JPH05216Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05216Y2 JPH05216Y2 JP17008387U JP17008387U JPH05216Y2 JP H05216 Y2 JPH05216 Y2 JP H05216Y2 JP 17008387 U JP17008387 U JP 17008387U JP 17008387 U JP17008387 U JP 17008387U JP H05216 Y2 JPH05216 Y2 JP H05216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shinai
- cylindrical body
- hanging hole
- protrusion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、竹刀を構成する割竹が相互に拡がら
ないようにすると共に、切先部分を表示するため
に、竹刀の中間部分の外周に嵌合する中結に関す
るものである。
ないようにすると共に、切先部分を表示するため
に、竹刀の中間部分の外周に嵌合する中結に関す
るものである。
従来の技術
従来は4本の割竹を断面略4辺形状に組み合わ
せた竹刀の長手方向の中間点を革紐で結び中結と
していた。
せた竹刀の長手方向の中間点を革紐で結び中結と
していた。
しかし、上述した従来のものでは、竹刀を使用
するにしたがつて革紐が伸びると、これが竹刀の
外周を回転したり、やや細く形成されている剣先
方向にずれたりする。また竹刀を打ち合うと、細
い葦紐では切り易く、一ケ所が切断されると中結
全体がほどけてしまうこともある。
するにしたがつて革紐が伸びると、これが竹刀の
外周を回転したり、やや細く形成されている剣先
方向にずれたりする。また竹刀を打ち合うと、細
い葦紐では切り易く、一ケ所が切断されると中結
全体がほどけてしまうこともある。
考案が解決すべき問題点
本考案は、前記のような欠点を解消し、竹刀に
対して軸方向運動や回転を起こさず、丈夫で、緊
縛力の強い竹刀の中結を提供することを目的とす
る。
対して軸方向運動や回転を起こさず、丈夫で、緊
縛力の強い竹刀の中結を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段
本考案の竹刀の中結は、上下端が開口する筒状
体と、前記筒状体の外側面の一部に上下方向に沿
つて形成された突部と、前記筒状体の内周面を4
等分した位置に形成された突起を有し、前記突部
に上下方向のつる通し孔を穿設し、該つる通し孔
の中間部に、外表面に開口する径大部を形成する
構成よりなる。
体と、前記筒状体の外側面の一部に上下方向に沿
つて形成された突部と、前記筒状体の内周面を4
等分した位置に形成された突起を有し、前記突部
に上下方向のつる通し孔を穿設し、該つる通し孔
の中間部に、外表面に開口する径大部を形成する
構成よりなる。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図及び第2図において、1は合成樹脂の竹
刀の中結であつて、上下端が開口した筒状体を成
す。
刀の中結であつて、上下端が開口した筒状体を成
す。
素材としての合成樹脂はポリエチレン、塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ウレタンあるいはこれら
の複合材または、これらの微細な発泡体で中程度
に軟質なものが良く、発泡ポリエチレンで成形し
たいわゆるコラストマと呼ばれるものは外観、感
触共に革製品に類似し、しかも、耐久性があつて
好適である。また、その表面を粗面に仕上げると
よい。
ニル、ポリプロピレン、ウレタンあるいはこれら
の複合材または、これらの微細な発泡体で中程度
に軟質なものが良く、発泡ポリエチレンで成形し
たいわゆるコラストマと呼ばれるものは外観、感
触共に革製品に類似し、しかも、耐久性があつて
好適である。また、その表面を粗面に仕上げると
よい。
中結1の外側面の一部には、上端から下端に亘
つて突部2を設け、該突部2には、つる通し孔3
を筒状体の軸方向に穿設する。そして、このつる
通し孔3の中間部には、突部2の外表面に開口す
るひし形状の径大開口部4を形成する。また、中
結1の内周面には、第3図に示すように、内周囲
を4等分した位置に、上下方向に沿つて突起5を
各々形成する。
つて突部2を設け、該突部2には、つる通し孔3
を筒状体の軸方向に穿設する。そして、このつる
通し孔3の中間部には、突部2の外表面に開口す
るひし形状の径大開口部4を形成する。また、中
結1の内周面には、第3図に示すように、内周囲
を4等分した位置に、上下方向に沿つて突起5を
各々形成する。
本考案の中結1を竹刀に装着する場合は、竹の
繊維方向に沿つて割られた4本の割竹6を、第4
図に示すように、四辺形状に組み合わせ、中結1
の突起5,5が割竹6と割竹6の間の凹部に嵌入
するように、竹刀の剣先方向から中結1を挿通
し、竹刀の長手方向の中間部分に嵌合する。そし
て、第5図に示すように、竹刀の剣先に装着され
た先革7に結び付けたつる8を、第6図のように
つる通し孔3の剣先方向から差し込み、径大開口
部4において開口側から結び目9を作り、さらに
つる通し孔3の柄側に挿通して竹刀の柄部に装着
された柄革10に結びつける。
繊維方向に沿つて割られた4本の割竹6を、第4
図に示すように、四辺形状に組み合わせ、中結1
の突起5,5が割竹6と割竹6の間の凹部に嵌入
するように、竹刀の剣先方向から中結1を挿通
し、竹刀の長手方向の中間部分に嵌合する。そし
て、第5図に示すように、竹刀の剣先に装着され
た先革7に結び付けたつる8を、第6図のように
つる通し孔3の剣先方向から差し込み、径大開口
部4において開口側から結び目9を作り、さらに
つる通し孔3の柄側に挿通して竹刀の柄部に装着
された柄革10に結びつける。
なお、図の実施例では中結1の表面は、紐を巻
いた様に、また、突部2は紐を結んだ如き形状に
デザインされており、本来の中結の持つ風合を保
つている。
いた様に、また、突部2は紐を結んだ如き形状に
デザインされており、本来の中結の持つ風合を保
つている。
考案の効果
本考案の竹刀の中結は、始めから筒状に形成さ
れているため、紐で巻いたものに比べ、変形や切
断を起こしにくく、内周面に設けた突起が、割竹
と割竹の間の凹部に嵌入して回転を仰止する、ま
た、つる通し孔の径大部において、つるに結び目
を形成することにより、中結は竹刀の軸方向に動
くことが防止できる。
れているため、紐で巻いたものに比べ、変形や切
断を起こしにくく、内周面に設けた突起が、割竹
と割竹の間の凹部に嵌入して回転を仰止する、ま
た、つる通し孔の径大部において、つるに結び目
を形成することにより、中結は竹刀の軸方向に動
くことが防止できる。
第1図は、本考案の実施例の竹刀の中結の斜視
図、第2図は、同上の側面図、第3図は、同上の
平面図、第4図は、中結を装着した竹刀の断面
図、第5図は、同上側面図、第6図は、つるの挿
通部分の拡大縦断面図である。 1……中結、2……突部、3……つる通し孔、
4……径大開口部、5……突起、6……割竹、7
……先革、8……つる、9……結び目、10……
柄革。
図、第2図は、同上の側面図、第3図は、同上の
平面図、第4図は、中結を装着した竹刀の断面
図、第5図は、同上側面図、第6図は、つるの挿
通部分の拡大縦断面図である。 1……中結、2……突部、3……つる通し孔、
4……径大開口部、5……突起、6……割竹、7
……先革、8……つる、9……結び目、10……
柄革。
Claims (1)
- 上下端が開口する筒状体と、前記筒状体の外側
面の一部に上下方向に沿つて形成された突部と、
前記筒状体の内周面を4等分した位置に各々形成
された突起とを有し、前記突部に筒状体の軸方向
のつる通し孔を穿設し、該つる通し孔の中間部
に、外表面に開口する開口部を形成したことを特
徴とする竹刀の中結。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17008387U JPH05216Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17008387U JPH05216Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175473U JPH0175473U (ja) | 1989-05-22 |
JPH05216Y2 true JPH05216Y2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=31460711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17008387U Expired - Lifetime JPH05216Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP17008387U patent/JPH05216Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175473U (ja) | 1989-05-22 |
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