JPH0521208U - 光フアイバ用連結装置 - Google Patents
光フアイバ用連結装置Info
- Publication number
- JPH0521208U JPH0521208U JP7624991U JP7624991U JPH0521208U JP H0521208 U JPH0521208 U JP H0521208U JP 7624991 U JP7624991 U JP 7624991U JP 7624991 U JP7624991 U JP 7624991U JP H0521208 U JPH0521208 U JP H0521208U
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- fiber
- optical
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- small
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバで伝送される光の光路を屈折し、
かつ光損失を防止する。 【構成】 中間部が所定角度に折曲され、両端に光ファ
イバ5、6の端部がそれぞれ挿入される金属パイプ7
と、この金属パイプ7に前記光ファイバ5、6を固定す
る固定手段と、前記金属パイプ7に収納され、前記光フ
ァイバ5、6の端部間に介設される接続用光ファイバ8
とを設けるとともに、この接続用光ファイバ8を複数本
の細径ファイバ束9、および該細径ファイバ束9の周囲
を覆う被覆部10から構成したことを特徴とする。 【効果】 光ファイバを取付ける際の作業性、および光
伝達効率を向上できる。
かつ光損失を防止する。 【構成】 中間部が所定角度に折曲され、両端に光ファ
イバ5、6の端部がそれぞれ挿入される金属パイプ7
と、この金属パイプ7に前記光ファイバ5、6を固定す
る固定手段と、前記金属パイプ7に収納され、前記光フ
ァイバ5、6の端部間に介設される接続用光ファイバ8
とを設けるとともに、この接続用光ファイバ8を複数本
の細径ファイバ束9、および該細径ファイバ束9の周囲
を覆う被覆部10から構成したことを特徴とする。 【効果】 光ファイバを取付ける際の作業性、および光
伝達効率を向上できる。
Description
【0001】
本考案は、自動機やロボットの手などに沿って取付けられる一対の光ファイバ を連結する光ファイバ用連結装置に関する。
【0002】
光ファイバの検出端から出射光を被検出体で反射あるいは透過させ、これを光 センサで受光するようにしたファイバ式光電センサが広く使用されている。この ファイバ式光電センサが自動機やロボットに備えられる場合、これらの自動機や ロボットの手などに沿って、光ファイバを直角などの所定角度で曲げて取付ける ことが多い。
【0003】 図4はこの種の光ファイバを示す軸芯方向の断面図、図5は図4の光ファイバ を示す軸芯と直交する方向の断面図、図6は図4の光ファイバに備えられるファ イバ部を説明する図である。
【0004】 図5に示す光ファイバ1は、1mm程度の直径を有するプラスチック製の一本 のファイバ部2と、このファイバ部2の周囲を覆う黒色ポリエチレン製の被覆部 3とからなっている。この光ファイバ1は、図示しない自動機やロボットの手な どに沿って所定角度、例えば図4に示すように直角に曲げられた状態で取付けら れている。
【0005】 このような光ファイバ1では、ファイバ部2の一端から30°より小さい入射 角で光が入射されると、まっすぐなファイバ内では、該光線とファイバ軸との交 差角は20°より小さくなり、ファイバ部2の外周部すなわちクラッド2aで光 が全反射されるので、該光は全反射を繰り返しながらファイバ部2の他端まで伝 送される。一方、30°以上の入射角で光が入射された場合、該交差角は20° 以上となり、ファイバ部2のクラッド2aで光が全反射されずに、このクラッド 2aを透過して、その結果、光損失が生じて光伝達効率が低下する。
【0006】
ところで上述した従来技術では、ファイバ部2の直径が比較的大きい(1mm )ので、図6に示すように、直線部の反射個所P1で全反射された光は次の反射 個所までにかなりの距離を進み、曲げ部のセンタ付近の反射個所P2まで到達し てしまうので、該反射個所P2での交差角θが20°以上となって前記光がクラ ッド2aを透過して光損失を生じるという問題があった。そして、ファイバ部2 の曲げ部の曲率半径を小さく設定するに伴い、上記の光損失がより大きくなり、 安定した光結合を得ることが難しかった。また、上記のようにファイバ部2の直 径が比較的大きいことから、該ファイバ部2はかなり大きな弾性力を有しており 、光ファイバ1を曲げて取付けるのが困難であるという問題もあった。
【0007】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、光ファイバで伝送される光の光路を屈折することができるばかりでなく、該 屈折部分での光損失を防止することのできる光ファイバ用連結装置を提供するこ とにある。
【0008】
この目的を達成するために本考案は、中間部が所定角度に折曲され、両端に一 対の光ファイバの端部がそれぞれ挿入される筒体と、この筒体に前記光ファイバ を固定する固定手段と、前記筒体に内蔵され、前記光ファイバの端部間に介設さ れる接続用光ファイバとを設けるとともに、この接続用光ファイバが複数本の細 径ファイバ束、および該細径ファイバ束の周囲を覆う被覆部からなる構成にして ある。
【0009】
本考案は上記のように構成したので、筒体の両端に一対の光ファイバの端部を それぞれ挿入し、該光ファイバの端部を固定手段により前記筒体に固定すると、 この筒体を介して前記光ファイバが連結される。この連結状態で該光ファイバの 端部間に接続用光ファイバが介設されていることから、一方の光ファイバの端部 より出射された光は、前記接続用光ファイバの細径ファイバ束に入射され、該細 径ファイバ束を介して他方の光ファイバの端部まで導かれる。そして、前記接続 用光ファイバは、前記筒体に内蔵され、該筒体に沿って屈曲されているので、前 記細径ファイバ束を介して伝送する際に、光の光路を屈折することができる。ま た、各細径ファイバの直径が比較的小さいので、該細径ファイバ内の1つの反射 個所から次の反射個所までに進む光の距離が比較的小さく、その結果、光の交差 角が20度未満の小さなもので済み、これによって、屈折部分での光損失を防止 することができる。
【0010】
以下、本考案の光ファイバ用連結装置の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の光ファイバ用連結装置の一実施例を示す断面図、図2は図1の 光ファイバ用連結装置に備えられる接続用光ファイバの断面図、図3は図2の接 続用光ファイバに備えられる細径ファイバを説明する図である。
【0011】 図1に示す本実施例の光ファイバ用連結装置4は、中間部が所定角度、例えば 直角に折曲され、両端に光ファイバ5、6の端部がそれぞれ挿入される筒体、例 えば金属パイプ7と、この金属パイプ7に内蔵され、光ファイバ5、6の端部間 に介設される接続用光ファイバ8などとからなっている。前記金属パイプ7の両 端部7a、7bは、かしめ加工により光ファイバ5の被覆部5b、および光ファ イバ6の被覆部6bに食い込むようになっており、該端部7a、7bによって光 ファイバ5、6を金属パイプ7に固定する固定手段が構成されている。前記接続 用光ファイバ8は、図2に示すように、例えば0.1mm程度の直径を有するプ ラスチック製の細径ファイバ9aを多数束ねた細径ファイバ束9と、この細径フ ァイバ束9の周囲を覆う被覆部10とからなっている。
【0012】 この実施例にあっては、一方の光ファイバ5の端部を金属パイプ7の端部7a より挿入して接続用光ファイバ8の一端に付き当て、この状態で該端部7aをか しめて光ファイバ5を金属パイプ7に固定して、同様に、他方の光ファイバ6の 端部を金属パイプ7の端部7bより挿入して接続用光ファイバ8の他端に付き当 て、この状態で該端部7bをかしめて光ファイバ6を金属パイプ7に固定する。 このように金属パイプ7を介して光ファイバ5、6を連結した状態で、一方の光 ファイバ5のファイバ部5aより図1の上方へ出射された光は、接続用光ファイ バ8の細径ファイバ束9に入射され、該細径ファイバ束9を介して他方の光ファ イバ6の端部まで導かれてファイバ部6aに入射される。このとき、前記細径フ ァイバ束9の各細径ファイバ9aの直径が比較的小さいので、1つの反射個所か ら次の反射個所までに進む光の距離が小さい。例えば図3に示すように、直線部 の反射個所P3〜P5での交差角に対して折曲部の反射個所P6〜P8での交差 角はあまり大きくならず、20度未満の小さなもので済む。
【0013】 このように構成した実施例では、接続用光ファイバ8が金属パイプ7に内蔵さ れ、該金属パイプ7に沿って屈曲されているので、接続用光ファイバ8の細径フ ァイバ束9を介して伝送する際に、光の光路を屈折することができる。また、上 記のように接続用光ファイバ8内の反射個所P6〜P8での光の入射角が20度 未満の小さなもので済むことから、屈折部分での光損失を防止することができる 。また、光ファイバ5、6の端部を金属パイプ7にそれぞれ挿入して端部7a、 7bをかしめることによって該光ファイバ5、6を連結することができ、すなわ ち、この連結が容易であり、しかも、接続用光ファイバ8は細径ファイバ束9を 備えていることから、該接続用光ファイバ8を簡単に曲げることができる。なお 、この実施例では金属パイプ7の中間部を直角に折曲したが、この直角に折曲す る代わりに、他の角度に折曲することもできる。
【0014】
本考案は以上のように構成したので、光ファイバで伝送される光の光路を屈折 することができるばかりでなく、該屈折部分での光損失を防止することができ、 したがって、自動機やロボットの手などに沿って光ファイバを取付ける際の作業 性を向上できるとともに、光伝達効率を改善することができる。
【図1】本考案の光ファイバ用連結装置の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1の光ファイバ用連結装置に備えられる接続
用光ファイバの断面図である。
用光ファイバの断面図である。
【図3】図2の接続用光ファイバに備えられる細径ファ
イバを説明する図である。
イバを説明する図である。
【図4】一般的な光ファイバを示す軸芯方向の断面図で
ある。
ある。
【図5】図4の光ファイバを示す軸芯と直交する方向の
断面図である。
断面図である。
【図6】図4の光ファイバに備えられるファイバ部を説
明する図である。
明する図である。
4 光ファイバ用連結装置 5、6 光ファイバ 7 金属パイプ(筒体) 7a、7b 端部(固定手段) 8 接続用光ファイバ 9 細径ファイバ束 10 被覆部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 浩伸 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 中間部が所定角度に折曲され、両端に一
対の光ファイバの端部がそれぞれ挿入される筒体と、こ
の筒体に前記光ファイバを固定する固定手段と、前記筒
体に内蔵され、前記光ファイバの端部間に介設される接
続用光ファイバとを設けるとともに、この接続用光ファ
イバを複数本の細径ファイバ束、および該細径ファイバ
束の周囲を覆う被覆部から構成したことを特徴とする光
ファイバ用連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7624991U JPH0521208U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 光フアイバ用連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7624991U JPH0521208U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 光フアイバ用連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521208U true JPH0521208U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13599923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7624991U Pending JPH0521208U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 光フアイバ用連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521208U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100977307B1 (ko) * | 2010-01-28 | 2010-08-23 | 대영유비텍 주식회사 | 정보통신용 지하터널 cctv 카메라와 지상모니터 연결장치 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP7624991U patent/JPH0521208U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100977307B1 (ko) * | 2010-01-28 | 2010-08-23 | 대영유비텍 주식회사 | 정보통신용 지하터널 cctv 카메라와 지상모니터 연결장치 |
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