JPH05213396A - 流動性収納物の供給装置 - Google Patents
流動性収納物の供給装置Info
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- JPH05213396A JPH05213396A JP3836092A JP3836092A JPH05213396A JP H05213396 A JPH05213396 A JP H05213396A JP 3836092 A JP3836092 A JP 3836092A JP 3836092 A JP3836092 A JP 3836092A JP H05213396 A JPH05213396 A JP H05213396A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- fluid
- bag
- roller
- pouring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 注出用チューブ42の「永久」変形を防止す
る。 【構成】 ペリスタルティックポンプ2と、待機中の所
定時間が経過したときポンプローラアッセイ21を反時
計回りに所定角度だけ回転させ、箱4の袋体41に連通
した注出用のチューブ42を押圧しているローラ22、
23を注出口43から離れる側に僅かに移動させ、さら
に所定時間が経過するとポンプローラアッセイ21を今
度は時計回りに所定角度だけ回転させてローラ12、1
3を注出口53側に移動させる操作を繰り返し行う制御
装置と、箱4を収納する収納部1を備えた装置。
る。 【構成】 ペリスタルティックポンプ2と、待機中の所
定時間が経過したときポンプローラアッセイ21を反時
計回りに所定角度だけ回転させ、箱4の袋体41に連通
した注出用のチューブ42を押圧しているローラ22、
23を注出口43から離れる側に僅かに移動させ、さら
に所定時間が経過するとポンプローラアッセイ21を今
度は時計回りに所定角度だけ回転させてローラ12、1
3を注出口53側に移動させる操作を繰り返し行う制御
装置と、箱4を収納する収納部1を備えた装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性袋体から流動性
収納物を適宜小出しするための供給装置に関する。
収納物を適宜小出しするための供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の供給装置は、例えば滅菌あるい
は殺菌状態で流動可能なシロップ、マヨネーズ、ミル
ク、クリーム、トマトケチャップ、野菜や果実のジュー
ス、魚貝類のスープ、ミートソース、緑茶、紅茶、ウー
ロン茶、コーヒーなどを大気に触れないようにバッグ・
イン・ボックスの可撓性袋体に密封充填して保存してお
き、注出時には前記袋体に連通して延出しているチュー
ブを引き出し、これをペリスタルティックポンプのロー
ラによって注出口側に扱くことによって流動性収納物を
小出しするようになっている。そして、注出量は周知の
ようにローラによるチューブを扱く距離の大小によって
制御されている。
は殺菌状態で流動可能なシロップ、マヨネーズ、ミル
ク、クリーム、トマトケチャップ、野菜や果実のジュー
ス、魚貝類のスープ、ミートソース、緑茶、紅茶、ウー
ロン茶、コーヒーなどを大気に触れないようにバッグ・
イン・ボックスの可撓性袋体に密封充填して保存してお
き、注出時には前記袋体に連通して延出しているチュー
ブを引き出し、これをペリスタルティックポンプのロー
ラによって注出口側に扱くことによって流動性収納物を
小出しするようになっている。そして、注出量は周知の
ようにローラによるチューブを扱く距離の大小によって
制御されている。
【0003】このため、前記チューブはローラによって
繰り返し扱かれてもローラが通過した後は直ぐに元の膨
らんだ状態に復帰し、容器内の流動性収納物が一定した
太さで押し出されることが必要があり、素材としては優
れた弾性体であるシリコーンゴムやNBR、NRなどが
使用されている。
繰り返し扱かれてもローラが通過した後は直ぐに元の膨
らんだ状態に復帰し、容器内の流動性収納物が一定した
太さで押し出されることが必要があり、素材としては優
れた弾性体であるシリコーンゴムやNBR、NRなどが
使用されている。
【0004】これら高弾性素材によるチューブの採用に
より、流動性収納物の注出操作、すなわちローラ扱き操
作に対してはローラ通過後、速やかに膨らんで元の形状
に復帰することが可能であるが、販売待機中に収納物が
大気と接触しないようにローラが押圧し続けている位置
は次第に元の内径に復帰し難くなって注出量が減少する
ばかりか、低温時にはチューブの内面同士がくっついた
ままで収納物が全く注出ができなくなると云った極端な
ケースが起こり得ると云った欠点があった。
より、流動性収納物の注出操作、すなわちローラ扱き操
作に対してはローラ通過後、速やかに膨らんで元の形状
に復帰することが可能であるが、販売待機中に収納物が
大気と接触しないようにローラが押圧し続けている位置
は次第に元の内径に復帰し難くなって注出量が減少する
ばかりか、低温時にはチューブの内面同士がくっついた
ままで収納物が全く注出ができなくなると云った極端な
ケースが起こり得ると云った欠点があった。
【0005】上記問題点を解消する技術としては特開平
2−109895号公報に提案された技術が周知であ
る。この技術によれば、チューブ先端側を嵌合ユニット
固定ブロックと嵌合ユニット可動ブロックとで押圧して
容器本体内の収納物と大気との接触を断ち、収納物の注
出を行うローラはシリンダによって注出時にのみチュー
ブ側に押圧可能に移動させ、この状態でローラをチュー
ブ注出口側に移動させてチューブを扱く機構であるの
で、嵌合ユニット固定ブロックと嵌合ユニット可動ブロ
ックとで押圧している位置のチューブ内面同士が注出開
始時に例えくっついていたとしても、収納物の注出量を
規定する位置のチューブは正規の太さであるため、ロー
ラの押圧により扱かれて移動する収納物の圧力によりく
っついていたチューブも押し拡げられて注出可能になる
ことから、ローラが扱く距離によって収納物の注出量が
正確に制御される。
2−109895号公報に提案された技術が周知であ
る。この技術によれば、チューブ先端側を嵌合ユニット
固定ブロックと嵌合ユニット可動ブロックとで押圧して
容器本体内の収納物と大気との接触を断ち、収納物の注
出を行うローラはシリンダによって注出時にのみチュー
ブ側に押圧可能に移動させ、この状態でローラをチュー
ブ注出口側に移動させてチューブを扱く機構であるの
で、嵌合ユニット固定ブロックと嵌合ユニット可動ブロ
ックとで押圧している位置のチューブ内面同士が注出開
始時に例えくっついていたとしても、収納物の注出量を
規定する位置のチューブは正規の太さであるため、ロー
ラの押圧により扱かれて移動する収納物の圧力によりく
っついていたチューブも押し拡げられて注出可能になる
ことから、ローラが扱く距離によって収納物の注出量が
正確に制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−109895号公報に提案された技術は、シリンダ
を装備する必要があるため装置が大型化すると云った問
題点があり、多種多様な調理具が所狭しと設置される調
理場やファーストフード店などの店頭に設置するには不
都合が多く、小型化可能な装置の開発要求が出されてい
た。
2−109895号公報に提案された技術は、シリンダ
を装備する必要があるため装置が大型化すると云った問
題点があり、多種多様な調理具が所狭しと設置される調
理場やファーストフード店などの店頭に設置するには不
都合が多く、小型化可能な装置の開発要求が出されてい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来技
術の課題を解決するためになされたもので、流動物が密
封充填されている可撓性の袋体と、該袋体に連通してい
る注出口用チューブと、該注出用チューブを扱くための
ローラを有するペリスタルティックポンプと、注出待機
時の所定時間毎に前記ローラによるチューブ押圧位置を
反注出方向と注出方向に交互に移動させるよう制御する
制御装置とを備えたことを特徴とする流動性収納物の供
給装置である。
術の課題を解決するためになされたもので、流動物が密
封充填されている可撓性の袋体と、該袋体に連通してい
る注出口用チューブと、該注出用チューブを扱くための
ローラを有するペリスタルティックポンプと、注出待機
時の所定時間毎に前記ローラによるチューブ押圧位置を
反注出方向と注出方向に交互に移動させるよう制御する
制御装置とを備えたことを特徴とする流動性収納物の供
給装置である。
【0008】
【作用】販売注出操作が行われない待機中は、ローラに
よるチューブ押圧位置が所定時間毎に反注出方向と注出
方向に交互に移動するため、チューブ内にある収納物は
先ず容器本体側に移動させられ、次に注出口側に移動さ
せられので、注出口から外に注出されることはない。
よるチューブ押圧位置が所定時間毎に反注出方向と注出
方向に交互に移動するため、チューブ内にある収納物は
先ず容器本体側に移動させられ、次に注出口側に移動さ
せられので、注出口から外に注出されることはない。
【0009】また、チューブは所定時間毎に押圧される
位置が変るため、長時間に渡って注出操作が行われなく
ても、内面同士がくっつくと云った状態になることがな
く、注出操作時には速やかに元の形状に戻るので、ロー
ラによる扱き距離に比例した精度の高い注出が行われ
る。
位置が変るため、長時間に渡って注出操作が行われなく
ても、内面同士がくっつくと云った状態になることがな
く、注出操作時には速やかに元の形状に戻るので、ロー
ラによる扱き距離に比例した精度の高い注出が行われ
る。
【0010】
【実施例】例示した本発明になる供給装置Mは、流動物
が密封充填されている可撓性の袋体41を箱4の中に保
持して袋体41から流動物を適宜小出しする、いわゆる
バッグ・イン・ボックス式の供給装置に関するものであ
り、袋体41を収納している箱4を2個収納する収納部
1と、ペリスタルティックポンプ2と、制御装置3とを
備えている。
が密封充填されている可撓性の袋体41を箱4の中に保
持して袋体41から流動物を適宜小出しする、いわゆる
バッグ・イン・ボックス式の供給装置に関するものであ
り、袋体41を収納している箱4を2個収納する収納部
1と、ペリスタルティックポンプ2と、制御装置3とを
備えている。
【0011】ペリスタルティックポンプ2は、正三角形
に形成されたポンプローラアッセイ21と各頂点部に配
置されたローラ22、23、24とからなるものであ
り、箱4の流動性収納物が密封充填されている袋体41
の底部に連通し、チューブ支え25の半円弧状に形成さ
れた内面に注出口43を下にして装着された弾性体から
なる注出用チューブ、例えばシリコンチューブ(以下、
単にチューブと記す)42を、ポンプローラアッセイ2
1が時計方向に回転するとき、ローラ22、23、24
がチューブ支え25の半円弧状内面側に押圧した状態で
箱4側から注出口43側に次々に扱き、袋体41に充填
された例えばシロップなどの流動性収納物を次々と注出
口43側に送って注出するように配設されている。
に形成されたポンプローラアッセイ21と各頂点部に配
置されたローラ22、23、24とからなるものであ
り、箱4の流動性収納物が密封充填されている袋体41
の底部に連通し、チューブ支え25の半円弧状に形成さ
れた内面に注出口43を下にして装着された弾性体から
なる注出用チューブ、例えばシリコンチューブ(以下、
単にチューブと記す)42を、ポンプローラアッセイ2
1が時計方向に回転するとき、ローラ22、23、24
がチューブ支え25の半円弧状内面側に押圧した状態で
箱4側から注出口43側に次々に扱き、袋体41に充填
された例えばシロップなどの流動性収納物を次々と注出
口43側に送って注出するように配設されている。
【0012】そして、前記制御装置3の機能により、販
売注出操作が行われない待機中の所定時間(例えば、1
〜3時間)が経過するとポンプローラアッセイ21が反
時計回りに所定角度(例えば、10〜30度)だけ回転
してチューブ42を押圧しているローラ22、23、2
4の位置が注出口43から離れる側に僅かに移動し、さ
らに所定時間(例えば、1〜3時間)が経過すると、ポ
ンプローラアッセイ21が今度は時計回りに所定角度
(例えば、10〜30度)だけ回転してローラ22、2
3、24が注出口43側に移動し、以下、所定時間が経
過する度に交互方向に移動するようになっている。
売注出操作が行われない待機中の所定時間(例えば、1
〜3時間)が経過するとポンプローラアッセイ21が反
時計回りに所定角度(例えば、10〜30度)だけ回転
してチューブ42を押圧しているローラ22、23、2
4の位置が注出口43から離れる側に僅かに移動し、さ
らに所定時間(例えば、1〜3時間)が経過すると、ポ
ンプローラアッセイ21が今度は時計回りに所定角度
(例えば、10〜30度)だけ回転してローラ22、2
3、24が注出口43側に移動し、以下、所定時間が経
過する度に交互方向に移動するようになっている。
【0013】例えば、ペリスタルティックポンプ2が図
3に示すローラ配置で待機状態に入ったとすると、タイ
マ(図示せず)により予め設定した所定時間、例えば1
時間の経過が確認されると、ポンプローラアッセイ21
が反時計回りに所定角度、例えば15度だけ回転して図
4のローラ配置となる。
3に示すローラ配置で待機状態に入ったとすると、タイ
マ(図示せず)により予め設定した所定時間、例えば1
時間の経過が確認されると、ポンプローラアッセイ21
が反時計回りに所定角度、例えば15度だけ回転して図
4のローラ配置となる。
【0014】図3のローラ配置でローラ22、23によ
り押圧されていたチューブ42の部位は、ローラ22、
23が移動して押圧状態から開放されると、押圧されて
いた時間が短いために直ぐに元の膨らんだ形状に復帰す
る。
り押圧されていたチューブ42の部位は、ローラ22、
23が移動して押圧状態から開放されると、押圧されて
いた時間が短いために直ぐに元の膨らんだ形状に復帰す
る。
【0015】図4のローラ配置でさらに所定時間、例え
ば1時間が経過するとポンプローラアッセイ21が今度
は時計回りに所定角度、例えば15度だけ回転して図3
のローラ配置となる。
ば1時間が経過するとポンプローラアッセイ21が今度
は時計回りに所定角度、例えば15度だけ回転して図3
のローラ配置となる。
【0016】図4のローラ配置でローラ22、23によ
り押圧されていたチューブ42の部位は、ローラ22、
23が移動して押圧状態から開放されるとこの場合も押
圧されていた時間が短いために直ぐに元の膨らんだ形状
に復帰する。
り押圧されていたチューブ42の部位は、ローラ22、
23が移動して押圧状態から開放されるとこの場合も押
圧されていた時間が短いために直ぐに元の膨らんだ形状
に復帰する。
【0017】そして、この後も販売注出操作が行われな
いで1時間の所定時間が経過する度に、ポンプローラア
ッセイ21は反時計回りと時計回りの向きに交互に回転
してチューブ42を押圧するローラ22、23、24の
位置が変化する。
いで1時間の所定時間が経過する度に、ポンプローラア
ッセイ21は反時計回りと時計回りの向きに交互に回転
してチューブ42を押圧するローラ22、23、24の
位置が変化する。
【0018】販売注出操作が行われない待機中は、この
ように所定時間毎にローラ(この場合、22と23)の
チューブ42を押圧する位置が変わるため、チューブ4
2が変形した状態のままになることがない。
ように所定時間毎にローラ(この場合、22と23)の
チューブ42を押圧する位置が変わるため、チューブ4
2が変形した状態のままになることがない。
【0019】したがって、待機中の何れの時点で装置全
面部に設けられた販売レバー51をコップなどで押し付
けても、通常の供給装置と同様に所定の販売スイッチが
オンしてポンプローラアッセイ21を回転させるモータ
の電源が入り、ポンプローラアッセイ21が所定回数だ
け回転し、箱4の袋体41に密封充填されているシロッ
プやマヨネーズなどの流動性収納物が精度良く注出され
て販売される。
面部に設けられた販売レバー51をコップなどで押し付
けても、通常の供給装置と同様に所定の販売スイッチが
オンしてポンプローラアッセイ21を回転させるモータ
の電源が入り、ポンプローラアッセイ21が所定回数だ
け回転し、箱4の袋体41に密封充填されているシロッ
プやマヨネーズなどの流動性収納物が精度良く注出され
て販売される。
【0020】一回路例を図5に基づいて説明すると、販
売スイッチ31のオン/オフ状態が入力部32を介して
販売タイマメモリ、位置調節タイマメモリ、待機タイマ
メモリ、フラグメモリなどを有するCPU30に入力さ
れ、ここで正逆転の切り換えと駆動の制御信号が出力部
33を介してモータ34に出力される。
売スイッチ31のオン/オフ状態が入力部32を介して
販売タイマメモリ、位置調節タイマメモリ、待機タイマ
メモリ、フラグメモリなどを有するCPU30に入力さ
れ、ここで正逆転の切り換えと駆動の制御信号が出力部
33を介してモータ34に出力される。
【0021】図6はCPU30による具体的一制御例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【0022】ステップS1で販売スイッチ31から販売
信号が入力されていないときには、ステップS2に進ん
で1時間タイマが減算中か否かを調べ、減算が行われて
いないときにはステップS3で1時間タイマがセットさ
れる。
信号が入力されていないときには、ステップS2に進ん
で1時間タイマが減算中か否かを調べ、減算が行われて
いないときにはステップS3で1時間タイマがセットさ
れる。
【0023】そして、ステップS2で1時間タイマが減
算中の場合と、ステップS3で1時間タイマセットされ
た後は、何れもステップS4で1時間タイマの終了が判
断される。
算中の場合と、ステップS3で1時間タイマセットされ
た後は、何れもステップS4で1時間タイマの終了が判
断される。
【0024】そして、待機タイマメモリが1時間の経過
を示していないときには前記ステップS1に戻る。さら
に同様のステップを何度か経て待機メモリが1時間の経
過を示すステップS4に到達すると、ステップS5に進
んでフラグメモリに正転フラグが記憶されているときに
はステップS6で逆転フラグがセットされ、正転フラグ
が記憶されていないときにはステップS7で正転フラグ
がセットされ、それぞれのフラグ状態がフラグメモリに
記憶される。
を示していないときには前記ステップS1に戻る。さら
に同様のステップを何度か経て待機メモリが1時間の経
過を示すステップS4に到達すると、ステップS5に進
んでフラグメモリに正転フラグが記憶されているときに
はステップS6で逆転フラグがセットされ、正転フラグ
が記憶されていないときにはステップS7で正転フラグ
がセットされ、それぞれのフラグ状態がフラグメモリに
記憶される。
【0025】そして、ステップS8で運転信号がモータ
34に出力され、ポンプローラアッセイ21を回転させ
るためのモータが運転される。このモータの運転はステ
ップS9で位置調節タイマメモリに基づいて運転時間が
例えば0.5秒間(ポンプローラアッセイ21の回転角
度で例えば15度相当)に制御され、ステップS10で
停止される。この後、ステップS1に戻る。
34に出力され、ポンプローラアッセイ21を回転させ
るためのモータが運転される。このモータの運転はステ
ップS9で位置調節タイマメモリに基づいて運転時間が
例えば0.5秒間(ポンプローラアッセイ21の回転角
度で例えば15度相当)に制御され、ステップS10で
停止される。この後、ステップS1に戻る。
【0026】ステップS1からステップS10の制御が
繰り返し行われている内に、販売スイッチ31がオンさ
れるとステップS1で販売SW入力有が確認され、ステ
ップS11において、前記ステップS3でセットされた
1時間タイマがリセットされ、販売タイマメモリの経過
時間がゼロに書き換えられる。
繰り返し行われている内に、販売スイッチ31がオンさ
れるとステップS1で販売SW入力有が確認され、ステ
ップS11において、前記ステップS3でセットされた
1時間タイマがリセットされ、販売タイマメモリの経過
時間がゼロに書き換えられる。
【0027】続いてステップS12で正転フラグがセッ
トされると共にフラグメモリがこれを記憶し、ステップ
S13で前記モータ34に運転信号が出力される。この
モータの運転はステップS14で販売タイマメモリに基
づいて運転時間が例えば4秒間(ポンプローラアッセイ
21の回転角度で例えば120度相当)に制御され、ス
テップS15で運転が停止される。そして、ステップS
1の販売SW入力有無判断に戻る。
トされると共にフラグメモリがこれを記憶し、ステップ
S13で前記モータ34に運転信号が出力される。この
モータの運転はステップS14で販売タイマメモリに基
づいて運転時間が例えば4秒間(ポンプローラアッセイ
21の回転角度で例えば120度相当)に制御され、ス
テップS15で運転が停止される。そして、ステップS
1の販売SW入力有無判断に戻る。
【0028】上記フローチャートによる制御によれば、
販売スイッチ31がオンされたときにはポンプローラア
ッセイ21を回転させるモータ34は必ず正転運転され
て箱4の袋体41に充填されている収納物を所定量だけ
注出し、販売スイッチ31がオンされないで1時間タイ
マにより1時間の経過が確認され、さらにフラグメモリ
に記憶されているフラグからモータの前回運転が正転で
あったと確認されたときには、チューブ42内の収納物
が注出口43から注出されないようにモータを逆転運転
してローラ位置を変え、さらに販売注出操作がないまま
1時間が経過すると、今度は正転フラグをセットして前
回とは逆の注出口43側に僅かに押し出してローラ位置
を変える制御が繰り返し実行される。
販売スイッチ31がオンされたときにはポンプローラア
ッセイ21を回転させるモータ34は必ず正転運転され
て箱4の袋体41に充填されている収納物を所定量だけ
注出し、販売スイッチ31がオンされないで1時間タイ
マにより1時間の経過が確認され、さらにフラグメモリ
に記憶されているフラグからモータの前回運転が正転で
あったと確認されたときには、チューブ42内の収納物
が注出口43から注出されないようにモータを逆転運転
してローラ位置を変え、さらに販売注出操作がないまま
1時間が経過すると、今度は正転フラグをセットして前
回とは逆の注出口43側に僅かに押し出してローラ位置
を変える制御が繰り返し実行される。
【0029】なお、ステップS11の1時間タイマのリ
セットは、ステップS15の次に設けることも可能であ
る。
セットは、ステップS15の次に設けることも可能であ
る。
【0030】注出待機中に行うローラ22、23、24
の位置移動は、反時計回りに15度づつ例えば2回連続
して移動させた後、時計回りに10度づつ3回連続して
移動させたり、あるいは反時計回りに30度移動させた
後に15度づつ連続2回の移動を時計回りと反時計回り
に交互に行うようにすることなども、CPU30の設計
変更により可能である。
の位置移動は、反時計回りに15度づつ例えば2回連続
して移動させた後、時計回りに10度づつ3回連続して
移動させたり、あるいは反時計回りに30度移動させた
後に15度づつ連続2回の移動を時計回りと反時計回り
に交互に行うようにすることなども、CPU30の設計
変更により可能である。
【0031】なお、ローラ22、23、24によるチュ
ーブ42の押圧位置の変更は、ステップモータなどによ
る角度制御で行っても良いし、回転時間によって制御す
ることも可能である。
ーブ42の押圧位置の変更は、ステップモータなどによ
る角度制御で行っても良いし、回転時間によって制御す
ることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、流動物が
密封充填されている可撓性の袋体と、該袋体に連通して
いる注出口用チューブと、該注出用チューブを扱くため
のローラを有するペリスタルティックポンプと、注出待
機時の所定時間毎に前記ローラによるチューブ押圧位置
を反注出方向と注出方向に交互に移動させるよう制御す
る制御装置とを備えた流動性収納物の供給装置であるの
で、箱の袋体に連通している注出用のチューブは所定時
間毎に押圧される位置が変わり、その都度押圧されてい
た位置は元の膨らんだ形状に戻ることができるため、長
時間に渡って販売注出操作が行われない場合にもチュー
ブが局部的に変形して注出量が変動すると云ったことは
起こらず、長期間に渡って品質の高い飲料販売が可能に
なった。
密封充填されている可撓性の袋体と、該袋体に連通して
いる注出口用チューブと、該注出用チューブを扱くため
のローラを有するペリスタルティックポンプと、注出待
機時の所定時間毎に前記ローラによるチューブ押圧位置
を反注出方向と注出方向に交互に移動させるよう制御す
る制御装置とを備えた流動性収納物の供給装置であるの
で、箱の袋体に連通している注出用のチューブは所定時
間毎に押圧される位置が変わり、その都度押圧されてい
た位置は元の膨らんだ形状に戻ることができるため、長
時間に渡って販売注出操作が行われない場合にもチュー
ブが局部的に変形して注出量が変動すると云ったことは
起こらず、長期間に渡って品質の高い飲料販売が可能に
なった。
図面は実施例を示し、各図の内容は次の通りである。
【図1】一実施例の説明図
【図2】扉を取って示した一実施例の説明図
【図3】ペリスタルティックポンプの動作説明図
【図4】ペリスタルティックポンプの動作説明図
【図5】回路図
【図6】CPUの動作を示すフローチャート
1 収納部 2 ペリスタルティックポンプ 21 ポンプローラアッセイ 22、23、24 ローラ 25 ローラ支え 3 制御装置 30 CPU 31 販売スイッチ 32 入力部 33 出力部 34 モータ 4 箱 41 袋体 42 チューブ 43 注出口 51 販売レバー 52 扉 M 供給装置
Claims (1)
- 【請求項1】 流動物が密封充填されている可撓性の袋
体と、該袋体に連通している注出口用チューブと、該注
出用チューブを扱くためのローラを有するペリスタルテ
ィックポンプと、注出待機時の所定時間毎に前記ローラ
によるチューブ押圧位置を反注出方向と注出方向に交互
に移動させるよう制御する制御装置とを備えたことを特
徴とする流動性収納物の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836092A JPH05213396A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 流動性収納物の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836092A JPH05213396A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 流動性収納物の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213396A true JPH05213396A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12523118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3836092A Pending JPH05213396A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 流動性収納物の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213396A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5797519A (en) * | 1997-03-14 | 1998-08-25 | The Coca-Cola Company | Postmix beverage dispenser |
CN111959835A (zh) * | 2020-07-07 | 2020-11-20 | 甘肃傲农饲料科技有限公司 | 一种饲料生产用打包装置 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP3836092A patent/JPH05213396A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5797519A (en) * | 1997-03-14 | 1998-08-25 | The Coca-Cola Company | Postmix beverage dispenser |
CN111959835A (zh) * | 2020-07-07 | 2020-11-20 | 甘肃傲农饲料科技有限公司 | 一种饲料生产用打包装置 |
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