JPH0521945U - 低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システム - Google Patents

低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システム

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JPH0521945U JP9468191U JP9468191U JPH0521945U JP H0521945 U JPH0521945 U JP H0521945U JP 9468191 U JP9468191 U JP 9468191U JP 9468191 U JP9468191 U JP 9468191U JP H0521945 U JPH0521945 U JP H0521945U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のサウナ入浴法は高温サウナであり、高
温で乾燥された空気の雰囲気の下では発汗作用の促進に
はなっても体調をくずすおそれがあって、少なくとも快
適な気持で入浴しえない欠点があった。本考案はその欠
点を除去して快適な入浴を可能とすることを目的とする
ものである。 【構成】 遠赤外線放射セラミックス体などの遠赤外線
放射用部材からなる上部構造部分とその上部構造部分の
下方位置にアルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中
に熱線ヒータを埋設して樹脂コーティングにより電気絶
縁してなる熱線を配設してなる低温サウナ室構造体の遠
赤外線放射システムである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システムに関し、特に低温サウナ 室構造体の遠赤外線放射用床部の遠赤外線放射システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からサウナ入浴法として室内の温度を摂氏100度乃至110度に高め、 きわめて短時間に発汗をうながし入浴者の体内の老廃物を汗とともに体外に排出 させることが行なわれてきた。しかしこのような従来のサウナ室での高温で、か つ乾燥された空気の雰囲気の下では発汗作用の促進にはなっても体調をくずすお それがあり、特に体調がよくない人或いは病気がちの人或いは老人や婦人、子供 などには従来のサウナ入浴をすすめにくい点が多々あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のサウナ入浴法では達成しえなかった快適な雰囲気の中で入浴を 可能としうる低温サウナ室における快適な入浴のための低温サウナ室構造体の遠 赤外線放射システムを提供することを第一の目的とするものである。また、熱源 が軽量で丈夫で取り扱いが容易であることが必要であるが、本考案は上記の問題 を解決することを第2の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
次に上記目的を達成するための本考案の構成は、遠赤外線放射セラミックス体 などの遠赤外線放射用部材からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方位置 に電熱線などからなるアルミニウム基盤上に熱線ヒータを配線して樹脂コーティ ングにより、電気絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の遠赤外 線放射システムである。
【0005】
【作用】 次に上記構成から生じる作用を述べると、本考案の低温サウナ室構造体の遠赤 外線放射システムにより電熱線などの熱源を昇温させ、その上方に位置する遠赤 外線放射セラミックス体からなる遠赤外線放射用部材に熱伝達され、その遠赤外 線放射用部材から遠赤外線をその上方に位置する低温サウナ室の室内に放射しう るようにし、かつその室温を45℃乃至60℃の温度範囲に温度制御することに より快適な雰囲気の中で入浴をし、比較的長時間でも室内に留まりうるのである 。また、施工に際して熱源の取り扱いが容易であり、使用に際しても破損しにく いのである。
【0006】
【実施例1】 遠赤外線放射セラミックス体からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方 位置にアルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂 コーティングにより電気絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の 遠赤外線放射システムである。
【0007】
【実施例2】 遠赤外線放射セラミックス体からなる粒状体或いは塊状体などの広い表面を有 する小構造体の集合体からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方位置にア ルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂コーティ ングにより電気絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の遠赤外線 放射システムである。
【0008】
【実施例3】 遠赤外線放射セラミックス体からなる小構造体の集合体をステンレス鋼板製受 皿に載置してなり、その下方位置にアルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中 に熱線ヒータを埋設して樹脂コーティングにより電気絶縁してなる熱源を配設し てなる低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システムである。
【0009】
【実施例4】 遠赤外線放射用部材からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方位置にア ルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂コーティ ングにより電気絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の遠赤外線 放射システムである。
【0010】
【実施例5】 遠赤外線放射用パネル構造体からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方 位置にアルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂 コーティングにより電気絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の 遠赤外線放射システムである。
【0011】
【実施例6】 遠赤外線放射用部材からなる上部構造部分とその上方位置に木材すのこなどの 木材構造部分或いは木材構造部分に類似する構造部材を配設してしてなる低温サ ウナ室構造体の遠赤外線放射システムである。
【0012】
【実施例7】 その上方位置に遠赤外線放射用部材からなる上部構造部分を配設したアルミニ ウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂コーティングに より電気絶縁してなる熱源の下方位置に耐火材を少なくともその上表面部分に有 する基礎構造部分を配設してなる低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システムで ある。
【0013】
【実施例8】 アルミニウム基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して樹脂コー ティングにより電気絶縁してなる熱源の電熱線をジグザグ状に形成し、熱放射面 を拡大させうるようにしてなる低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システムであ る。
【0014】
【実施例9】 遠赤外線放射セラミックス体を焼成白磁(SiO、Al、NaO) 粉末とアルミナ(Al)粉末を主成分としこれに酸化第1鉄(FeO)、 酸化珪素(SiO)、炭素(C)、マグネシア(MgO)、シリカ(SiO) の粉末を少なくとも一種以上添加してなることを特徴としてなる低温サウナ室構 造体の遠赤外線放射システムである。
【0015】
【実施例10】 室温を45℃乃至60℃の温度範囲に保持しうるようにしてなる低温サウナ室 構造体の遠赤外線放射システムである。
【0016】
【実施例11】 室温がほぼ60℃になると熱源の発熱状態を停止させ、室温がほぼ45℃にな ると熱源を発熱状態にさせるようにする温度制御装置を設けてなる低温サウナ室 構造体の遠赤外線放射システムである。
【0017】
【実施例12】 遠隔操作装置によって低温サウナ室の室温の制御を行ないうるようにしてなる 低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システムである。
【0018】
【効果】
本考案は従来の高温サウナ室に比べてその室温を45℃乃至60℃の温度範囲 にし、その低温サウナ室内に比較的長時間留まっていても快適な気分で過ごさせ うる効果がある。また、本考案は従来の高温サウナ室に比べて熱源に加えるエネ ルギの量を少なくさせうる効果があるばかりでなく、室内での発汗状態は高温サ ウナ室に比べて格別減少しない効果がある。また、上部構造部分の遠赤外線放射 用部材の下方位置に電熱線などの熱源を配設したのできわめて狭い所でも発熱源 となる電熱線などを容易に配設させうる効果がある。また、本考案は遠赤外線放 射を受けた人の血行が促進され、汗線および皮脂腺を開孔させ発汗作用を促進し 新陳代謝を促進し、全身美容などにも有益であり、食事、睡眠および便通などの 生理面ででも促進効果があり爽やかな気分にさせうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施した低温サウナ室構造体の遠赤外線
放射システムの主要構成部分の位置関係を示す概念図で
ある。
【図2】図1の他の実施例の遠赤外線放射システムの主
要構成部分の位置関係を示す概念図である。
【図3】電熱線を基盤に配設してなる熱源の斜視図であ
る。
【図4】本考案を施した低温サウナ室構造体に使用され
る温度制御装置の回路図である。
【符号の説明】
1 粒状体或いは塊状体からなる遠赤外線放射セラミッ
クス体 2 ステンレス鋼板製受皿 3 熱源 4 耐火材層 5 コンクリート構造部分 6 木材製すのこ 7 ジグザグ状電熱線 8 遠赤外線放射用パネル構造体 9 温度センサ 10 温度制御装置 11 センサ制御回路 12 スイッチ 13 電源 14 樹脂コーティング 15 アルミニウム基盤 16 熱線ヒータ

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠赤外線放射用部材からなる上部構造部
    分とその上部構造部分の下方位置にアルミニウム基盤上
    に熱線ヒータを配線して樹脂コーティングにより、電気
    絶縁してなる熱源を配設してなる低温サウナ室構造体の
    遠赤外線放射システム。
  2. 【請求項2】遠赤外線放射セラミックス体からなる上部
    構造部分とその上部構造部分の下方位置にアルミニウム
    基盤に縦溝を設け、その縦溝中に熱線ヒータを埋設して
    樹脂コーティングにより電気絶縁してなる熱源を配設し
    てなる請求項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線放
    射システム。
  3. 【請求項3】 遠赤外線放射セラミックス体からなる粒
    状体或いは塊状体などの広い表面を有する小構造体の集
    合体からなる上部構造部分とその上部構造部分の下方位
    置に熱源を配設してなる請求項1記載の低温サウナ室構
    造体の遠赤外線放射システム。
  4. 【請求項4】 遠赤外線放射セラミックス体からなる小
    構造体の集合体を金属製受皿に載置してなり、その下方
    位置に熱源を配設してなる請求項1記載の低温サウナ室
    構造体の遠赤外線放射システム。
  5. 【請求項5】 遠赤外線放射用部材からなる上部構造部
    分とその上部構造部分の下方位置に電熱線からなる熱源
    を配設してなる請求項1記載の低温サウナ室構造体の遠
    赤外線放射システム。
  6. 【請求項6】 遠赤外線放射用パネル構造体からなる上
    部構造部分とその上部構造部分の下方位置に熱源を配設
    してなる請求項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線
    放射システム。
  7. 【請求項7】 遠赤外線放射用部材からなる上部構造部
    分とその上方位置に木材すのこなどの木材構造部分或い
    は木材構造部分に類似する構造部材を配設してしてなる
    請求項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線放射シス
    テム。
  8. 【請求項8】 その上方位置に遠赤外線放射用部材から
    なる上部構造部分を配設した熱源の下方位置に耐火材を
    少なくともその上表面部分に有する基礎構造部分を配設
    してなる請求項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線
    放射システム。
  9. 【請求項9】 電熱線からなる熱源の電熱線をジグザク
    状に形成し、熱放射面を拡大させうるようにしてなる請
    求項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システ
    ム。
  10. 【請求項10】 遠赤外線放射セラミックス体を焼成白
    磁(SiO、Al、NaO)粉末とアルミナ
    (Al)粉末を主成分とし、これに酸化第1鉄
    (FeO)、酸化珪素(SiO)、炭素(C)、マグネ
    シア(MgO)、シリカ(SiO)の粉末を少なくと
    も一種以上添加してなることを特徴としてなる請求項1
    記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システム。
  11. 【請求項11】 室温を45℃乃至60℃の温度範囲に
    保持しうるようにしてなる請求項1記載の低温サウナ室
    構造体の遠赤外線放射システム。
  12. 【請求項12】 室温がほぼ60℃になると熱源の発熱
    状態を停止させ、室温がほぼ45℃になると熱源を発熱
    状態にさせるようにする温度制御装置を設けてなる請求
    項1記載の低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システ
    ム。
  13. 【請求項13】 遠隔操作装置によって低温サウナ室の
    室温の制御を行ないうるようにしてなる請求項1記載の
    低温サウナ室構造体の遠赤外線放射システム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177051A (ja) * 1983-03-28 1984-10-06 ト−メイ工業株式会社 ホ−ムサウナ
JPS61115566A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 三洋電機株式会社 サウナ風呂装置のパネル
JPS61177632U (ja) * 1985-04-23 1986-11-06

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