお、この状態
をDSC反応率ずするものである。発熱量は
実質的にゞアリルフタレヌト系暹脂の反応に起因
するものであるから、予め該暹脂のみの発熱量を
求めおおけば、本発明の導電性むンキ等の、反応
率における発熱量は、該暹脂の含有量がわか
぀おいるのであるから、理論的に求めるこずがで
きる。 DSC反応率は、以䞋のような方法で枬定され
る。 印刷離型シヌトの堎合は、プレキナアを行な぀
たのち、印刷された導電性むンキを削りず぀お詊
料ずし、発熱量を枬定する。点枬定し、平均倀
を求める。 埗られた倀より䞊蚘匏でDSC反応率を算出す
る。 本発明においお行われるプレキナアは、䞊蚘
DSC反応率で〜40、奜たしくは10〜30の
範囲で遞ぶこずができる。 DSC反応率が䞊蚘範囲より倧きく、プレキナ
アが過床に行われた堎合は、絶瞁性基材ず離型シ
ヌトの印刷郚分ずの接着、導電䜓等に封入される
リヌド線ずの接着が匱くなるか、たたは党く接着
しなくなる。たた、必芁に応じお甚いられる金属
板、セラミツク板ずの接着も悪化する。逆に
DSC反応率が䞊蚘範囲より小さくプレキナアが
䞍足する堎合は、印刷離型シヌトを転写成圢する
時、ずれ、にじみ、歪、ひき぀れ等によ぀お倉圢
し、蚭蚈どおりの導電䜓等の粟床が埗られなくな
る。既に説明した揮発成分を陀去する也燥工皋及
びロヌル混緎の工皋においおは、䞊で定矩した
DSC反応率は通垞未満であるが、特に分解
枩床の䜎い硬化剀を甚いた堎合には、未満ず
なるように也燥条件及びロヌル混緎条件を調補す
べきである。 䞊蚘範囲のDSC反応率を埗るためのプレキナ
アの条件ずしおは、通垞、枩床100〜180℃、奜た
しくは130〜160℃、時間0.5〜10分間、奜たしく
は〜分間の範囲で行うのが望たしい。勿論、
DSC反応率が䞊蚘範囲内にあれば、プレキナア
条件が䞊蚘範囲倖で行われおも差支えはない。 プレキナアの方法は、加熱也燥炉䞭に眮いおも
よいし、熱プレスによ぀お行぀おもよい。たた、
印刷離型シヌトをプレキナアする堎合は、該離型
シヌトの印刷、也燥の工皋に匕き続いおプレキナ
アを連続的に行うこずができる。 䞊蚘のようにプレキナアが行われた埌、印刷離
型シヌトず絶瞁性基材は、熱圧䞋に転写成圢ず共
に硬化䞀䜓化される。䞀䜓化に際しおは、各皮の
積局態様がある。 たずえば、 (ã‚€) 印刷離型シヌトをプリプレグの単数枚たたは
耇数枚ず成圢する。 (ロ) 印刷離型シヌトをコンパりンドず成圢する。 (ハ) 印刷離型シヌトをプリプレグずコンパりンド
ずを䜵甚した成圢材料ず成圢する。 (ニ) 䞊蚘(ã‚€)〜(ハ)の成圢材料の裏面偎に他皮の基
材、䟋えば鉄板、アルミニりム板等の金属板あ
るいはセラミツク板を重ねお成圢する。 等がある。 熱圧成圢しお埗られた導電䜓等は、これを所定
の圢状に切り出しお甚いおもよいし、たた熱圧成
圢の際に金型を甚いお所定の圢状に圧瞮成圢しお
もよい。たた、前蚘したように電極郚分に端子類
等を金型を甚いお同時成圢するこずもできるし、
䟋えばリヌドフレヌムを䜿甚しおリヌド線を成圢
ず同時に封入するこずも可胜である。 成圢に際しお、硬化のための加熱枩床ずしお
は、玄120℃〜玄190℃のような枩床範囲を䟋瀺で
きる。たた加圧条件ずしおは、玄Kgcm2〜玄
1000Kgcm2のような圧力範囲を䟋瀺するこずがで
きる。成圢埌、曎に100〜200℃で0.1〜時間゚
ヌゞングするこずにより、前蚘(ニ)のような成圢態
様の堎合には、金属板やセラミツク板ず絶瞁性基
材ずの接着性を向䞊せしめたり、導電性むンキ䞭
の導電性物質の粒子ずゞアリルフタレヌト系暹脂
ずが盞互に平衡䜍眮に移動しお最小の抵抗倀を瀺
しお萜ち着くようになるため、枩床特性を向䞊さ
せるこずができる。 本発明法は、すぐれたリニアリテむ、すぐれた
摺動性、高枩・高湿䞋における電気特性の高い保
持率を有する導電性むンキず同じく高床の耐熱
性、耐湿性、耐氎性、寞法安定性、高枩・高湿䞋
でのすぐれた絶瞁性胜、機械的匷床、導電性むン
キずの高床の接着性、すぐれた加工性を有する電
気絶瞁性基材ずから構成される導電䜓等を䞎える
ものであり、特に高粟床の量産化に適した補造法
であ぀お、極めお広範囲の甚途に適甚するこずが
可胜である。たずえば、可倉抵抗噚、半固定抵抗
噚、ポテンシペメヌタヌ、リニア゚ンコヌダヌ、
ロヌタリヌ゚ンコヌダヌ、プリント回路基板ずし
おの電気回路、雚降りセンサヌ、雪降りセンサ
ヌ、面状発熱䜓等の補造が可胜であり、これらの
機噚及び郚品における導電郚分ず絶瞁郚分の圢成
に際しお、高床の性胜ず、量産方法を䞎えうる本
発明の方法は極めお有意矩である。 以䞋の実斜䟋により、本発明による導電䜓等の
補造法に぀いおさらに詳现に説明するが、これら
はその䞀態様を瀺すためであ぀お、これらによ぀
お限定されないのは勿論である。すなわち本発明
の重芁な特城の䞀぀は少なくずも導電郚分ず電極
郚分ずが絶瞁性基材郚分ず、その境界線においお
段差を持たないこずであ぀お、導電䜓等の党䜓の
圢状は問題ではなく、所望の圢状をずるこずがで
きる。換蚀すれば、導電郚分ず電極郚分は絶瞁性
基材郚分に完党に埋蚭されおいればよい。したが
぀お、導電䜓等の党䜓の圢状ずしおは、平面のみ
ではなく、曲面であるもの、あるいは甚途に応じ
たその他の耇雑な圢状のものもすべお本発明によ
る導電䜓等に含たれる。 以䞋においお各䟋で甚いたゞアリルフタレヌト
系暹脂を衚に瀺す。
【衚】 DAPPゞアリルオル゜フタレヌトプレポリマヌ
「ダむ゜ヌダツプ」倧阪曹達瀟補 DAIPゞアリルむ゜フタレヌトプレポリマヌ
「ダむ゜ヌむ゜ダツプ」倧阪曹達瀟補 DATPゞアリルテレフタレヌトプレポリマヌ
数平均分子量8000、ペり玠䟡85 DAPMゞアリルオル゜フタレヌトモノマヌ DATMゞアリルテレフタレヌトモノマヌ USP無氎フタル酞0.5モルず無氎マレむン酞0.5
モルおよびプロピレングリコヌルモルを溶融
法により脱氎瞮合した䞍飜和ポリ゚ステル。酞
䟡28、軟化枩床80℃ 実斜䟋 〜 衚のゞアリルフタレヌト系暹脂を甚いお、抵
抗噚甚の面積抵抗が100Ωcm2の導電性むンキを
以䞋に瀺す配合で調補した。 配 合 重量郹 ゞアリルフタレヌト系暹脂 45 カヌボングラフアむト(1) 35 チタン酞カリりムりむスカ(2) 20 過酞化ゞクミル(5) 1.0 ゞアミン塩系分散剀(4) 0.5 アミド系添加剀(5) 1.0 アルミニりム系カツプリング剀(6) 1.0 酢酞カルビトヌル 67.5 䞊蚘配合物䞭 (1)機胜被膜研究所補「30CGF40」 (2)倧塚化孊補薬瀟補「テむスモBK−」 (3)日本油脂瀟補「パヌクミル」 (4)ラむオン油脂瀟補「デナオミンTDD」 (5)ラむオン油脂瀟補「アヌマむドOF」 (6)味の玠瀟補「AL−」 をそれぞれ甚いた。 䞊蚘配合物においおゞアリルフタレヌト系暹脂
を酢酞カルビトヌルに溶解させ、これに他の成分
を加えお予めよく混合した埌、䞉本ロヌルに回
通しお導電性むンキを調補した。たた、䞊蚘導電
性むンキの配合においお、カヌボングラフアむト
35重量郚の代りに、銀粉粒子埄1.2〜5.7Όのフ
レヌク状銀粉60重量ず粒子埄0.05〜0.8Όのコロ
むド状銀粉40重量を混合したもの290重量郹
ずした以倖は同様にしお電極郚分に䜿甚する導電
性むンキを調補した。 転写甚印刷離型シヌトの䜜補 印刷すべき導電郚分及び電極郚分のパタヌンを
調補するために、幅mmの導電郚分の䞡末端に電
極郚分を有する内埄30mmの銬蹄圢のパタヌンによ
り、200、総厚120Όのポリ゚ステルスクリヌン
を䜜補し、厚さ100Όのポリ゚チレンテレフタレ
ヌトフむルム䞊に、先ず䞊蚘電極郚分の導電性む
ンキで印刷し、次いで䞊蚘導電郚分の導電性むン
キで印刷しお、これを垞枩で颚也埌80℃で20分間
也燥させた。次に、䞊蚘パタヌン印刷離型シヌト
は、150℃の恒枩槜で分間加熱しおプレキナア
し、DSC反応率19のプレキナア印刷離型シヌ
トずした。 電気絶瞁性基材の䜜補 基材甚プリプレグを䜜補するために、䞋蚘のよ
うな配合のゞアリルフタレヌト系暹脂組成物より
なる含浞液を調補した。 配 合 重量郹 ゞアリルフタレヌト系暹脂 100 ボロンナむトラむト(1) 30 チタン酞カリりムりむスカ(2) 40 コロむダルシリカ(3) 20 コロむダルシリカ(4) 10 過酞化ゞクミル(5)  チタネヌト系カツプリング剀(6) 1.5 シランカツプリング剀(7) 1.5 メチル゚チルケトン 150 䞊蚘配合物䞭 (1)電気化孊工業瀟補「GP」 (2)倧塚化孊補薬瀟補「テむスモ」 (3)日本ア゚ロゞル瀟補「ア゚ロゞルOX−50」 (4)日本ア゚ロゞル瀟補「ア゚ロゞル200」 (5)日本油脂瀟補「パヌクミル」 (6)味の玠瀟補「プレンアクトTTS」 (7)信越化孊工業瀟補「KBM503」 をそれぞれ甚いた。 䞊蚘配合物䞭、ゞアリルフタレヌト系暹脂をメ
チル゚チルケトンに溶解し、これを磁補ポツトに
入れ、攪拌しながら過酞化ゞクミルを陀く他の成
分を加えた。仕蟌量Kgに察しおスチヌルボヌル
埄mmのものをKg、埄mmのものを12Kg入れ、
毎分40回転で240時間混合分散せしめた。分散終
了埌、䞊蚘配合に察しお、過酞化ゞクミルを溶解
させたメチル゚チルケトン150重量郚を曎に远加
しお垞枩での粘床を玄120センチポアズに調補し
た。䞊蚘暹脂液にポリ゚ステル䞍織垃繊維埄
3Ό、繊維長12〜25mmのフむラメントより補造さ
れたものを含浞させ、60℃で30分間の指觊也燥
埌、暹脂含量が重量分率で0.80の基材甚プリプレ
グを䜜補した。 たた、電気絶瞁性基材ずしお䜿甚するゞアリル
フタレヌト系暹脂組成物よりなるコンパりンドを
䞋蚘の配合で調補した。 配 合 重量郹 ゞアリルフタレヌト系暹脂 100 過酞化ゞクミル「パヌクミル」  ガラス短繊維(1) 60 炭酞カルシりム(2) 40 メタクリロキシシラン 0.6 ステアリン酞カルシりム  ハむドロキノン 0.01 䞊蚘配合物䞭 (1)旭フアバヌグラス瀟補「CS03HB830A」 (2)日東粉化工業瀟補「NS−100」 それぞれを甚いた。 䞊蚘配合物を予めよく混合した埌、ロヌル混緎
した。前ロヌル枩床90〜100℃、埌ロヌル枩床60
〜80℃で分間混緎し、ロヌルからシヌト状に取
り出しお攟冷埌、荒く砕いたものをヘンシ゚ルシ
゚ルミキサヌで粉砕した。 転写成圢 䞊蚘䜜補されたプレキナア印刷離型シヌトを甚
いお、実斜䟋は、電気絶瞁性基材ずしお䞊蚘䜜
補のプリプレグ枚を重ね、その䞊に䞊蚘離型シ
ヌト印刷面が該プリプレグに接するように重ね
お、枩床160℃、圧力50Kgcm2で30分間成圢した。
成圢埌185℃で時間゚ヌゞングした電気抵抗䜓
を埗た。 たた、実斜䟋においおは、䞊蚘プレキナア印
刷離型シヌトの䞊に電気絶瞁性基材ずしお、䞊蚘
調補したゞアリルフタレヌト系暹脂組成物よりな
るコンパりンドを予め端子をセツトした円板状タ
ブレツトにしお90℃に予熱しおおいたものを眮
き、枩床160℃、圧力100Kgcm2で30分間成圢し、
180℃で時間゚ヌゞングしお図に瀺すような
電気抵抗䜓ずした。以䞊のようにしお埗られた電
気抵抗䜓は、いずれも導電郚分ず電極郚分が基材
面ず同䞀面䞊にあり、平滑な鏡面状の面を有し、
か぀、導電郚分ず電極郚分ずの境界線がにじむこ
ずなく、明瞭な抵抗パタヌンを有する電気抵抗䜓
であ぀た。なお公称抵抗倀は共に5.2MΩであ぀
た。たた、抵抗䜓ずしおの特性をJISC6444に準
じお枬定し、衚に瀺した。埗られた各電気抵抗
䜓は、特にゞダンプ雑音が小で抵抗倉化特性が滑
らかであり、ポテンシペメヌタヌずしお優れおい
た。
【衚】
【衚】 比范䟋 実斜䟋においお、転写甚印刷離型シヌトをプ
レキナアしなか぀た以倖は党く同様にしお基材甚
プリプレグに転写成圢したずころ、導電郚分及び
電極郚分のパタヌンが歪み、蚭蚈通りのパタヌン
の電気抵抗䜓が埗られなか぀た。尚、埗られた抵
抗䜓の枩床係数は500ppmdegであ぀た。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の䞀実斜䟋を瀺すもので、図
は実斜䟋によ぀お埗られた電気抵抗䜓の平面図
であり、図は図−A′断面図である。   導電郚分、  電極郚分、  絶瞁
基材、  端子。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  導電性ゞアリルフタレヌト系暹脂組成物より
    なるむンキで離型シヌトに所定の印刷を斜こし、
    これを電気絶瞁性基材ず重ねお転写成圢により電
    気抵抗䜓たたは導電䜓を補造するに際し、電気絶
    瞁性基材ずしおゞアリルフタレヌト系暹脂組成物
    よりなる成圢材料を䜿甚し、䞊蚘印刷を斜こした
    離型シヌトを差動走査熱量蚈で枬定した反応率が
    〜40ずなるようにプレキナアした埌、印刷離
    型シヌトの印刷面を基材ず重ねお熱圧により転写
    ず同時に硬化䞀䜓化させるこずを特城ずする衚面
    が平滑な電気抵抗䜓たたは導電䜓の補造法。
JP58145308A 1983-08-08 1983-08-08 電気抵抗䜓たたは導電䜓の補造法 Granted JPS6037104A (ja)

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JPS5857778A (ja) * 1981-10-01 1983-04-06 束䞋電工株匏䌚瀟 印刷抵抗基板の補造方法

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