JPH05217637A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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Publication number
JPH05217637A
JPH05217637A JP4017626A JP1762692A JPH05217637A JP H05217637 A JPH05217637 A JP H05217637A JP 4017626 A JP4017626 A JP 4017626A JP 1762692 A JP1762692 A JP 1762692A JP H05217637 A JPH05217637 A JP H05217637A
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JP
Japan
Prior art keywords
center socket
center
inner conductor
conductor
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4017626A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Kuriyama
利隆 栗山
Tomoyoshi Oonishi
知芳 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4017626A priority Critical patent/JPH05217637A/ja
Publication of JPH05217637A publication Critical patent/JPH05217637A/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手側コネクタの内側導体に対するセンター
ソケットの接触圧を高め、両者の確実な導通を容易に確
保することができる同軸コネクタを提供する。 【構成】 本発明にかかる同軸コネクタ1は、同軸ケー
ブル20の外導体21と接続されたハウジング11と、
同軸ケーブル20の中心導体22と接続されたセンター
ソケット12と、該センターソケット12及びハウジン
グ11間に介装された絶縁ブッシング2とを備えてお
り、差し込まれた相手側コネクタ25の内側導体27を
保持するセンターソケット12の差し込み側端部12a
には、内側導体27を押圧保持して径方向外向きに変位
する複数の舌片12cを設ける一方、絶縁ブッシング2
の差し込み側端部2aには、その軸芯方向に沿って形成
された摺り割り溝2bを介して離間配置され、かつ、セ
ンターソケット12に形成された舌片12cそれぞれの
変位を規制する複数の舌片2cを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同軸コネクタにかかり、
詳しくは、これと相手側コネクタとの結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、同軸ケーブルと装置回路との
電気的な接続を行う際などに用いられる同軸コネクタと
しては図5で示すような構造を有するものがあり、この
同軸コネクタ10は同軸ケーブル20の接続端部に取り
付けられたうえでレセプタクルなどのような相手側コネ
クタ25に差し込まれることによって図6で示すように
結合されるようになっている。すなわち、この同軸コネ
クタ10は、同軸ケーブル20の外導体21が接続され
たハウジング11と、その中心導体22が接続されたセ
ンターソケット12と、センターソケット12及びハウ
ジング11間に介装された絶縁ブッシング13とを備え
ている。なお、図中の符号23は同軸ケーブル20の外
導体21及び中心導体22間に介装された絶縁体、24
はその外導体21の外側表面を覆う外装被覆としてのシ
ースを示している。
【0003】そして、この同軸コネクタ10を構成して
相手側コネクタ25の外側導体26内に差し込まれるハ
ウジング11の差し込み側端部11aには、その軸芯方
向に沿って形成された摺り割り溝11bを介して離間配
置されたうえで径方向内向きに変位しうる複数の舌片1
1cが設けられている。そこで、相手側コネクタ25の
外側導体26内に差し込まれたハウジング11は、外側
導体26によって舌片11cが径方向内向きに変位させ
られる際のバネ力によって押圧保持されることになる。
また、センターソケット12内には相手側コネクタ25
のピン状とされた内側導体27が差し込まれるようにな
っており、このセンターソケット12の差し込み側端部
12aにはその軸芯方向に沿って形成された摺り割り溝
12bを介して離間配置され、かつ、径方向外向きに変
位しうるように形成された複数の舌片12cが設けられ
ている。そこで、このセンターソケット12内に差し込
まれた相手側コネクタ25の内側導体27は舌片12c
のそれぞれを径方向外向きに変位させることとなり、こ
れらの舌片12cの有するバネ力によって内側導体27
は押圧保持されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成とされた同軸コネクタ10のセンターソケット12に
おける舌片12cそれぞれのバネ力はその寸法や形状な
どに基づいて定まり、このセンターソケット12の内側
導体27に対する接触圧(保持力)は舌片12cそれぞ
れの有するバネ力の強弱によって規定されることにな
る。そこで、舌片12cのそれぞれが寸法や形状の制約
などを受けてバネ力が弱いものである場合にはセンター
ソケット12の内側導体27に対する接触圧が低下する
ことになり、これら両者の確実な導通が得られずに接触
不良というような不都合が生じることになっていた。な
お、この際、センターソケット12における舌片12c
の寸法や形状などを大きくしてバネ力を高めることも考
えられるのであるが、同軸コネクタ10の外形寸法には
制限があるため、このような手立ては採用できないのが
現状であった。
【0005】本発明はこのような不都合に鑑みて創案さ
れたものであって、センターソケットの舌片が寸法や形
状の制約などを受ける場合であっても相手側コネクタの
内側導体に対するセンターソケットの接触圧を高めるこ
とが可能であり、両者の確実な導通を容易に確保するこ
とができる同軸コネクタの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる同軸コネ
クタは、このような目的を達成するために、同軸ケーブ
ルの外導体と接続されたうえで相手側コネクタの外側導
体内に差し込んで保持されるハウジングと、前記同軸ケ
ーブルの中心導体と接続され、かつ、差し込まれた前記
相手側コネクタの内側導体を保持するセンターソケット
と、該センターソケット及び前記ハウジング間に介装さ
れた絶縁ブッシングとを備えており、前記センターソケ
ットの差し込み側端部には、前記内側導体を押圧保持し
て径方向外向きに変位する複数の舌片を設ける一方、前
記絶縁ブッシングの差し込み側端部には、その軸芯方向
に沿って形成された摺り割り溝を介して離間配置され、
かつ、前記センターソケットに形成された舌片それぞれ
の変位を規制する複数の舌片を設けていることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、センターソケットのみなら
ず絶縁ブッシングまでもが相手側コネクタの内側導体を
押圧保持するために利用されることとなり、センターソ
ケット内に差し込まれた相手側コネクタの内側導体に対
してはセンターソケット及び絶縁ブッシングそれぞれの
舌片の有するバネ力が互いに加え合わされたうえで作用
することになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本実施例にかかる同軸コネクタの概
略構造を示す断面図、図2はその結合状態を示す断面
図、図3は絶縁ブッシングの構造及び形状を拡大して示
す断面図であり、図4は絶縁ブッシングを差し込み側端
部方向から見た際の外形図である。そして、これらの図
における符号1は同軸コネクタ、2は絶縁ブッシングで
ある。なお、この同軸コネクタ1の全体構成は、絶縁ブ
ッシング2の構造に関わる点を除き、従来例と基本的に
異ならないので、図1及び図2において図5及び図6と
互いに同一もしくは相当する部品、部分には同一符号を
付している。
【0010】この同軸コネクタ1は、同軸ケーブル20
の外導体21と接続されたうえでレセプタクルなどのよ
うな相手側コネクタ25の外側導体26内に差し込んで
保持されるハウジング11と、同軸ケーブル20の中心
導体22と接続され、かつ、差し込まれた相手側コネク
タ25のピン状に形成された内側導体27を保持するセ
ンターソケット12と、該センターソケット12及びハ
ウジング11間に介装された絶縁ブッシング2とを備え
ている。
【0011】そして、ハウジング11及びセンターソケ
ット12のそれぞれは、例えば、金属薄板を折り曲げ加
工などすることによって形成されたものであり、このハ
ウジング11の差し込み側端部11aには、従来例同
様、その軸芯方向に沿って形成された摺り割り溝11b
を介して離間配置されたうえで径方向内向きに変位しう
る複数の舌片11cが設けられている。また、センター
ソケット12の差し込み側端部12aにも従来例と同様
の舌片12c、すなわち、その軸芯方向に沿って形成さ
れた摺り割り溝12bを介して離間配置され、かつ、径
方向外向きに変位しうるように形成された複数の舌片1
2cが設けられている。そこで、相手側コネクタ25の
外側導体26内に差し込まれたハウジング11は径方向
内向きに変位した舌片11cのバネ力によって押圧保持
されることになる一方、センターソケット12内に差し
込まれた相手側コネクタ25の内側導体27は径方向外
向きに変位した舌片12cの有するバネ力によって押圧
保持されることになる。
【0012】さらに、これらのハウジング11及びセン
ターソケット12間には絶縁性樹脂などを用いて形成さ
れた肉厚筒状の絶縁ブッシング2が介装されており、こ
の絶縁ブッシング2の軸芯位置にはセンターソケット1
2を収納するための貫通孔3が軸芯方向に沿うテーパ状
として形成されている。そして、この絶縁ブッシング2
の差し込み側端部2aには、その軸芯方向に沿って形成
された所定長さの摺り割り溝2bを介して離間配置され
た複数の舌片2cがセンターソケット12の舌片12c
と当接する状態で設けられている。
【0013】そこで、相手側コネクタ25の内側導体2
7をセンターソケット12内に差し込んだ際、この絶縁
ブッシング2に設けられた舌片2cのそれぞれはセンタ
ーソケット12の舌片12cに押されて径方向外向きに
変位しようとしながら、これらの舌片12cそれぞれの
変位を規制することになる。その結果、差し込まれた相
手側コネクタ25の内側導体27に対しては、センター
ソケット12の舌片12c及び絶縁ブッシング2に設け
られた舌片2cのバネ力が互いに加え合わされたうえで
作用することになり、この内側導体27は強いバネ力に
よって押圧保持されることになる。
【0014】ところで、上記絶縁ブッシング2に形成さ
れたセンターソケット12収納用の貫通孔3をテーパ状
としたのは、センターソケット12に設けられた舌片1
2cを予め径方向内向きとしておき、相手側コネクタ2
5の内側導体27を差し込むことによって生じる舌片1
2cの変位を絶縁ブッシング2の舌片2cに対して速や
かに伝えるためである。さらに、各々の図で示したよう
に、絶縁ブッシング2の外周面を軸芯方向に沿うテーパ
状としておいてもよい。すなわち、このようにしておけ
ば、絶縁ブッシング2の舌片2cとハウジング11の舌
片11cとの間に余裕空間が設けられていることにな
り、例え、絶縁ブッシング2の舌片2cまでもが径方向
外向きに変位することがあってもハウジング11の舌片
11cに不要な外力が加わることはないという利点があ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる同
軸コネクタによれば、センターソケットのみならず絶縁
ブッシングをも相手側コネクタの内側導体を押圧保持す
るために利用できることとなり、センターソケット内に
差し込まれた相手側コネクタの内側導体に対してはセン
ターソケット及び絶縁ブッシングそれぞれの舌片の有す
るバネ力が互いに加え合わされたうえで作用することに
なる。その結果、センターソケットの舌片が寸法や形状
の制約などを受ける場合であっても相手側コネクタの内
側導体に対するセンターソケットの接触圧が高まること
になり、両者の確実な導通を容易に確保することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる同軸コネクタの概略構造を示
す断面図である。
【図2】その結合状態を示す断面図である。
【図3】絶縁ブッシングの構造及び形状を拡大して示す
断面図である。
【図4】絶縁ブッシングを差し込み側端部方向から見た
際の外形図である。
【図5】従来例にかかる同軸コネクタの概略構造を示す
断面図である。
【図6】その結合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ 2 絶縁ブッシング 2a 差し込み側端部 2b 摺り割り溝 2c 舌片 11 ハウジング 12 センターソケット 12a 差し込み側端部 12c 舌片 20 同軸ケーブル 21 外導体 22 中心導体 25 相手側コネクタ 26 外側導体 27 内側導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブル(20)の外導体(21)
    と接続されたうえで相手側コネクタ(25)の外側導体
    (26)内に差し込んで保持されるハウジング(11)
    と、前記同軸ケーブル(20)の中心導体(22)と接
    続され、かつ、差し込まれた前記相手側コネクタ(2
    5)の内側導体(27)を保持するセンターソケット
    (12)と、該センターソケット(12)及び前記ハウ
    ジング(11)間に介装された絶縁ブッシング(2)と
    を備えており、 前記センターソケット(12)の差し込み側端部(12
    a)には、前記内側導体(27)を押圧保持して径方向
    外向きに変位する複数の舌片(12c)を設ける一方、 前記絶縁ブッシング(2)の差し込み側端部(2a)に
    は、その軸芯方向に沿って形成された摺り割り溝(2
    b)を介して離間配置され、かつ、前記センターソケッ
    ト(12)に形成された舌片(12c)それぞれの変位
    を規制する複数の舌片(2c)を設けていることを特徴
    とする同軸コネクタ。
JP4017626A 1992-02-03 1992-02-03 同軸コネクタ Pending JPH05217637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017626A JPH05217637A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 同軸コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017626A JPH05217637A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 同軸コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217637A true JPH05217637A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11949081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4017626A Pending JPH05217637A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 同軸コネクタ

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JP (1) JPH05217637A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015115112A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated 同軸コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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