JPH05213216A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
電動式パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH05213216A JPH05213216A JP5620292A JP5620292A JPH05213216A JP H05213216 A JPH05213216 A JP H05213216A JP 5620292 A JP5620292 A JP 5620292A JP 5620292 A JP5620292 A JP 5620292A JP H05213216 A JPH05213216 A JP H05213216A
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- Japan
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- steering
- motor
- driving state
- vehicle speed
- steering angle
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- Pending
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者の運転状態に応じた適切なアシスト力
を発生して、高フィーリングな操舵感を得る。 【構成】 操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生す
るモータ6と、操舵系の操舵トルクを検出するトルクセ
ンサ11と、車速を検出する車速センサ12と、トルク
センサ11および車速センサ12の出力に基づいてモー
タ6の駆動を制御する制御手段70と、を備えた電動式
パワーステアリング装置において、操舵系の操舵角を検
出する操舵角センサ41と、前記車速、操舵角に基づい
て所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、
運転者の運転状態を推定する運転状態推定手段60とを
設け、前記制御手段70は、運転状態推定手段60によ
って推定された運転状態に基づいてモータ6の駆動を制
御する制御値を補正する。
を発生して、高フィーリングな操舵感を得る。 【構成】 操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生す
るモータ6と、操舵系の操舵トルクを検出するトルクセ
ンサ11と、車速を検出する車速センサ12と、トルク
センサ11および車速センサ12の出力に基づいてモー
タ6の駆動を制御する制御手段70と、を備えた電動式
パワーステアリング装置において、操舵系の操舵角を検
出する操舵角センサ41と、前記車速、操舵角に基づい
て所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、
運転者の運転状態を推定する運転状態推定手段60とを
設け、前記制御手段70は、運転状態推定手段60によ
って推定された運転状態に基づいてモータ6の駆動を制
御する制御値を補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に用いて好適な電
動式パワーステアリング装置に係わり、詳しくはモータ
の回転出力によって操舵力を補助するパワーステアリン
グ装置に関する。
動式パワーステアリング装置に係わり、詳しくはモータ
の回転出力によって操舵力を補助するパワーステアリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のパワーステアリング装置と
して油圧式に代えてモータを用いた電動式のものが使用
されており、モータはアクチュエータとして小型、軽量
等の利点から今後とも増加傾向にある。
して油圧式に代えてモータを用いた電動式のものが使用
されており、モータはアクチュエータとして小型、軽量
等の利点から今後とも増加傾向にある。
【0003】図7は従来の電動式パワーステアリング装
置の機械系の一例を示す構成図であり、この図におい
て、操舵ハンドル1の回転力はハンドル軸を介してピニ
オンギアを含むステアリングギア2に伝達されるととも
に、上記ピニオンギアによりラック軸3に伝達され、さ
らにナックルアーム等を経て車輪4が転向される。ま
た、コントロール装置5により制御駆動される操舵アシ
スト(補助)モータ(DCモータ)6の回転力はピニオ
ンギアを含むステアリングギア7とラック軸3との噛み
合いによりラック軸3に伝達され、ハンドル1による操
舵を補助することになる。ハンドル1とモータ6の回転
軸はギア2、7およびラック軸3により機械的に連結さ
れている。
置の機械系の一例を示す構成図であり、この図におい
て、操舵ハンドル1の回転力はハンドル軸を介してピニ
オンギアを含むステアリングギア2に伝達されるととも
に、上記ピニオンギアによりラック軸3に伝達され、さ
らにナックルアーム等を経て車輪4が転向される。ま
た、コントロール装置5により制御駆動される操舵アシ
スト(補助)モータ(DCモータ)6の回転力はピニオ
ンギアを含むステアリングギア7とラック軸3との噛み
合いによりラック軸3に伝達され、ハンドル1による操
舵を補助することになる。ハンドル1とモータ6の回転
軸はギア2、7およびラック軸3により機械的に連結さ
れている。
【0004】一方、後述の操舵トルクセンサ11(図8
参照)により、操舵トルク(戻りトルク)が検出され、
車速センサ12(図8参照)より車速が検出される。そ
して、これらの検出トルク、車速等に基づきコントロー
ル装置5によってモータ6が制御される。コントロール
装置5およびモータ6には車両に搭載されたバッテリ8
から、その動作電力が供給される。
参照)により、操舵トルク(戻りトルク)が検出され、
車速センサ12(図8参照)より車速が検出される。そ
して、これらの検出トルク、車速等に基づきコントロー
ル装置5によってモータ6が制御される。コントロール
装置5およびモータ6には車両に搭載されたバッテリ8
から、その動作電力が供給される。
【0005】コントロール装置5は電流検出器、電圧検
出器等の検出器、モータ6を駆動する駆動回路、モータ
6の全体的な制御を統括するコンピュータ(CPU、例
えばマイクロプロセッサ)、メモリ、コンピュータと上
記入/出力機器とのインターフェース回路等から構成さ
れている。
出器等の検出器、モータ6を駆動する駆動回路、モータ
6の全体的な制御を統括するコンピュータ(CPU、例
えばマイクロプロセッサ)、メモリ、コンピュータと上
記入/出力機器とのインターフェース回路等から構成さ
れている。
【0006】次に、図8はコントロール装置5に内蔵さ
れたコンピュータの各種機能をブロック的に、他の入/
出力機器、各種回路を示すブロックとともに、描いたも
のである。この図において、アシスト指令部10にはト
ルクセンサ11の検出トルクVTと車速センサ12の検
出車速VSとが与えられる。アシスト指令部10内のア
シストトルク値指示関数部13は検出トルクVTに応じ
てモータ6によって発生すべきアシストトルクを表す指
令値を出力する。
れたコンピュータの各種機能をブロック的に、他の入/
出力機器、各種回路を示すブロックとともに、描いたも
のである。この図において、アシスト指令部10にはト
ルクセンサ11の検出トルクVTと車速センサ12の検
出車速VSとが与えられる。アシスト指令部10内のア
シストトルク値指示関数部13は検出トルクVTに応じ
てモータ6によって発生すべきアシストトルクを表す指
令値を出力する。
【0007】また、乗算定数関数部14は検出車速VS
に応じて定数を発生し、この定数が乗算演算部15にお
いて上記アシストトルク指令値に乗じられる。この結
果、乗算演算部15から出力されるアシストトルク値
(又はモータ電流指令値)は図9に示すように、検出ト
ルクVTと検出車速VSによって定められた値となる。
に応じて定数を発生し、この定数が乗算演算部15にお
いて上記アシストトルク指令値に乗じられる。この結
果、乗算演算部15から出力されるアシストトルク値
(又はモータ電流指令値)は図9に示すように、検出ト
ルクVTと検出車速VSによって定められた値となる。
【0008】図9は、操舵トルクVTに応じて、一定範
囲の操舵トルクVTに対してはこれにほぼ比例するモー
タ電流が流れ(アシストトルクが発生し)、上記範囲を
超えると、ある一定のモータ電流が流れる(アシストト
ルクが発生する)ように、また車速VSに応じて、車速
VSが速いときにはモータ電流(アシストトルク)を少
なくし、車速VSが遅いときにはモータ電流(アシスト
トルク)を多くするように、モータ6を制御するための
アシスト指令が発生することを表している。
囲の操舵トルクVTに対してはこれにほぼ比例するモー
タ電流が流れ(アシストトルクが発生し)、上記範囲を
超えると、ある一定のモータ電流が流れる(アシストト
ルクが発生する)ように、また車速VSに応じて、車速
VSが速いときにはモータ電流(アシストトルク)を少
なくし、車速VSが遅いときにはモータ電流(アシスト
トルク)を多くするように、モータ6を制御するための
アシスト指令が発生することを表している。
【0009】検出トルクVTは位相補償部16にも与え
られ、この位相補償部16によって検出トルクVTの微
分値が乗算演算部15の出力に加算されることにより、
アシスト指令部10の出力(基準電流指令値)となって
電流制御部20に供給されるる。
られ、この位相補償部16によって検出トルクVTの微
分値が乗算演算部15の出力に加算されることにより、
アシスト指令部10の出力(基準電流指令値)となって
電流制御部20に供給されるる。
【0010】一方、電流制御部20にはアシスト指令部
10の他に、さらに回生ブレーキ指示出力部30の出力
が加算されている。回生ブレーキ指示出力部30は操舵
ハンドル1の操舵角度を検出している操舵角センサ31
の出力に基づいて操舵ハンドル1の中立位置を検出する
とともに、前述した検出トルクVTおよび検出車速VSに
基づいて操舵ハンドル1の中立附近でモータ6に回生ブ
レーキをかけるように指示する指令値をアシスト指令部
10の出力に加算し、最終的な電流指令値として電流制
御部20に供給する。
10の他に、さらに回生ブレーキ指示出力部30の出力
が加算されている。回生ブレーキ指示出力部30は操舵
ハンドル1の操舵角度を検出している操舵角センサ31
の出力に基づいて操舵ハンドル1の中立位置を検出する
とともに、前述した検出トルクVTおよび検出車速VSに
基づいて操舵ハンドル1の中立附近でモータ6に回生ブ
レーキをかけるように指示する指令値をアシスト指令部
10の出力に加算し、最終的な電流指令値として電流制
御部20に供給する。
【0011】電流制御部20は、例えば4個のスイッチ
ング素子を含むHブリッジ駆動法に従うPWM(Pulse
Width Modulation)パルスを用いたチョッパ動作によっ
てモータ6を駆動制御するもので、電流フィードバック
制御を行う。すなわち、電機子電流検出部26によって
モータ6の電機子電流iaが検出され、電流偏差演算部
21において与えられた目標電流指令値と検出電流ia
との偏差が演算される。この偏差の絶対値が絶対値変換
部24で得られ、この絶対値に基づきデューティ生成部
25でPWMパルスのデューティ比が決定される。
ング素子を含むHブリッジ駆動法に従うPWM(Pulse
Width Modulation)パルスを用いたチョッパ動作によっ
てモータ6を駆動制御するもので、電流フィードバック
制御を行う。すなわち、電機子電流検出部26によって
モータ6の電機子電流iaが検出され、電流偏差演算部
21において与えられた目標電流指令値と検出電流ia
との偏差が演算される。この偏差の絶対値が絶対値変換
部24で得られ、この絶対値に基づきデューティ生成部
25でPWMパルスのデューティ比が決定される。
【0012】一方、上記偏差の極性(正又は負)が正負
判別部22で判別され、生成されたデューティ比と判別
された極性はモータ駆動部23に与えられ、モータ駆動
部23はこれらの値に基づいてHブリッジ型に配線され
た4個のスイッチング素子をオン/オフ制御してモータ
6を駆動する。
判別部22で判別され、生成されたデューティ比と判別
された極性はモータ駆動部23に与えられ、モータ駆動
部23はこれらの値に基づいてHブリッジ型に配線され
た4個のスイッチング素子をオン/オフ制御してモータ
6を駆動する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動式パワーステアリング装置にあっては、運
転者(ドライバ)の運転状態、すなわちドライバがその
ときの車速でハンドルを切る状態(操作状態)にかかわ
らず、検出操舵トルクおよび検出車速に基づく操舵アシ
ストトルクが一意に決定される構成となっていたため、
例えばスポーツ走行には手応え感がなく、一方リラック
スした走行中にはハンドルが重く感じるなど、フィーリ
ングが悪化するという問題点があった。
た従来の電動式パワーステアリング装置にあっては、運
転者(ドライバ)の運転状態、すなわちドライバがその
ときの車速でハンドルを切る状態(操作状態)にかかわ
らず、検出操舵トルクおよび検出車速に基づく操舵アシ
ストトルクが一意に決定される構成となっていたため、
例えばスポーツ走行には手応え感がなく、一方リラック
スした走行中にはハンドルが重く感じるなど、フィーリ
ングが悪化するという問題点があった。
【0014】そこで本発明は、運転者の運転状態に応じ
た適切なアシスト力を発生して、高フィーリングな操舵
感を得ることのできる電動式パワーステアリング装置を
提供することを目的としている。
た適切なアシスト力を発生して、高フィーリングな操舵
感を得ることのできる電動式パワーステアリング装置を
提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明による電動式パワーステアリン
グ装置は、操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生す
るモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵
トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前
記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式
パワーステアリング装置において、操舵系の操舵角を検
出する操舵角検出手段と、前記車速、操舵系の操舵角に
基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論を
行い、運転者の運転状態を推定する運転状態推定手段と
を設け、前記制御手段は、運転状態推定手段によって推
定された運転者の運転状態に基づいて前記モータの駆動
を制御する制御値を補正することを特徴とする。また、
好ましい態様として前記操舵角検出手段は、前記モータ
の印加電圧と電機子電流を検出し、この検出結果から前
記操舵系の操舵角を演算して求めることを特徴とする。
め、請求項1記載の発明による電動式パワーステアリン
グ装置は、操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生す
るモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵
トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前
記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式
パワーステアリング装置において、操舵系の操舵角を検
出する操舵角検出手段と、前記車速、操舵系の操舵角に
基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論を
行い、運転者の運転状態を推定する運転状態推定手段と
を設け、前記制御手段は、運転状態推定手段によって推
定された運転者の運転状態に基づいて前記モータの駆動
を制御する制御値を補正することを特徴とする。また、
好ましい態様として前記操舵角検出手段は、前記モータ
の印加電圧と電機子電流を検出し、この検出結果から前
記操舵系の操舵角を演算して求めることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では、車速、操舵角に基づいて所定のフ
ァジールールに従ってファジー推論が行われて運転者の
運転状態が推定され、推定された運転状態に従ってモー
タの駆動が補正される。したがって、運転者の運転状態
に応じた適切なアシスト力が発生し、高フィーリングな
操舵感が得られる。例えば、スポーツ走行にはアシスト
力が弱まって適度な手応え感があり、リラックスした走
行中にはアシスト力が強まって軽快な操舵感が得られ
る。
ァジールールに従ってファジー推論が行われて運転者の
運転状態が推定され、推定された運転状態に従ってモー
タの駆動が補正される。したがって、運転者の運転状態
に応じた適切なアシスト力が発生し、高フィーリングな
操舵感が得られる。例えば、スポーツ走行にはアシスト
力が弱まって適度な手応え感があり、リラックスした走
行中にはアシスト力が強まって軽快な操舵感が得られ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図6は本発明に係る電動式パワーステアリング装置
の一実施例を示す図である。本実施例の説明に当たり、
従来例と同一構成部分には同一番号を付して重複説明を
省略する。図1は本装置のハード構成を示すブロック図
である。
1〜図6は本発明に係る電動式パワーステアリング装置
の一実施例を示す図である。本実施例の説明に当たり、
従来例と同一構成部分には同一番号を付して重複説明を
省略する。図1は本装置のハード構成を示すブロック図
である。
【0018】この図において、40はコントロール装置
であり、コントロール装置40には操舵トルクセンサ
(操舵トルク検出手段)11、車速センサ(車速検出手
段)12、操舵ハンドル1の操舵角を検出する操舵角セ
ンサ(操舵角検出手段)41、モータ6の温度を検出す
る温度センサ42からの出力信号が入力されるととも
に、コントロール装置40はイグニションスイッチ43
およびバッテリ8に接続されている。
であり、コントロール装置40には操舵トルクセンサ
(操舵トルク検出手段)11、車速センサ(車速検出手
段)12、操舵ハンドル1の操舵角を検出する操舵角セ
ンサ(操舵角検出手段)41、モータ6の温度を検出す
る温度センサ42からの出力信号が入力されるととも
に、コントロール装置40はイグニションスイッチ43
およびバッテリ8に接続されている。
【0019】コントロール装置40はモータ6の全体的
な制御を統括するCPU51、リレー駆動回路52、モ
ータ駆動回路53、モータ電流/電圧検出回路54およ
びフェールセーフ回路55によって構成される。CPU
51は操舵トルクセンサ11、車速センサ12、操舵角
センサ41、モータ温度センサ42およびイグニション
スイッチ43からの信号に基づいてモータ6の駆動制御
に必要な処理値を演算し、PWMパルスをモータ駆動回
路53に出力し、モータ駆動回路53はPWMパルスに
従ってモータ6を駆動する。
な制御を統括するCPU51、リレー駆動回路52、モ
ータ駆動回路53、モータ電流/電圧検出回路54およ
びフェールセーフ回路55によって構成される。CPU
51は操舵トルクセンサ11、車速センサ12、操舵角
センサ41、モータ温度センサ42およびイグニション
スイッチ43からの信号に基づいてモータ6の駆動制御
に必要な処理値を演算し、PWMパルスをモータ駆動回
路53に出力し、モータ駆動回路53はPWMパルスに
従ってモータ6を駆動する。
【0020】モータ電流/電圧検出回路54はモータ駆
動回路53のPWM駆動パルスからモータ電圧およびモ
ータ電流を検出してCPU51に出力する。これに応答
してCPU51は検出されたモータ電流値とモータ電圧
値とに基づいてモータ6の回転速度、回転加速度を演算
するとともに、車速、操舵トルク、操舵角を入力パラメ
ータとして所定のファジールールに従ってファジー推論
を行い、運転者の運転状態を推定し、推定した運転状態
に応じてアシスト力を補正するようにPWM駆動パルス
を制御する。
動回路53のPWM駆動パルスからモータ電圧およびモ
ータ電流を検出してCPU51に出力する。これに応答
してCPU51は検出されたモータ電流値とモータ電圧
値とに基づいてモータ6の回転速度、回転加速度を演算
するとともに、車速、操舵トルク、操舵角を入力パラメ
ータとして所定のファジールールに従ってファジー推論
を行い、運転者の運転状態を推定し、推定した運転状態
に応じてアシスト力を補正するようにPWM駆動パルス
を制御する。
【0021】フェールセーフ回路55はモータ電流/電
圧検出回路54の出力に基づいてモータ電流等に異常が
あるときはモータ駆動回路53の作動を停止させるなど
の制御を行う。リレー駆動回路52はイグニションスイ
ッチ43がオン状態にあるとき、CPU51の指令に基
づいてパワーリレー56を作動させ、モータ駆動回路5
3にバッテリ8の電源を供給する。
圧検出回路54の出力に基づいてモータ電流等に異常が
あるときはモータ駆動回路53の作動を停止させるなど
の制御を行う。リレー駆動回路52はイグニションスイ
ッチ43がオン状態にあるとき、CPU51の指令に基
づいてパワーリレー56を作動させ、モータ駆動回路5
3にバッテリ8の電源を供給する。
【0022】上記モータ電流/電圧検出回路54はモー
タ電流を検出する電流検出手段およびモータ電圧を検出
する電圧検出手段としての機能を有する。CPU51は
運転状態推定手段としての機能を有する。
タ電流を検出する電流検出手段およびモータ電圧を検出
する電圧検出手段としての機能を有する。CPU51は
運転状態推定手段としての機能を有する。
【0023】次に、図2はコントロール装置40に内蔵
されたコンピュータの各種機能をブロック的に、他の入
/出力機器、各種回路を示すブロックとともに、描いた
ものである。この図が従来例と異なるのは、アシスト指
令部10における乗算演算部15の出力にファジー推論
部(運転状態推定手段に相当)60および補正値演算部
61の出力が加算されている点である。ファジー推論部
60には、車速センサ12の出力信号と、操舵角センサ
41の出力信号とが入力されている。なお、操舵角セン
サ41の出力信号は操舵ハンドル1が操舵された角度で
あり、これは操舵された量、すなわち操舵量に相当す
る。
されたコンピュータの各種機能をブロック的に、他の入
/出力機器、各種回路を示すブロックとともに、描いた
ものである。この図が従来例と異なるのは、アシスト指
令部10における乗算演算部15の出力にファジー推論
部(運転状態推定手段に相当)60および補正値演算部
61の出力が加算されている点である。ファジー推論部
60には、車速センサ12の出力信号と、操舵角センサ
41の出力信号とが入力されている。なお、操舵角セン
サ41の出力信号は操舵ハンドル1が操舵された角度で
あり、これは操舵された量、すなわち操舵量に相当す
る。
【0024】ファジー推論部60は車速および操舵角を
ファジー入力として所定のファジールールに従ってファ
ジー推論を行い、運転者の運転状態を推定するととも
に、この推定値を補正値演算部61に出力し、補正値演
算部61は推定された運転者の運転状態に応じてモータ
6の駆動電流を補正する補正値を演算して乗算演算部1
5の出力に加算し、電流制御部20に出力する。上記フ
ァジー推論部60および補正値演算部61はアシスト補
正部62を構成する。また、上記アシスト指令部10お
よび電流制御部20は制御手段70を構成する。
ファジー入力として所定のファジールールに従ってファ
ジー推論を行い、運転者の運転状態を推定するととも
に、この推定値を補正値演算部61に出力し、補正値演
算部61は推定された運転者の運転状態に応じてモータ
6の駆動電流を補正する補正値を演算して乗算演算部1
5の出力に加算し、電流制御部20に出力する。上記フ
ァジー推論部60および補正値演算部61はアシスト補
正部62を構成する。また、上記アシスト指令部10お
よび電流制御部20は制御手段70を構成する。
【0025】ここで、運転状態推定のファジールールに
ついて説明する。図3(A)、(B)は前件部のメンバ
ーシップ関数で、そのうち図3(A)は舵角θに関する
メンバーシップ関数、図3(B)は車速SPに関するメ
ンバーシップ関数である。また、図3(C)は後件部に
おけるファジー出力で、シングルトーン位置で表したメ
ンバーシップ関数である。
ついて説明する。図3(A)、(B)は前件部のメンバ
ーシップ関数で、そのうち図3(A)は舵角θに関する
メンバーシップ関数、図3(B)は車速SPに関するメ
ンバーシップ関数である。また、図3(C)は後件部に
おけるファジー出力で、シングルトーン位置で表したメ
ンバーシップ関数である。
【0026】なお、各メンバーシップ関数におけるラベ
ルの意味は、次の通りである。 NL:Negative Large(負方向に大きい) NM:Negative Medium(負方向にやや大きい) NS:Negative Small(負方向に小さい) ZR:Zero(中立である) PS:Positive Small(正方向に小さい) PM:Positive Medium(正方向にやや大きい) PL:Positive Large(正方向に大きい) ただし、負方向はハンドルの左切りの状態で、正方向は
ハンドルの右切りの状態に相当する。
ルの意味は、次の通りである。 NL:Negative Large(負方向に大きい) NM:Negative Medium(負方向にやや大きい) NS:Negative Small(負方向に小さい) ZR:Zero(中立である) PS:Positive Small(正方向に小さい) PM:Positive Medium(正方向にやや大きい) PL:Positive Large(正方向に大きい) ただし、負方向はハンドルの左切りの状態で、正方向は
ハンドルの右切りの状態に相当する。
【0027】ファジィルールは図4のように示され、式
を用いて表すと、次のようになる。ルールはいわゆるI
F、THEN(もし、ならば)の形式で表現される。 R1.IF 車速=PS AND 操舵角=NL THEN ファジー出力=NS(リラックス走行) R2.IF 車速=PL AND 操舵角=NL THEN ファジー出力=NL(スポーツ走行)
を用いて表すと、次のようになる。ルールはいわゆるI
F、THEN(もし、ならば)の形式で表現される。 R1.IF 車速=PS AND 操舵角=NL THEN ファジー出力=NS(リラックス走行) R2.IF 車速=PL AND 操舵角=NL THEN ファジー出力=NL(スポーツ走行)
【0028】ファジィルールR1は、「もし、車速が正
方向に小さく、かつ操舵角が負方向に大きい場合にはフ
ァジー出力は負方向に小さく、運転状態はリラックス走
行である。」という意味である。
方向に小さく、かつ操舵角が負方向に大きい場合にはフ
ァジー出力は負方向に小さく、運転状態はリラックス走
行である。」という意味である。
【0029】また、ファジィルールR2は、「もし、車
速が正方向に大きく、かつ操舵角が負方向に大きい場合
にはファジー出力は負方向に大きく、運転状態はスポー
ツ走行である。」という意味である。以下、他のルール
も同様の手法で判断される。なお、運転状態とは、スポ
ーツ走行やリラックスした走行の状態をいう。また、フ
ァジー推論の結果としてその出力値の絶対値が大きい場
合、スポーツ走行を行っている度合いが高く、絶対値が
小さい場合、リラックス走行を行っている度合いが高い
ものとなる。
速が正方向に大きく、かつ操舵角が負方向に大きい場合
にはファジー出力は負方向に大きく、運転状態はスポー
ツ走行である。」という意味である。以下、他のルール
も同様の手法で判断される。なお、運転状態とは、スポ
ーツ走行やリラックスした走行の状態をいう。また、フ
ァジー推論の結果としてその出力値の絶対値が大きい場
合、スポーツ走行を行っている度合いが高く、絶対値が
小さい場合、リラックス走行を行っている度合いが高い
ものとなる。
【0030】次に、パワーステアリング制御の動作につ
いて説明する。図5はパワーステアリング制御の処理を
示すメインプログラムである。イグニションスイッチ4
3がオンすると、まずステップS1で車速、操舵角を各
センサ12、41からそれぞれ読み込み、ステップS2
でこれらの車速および操舵角をファジー入力として所定
のファジールールに従ってファジー推論を行い、運転者
の運転状態を推定する。
いて説明する。図5はパワーステアリング制御の処理を
示すメインプログラムである。イグニションスイッチ4
3がオンすると、まずステップS1で車速、操舵角を各
センサ12、41からそれぞれ読み込み、ステップS2
でこれらの車速および操舵角をファジー入力として所定
のファジールールに従ってファジー推論を行い、運転者
の運転状態を推定する。
【0031】その後、ステップS3で運転状態の推定値
をファジー出力として乗算演算部15の出力に加算して
電流制御部20に出力する。これにより、推定された運
転状態に応じてモータ6によるアシスト力を補正するよ
うにPWM駆動パルスが制御され、運転状態に対応する
適切なアシスト力が発生する。
をファジー出力として乗算演算部15の出力に加算して
電流制御部20に出力する。これにより、推定された運
転状態に応じてモータ6によるアシスト力を補正するよ
うにPWM駆動パルスが制御され、運転状態に対応する
適切なアシスト力が発生する。
【0032】ステップS2におけるファジー推論は図6
に示すサブルーチンで実行される。図3において、まず
車速および操舵角をファジー入力とした後、ステップS
11で条件部の処理を行う。すなわち、入力値(車速お
よび操舵角)とその条件部メンバーシップ関数から、そ
の入力の適合度を求める。次いで、ステップS12で結
論部の処理を行う。すなわち、条件部処理によって求め
られたルール適合度を他の適合度と比較して結論部ラベ
ルごとのファジー出力を求める。次いで、ステップS1
3で重み付け処理を行い、各ルールの結論部に対する影
響度を調整する。例えば、適合度の小さいものを選択し
た後件部に与える。その後、ステップS14でファジー
出力からそれを代表する1つの確定値を計算する。
に示すサブルーチンで実行される。図3において、まず
車速および操舵角をファジー入力とした後、ステップS
11で条件部の処理を行う。すなわち、入力値(車速お
よび操舵角)とその条件部メンバーシップ関数から、そ
の入力の適合度を求める。次いで、ステップS12で結
論部の処理を行う。すなわち、条件部処理によって求め
られたルール適合度を他の適合度と比較して結論部ラベ
ルごとのファジー出力を求める。次いで、ステップS1
3で重み付け処理を行い、各ルールの結論部に対する影
響度を調整する。例えば、適合度の小さいものを選択し
た後件部に与える。その後、ステップS14でファジー
出力からそれを代表する1つの確定値を計算する。
【0033】すなわち、後件部では上記メンバーシップ
関数をMAX合成処理によって重ね合わせて合成出力を
生成し、その後、デファジファイヤによってこの合成出
力の重心から1つの確定値を得る。このようにして運転
状態を推定し、図4に示すように、スポーツ走行、リラ
ックス走行のモードを得る。
関数をMAX合成処理によって重ね合わせて合成出力を
生成し、その後、デファジファイヤによってこの合成出
力の重心から1つの確定値を得る。このようにして運転
状態を推定し、図4に示すように、スポーツ走行、リラ
ックス走行のモードを得る。
【0034】このように、本実施例では車速、操舵角に
基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論が
行われて運転者の運転状態が推定され、推定された運転
状態に従ってモータの駆動力が補正される。したがっ
て、単に検出操舵トルクおよび検出車速に基づいて操舵
アシストトルクが一意に決定されるのではなく、運転者
の運転状態に応じた適切なアシスト力が発生し、高フィ
ーリングな操舵感が得られる。例えば、スポーツ走行に
はアシスト力が弱まって適度な手応え感があり、リラッ
クスした走行中にはアシスト力が強まって軽快な操舵感
を得ることができ、何れの場合にも高フィーリングパワ
ーステアリングを実現することができる。
基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論が
行われて運転者の運転状態が推定され、推定された運転
状態に従ってモータの駆動力が補正される。したがっ
て、単に検出操舵トルクおよび検出車速に基づいて操舵
アシストトルクが一意に決定されるのではなく、運転者
の運転状態に応じた適切なアシスト力が発生し、高フィ
ーリングな操舵感が得られる。例えば、スポーツ走行に
はアシスト力が弱まって適度な手応え感があり、リラッ
クスした走行中にはアシスト力が強まって軽快な操舵感
を得ることができ、何れの場合にも高フィーリングパワ
ーステアリングを実現することができる。
【0035】なお、上記実施例では操舵角を操舵角セン
サの出力から算出しているが、これに限らず、例えばモ
ータ6の電圧/電流からモータ回転速度を算出し、さら
にこれを積分した値から操舵角を求めるようにしてもよ
い。このようにすると、操舵角センサが不要になってコ
ストを低減することが可能になる。
サの出力から算出しているが、これに限らず、例えばモ
ータ6の電圧/電流からモータ回転速度を算出し、さら
にこれを積分した値から操舵角を求めるようにしてもよ
い。このようにすると、操舵角センサが不要になってコ
ストを低減することが可能になる。
【0036】すなわち、まずモータ電圧VMと、モータ
電流IMの値からモータ6の回転速度dθ/dtを求め
ると、このモータ6の回転速度dθ/dtは操舵角速度
を表し、これは操舵角に対応するものとなる。その後、
モータ6の回転速度dθ/dtの算出値を積分して操舵
角を求める。なお、モータ6の回転速度dθ/dtは、
モータ電圧VMと、モータ電流IMの値から次式に従って
演算されるオブザーバ出力となり、これにより操舵角セ
ンサが不要な構成になる。 VM=RaIM+Kedθ/dt ただし、Ra:電機子電流、Ke:誘起電圧定数
電流IMの値からモータ6の回転速度dθ/dtを求め
ると、このモータ6の回転速度dθ/dtは操舵角速度
を表し、これは操舵角に対応するものとなる。その後、
モータ6の回転速度dθ/dtの算出値を積分して操舵
角を求める。なお、モータ6の回転速度dθ/dtは、
モータ電圧VMと、モータ電流IMの値から次式に従って
演算されるオブザーバ出力となり、これにより操舵角セ
ンサが不要な構成になる。 VM=RaIM+Kedθ/dt ただし、Ra:電機子電流、Ke:誘起電圧定数
【0037】なお、本実施例ではファジー推論を行う運
転状態推定手段をソフトによって実現しているが、例え
ばファジーチップを用いてハード的に実現してもい。
転状態推定手段をソフトによって実現しているが、例え
ばファジーチップを用いてハード的に実現してもい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ファジー推論により運
転者の運転状態を推定しているので、運転者の運転状態
に応じた適切なアシスト力を発生させることができ、高
フィーリングな操舵感を得ることができる。例えば、ス
ポーツ走行にはアシスト力が弱まって適度な手応え感を
得ることができ、リラックスした走行中にはアシスト力
が強まって軽快な操舵感を得ることができる。
転者の運転状態を推定しているので、運転者の運転状態
に応じた適切なアシスト力を発生させることができ、高
フィーリングな操舵感を得ることができる。例えば、ス
ポーツ走行にはアシスト力が弱まって適度な手応え感を
得ることができ、リラックスした走行中にはアシスト力
が強まって軽快な操舵感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の
一実施例のハード構成を示すブロック図である。
一実施例のハード構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したコントロール装置に内蔵されたコ
ンピュータの各種機能をブロック的に示す図である。
ンピュータの各種機能をブロック的に示す図である。
【図3】同実施例のファジー推論で用いられるメンバー
シップ関数を示す図である。
シップ関数を示す図である。
【図4】同実施例のファジールールを示す図である。
【図5】同実施例のパワーステアリング制御のメインプ
ログラムのフローチャートである。
ログラムのフローチャートである。
【図6】同実施例のファジー推論のサブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】従来のパワーステアリング装置の機械系の一例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図8】従来のパワーステアリング装置のコントロール
装置に内蔵されたコンピュータの各種機能をブロック的
に示す図である。
装置に内蔵されたコンピュータの各種機能をブロック的
に示す図である。
【図9】従来のパワーステアリング装置のアシストトル
クの特性を示す図である。
クの特性を示す図である。
6 モータ 10 アシスト指令部 11 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段) 12 車速センサ(車速検出手段) 20 電流制御部 40 コントロール装置 43 イグニションスイッチ 51 CPU(運転状態推定手段) 52 リレー駆動回路 53 モータ駆動回路 54 モータ電流/電圧検出回路(電流検出手段、電圧
検出手段) 55 フェールセーフ回路 60 ファジー推論部(運転状態推定手段) 61 補正値演算部 70 制御手段
検出手段) 55 フェールセーフ回路 60 ファジー推論部(運転状態推定手段) 61 補正値演算部 70 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00
Claims (2)
- 【請求項1】 操舵系に連結され、操舵補助トルクを発
生するモータと、 操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基
づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備え
た電動式パワーステアリング装置において、 操舵系の操舵角を検出する操舵角検出手段と、 前記車速、操舵系の操舵角に基づいて所定のファジール
ールに従ってファジー推論を行い、運転者の運転状態を
推定する運転状態推定手段とを設け、 前記制御手段は、運転状態推定手段によって推定された
運転者の運転状態に基づいて前記モータの駆動を制御す
る制御値を補正することを特徴とする電動式パワーステ
アリング装置。 - 【請求項2】 前記操舵角検出手段は、前記モータの印
加電圧と電機子電流を検出し、この検出結果から前記操
舵系の操舵角を演算して求めることを特徴とする請求項
1記載の電動式パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5620292A JPH05213216A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 電動式パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5620292A JPH05213216A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 電動式パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213216A true JPH05213216A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=13020535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5620292A Pending JPH05213216A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 電動式パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213216A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1120726A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵制御装置 |
JP2000357299A (ja) * | 1999-06-16 | 2000-12-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両の走行安全装置 |
KR101271975B1 (ko) * | 2007-10-05 | 2013-06-07 | 주식회사 만도 | 추가조향 제어 방법, 그를 위한 자동조향시스템 및추가조향 제어장치 |
CN108382456A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-08-10 | 辽宁工业大学 | 一种无人驾驶汽车电动线控转向装置及转向控制方法 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP5620292A patent/JPH05213216A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1120726A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵制御装置 |
JP2000357299A (ja) * | 1999-06-16 | 2000-12-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両の走行安全装置 |
KR101271975B1 (ko) * | 2007-10-05 | 2013-06-07 | 주식회사 만도 | 추가조향 제어 방법, 그를 위한 자동조향시스템 및추가조향 제어장치 |
CN108382456A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-08-10 | 辽宁工业大学 | 一种无人驾驶汽车电动线控转向装置及转向控制方法 |
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