JPH0522196U - マガジンラツク取付構造 - Google Patents

マガジンラツク取付構造

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JPH0522196U
JPH0522196U JP7874591U JP7874591U JPH0522196U JP H0522196 U JPH0522196 U JP H0522196U JP 7874591 U JP7874591 U JP 7874591U JP 7874591 U JP7874591 U JP 7874591U JP H0522196 U JPH0522196 U JP H0522196U
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JP
Japan
Prior art keywords
magazine rack
seat
back shell
fixing plate
magazine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7874591U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 菅原
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートバックの背面に凸凹のない滑らかな面
を構成すると共に、マガジンラックをシートバックの背
面に収納し、その後方へねじ等の突起物を突出させるこ
とがないようにする。 【構成】 座席1のシートバック4背面に設けられるマ
ガジンラック8の取付構造であって、シートバック4の
骨格を形成するフレーム2に取り付けられ、シートバッ
ク4の背面を構成するバックシェル6と、該バックシェ
ル6に設けられた矩形の凹部7内に収容されるマガジン
ラック8とから成り、前記マガジンラック8が、バック
シェル6の前記凹部7内に嵌合する略矩形状の枠部9
と、該枠部9の左右の側枠を連結する水平な帯部10と
から成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、座席のシートバック背面に設けられ、雑誌、新聞又は各種案内等を 収容するマガジンラックの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、鉄道車両、自動車、船舶、バス、航空機等の各種座席には、車両案 内や雑誌等を収納するために、シートバックの背面にマガジンラックが設けられ ている。このマガジンラックは、通常略四角形状に形成された適宜大きさの網材 又は布材の上縁にゴム紐又は弾力性のある棒材等を取り付けて支持し、該上縁が 自在に開閉するように構成すると共に、その下端を座席背面に固定した構造に成 っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の従来のマガジンラックは、構造が簡単であるため簡単にシートバック に構成できるという利点はあるものの、シートバック背面にねじ等で取り付ける 構造に成っているため、シートバック背面からマガジンラックが突出したり、人 の出入りを妨げるばかりでなく、マガジンラックから雑誌等を取り出す際や座席 から人が立つ際に、誤ってマガジンラックに力を掛けすぎると、ねじが外れたり 、マガジンラック自体を損傷したりすると共に、座席からの出入りの際に、ねじ 等の突起物に着衣等を引っ掛けるおそれもあった。
【0004】 また、マガジンラックを取り付ける平板状のシートバック背面板をマガジンラ ック取り付けのため厚い金属板等で構成する必要があり、シートバック全体が重 くなるという問題もあった。
【0005】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、シートバックの背面に凹 凸を形成することのない滑らかな面を形成すると共に、マガジンラックを座席の 背面に収納し、全体に頑丈で、かつねじ等の突起物が表面に露出することがなく 、シートバック背面を軽量の樹脂等で形成することができるマガジンラック取付 構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るマガジンラック取付構造は、座席の シートバックの骨格を構成するフレームに取り付けられ、シートバックの背面を 構成するバックシェルと、前記バックシェルの略中央部に形成した凹部に取り付 けられるマガジンラックとから成り、前記マガジンラックは、バックシェルの前 記凹部に嵌合する枠部と、該枠部の左右の側縁を略水平方向へ連結する帯部を具 備することを要旨とするものである。
【0007】 また、バックシェルの前記凹部の左右側縁には、前記マガジンラックの帯部の 構成位置に対応してそれぞれ透孔を開設すると共に、前記凹部から左右側部に開 設した透孔を介して座席の前記フレームに固定される固定板を挿通し、該固定板 に前記マガジンラックの帯部を取り付けることにより構成することもできる。
【0008】 更に、前記マガジンラックのバックシェル及び固定板への取り付けは、マガジ ンラック側に配置され螺子部の頭部を平板で連結した取付板と、バックシェル及 び固定板の裏側に位置し、前記螺子部に螺合するナットの組合わせにより行うこ とができる。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、マガジンラックはバックシェルに設けられた凹部に収納さ れているため、バックシェルの背面に凸凹が形成されず、滑らかな表面とするこ とができるため人の出入りを邪魔することはない。また、マガジンラックの水平 な帯部は、固定板を介して座席のフレームに固定されるため、雑誌等の出し入れ の際に帯部に大きな力が掛かっても該帯部を損傷することがない。しかも、ねじ がバックシェルの裏面側に構成されるため、突起物が表面側に露出することがな く、着衣等を引っ掛けるおそれが解消される。また、マガジンラックの帯部は、 固定板を介して座席のフレームに直接固定されるため、バックパネルを軽量の樹 脂等で形成することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係るマガジンラック取付構造の一実施例を図面に従って説明す る。 図1は、本考案に係るマガジンラック取付構造を構成した座席のシートバック に関するものであり、(A)は該シートバック1の側面を、また(B)は同じく シートバック1の背面を示すものである。 図面において、上記シートバック1は、脚フレーム(図示せず)後端に下端部 を回動自在に枢着し、シートバック1の骨格を構成するフレーム2と、このフレ ーム2の前面に固定したヘッドレスト3及び背当クッション4と、同じくフレー ム2の背面に固定したバックパネル5とから構成されている。 上記バックパネル5は、フレーム2に取り付け、シートバック1の背面を構成 するバックシェル6と、該バックシェル6に形成した凹部7内に収容構成するマ ガジンラック8とから成っている。このマガジンラック8は、上記バックシェル 6に形成した凹部7に嵌合固定される枠部9に対し、その左右側縁を連結するよ うに水平方向へ帯部10を形成してある。
【0011】 図2は、バックシェル6の各部断面を示すものであり、(A)はバックシェル 6の中心部における縦断面図、(B)は同じく図2(A)おけるA−A線断面図 である。 バックシェル6は、シートバック1のの背面を形成する後方へ僅かに膨らんだ 背面11と、この背面11から内側(図で左側)へ凹んだ略矩形状に成る凹部7 を具備し、この凹部7の左右側部12には、マガジンラック15に構成する帯部 10の構成位置に対応して透孔13がそれぞれ開設してある。この透孔13は、 図示例では凹部7の底面14を一辺とする略平行四辺形状に形成してあるが、必 ずしも該平行四辺形状に限定されるものでないことは勿論である。 このバックシェル6の背面11の側部は、図2(B)に示すように、大きな曲 成面が形成してあり、これによりシートバック1の背面に鋭角部のない滑らかな 面を構成する。また、バックシェル6は全体が合成樹脂材料により成形してあり 、肉厚を均一に形成し、好ましい強度を得ることができるものである。 而して、本考案に係るバックシェル6は、上述した構成により、曲げ剛性の高 い構造を構成することができ、比較的薄い肉厚により高い強度を持たせることが できる。
【0012】 図3は、マガジンラック8の正面図、図4は、図3におけるB−B線断面図で ある。 マガジンラック8は、全体が合成樹脂材料で成形されており、その枠部9は、 バックシェル6の凹部7に嵌合する略矩形状を呈し、また、この枠部9は略均一 な肉厚により略コ字状の断面形状を呈している。この枠部9の左右の側枠を連結 する水平な帯部10は、同様に略コ字状の断面形状を有しており、枠部9よりも 幅広に形成してある。この枠部9と帯部10の上面、即ち図4において右側表面 は、バックシェル6の背面11との間で滑らかな面を形成するように構成されて いる。また、枠部9と帯部10とに囲まれた凹部15の底面16は、枠部9の下 面(図4において左側端面)と連続して形成されており、該底面16はバックシ ェル6の底面14と面接触するように略平面状に形成してある。この帯部10の 下面は、底面16から適当な間隔を隔てており、この隙間に雑誌等を収納できる ように成っている。而して、かかる構成によってマガジンラック8をバックシェ ル6の凹部に収納構成することができ、表面側に凸凹の無い、滑らかな表面を形 成することができる。また、マガジンラック8自体は、比較的薄い肉厚により高 い剛性を有することができるものである。
【0013】 図5は、マガジンラックを取り付けたバックシェルの背面図、図6は図5にお けるC−C線断面図である。 マガジンラック8をバックシェル6の凹部7に収容し、マガジンラック8の枠 部9の外周面をバックシェル6の凹部7の側面にぴったり嵌合すると共に、マガ ジンラック8の底面16をバックシェル6の底面14とぴったり接触させる。こ の状態で、バックシェル6の背面11はマガジンラック8の枠部9及び帯部10 の上面と、全体として表面に凸凹の無い、滑らかな表面を形成するように嵌合す ることもできる。 また、後述する固定板17を予め凹部7から左右側部の透孔13に貫通させて おき、マガジンラック8の帯部10をこの固定板17に取り付ける。マガジンラ ック8のバックシェル6及び固定板17への取り付けは、マガジンラック側に位 置する後述する取付板20と、バックシェル6及び固定板17の裏面側に配置す るナット21とによって行う。
【0014】 図7は、上記固定板17を示す斜視図である。この図において、固定板17は 、帯部10の内側に嵌合するように側部が折り曲げられた細長い固定部18と、 この固定部18をバックシェル6の底面14から適当な距離を隔てる支持部19 とから成っている。尚、この固定板17は適当な厚さの金属板から作るのが好ま しい。側部を折り曲げた、このような形状により、固定板17は、比較的薄い肉 厚で高い剛性を得ることができる。
【0015】 図8は、取付板20を示す斜視図であり、この図において、取付板20は略平 行な2本のねじ部20aと、このねじ部20aの頭部を連結した平板20bとか らなる。ねじ部20aを平板20bで連結したこの構成により、ねじ等の突起物 がマガジンラック8の表面側に突出させることなく、マガジンラック8の取り付 けを行うことができる。
【0016】 上記構成によれば、マガジンラックはバックシェルに設けられた凹部に収納さ れるため、バックシェルの背面を凸凹が無く、滑らかな表面とすることができ、 人の出入りを邪魔しない。また、マガジンラックの水平な帯部は、固定板を介し て座席のフレームに固定されるため、雑誌等の出し入れの際に大きい力が帯部に 掛かっても帯部を損傷することがない。更に、ネジ部がバックシェルの裏側にあ り、ねじ等の突起物が表面に存在しないので、衣服等を引っ掛けるおそれがない 。また、マガジンラックの帯部は、固定板を介して座席のフレームに直接固定さ れるため、バックパネルを軽量の樹脂等で成形することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係るマガジンラック取付構造は、以上のように構成したから、シート バックの背面に凸凹のない滑らかな面を形成することができるばかりでなく、マ ガジンラックをシートバックの背面に収納し、該マガジンラックやねじ等の突起 物をシートバックの表面に突出させることがなく、適度の剛性を有すると共に、 シートバックの軽量化を図ることができる等、本考案の実施後により得られる効 果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマガジンラック取付構造を構成し
た座席のシートバックを示すものであり、(A)は側面
図、(B)背面図である。
【図2】バックシェルの各断面を示すものであり、
(A)は縦断面図、(B)は図2(A)におけるA−A
線断面図である。
【図3】マガジンラックの正面図である。
【図4】図3におけるB−B線断面図である。
【図5】マガジンラックを取り付けたバックシェルの背
面図である。
【図6】図5におけるC−C線断面図である。
【図7】固定板を示す斜視図である。
【図8】取付板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 座席 2 フレーム 4 シートバック 6 バックシェル 7 凹部 8 マガジンラック 9 枠部 10 帯部 12 側部 13 透孔 15 凹部 17 固定板 18 固定部 20 取付板 21 ナット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの骨格を構成するフレーム
    に取り付けられ、該座席の背面を構成するバックシェル
    と、このバックシェルの略中央部に形成した凹部に取り
    付けられるマガジンラックとから成り、 前記マガジンラックは、バックシェルの前記凹部に嵌合
    する枠部と、該枠部の左右の側部を略水平方向へ連結す
    る帯部を具備することを特徴とするマガジンラック取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記バックシェルの前記凹部の左右側縁
    には、前記マガジンラックの帯部の構成位置に対応して
    それぞれ透孔を開設すると共に、前記凹部から左右側部
    に開設した透孔を介して座席の前記フレームに固定され
    る固定板を挿通し、該固定板に前記マガジンラックの帯
    部を固定したことを特徴とする請求項1のマガジンラッ
    ク取付構造。
  3. 【請求項3】 前記マガジンラックのバックシェル及び
    固定板への取り付けを、マガジンラック側に配置され螺
    子部の頭部を平板で連結した取付板と、バックシェル及
    び固定板の裏側に位置し、前記螺子部に螺合するナット
    の組合わせにより行うことを特徴とする請求項2のマガ
    ジンラック取付構造。
JP7874591U 1991-09-04 1991-09-04 マガジンラツク取付構造 Pending JPH0522196U (ja)

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JP (1) JPH0522196U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013736A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 日本車輌製造株式会社 鉄道車両用テーブル

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