JPH0521948Y2 - - Google Patents

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JPH0521948Y2
JPH0521948Y2 JP2570587U JP2570587U JPH0521948Y2 JP H0521948 Y2 JPH0521948 Y2 JP H0521948Y2 JP 2570587 U JP2570587 U JP 2570587U JP 2570587 U JP2570587 U JP 2570587U JP H0521948 Y2 JPH0521948 Y2 JP H0521948Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は出力電圧安定化電源に関し、特に同種
の電源の2台を並列運転するための回路に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の出力電圧安定化電源の並列運転
回路の一例は、第2図に示すようにインバータ回
路2と、この出力電圧を一定の規準電圧17と比
較するための出力電圧比較器7と、この電圧比較
器7の出力によりインバータ回路2のデユーテイ
を制御する制御回路3とからなる第1の安定化電
源が、その入力端子を入力電源1に、またその出
力端子をダイオード8を介して負荷9に接続し、
更に、この第1の安定化電源と同様にインバータ
回路10と、出力電圧比較器14と、制御回路1
1とからなる完全に独立した同種の第2の安定化
電源が、その入力端子を入力電源1に、またその
出力端子をダイオード15を介して負荷9に並列
に接続していた。ここで、これら各安定化電源の
出力端子に挿入するダイオード8および15は電
源の冗長用オアダイオードである。
しかしながら、この従来の並列回路において
は、第1および第2の安定化の各電源の出力電圧
の僅かな違いや、負荷9への接続点までのライン
抵抗の違いにより、両電源に均等の出力電流が流
れず、このため一方の電源に過大な電流が流れて
発熱等を起し、電源の信頼性が低下し易いという
欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、上記の欠点、すなわち並列運
転の各電源の出力電流が均等とならず、一方に過
大な出力電流が流れて信頼性を損うという問題点
を解決した出力電圧安定化電源の並列運転回路を
提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案は上述の問題点を解決するために、イン
バータ回路と、このインバータ回路の出力電圧を
一定の基準電圧と比較する出力電圧比較器と、こ
の出力電圧比較器の出力によりインバータ回路の
デユーテイを制御する制御回路とからなり、入力
電源と負荷との間に並列に接続される第1および
第2の2台の出力電圧安定化電源と、これら2台
の電源の夫々の出力端子と負荷との間に接続する
第1および第2の出力電流検出回路と、この出力
の両電流検出値を比較して第1の出力電流が大き
い時には正側出力、第2の出力電流が大きい時に
は負側出力が得られる出力電流比較器と、第1お
よび第2の電源の出力電圧の双方がある一定値の
比較電圧を超えた時に出力が得られる誤動作防止
回路と、この誤動作防止回路の出力と出力電流比
較器の正側出力とをアンドして第1の電源の制御
回路に信号を送る第1のアンド回路と、同じく誤
動作防止回路の出力と出力電流比較器の負側出力
とをアンドして第2の電源の制御回路に信号を送
る第2のアンド回路とからなる構成を採用するも
のである。
作 用 本考案は上述のように構成したので、まず、電
源投入時の起動は出力電圧が一定値に達する迄は
従来と全く変らず、出力電圧は上昇して行く。次
に第1および第2の電源の出力電圧が共に一定値
の比較電圧を超えると誤動作防止回路が作動し、
2つのアンド回路の夫々の2個の入力端子の内の
1つがハイレベルとなる。したがつて第1の電源
の出力電流I1が第2の電源の出力電流I2よりも大
きい時は、出力電流比較器の正側の出力端子がハ
イレベルとなり、第1のアンド回路を介して第1
の制御回路に信号が送られて第1の電源の出力電
圧を降下させ、両出力電流I1=I2となつて並列に
運転する。また逆に第1の電源の出力電流I1が第
2の電源の出力電流I2よりも小さい時は、出力電
流比較器の負側の出力端子がハイレベルとなり、
第2のアンド回路を介して第2の制御回路に信号
が送られて第2の電源の出力電圧を降下させ、I2
=I1となつて並列に運転する。
実施例 次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
本考案の一実施例をブロツク回路図で示す第1
図を参照すると、本考案の出力電圧安定化電源の
並列運転回路は、インバータ回路2と、この出力
電圧と基準電圧17とを比較する出力電圧比較器
7と、この出力によつてインバータ回路2のデユ
ーテイを制御する制御回路3とを有し、入力端子
に入力電源1、出力端子に負荷9を接続する第1
の電源と、この第1の電源と入出力端子を並列に
接続し、同様にインバータ回路10と、出力電圧
比較器14と、制御回路11とを有する第2の電
源と、これら第1および第2の電源の出力の夫々
に接続する第1および第2の出力電流検出回路4
および12と、これら第1および第2の出力電流
検出回路4および12の出力検出値を比較して第
1の出力電流が大きい時には正側出力端子がハイ
レベルとなり、第2の出力電流が大きい時には負
側出力端子がハイレベルとなる出力電流比較器6
と、第1および第2の電源の出力電圧の双方が比
較電圧19を超えた時に出力が得られる誤動作防
止回路16と、この出力と出力電流比較器6の正
側出力とをアンドして第1の電源の制御回路3に
信号を送る第1のアンド回路5と、同じく誤動作
防止回路16の出力と出力電流比較器6の負側出
力とをアンドして第2の電源の制御回路11に信
号を送る第2のアンド回路13とから構成されて
いる。また、第1の電源および第2の電源の正側
の端子と負荷9との間には夫々ダイオード8およ
び15が接続されている。
次に本実施例の動作について第1図を用いて説
明する。まず、電源のスイツチが投入されると、
第1および第2の電源は従来と同様にその出力電
圧が上昇して行く。そして両出力電圧が共に基準
電圧17および18より若干低い比較電圧19を
超えると、誤動作防止回路16が動作して第1お
よび第2のアンド回路5および13の2つの入力
の内の片方の入力をハイレベルにする。
一方第1および第2の出力電流検出回路4およ
び12の検出値は出力電流比較器6において比較
され、第1の出力電流I1が第2の出力電流I2より
大きい場合には、正側出力がハイレベルとなり、
第1のアンド回路5によつて制御回路3へ信号を
送り、制御回路3は第1のインバータ回路2の出
力電圧を低下させ、I1=I2になるように制御す
る。
また、第1の出力電流I1が第2の出力電流I2
り小さい場合には、出力電流比較器6の負側出力
がハイレベルとなり、第2のアンド回路13によ
つて制御回路11へ信号を送り、制御回路11は
第2のインバータ回路10の出力電圧を低下さ
せ、I2=I1になるように制御する。
なおダイオード8および15は並列運転の相手
の出力電流が逆流して出力電圧比較回路7および
14の動作が不安定にならないための冗長用オア
ダイオードであり、これらのオアダイオードを必
要としない場合には省略することができる。
本考案はこのように両電源の出力電流を比較し
て、これを等しくする回路を有するため、負荷の
分担が等しくなり、かつ2台の電源の内出力電流
の大きい方の電源の出力電圧を低めるように調整
するため、出力電圧が規格より高くならずに安定
化するという利点がある。また誤動作防止回路を
有するため、電源投入時あるいは電源の一方が動
作不能の場合には、アンド回路により出力電流比
較器の出力が両制御回路に入力しないため、誤動
作が起ることを防止することができるという利点
がある。
考案の効果 以上に説明したように、本考案によれば、出力
電流検出回路と、出力電流比較器と、誤動作防止
回路とを設けることにより、2つの並列運転の電
源の出力電流を均等にし、一方の電源のみが過負
荷になり電源の信頼性が損なわれるということが
なく、また電源起動時などの誤動作が防止される
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク回路図、
第2図は従来の一例のブロツク回路図である。 1……入力電源、2,10……インバータ回
路、3,11……制御回路、4,12……出力電
流検出回路、5,13……アンド回路、6……出
力電流比較器、7,14……出力電圧比較器、
8,15……ダイオード、9……負荷、16……
誤動作防止回路、17,18……基準電圧、19
……誤動作防止用比較電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータ回路と、このインバータ回路の出力
    電圧を一定の規準電圧と比較する出力電圧比較器
    と、この出力電圧比較器の出力によりインバータ
    回路のデユーテイを制御する制御回路とからなる
    同種の第1および第2の電源の2台を、入力電源
    と負荷との間に並列にして接続してなる出力電圧
    安定化電源の並列運転回路において、前記2台の
    第1および第2の電源の夫々の出力端子と前記負
    荷との間に接続する第1および第2の出力電流検
    出回路と、これら出力電流検出回路の検出値を比
    較して第1の出力電流が大きい時には正側出力、
    第2の出力電流が大きい時には負側出力が得られ
    る出力電流比較器と、前記第1および第2の電源
    の出力電圧が同時にある一定値の比較電圧を超え
    た時に出力が得られる誤動作防止回路と、この出
    力と前記出力電流比較器の正側出力とによつて、
    前記第1の電源の制御回路に出力電圧を降下させ
    るような信号を送る第1のアンド回路と、同じく
    前記誤動作防止回路の出力と前記出力電流比較器
    の負側出力とによつて、前記第2の電源の制御回
    路に出力電圧を降下させるような信号を送る第2
    のアンド回路とを設けたことを特徴とする出力電
    圧安定化電源の並列運転回路。
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