JPH052175U - 胎児との交信装置 - Google Patents

胎児との交信装置

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JPH052175U
JPH052175U JP5575691U JP5575691U JPH052175U JP H052175 U JPH052175 U JP H052175U JP 5575691 U JP5575691 U JP 5575691U JP 5575691 U JP5575691 U JP 5575691U JP H052175 U JPH052175 U JP H052175U
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JP
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fetus
mother
microphone
communication device
sound
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Application number
JP5575691U
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English (en)
Inventor
武 本間
Original Assignee
株式会社システムメンテナンス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 母親が胎児の発する心音等を聞き取れ、かつ
母親の応答を胎児に伝えられる胎児との交信装置を提供
すること。 【構成】 双方向通信装置本体1と、胎児側の送受信セ
ット2と、母親側の送受信セット3とで構成する。双方
向通信装置本体1は、両送受信セット2、3間で同時通
話可能に構成する。胎児側の送受信セット2は、皿状の
集音体4と、その前面中央部のマイクロフォン5と、集
音体4の周縁の小型スピーカ6とで構成する。母親側の
送受信セット3は、これを頭部に支持する半円弧状の支
持バネ7と、その一端のイヤフォン8と、同端部から延
長した支持アーム9の先端のマイクロフォン10とで構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、妊娠中の女性が胎児と交信をするために使用する胎児との交信装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置は存在していないものと思われる。今のところ胎教というよ うなことで、従来の音響装置を用いて音楽を聴かせる等のことは行なわれている ようであるが、そのための特別の装置は存在していない。 胎児と妊娠している女性(以下単に母親)との交信という観点からは、単に母 親が胎児の動き等を感じ取り、ときに話し掛けることがあるというようなことで あって、そのような交信のための装置は存在していない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、胎児とその母親が交信するための装置はいまだ提案されていな い。 本考案では、母親が、胎児の発する心音その他の音を容易に聞き取れるように し、そのことから感じ取った胎児の感情その他に応じて母親が声で応答し又は話 し掛けるというような胎児との交信を容易にする胎児との交信装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成の要旨とするところは、 双方向通信装置本体と、 これに接続する胎児側の送受信セットであって、胎児の発する音をピックアッ プするマイクロフォン、上記マイクロフォンに胎児の音を集音する集音体、及び 後記母親側の送受信セットのマイクロフォンに入力した母親の音声を前記双方向 通信装置本体を通じて伝達されるとともにこれを放射する音声放射器からなる送 受信セットと、 前記双方向通信装置本体に接続する母親側の送受信セットであって、母親の発 する音声をピックアップするマイクロフォン、前記胎児側の送受信セットのマイ クロフォンに入力した胎児の発する音を前記双方向通信装置本体を通じて伝達さ れるとともに放射する音声放射器、及び前記マイクロフォン及び上記音声放射器 を母親の頭部に保持する支持手段とからなる送受信セットとで構成した胎児との 交信装置である。
【0005】 前記双方向通信装置本体は、増幅器を主体とする装置であって、インターホン のように、一方から他方に話かける場合に、ボタンを押して通信の方向をその旨 切換えるタイプのものを採用することも可能であるが、同時通話の可能なタイプ のそれが好ましい。またこの双方向通信装置本体は、母親のポケット等に容易に 収納して携帯可能なように、若しくは腰付近に取り付けて携帯可能なように、小 型に構成し、かつバッテリー駆動できる装置に構成するのが好ましい。 前記胎児側及び母親側の送受信セットは、ボタンで通信方向を切換えるタイプ に構成する場合はマイクロフォンと音声放射器を兼用することができるが、同時 通話を行なうように構成する場合には、これらは各別に構成する。
【0006】 前記音声放射器としては、母親側の送受信セットでは、イヤフォンを採用する のが適当である。母親側の送受信セットでは、前記支持手段を、イヤフォンとマ イクロフォンを頭部の所定の位置に保持し得るように構成するのが適当である。 具体的には 前記支持手段を、ほぼ半円弧状の支持バネに構成し、その一方の端 部付近に前記音声放射器を配設し、かつ同端部に、上記支持バネを頭部に配した 際に、先端が口の前方相当位置まで延長することとなる支持アームを介してマイ クロフォンを取り付けることとするのが適当である。 また前記音声放射器としては、胎児側の送受信セットでは、小型スピーカを採 用するのが適当である。また前記集音体としては、皿状の部材を構成し、その中 央部に前記マイクロフォンを配設し、かつその縁部に前記音声放射器を配設する のが適当である。 なお前記母親側の送受信セットではマイクロフォンに代えてテープレコーダー 等の出力を接続し得るように構成しておくことも有用である。テープに録音した 音楽や母親の声を聞かせるのに好都合である。
【0007】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、母親側の送受信セットを母親の頭部付 近にセットし、胎児側の送受信セットを母親の腹部にセットする。また双方向通 信装置本体は母親の衣類のポケットに収納し、または腰付近に適当な手段で保持 するようにして用いる。 母親側の送受信セットは、これ自体を前記支持手段で頭部に配し、そのことに よりマイクロフォンを口の近くに配置させ、かつイヤフォン等の音声放射器を耳 に配する。 胎児側の送受信セットはマイクロフォンを中央部に配置した集音体を、その前 面側を腹部に直接又は下着等を介してその上から当接させ、他の衣類等でその位 置にそれらを固定するようにする。音声放射器は上記集音体に結合状態で保持さ れる。
【0008】 こうして準備をした後、電源スイッチをオンとする。 そうすると、腹部に配した胎児側の送受信セットのマイクロフォンが胎児の心 音その他をピックアップし、双方向通信装置本体で増幅され、母親側の送受信セ ットの音声放射器、例えば、イヤフォン等を通して母親にそれが伝達される。こ うして母親は、胎児の様子を心音その他の音を通じて知り得るものである。 また母親は胎児に話しかけることもできる。同時通話可能に構成してある場合 は、特別な操作をすることなく、そうでない場合は、ボタンを押す等の操作をし て通信方向を切換えた上で、話しかける。そうすると、母親の音声はマイクロフ ォンでピックアップされ、双方向通信装置本体で増幅され、胎児側の送受信セッ トの小型スピーカ等の音声放射器からそれが放射される。こうして胎児側に母親 の声が伝達されることとなる。 この装置は本質的に携帯用であり、継続的にどこででも使用可能なものである 。
【0009】 胎児は妊娠5〜6カ月になると、聴覚機能も備わり始め、音を感じるようにな り母親の声を記憶するようになると云われている。また妊娠5カ月で胎児は胎動 等により母親に信号を送るようにもなるといわれている。 従って母親が、前記のようにして、胎児の心音その他の音を聞き取り、これに 応じて胎児に話しかけるという行為を取ることは胎児と母親とを結び付けるのに より好ましいことであるいうことになる。 こうして胎児は更に妊娠8カ月にもなると、聴覚機能は完成し、外からの音に 反応して体を緊張させたりするようにもなるということであり、胎児と母親との 間での前記のような交信は胎児に安心感を与え、のびのびと成長する助けになり 、かつ胎児に対する適度な刺激が胎児の能力を高める作用をも果たすものと思わ れる。
【0010】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。 図1に示したように、この装置は、双方向通信装置本体1と、胎児側の送受信 セット2と、母親側の送受信セット3とで構成したものである。 前記双方向通信装置本体1は、増幅器をその主体とする装置で、両送受信セッ ト2、3間で同時通話可能に構成したものである。その技法は一般のそれによる 。ポケットに収納して移動可能なポータブルタイプに構成し、当然バッテリ駆動 とし、そのケース内の収納部にバッテリも装入可能としたものである。
【0011】 胎児側の送受信セット2は、図1に示したように、皿状の集音体4と、その前 面中央部に配したマイクロフォン5と、集音体4の周縁に配した小型スピーカ6 とで構成し、上記マイクロフォン5及び小型スピーカ6は、前記双方向通信装置 本体1に電気信号的に接続するものである。 他方母親側の送受信セット3は、同様に図1に示したように、これを頭部に装 着した際に、頭頂部を通って両側の耳付近に両端部が至るほぼ半円弧状の支持バ ネ7と、その一方の端部に配したイヤフォン8と、同端部から延長した支持アー ム9の先端に配したマイクロフォン10とで構成したものである。上記支持アー ム9は前記支持バネ7を頭部に装着した際にその先端がちょうど口の斜め前付近 に位置するように構成したものである。そして前記イヤフォン8及びマイクロフ ォン10をそれぞれ前記双方向通信装置本体1に電気信号的に接続するものであ る。
【0012】 この実施例では、以上のように構成したので、母親側の送受信セット3の支持 バネ7を母親の頭部に装着し、イヤフォン8を耳に当て、マイクロフォン10を 口の斜め前に位置させる。他方、胎児側の送受信セット2を母親の腹部にセット する。前記集音体4を、その前面側を腹部に直接又は下着等を介してその上から 間接に当接させ、他の衣類等でその位置にそれらを固定するようにする。そうす るとマイクロフォン5は集音体4の前面中央部に位置しているので、腹部に向か った状態になっており、小型スピーカ6も集音体4の周縁に固設してあるので、 同様に腹部に向かった状態となる。コードは衣服の間から引出すこととする。更 に前記双方向通信装置本体1は衣類のポケットに収納する。
【0013】 こうして準備を完了させた上で電源スイッチをオンとする。 そうすると、腹部に配した胎児側の送受信セット2のマイクロフォン5が胎児 の心音その他をピックアップし、双方向通信装置本体1で増幅され、母親側の送 受信セット3のイヤフォン8を通して母親にそれが伝達される。胎児の心音等は 集音体4により集音されて良好にピックアップでき、これが増幅されて前記イヤ フォン8で良好に母親に伝達されることとなるものである。こうして母親は、胎 児の様子を心音その他の音を通じて知り得るものである。 また母親は胎児に話しかけることもできる。そうすると、母親の音声はマイク ロフォン10でピックアップされ、双方向通信装置本体1で増幅され、胎児側の 送受信セット2の小型スピーカ6からそれが放射される。この小型スピーカ6は 腹部側を向いて配置されているので、胎児側に母親の声が伝達されることとなる 訳である。 そしてこの胎児との交信装置は、前記したように、携帯用であり、継続的にど こででも使用可能である。
【0014】 前記したように、胎児は妊娠5〜6カ月になると、音を認識し、母親の声を記 憶する。更に妊娠5カ月で胎動等により母親に信号を送るとも云われている。 従って母親が、前記のようにして、胎児の心音その他の音を聞き取り、かつこ れに応じて胎児に話しかけるという行為は胎児と母親とを結び付けるのにより好 ましいことであると云うことになる。 こうして胎児は更に妊娠8カ月にもなると、聴覚機能は完成し、外からの音に 反応して体を緊張させたりするようにもなるということであり、胎児と母親との 間での前記のような交信は胎児に安心感を与え、のびのびと成長する助けになり 、かつ胎児に対する適度な刺激が胎児の能力を高める作用をも果たすものと思わ れる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の胎児との交信装置によれば、妊婦が常時これを装着しているものとす れば、胎児の発する音を母親は知り得、これに応じて話しかける等のことができ 、胎児も母親の声を良好に聞くことができるので、胎児と母親とのコミュニケー ションが良好になり、胎児は安心してのびのびと成長することができるとともに 母親の声による刺激を受け、より能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略説明図。
【符号の説明】
1 双方向通信装置本体 2 送受信セット 3 送受信セット 4 集音体 5 マイクロフォン 6 小型スピーカ 7 支持バネ 8 イヤフォン 9 支持アーム 10 マイクロフォン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方向通信装置本体と、これに接続する胎
    児側の送受信セットであって、胎児の発する音をピック
    アップするマイクロフォン、上記マイクロフォンに胎児
    の音を集音する集音体、及び後記母親側の送受信セット
    のマイクロフォンに入力した母親の音声を前記双方向通
    信装置本体を通じて伝達されるとともにこれを放射する
    音声放射器からなる送受信セットと、前記双方向通信装
    置本体に接続する母親側の送受信セットであって、母親
    の発する音声をピックアップするマイクロフォン、前記
    胎児側の送受信セットのマイクロフォンに入力した胎児
    の発する音を前記双方向通信装置本体を通じて伝達され
    るとともに放射する音声放射器、及び前記マイクロフォ
    ン及び上記音声放射器を母親の頭部に保持する支持手段
    とからなる送受信セットとで構成した胎児との交信装
    置。
  2. 【請求項2】前記母親側の送受信セットの音声放射器と
    してイヤフォンを採用し、胎児側の送受信セットの音声
    放射器として小型スピーカを採用した請求項1の胎児と
    の交信装置。
  3. 【請求項3】前記集音体として、皿状の部材を構成し、
    その中央部に前記マイクロフォンを配設し、かつその縁
    部に前記音声放射器を配設した請求項1の胎児との交信
    装置。
  4. 【請求項4】前記支持手段を、ほぼ半円弧状の支持バネ
    に構成し、その一方の端部付近に前記音声放射器を配設
    し、かつ同端部に、上記支持バネを頭部に配した際に、
    先端が口の前方相当位置まで延長することとなる支持ア
    ームを介してマイクロフォンを取り付けた請求項1の胎
    児との交信装置。
JP5575691U 1991-06-22 1991-06-22 胎児との交信装置 Pending JPH052175U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113240950A (zh) * 2021-05-20 2021-08-10 深圳市蔚来集团实业有限公司 一种脖挂式胎教脑力智力开发用仪器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339775A (ja) * 1989-07-07 1991-02-20 Mitsuo Kimura カラオケ練習器

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