JPH05219872A - 殺虫処理方法及び装置 - Google Patents

殺虫処理方法及び装置

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JPH05219872A
JPH05219872A JP5972092A JP5972092A JPH05219872A JP H05219872 A JPH05219872 A JP H05219872A JP 5972092 A JP5972092 A JP 5972092A JP 5972092 A JP5972092 A JP 5972092A JP H05219872 A JPH05219872 A JP H05219872A
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JP
Japan
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carbon dioxide
treated
treatment
dioxide gas
dry ice
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JP5972092A
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English (en)
Inventor
Haruo Miyata
春男 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ダニ類、蚤、虱等の虫が付着した処
理対象物に殺虫処理を施す方法及びこの方法を実施する
ために好適な装置に関する。 【構成】本発明は、処理対象物に付着した虫を殺す殺虫
処理方法において、処理対象物を処理容器内に入れて該
処理容器内にドライアイスによる炭酸ガスを供給して、
又は畳、カーペットの如き平板状の処理対象物上面にド
ライアイスによる炭酸ガスを供給して、処理対象物を炭
酸ガス雰囲気として処理することを特徴とする殺虫処理
方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダニ類、蚤、虱等の虫
が付着した処理対象物に殺虫処理を施す方法及びこの方
法を実施するために好適な装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年布団、畳、絨緞等に住むダニ類がア
レルギー疾患の原因になることが問題になっている。ま
た蚤や虱は種々の伝染病を媒介することで知られてい
る。
【0003】害虫の駆除方法として殺虫剤を用いる方法
があるが、一般に殺虫剤は人に有害であるため、この方
法は布団、畳、絨緞、衣類等、人が触れる物に付着した
虫を殺す目的には適さない。
【0004】そのため、布団、畳、絨緞、衣類等(本明
細書ではこれらを処理対象物と言いう。)に付着した虫
を駆除する方法としては、処理対象物を処理容器ないし
袋内に入れて熱処理することにより、虫を高温に晒して
殺す方法等が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダニ類、蚤、虱等の害
虫は、高い温度に直接晒されれば死滅するが、布団や畳
等の処理対象物ではその内部の温度を周囲の温度と同等
の温度まで上昇させることが容易でないため、短時間の
熱処理では内部に逃げ込んだ虫が生きながらえることに
なり、特にダニ類は駆除し難いことが知られている。
【0006】そのため、処理対象物を収納した処理容器
内の温度を70℃以上に保って2時間以上も熱処理を行
う必要があり、作業能率が悪いという問題があった。
【0007】また畳のように内部の温度を周囲温度と同
じ温度まで上昇させることが難しい処理対象物の場合に
は、2時間程度の熱処理を行っても害虫を完全に死滅さ
せることができないことがあった。
【0008】さらに畳やカーペット等のように平板状の
処理対象物の場合、その大きさ及び形状故に床面から取
り外しての殺虫処理が容易ではなかった。
【0009】本発明の目的は、ダニ類のように非常に殺
しにくい害虫でも従来よりはるかに短い処理時間で駆除
できるようにした殺虫処理方法及び該方法を実施するた
めに用いて好適な殺虫処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の殺虫処理
方法は、処理対象物を処理容器内に入れて該処理対象物
に付着した虫を殺す殺虫処理方法において、処理対象物
をドライアイスによる炭酸ガス雰囲気として処理するこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明の第二の殺虫処理方法は、
畳、カーペットの如き平板状の処理対象物に付着した虫
を殺す殺虫処理方法において、処理対象物上面にドライ
アイスによる炭酸ガス(粉体、粒体、塊状物等を含む)
を供給して処理対象物を炭酸ガス雰囲気として処理する
ことを特徴とする。
【0012】第二の殺虫処理方法の好ましい実施態様
は、前記平板状の処理対象物の外周部を炭酸ガス雰囲気
とした後、その他の部分を炭酸ガス雰囲気として処理す
ることである。
【0013】ここで炭酸ガス雰囲気とは、「ガスの主成
分を炭酸ガスとした状態」を意味する。処理容器内のガ
スのすべてを炭酸ガスとすることが好ましいが、若干他
のガスが残留していても差支えない。即ち、処理対象物
は炭酸ガスが支配的な雰囲気(炭酸ガス雰囲気)であれ
ば良い。
【0014】処理対象物に対して炭酸ガス雰囲気とし、
布団、畳等の処理対象物内にも炭酸ガスを浸透させるよ
うに断続的に炭酸ガスを供給するのが良い。
【0015】また処理対象物に対し、ドライアイスによ
る炭酸ガスを噴射することにより該処理対象物を炭酸ガ
ス雰囲気とするのが好ましい。
【0016】前記第一の殺虫処理方法を実施するために
好適な装置は、殺虫処理を必要とする処理対象物を収容
する気密保持が可能な処理容器と、処理容器にバルブを
介して接続されたドライアイスによる炭酸ガス供給源
と、処理容器内を冷却保持する断熱材とにより構成され
たことを特徴とする。
【0017】また、前記第二の殺虫処理方法を実施する
ために好適な装置は、殺虫処理を必要とする畳、カーペ
ットの如き平板状の処理対象物の上面にドライアイスに
よる炭酸ガス(粉体、粒体、塊状物等を含む)を供給す
る供給源と、処理対象物からの前記炭酸ガスの周囲への
拡散を防止する隔壁とにより構成されたことを特徴とす
る。
【0018】
【作用】上記のように、ドライアイスによる炭酸ガス雰
囲気中で処理対象物を冷却するようにすると、炭酸ガス
による虫の殺傷効果と冷却処理による虫の殺傷効果との
相乗効果により、単に処理対象物を加熱処理していた従
来の方法に比べてはるかに短い時間で虫を殺すことがで
きる。
【0019】また、処理対象物が畳、カーペットの如き
平板状のものであっても、該処理対象物の上面にドライ
アイスによる炭酸ガスを供給して処理対象物を炭酸ガス
雰囲気とすることにより、その大きさ及び形状故に取り
外しての処理が困難である処理対象物の殺虫処理も可能
となる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0021】図1は第一の殺虫処理方法に用いて好適な
装置の一実施例を示す概略構成図、図2は第二の殺虫処
理方法及び該方法に用いて好適な装置の一実施例を示す
概略説明図、図3は第二の殺虫処理方法の処理手順を示
す概略説明平面図である。
【0022】先ず、本発明の第一の殺虫処理方法につい
て図1に基づき説明する。第一の殺虫処理方法は、処理
対象物1を処理容器2内に入れてドライアイスによる炭
酸ガス雰囲気として冷却処理して処理対象物1に付着し
た虫を殺すものである。前記処理容器2は、気密保持が
可能に構成され、好ましくは該処理容器2内を冷却保持
する断熱材により又は断熱材を有して構成されている。
又、該処理容器2には、バルブ3を介してドライアイス
による炭酸ガスの供給源4が接続されている。
【0023】処理対象物1に対して炭酸ガス雰囲気とす
るには、固体化した炭酸ガス、即ち、ドライアイスを気
化させ、該気化した炭酸ガスにより処理容器1内の処理
対象物1を炭酸ガス雰囲気として冷却する。ドライアイ
スの気化は、処理容器2内で気化させることが、気化す
る際に処理容器2内の温度を低下させるため、処理容器
2内の温度を所定の温度に低下させるまでに要する時間
を短縮することができるので好ましい。処理対象物1内
部にまで入り込んだ虫等を完全に死に至らしめるため
に、処理対象物1内部全域に炭酸ガスが浸透するように
供給源4からの炭酸ガスの供給は断続的に行うのがよ
い。
【0024】また処理容器2内へ炭酸ガスを単に供給す
るだけでなく、処理対象物1に対し、ドライアイスによ
る炭酸ガスを噴射させることが好ましい。
【0025】さらに処理対象物1の冷却作用をより高め
るために、粉砕化したドライアイスを処理容器2内へ供
給してもよく、この場合、処理対象物1に粉砕化したド
ライアイスを直接接触させてもよい。
【0026】上記のように、ドライアイスによる炭酸ガ
ス雰囲気中で処理対象物1を冷却するようにすると、炭
酸ガスによる虫の殺傷効果と冷却処理による虫の殺傷効
果との相乗効果により、単に処理対象物1を加熱処理し
ていた従来の方法に比べてはるかに短い時間で虫を殺す
ことができる。また冷却手段として、比較的入手が容易
なドライアイスを用いているので、低コストで処理が可
能である。
【0027】以上、第一の殺虫処理方法では、処理対象
物1を処理容器2内に入れて処理を行うものであった
が、処理対象物1が畳、カーペットの如き平板状のもの
(以下、平板状処理対象物1′という)である場合、そ
の大きさ及び形状故に床面から取り外しての殺虫処理が
困難である場合や、設置された状態のまま処理を行いた
い場合等には、図2に基いて下記説明する第二の殺虫処
理方法により行う。尚、設置されたままの状態とは、文
字通り設置された状態そのままの通りを言う他、設置さ
れた状態と同様の形状のまま、場所を他の場所に移動さ
せた場合を含む。
【0028】平板状処理対象物1′に付着した虫を殺す
殺虫処理方法は、設置されたままの状態平板状処理対象
物1′上面に前記第一の殺虫処理方法と同様の供給源4
からドライアイスによる炭酸ガスを供給して該平板状処
理対象物1′を炭酸ガス雰囲気として冷却して処理す
る。
【0029】第二の殺虫処理方法の場合、平板状処理対
象物1′全域を一度に処理することが好ましいが、該平
板状処理対象物1′の処理面積が広域である場合や、炭
酸ガス供給量に限界がある場合等には、処理区域を区切
って複数回に亘って処理を行う。処理区域を区切る場
合、供給された炭酸ガスが処理区域外へ拡散するのを防
止するために図2に示すような隔壁5を設置する。隔壁
5は、処理区域を取り囲むように、数cmないし10数
cm或いはそれ以上の高さを有する合成樹脂や木等から
なる板材を処理区域の形状(例えば、四角形)に合わせ
て組みあわせて構成する。該隔壁5は、コンパクトに折
畳み可能とすることが好ましい。該隔壁5を用いて、処
理を複数回に分けて処理することにより、広域処理が可
能となる。
【0030】広域処理を行う場合、図3に示すように処
理の手順としては平板状処理対象物1′の斜線で示す外
周部から処理を行う。先ず、外周部にドライアイスによ
る炭酸ガス(粉体、粒体、塊状物等を含む)を供給して
炭酸ガス雰囲気とした後、その他の部分、即ち、矢符で
示すように内側の部分に向かって炭酸ガス雰囲気として
処理する。これは広域処理の場合、処理区域を区切って
処理を行うと、該処理区域内部の虫の一部が処理区域外
ないしは処理対象物1以外のものへ逃げてしまうことが
あるため、予め虫の退路を断つためである。
【0031】また平板状処理対象物1′の冷却作用をよ
り高めるために、開放状態である隔壁5の上方を合成樹
脂シート等により蓋体を構成して閉塞することが好まし
い。
【0032】更に前記第一の殺虫処理方法と同様、粉砕
化したドライアイスを平板状処理対象物1′上面に供給
して直接接触させると処理力がより高まる。
【0033】以上、本発明の第一及び第二の殺虫処理方
法について説明したが、本発明は上記に限定されず、例
えば、温度センサを設けておくと、処理対象物1の内部
の温度を知ることができるため、処理対象物1の内部の
虫を殺すために必要な処理時間を適確に判断することが
でき好ましい。
【0034】また、処理温度を設定値に保つように炭酸
ガスの供給を自動制御する制御回路を設けておくことが
好ましい。制御の方法は、周知の方法に従えばよい。処
理温度及び処理時間は処理対象物の量や虫の種類が決ま
れば一定の値とすることができる。
【0035】本発明者は、きわめて駆除しにくいことで
知られるダニを検体として用いて、ドライアイスによっ
て炭酸ガス雰囲気中で処理対象物を冷却することにより
殺虫効果が高まることを確認するための実験を行った。
【0036】実験例 処理容器2として直径が40cm、長さが30cmの円
筒容器を用いた。また処理容器の蓋としては透明なガラ
ス製のものを用い、該蓋を通して処理容器2内を観察し
得るようにした。
【0037】温度計としては水銀温度計を使用し、該温
度計の先端の温度感知部を処理容器2内のほぼ中央に位
置させた。
【0038】炭酸ガス供給源4から処理容器2内にドラ
イアイスによる炭酸ガスを注入した。
【0039】検体としては、毛長粉ダニまたは焼け表皮
ダニを用い、10ないし20匹の検体をガラス製の試験
管内に入れた状態で処理容器2内に置いた。その際ダニ
が逃げるのを防ぐために試験管の開口部に脱脂綿の蓋を
したが、炭酸ガスの浸透条件を絨緞や布団の内部の条件
に近付けるため、蓋として脱脂綿を用いて炭酸ガスが該
脱脂綿を通して試験管内に浸透するようにした。
【0040】ドライアイスによる炭酸ガス雰囲気中でダ
ニを冷却処理する実験を行った。この実験では先ず毛長
粉ダニを検体として用いて、炭酸ガス雰囲気中で試験管
内を5分間所定の冷却温度に保持した。その結果、ドラ
イアイスによる炭酸ガス中で冷却処理を行った場合には
−5℃まで冷却することにより、少なくとも2日目以降
は死亡率が100%になることが明らかになった。
【0041】即ち毛長粉ダニに対して空気中で5分間の
冷却処理を行った場合には−25℃まで冷却しないと1
00%の死亡率を得ることができなかったが、ドライア
イスによる炭酸ガス及び冷却の相乗効果により、−5℃
まで冷却するだけで100%の死亡率を得ることがでで
きることが明らかになった。
【0042】次に同じく毛長粉ダニを検体として、ドラ
イアイスによる炭酸ガス雰囲気中で10分間冷却した場
合、冷却処理時間を10分に延長すると冷却処理温度を
0℃とした場合でも100%の死亡率を得ることができ
ることが分かった。
【0043】次に焼け表皮ダニを検体としてドライアイ
スによる炭酸ガス雰囲気中で試験管内の温度を−10℃
に10分間保持した場合、ドライアイスによる炭酸ガス
雰囲気での冷却処理を行うことによりダニの死亡が早ま
ることが明らかになった。
【0044】上記実験例から、ドライアイスによる炭酸
ガスと冷却処理との相乗効果によりダニの殺傷効果が格
段に高まることが明らかになった。冷却温度を高くして
も100%の死亡率を得ることができることが明らかに
なった。
【0045】以上の説明ではダニを殺す場合を例にとっ
たが、ダニ類以外の害虫、例えば蚤や虱等(これらはダ
ニよりも殺すことが容易である。)の駆除にも本発明を
適用し得るのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ドライ
アイスによる炭酸ガス雰囲気中で処理対象物を冷却処理
するようにしたので、炭酸ガスが持つ虫の殺傷効果と冷
却刺激による虫の殺傷効果との相乗効果により、単に処
理対象物を加熱処理していた従来の方法に比べてはるか
に短い時間で虫を殺すことができる。
【0047】しかも本発明のように炭酸ガス雰囲気中で
冷却処理を行うようにすると、100%の死亡率を得る
ために必要な冷却温度を空気中で冷却処理を行う場合よ
りも高くすることができるため、冷却処理を行うために
必要なエネルギーの節約を図ることができる。
【0048】また、処理対象物が畳、カーペットの如き
平板状のものであっても、該処理対象物の上面にドライ
アイスによる炭酸ガスを供給して処理対象物を炭酸ガス
雰囲気とすることにより、その大きさ及び形状故に取り
外しての処理が困難である処理対象物の殺虫処理も可能
となるので作業性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の殺虫処理方法に用いて好適な装置の一実
施例を示す概略構成図である。
【図2】第二の殺虫処理方法及び該方法に用いて好適な
装置の一実施例を示す概略説明図である。
【図3】図3は第二の殺虫処理方法の処理手順を示す概
略説明平面図である。
【符号の説明】 1 処理対象物 1′平板状処理対象物 2 処理容器 3 バルブ 4 供給源 5 隔壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象物を処理容器内に入れて該処理対
    象物に付着した虫を殺す殺虫処理方法において、処理対
    象物をドライアイスによる炭酸ガス雰囲気として処理す
    ることを特徴とする殺虫処理方法。
  2. 【請求項2】畳、カーペットの如き平板状の処理対象物
    に付着した虫を殺す殺虫処理方法において、処理対象物
    上面にドライアイスによる炭酸ガスを供給して処理対象
    物を炭酸ガス雰囲気として処理することを特徴とする殺
    虫処理方法。
  3. 【請求項3】前記平板状の処理対象物の外周部を炭酸ガ
    ス雰囲気とした後、その他の部分を炭酸ガス雰囲気とし
    て処理することを特徴とする請求項2記載の殺虫処理方
    法。
  4. 【請求項4】殺虫処理を必要とする処理対象物を収容す
    る気密保持が可能な処理容器と、処理容器にバルブを介
    して接続されたドライアイスによる炭酸ガス供給源と、
    処理容器内を冷却保持する断熱材とにより構成されたこ
    とを特徴とする殺虫処理装置。
  5. 【請求項5】殺虫処理を必要とする畳、カーペットの如
    き平板状の処理対象物の上面にドライアイスによる炭酸
    ガスを供給する供給源と、処理対象物からの前記炭酸ガ
    スの周囲への拡散を防止する隔壁とにより構成されたこ
    とを特徴とする殺虫処理装置。
JP5972092A 1992-02-14 1992-02-14 殺虫処理方法及び装置 Pending JPH05219872A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0823214A3 (de) * 1996-08-08 1998-04-22 Linde Aktiengesellschaft Verfahren zur Bekämpfung von Hausstaubmilben unter Kälteeinwirkung
JP2008289431A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Yamanashi Prefecture 鳥類卵の孵化抑止方法及びその装置
JP2015167486A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社ダスキン トコジラミ駆除方法及びトコジラミ駆除装置
RU2687194C1 (ru) * 2018-07-20 2019-05-07 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный аграрный университет имени В.Я. Горина" Устройство и способ ловли насекомых
CN114831101A (zh) * 2022-05-31 2022-08-02 湘潭大学 一种基于干冰灭火器的臭虫灭杀装置

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