JPH05211710A - 棒状導体の接続装置 - Google Patents
棒状導体の接続装置Info
- Publication number
- JPH05211710A JPH05211710A JP1592192A JP1592192A JPH05211710A JP H05211710 A JPH05211710 A JP H05211710A JP 1592192 A JP1592192 A JP 1592192A JP 1592192 A JP1592192 A JP 1592192A JP H05211710 A JPH05211710 A JP H05211710A
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- JP
- Japan
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- conductor
- rod
- shaped
- bar
- shaped conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス絶縁電気装置等における棒状導体の接続
に使用できる外径の比較的小さい接続装置を提供する。 【構成】 2個の棒状導体間を可とう性のある接続導体
により接続し、接続導体及び接続導体と両棒状導体との
接続部を、いずれか一方の棒状導体に固定されたシール
ド部材により被覆している。 【効果】 両棒状導体間を可とう性のある接続導体によ
り接続するので、両者の端部の位置及び方向が相互に多
少ずれている場合でも支障なく両者を接続することがで
きる。また接続導体はシールド部材によって被覆されて
いるので接続部の電界は緩和される。
に使用できる外径の比較的小さい接続装置を提供する。 【構成】 2個の棒状導体間を可とう性のある接続導体
により接続し、接続導体及び接続導体と両棒状導体との
接続部を、いずれか一方の棒状導体に固定されたシール
ド部材により被覆している。 【効果】 両棒状導体間を可とう性のある接続導体によ
り接続するので、両者の端部の位置及び方向が相互に多
少ずれている場合でも支障なく両者を接続することがで
きる。また接続導体はシールド部材によって被覆されて
いるので接続部の電界は緩和される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁電気装置等にお
ける棒状導体を接続するための接続装置に関するもので
ある。
ける棒状導体を接続するための接続装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の技術による棒状導体の接続
装置の側断面図である。図において、所定の距離(例え
ば1〜2m)を隔てて配置された第1の接続端子1と第
2の接続端子2間を電気的に接続するために、第1の接
続端子1に第1の棒状導体3の一端を接続金具6によっ
て接続する。第1の棒状導体3の他端には公知の接続装
置であるチューリップ形コンタクト5が設けられてい
る。チューリップ形コンタクト5には第2の棒状導体4
の一端が挿入されており、第2の棒状導体4の他端は前
記第2の接続端子2に接続金具6によって接続されてい
る。
装置の側断面図である。図において、所定の距離(例え
ば1〜2m)を隔てて配置された第1の接続端子1と第
2の接続端子2間を電気的に接続するために、第1の接
続端子1に第1の棒状導体3の一端を接続金具6によっ
て接続する。第1の棒状導体3の他端には公知の接続装
置であるチューリップ形コンタクト5が設けられてい
る。チューリップ形コンタクト5には第2の棒状導体4
の一端が挿入されており、第2の棒状導体4の他端は前
記第2の接続端子2に接続金具6によって接続されてい
る。
【0003】第1及び第2の棒状導体3及び4をそれぞ
れの接続端子1及び2に接続したとき、第1及び第2の
棒状導体3及び4の先端部3A及び4Aはその位置及び方向
において相互に多少のずれを生じる場合がある。この従
来例においては、第1の棒状導体3と第2の棒状導体4
をチューリップ形コンタクト5を介して結合することに
よって、第1の棒状導体3の端部3Aと第2の棒状導体4
の端部4Aとの位置及び方向が相互に多少ずれていても支
障なく両者を結合することができるようになされてい
る。
れの接続端子1及び2に接続したとき、第1及び第2の
棒状導体3及び4の先端部3A及び4Aはその位置及び方向
において相互に多少のずれを生じる場合がある。この従
来例においては、第1の棒状導体3と第2の棒状導体4
をチューリップ形コンタクト5を介して結合することに
よって、第1の棒状導体3の端部3Aと第2の棒状導体4
の端部4Aとの位置及び方向が相互に多少ずれていても支
障なく両者を結合することができるようになされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の棒状導体の接続
装置は、第1の棒状導体3と第2の棒状導体4をチュー
リップ形コンタクト5を介して結合している。このよう
な棒状導体の接続装置を多数並列して設置する場合に
は、隣り合う棒状導体の接続装置間の間隔を棒状導体に
印加される電圧(数KV〜数10KV)に応じてあらかじめ定
められている所定距離以上に離す必要がある。チューリ
ップ形コンタクトの外径は棒状導体の直径より相当に太
い。従ってこの接続装置を並列に配置する場合には、隣
り合うチューリップ形コンタクト間の間隔を前記の所定
距離以上に離す必要がある。一般にチューリップ形コン
タクトの外径はそれに挿入される棒状導体の直径の数倍
であるので、この従来の接続装置を並列して配置する場
合にはチューリップ形コンタクトの太い外径のために多
大な設置スペースが必要であった。
装置は、第1の棒状導体3と第2の棒状導体4をチュー
リップ形コンタクト5を介して結合している。このよう
な棒状導体の接続装置を多数並列して設置する場合に
は、隣り合う棒状導体の接続装置間の間隔を棒状導体に
印加される電圧(数KV〜数10KV)に応じてあらかじめ定
められている所定距離以上に離す必要がある。チューリ
ップ形コンタクトの外径は棒状導体の直径より相当に太
い。従ってこの接続装置を並列に配置する場合には、隣
り合うチューリップ形コンタクト間の間隔を前記の所定
距離以上に離す必要がある。一般にチューリップ形コン
タクトの外径はそれに挿入される棒状導体の直径の数倍
であるので、この従来の接続装置を並列して配置する場
合にはチューリップ形コンタクトの太い外径のために多
大な設置スペースが必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の棒状導体の接
続装置は、所定の距離を隔てて第1の接続端子及び第2
の接続端子を設置し、前記第1の接続端子に第1の棒状
導体の一端を接続し、その他端に可とう性を有する接続
導体の一端を接続している。前記接続導体の他端には、
他端が前記第2の接続端子に接続された第2の棒状導体
を接続し、かつ前記接続導体及び第2の棒状導体と接続
導体との接続部を被覆する管状の導電体のシールド部材
を第1の棒状導体の他端に固定している。
続装置は、所定の距離を隔てて第1の接続端子及び第2
の接続端子を設置し、前記第1の接続端子に第1の棒状
導体の一端を接続し、その他端に可とう性を有する接続
導体の一端を接続している。前記接続導体の他端には、
他端が前記第2の接続端子に接続された第2の棒状導体
を接続し、かつ前記接続導体及び第2の棒状導体と接続
導体との接続部を被覆する管状の導電体のシールド部材
を第1の棒状導体の他端に固定している。
【0006】
【作用】第1及び第2の棒状導体間の結合部における位
置及び方向の相互のずれは可とう性を有する接続導体に
よって吸収される。
置及び方向の相互のずれは可とう性を有する接続導体に
よって吸収される。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例の側断面図である。
図において、所定の距離を隔てて配置された第1の接続
端子1と第2の接続端子2間を電気的に接続するため
に、第1の接続端子1に第1の棒状導体7の端部7Aを接
続金具6によって接続する。第1の棒状導体7の他方の
端部7Bには可とう性を有する接続導体9(例えば編組
線)の一端が接続されている。接続導体9の他端は第2
の棒状導体8の端部8Aに接続されており、第2の棒状導
体8の他方の端部8Bは前記第2の接続端子2に接続金具
6によって接続されている。棒状導体7及び8として
は、丸棒、角棒など任意の断面形状の導体の棒を用いる
ことができる。また電流容量の比較的小さな場合には任
意の断面形状の管状の導体を用いてもよい。棒状導体7
及び8と接続導体9との接続はロウ付などにより溶接す
るのが望ましい。また接続導体9の直径は棒状導体7及
び8の直径とほぼ等しくするのが望ましい。第1の棒状
導体7と第2の棒状導体8を可とう性を有する接続導体
9を介して接続することによって、第1の棒状導体7の
端部7Bと第2の棒状導体8の端部8Aとの位置及び方向が
相互に多少ずれていても両者を支障なく接続することが
できる。
図において、所定の距離を隔てて配置された第1の接続
端子1と第2の接続端子2間を電気的に接続するため
に、第1の接続端子1に第1の棒状導体7の端部7Aを接
続金具6によって接続する。第1の棒状導体7の他方の
端部7Bには可とう性を有する接続導体9(例えば編組
線)の一端が接続されている。接続導体9の他端は第2
の棒状導体8の端部8Aに接続されており、第2の棒状導
体8の他方の端部8Bは前記第2の接続端子2に接続金具
6によって接続されている。棒状導体7及び8として
は、丸棒、角棒など任意の断面形状の導体の棒を用いる
ことができる。また電流容量の比較的小さな場合には任
意の断面形状の管状の導体を用いてもよい。棒状導体7
及び8と接続導体9との接続はロウ付などにより溶接す
るのが望ましい。また接続導体9の直径は棒状導体7及
び8の直径とほぼ等しくするのが望ましい。第1の棒状
導体7と第2の棒状導体8を可とう性を有する接続導体
9を介して接続することによって、第1の棒状導体7の
端部7Bと第2の棒状導体8の端部8Aとの位置及び方向が
相互に多少ずれていても両者を支障なく接続することが
できる。
【0008】接続導体9としては例えば編組線が用いら
れるが、編組線は多数の細い銅線を編んだ物であるので
通常その表面には多くの凹凸がある。このような凹凸を
有する導体に高電圧が印加されると部分的な電界集中が
生じ、棒状導体の接続装置の耐電圧が低下する。このよ
うな電界の集中を防止するために(本技術分野の専門用
語では「電界を緩和する」という)、接続導体9を管状
の導電体により構成されたシールド部材10により被覆す
る。シールド部材10はその一端が第1の棒状導体7の端
部7Bに固定されており、他端は接続導体9と第2の棒状
導体8との接続部を覆うようにその長さが設定されてい
る。シールド部材10の内径は棒状導体8の端部8Aの外径
より大きく選ばれており、これによって、端部7Bと8Aの
位置及び方向が相互に多少ずれていても、両者間を被覆
することができる。シールド部材10の外径は第1及び第
2の棒状導体の直径の1.5ないし2倍程度であるのが望
ましい。
れるが、編組線は多数の細い銅線を編んだ物であるので
通常その表面には多くの凹凸がある。このような凹凸を
有する導体に高電圧が印加されると部分的な電界集中が
生じ、棒状導体の接続装置の耐電圧が低下する。このよ
うな電界の集中を防止するために(本技術分野の専門用
語では「電界を緩和する」という)、接続導体9を管状
の導電体により構成されたシールド部材10により被覆す
る。シールド部材10はその一端が第1の棒状導体7の端
部7Bに固定されており、他端は接続導体9と第2の棒状
導体8との接続部を覆うようにその長さが設定されてい
る。シールド部材10の内径は棒状導体8の端部8Aの外径
より大きく選ばれており、これによって、端部7Bと8Aの
位置及び方向が相互に多少ずれていても、両者間を被覆
することができる。シールド部材10の外径は第1及び第
2の棒状導体の直径の1.5ないし2倍程度であるのが望
ましい。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、棒状導体の接続装置
における第1及び第2の棒状導体7及び8を可とう性を
有する接続導体9により接続しているので、両者の端部
7B及び8Aの位置及び方向が相互に多少ずれていても支障
なく両者を接続することができる。また接続導体9の直
径は棒状導体7及び8の直径とほぼ等しいので、電界緩
和のためのシールド部材10によって接続導体9を被覆し
た場合においても、接続部の外径は棒状導体7およに8
の直径の2倍以下である。従ってこの棒状導体の接続装
置を並列して設置する場合において、接続部の外径のた
めに多大なスペースを占有することはない。
における第1及び第2の棒状導体7及び8を可とう性を
有する接続導体9により接続しているので、両者の端部
7B及び8Aの位置及び方向が相互に多少ずれていても支障
なく両者を接続することができる。また接続導体9の直
径は棒状導体7及び8の直径とほぼ等しいので、電界緩
和のためのシールド部材10によって接続導体9を被覆し
た場合においても、接続部の外径は棒状導体7およに8
の直径の2倍以下である。従ってこの棒状導体の接続装
置を並列して設置する場合において、接続部の外径のた
めに多大なスペースを占有することはない。
【図1】本発明による棒状導体の接続装置の側断面図。
【図2】従来の技術による棒状導体の接続装置の側断面
図。
図。
1 第1の接続端子 2 第2の接続端子 7 第1の棒状導体 8 第2の棒状導体 9 接続導体 10 シールド部材
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の距離を隔てて設置された第1の接
続端子及び第2の接続端子、 前記第1の接続端子に一端が接続された第1の棒状導
体、 第1の棒状導体の他端に一端が接続された可とう性を有
する接続導体、 前記接続導体の他端に一端が接続され、他端が前記第2
の接続端子に接続された第2の棒状導体、及び前記第1
の棒状導体の他端に固定され、前記接続導体及び前記第
2の棒状導体と接続導体との接続部を被覆する管状の導
電体のシールド部材、 を有する棒状導体の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1592192A JPH05211710A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 棒状導体の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1592192A JPH05211710A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 棒状導体の接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211710A true JPH05211710A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11902250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1592192A Pending JPH05211710A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 棒状導体の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211710A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009176577A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 給電線用接続端子 |
EP2104197A1 (fr) * | 2008-03-20 | 2009-09-23 | Nexans | Structure de connexion électrique pour élement supraconducteur |
FR2949623A1 (fr) * | 2009-09-03 | 2011-03-04 | Nexans | Dispositif supraconducteur |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1592192A patent/JPH05211710A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009176577A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 給電線用接続端子 |
EP2104197A1 (fr) * | 2008-03-20 | 2009-09-23 | Nexans | Structure de connexion électrique pour élement supraconducteur |
FR2949623A1 (fr) * | 2009-09-03 | 2011-03-04 | Nexans | Dispositif supraconducteur |
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