JPH05210046A - オートフォーカスモジュールの組立構造 - Google Patents

オートフォーカスモジュールの組立構造

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JPH05210046A
JPH05210046A JP14305492A JP14305492A JPH05210046A JP H05210046 A JPH05210046 A JP H05210046A JP 14305492 A JP14305492 A JP 14305492A JP 14305492 A JP14305492 A JP 14305492A JP H05210046 A JPH05210046 A JP H05210046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding box
leg
autofocus
light
package
Prior art date
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Pending
Application number
JP14305492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiaki Komatsu
幸哲 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Priority to US08/070,830 priority patent/US5400108A/en
Priority to DE4318680A priority patent/DE4318680A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遮光ボックスとオートフォーカスICのパッケ
ージとの間の接合部に塗布した紫外線硬化形接着剤に対
し、一方向からの紫外線照射で接着剤に未硬化部分を残
すことなく効果的に硬化反応を促進できるようにしたオ
ートフォーカスモジュールの組立構造を提供する。 【構成】光学レンズ2を備えた遮光ボックス3とオート
フォーカスIC1のパッケージ1bとの間に紫外線硬化
形接着剤4を塗布して両者間を接合した組立構造におい
て、遮光ボックスの底部に透明樹脂製の脚片5を取付け
て構成し、光源6から投光した紫外線が透明な脚片を透
過して接着剤の底面,裏側にも照射されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートフォーカスカメ
ラに組み込んで使用するパッシブ方式のオートフォーカ
スモジュールの組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように最近のオートフォーカスカ
メラには、被写体像を一次元のイメージセンサ上に結像
させ、その映像信号を処理して被写体までの距離を測距
するパッシブ方式のオートフォーカスモジュールが組み
込まれている。図4は従来におけるオートフォーカスモ
ジュールの組立構造図であり、図において、1はオート
フォーカスIC、2は左右一対に並ぶ光学系のセパレー
タレンズ、3は遮光ボックスである。また、前記のオー
トフォーカスIC1はICチップ1aを透明樹脂製のモ
ールドパッケージ1bで封止したものであり、1cはモ
ールドパッケージ1cから側方に引出した外部リードを
示す。
【0003】そして、図示のモジュールを組立てるに
は、まず遮光ボックス3の上面側に光学レンズ2を取付
け、次に遮光ボックス3をオートフォーカスIC1のパ
ッケージ1bの上の所定位置に載置する。そして、遮光
ボックス3の底面四隅に突き出し形成した二股状の脚部
3aとパッケージ1bとの間に塗布した紫外線硬化形接
着剤4に遮光ボックス3の側方から紫外線を照射して接
着剤4を硬化させ、両者の間を一体に結着する。なお、
紫外線硬化形接着剤を使用することにより、オートフォ
ーカスICに悪影響を及ぼす加熱操作を要さずに、紫外
線を照射するだけで硬化反応を短時間で促進して硬化で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記モジュ
ールの組立構造において、遮光ボックス3とオートフォ
ーカスIC1のパッケージ1bとの間に塗布した紫外線
硬化形接着剤4に紫外線を照射して硬化させる際に次の
ような問題点が派生する。すなわち、従来の遮光ボック
ス3は不透明な樹脂材料で作られたものであることか
ら、遮光ボックスの周囲(実際の製造ラインでは搬送コ
ンベヤの両サイド)に光源をセットして紫外線を照射し
た場合には脚部3aの底面,および裏側部分が陰になっ
て紫外線が十分に届かず、このままでは未硬化部分が残
って接着不良となる。そこで、従来では前記光源とは異
なる向きに別な光源をセットし、遮光ボックス3の脚部
3aの裏側に向けて別な角度から紫外線を照射するよう
にしているが、実際の製造ラインでは搬送コンベヤ,各
種治具などが障害物となって脚部3aの裏面側に紫外線
を照射させることが中々困難であるほか、光源を多く要
するので消費電力も増加する。
【0005】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記した従来の問題点を解消し、遮
光ボックスに対し外側から紫外線を照射することでオー
トフォーカスICのパッケージとの間に塗布した接着剤
を未硬化部分を残すことなく効果的に硬化反応を促進で
きるようにしたオートフォーカスモジュールの組立構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の組立構造においては、遮光ボックスの脚部
を透明樹脂で構成するものとする。また、前記構成にお
いて、透明樹脂製の脚部を別部品として遮光ボックスの
底部に接合するか、あるいは透明樹脂の脚部を遮光ボッ
クスの底部に一体成形して構成することができる。
【0007】さらに、本発明の別な解決手段として、遮
光ボックスの脚部を、内外に並ぶ脚片の長さを長,短と
した段違いの二股状脚部となし、かつ各脚片の長さに対
応してICパッケージの表面に段差を形成した構成があ
る。
【0008】
【作用】上記のように脚部を透明樹脂とした構成によれ
ば、遮光ボックスとオートフォーカスICとの間を接合
する際に遮光ボックスの両サイドから紫外線を照射する
と、透明樹脂の脚部を透過した紫外線がその裏面,裏側
部分に塗布されている接着剤を照射する。したがって未
硬化部分を残すことなく脚部の表裏,底面の全域で接着
剤を硬化させることができる。
【0009】また、遮光ボックスの脚部を内外に並ぶ脚
片の長さがそれぞれ長,短である段違いの二股状脚部と
なし、かつ各脚片の長さに対応してICパッケージの表
面に段差を形成した構成では、遮光ボックスの側方から
脚部に向けて斜め上方より紫外線を投光すれば、光線の
一部は二股状脚部の外側に並ぶ短かい脚片の先端を擦り
抜けてパッケージの低段部に当接する内側脚片の周域に
達し、この部分に塗布されている紫外線硬化型接着剤を
照射する。したがって、脚部を透明体となした構成と同
様に未硬化部分を残すことなく、脚部とパッケージとの
間を確実に接着することができる。しかも、二股状脚部
の脚片長さに対応してパッケージの表面に段差を形成し
たことで、遮光ボックスとパッケージとの結合強度がよ
り一層強化する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、図中で図3に対応する同一部材には同じ符号
が付してある。 実施例1:図1は本発明の請求項2に対応する実施例を
示すものであり、遮光ボックス3の底部には別部品とし
て作られた透明樹脂製の脚片5が接着して取付けられて
おり、この脚片5とオートフォーカスIC1のパッケー
ジ1bとの間が紫外線硬化形接着剤4で接合されてい
る。ここで、接着剤4を硬化させる工程で、図示のよう
に遮光ボックス3の外側方にセットした光源6から接合
部に向けて紫外線を投光すると、光線の一部は透明な脚
片5を透過してその底面,および裏側に塗布されている
接着剤4の部分にも照射されるので、未硬化部分を残す
ことなくパッケージ1bとの間を確実に接着できる。
【0011】実施例2:図2は本発明の請求項3に対応
する実施例を示すものである。すなわち、前述した実施
例1では透明樹脂の脚片5を遮光ボックス3とは別に作
って後から接合したのに対し、この実施例では、透明樹
脂の脚部3aを遮光ボックス本体と一体に同時成形して
構成したものである。かかる構成の遮光ボックスは、遮
光ボックスのモールド金型に対してその脚部に対応する
キャビティ部分に透明樹脂を注入し、残りの部分に不透
明樹脂を注入して成形することで実施できる。
【0012】なお、オートフォーカスモジュールを実際
にカメラに組み込んで使用する場合には、遮光ボックス
の脚部がケースで覆われて外部光に対して遮光されてい
るので、脚部が透明であっても動作上で支障を来すおそ
れはない。 実施例3:図3(a),(b)は本発明の請求項4に対応
する実施例を示すものである。すなわちこの実施例にお
いては、遮光ボックス3の底面側四隅に突き出し形成し
た二股状の脚部3aが長さの異なる段違いの脚片3bと
3cとに分岐しており、かつ外側に並ぶ脚片3bの長さ
は短く、内側に並ぶ脚片3cの長さが長く構成されてい
る。また、前記の各脚片3b,3cの長さに対応して、
オートフォーカスICパッケージ1bの表面に高低の段
差部1dが形成してある。
【0013】そして、パッケージ1bの上に遮光ボック
ス3を載置する組立工程では、パッケージ1bの高段
部,低段部に前記脚部3aの脚片3c,3cがそれぞれ
対向位置するように位置決めし、この状態で脚部3aと
パッケージ1bとの間に塗布した紫外線硬化形接着剤4
に対して図1と同様に遮光ボックス3の側方に配した紫
外線光源より脚部3aに向けて紫外線を照射する。
【0014】これにより、光線の一部は外側に並ぶ脚片
(短)3bの先端とパッケージ1bの表面高段部との間
を擦り抜け、その内側に並んでパッケージの低段部に載
っている脚片3cの周域に到達してこの部分に塗布さて
いる接着剤4を照射する。したがって、接着剤4は万遍
なく紫外線照射を受けて硬化反応が促進され、これによ
り接着剤の未硬化部分を残すことなく、遮光ボックス3
の脚部3aとパッケージ1bとの間が強固に接着され
る。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、遮光ボックスとオートフォーカスICのパッケージ
との間に塗布した紫外線硬化形接着剤に対して、一方向
から紫外線を照射するだけで未硬化部分を残すことなく
接合部の全域で接着剤の硬化反応を確実に進めることが
でき、これにより遮光ボックスとオートフォーカスIC
との間の接合部に十分な接着強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応するオートフォーカス
モジュール全体の組立構成図
【図2】本発明の実施例2に対応するオートフォーカス
モジュールの要部組立構成図
【図3】本発明の実施例3に対応するオートフォーカス
モジュールの構成を表す図であり(a)は全体の組立
図、(b)は脚部の拡大図
【図4】従来におけるオートフォーカスモジュールの組
立構成図であり、(a)は正面図、(b)は側面図
【符号の説明】
1 オートフォーカスIC 1b パッケージ 1d 段差 2 光学レンズ 3 遮光ボックス 3a 脚部 3b 脚片(短) 3c 脚片(長) 4 紫外線硬化形接着剤 5 透明樹脂製脚片 6 紫外線光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートフォーカスICに光学レンズを装備
    の遮光ボックスを組合わせて構成したオートフォーカス
    モジュールであり、遮光ボックスの脚部とオートフォー
    カスICのパッケージとの間を紫外線硬化形接着剤で接
    合したものにおいて、遮光ボックスの脚部を透明樹脂で
    構成したことを特徴とするオートフォーカスモジュール
    の組立構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の組立構造において、透明樹
    脂製の脚部を別部品として遮光ボックスの底部に接合し
    たことを特徴とするオートフォーカスモジュールの組立
    構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の組立構造において、透明樹
    脂の脚部を遮光ボックスの底部に一体成形したことを特
    徴とするオートフォーカスモジュールの組立構造。
  4. 【請求項4】オートフォーカスICに光学レンズを装備
    の遮光ボックスを組合わせて構成したオートフォーカス
    モジュールであり、遮光ボックスの脚部とオートフォー
    カスICのパッケージとの間を紫外線硬化形接着剤で接
    合したものにおいて、前記脚部を、内外に並ぶ脚片の長
    さをそれぞれ長,短とした段違いの二股状脚部となし、
    かつ各脚片の長さに対応してICパッケージの表面に段
    差を形成したことを特徴とするオートフォーカスモジュ
    ールの組立構造。
JP14305492A 1991-12-05 1992-06-04 オートフォーカスモジュールの組立構造 Pending JPH05210046A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14305492A JPH05210046A (ja) 1991-12-05 1992-06-04 オートフォーカスモジュールの組立構造
US08/070,830 US5400108A (en) 1992-06-04 1993-06-03 Autofocus module assembly
DE4318680A DE4318680A1 (de) 1992-06-04 1993-06-04 Autofokusmodul-Anordnung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32080291 1991-12-05
JP3-320802 1991-12-05
JP14305492A JPH05210046A (ja) 1991-12-05 1992-06-04 オートフォーカスモジュールの組立構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05210046A true JPH05210046A (ja) 1993-08-20

Family

ID=26474869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14305492A Pending JPH05210046A (ja) 1991-12-05 1992-06-04 オートフォーカスモジュールの組立構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH05210046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8062462B2 (en) * 2007-01-22 2011-11-22 Erowa Ag System and method for joining non-transparent parts by means of a radiation curable adhesive
JP2015125215A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 キヤノン株式会社 検出装置およびそれを備えた撮像装置

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JP2015125215A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 キヤノン株式会社 検出装置およびそれを備えた撮像装置
US9456124B2 (en) 2013-12-26 2016-09-27 Canon Kabushiki Kaisha Detection device, and image pickup apparatus with the same

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