JPH05218171A - ガス中の有機物除去方法及びその有機物評価方法 - Google Patents

ガス中の有機物除去方法及びその有機物評価方法

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JPH05218171A
JPH05218171A JP4015563A JP1556392A JPH05218171A JP H05218171 A JPH05218171 A JP H05218171A JP 4015563 A JP4015563 A JP 4015563A JP 1556392 A JP1556392 A JP 1556392A JP H05218171 A JPH05218171 A JP H05218171A
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JP
Japan
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gas
air
organic matter
ultraviolet rays
toc
Prior art date
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Pending
Application number
JP4015563A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fujie
信夫 藤江
Mitsuo Igarashi
三男 五十嵐
Masao Yamamoto
正男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05218171A publication Critical patent/JPH05218171A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/30Capture or disposal of greenhouse gases of perfluorocarbons [PFC], hydrofluorocarbons [HFC] or sulfur hexafluoride [SF6]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ガス中の有機物除去方法及びその
有機物評価方法に関し、空気中の微量の有機物を容易に
除去することができるガス中の有機物除去方法を提供す
るとともに、空気中の微量の有機物を容易に測定するこ
とができるガス中の有機物評価方法を提供することを目
的とする。同時にガス中のバクテリア・カビのコントロ
ールも可能となる。 【構成】 ガス中に紫外線を照射した後、該ガス中の有
機物を吸着剤により吸着除去処理するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス中の有機物除去方
法及びその有機物評価方法に係り、空気中の微量の有機
物を容易に除去することができるうえ、空気中の微量の
有機物を容易に測定することができるガス中の有機物除
去方法及びその有機物評価方法に関する。
【0002】近年、半導体産業に利用される雰囲気は色
々な測定が行われており、TOC(Total Organic Cabo
n )等による測定が行われている。しかしながら、空気
中の有機物の微量分析においては、測定が非常に困難で
あった。一方、有機物の除去方法には水洗または濾過又
は吸着方法が知られている。しかしながら、空気中の有
機物の除去方法においては、KMnO4 、活性炭、ゼオ
ライト等の吸着剤で処理していたため、有機物が微量で
あればある程、有機物を除去するのが非常に困難であっ
た。
【0003】また、半導体材料ガス等の精製方法には、
深冷分離・膜分離・吸着等による処理が知られている
が、濃度の低い状態での空気やその他のガスの精製は面
倒であり、高精度の精製は非常に困難であった。
【0004】
【従来の技術】従来の空気中の有機物除去は、KMnO
4 、活性炭、ゼオライトによる吸着剤による処理が行わ
れていた。そして、空気中の有機物の評価は、バブリン
グによるTOCによる測定が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の空気中の有機物除去方法では、単に吸着剤で空
気中の有機物を除去していたため、微量の有機物を除去
するには非常に困難であるという問題があった。また、
上記した従来の空気中の有機物評価方法では、単にバブ
リングによるTOCで空気中の有機物を測定していたた
め、微量の有機物を測定するには非常に困難であるとい
う問題があった。
【0006】そこで本発明は、空気中の微量の有機物を
容易に除去することができるガス中の有機物除去方法を
提供するとともに、空気中の微量の有機物を容易に測定
することができるガス中の有機物評価方法を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス中の有
機物除去方法は上記目的達成のため、ガス中に紫外線を
照射した後、該ガス中の有機物を吸着剤により吸着除去
処理するものである。本発明に係るガスには、空気や半
導体製造用に使用されるCF4 ガス、SiH 4 ガス、不
活性ガス等の特殊ガス等が挙げられる。この中で特に、
空気中の有機物除去には有効に適用させることができ
る。
【0008】本発明においては、前記ガス中に紫外線を
処理する際、オゾンを添加する場合であってもよく、こ
の場合、紫外線のみで照射する場合よりも紫外線の酸化
力を高めることができるため、有機物除去を更に向上さ
せることができ好ましい。本発明に係る吸着剤処理に
は、KMnO4 処理、活性炭処理、ゼオライト処理等が
挙げられる。例えば半導体関係で使用する際は、アルカ
リ金属のKを含有している点で好ましくないKMnO4
処理をするのではなく、吸着能力の大きい活性炭処理や
孔径の小さいゼオライト処理するのが吸着剤によるアル
カリ金属汚染を生じないようにすることができ好まし
い。特に、活性炭処理とゼオライト処理の2段で除去処
理するのがKMnO4 を用いた場合と略同等の良好な吸
着能力を得ることができるうえ、アルカリ金属汚染を防
ぐことができ好ましい。
【0009】本発明によるガス中の有機物評価方法は、
上記目的達成のため、ガス中に紫外線を照射した後、該
ガス中の有機物の測定を行うものである。本発明に係る
測定方法には、バブリングによるTOC、イオンクロマ
ト分析、電気伝導度、原子吸光等の分析、電解液を利用
した定電位電解法等のガス検知、ガスクロ分析による測
定方法が挙げられる。この内、有機物測定はTOCで行
う。具体的には、紫外線が照射されていないガスと紫外
線が照射されたガスとを比較して行う。
【0010】
【作用】図1は本発明の原理説明図である。この図1に
示す如く、本発明では、空気等のガス中に紫外線を照射
した後、ガス中の有機物を活性炭、ゼオライト等の吸着
剤により除去処理するようにしたため、ガス中に含まれ
る吸着剤で吸着し難い無極性の微量ガスを吸着剤で吸着
し易い極性を有するガスに変換させることができる。こ
れについては、紫外線照射してバブリングしたガスと紫
外線照射せずにそのままバブリングしたガスとの比抵抗
を測定し、紫外線照射したガスの方が比抵抗が大きくな
っていることから判断した。このように、本発明では、
ガスをイオン化処理し吸着し易い状態にして吸着剤で処
理するようにしたため、従来の紫外線処理せずに吸着剤
で処理する場合よりもガス中の微量の有機物を容易に除
去することができる。
【0011】また、本発明では、図1に示す如く、空気
等のガス中に紫外線を照射した後、バブリングによるT
OC等によりガス中の有機物測定を行うようにしたた
め、上記同様ガスをイオン状態にすることができる。こ
のため、従来の紫外線照射せずに単にバブリングによる
TOCによる測定の場合よりも水等の溶媒中にガスを溶
け易くすることができる。従って、従来よりも空気中の
微量の有機物を容易に測定することができる。
【0012】なお、図1では、UV照射、活性炭、ゼオ
ライト、フィルターを各々通過した点でガスを測定する
のを示しており、ここでは、各部材が正常に動作してい
るか否かをチェックすることができることを示してい
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
2は本発明の一実施例に則した測定装置の構成を示す概
略図である。図2において、1〜4は各々UV照射装
置、バブリング容器、ポンプ、積算流量計である。
【0014】ここでのUV照射装置1には、内部の空間
容量が約48l、紫外線ランプ波長が約 254nm(主波長)
であるものを用い、バブリング容器2には、材質が沸っ
素樹脂製、内部容量が1l、純水使用量が約 500ml、流
量が約1l/分であるものを用いた。まず、図2(a)に
示す如く、UV照射装置1のランプをONにした時(本
発明)と、OFFにした時(比較例)に各々通過した空
気を、約24時間バブリング容器2で純水バブリングを行
って補集し、水中のTOC濃度を測定した。このTOC
濃度はバブリング前後で測定した。一方、図2(b)に
示す如く、別に空気をバブリング容器2で純水バブリン
グして補集したものをブランクとしてTOC濃度を測定
した。このTOC濃度は上記同様バブリング前後で測定
した。
【0015】その結果、図3に示すように、比較例の紫
外線ランプをOFFにした場合にも各測定室A〜Cにお
けるTOCの増加は見られたが、このTOC増加量は本
発明の紫外線ランプをONした場合の方が高くなってい
ることが判った。このTOC増加量が高くなっているの
は、紫外線照射により空気中の有機物の一部が溶解し易
い形態に変化しているためと推定される。このため、従
来の紫外線照射せずに測定する場合よりも、水中に空気
中の有機物を溶け易くすることができるため、従来より
も空気中の微量の有機物を容易に除去することができ
る。
【0016】次に、本発明においては、空気等のガス中
に紫外線を照射した後、ガス中の有機物を活性炭、ゼオ
ライト等の吸着剤又は水洗等により除去処理するように
すれば、ガス中に含まれる吸着剤で吸着し難い無極性の
微量ガスを、吸着剤で吸着し易い極性を有するガスに変
換させることができる。これについては、紫外線照射し
てバブリングしたガスと紫外線照射せずにそのままバブ
リングしたガスとの比抵抗を測定し、紫外線照射したガ
スの方が比抵抗が大きくなっていることから判断した。
このように、本発明では、ガスをイオン化処理して吸着
し易い状態にして吸着剤で処理するようにしたため、従
来の紫外線処理せずに吸着剤で処理する場合よりもガス
中の微量の有機物を容易に除去することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、空気中の微量の有機物
を容易に除去することができるうえ、空気中の微量の有
機物を容易に測定することができるという効果がある。
又同時にバクテリア・カビのコントロールも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に則した測定装置の構成を示
す概略図である。
【図3】比較例と本発明に則した各測定室における空気
中のTOC増加量を示す図である。
【符号の説明】
1 UV照射装置 2 バブリング容器 3 ポンプ 4 積算流量計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス中に紫外線を照射した後、該ガス中
    の有機物を吸着剤により吸着除去処理又は水洗処理する
    ことを特徴とするガス中の有機物除去方法。
  2. 【請求項2】 前記ガス中に紫外線を処理する際、オゾ
    ンを添加することを特徴とする請求項1記載のガス中の
    有機物除去方法。
  3. 【請求項3】 前記吸着剤処理は、活性炭処理とゼオラ
    イト処理の2段処理であることを特徴とする請求項1乃
    至2記載のガス中の有機物除去方法。
  4. 【請求項4】 ガス中に紫外線を照射した後、該ガス中
    の有機物の測定を行うことを特徴とするガス中の有機物
    評価方法。
JP4015563A 1992-01-30 1992-01-30 ガス中の有機物除去方法及びその有機物評価方法 Pending JPH05218171A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044696A1 (fr) * 2000-12-01 2002-06-06 Advantest Corporation Procede et appareil de surveillance de l'environnement et appareil de production de semi-conducteur

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044696A1 (fr) * 2000-12-01 2002-06-06 Advantest Corporation Procede et appareil de surveillance de l'environnement et appareil de production de semi-conducteur

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Effective date: 20010821