JPH0521818U - 炊飯釜の内釜 - Google Patents

炊飯釜の内釜

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JPH0521818U
JPH0521818U JP7994891U JP7994891U JPH0521818U JP H0521818 U JPH0521818 U JP H0521818U JP 7994891 U JP7994891 U JP 7994891U JP 7994891 U JP7994891 U JP 7994891U JP H0521818 U JPH0521818 U JP H0521818U
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JP
Japan
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rice
inner pot
rice cooker
cooker
small
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JP7994891U
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English (en)
Inventor
俊二 後藤
Original Assignee
俊二 後藤
小林 治芳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1個の炊飯釜で炊き水を共有することなく同時
に異種の炊飯を独立して行う。 【構成】炊飯釜内に収納可能に設けられる内釜であっ
て、この内釜内を仕切り部により遮断して複数の小内釜
部に区画する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、1炊飯釜内にて炊きあがり硬さの異なる米飯、あるいは炊き込み 御飯、麦飯等の異種の飯を同時に調理できる炊飯釜の内釜に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の内釜35は炊飯釜1に対して一個備えられて、通常炊飯釜1の 凹部1aに収納可能な所定の形状の底部36とこの底部36に周設した所定の高 さの壁部37を有して上部が開口した容器に形成されている。そして、米飯を炊 くには、研いだ米と分量の水を加えた内釜35を、炊飯釜1の凹部1aに収納し て炊飯釜1の底部に配設されたヒーターによって加熱する。 このとき、調理者は、米に対する水の分量を加減することにより、炊き上がり の米飯の硬さを調節することができる。すなわち、水の分量を多くすれば、おか ゆに近くなったり、水の分量を減らせば硬めの米飯となったりする。 また、その他の炊飯としては、具を含んだ種々の炊き込み御飯や混ぜ御飯さら には玄米飯、麦飯、あるいは玄米又は麦等を混ぜた米飯がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような内釜35では1個の炊飯釜1で同時に一種の炊飯 しかすることができないため、食事の際に家族等の好みや必要にあわせた固さの 米飯や異種の飯を用意するには、複数の炊飯釜1を使用するか、あるいは1個の 炊飯釜1を複数回使用して対処しなければならなかった。
【0004】 そこで、大小複数の多孔性の筒体を伸縮可能に嵌挿して内釜35内に着脱自在 に装填して内釜35内部を複数に区画する炊飯用補助具40が提案(実公昭58 −49699号)されている。 この補助具40によれば、区画部の内外で同時に異なる炊き加減の米飯や異種 の飯を炊飯することができるが、区画部間の米の移動は抑制されても、炊き水を 共有して水位は区画部の内外で同水位であるので、この水位にあわせて米の量を 加減することで、炊き上がりの硬さを調節しなければならない。したがって、毎 日安定した炊き加減をを得ることが困難であるとともに、必要とする米飯の量を 確実に炊飯することができないことがある。 さらには、区画部の内外で異種の飯を炊飯するときには、調味料等が移動して 相互に風味を損ねるという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、1個の炊飯釜で炊き水を共有することなく同時に異 種の炊飯を独立して行うことができる炊飯釜の内釜を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題を解決するために本考案は、炊飯釜内に収納可能に設けら れる内釜であって、この内釜内を仕切り部により遮断して複数の小内釜部に区画 する構成とした炊飯釜の内釜及び炊飯釜内に収納可能に設けられる内釜であって 、この内釜を複数の小内釜に分離形成して、これらの小内釜を組み合わせること により炊飯釜内に収納可能に構成した炊飯釜の内釜に存する。
【0007】
【作用】
内釜内の仕切り部によって、水及び米の移動を遮断できる。あるいは、複数の 内釜により水及び米の移動を遮断できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を、図1に基づいて説明する。 まず、内釜2は従来と同様、炊飯釜1の凹部1aに収納可能な所定の略円形状 の底部3とその底部3に周設した所定の高さの壁部4を有して上部が開口した容 器に形成されている。 この底部3の内側面3aから略方形の板状の仕切り部7が突設されている。
【0009】 この仕切り部7は垂直状に立設されて、所定の厚みを有してその高さは内釜2 の壁部4の高さと略一致するとともに、その左右端部はそれぞれ壁部4の内側面 4aに達して一体成形されて、内釜2の内部を縦方向に2分割して2個の小内釜 部10、11が形成されている。 さらに、小内釜部10、11内の壁部4の内側面には米の分量に対する炊き水 の目盛りが印されてある。
【0010】 次に、本例の作用効果について述べる。 この内釜2を用いて炊き加減の異なる米飯を炊飯するには、研いだ米をそれぞ れ必要な分量づつ各小内釜部10、11に入れるとともに、それぞれ好みの炊き 加減に必要な分量の水を加えた後、炊飯釜1の凹部1aに設置して、炊飯する。 このように、それぞれ独立した小内釜部10、11に分割されて炊き水を共有 しないので、好みの硬さの米飯を必要な量だけ簡単にしかも同時に炊飯すること ができる。 また、各小内釜部10、11で異種の飯を炊飯するときにでも、炊き水を共有 しないため、調味料等が移動することもなくそれぞれの風味を損なわない飯を同 時に炊飯することができる。
【0011】 次に、第2実施例について図2に基づいて説明する。 内釜12は従来と同様、炊飯釜1の凹部1aに収納可能な所定の略円形状の底 部13とその底部13に周設した所定の高さの壁部14を有して上部が開口した 容器に形成されている。 この底部13の内側面13aから、内側面13aの一部の区画の周縁から筒状 の仕切り部17が突設されている。
【0012】 この仕切り部17は垂直状に立設されて、所定の厚みを有して上部は開口し、 その高さは内釜12の壁部14の高さと略一致して一体成形されている。この仕 切り部17により、内釜12の内部を縦方向に2分割して、筒状の仕切り部17 で包囲された小内釜部18と、この小内釜部18の外側に存在する仕切り部17 と壁部14とで包囲された小内釜部19とが形成されている。 る。 さらに、小内釜部18、19内の仕切り部17及び壁部14の内側面には米の 分量に対する炊き水の目盛りが印されてある。 本例における作用効果は第1実施例と同様である。
【0013】 次に、第3実施例について図3に基づいて説明する。 この内釜22は小内釜23、26及び29とから構成されている。各小内釜2 3、26及び29は、炊飯釜1の略円形状の底部を3つに区画したそれぞれ略扇 状の底部24、27及び30とこれらの底部24、27及び30から周設された 壁部25、28及び31を有して上部が開口した容器に形成されている。 これらの壁部25、28及び31の高さは炊飯釜1の凹部1aに収納可能な所 定の同じ高さに形成されて、底部24、27及び30を平面一致させるとともに 、壁部25、28及び31の扇状の円弧に対応する部分を外側にして、その他の 壁部の部分を相互に当接させて小内釜23、26及び29を組み合わせると、炊 飯釜1の凹部1aに収納可能な所定の形状の内釜22となる。 さらに、小内釜23、26及び29の壁部25、28及び31の内側面には米 の分量に対する炊き水の目盛りが印されてある。
【0014】 本例の作用効果は、第一実施例の作用効果に述べたことのほか、各小内釜23 、26及び29をそれぞれ手に持つことができるので、加える水の分量の調節が 一層容易であるとともに、使用後の洗浄が容易である。
【0015】 なお、第1実施例及び第2実施例における仕切り部7、17は板状として例示 したが、これに限定するものでなく、内釜内を遮断して区画可能なものであれば よい。 また、第3実施例の各小内釜23、26及び29は分離して構成されているが 、適宜手段により炊飯釜1内に収納可能な形状に着脱可能に一体化できる構成と しても良い。
【0016】
【考案の効果】
上記構成としたことにより、1個の内釜をそれぞれ独立した複数の小内釜部あ るいは小内釜に分割して、炊き水を共有することがないので、容易に炊き上がり の米飯の硬さを調節して必要な量の異種の米飯をそれぞれ風味良く同時に炊飯す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の内釜の斜視図である。
【図2】第2実施例の内釜の斜視図である。
【図3】第3実施例の内釜の斜視図である。
【図4】従来の炊飯用補助具を使用した炊飯工程図であ
る。
【符号の説明】
1 炊飯釜 2、12、22 内釜 3、13、24、27、30 底部 4、14、25、28、31 壁部 7、17 仕切り部 10、11、18、19 小内釜部 23、26、29 小内釜

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯釜内に収納可能に設けられる内釜で
    あって、この内釜内を仕切り部により遮断して複数の小
    内釜部に区画する構成とした炊飯釜の内釜。
  2. 【請求項2】 炊飯釜内に収納可能に設けられる内釜で
    あって、この内釜を複数の小内釜に分離形成して、これ
    らの小内釜を組み合わせることにより炊飯釜内に収納可
    能に構成した炊飯釜の内釜。
JP7994891U 1991-09-05 1991-09-05 炊飯釜の内釜 Pending JPH0521818U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7994891U JPH0521818U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 炊飯釜の内釜

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JP7994891U JPH0521818U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 炊飯釜の内釜

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JPH0521818U true JPH0521818U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13704532

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JP7994891U Pending JPH0521818U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 炊飯釜の内釜

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564523B2 (ja) * 1973-01-24 1981-01-30
JPS5630821B2 (ja) * 1976-01-28 1981-07-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564523B2 (ja) * 1973-01-24 1981-01-30
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