JPH05218581A - 光送受信モジュール - Google Patents

光送受信モジュール

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Publication number
JPH05218581A
JPH05218581A JP1590492A JP1590492A JPH05218581A JP H05218581 A JPH05218581 A JP H05218581A JP 1590492 A JP1590492 A JP 1590492A JP 1590492 A JP1590492 A JP 1590492A JP H05218581 A JPH05218581 A JP H05218581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
laser array
light receiving
function
wavelength
Prior art date
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Pending
Application number
JP1590492A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
聡 金子
Susumu Himi
進 氷見
Sachihiro Mogi
祥宏 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05218581A publication Critical patent/JPH05218581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送受信あるいは波長多重送受信を簡易にかつ低
価格に実現することを可能とする。 【構成】半導体レーザアレイの一部をフォトダイオード
(受光素子)として機能させる。 【効果】半導体レーザ1チャンネルの素子を発光、受光
兼用に使用する場合より、素子寿命が延長し、また発
光、受光の切り替えスイッチが不要となり、回路構成が
簡略化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種光通信機器分野に
おいて用いられる光伝送用送受信モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザあるいは半導体レーザアレ
イを発光素子としてだけではなく、受光素子としても兼
用して使用するものでの公知例はいままで無いが、文献
としては、1チャンネルの半導体レーザを受光素子とし
ても兼用したものとして、1990年電子情報通信学会
春季全国大会B−945でのNTTの発表による”IS
DN基本インタフェース用光加入者線伝送方式に関する
検討”の中でGaAlAs自励発振半導体レーザでの検
討が報告されている。図4に上記検討における光モジュ
ールの構成例を示す。半導体レーザ19を発光、受光と
兼用して用いている。本検討例では専用の受光素子を用
いなくともよいので部品点数が減り低コストになるとい
う利点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、半
導体レーザ一素子を受光素子としても兼用するために、
素子自身の寿命が半導体レーザの通常の使い方に比べて
短くなる可能性があった。また、一素子兼用であるため
に、送信回路、受信回路をスイッチによって切り替えな
ければならず、回路構成が複雑であった。
【0004】本発明の目的は、半導体レーザアレイを用
いてレーザアレイの一部分を受光機能専用として用いる
ことにより、素子寿命の劣化を防止し、また送信回路と
受信回路の切り替えスイッチを無くすことにより、回路
構成を簡略化出来、部品点数を減らし信頼性を向上し、
低価格を実現することにある。本発明の他の目的は、従
来の半導体レーザとフォトダイオードを個々独立に用い
た光半導体モジュールに比べ、集積化された半導体レー
ザアレイを用いることにより小型化を実現出来ることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下に示す技術的手段を採用した。
【0006】半導体レーザが少なくとも2個以上並列に
並んでいる半導体レーザアレイを用い、上記半導体レー
ザアレイの一部をフォトダイオード(受光素子)として
機能させる。
【0007】
【作用】本発明では半導体レーザアレイの一部をフォト
ダイオード(受光素子)として機能させることにより、
半導体レーザアレイ一素子にて送受信あるいは波長多重
送受信を簡易にかつ低価格に実現することを可能とす
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、図2、図3に
したがって説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係わる半導体
レーザアレイを用いた送受信モジュールの簡略化した要
部の平面図を示したものである。同図において、半導体
レーザアレイ1の発光部Aより出射されたレーザ光は平
面光導波路基板2上に形成されている光カップラ3に入
射し、共通導波路5を伝搬し光ファイバ4に結合され上
記光ファイバ4を伝搬して相手側のモジュールに到達す
る。一方光ファイバ4を伝搬してきた相手側のモジュー
ルのレーザ光は、共通導波路5を伝搬して光カップラ3
を通り上記半導体レーザアレイ1の受光部Bに入射され
る。
【0010】図2は、上記半導体レーザアレイ1の斜視
図を示す。本図では、2チャンネルのアレイを示し、A
部を発光、B部を受光として機能させているが、これと
は別にチャンネル数を更に多くとり、発光、受光の機能
を多様化することも出来る。
【0011】図3は、本発明の一実施例に係わる互いに
異なる波長を持つ半導体レーザアレイを2個を使った波
長多重送受信モジュールの簡略化した要部の平面図を示
したものである。同図において、波長λ1(例えば1.
31μm)の半導体レーザアレイ13と波長λ2(例え
ば1.55μm)の半導体レーザアレイ14の発光部A
より出射されたレーザ光は平面光導波路基板上に形成さ
れているカップラ17(波長λ1用)とカップラ18
(波長λ2用)に入射し、方向性結合部16を伝搬し、
5を通りさらに光ファイバ4を伝搬して相手側のモジュ
ールに到達する。一方光ファイバ4を伝搬してきた相手
側のモジュールのレーザ光は、共通導波路5を通り方向
性結合部16で分波され、分波導波路を伝搬しさらにカ
ップラ17、18で分岐され波長λ1の光は半導体レー
ザアレイ13の受光部Bに入射され、波長λ2の光は半
導体レーザアレイ14の受光部Bに入射される。すなわ
ち上記波長多重送受信モジュールは、λ1の双方向、λ
2の双方向およびλ1とλ2の波長多重の機能を有す
る。
【0012】以下、組立方法の一例を図1で説明する。
まず、平面光導波路基板2に形成されている共通導波路
5の端面に光ファイバ4をCO2レーザ等で融着固定す
る。次に、上記平面光導波路を予めケース8に固定され
ているベース7の上に固定する。さらに、サブマウント
6に固定されている半導体レーザアレイ1をケース内に
おいて平面光導波路基板2に形成されているカップラ3
の端面と光軸合わせをおこなった後固定する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザアレイを
用いることにより、半導体レーザアレイ一素子にて送受
信あるいは波長多重送受信を簡易にかつ低価格に実現す
ることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体レーザアレイのみを
用いた送受信モジュールの簡略化した要部の平面図であ
る。
【図2】上記半導体レーザアレイ1の斜視図である。
【図3】本発明のもうひとつの実施例の各々異なる2波
長の半導体レーザアレイのみを用いた波長多重送受信モ
ジュールの簡略化した要部の平面図である。
【図4】従来技術の一素子兼用送受信モジュールの簡略
化した要部の平面図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザアレイ、2…平面光導波路基板、3…
光カップラ、4…光ファイバ、5…共通導波路、6…サ
ブマウント、7…ベース、8…ケース、9…電極リー
ド、10…活性層、11…基板、12…電極、13…半
導体レーザアレイ(波長λ1)、14…半導体レーザア
レイ(波長λ2)、15…平面光導波路基板、16…方
向性結合器、17…光カップラ(波長λ1)、18…光
カップラ(波長λ2)、19…半導体レーザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザアレイの一部分をフォトダイ
    オード(受光素子)として機能させることにより、専用
    の受光素子単体を用いず、半導体レーザアレイ1チップ
    にて送受信の機能を有することを特徴とする光送受信モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】請求項1において、異なる2波長λ1、λ
    2の半導体レーザアレイを同一パッケージ内に搭載し、
    波長λ1の半導体レーザアレイの一部分をフォトダイオ
    ード(受光素子)として機能させ、一方、波長λ1と同
    様に波長λ2の半導体レーザアレイの一部分をフォトダ
    イオード(受光素子)として機能させ、また2波長λ
    1、λ2を平面光導波路型合分波器にて合波分波を行
    い、専用の受光素子単体を用いず半導体レーザアレイ2
    チップにて波長多重送受信の機能を有することを特徴と
    する光半導体モジュール。
  3. 【請求項3】請求項2において、2波長λ1、λ2を光
    ファイバ型合分波器にて合波分波を行い、専用の受光素
    子単体を用いず半導体レーザアレイ2チップにて波長多
    重送受信の機能を有することを特徴とする光半導体モジ
    ュール。
JP1590492A 1992-01-31 1992-01-31 光送受信モジュール Pending JPH05218581A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1750150A1 (en) * 2005-07-25 2007-02-07 Research In Motion Limited Shared light pipe for message indicator and light sensor of ambient light
US7352930B2 (en) 2005-07-25 2008-04-01 Research In Motion Limited Shared light pipe for a message indicator and light sensor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1750150A1 (en) * 2005-07-25 2007-02-07 Research In Motion Limited Shared light pipe for message indicator and light sensor of ambient light
US7352930B2 (en) 2005-07-25 2008-04-01 Research In Motion Limited Shared light pipe for a message indicator and light sensor
US7760975B2 (en) 2005-07-25 2010-07-20 Research In Motion Limited Shared light pipe for message indicator and light sensor

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