JPH0521251U - 光学走査装置における原稿載置台の遮光構造 - Google Patents

光学走査装置における原稿載置台の遮光構造

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JPH0521251U
JPH0521251U JP7711591U JP7711591U JPH0521251U JP H0521251 U JPH0521251 U JP H0521251U JP 7711591 U JP7711591 U JP 7711591U JP 7711591 U JP7711591 U JP 7711591U JP H0521251 U JPH0521251 U JP H0521251U
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JP7711591U
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Inventor
政孝 西山
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 蓋板を閉じることなく、原稿載置台のセット
原稿の周囲を遮光するようにする。 [構成] 光学走査装置1の原稿載置台3のセット原稿
5の周囲を遮光する構造であって、原稿載置台3の原稿
位置合せ辺部を除く残りの各辺部近傍に、バネ8により
付勢された巻取りドラム6を、各辺部に軸心を平行して
配設し、所定幅の遮光膜体9を繰出し可能に巻取りドラ
ム6に巻付け、巻取りドラム6に遮光膜体9の保持機構
12を設け、この保持機構12の解除ボタン16を原稿
載置台3の近傍に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コピー機やイメージスキャナ等の光学走査装置の原稿載置台に原稿 をセットした際に、原稿の周囲を遮光するようにした光学走査装置における原稿 載置台の遮光構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー機やイメージスキャナ等の光学走査装置には、原稿の内容を光学的に読 み取るため、原稿載置台が設けられている。 原稿載置台は、ガラス板(透明板)により構成され、一般にA3サイズの原稿 を載置できる大きさに形成されている。 また、光学走査装置には、原稿の内容を読み取る際に、原稿がセットされた原 稿載置台の全面を覆い、照射光を遮光する蓋板が開閉可能に設けられている。 そして 原稿の内容を読み取る時には、原稿載置台に原稿をセットし、蓋板を 閉めて行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の光学走査装置においては、一つの原稿毎に蓋板を開 閉しなければならず、多数の原稿の場合には蓋板の開閉作業が面倒な作業となっ てしまう。 また、蓋板を閉めないで原稿の内容を読み取ることも可能であるが、照射光が 外部に洩れ操作者の目に入って眩しい他、出力される記録紙の縁部が黒くなって しまう不具合がある。 本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考案の目的は、照射光の 外部への洩れを防止しつつ、面倒な蓋板の開閉作業を不要とし、記録紙の縁部が 黒くなるのを防止できる光学走査装置の原稿載置台の遮光構造を提供することに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、光学走査装置の原稿載置台に載置される原 稿の周囲を遮光する遮光構造であって、前記原稿載置台の原稿位置合せ辺部を除 く残りの各辺部の近傍に、バネにより巻取り方向に付勢された巻取りドラムを、 該辺部に対し軸心を平行にして夫々配設し、所定幅の遮光膜体を前記原稿載置台 上に繰出し可能に前記各巻取りドラムに巻付け、前記各巻取りドラムに前記遮光 膜体を原稿載置台上に繰出した状態に保持する保持機構を設け、前記保持機構の 保持作動を解除する解除ボタンを前記原稿載置台の近傍に設けたことを特徴とす る。
【0005】
【実施例】
以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明する。 尚、本実施例ではコピー機に適用した場合を採って説明する。 図1はコピー機の原稿載置台を示す斜視図であり、図中矢印Fが正面を示す。 コピー機1の本体2の上部にはガラス板からなる原稿載置台3が設けられてい る。 また、本体2の上部には、原稿載置台3の全面を覆いコピー時の照射光を遮断 する蓋体4がヒンジ等を介して開閉可能に取付けられている。
【0006】 原稿載置台3は、通常A3サイズの大きさで矩形状に形成され、従って4つの 辺部を有する。 本実施例に係るコピー機1では、図1に示すように左辺部3Aが原稿5を位置 合せする辺部となっており、この左辺部3Aには各サイズの原稿の位置合せする 目印が設けられており、B5サイズ等の小さい原稿5をセットした場合には、原 稿載置台3の右側、正面側、奥側の三か所で原稿載置台3の表面が露出する。 このため、本実施例では、三方向から遮光膜体9を繰出して露出面を覆う構造 としている。即ち、原稿載置台3の原稿位置合せをする左辺部3Aを除いた3つ の辺部3Bの近傍には、夫々巻取りドラム6がその軸心を各辺部3Bに平行にし て配設されている。
【0007】 各巻取りドラム6は、図2、図3に示すように、本体2内に設けられ、本体2 に固着された支持体7に回動可能に軸支され、テンションバネ(ゼンマイ)8に より常時巻取り方向に付勢されている。 各巻取りドラム6には夫々所定幅(少なくとも各辺部の長さと同等)の遮光膜 体9が夫々巻付けられ、この実施例では、遮光膜体9はゴム引きの織布で形成さ れている。 一方、本体2の上面で、原稿載置台3の原稿位置合せをする左辺部3Aを除い た3つの辺部3Bの近傍には、各辺部3Bに平行してスリット10が設けられ、 各スリット10には案内ローラ10Aが夫々回転可能に配設されている。 そして、遮光膜体9の先端側は、対応するスリット10、案内ローラ10Aを 通って本体2内から本体2の上面に配設され、各遮光膜体9の先端には、図1に 示すように、つまみ部11が固着され、このつまみ部11をつかんで各遮光膜体 9を各巻取りドラム6から原稿載置台3上に繰出すようになっている。
【0008】 また、各巻取りドラム6には、遮光膜体9を原稿載置台3上に繰出した状態に 保持する保持機構12が設けられている。 この保持機構12はラチェット歯車13とラチェット爪14とにより構成され ている。 ラチェット歯車13は巻取りドラム6の端部に取着され、ラチェット爪14は その中間部が支持体7にピン14aを介して揺動可能に枢支され、一端の爪部1 4bはラチェット歯車13に係合可能である。 ラチェット爪14の他端14cは、爪部14bがラチェット歯車13に係合す る方向にバネ15により付勢されており、従って、巻取りドラム6から原稿載置 台3上に繰出された遮光膜体9は、ラチェット歯車13とラチェット爪14との 係合により該状態が保持される。
【0009】 更に、本体2の上面には解除ボタン16が設けられている。 この解除ボタン16は、上記ラチェット爪14の他端14cの上方に配設され 、スプリング17により上方に付勢されている。 そして、解除ボタン16を押すことにより、ラチェット爪14の他端14cが 押され、ラチェット爪14がピン14aを中心として揺動し、爪部14bがラチ ェット歯車13から外れて係合状態が解除され、繰出された遮光膜体9が巻取ら れる。 尚、遮光膜体9が巻取りドラム6に巻取られた状態で、つまみ部11は本体2 の上面で原稿載置台3の近傍に位置するが、このつまみ部11の位置は、該つま み部11をスリット10に当接することで決定してもよく、或は巻取りドラム6 側につまみ部11の位置を決定するための停止機構を設けてもよい。
【0010】 本実施例は前記のように構成したので、コピーする際には、原稿載置台3に原 稿5をセットした後、各辺部3Bの近傍の遮光膜体9をつまみ部11により繰出 し、原稿載置台3の右側、正面側、奥側の三か所における原稿載置台3の露出面 を覆い、コピーを行う。 即ち、本実施例の如くB5サイズの原稿の場合には三方向から遮光膜体9を繰 出すことになる。 また、別のサイズの原稿をコピーする場合には、各解除ボタン16を押して各 遮光膜体9を巻取りドラム6に巻取らせ、セット原稿に応じて対応する遮光膜体 9を繰り出す。 従って、本実施例によれば、原稿載置台3のセット原稿の周囲に遮光膜体9が 位置することになり、この状態でコピーしても照射光が遮光膜体9により遮断さ れるので、コピーされた記録紙の周縁が黒くなることもなく、良好な状態でコピ ーが可能となり、また、原稿を原稿載置台3のどの箇所に載置するかも簡単に判 断でき、特に同サイズの多数の原稿をコピーする場合、いちいち蓋板4を開閉す る面倒な作業をなくすことができる。 尚、本実施例では、原稿載置台の一つの辺部で原稿を位置合わせる場合につい て説明したが、機種によっては二つの辺部(角部)で位置合せするタイプのもの もあり、この場合には残りの二つの辺部近傍に遮光膜体9を設ければよい。 また、実施例では白色の遮光膜体9を用いているが、遮光膜体9の色は白色に 限らず他の色であってもよく、少なくとも原稿載置台に臨む面が白として読み取 られる色であればよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、原稿載置台の原稿位置合せ辺部を除く残 りの辺部近傍に、遮光膜体が繰出し可能に巻かれた巻取りドラムを夫々配設し、 原稿セット時の原稿載置台の露出面を、各巻取りドラムから繰出した複数の遮光 膜体により覆うようにしたので、蓋板を用いることなく原稿内容を読み取ること ができ、また、記録紙の縁が黒くならず、照射光が洩れ操作者の目に入って眩し くなることもなく、特に、同サイズの多数の原稿を読み取る場合に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係り、遮光構造を備えたコ
ピー機の斜視図である。
【図2】遮光構造の要部の断面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
1 コピー機 3 原稿載置台 5 原稿 6 巻取りドラム 8 バネ 9 遮光膜体 12 保持機構 16 解除ボタン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学走査装置の原稿載置台に載置される
    原稿の周囲を遮光する遮光構造であって、 前記原稿載置台の原稿位置合せ辺部を除く残りの各辺部
    の近傍に、バネにより巻取り方向に付勢された巻取りド
    ラムを、該辺部に対し軸心を平行にして夫々配設し、 所定幅の遮光膜体を前記原稿載置台上に繰出し可能に前
    記各巻取りドラムに巻付け、 前記各巻取りドラムに前記遮光膜体を原稿載置台上に繰
    出した状態に保持する保持機構を設け、 前記保持機構の保持作動を解除する解除ボタンを前記原
    稿載置台の近傍に設けた、 ことを特徴とする光学走査装置における原稿載置台の遮
    光構造。
JP7711591U 1991-08-30 1991-08-30 光学走査装置における原稿載置台の遮光構造 Pending JPH0521251U (ja)

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JP7711591U Pending JPH0521251U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 光学走査装置における原稿載置台の遮光構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019501453A (ja) * 2015-12-30 2019-01-17 シェンジェン ロイオル テクノロジーズ カンパニー リミテッドShenzhen Royole Technologies Co., Ltd. 巻回可能フレキシブル入力装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019501453A (ja) * 2015-12-30 2019-01-17 シェンジェン ロイオル テクノロジーズ カンパニー リミテッドShenzhen Royole Technologies Co., Ltd. 巻回可能フレキシブル入力装置

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