JPH05215790A - 負荷電流検出回路 - Google Patents
負荷電流検出回路Info
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- JPH05215790A JPH05215790A JP2023092A JP2023092A JPH05215790A JP H05215790 A JPH05215790 A JP H05215790A JP 2023092 A JP2023092 A JP 2023092A JP 2023092 A JP2023092 A JP 2023092A JP H05215790 A JPH05215790 A JP H05215790A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フューエルポンプモータなどを高速でデュー
ティ制御した場合にも、その負荷電流値の検出を正確に
行うことを目的とする。 【構成】 電源と負荷との間に接続されたパワーモスト
ランジスタTのソース端子電圧(A点の電圧)の平均値
に比例した電流IS をそのセンス端子TM から流し込ま
せる電流シンク源(トランジスタTR)と、該ソース端
子電圧の平均値と該センス端子電圧(B点の電圧)の平
均値とを比較する手段(コンパレータCOMP)とで構
成され、その比較結果に応じて負荷電流の異常の有無が
検出される。
ティ制御した場合にも、その負荷電流値の検出を正確に
行うことを目的とする。 【構成】 電源と負荷との間に接続されたパワーモスト
ランジスタTのソース端子電圧(A点の電圧)の平均値
に比例した電流IS をそのセンス端子TM から流し込ま
せる電流シンク源(トランジスタTR)と、該ソース端
子電圧の平均値と該センス端子電圧(B点の電圧)の平
均値とを比較する手段(コンパレータCOMP)とで構
成され、その比較結果に応じて負荷電流の異常の有無が
検出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフューエルポンプモータ
などの誘導性負荷に流れる負荷電流値の異常を検出する
ための負荷電流検出回路に関し、特にパワーモストラン
ジスタを利用して該誘導性負荷をスイッチングによりデ
ューティ制御する際における、該負荷に流れる平均電流
の異常を検出するための負荷電流検出回路に関する。
などの誘導性負荷に流れる負荷電流値の異常を検出する
ための負荷電流検出回路に関し、特にパワーモストラン
ジスタを利用して該誘導性負荷をスイッチングによりデ
ューティ制御する際における、該負荷に流れる平均電流
の異常を検出するための負荷電流検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来技術におけるこの種の負荷電
流検出回路を例示するもので、Tは電源(+B)側と該
誘導性負荷(該誘導性負荷に印加される出力電圧をV
OUT とする)との間に接続されたパワーモストランジス
タであって、TD は電源側に接続されたドレイン端子、
TS は負荷側に接続されたソース端子、TM はセンス端
子であって、該パワーモストランジスタをスイッチング
駆動することにより、該誘導性負荷(例えばフューエル
ポンプモータ)がデューティ制御される。
流検出回路を例示するもので、Tは電源(+B)側と該
誘導性負荷(該誘導性負荷に印加される出力電圧をV
OUT とする)との間に接続されたパワーモストランジス
タであって、TD は電源側に接続されたドレイン端子、
TS は負荷側に接続されたソース端子、TM はセンス端
子であって、該パワーモストランジスタをスイッチング
駆動することにより、該誘導性負荷(例えばフューエル
ポンプモータ)がデューティ制御される。
【0003】OP1′はその入力側が該センス端子と該
ソース端子とに接続された第1のオペアンプ、RS ′は
該センス端子と該オペアンプOP1′の出力側との間に
接続された抵抗で、該センス端子TM で検出されたセン
ス電流IS はほぼそのまま該抵抗RS ′に流れ、該抵抗
RS ′によって該センス電流IS が電圧に変換される。
ここで該第1のオペアンプOP1′の出力側の電圧をV
O とすると、 VO =VOUT −IS ・RS ′ IS =IL /K(ただし、IL は負荷電流、Kはパワー
モストランジスタの電流比)、したがって、VO =V
OUT −IL ・RS ′/Kとなる。
ソース端子とに接続された第1のオペアンプ、RS ′は
該センス端子と該オペアンプOP1′の出力側との間に
接続された抵抗で、該センス端子TM で検出されたセン
ス電流IS はほぼそのまま該抵抗RS ′に流れ、該抵抗
RS ′によって該センス電流IS が電圧に変換される。
ここで該第1のオペアンプOP1′の出力側の電圧をV
O とすると、 VO =VOUT −IS ・RS ′ IS =IL /K(ただし、IL は負荷電流、Kはパワー
モストランジスタの電流比)、したがって、VO =V
OUT −IL ・RS ′/Kとなる。
【0004】次いで該変換された電圧IS ・RS ′、す
なわちIL ・RS ′/Kが第2のオペアンプOP2′で
増幅され、該第2のオペアンプOP2′の出力側の電圧
VSは、 VS =(IL ・RS ′/K)・R2′/R1′となる。 このように該電圧VS は該負荷電流IL に比例した値と
なるので、該電圧VSを抵抗RC2′およびコンデンサC
2′からなる積分回路で積分することにより、該負荷電
流IL の平均電流が計測できることとなり、したがって
該積分された電圧Vi を、所定の比較基準電圧(図2に
示される回路では該比較基準電圧として、上記負荷への
出力電圧VOUT を抵抗RC1′およびコンデンサC1′か
らなる積分回路で積分してえられる該電圧VOUT の平均
値を、抵抗R3′およびR4′で分圧した電圧(ただし
上記R3′およびR4′からなる抵抗の抵抗値は、上記
抵抗RC1′に比して十分大きいものとする)が用いられ
ている)と、コンパレータCOMP′で比較することに
よって、該負荷電流の異常が検出される。そしてその場
合の検出電流値(すなわち負荷電流値が異常であるとし
て該コンパレータCOMP′の出力が反転するときの電
流しきい値)IL ・thは、ax(VOUT の平均値)(た
だしaは、上記コンパレータCOMP′に入力される比
較基準電圧と上記出力電圧VOUT の平均値との分圧比)
で表される。
なわちIL ・RS ′/Kが第2のオペアンプOP2′で
増幅され、該第2のオペアンプOP2′の出力側の電圧
VSは、 VS =(IL ・RS ′/K)・R2′/R1′となる。 このように該電圧VS は該負荷電流IL に比例した値と
なるので、該電圧VSを抵抗RC2′およびコンデンサC
2′からなる積分回路で積分することにより、該負荷電
流IL の平均電流が計測できることとなり、したがって
該積分された電圧Vi を、所定の比較基準電圧(図2に
示される回路では該比較基準電圧として、上記負荷への
出力電圧VOUT を抵抗RC1′およびコンデンサC1′か
らなる積分回路で積分してえられる該電圧VOUT の平均
値を、抵抗R3′およびR4′で分圧した電圧(ただし
上記R3′およびR4′からなる抵抗の抵抗値は、上記
抵抗RC1′に比して十分大きいものとする)が用いられ
ている)と、コンパレータCOMP′で比較することに
よって、該負荷電流の異常が検出される。そしてその場
合の検出電流値(すなわち負荷電流値が異常であるとし
て該コンパレータCOMP′の出力が反転するときの電
流しきい値)IL ・thは、ax(VOUT の平均値)(た
だしaは、上記コンパレータCOMP′に入力される比
較基準電圧と上記出力電圧VOUT の平均値との分圧比)
で表される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図2
に示されるような電流検出回路を例えばフューエルポン
プコントローラなどに用いた場合、上記パワーモストラ
ンジスタのスイッチングによって、負荷駆動を例えば2
0kHz 程度の高周波でデューティ駆動しており、該出力
電圧VOUT の波形は該デューティ駆動に応じた矩形波と
なる。このため該パワーモストランジスタの各ターンオ
ンおよびターンオフ時のdV/dt(上述したような高速駆
動をした場合における電圧立上りおよび立下り時の電圧
変化)に上記各オペアンプが追從できず、このためにか
かるデューティ駆動時における正確な電流検出ができ
ず、また高速動作に追從するオペアンプは高価であるな
どの問題点がある。
に示されるような電流検出回路を例えばフューエルポン
プコントローラなどに用いた場合、上記パワーモストラ
ンジスタのスイッチングによって、負荷駆動を例えば2
0kHz 程度の高周波でデューティ駆動しており、該出力
電圧VOUT の波形は該デューティ駆動に応じた矩形波と
なる。このため該パワーモストランジスタの各ターンオ
ンおよびターンオフ時のdV/dt(上述したような高速駆
動をした場合における電圧立上りおよび立下り時の電圧
変化)に上記各オペアンプが追從できず、このためにか
かるデューティ駆動時における正確な電流検出ができ
ず、また高速動作に追從するオペアンプは高価であるな
どの問題点がある。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、上記出力電圧VOUT の平均値に比例したセ
ンス電流を、上記パワーモストランジスタのセンス端子
から該センス電流の電流シンク源に常時流し込ませるよ
うにし、該センス電流を該電流シンク源に流している状
態において、該センス端子電圧の平均値を上記ソース端
子電圧の平均値と比較することによって負荷電流の異常
を検出するという着想によって、上述したような高速動
作時にも正確な電流検出をすることができるようにした
ものである。
れたもので、上記出力電圧VOUT の平均値に比例したセ
ンス電流を、上記パワーモストランジスタのセンス端子
から該センス電流の電流シンク源に常時流し込ませるよ
うにし、該センス電流を該電流シンク源に流している状
態において、該センス端子電圧の平均値を上記ソース端
子電圧の平均値と比較することによって負荷電流の異常
を検出するという着想によって、上述したような高速動
作時にも正確な電流検出をすることができるようにした
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明によれば、電源および負荷にそれぞれドレイ
ン端子およびソース端子が接続されたパワーモストラン
ジスタであってセンス端子を有するものと、該ソース端
子電圧の平均値に比例した電流を該センス端子から流し
込ませる電流シンク源と、該ソース端子電圧の平均値と
該センス端子電圧の平均値とを比較する手段とをそな
え、該センス端子電圧の平均値が該ソース端子電圧の平
均値より大であるか否かを検出することによって負荷電
流の異常の有無を検出することを特徴とする負荷電流検
出回路が提供される。
めに本発明によれば、電源および負荷にそれぞれドレイ
ン端子およびソース端子が接続されたパワーモストラン
ジスタであってセンス端子を有するものと、該ソース端
子電圧の平均値に比例した電流を該センス端子から流し
込ませる電流シンク源と、該ソース端子電圧の平均値と
該センス端子電圧の平均値とを比較する手段とをそな
え、該センス端子電圧の平均値が該ソース端子電圧の平
均値より大であるか否かを検出することによって負荷電
流の異常の有無を検出することを特徴とする負荷電流検
出回路が提供される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、該ソース端子電圧(出力電
圧VOUT )の平均値に比例したセンス電流が該センス端
子から該電流シンク源に流れている状態において(すな
わち出力電圧が先に積分された状態において)、該ソー
ス端子電圧の平均値と該センス端子電圧の平均値とを比
較することによって、高速動作に追從するオペアンプを
必要とせず、しかも負荷を高速でデューティ駆動した場
合でも、正確な異常電流検出を行うことができる。
圧VOUT )の平均値に比例したセンス電流が該センス端
子から該電流シンク源に流れている状態において(すな
わち出力電圧が先に積分された状態において)、該ソー
ス端子電圧の平均値と該センス端子電圧の平均値とを比
較することによって、高速動作に追從するオペアンプを
必要とせず、しかも負荷を高速でデューティ駆動した場
合でも、正確な異常電流検出を行うことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の1実施例としての負荷電流検
出回路を示すもので、上記出力電圧VOUT の平均値(す
なわちVOUT とそのときのデューティ比との積)に比例
したセンス電流IS を該センス端子TM からダイオード
Dを介して流し込ませる電流シンク源としてトランジス
タTRが設けられ、該トランジスタのエミッタ側は抵抗
RS を介して接地側に接続される。なお該トランジスタ
TRのベース側には抵抗R4とオペアンプOPが接続さ
れ、該オペアンプOPの入力側には該出力電圧VOUT を
抵抗R3とコンデンサC3とで分圧された電圧と、該ト
ランジスタTRのエミッタ電圧とが入力される。ここで
該負荷をデューティ駆動する場合のデューティ比をDU
TYとすると、該トランジスタTRを通して流れるセン
ス電流IS は、該VOUT に該DUTYを乘じた値(すな
わち該VOUT の平均値)を該抵抗RS の抵抗値で除した
値となり、結局該出力電圧VOUT の平均値に比例した値
となる。
出回路を示すもので、上記出力電圧VOUT の平均値(す
なわちVOUT とそのときのデューティ比との積)に比例
したセンス電流IS を該センス端子TM からダイオード
Dを介して流し込ませる電流シンク源としてトランジス
タTRが設けられ、該トランジスタのエミッタ側は抵抗
RS を介して接地側に接続される。なお該トランジスタ
TRのベース側には抵抗R4とオペアンプOPが接続さ
れ、該オペアンプOPの入力側には該出力電圧VOUT を
抵抗R3とコンデンサC3とで分圧された電圧と、該ト
ランジスタTRのエミッタ電圧とが入力される。ここで
該負荷をデューティ駆動する場合のデューティ比をDU
TYとすると、該トランジスタTRを通して流れるセン
ス電流IS は、該VOUT に該DUTYを乘じた値(すな
わち該VOUT の平均値)を該抵抗RS の抵抗値で除した
値となり、結局該出力電圧VOUT の平均値に比例した値
となる。
【0010】このようにして該VOUT の平均値に見合っ
たセンス電流IS が該トランジスタTRを通して流れて
いる状態において、該ソース端子電圧の平均値(図1に
示される回路では、ソース端子電圧すなわちA点の電圧
をダイオードD、抵抗R1およびR2で分圧した電圧を
コンデンサC1で積分した電圧C′)と、該センス端子
電圧の平均値(図1に示される回路では、センス端子電
圧すなわちB点の電圧をダイオードD、抵抗R1および
R2で分圧した電圧をコンデンサC1で積分した電圧
C)とが、コンパレータCOMPに入力されてその大き
さが比較される。
たセンス電流IS が該トランジスタTRを通して流れて
いる状態において、該ソース端子電圧の平均値(図1に
示される回路では、ソース端子電圧すなわちA点の電圧
をダイオードD、抵抗R1およびR2で分圧した電圧を
コンデンサC1で積分した電圧C′)と、該センス端子
電圧の平均値(図1に示される回路では、センス端子電
圧すなわちB点の電圧をダイオードD、抵抗R1および
R2で分圧した電圧をコンデンサC1で積分した電圧
C)とが、コンパレータCOMPに入力されてその大き
さが比較される。
【0011】ここでパワーモストランジスタTがオン状
態にあるときの該パワーモストランジスタのドレイン・
センス端子間の電圧をVS (上記センス電流IS とドレ
イン・センス端子間のオン抵抗RM との積に等しい)、
一方該パワーモストランジスタのドレイン・ソース端子
間の電圧をVD (負荷電流IL とドレイン・ソース端子
間のオン抵抗RD との積に等しい)とし、また上記B点
の電圧を抵抗R1およびR2の抵抗値の和で除した値
(すなわち電流IS ′の値)が上記センス電流I S の値
に比して十分に小さいものとすれば、負荷電流値が設定
値より大きくなった場合に(すなわち負荷抵抗が設定値
より小さくなった場合に)、該コンパレータCOMPの
出力レベルが反転するのは、該パワーモストランジスタ
のオン時において、上記VS の値が上記VD の値と等し
くなったとき(すなわち上記A点の電圧とB点の電圧と
が等しくなったとき)である。
態にあるときの該パワーモストランジスタのドレイン・
センス端子間の電圧をVS (上記センス電流IS とドレ
イン・センス端子間のオン抵抗RM との積に等しい)、
一方該パワーモストランジスタのドレイン・ソース端子
間の電圧をVD (負荷電流IL とドレイン・ソース端子
間のオン抵抗RD との積に等しい)とし、また上記B点
の電圧を抵抗R1およびR2の抵抗値の和で除した値
(すなわち電流IS ′の値)が上記センス電流I S の値
に比して十分に小さいものとすれば、負荷電流値が設定
値より大きくなった場合に(すなわち負荷抵抗が設定値
より小さくなった場合に)、該コンパレータCOMPの
出力レベルが反転するのは、該パワーモストランジスタ
のオン時において、上記VS の値が上記VD の値と等し
くなったとき(すなわち上記A点の電圧とB点の電圧と
が等しくなったとき)である。
【0012】すなわち上記図1に示される回路におい
て、該負荷電流値が正常の範囲にある間は、該パワーモ
ストランジスタのオン時における上記VS の値は上記V
D の値より大きくなって、該B点の電圧(電源電圧と該
電圧VS との差)が該A点の電圧(電源電圧と該電圧V
D との差)より小さくなっているが、該負荷電流値が所
定の設定値より増大して異常値に達すると、上記と逆に
上記VD の値が上記VSの値より大きくなって、該B点
の電圧が該A点の電圧より大きくなる。これによって該
センス端子TM から抵抗R1およびR2を通して流れる
電流IS ′も増大し、該コンパレータCOMPに入力さ
れる該センス端子電圧の平均値に対応する電圧Cが該ソ
ース端子電圧の平均値に対応する電圧C′より大きくな
って、該コンパレータCOMPの出力レベルが反転し、
これにより該負荷電流の異常が検出される。そしてその
場合の検出電流値(すなわち負荷電流値が異常であると
して該コンパレータCOMPの出力が反転するときの該
負荷電流のしきい値)IL.thは、ax(VOUT の平均
値)(ただしaは、該コンパレータCOMPに入力され
る比較基準電圧(すなわち上記電圧C′)と該VOUT の
平均値との分圧比)で表されることとなる。
て、該負荷電流値が正常の範囲にある間は、該パワーモ
ストランジスタのオン時における上記VS の値は上記V
D の値より大きくなって、該B点の電圧(電源電圧と該
電圧VS との差)が該A点の電圧(電源電圧と該電圧V
D との差)より小さくなっているが、該負荷電流値が所
定の設定値より増大して異常値に達すると、上記と逆に
上記VD の値が上記VSの値より大きくなって、該B点
の電圧が該A点の電圧より大きくなる。これによって該
センス端子TM から抵抗R1およびR2を通して流れる
電流IS ′も増大し、該コンパレータCOMPに入力さ
れる該センス端子電圧の平均値に対応する電圧Cが該ソ
ース端子電圧の平均値に対応する電圧C′より大きくな
って、該コンパレータCOMPの出力レベルが反転し、
これにより該負荷電流の異常が検出される。そしてその
場合の検出電流値(すなわち負荷電流値が異常であると
して該コンパレータCOMPの出力が反転するときの該
負荷電流のしきい値)IL.thは、ax(VOUT の平均
値)(ただしaは、該コンパレータCOMPに入力され
る比較基準電圧(すなわち上記電圧C′)と該VOUT の
平均値との分圧比)で表されることとなる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、汎用的な部品で回路構
成しても、負荷を高周波でデューティ制御する場合にお
ける、負荷電流の検出を正確に行うことができる。
成しても、負荷を高周波でデューティ制御する場合にお
ける、負荷電流の検出を正確に行うことができる。
【図1】本発明の1実施例としての負荷電流検出回路を
示す図である。
示す図である。
【図2】従来技術におけるこの種の負荷電流検出回路を
例示する図である。
例示する図である。
T…パワーモストランジスタ TD …ドレイン端子 TS …ソース端子 TM …センス端子 OP,OP1′,PO2′…オペアンプ COMP,COMP′…コンパレータ TR…電流シンク源としてのトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 電源および負荷にそれぞれドレイン端子
およびソース端子が接続されたパワーモストランジスタ
であってセンス端子を有するものと、該ソース端子電圧
の平均値に比例した電流を該センス端子から流し込ませ
る電流シンク源と、該ソース端子電圧の平均値と該セン
ス端子電圧の平均値とを比較する手段とをそなえ、該セ
ンス端子電圧の平均値が該ソース端子電圧の平均値より
大であるか否かを検出することによって負荷電流の異常
の有無を検出することを特徴とする負荷電流検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04020230A JP3137402B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 負荷電流検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04020230A JP3137402B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 負荷電流検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215790A true JPH05215790A (ja) | 1993-08-24 |
JP3137402B2 JP3137402B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=12021375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04020230A Expired - Fee Related JP3137402B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 負荷電流検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137402B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP04020230A patent/JP3137402B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3137402B2 (ja) | 2001-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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