JPH0522094Y2 - - Google Patents

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JPH0522094Y2
JPH0522094Y2 JP1987135420U JP13542087U JPH0522094Y2 JP H0522094 Y2 JPH0522094 Y2 JP H0522094Y2 JP 1987135420 U JP1987135420 U JP 1987135420U JP 13542087 U JP13542087 U JP 13542087U JP H0522094 Y2 JPH0522094 Y2 JP H0522094Y2
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JP
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handle
slide hole
pair
spacers
guide plate
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JP1987135420U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気機器などの持ち運び用ハンド
ルを、機器ケース内引き出し収納式に組み込み取
り付ける装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ポータブル型電気機器に運搬用ハンドル
を引き出し式に取り付ける構造として、内向き弾
性舌片を3枚以上均等に有する2個一対のブツシ
ングを機器ケースの取り付け孔に嵌め込み、ハン
ドル両端の金属性スライド軸をブツシングに通し
て弾性舌片により押圧支持させ、スライド軸の先
端部にストツパを固定する様にしたものがあつた
(例えば、実開昭58−175726号公報参照)。
また、弾性舌片を設けたブツシングをケースの
取付孔に嵌着し、ハンドルの支持脚を前記ブツシ
ングに挿入して、ハンドルを弾性舌片により押圧
支持させるようにしたものがあつた(例えば、実
開昭58−175726号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、最初に示した従来技術に於いては、
弾性舌片の保持力のみによつてハンドル全体の重
量を支持する様にしており、比較的大型のハンド
ルに対しては十分大きな取り付け強度を得る為に
は、弾性舌片の厚みや硬度を増すなどしてその強
度を高める必要があつた。
こうして強度を高めると弾性舌片の適度な弾性
力が得られ難くなつたり、又、硬くなり過ぎたり
して、ハンドルのスライド操作時に摩擦による金
属様異音が生じたり、内蔵スピーカの振動に伴つ
てビビリ音を発したりすることがあるという問題
点があつた。
また、2番目に示した従来技術に於いては、ハ
ンドルの支持脚と弾性舌片とが摺動することによ
り、ハンドルの支持脚に傷が付くという問題点が
あつた。
そこで、この考案はこの様な問題点を解決する
ために成されたものであり、ハンドル両端の支持
脚に、弾力性を有する一対の樹脂性スペーサをた
わませて、かつ、これ等の間にガイド板を挟み込
んで固定する様にすることにより、比較的大型で
重いハンドルであつても、適度の弾性保持力を簡
易に得る事が可能で、摩擦時の異音発生を有効に
抑圧することができ、摺動によりハンドルの支持
脚に傷を付けることがないハンドル取り付け装置
を提供する。
(問題点を解決するための手段) 次に、この考案の構成を説明する。引き出し式
ハンドル取り付け装置は、機器ケース内にスリツ
ト状スライド孔を有するガイド板が固定され、こ
のスライド孔を両側から挟んで一対の弾力性を有
する樹脂性スペーサが対向配置され、両端に支持
脚を持つたハンドルが機器ケースの内外にまたが
つて設けられ、このハンドル先端部に前記一対の
スペーサを圧縮した状態でスライド孔にそい移動
可能にネジで取り付けられて構成されている。
(作用) この様に構成されており、ハンドル両端の支持
脚は、強制的にたわまされた圧縮状態にある一対
のスペーサを介して、ガイド板に間接的に連結さ
れている。
このように、ハンドルの支持脚は直接ガイド板
と摺動することがなく、よつて傷が付かない。
この連結状態は、スペーサの弾力性に反発し
て、ネジで維持されるから、比較的大型で重いハ
ンドルに対しても、十分大きな保持力が容易に得
られる。そして、ガイド板のガイド孔に沿つて、
ハンドルの引き出し押し戻しが自在に実施され、
その中途位置でも任意に停止保持される。このと
き、ガイド板に対してスペーサが両面から均等な
圧力で接触していることから、スライド操作時の
摩擦に伴う異音発生が有効に抑圧される。
(実施例) この考案の一実施例を第1図乃至第6図に基づ
いて説明する。第1図は引き出し式ハンドル取り
付け装置の要部分解組み立て斜視図であり、第2
図は同じく側面からみた断面図である。
ハンドル10は、取つ手11とこの両端に結合
された金属性の支持脚12とから成り、支持脚1
2の先端部に内向きに突き出た支持軸13が設け
られ、支持軸13の両端部にネジ受け孔14が形
成されている。
L形ガイド板15は、一方の固定片16が機器
ケース19の内側に固定され、他方のガイド片1
7に支持軸13よりも一回り幅が広い長孔状のス
ライド孔18が、ハンドル10のスライド方向に
沿つて形成されている。
一対のスペーサ20は、圧縮力に対して、その
形状自体が弾力性を有する様に、スライド孔18
よりも一回り幅広のフランジ部21と、これより
幅が狭く支持軸13が通る程度の開口24を持つ
幅狭フランジ部22とが、傾斜面23で連結され
て形成されている。このスペーサ20としては、
耐摩耗性、バネ弾性力に優れた性質を有する、例
えば、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリ
アミド、ポリプロピレン等の樹脂材料で一体成形
されている。
そして、ガイド片17の両側に、一対のスペー
サ20が対向配置され、一対の開口24とスライ
ド孔18とに支持軸13が通され、ワツシヤ25
付きのネジ26でネジ受け孔14に対し、締め付
けて取り付けられている。
この取り付け状態で、スペーサ20の厚みは自
由状態で“H”(第2図)であるのが、“h”(第
3図)に圧縮されている。
第3図と第5図とは、組み立ててハンドル10
を引き出した状態の要部断面図と外観斜視図とを
それぞれ示す。そして、第4図及び第6図は、同
じくハンドル10を収納した状態の要部断面図及
び外観斜視図を示している。
これらの図面に於いて、ハンドル10は機器ケ
ース19の上面板27に設けられた凹所28に収
納されている。凹所28に隣接して形成された比
較的小さい凹部29に手の指を差し込んで、ハン
ドル10を引き出し引き上げる。この引き上げ状
態で、持ち運び用にハンドル10を使う。
ハンドル10の引き上げ押し下げ時に、一対の
スペーサ20は支持軸13とともに、スライド孔
18に沿つて上下方向に移動する。対向スペーサ
20の幅広フランジ部21が、ガイド片17のス
ライド孔18周囲両面に、均等な圧力で長円形線
接触をしている。これにより、スライド時に金属
とのこすれ合いで異様な摩擦音などは生じ難い。
また、強制的にスペーサ20をその弾力に逆らつ
てガイド片17に締め付けネジ26で圧接してい
るから、必要で十分大きな機械的強度と保持力と
が簡単に得られる。
スペーサ20のガイド片17に押圧接触してい
る幅広フランジ部21は、上下左右対象の長円形
状をしているから、ハンドル10のスライド操作
時には、上下方向ともに同じ一定の抵抗力が得ら
れる。
弾力性を有するスペーサ20を介して、ガイド
片17と支持軸13を弾性結合する様にしている
ことにより、部品組み立て上の寸法誤差が吸収さ
れる。
また、支持脚12は、ガイド片17と直接摺動
することがないので支持脚12には傷が付かな
い。
(考案の効果) 以上説明した様にこの考案によれば、機器の引
き出し式ハンドルにとつて、必要で十分大きな機
械的強度と保持力とを簡易に得ることが出来ると
ともに、ハンドルのスライド操作時に発生し易い
金属摩擦音などの異音を有効に抑圧することが出
来、ハンドルの支持脚に傷を付けることを防止で
きる等、実用上顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図はこの考案の実施例を示し、
第1図はハンドル取り付け装置の要部分解組み立
て斜視図、第2図は同じく側面からみた断面図、
第3図はハンドル収納状態の断面図、第4図はハ
ンドル引き出し状態の断面図、第5図はハンドル
収納状態の外観斜視図、第6図はハンドル引き出
し状態の外観斜視図である。 10……ハンドル、12……支持脚、13……
支持軸、15……ガイド板、17……ガイド片、
18……スライド孔、20……スペーサ、21…
…幅広フランジ部、24……開口、26……ネ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリツト状のスライド孔を有し機器ケース内に
    固定されたガイド板と、このスライド孔を挟んで
    その両側に対向配置された一対の弾力性を有する
    合成樹脂性スペーサと、両端に支持脚を持ち機器
    ケースの内外にわたつて設けられた略コ字状のハ
    ンドルと、このハンドル先端部に前記一対のスペ
    ーサを圧縮状態にしてスライド孔にそい移動可能
    に取り付けたネジとをそなえてなる引き出し式ハ
    ンドルの取り付け装置。
JP1987135420U 1987-09-03 1987-09-03 Expired - Lifetime JPH0522094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987135420U JPH0522094Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987135420U JPH0522094Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6439025U JPS6439025U (ja) 1989-03-08
JPH0522094Y2 true JPH0522094Y2 (ja) 1993-06-07

Family

ID=31395027

Family Applications (1)

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JP1987135420U Expired - Lifetime JPH0522094Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

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JP (1) JPH0522094Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835062Y2 (ja) * 1980-11-12 1983-08-06 株式会社 フヨ−インダストリ− 鞄の取手装置
JPS58175726U (ja) * 1982-05-19 1983-11-24 東亜特殊電機株式会社 落し込み式提手

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6439025U (ja) 1989-03-08

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