JPH0521708U - バツクル装置 - Google Patents

バツクル装置

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JPH0521708U
JPH0521708U JP7318191U JP7318191U JPH0521708U JP H0521708 U JPH0521708 U JP H0521708U JP 7318191 U JP7318191 U JP 7318191U JP 7318191 U JP7318191 U JP 7318191U JP H0521708 U JPH0521708 U JP H0521708U
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JP
Japan
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plate
lock
lock pin
slide groove
tongue plate
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Application number
JP7318191U
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English (en)
Inventor
康馬 富永
研二 松井
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな付勢力でもスムーズにロックピンがス
ライド溝に入り込んでロックプレートの回転阻止状態と
なり、タングプレートの挿入力も低減されて挿入感も向
上するバックル装置を得る。 【構成】 ロックプレート42の回転を阻止するロック
ピン49はロックピンホルダ50によって保持されてい
る。ロックピンホルダ50の保持部60には傾斜突起6
2が形成されており、ロックピン49の下面側を保持し
ている。したがって、ロックピンホルダ50を介してロ
ックピン49に作用する付勢力は、傾斜突起62の傾斜
角度に応じて若干上方へ向けて作用する。したがって、
ロックピン49には、ロックプレート42が回動する際
にスライド溝22の前方側へ積極的に移動して入り込む
方向へ付勢力が作用する。したがって、小さな付勢力で
もスムーズにロックピン49がスライド溝22内へ入り
込んで即座にロックプレート42の回転阻止状態とな
り、タングプレート32の挿入感も向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタングプレートと係合しこのタングプレートに係止されるウエビング を乗員へ装着させるためのバックル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用シートベルト装置に用いられるバックル装置は、タングプレートを係止 してその抜き出しを阻止するロックプレートを備えている。このロックプレート は、バックルボディに回転可能に保持されており、タングプレートの挿入により 回転してタングプレートに係合する。
【0003】 また、バックルボディには、ロックプレートの回転を阻止しロックプレートに よるタングプレートの係止状態を維持するロックピンが配置されている。ロック ピンは、ロックピンホルダによって保持されバックルボディに形成されたスライ ド溝に沿って移動可能に配置されてており、ロックピンホルダによって常にスラ イド溝の内部へ入り込む方向に付勢されている。このロックピンは、ロックプレ ートのタングプレート非係止状態ではロックプレート自身によってスライド溝へ 入り込むことが阻止されており、一方、ロックプレートがタングプレート係止状 態となることによりスライド溝内へ入り込んでロックプレートの反タングプレー ト方向への回転を阻止しロックプレートによるタングプレートの係止状態を維持 するようになっている。
【0004】 したがって、タングプレートがバックルボディ内へ挿入されてロックプレート に係止された状態では、このタングプレート係止状態がロックピンによって維持 されるため、不用意にタングプレートが抜け出すことがなく、車両緊急時におい てウエビングに大きな荷重が作用した場合であっても、乗員を確実に拘束できる 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のバックル装置では、前述の如く、ロックプレ ートのタングプレート非係止状態においてロックプレート自身によってスライド 溝へ入り込むことが阻止されたロックピンは、ロックプレートが回転することに よりスライド溝内への入り込みが可能となる構成であるため、ロックプレートが タングプレートを完全に係止しきらない状態では、換言すればロックプレートが 完全に回転し終わらない途中の状態においては、ロックピンには、スライド溝内 へ入り込む方向と傾斜した方向へ付勢力が作用する。すなわち、ロックピンはロ ックピンホルダによって常にスライド溝へ入り込む方向へ付勢されているにも拘 らず、この付勢力が適切にロックピンに作用しない状態が存在した。
【0006】 したがって、ロックピンがスムーズに移動してスライド溝内へ入り込み難く、 このため大きなロックピンの付勢力を要したり、延いてはタングプレートの挿入 力が大きくなる等の欠点があった。
【0007】 本考案は上記事実を考慮し、小さな付勢力でもスムーズにロックピンがスライ ド溝内へ入り込んでロックプレートの回転阻止状態となり、タングプレートの挿 入力も低減されて挿入感も向上するバックル装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るバックル装置は、バックルボディに回転可能に保持され、タング プレートの挿入により回転して前記タングプレートに係合するロックプレートと 、前記バックルボディに形成されたスライド溝に沿って移動可能に配置され、前 記ロックプレートのタングプレート非係止状態では前記ロックプレートによって 前記スライド溝に沿った移動が阻止され、前記ロックプレートがタングプレート 係止状態となることにより前記スライド溝に沿って移動してスライド溝内へ入り 込み前記ロックプレートの回転を阻止してロックプレートによるタングプレート の係止状態を維持するロックピンと、前記ロックピンを保持すると共に常に前記 ロックピンを前記スライド溝へ入り込む方向へ付勢するロックピンホルダと、を 備えたバックル装置において、前記ロックピンに係合し、ロックピンが前記ロッ クプレートを乗り越えて前記スライド溝へ入り込む方向へ付勢力を作用させる傾 斜突起を、前記ロックピンホルダのロックピン保持部分に形成したことを特徴と している。
【0009】
【作用】
上記構成のバックル装置では、ロックプレートのタングプレート非係止状態で は、ロックピンはロックプレートによってスライド溝へ入り込むことが阻止され ている。
【0010】 乗員がウエビングを装着するためにタングプレートがバックルボディ内へ挿入 されると、ロックプレートが回転してタングプレートを係止し、タングプレート の抜き出しが阻止される。また、ロックプレートが回転することによりロックピ ンのスライド溝内への入り込みが可能となり、ロックピンが移動してスライド溝 内へ入り込みロックプレートの回転を阻止してロックプレートによるタングプレ ートの係止状態が維持される。
【0011】 この場合、ロックピンを保持するロックピンホルダには傾斜突起が形成されて いるため、ロックプレートがタングプレートを完全に係止しきらない状態、すな わちロックプレートが完全に回転し終わらない途中の状態においても、ロックピ ンには、ロックプレートを乗り越えてスライド溝内へ入り込む方向へ付勢力が作 用する。すなわち、ロックピンホルダによる付勢力が適切にロックピンに作用す る。
【0012】 したがって、小さな付勢力でもスムーズにロックピンがスライド溝内へ入り込 んで即座にロックプレートの回転阻止状態となり、タングプレートの挿入力も低 減されて挿入感も向上する。
【0013】
【実施例】 図1には本考案の実施例に係るバックル装置10の要部分解斜視図が示されて おり、図2はバックル装置10の要部断面図が示されている。なお、図1紙面左 奥側および図2紙面左側をバックル装置10の前方側と定義して説明する。
【0014】 バックル装置10のバックルボディ12には、基板部14と、基板部14の両 側から直角に屈曲して延出する一対の脚板部16とが形成されている。
【0015】 基板部14の略中央には略矩形状の透孔18が穿設されている。また、基板部 14の後方端部には透孔25が穿設されており、図示しないピン等が挿入されて 車体への連結用となっている。
【0016】 一方、脚板部16の略中央には、互いに対向する位置に一対のスライド溝22 が形成されている。また、各スライド溝22の下方側には、脚板部16の内方へ 向かって突出する一対の突起26が突出形成されており、さらに、各脚板部16 上端の後方側の端部近傍には、互いに対向する位置に矩形の切欠30が形成され ている。
【0017】 このバックルボディ12の各脚板部16間には、タングプレート32が挿入さ れるようになっている。この場合、脚板部16の内方へ向かって突出する突起2 6がタングプレート32の案内用となっており、タングプレート32は基板部1 4に沿って挿入されるようになっている。タングプレート32は、挿入部34お よびこの挿入部34に隣接する広幅部36によって構成されている。挿入部34 には透孔38が形成されており、また広幅部36には透孔40が形成されて乗員 拘束用ウエビングの連結用となっている。
【0018】 前記バックルボディ12の切欠30には、ロックプレート42が回動可能に組 み込まれている。
【0019】 ロックプレート42は板材を屈曲成形することによって製作されており、その 後方側の幅方向両端部42Aが切欠30内へ収容されて図1の下端が回転中心と なっている。ロックプレート42の前方側端部には、タングプレート係止部44 がバツクルボデー12の基板部14方向へ直角に屈曲して形成されており、バッ クルボディ12内へ挿入されるタングプレート32の透孔38と係合できるよう になっている。
【0020】 バックルボディ12の前方には解除ボタン48が配置されている。解除ボタン 48は、スリット48A内に脚板部16の案内片16Aが入り込むと共に、脚板 部16が両側部へ当接することによってタングプレート32の挿入方向と同方向 へ移動可能とされている。
【0021】 解除ボタン48の後端にはバックルボディ12の後方側へ突出する一対の突起 48Bが形成されており、この突起48Bがロックピンホルダ50を貫通するこ とにより、解除ボタン48がロックピンホルダ50を保持すると共に、ロックピ ンホルダ50が突起48Bに沿ってタングプレート32の挿入方向と同方向へ移 動可能とされている。
【0022】 ロックピンホルダ50には、脚板部16の外側へ突出する一対の脚部50Aが 形成されており、さらに脚部50Aの内側には保持部60が形成されている。こ の保持部60にはロックピン49の両端部が収容されており、常にロックピン4 9はロックピンホルダ50と共に移動する。ロックピン49はバックルボディ1 2のスライド溝22内に入り込むことが可能となっているが、ロックプレート4 2のタングプレート32非係止状態ではロックプレート42によってスライド溝 22へ入り込むことが阻止されている。
【0023】 図2乃至図7に詳細に示す如く、ロックピンホルダ50の保持部60には傾斜 突起62が突出形成されている。傾斜突起62は、保持部60の後方側の内壁に 前方側へ(すなわち、スライド溝22の方向へ)楔状に突出して形成されており 、ロックピン49の下面側を保持している。
【0024】 解除ボタン48の後端部、およびロックピンホルダ50の後端部には、円筒形 状に突出する凸部52、54がそれぞれ形成されており、各凸部には圧縮コイル スプリング56、58の一端部が嵌まり込んで保持されている。また、各圧縮コ イルスプリング56、58の他端部は、前述のロックプレート42の壁面に保持 されている。このため、解除ボタン48およびロックピンホルダ50は、常にバ ックルボディ12の前方側(タングプレート32の挿入側)へそれぞれ独自に付 勢されている。
【0025】 このロックピンホルダ50は、ロックプレート42がバックルボディ12の基 板部14方向へ押圧されて回転しタングプレート係止部44がタングプレート3 2の透孔38内に嵌入することによって、ロックピン49がスライド溝22の前 方側へ移動することが可能となる。
【0026】 この場合、ロックピン49を保持する保持部60には傾斜突起62が形成され ているため、ロックピンホルダ50を介してロックピン49に作用する付勢力は 、傾斜突起62の傾斜角度に応じて若干上方へ向けて作用する。したがって、ロ ックプレート42のタングプレート32非係止状態においてロックプレート42 によってスライド溝22の前方側への移動が阻止されているロックピン49には 、ロックプレート42が回転する際にスライド溝22の前方側へ積極的に移動す る方向へ付勢力が作用する構成となっている。
【0027】 ロックピン49がスライド溝22の前方側へ移動した状態では、ロックプレー ト42に係合してロックプレート42の反タングプレート32方向への回転を阻 止しロックプレート42によるタングプレート32の係止状態を維持するように なっている。一方、解除ボタン48を後方側へ操作することにより、ロックピン ホルダ50が後方へ押圧されてロックピン49がスライド溝22に沿って移動し 、さらに、このロックピン49の後方への移動によって、ロックプレート42の 回動が可能となり、圧縮コイルスプリング56、58の圧縮力によりロックプレ ート42が切欠30周りに回動されてタングプレート係止部44が透孔38から 抜け出る構成である。
【0028】 ロックプレート42の下方には、基板部14上に位置するイジェクタ74が組 み込まれている。イジェクタ74は薄肉平板状のブロック材で、下面には凸部7 6が形成されこの凸部76が前述のバックルボディ基板部14に穿設された透孔 18に嵌入し、透孔18に沿ってタングプレート挿入方向へ摺動可能となってい る。イジェクタ74の凸部76内には円筒形状のスプリング保持部78が形成さ れており、イジェクトスプリング80の一端部が嵌り込んでいる。また、イジェ クトスプリング80の他端部は、透孔18の後方側周縁に保持されている。この ためイジェクトスプリング80は、イジェクタ74をタングプレート反挿入方向 側へ常に押圧している。
【0029】 以上の部品が組み付られたバックルボディ12にはバックルカバー(図示省略 )が組み付けられて被覆され、さらに、アンカプレート(図示省略)を介して車 体に固定される。
【0030】 次に本実施例の作用を説明する。 通常時(タングプレート未挿入時)においては、ロックプレート42は圧縮コ イルスプリング56、58の付勢力によって押圧されてタングプレート係止部4 4が基板部14から離間している。また、ロックピンホルダ50はバックルボデ ィ12の後方側へ移動してロックピン49がスライド溝22の後方側へ移動して おり、さらにロックプレート42によってスライド溝22の前方側への移動が阻 止されている。また、イジェクタ74はイジェクトスプリング80によって押圧 され、バックル装置前方側、すなわち、ロックプレート42のタングプレート係 止部44とバックルボディ12の基板部14との間のタングプレート挿入軌跡内 に入り込んでいる(図2図示状態)。
【0031】 ここで、ウエビングを装着するために乗員によってタングプレート32がバッ クル装置10に挿入されると、タングプレート32は、バックルボディ12の突 起26に案内されて基板部14に沿って進み、その先端部34Aはイジェクタ7 4の前方面74Aに当接する。
【0032】 タングプレート32がさらに挿入されると、イジェクタ74はその上面がロッ クプレート42の下面に徐々に当接されつつ、イジェクトスプリング80の付勢 力に抗してバツクル装置後方へ移動する。
【0033】 図3に示す如く、タングプレート32の透孔38の端面38Aがタングプレー ト係止部44を通過すると、イジェクタ74の角部74Bがロックプレート42 の後端角部42Bを押圧する。このため、図4に示す如く、ロックプレート42 はタングプレート係止部44がバックルボディ12の基板部14方向へ回動し、 ロックプレート42のタングプレート係止部44がタングプレート32の透孔3 8内へ嵌入する。タングプレート係止部44が透孔38内へ嵌入すると、このタ ングプレート係止部44の後方面はタングプレート32の透孔38の端面38A に当接係合し、これによって、タングプレート32がバツクル装置10に挿入さ れロツクプレート42によってロックされたこととなる。また、ロックプレート 42が回転することによりロックピン49のスライド溝22内への入り込みが可 能となり、ロックプレート42の回転と同時に、圧縮コイルスプリング58の付 勢力によってロックピンホルダ50がバックルボディ12の前方側へ移動される 。これにより、ロックピン49がスライド溝22内へ入り込んで(前方側へ移動 して)ロックプレート42の回転(タングプレート係止部44がタングプレート 32の透孔38から抜け出る方向への回転)を阻止しロックプレート42による タングプレート32の係止状態が維持される(図5図示状態)。
【0034】 この場合、ロックピン49を保持するロックピンホルダ50の保持部60には 傾斜突起62が形成されているため、ロックプレート42がタングプレート32 を完全に係止しきらない状態、すなわちロックプレート42が完全に回転し終わ らない途中の状態においても、ロックピン49には、ロックプレート42を乗り 越えてスライド溝22内へ入り込む方向(スライド溝22の前方側)へ付勢力が 作用する。すなわち、ロックピンホルダ50による付勢力が適切にロックピン4 9に作用する。
【0035】 したがって、小さな付勢力でもスムーズにロックピン49がスライド溝22内 へ入り込んで即座にロックプレート42の回転阻止状態となり、タングプレート 32の挿入力も低減されて挿入感も向上する。
【0036】 その後に、バックル装置10を解除するため乗員によって解除ボタン48が操 作されると、図6に示す如く、解除ボタン48はロックピンホルダ50と共にバ ックルボディ12の後方側へ移動する。解除ボタン48が更に押し込まれロック ピンホルダ50が後方側へ移動すると、図7に示す如く、ロックピン49による ロックプレート42の回転阻止状態(タングプレート32の係止維持状態)が解 除され、かつこれと同時に、圧縮コイルスプリング56、58の付勢力によって ロックプレート42が回動してタングプレート係止部44がタングプレート32 の透孔38内から抜け出す。
【0037】 タングプレート係止部44が透孔38から抜け出すと、これに伴って、イジェ クタ74がイジェクトスプリング80によって押圧されてバツクル装置前方側へ 移動し、タングプレート32はイジェクタ74を介してイジェクトスプリング8 0の付勢力によってタングプレート反挿入方向側へ押圧されてバックル装置10 から押し出され(再び、図2図示状態となり)、バックル装置10は次回のタン グプレート挿入待機状態となる。
【0038】 このように、バックル装置10では、ロックピン49を保持する保持部60に は傾斜突起62が形成されており、ロックピンホルダ50を介してロックピン4 9に作用する付勢力は、傾斜突起62の傾斜角度に応じて若干上方へ向けて作用 する構成としているため、ロックピン49には、ロックプレート42が回転する 際にスライド溝22へ積極的に入り込む方向へ付勢力が作用し、これによって、 小さな付勢力でもスムーズにロックピン49がスライド溝22内へ入り込んで即 座にロックプレート42の回転阻止状態となる。したがって、タングプレート3 2の挿入力も低減されて挿入感も向上する。
【0039】 なお本考案に係るバックル装置は、現在一般的に使用されている3点式シート ベルト装置にかぎらず、車両後席に適用される乗員の腰部のみにウエビングを装 着するシートベルト装置に用いてもよく、また、乗員へ自動的にウエビングを装 着及び解除するオートマチックシートベルト装置の緊急解除用バックル装置にも 適用可能である。
【0040】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係るバックル装置は、小さな付勢力でもスムーズに ロックピンがスライド溝内へ入り込んでロックプレートの回転阻止状態となり、 タングプレートの挿入力も低減されて挿入感も向上するという優れた効果を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るバックル装置の要部分解
斜視図である。
【図2】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図3】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図4】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図5】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図7】バックル装置の作動状態を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10 バックル装置 12 バックルボディ 22 スライド溝 32 タングプレート 42 ロックプレート 49 ロックピン 50 ロックピンホルダ 60 保持部 62 傾斜突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックルボディに回転可能に保持され、
    タングプレートの挿入により回転して前記タングプレー
    トに係合するロックプレートと、 前記バックルボディに形成されたスライド溝に沿って移
    動可能に配置され、前記ロックプレートのタングプレー
    ト非係止状態では前記ロックプレートによって前記スラ
    イド溝に沿った移動が阻止され、前記ロックプレートが
    タングプレート係止状態となることにより前記スライド
    溝に沿って移動してスライド溝内へ入り込み前記ロック
    プレートの回転を阻止してロックプレートによるタング
    プレートの係止状態を維持するロックピンと、 前記ロックピンを保持すると共に常に前記ロックピンを
    前記スライド溝へ入り込む方向へ付勢するロックピンホ
    ルダと、を備えたバックル装置において、 前記ロックピンに係合し、ロックピンが前記ロックプレ
    ートを乗り越えて前記スライド溝へ入り込む方向へ付勢
    力を作用させる傾斜突起を、前記ロックピンホルダのロ
    ックピン保持部分に形成したことを特徴とするバックル
    装置。
JP7318191U 1991-09-11 1991-09-11 バツクル装置 Pending JPH0521708U (ja)

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ID=13510717

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108944779A (zh) * 2017-05-22 2018-12-07 芦森工业株式会社 插扣装置

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