JPH05214297A - 誘導されたアミン官能性有機ケイ素化合物を含有してなるつや出し配合物 - Google Patents

誘導されたアミン官能性有機ケイ素化合物を含有してなるつや出し配合物

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JPH05214297A
JPH05214297A JP4298852A JP29885292A JPH05214297A JP H05214297 A JPH05214297 A JP H05214297A JP 4298852 A JP4298852 A JP 4298852A JP 29885292 A JP29885292 A JP 29885292A JP H05214297 A JPH05214297 A JP H05214297A
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JP4298852A
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Martin Eric Cifuentes
エリック シフエンテス マーティン
David B Selley
ブライアン セレー デビッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 しみ(smear)に対する耐性がより良好
で、しまになる性向が少ないつやをもたらすつや出し配
合物を提供する。 【構成】 本発明のつや出し配合物は、ワックス、溶
媒、界面活性剤、増粘剤、研磨剤、染料、着臭剤、及び
つや出し剤を製造するのに標準的に使用される他の成分
からなる群より選ばれた少なくとも一つを構成成分とし
て含有してなる配合物に、誘導されたアミン官能性のシ
ロキサン又はシランを取入れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、つや出し配合物に関
し、もっと詳しく言うと、しみ(smear)に対する
耐性がより良好であり、しまになる性向が減少したつや
をもたらす誘導有機ケイ素化合物を含有してなるつや出
し配合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】つや出
し剤は、表面に光沢のあるつやを生じさせるためにもそ
の表面の有効寿命を長くするためにも使用されている。
つや出し剤により与えられる光沢は、被覆物を残しそし
て表面を滑らかに且つ清浄にするために働くつや出し剤
中の成分に由来するものである。床のつや、家具のつや
及び靴のつやは、付着した皮膜によるものである。自動
車や船のつや出し配合物は光沢がある保護皮膜を与え、
そして風雨にさらされた塗料や汚れも、古くなった付着
しているつや出し剤も取除くために、研磨剤を含有する
ことがある。金属用つや出し剤は、処理される表面を滑
らかにする研磨用の成分や表面を清浄にするための成分
も、曇りを取除きそして曇りが増えるのを阻止する機能
を果たす成分も含有する。
【0003】自動車用つや出し剤は、道路走行によりで
きた皮膜や酸化された塗料を取除くためと、水に耐え且
つ水や洗車洗剤により取り去られるのに耐える連続の光
沢皮膜を施すために、特別に配合される。そのような乗
り物用のつや出し剤は、研磨剤を含めて、いくつかの主
要な機能性成分を含有している。しかしながら、研磨剤
は、塗装表面に引っ掻き傷がつくのを避けるために十分
穏やかに作用しなくてはならず、そのような穏やかに作
用する材料の代表例は、微細グレードのケイ酸アルミニ
ウム、ケイソウ土、及びシリカである。走行に由来する
油脂系の汚れや異物に対するつや出し剤の洗浄力を助勢
するため、また安定な配合物を製造するのに必要な溶解
特性を与えるために、直鎖の及び枝分かれした脂肪族炭
化水素が使用されている。これらの炭化水素はまた配合
物の乾燥速度も制御する。ワックスはもう一つのつや出
し剤成分を構成し、つや出し剤における二つの皮膜形成
用材料のうちの一つである。ワックスは薄く塗られ、平
らに均されて、表面を磨くと優れた光沢を生じる。ソフ
トワックスとハードワックスの混合物は、しばしば、磨
きを容易にしそして環境の有害なものに対してつや出し
剤の耐久性を向上させるために使用される。代表的なワ
ックスは、パラフィンワックス、ミクロクリスタリン石
油ワックス、カルナバワックス、カンデリラ植物蝋、モ
ンタン石炭誘導ワックス、そして酸化ポリエチレンのよ
うな合成高分子ワックスである。
【0004】シリコーン物質は、その他の皮膜形成成分
としてつや出し剤に含まれている。そのようなシリコー
ン物質も、つや出し剤を適用するのも磨くのも容易にす
るための潤滑剤として機能し、また乾燥した研磨剤のた
めの剥離剤としても働く。シリコーン物質は容易に広が
って、均一の優れたつやと撥水性をもたらす。このよう
な物質は典型的にはジメチルシリコーンであるが、アミ
ノ官能性のシリコーン製品も使われる。アミノ官能性シ
リコーン製品は、塗装面を覆ってその面に架橋して結合
する能力がある結果として、洗剤や環境により表面から
取去られることに対して抵抗力の増大した皮膜を与え
る。
【0005】自動車のつや出し剤はまた、所望のコンシ
ステンシーの均質な安定製品を製造するために、乳化
剤、増粘剤、及び安定剤を含有していることもある。こ
のようなつや出し剤は、固体、半固体、プリソフトある
いは液体の形態であることができる。このつや出し剤は
溶媒系でもあるいはエマルジョンでもよく、どちらの場
合にも液体、半固体、あるいは固体を構成することがで
きる。典型的な液体エマルジョンは、5〜20重量%の
研磨剤、10〜35重量%の溶媒、2〜15重量%のシ
リコーン物質、及び約5重量%までのワックスを含む。
エマルジョンペースト配合物では、ワックス成分は3〜
25重量%のレベルに増加する。
【0006】有機ケイ素化合物を含有しているつや出し
配合物は新しくない。例えば、アミノ官能性シロキサン
は、1970年4月28日発行の米国特許第35089
33号明細書に示されたつや出し配合物で使用されてい
る。そのようなアミノ官能性シリコーンはまた、197
4年9月17日発行の米国特許第3836371号、1
975年7月17日発行の米国特許第3890271
号、1976年6月1日発行の米国特許第396057
5号、1977年3月22日発行の米国特許第4013
475号、1980年8月19日発行の米国特許第42
18250号、及び1990年2月6日発行の米国特許
第4898614号各明細書において種々のつや出し配
合物の成分として開示されている。しかしながら、従来
の技術はつや出し配合物で本発明の誘導有機ケイ素化合
物を使用することを教示していない。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明は、
ワックス、溶媒、界面活性剤、増粘剤、研磨剤、染料、
着臭剤、及びつや出し剤を製造するのに標準的に使用さ
れる他の成分からなる群から選ばれた少なくとも一つの
ものを構成成分として含有してなるつや出し配合物を目
的としている。改良点は、つや出し配合物に誘導された
アミン官能性のシロキサン又はシランを取り入れること
にある。
【0008】このつや出し配合物は、好ましくは水性で
あり、そして油中水エマルジョンつや出し剤の形をとる
ことができるが、またこのつや出し配合物は水中油エマ
ルジョンつや出し剤の形に配合してもよい。このつや出
し配合物は、ラクトンのような環式エステルかあるいは
カルボン酸の誘導体を用いて誘導された、耐洗剤性の皮
膜を形成するアミン官能性の有機ケイ素化合物を少なく
とも1種類含む。
【0009】この明細書に記載された本発明のこれら及
びその外の特徴、目的及び利点は、以下に掲げるその詳
しい説明を考察することからより明らかになろう。
【0010】本発明のつや出し配合物で使用することが
できるワックスは当該技術分野でよく知られており、つ
や出し剤の意図される具体的な用途と求められる特性と
に応じて変えることができる。適当なワックスの具体的
な例には、獣蝋(例えばみつ蝋、鯨蝋、ラノリン及びセ
ラックワックス)、木蝋(例えばカルナバ、カンデリ
ラ、ベイベリー及びサトウキビ)、鉱蝋(例えば地蝋、
セレシン、モンタン、パラフィン、ミクロクリスタリン
及びペトロラタム)、そして合成ワックス(例えばエチ
レン系ポリマー、ポリオールエーテル−エステル及び塩
素化ナフタレン類)が含まれる。
【0011】使用することができる研磨剤は当該技術分
野でよく知られており、適当な研磨剤には、ケイ酸アル
ミニウム、ケイソウ土、軽石、フラー土、ベントナイ
ト、シリカ、トリポリ、水和ケイ酸カルシウム、チョー
ク、コロイドクレー、酸化マグネシウム、赤色酸化鉄及
び酸化スズが含められる。
【0012】本発明のつや出し配合物では、溶媒(例え
ばV.M.P.ナフサ、ストッダードソルベント、ナフ
サミネラルスピリット、水、灯油)、界面活性剤(例え
ばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートや脂肪
アルコールアミンスルフェート)、増粘剤(例えば大豆
レシチンやメチルセルロース)、耐洗剤性添加剤(ジメ
チルシリコーンやカルボキシ官能性シリコーン)、着色
剤、着臭剤、腐食防止剤、及びつや出し剤を製造するの
に標準的に使われるその外の成分を使用してもよい。こ
のような成分は全て当業者によく知られている。本発明
は、溶媒系つや出し剤、水系エマルジョンつや出し剤及
びペーストワックスつや出し剤を含めて、ワックス及び
/又は研磨剤を含有する全ての形態のつや出し剤に適用
可能である。
【0013】耐洗剤性の添加剤は、粘度が約5センチス
トークスから数百万センチストークスほどまでの、好ま
しくは約100〜約10,000センチストークスの範
囲内である、皮膜形成剤の有機ポリシロキサンでよい。
好ましくは、粘度が相対的に高いポリシロキサンと相対
的に低いポリシロキサンとの混合物を使用する。このよ
うなポリシロキサンは、下式の反復単位を有する。
【0014】
【化1】
【0015】この式中のnは0より大きい値の整数であ
り、R1 は炭素原子数が1〜7のアルキル基又はフェニ
ル基であり、R2 は水素、炭素原子数が1〜7のアルキ
ル基又はフェニル基である。上の式に包含されるポリシ
ロキサンの例は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチ
ルシロキサン、ポリメチルエチルシロキサン、ポリメチ
ルフェニルシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、ジ
フェニルシランジオール、及び上述のシロキサン類の任
意の二つ以上のコポリマーである。ポリシロキサン−オ
キシアルキレンブロックコポリマーも使用することがで
きる。
【0016】上述の有機ポリシロキサンの外に、本発明
の組成物はアミノ官能性ポリシロキサンを含むことがで
きる。アミノ官能性ポリシロキサンは、皮膜の耐久性を
高めそして幅広い様々の基材への皮膜の付着を促進する
非常に極性のペンダントのアミノアルキル変性基を持つ
シリコーン流体である。
【0017】本発明の組成物ではまた、混合物中に存在
している他の有機シリコーン化合物の相互溶解性を増進
する任意的な液体シラン成分をも考えに入れる。適当な
液体シランは式R’−Si(OR”)3で表され、この式
におけるR' は炭素原子数が1〜3のアルキル基又はフ
ェニル基でよく、R”は炭素原子数が1又は2のアルキ
ル基でよい。好ましい液体シラン成分は、メチルトリメ
トキシシラン、エチルトリエトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン及びフェニルトリエトキシシランとい
ったようなアルキルトリアルコキシシランである。
【0018】含むことができるアミノ官能性シロキサン
組成物は、下式で表される。
【0019】
【化2】
【0020】このような組成物は、1970年4月28
日発行の米国特許第3508933号、1974年9月
17日発行の米国特許第3836371号、及び197
5年6月17日発行の米国特許第3890271号各明
細書に記載されている。
【0021】上記の式(I)で識別されるシリコーンポ
リマーの外に、本発明によるつや出し配合物は改良点と
して誘導アミン官能性シリコーンを含む。この誘導アミ
ン官能性シリコーンは、(i)プロピオラクトン、ブチ
ロラクトン、バレロラクトン及びカプロラクトンの如き
ラクトンか、あるいは(ii)エチレンカーボネート及び
プロピレンカーボネートのようなカルボン酸の誘導体、
のどちらかと、(iii)下式を有するアミン官能性ポリ
シロキサンとの、反応生成物である。
【0022】
【化3】
【0023】この式のR’は、全R’基のうちの少なく
とも50%はメチル基であることを条件に、炭素原子数
1〜4のアルキル基、OH、アルコキシ基又はフェニル
基を表し、Qは式−R”Zのアミン官能性置換基を表し
(この式中のR”は炭素原子数3〜6の二価のアルキレ
ン基又は式−CH2 CH2 CH2 OCH2 CHOHCH
2 −の基であり、Zは、−NR"'2 、−NR"'(CH2)
n NR"'2 、及び
【0024】
【化4】
【0025】からなる群より選ばれる一価の基であっ
て、これらの式におけるR"'は水素又は炭素原子数1〜
4のアルキル基を表し、R""は炭素原子数1〜4のアル
キル基を表し、nは2〜6の正の整数である)、zの値
は0又は1であり、xは10〜3000の平均値を有
し、そしてyは(i)y=0及び(ii)y=1〜100
からなる群より選ばれる平均値を有する。
【0026】有効なR基は、R基の少なくとも50%は
メチル基であることを条件に、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基又
はフェニル基のような基である。R基は全部が同じもの
でもあるいは異なるものでもよい。
【0027】−R" Zで表されるアミン官能性置換基Q
の式において、R”で表されるアルキレン基には、トリ
メチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、−
CH 2 CHCH3 CH2 −及び−CH2 CH2 CHCH
3 CH2 −が含められる。R”基が−CH2 CH2 CH
2 OCH2 CHOHCH2 −を表すシロキサンポリマー
も使用することができる。とは言え、R”がトリメチレ
ン基又は、−CH2 CHCH3 CH2 −のようなアルキ
ル置換トリメチレン基であるシロキサンがより好まし
い。
【0028】Zはアミン基を表し、これは置換されたも
のでも未置換のものでもよい。先に挙げたように好まし
いアミン基には、−NR"'2 、−NR"'(CH2)n
R"'2、及び
【0029】
【化5】
【0030】が含められ、これらの式におけるR"'は水
素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、R""は炭
素原子数1〜4のアルキル基を表し、nは2〜6の正の
整数である。R"'及びR""で表される炭素原子数が1〜
4のアルキル基には、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、イソプロピル基又はイソブチル基が含め
られる。有効なZ基には、−NH2 のような未置換アミ
ン基、−NHCH3 、−NHCH2 CH2 CH2 CH3
及び−N(CH2 CH3)2 のようなアルキル置換アミン
基、−NHCH2 CH2 NH2 、−NH(CH2)6 NH
2 及び−NHCH2CH2 CH2 N(CH3)2 のような
アミノアルキル置換されたアミン基、そして、
【0031】
【化6】
【0032】のようなアミノアルキル置換されたアミン
基が含められる。本発明に従って有効であるシロキサン
ポリマーは粘度と重合がいろいろのものでよい。
【0033】本発明の誘導シリコーンを製造するために
反応物の一つとして使用される、式(II)で示されるア
ミン官能性ポリシロキサンは、商業的に入手できる材料
であって、当該技術分野で知られており、例えば198
5年12月17日発行の米国特許第4559227号明
細書に記載されている。
【0034】本発明の別の態様では、誘導有機ケイ素化
合物を、(i)プロピオラクトン、ブチロラクトン、バ
レロラクトン及びカプロラクトンの如きラクトンか、あ
るいは(ii)エチレンカーボネート及びプロピレンカー
ボネートのようなカルボン酸の誘導体、のどちらかと、
(iii)下式を有するアミン官能性シラン (RO)3SiR' NHR" (III) を反応させて調製することができる。上記の式におい
て、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R’は
炭素原子数3〜18のアルキレン基であり、R”は水素
原子、脂肪族不飽和がなく炭素原子数1〜6の炭化水素
基、及び炭素原子数2〜6のアミノアルキル基からなる
群より選ばれる。上記の式(III)で表されるようなシラ
ンも、やはり商業的に入手可能な材料であって、当該技
術分野で知られており、例えば1974年6月18日発
行の米国特許第3817894号明細書に記載されてい
る。
【0035】本発明の第三の態様では、誘導有機ケイ素
化合物を、エチレンカーボネートやプロピレンカーボネ
ートのようなカルボン酸の誘導体と、下式を有するアミ
ン官能性ポリシロキサン
【0036】
【化7】
【0037】を反応させて調製することができる。上記
の式のR’は、R’基のうちの少なくとも一つはアルコ
キシ基であることを条件に、炭素原子数1〜4のアルキ
ル基、OH、アルコキシ基又はフェニル基を表し、Qは
式−R”Zのアミン官能性置換基を表し(この式中の
R”は炭素原子数3〜6の二価のアルキレン基又は式−
CH2 CH2 CH2 OCH2 CHOHCH2 −の基であ
り、Zは、−NR"'2 、−NR"'(CH2)n NR"'2
及び
【0038】
【化8】
【0039】からなる群より選ばれる一価の基であっ
て、これらの式におけるR"'は水素又は炭素原子数1〜
4のアルキル基を表し、R""は炭素原子数1〜4のアル
キル基を表し、nは2〜6の正の整数である)、zの値
は0又は1であり、xは10〜3000の平均値を有す
る。
【0040】
【実施例】本発明に包含されるいろいろな概念を更に例
示することを目的として、以下に掲げる例を提供する。
【0041】例1 平均重合度が400であって2モル%のMeRSiO
(この式のRは−CH2CH(CH3)CH2 NH(C
2)2 NH2 である)を含有している、末端をトリメチ
ルシリル基でキャップされたジメチルシロキサンコポリ
マー300gを16.0gのプロピレンカーボネートと
一緒にし、そして反応させて、11,720mPa・s
(センチポアズ)の高粘性の誘導された流体を作った。
式(IV)に相当する流体のおよそ5.91gを、この誘
導流体の2.28gと混ぜた。この混合物のうちの少し
をアルミニウム皿に注ぎ入れ、室温で静置した。3日後
に、皮膜を検査した。この皮膜は透き通っていて、滑ら
かで、さわると直ぐに元に戻った。
【0042】例2 式(II)に対応していて2モル%のペンダントのR基
(ここでのRは−CH2CH(CH3)CH2 NHCH2
CH2 NH2 である)を含有している、重合度が異なる
選択されたアミノシリコーン流体を、表1の比率に従っ
てプロピレンカーボネートと一緒にした。これらの混合
物を、回転混合機により絶えず分散させながら少なくと
も24時間反応させた。
【0043】 表 1 アミノシリコー プロピレンカーボネ 試 料 アミノシリコーン ンの重量(g) ートの重量(g) 1 A 250.4 13.60 2 A 250.6 6.84 3 A 250.0 − 4 B 300.0 15.99 5 B 300.11 8.18 6 B 300.0 −
【0044】アミノシリコーンA − トリメチルシリ
ル基で末端ブロック、重合度(平均)=100 アミノシリコーンB − トリメチルシリル基で末端ブ
ロック、重合度(平均)=400
【0045】例3 式(II)に対応していて2モル%のペンダントのR基
(ここでのRは−CH2CH(CH3)CH2 NHCH2
CH2 NH2 である)を有する、平均重合度が50の、
トリメチルシリル基で末端をキャップされたアミン官能
性のポリマーおよそ200.02gを、10.82gの
プロピレンカーボネートと一緒にした。この混合物を回
転混合機を使って分散させて、およそ16時間反応させ
た。できたものの一部(125.02g)を式(IV)に
相当する流体90.2gと混合した。およそ6.12g
を、つや出し剤の油相に混入した。この油相は、42.
0gの灯油、3.13gのWITCAMIDE(商標)
511、3.06gの環式ポリジメチルシロキサン、光
沢剤として6.03gのシリコーンゴム粉末、そしてB
entone(商標)SD−3の10%灯油分散液であ
る前もってゲル化した増粘剤30.2g、からなるもの
であった。油相をEppenbachミキサーで攪拌し
ながら、210gの水をゆっくりと加え、続いて更に混
合して、安定な油中水つや出し配合物を作った。
【0046】例4 例3で説明した自動車用つや出し剤は、1991年型の
黒いシボレーカプリスに適用すると容易に広がった。こ
のつや出し剤を適用している時の条件は、部分的に曇り
の空模様、やや微風、車の表面温度46.1℃(115
°F)、気温15.6℃(60°F)、相対湿度54%
であった。自動車の仕上げ塗装の上でつや出し剤をおよ
そ30分間乾燥させてから、乾燥した残りをきれいな乾
いた綿のタオルで取り除いた。つや出し剤を磨くと容易
に、暗色の、つやのある、均一な光沢皮膜ができた。
【0047】例5 式(IV)に相当する流体の三つのアリコートを表2に示
した比率に従っていろいろな量のプロピレンカーボネー
トとそれぞれ反応させた。適当な時間反応させてから、
おのおのの誘導流体の0.5g分をアルミニウムの秤量
皿に移して室温で72時間静置した。式(IV)に相当す
る等量の流体を、対照とするためやはりアルミニウム秤
量皿に移した。定期的に外観を観察した。
【0048】 表 2 プロピレンカーボネ 生成物の粘 試 料 流体の重量 ネートの重量(g) 度(mPa・s) 外 観 A 250.0 9.32 164.0 それほどべとつかず B 250.0 9.73 90.5 べとつきなし C 250.0 28.99 151.5 べとべと D 250.0 − 43.3 べとつきなし
【0049】例6 この例は、例5の物質を水中油系自動車つや出し剤に混
入するのを説明する。少量の試料Aを表3に示した組成
に従って水中油系自動車つや出し剤に配合した。その結
果得られた液体つや出し剤を黒色ラッカー自動車仕上げ
塗料を塗ったASTMパネルに適用した。つや出し剤は
仕上げ塗料に容易に広がって、十分な時間乾燥させてか
ら申し分のないこすり取り(rub−out)特性を示
した。得られた光沢皮膜は自動車表面に滑らかなつやつ
やした仕上がりをもたらした。
【0050】 表 3 つ や 出 し 剤 成 分 重量(g) ヘキスト(Hoechst)ワックス S 9.0 ヘキスト(Hoechst)ワックス E 3.0 オレイン酸 3.0 ミネラルスピリット 54.0 灯 油 35.7 モルホリン 2.4 シリコーンオイル(10,000cs) 3.0 水 144.9 Kaopolite 1152 24.0 ミネラルスピリット 12.0 試 料 A 9.0
【0051】上述の例と表においては、次のことを特筆
すべきである。例3のWITCAMIDEは米国ニュー
ヨーク州ニューヨークのWitco Corporat
ionの商標であり、WITCAMIDE 511はW
itco Corporationの有機製品部門から
入手可能な変性アルカノールアミド界面活性剤である。
同じ例で使用した光沢剤は、1991年6月18日発行
の米国特許第5025054号明細書に詳しく記載され
ているシリコーンゴム粉末であった。表3で、Kaop
olite 1152はケイ酸アルミニウム研磨剤であ
る。同じ表で、使用された乳化剤はオレイン酸とモルホ
リンとの反応生成物である。
【0052】以下に掲げる別の例は、本発明を更に例示
するために提示するものである。
【0053】例7 例2の表1に記載の試料4のおよそ12gを、78.6
gの灯油、3gのシリコーン乳化剤及び6gの微粉化ワ
ックスAquabead(商標)519と混合した。こ
の油相をEppenbachミキサーを使って攪拌して
いる間に、水を164.4g、ホウ酸ナトリウム五水和
物を1.5g、プロピレングリコールを3g、Twee
n(商標)20を1.5g、そしてKaopolite
1152を30g含有している水相を別に調製した。
均一になったら、分散した水相を油相にゆっくり加え、
Eppenbachミキサーを使って均質化した。この
つや出し配合物をつや出し剤Aとした。同じようにし
て、混合物中の試料4の代わりに試料6(例2の表1)
を使って同じ量の第二のつや出し配合物を調製した。こ
のつや出し剤配合物をつや出し剤Bとした。
【0054】例8 この例は、アミン官能性流体の誘導により性能が向上す
ることを例示する。例7のつや出し剤試料A及びBを1
990年型の赤紫色のDodge Dynastyの仕
上げ塗料に適用した。このつや出し剤を適用している時
の条件は、部分的に曇りの空模様、わずかに微風、気温
13.9℃(57°F)、相対湿度49%であった。つ
や出し剤をおよそ1時間乾燥させてから、乾燥した残り
をきれいな綿のタオルで取り除いた。両方のつや出し剤
を磨くと、つやのある均質の光沢皮膜ができた。とは言
うものの、つや出し剤Aは、つや出し剤Bより容易に磨
くことができ、生じる粉(dusting)としみ(s
mear)がより少なかった。
【0055】例9 およそ3.3gのβ−ブチロラクトンを、下式に示すよ
うに加水分解性/縮合性官能基を含むアミン官能性流体
(式中のxは10〜20)と一緒にして反応させた。
【0056】
【化9】
【0057】室温でおよそ15分間混合後、溶液の粘度
をブルックフィールドLVT粘度計を使って測定する
と、およそ88cPであった。この混合物を一晩かき混ぜ
た。この生成物の粘度は反応のために追加の時間が与え
られても変わらなかった。この生成物に3.3gの
「β」−ブチロラクトンを追加して、混合物を一晩混合
して反応させた。その結果得られた生成物の粘度を測定
すると162.5 mPa・s(cP) であり、反応が更に起こ
ったことを示した。この生成物のうちのおよそ15gを
81gの灯油及び3gのWitcamide(商標)5
11と混合して、自動車用つや出し剤のための油相を作
った。この油相をEppenbachミキサーを使用し
て攪拌している間に、171gの水と30gのKaop
olite SFを含有してなる別の水相を調製した。
均一になったら、分散した水相を上記の油相にゆっくり
と加え、Eppenbachミキサーを使って均質化す
ると、クリーム状の液体つや出し剤が得られた。
【0058】例10 およそ23.42gのプロピレンカーボネートを50g
のアミン官能性シランRSi(OR')3(この式中のRは
CH2 CH2 CH2 NHCH2 CH2 NH2 であり、
R’はCH3 である)と一緒にして反応させた。反応中
に穏やかな発熱が認められた。周囲温度で一晩混合後、
ブルックフィールドLVT粘度計を使って粘度を測定し
た。その結果得られた生成物の粘度は、混合物が初めは
10 mPa・s(cP) であったのに比べて1125 mPa・s
(cP) であった。生成物のおよそ15gを81gの灯油
及び3gのWitcamide(商標)511と混ぜ
て、自動車用つや出し剤のための油相を作った。この油
相をEppenbachミキサーを使って攪拌している
間に、171gの水と30gのKaopolite S
Fを含有してなる別の水相を調製した。均一になった
ら、分散した水相を上記の油相にゆっくりと加え、Ep
penbachミキサーを用いて均質化すると、低粘度
の、クリーム状の液体つや出し剤が得られた。
【0059】例11 およそ46.8gのプロピレンカーボネートを50gの
アミン官能性シランRSi(OR’)3(この式中のRは
CH2 CH2 CH2 NHCH2 CH2 NH2 であり、
R’はCH3 である)と一緒にして反応させた。反応中
に穏やかな発熱が認められた。周囲温度で一晩混合後、
ブルックフィールドLVT粘度計を使って粘度を測定し
た。結果として得られた生成物の粘度は、混合物が初め
は10 mPa・s(cP) であったのに比べて237.5 mPa
・s(cP) であった。生成物のおよそ15gを81gの灯
油及び3gのシリコーン乳化剤(イソプロパノール中で
75%活性)と混ぜて、自動車用つや出し剤のための油
相を作った。この油相をEppenbachミキサーを
使って攪拌している間に、171gの水と30gのKa
opolite SFを含有してなる別の水相を調製し
た。均一になったら、分散した水相を上記の油相にゆっ
くりと加え、 Eppenbachミキサーを使用して
均質化すると、低粘度の、クリーム状の液体つや出し剤
が得られた。
【0060】例7〜11においては、シリコーン乳化剤
はポリジオルガノシロキサン−ポリオキシアルキレンコ
ポリマーであった。このようなシリコーン乳化剤は商業
的に入手可能であって、当該技術分野においてよく知ら
れており、例えば米国特許第3402192号、第39
28558号、第4122029号及び第500810
3号各明細書に示されている。TWEEN(商標)20
は、商業的に入手することができるポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート乳化剤であって、米国デラウ
ェア州WilmingtonのICIアメリカ社の商標
である。
【0061】1978年8月1日発行の米国特許第41
04296号明細書はラクトンと一定の有機ケイ素化合
物との反応生成物を記載してはいるが、この米国特許明
細書はそのような生成物をつや出し配合物で利用するこ
とを教示してはいない。本発明によれば、本発明の誘導
アミン官能性有機ケイ素化合物を含有してなるつや出し
配合物はそのつや出し配合物で用いられる他の有機ケイ
素皮膜形成剤の混合物間の相容性が思いもよらぬことに
向上して、本発明によるつや出し配合物は従来技術の配
合物に比べてしまになる傾向がはるかに少なくなる、と
いうことが分かっている。
【0062】例5に関しては、1989年11月28日
発行の米国特許第4883854号明細書はエチレンカ
ーボネートとこの米国特許明細書に記載された一定のシ
リコーンポリマーとの、例えば「アミノプロピル末端部
を有するポリジメチルシロキサン(PDMS)(PDM
Sジアミン)やポリオキシプロピレンジアミン」との、
別の反応生成物に関するものであることを特筆すべきで
ある。対照的に、本発明の例5の誘導アミン官能性シリ
コーン流体は、これらの流体を米国特許第488385
4号明細書の物質と区別するアルコキシ基を含む。これ
らのアルコキシ基が存在するため、例5の誘導流体は更
に加水分解し縮合して架橋した耐久性の皮膜を形成する
ことができる。このような皮膜は、米国特許第4883
854号明細書に記載された「PDMS」はアルコキシ
基を含んでおらず、それゆえに本発明の例5の物質のよ
うに架橋しないので、この米国特許明細書の教示に従っ
ては形成することができない。この架橋することができ
る能力は、本発明の配合物を用いて従来技術の非架橋性
つや出し配合物と比較してしみに対する耐性のあるつや
出し配合物を作ることができるという従来技術を上回る
利点を提供する。
【0063】微粉化されたワックス粒子を本発明のつや
出し配合物で使用してもよく、そしてこの微粉化された
ワックス粒子はいずれの通常のワックスからも作ること
ができるが、好ましくはフィッシャー−トロプシュワッ
クス、ポリエチレンワックス、ポリエチレン−ポリテト
ラフルオロエチレンワックス、ポリテトラフルオロエチ
レンワックス、ポリプロピレンワックス、天然蝋、鉱
蝋、モンタンワックス誘導体、脂肪酸ワックス、アミド
ワックス及びワックス混合物の微粉化された粒子であ
る。微粉化されたワックス粒子の粒子寸法は、平均径が
約2μmから約30〜45μmまでのいろいろでよい
が、とは言え2〜5μmの粒子寸法がより好ましい。そ
のような微粉化されたワックス粒子は米国ニューヨーク
州ScarsdaleのMicro Powders,
Inc.で製造されている。本発明のつや出し配合物に
混ぜ入れるのに適当な他の微粉化ワックス粒子は、19
89年7月11日発行の米国特許第4846887号明
細書に開示される。
【0064】本発明によるつや出し配合物は、好ましく
はエマルジョンの形態をしていて、溶媒、有機ケイ素の
耐洗剤性皮膜を形成する誘導アミン官能性化合物、界面
活性剤及びワックスを含有してなる油相を含む。水相
は、水、研磨剤、凍解添加剤(例、プロピレングリコー
ルやホウ酸ナトリウム)及び着色剤を含むことができ
る。油中水エマルジョンの方が好ましいが、本発明には
水中油エマルジョンも含められる。本発明のつや出し配
合物は、誘導ポリマーを含有していない通常の従来技術
のつや出し配合物と比較して、しみに対してより耐性が
あり且つしまになる傾向がより少ないという点で利点を
有する、ということが分かっている。
【0065】本発明のつや出し剤は、自動車、ボート、
航行性のある船舶等の表面、木材表面、プラスチック表
面及び繊維表面を含めて、そうした表面へ一般的に適用
されるものである。その皮膜は耐久性に優れた光沢を生
じ、そして適用するのが容易である。
【0066】前述のことより、この明細書に記載された
構成、化合物、組成物、方法に、本発明の本質的な特徴
及び概念から実質的に逸脱することなく多くの他の変更
や改変を行うことができることは明らかであろう。それ
ゆえに、この明細書に記載された本発明の形態は例示で
あるに過ぎず、本発明の範囲を限定しようとするもので
はない、ということをはっきりと理解すべきである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックス、溶媒、界面活性剤、増粘剤、
    研磨剤、染料、着臭剤、及びつや出し剤を製造するのに
    標準的に使用される他の成分からなる群より選ばれた少
    なくとも一つのものを構成成分として含有してなるつや
    出し配合物であって、当該つや出し配合物に誘導アミノ
    官能性有機ケイ素化合物が取入れられ、該誘導アミノ官
    能性有機ケイ素化合物がアミン官能性ポリシロキサンと
    カルボン酸の誘導体との反応生成物であることを特徴と
    するつや出し配合物。
  2. 【請求項2】 ワックス、溶媒、界面活性剤、増粘剤、
    研磨剤、染料、着臭剤、及びつや出し剤を製造するのに
    標準的に使用される他の成分からなる群より選ばれた少
    なくとも一つのものを構成成分として含有してなるつや
    出し配合物であって、当該つや出し配合物に誘導アミノ
    官能性有機ケイ素化合物が取入れられ、該誘導アミノ官
    能性有機ケイ素化合物がアミン官能性ポリシロキサンと
    ラクトンとの反応生成物であることを特徴とするつや出
    し配合物。
  3. 【請求項3】 ワックス、溶媒、界面活性剤、増粘剤、
    研磨剤、染料、着臭剤、及びつや出し剤を製造するのに
    標準的に使用される他の成分からなる群より選ばれた少
    なくとも一つのものを構成成分として含有してなるつや
    出し配合物であって、当該つや出し配合物に誘導アミノ
    官能性有機ケイ素化合物が取入れられ、該誘導アミノ官
    能性有機ケイ素化合物がアミン官能性シランとカルボン
    酸の誘導体との反応生成物であることを特徴とするつや
    出し配合物。
  4. 【請求項4】 ワックス、溶媒、界面活性剤、増粘剤、
    研磨剤、染料、着臭剤、及びつや出し剤を製造するのに
    標準的に使用される他の成分からなる群より選ばれた少
    なくとも一つのものを構成成分として含有してなるつや
    出し配合物であって、当該つや出し配合物に誘導アミノ
    官能性有機ケイ素化合物が取入れられ、該誘導アミノ官
    能性有機ケイ素化合物がアミン官能性シランとラクトン
    との反応生成物であることを特徴とするつや出し配合
    物。
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