JPH05213754A - 抗潰瘍剤 - Google Patents
抗潰瘍剤Info
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- JPH05213754A JPH05213754A JP1764092A JP1764092A JPH05213754A JP H05213754 A JPH05213754 A JP H05213754A JP 1764092 A JP1764092 A JP 1764092A JP 1764092 A JP1764092 A JP 1764092A JP H05213754 A JPH05213754 A JP H05213754A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は優れた抗潰瘍剤を提供することを目
的とする。 【構成】 式(I) (R1 :低級アルキル又はアラルキル、R2 :水素、低
級アルキル又はアリール、R3 :低級アルキル又はアリ
ール)で表わされるイミダゾキノリン誘導体又はその薬
理的に許容される塩を有効成分とする抗潰瘍剤。
的とする。 【構成】 式(I) (R1 :低級アルキル又はアラルキル、R2 :水素、低
級アルキル又はアリール、R3 :低級アルキル又はアリ
ール)で表わされるイミダゾキノリン誘導体又はその薬
理的に許容される塩を有効成分とする抗潰瘍剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイミダゾキノリン誘導体
又はその薬理的に許容される塩を有効成分とする抗潰瘍
剤に関する。
又はその薬理的に許容される塩を有効成分とする抗潰瘍
剤に関する。
【0002】
【0003】
【化2】
【0004】(式中、RA は炭素数1〜10のアルキ
ル、ベンジル、フェニル他を表わし、R B は水素、ヒド
ロキシアルキル他を表わし、RC は水素、炭素数1〜4
のアルキル、フェニルチオ他を表わす)で表わされるイ
ミダゾキノリン誘導体が気管支拡張剤及び抗ウイルス剤
として有用であることが知られている(特開昭60−1
23488号公報)。
ル、ベンジル、フェニル他を表わし、R B は水素、ヒド
ロキシアルキル他を表わし、RC は水素、炭素数1〜4
のアルキル、フェニルチオ他を表わす)で表わされるイ
ミダゾキノリン誘導体が気管支拡張剤及び抗ウイルス剤
として有用であることが知られている(特開昭60−1
23488号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は優れた抗潰瘍
剤を提供することを目的とする。
剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は式(I)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 は低級アルキル又はアラルキ
ルを表し、R2 は水素、低級アルキル又はアリールを表
わし、R3 は低級アルキル又はアリールを表わす)で表
わされるイミダゾキノリン誘導体又はその薬理的に許容
される塩を有効成分とする抗潰瘍剤に関する。式(I)
の定義中、低級アルキルとしては直鎖又は分岐状の炭素
数1〜6のアルキル、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が
あげられる。アラルキルとしては炭素数7〜13のアラ
ルキル、例えばベンジル、フェネチル、ベンズヒドリル
等があげられる。アリールとしては炭素数6〜10のア
リール、例えばフェニル、ナフチル等があげられる。
ルを表し、R2 は水素、低級アルキル又はアリールを表
わし、R3 は低級アルキル又はアリールを表わす)で表
わされるイミダゾキノリン誘導体又はその薬理的に許容
される塩を有効成分とする抗潰瘍剤に関する。式(I)
の定義中、低級アルキルとしては直鎖又は分岐状の炭素
数1〜6のアルキル、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が
あげられる。アラルキルとしては炭素数7〜13のアラ
ルキル、例えばベンジル、フェネチル、ベンズヒドリル
等があげられる。アリールとしては炭素数6〜10のア
リール、例えばフェニル、ナフチル等があげられる。
【0009】化合物(I)の薬理的に許容される塩とし
ては、塩酸塩、硫酸塩、リン酸等の無機酸塩、酢酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の
有機酸塩があげられる。つぎに化合物(I)の製法につ
いて、例えば製法1及び2で説明する。 製法1
ては、塩酸塩、硫酸塩、リン酸等の無機酸塩、酢酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の
有機酸塩があげられる。つぎに化合物(I)の製法につ
いて、例えば製法1及び2で説明する。 製法1
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同義
であり、Xはハロゲンを表わす。)ハロゲンとしては塩
素、臭素等があげられる。化合物(II)は公知の方法
(特開昭60−123488号公報)又はそれに準じた
方法により合成することができる。化合物(I)は化合
物(II)を溶媒の存在下、有機金属試薬と反応させ、そ
のまま精製することなく溶媒の存在下、還元剤と反応す
ることにより得られる。有機金属試薬としては、化合物
(III) で示されるグリニャール試薬、化合物(IV)で示
される有機リチウム試薬等があげられる。有機金属試薬
を用いるときの溶媒としては、テトラハイドロフラン等
のエーテル類があげられる。
であり、Xはハロゲンを表わす。)ハロゲンとしては塩
素、臭素等があげられる。化合物(II)は公知の方法
(特開昭60−123488号公報)又はそれに準じた
方法により合成することができる。化合物(I)は化合
物(II)を溶媒の存在下、有機金属試薬と反応させ、そ
のまま精製することなく溶媒の存在下、還元剤と反応す
ることにより得られる。有機金属試薬としては、化合物
(III) で示されるグリニャール試薬、化合物(IV)で示
される有機リチウム試薬等があげられる。有機金属試薬
を用いるときの溶媒としては、テトラハイドロフラン等
のエーテル類があげられる。
【0012】還元方法としては、例えばハラジウム/炭
素、酸化白金等を触媒として用いる接触還元、チタン、
鉄や亜鉛等金属を用いた還元、ハイドロサルファイトナ
トリウム等金属イオウ誘導体を用いた還元があげられ
る。溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、メ
タノール、エタノール等のアルコール類、アセトニトリ
ル等の有機ニトリル類、塩酸、酢酸、硫酸等の酸類、水
等反応に関与しないものが単独又は混合して使用され
る。反応は0〜100℃で5分間〜24時間で終了す
る。 製法2
素、酸化白金等を触媒として用いる接触還元、チタン、
鉄や亜鉛等金属を用いた還元、ハイドロサルファイトナ
トリウム等金属イオウ誘導体を用いた還元があげられ
る。溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、メ
タノール、エタノール等のアルコール類、アセトニトリ
ル等の有機ニトリル類、塩酸、酢酸、硫酸等の酸類、水
等反応に関与しないものが単独又は混合して使用され
る。反応は0〜100℃で5分間〜24時間で終了す
る。 製法2
【0013】
【化5】
【0014】(式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同義
である。)化合物(V)は公知の方法(特開昭60−1
23488号公報)又はそれに準じた方法により合成す
ることができる。化合物(I)は化合物(V)を溶媒の
存在下、化合物(VI)と触媒量のパラジウム存在下反応
させることにより得られる。
である。)化合物(V)は公知の方法(特開昭60−1
23488号公報)又はそれに準じた方法により合成す
ることができる。化合物(I)は化合物(V)を溶媒の
存在下、化合物(VI)と触媒量のパラジウム存在下反応
させることにより得られる。
【0015】溶媒としては、ジメチルホルムアミド等の
有機アミド、トルエン、キシレン、ヘキサン等の炭化水
素類等、反応に関与しない溶媒が単独又は混合して用い
られる。反応は0〜200℃で5分間〜24時間で終了
する。上述した製法における中間体及び目的化合物は、
有機合成化学で常用される精製法、例えば濾過、抽出、
洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等
に付して単離精製することができる。また、中間体にお
いては、特に精製することなく、次の反応に供すること
も可能である。
有機アミド、トルエン、キシレン、ヘキサン等の炭化水
素類等、反応に関与しない溶媒が単独又は混合して用い
られる。反応は0〜200℃で5分間〜24時間で終了
する。上述した製法における中間体及び目的化合物は、
有機合成化学で常用される精製法、例えば濾過、抽出、
洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等
に付して単離精製することができる。また、中間体にお
いては、特に精製することなく、次の反応に供すること
も可能である。
【0016】化合物(I)の塩を取得したいとき、化合
物(I)が塩の形で得られる場合には、そのまま精製す
ればよく、また、遊離の形で得られる場合には、適当な
有機溶媒に溶解又は懸濁させ、酸を加えて塩を形成させ
ればよい。また、化合物(I)又はその薬理的に許容さ
れる塩は、水又は各種溶媒との付加物の形で存在するこ
ともあるが、これら付加物も本発明に包含される。化合
物(I)の具体例を第1表に示す。尚、第1表における
化合物番号1〜6は後記参考例1〜6の化合物に相当す
る。
物(I)が塩の形で得られる場合には、そのまま精製す
ればよく、また、遊離の形で得られる場合には、適当な
有機溶媒に溶解又は懸濁させ、酸を加えて塩を形成させ
ればよい。また、化合物(I)又はその薬理的に許容さ
れる塩は、水又は各種溶媒との付加物の形で存在するこ
ともあるが、これら付加物も本発明に包含される。化合
物(I)の具体例を第1表に示す。尚、第1表における
化合物番号1〜6は後記参考例1〜6の化合物に相当す
る。
【0017】
【表1】
【0018】次に代表的な化合物(I)の薬理作用につ
いて試験例で説明する。 試験例1 水浸拘束ストレス潰瘍モデルに対する抗潰瘍
作用 17時間絶食したDonryu系雄性ラット(体重190−2
10g;試験化合物投与群 5匹、対照群 5匹)に5
0%ポリエチレングリコール400水溶液に懸濁した各
試験化合物を経口投与し、投与30分後に東大薬作型ス
トレスケージを用いて21±1℃の水浴に剣状突起部ま
でを水浸し、7時間のストレス負荷を行った。ストレス
負荷後、ラットを二酸化炭素により致死させ、胃を摘出
し、実体顕微鏡(5倍)下で点状及び線状のびらん及び
潰瘍の長さを測定し、その和をもって各動物の潰瘍指数
とした。対照群と試験化合物投与群とを比較し、次式に
抑制率を求めた。
いて試験例で説明する。 試験例1 水浸拘束ストレス潰瘍モデルに対する抗潰瘍
作用 17時間絶食したDonryu系雄性ラット(体重190−2
10g;試験化合物投与群 5匹、対照群 5匹)に5
0%ポリエチレングリコール400水溶液に懸濁した各
試験化合物を経口投与し、投与30分後に東大薬作型ス
トレスケージを用いて21±1℃の水浴に剣状突起部ま
でを水浸し、7時間のストレス負荷を行った。ストレス
負荷後、ラットを二酸化炭素により致死させ、胃を摘出
し、実体顕微鏡(5倍)下で点状及び線状のびらん及び
潰瘍の長さを測定し、その和をもって各動物の潰瘍指数
とした。対照群と試験化合物投与群とを比較し、次式に
抑制率を求めた。
【0019】
【数1】
【0020】尚、対照群には50%ポリエチレングリコ
ール400水溶液を5ml/kgの用量で投与した。その結
果を第2表に示す。
ール400水溶液を5ml/kgの用量で投与した。その結
果を第2表に示す。
【0021】
【表2】
【0022】試験例2 急性毒性試験 試験化合物をdd系オスマウス体重20〜25gに経口投
与した。MLD(最少致死量)は投与7日後の死亡率を
測定して判定した。参考例1及び2で得られた化合物の
MLDはそれぞれ300mg/kg及び>300mg/kgであ
った。化合物(I)又はその薬理的に許容される塩はそ
のままあるいは各種の製薬形態で使用することができ
る。本発明の製薬組成物は活性成分として、有効な量の
化合物(I)又はその薬理的に許容される塩を薬理的に
許容される担体と均一に混合して製造できる。これらの
製薬組成物は、経口的又は注射による投与に対して適す
る単位服用形態にあることが望ましい。
与した。MLD(最少致死量)は投与7日後の死亡率を
測定して判定した。参考例1及び2で得られた化合物の
MLDはそれぞれ300mg/kg及び>300mg/kgであ
った。化合物(I)又はその薬理的に許容される塩はそ
のままあるいは各種の製薬形態で使用することができ
る。本発明の製薬組成物は活性成分として、有効な量の
化合物(I)又はその薬理的に許容される塩を薬理的に
許容される担体と均一に混合して製造できる。これらの
製薬組成物は、経口的又は注射による投与に対して適す
る単位服用形態にあることが望ましい。
【0023】経口服用形態にある組成物の調製において
は、何らかの有用な薬理的に許容される担体が使用でき
る。例えば懸濁剤及びシロップ剤は、水、シュークロー
ス、ソルビトール、フラクトース等の糖類、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、ゴマ油、オリーブ類、大豆等の油類、p−ヒドロキ
シ安息香酸エステル類等の防腐剤、ストロベリーフレー
バー、ペパーミント等のフレーバー類等を使用して製造
できる。散剤、丸剤、カプセル剤及び錠剤は、ラクトー
ス、グルコース、シュークロース、マンニトール等の賦
形剤、でん粉、アルギン酸ソーダ等の崩壊剤、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ポリビニルアル
コール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン等の
結合剤、脂肪酸エステル等の表面活性剤、グリセリン等
の可塑剤等を用いて製造できる。錠剤及びカプセル剤は
投与が容易であるという理由で、最も有用な単位経口投
与剤である。
は、何らかの有用な薬理的に許容される担体が使用でき
る。例えば懸濁剤及びシロップ剤は、水、シュークロー
ス、ソルビトール、フラクトース等の糖類、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、ゴマ油、オリーブ類、大豆等の油類、p−ヒドロキ
シ安息香酸エステル類等の防腐剤、ストロベリーフレー
バー、ペパーミント等のフレーバー類等を使用して製造
できる。散剤、丸剤、カプセル剤及び錠剤は、ラクトー
ス、グルコース、シュークロース、マンニトール等の賦
形剤、でん粉、アルギン酸ソーダ等の崩壊剤、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ポリビニルアル
コール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン等の
結合剤、脂肪酸エステル等の表面活性剤、グリセリン等
の可塑剤等を用いて製造できる。錠剤及びカプセル剤は
投与が容易であるという理由で、最も有用な単位経口投
与剤である。
【0024】また、注射用の溶液は、蒸留水、塩溶液、
グルコース溶液又は塩水とグルコース溶液の混合物から
成る担体を用いて調製することができる。化合物(I)
又はその薬理的に許容されお塩は、前記製薬形態で経口
的に又は注射剤として非経口的に投与することができ
る。化合物(I)又はその薬理的に許容される塩の有効
容量及び投与回数は、投与形態、患者の年齢、体重、症
状等により異なるが、通常1日当り、1〜1000mg/人を
1〜4回に分けて投与するのが好ましい。
グルコース溶液又は塩水とグルコース溶液の混合物から
成る担体を用いて調製することができる。化合物(I)
又はその薬理的に許容されお塩は、前記製薬形態で経口
的に又は注射剤として非経口的に投与することができ
る。化合物(I)又はその薬理的に許容される塩の有効
容量及び投与回数は、投与形態、患者の年齢、体重、症
状等により異なるが、通常1日当り、1〜1000mg/人を
1〜4回に分けて投与するのが好ましい。
【0025】
【実施例】以下に実施例及び参考例を示す。
【0026】実施例1 錠剤 常法により、次の組成からなる錠剤を調製する。 参考例1で得られた化合物 100mg ラクトース 60mg 馬鈴薯でん粉 30mg ポリビニルアルコール 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg タール色素 微量
【0027】実施例2 散剤 常法により、次の組成からなる散剤を調製する。 参考例2で得られた化合物 100mg ラクトース 300mg
【0028】実施例3 シロップ剤 常法により、次の組成からなるシロップ剤を調製する。 参考例1で得られた化合物 100mg 精製白糖 30g p−ヒドロキシ安息香酸エチル 40mg p−ヒドロキシ安息香酸プロピル 10mg ストロベリーフレーバー 0.1cc これに水を加えて、全量100ccとする。
【0029】実施例4 シロップ剤 常法により、次の組成からなるシロップ剤を調製する。 参考例2で得られた化合物 100mg 精製白糖 30g p−ヒドロキシ安息香酸エチル 40mg p−ヒドロキシ安息香酸プロピル 10mg ストロベリーフレーバー 0.1cc これに水を加えて、全量100ccとする。
【0030】参考例1 公知の方法(特開昭60−123488号公報)で得ら
れる4−クロル−1−メチル−1H−イミダゾ〔4,5 −
c〕キノリン2.0 g(9.2 ミリモル)をキシレン80mlに
懸濁させた。これにビストリフェニルフォスフィンパラ
ジウムクロライド0.97g(1.4 ミリモル)及びテトラブ
チルスズ7.6ml (23ミリモル)を加え、封管中外温度 1
80℃で3時間反応した。溶液を濾過し、濾液を濃縮後得
られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶
液、クロロホルム−メタノール=50:1v/v)で精製
し、4−ブチル−1−メチル−1H−イミダゾ(4,5 −
c〕キノリン(化合物1)のフリー体を得た。このフリ
ー体をクロロホルムに溶解させ、塩化水素ガスで飽和し
た酢酸エチルを加え析出する結晶を濾取し乾燥すること
により化合物1の塩酸塩0.82g(収率37%)を得た。
れる4−クロル−1−メチル−1H−イミダゾ〔4,5 −
c〕キノリン2.0 g(9.2 ミリモル)をキシレン80mlに
懸濁させた。これにビストリフェニルフォスフィンパラ
ジウムクロライド0.97g(1.4 ミリモル)及びテトラブ
チルスズ7.6ml (23ミリモル)を加え、封管中外温度 1
80℃で3時間反応した。溶液を濾過し、濾液を濃縮後得
られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶
液、クロロホルム−メタノール=50:1v/v)で精製
し、4−ブチル−1−メチル−1H−イミダゾ(4,5 −
c〕キノリン(化合物1)のフリー体を得た。このフリ
ー体をクロロホルムに溶解させ、塩化水素ガスで飽和し
た酢酸エチルを加え析出する結晶を濾取し乾燥すること
により化合物1の塩酸塩0.82g(収率37%)を得た。
【0031】 元素分析:C15H17N3 −HCl−0.1 H2 O 理論値(%): C 64.91, H 6.61, N 15.14 実測値(%): C 64.85, H 6.87, N 15.211 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 8.78(1H, s), 8.70(1H,
d, J=8Hz), 8.64(1H, d, J=8Hz), 8.02(1H, t, J=8Hz),
7.94(1H, t, J=8Hz), 4.41(3H, s), 3.57(2H,t, J=7H
z), 1.90-2.05(2H, m), 1.30-1.50(2H, m), 0.94(3H,
t, J=7Hz) MS m/e;239(M + ), 197
d, J=8Hz), 8.64(1H, d, J=8Hz), 8.02(1H, t, J=8Hz),
7.94(1H, t, J=8Hz), 4.41(3H, s), 3.57(2H,t, J=7H
z), 1.90-2.05(2H, m), 1.30-1.50(2H, m), 0.94(3H,
t, J=7Hz) MS m/e;239(M + ), 197
【0032】参考例2 参考例1のテトラブチルスズの代わりにテトラフェニル
スズを用いる以外は参考例1の方法に準じて合成し、1
−メチル−4−フェニル−1H−イミダゾ〔4.5 −c〕
キノリン(化合物2)の塩酸塩 1.4g(収率57%)を
得た。
スズを用いる以外は参考例1の方法に準じて合成し、1
−メチル−4−フェニル−1H−イミダゾ〔4.5 −c〕
キノリン(化合物2)の塩酸塩 1.4g(収率57%)を
得た。
【0033】 元素分析:C17H13N3 −HCl−0.6 H2 O 理論値(%): C 66.60, H 5.00, N 13.71 実測値(%): C 66.57, H 4.88, N 13.461 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 8.81(1H, s), 8.73(1H,
t, J=8Hz), 8.45-8.55(2H, m), 8.02(1H, t, J=8Hz),
7.93(1H, t, J=8Hz), 7.65-7.80(3H, m), 4.44(3H, s) MS m/e;259(M + )
t, J=8Hz), 8.45-8.55(2H, m), 8.02(1H, t, J=8Hz),
7.93(1H, t, J=8Hz), 7.65-7.80(3H, m), 4.44(3H, s) MS m/e;259(M + )
【0034】参考例3 1−メチル−2−フェニル−1H−イミダゾ〔4,5 −
c〕キノリン−5−オイシド 1.0g(3.7 ミリモル)を
テトラヒドロフラン40mlに懸濁させ氷冷下2Mブチルマ
グネシウムクロライド 5.5ml(11ミリモル)を加え室温
で2時間攪拌した。再び氷冷し塩化アンモニウム溶液を
加えた後、この溶液をクロロホルムで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
液を濾過後、溶媒を減圧留去して得られる残渣にヨウ化
ナトリウム 1.6g(11ミリモル)を加え、アセトニトリ
ル 6.0mlに懸濁させた。この懸濁物を氷冷下攪拌しなが
ら、4塩化チタン0.40ml(3.7 ミリモル)を加えた。室
温で30分間攪拌した後、2N水酸化ナトリウム溶液を氷
冷下加えクロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液を濾過後、
溶媒を減圧留去して得られる残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノール=5
0:1v/v)で精製し、4−ブチル−1−メチル−2−フ
ェニル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン(化合物
3)のフリー体を0.66g(収率58%)得た。フリー体を
クロロホルムに溶解させ、塩化水素ガスで飽和した酢酸
エチルを加え析出する結晶を濾取し乾燥することにより
化合物3の塩酸塩0.66g(収率58%)を得た。
c〕キノリン−5−オイシド 1.0g(3.7 ミリモル)を
テトラヒドロフラン40mlに懸濁させ氷冷下2Mブチルマ
グネシウムクロライド 5.5ml(11ミリモル)を加え室温
で2時間攪拌した。再び氷冷し塩化アンモニウム溶液を
加えた後、この溶液をクロロホルムで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
液を濾過後、溶媒を減圧留去して得られる残渣にヨウ化
ナトリウム 1.6g(11ミリモル)を加え、アセトニトリ
ル 6.0mlに懸濁させた。この懸濁物を氷冷下攪拌しなが
ら、4塩化チタン0.40ml(3.7 ミリモル)を加えた。室
温で30分間攪拌した後、2N水酸化ナトリウム溶液を氷
冷下加えクロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液を濾過後、
溶媒を減圧留去して得られる残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノール=5
0:1v/v)で精製し、4−ブチル−1−メチル−2−フ
ェニル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン(化合物
3)のフリー体を0.66g(収率58%)得た。フリー体を
クロロホルムに溶解させ、塩化水素ガスで飽和した酢酸
エチルを加え析出する結晶を濾取し乾燥することにより
化合物3の塩酸塩0.66g(収率58%)を得た。
【0035】融点:241−244℃1 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 8.81(1H, d, J=8Hz), 8.
70(1H. d, J=8Hz), 7.80-8.20(4H, m), 7.60-7.80(3H,
m), 4.37(3H, s), 3.61(2H, t, J=7Hz), 1.90-2.20(2H,
m), 1.35-1.55(2H, m), 0.94(3H, t, J=7Hz) MS m/e;273(M + −Ph−1)
70(1H. d, J=8Hz), 7.80-8.20(4H, m), 7.60-7.80(3H,
m), 4.37(3H, s), 3.61(2H, t, J=7Hz), 1.90-2.20(2H,
m), 1.35-1.55(2H, m), 0.94(3H, t, J=7Hz) MS m/e;273(M + −Ph−1)
【0036】参考例4 参考例3の1−メチル−2−フェニル−1H−イミダゾ
〔4,5 −c〕キノリン−5−オイシドの代わりに1−ベ
ンジル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−5−オ
イシドを用いる以外は参考例3の方法に準じて合成し、
1−ベンジル−4−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5 −
c〕キノリン(化合物4)の塩酸塩0.51g(収率42%)
を得た。
〔4,5 −c〕キノリン−5−オイシドの代わりに1−ベ
ンジル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−5−オ
イシドを用いる以外は参考例3の方法に準じて合成し、
1−ベンジル−4−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5 −
c〕キノリン(化合物4)の塩酸塩0.51g(収率42%)
を得た。
【0037】融点:136−142℃1 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 9.03(1H, s),8.57(1H,
d, J=8Hz), 8.36(1H, d, J=8Hz), 7.97(1H, t, J=8Hz),
7.80(1H, t, J=8Hz), 7.05-7.50(5H, m), 6.16(2H,
s), 3.62(2H, t, J=7Hz), 1.80-2.10(2H, m), 1.35-1.6
0(2H, m), 0.97(3H, t, J=7Hz) MS m/e;351(M + )
d, J=8Hz), 8.36(1H, d, J=8Hz), 7.97(1H, t, J=8Hz),
7.80(1H, t, J=8Hz), 7.05-7.50(5H, m), 6.16(2H,
s), 3.62(2H, t, J=7Hz), 1.80-2.10(2H, m), 1.35-1.6
0(2H, m), 0.97(3H, t, J=7Hz) MS m/e;351(M + )
【0038】参考例5 参考例3の1−メチル−2−フェニル−1H−イミダゾ
〔4,5 −c〕キノリン−5−オイシドの代わりに1−ベ
ンジル−2−メチル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノ
リン−5−オイシドを用いる以外は参考例3の方法に準
じて合成し、1−ベンジル−4−ブチル−2−メチル−
1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン(化合物5)の塩
酸塩0.25g(収率22%)を得た。
〔4,5 −c〕キノリン−5−オイシドの代わりに1−ベ
ンジル−2−メチル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノ
リン−5−オイシドを用いる以外は参考例3の方法に準
じて合成し、1−ベンジル−4−ブチル−2−メチル−
1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン(化合物5)の塩
酸塩0.25g(収率22%)を得た。
【0039】融点:165−171℃1 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 8.43(1H, d, J=8Hz), 8.
38(1H, d, J=8Hz), 7.96(1H, t, J=8Hz), 7.82(1H, t,
J=8Hz), 7.10-7.50(5H, m), 6.11(2H, s), 3.53(2H, t,
J=7Hz), 2.78(3H, s), 1.85-2.05(2H, m), 1.35-1.60
(2H, m), 0.97(3H, t, J=7Hz) MS m/e;287(M + −Ph−1)
38(1H, d, J=8Hz), 7.96(1H, t, J=8Hz), 7.82(1H, t,
J=8Hz), 7.10-7.50(5H, m), 6.11(2H, s), 3.53(2H, t,
J=7Hz), 2.78(3H, s), 1.85-2.05(2H, m), 1.35-1.60
(2H, m), 0.97(3H, t, J=7Hz) MS m/e;287(M + −Ph−1)
【0040】参考例6 公知の方法(特開昭60−123488号公報)で得ら
れる4−クロロ−3−ニトロキノリン10g(0.048 モ
ル)をテトラヒドロフラン100mlに溶かした。この溶
液に氷冷下ベンジルアミン21ml(0.19モル)を加え、
室温で15分間攪拌した。溶媒を減圧留去し得た残渣に
水を加え、結晶を濾取した。
れる4−クロロ−3−ニトロキノリン10g(0.048 モ
ル)をテトラヒドロフラン100mlに溶かした。この溶
液に氷冷下ベンジルアミン21ml(0.19モル)を加え、
室温で15分間攪拌した。溶媒を減圧留去し得た残渣に
水を加え、結晶を濾取した。
【0041】得られた結晶をエタノール300mlに懸濁
させ10%パラジウム炭素を加え、室温で 1.5時間、水
素気流下、接触還元した。反応液を濾過し、濾液を減圧
留去し得た残渣を360mlの塩化メチレンに懸濁させ
た。この懸濁液に氷冷下トリエチルアミン13ml(0.093
モル)とベンゾイルクロライド 6.1ml(0.053モル)を加
え、室温で2時間攪拌した。氷冷下水を加え、クロロホ
ルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し後、硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、濃縮して得た残渣に2
N水酸化ナトリウム水溶液とジオキサンを各々120ml
ずつ加え30分間加熱還元した。混合物を冷却後、濃塩
酸で中和し析出した結晶を濾取し、水で洗浄し乾燥さ
せ、1−ベンジル−2−フェニル−1H−イミダゾ〔4,
5 −c〕キノリン(化合物a)5.5 g(収率34%)を
得た。
させ10%パラジウム炭素を加え、室温で 1.5時間、水
素気流下、接触還元した。反応液を濾過し、濾液を減圧
留去し得た残渣を360mlの塩化メチレンに懸濁させ
た。この懸濁液に氷冷下トリエチルアミン13ml(0.093
モル)とベンゾイルクロライド 6.1ml(0.053モル)を加
え、室温で2時間攪拌した。氷冷下水を加え、クロロホ
ルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し後、硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、濃縮して得た残渣に2
N水酸化ナトリウム水溶液とジオキサンを各々120ml
ずつ加え30分間加熱還元した。混合物を冷却後、濃塩
酸で中和し析出した結晶を濾取し、水で洗浄し乾燥さ
せ、1−ベンジル−2−フェニル−1H−イミダゾ〔4,
5 −c〕キノリン(化合物a)5.5 g(収率34%)を
得た。
【0042】1H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 9.94(1H,
s), 8.53(1H, d, J=8Hz), 7.0-8.3(13H, m), 6.06(2H,
s)
s), 8.53(1H, d, J=8Hz), 7.0-8.3(13H, m), 6.06(2H,
s)
【0043】化合物a 6.6g(0.020モル)を260mlの
塩化メチレンに溶かした。これに70%m−クロロ過安
息香酸 5.3g(0.030 モル)を加え、室温で1時間攪拌
した。過剰のm−クロロ過安息香酸をチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液で処理し、塩化メチレンで抽出した。有機層を
硫酸ナトリウムで乾燥させ濾過後濃縮して得た。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:クロ
ロホルム−メタノール=50:1v/v)で精製し1−ベンジ
ル−2−フェニル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリ
ン−4−オキシド(化合物b)5.0 g(収率73%)を
得た。
塩化メチレンに溶かした。これに70%m−クロロ過安
息香酸 5.3g(0.030 モル)を加え、室温で1時間攪拌
した。過剰のm−クロロ過安息香酸をチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液で処理し、塩化メチレンで抽出した。有機層を
硫酸ナトリウムで乾燥させ濾過後濃縮して得た。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:クロ
ロホルム−メタノール=50:1v/v)で精製し1−ベンジ
ル−2−フェニル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリ
ン−4−オキシド(化合物b)5.0 g(収率73%)を
得た。
【0044】1H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 9.23(1H,
s), 7.0-8.2(14H, m), 5.92(2H, s)
s), 7.0-8.2(14H, m), 5.92(2H, s)
【0045】以下、参考例3の1−メチル−2−フェニ
ル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−5−オキシ
ドの代わりに化合物bを用い、参考例3の方法に準じて
合成し、1−ベンジル−4−ブチル−2−フェニル−1
H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−塩酸塩(化合物
6)0.49g(収率91%)を得た。
ル−1H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−5−オキシ
ドの代わりに化合物bを用い、参考例3の方法に準じて
合成し、1−ベンジル−4−ブチル−2−フェニル−1
H−イミダゾ〔4,5 −c〕キノリン−塩酸塩(化合物
6)0.49g(収率91%)を得た。
【0046】融点:212−215℃1 H-NMR (d6 DMSO) δ(ppm) : 8.68(1H, d, J=8Hz), 8.
22(1H, d, J=8Hz), 7.96(1H, t, J=8Hz), 7.50-7.80(6
H, m), 7.25-7.45(3H, m), 7.18(2H, d, J=7Hz),6.06(2
H, s), 3.67(2H, t, J=7Hz), 1.95-2.15(2H, m), 1.40-
1.60(2H, m), 0.98(3H, t, J=7Hz) MS m/e;349(M + −Ph−1)
22(1H, d, J=8Hz), 7.96(1H, t, J=8Hz), 7.50-7.80(6
H, m), 7.25-7.45(3H, m), 7.18(2H, d, J=7Hz),6.06(2
H, s), 3.67(2H, t, J=7Hz), 1.95-2.15(2H, m), 1.40-
1.60(2H, m), 0.98(3H, t, J=7Hz) MS m/e;349(M + −Ph−1)
【0047】
【発明の効果】本発明の抗潰瘍剤は優れた抗潰瘍作用を
有する。
有する。
Claims (1)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、R1 は低級アルキル又はアラルキルを表し、R
2 は水素、低級アルキル又はアリールを表わし、R3 は
低級アルキル又はアリールを表わす)で表わされるイミ
ダゾキノリン誘導体又はその薬理的に許容される塩を有
効成分とする抗潰瘍剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1764092A JPH05213754A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 抗潰瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1764092A JPH05213754A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 抗潰瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213754A true JPH05213754A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11949464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1764092A Withdrawn JPH05213754A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 抗潰瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213754A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6124463A (en) * | 1998-07-02 | 2000-09-26 | Dupont Pharmaceuticals | Benzimidazoles as corticotropin release factor antagonists |
US6143743A (en) * | 1997-07-03 | 2000-11-07 | Dupont Pharmaceuticals Company | Imidazopyrimidines and imidazopyridines for the treatment of neurological disorders |
US6579876B2 (en) | 1998-07-02 | 2003-06-17 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | Imidazo-pyridines, -pyridazines, and -triazines as corticotropin releasing factor antagonists |
JP2005534636A (ja) * | 2002-05-21 | 2005-11-17 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | プロテインキナーゼ依存性疾患の処置における1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1764092A patent/JPH05213754A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6143743A (en) * | 1997-07-03 | 2000-11-07 | Dupont Pharmaceuticals Company | Imidazopyrimidines and imidazopyridines for the treatment of neurological disorders |
US6362180B1 (en) | 1997-07-03 | 2002-03-26 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | Imidazopyridines for the treatment of neurological disorders |
US6642230B2 (en) | 1997-07-03 | 2003-11-04 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | Imidazopyrimidines and imidazopyridines for the treatment of neurological disorders |
US6124463A (en) * | 1998-07-02 | 2000-09-26 | Dupont Pharmaceuticals | Benzimidazoles as corticotropin release factor antagonists |
US6579876B2 (en) | 1998-07-02 | 2003-06-17 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | Imidazo-pyridines, -pyridazines, and -triazines as corticotropin releasing factor antagonists |
JP2005534636A (ja) * | 2002-05-21 | 2005-11-17 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | プロテインキナーゼ依存性疾患の処置における1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体 |
JP4707389B2 (ja) * | 2002-05-21 | 2011-06-22 | ノバルティス アーゲー | プロテインキナーゼ依存性疾患の処置における1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン誘導体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |