JP2023151966A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤の硬化収縮に起因する焦点位置のズレによる性能低下が良好に抑制されたカメラモジュールを提供すること。【解決手段】カメラモジュール(3)は、カメラ基板(6)と、レンズホルダ(5)と、筐体接合材(7)とを備える。カメラ基板は、レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備える。レンズホルダは、鏡筒部(51)と、光軸方向にて鏡筒部よりもカメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成されている。筐体接合材は、光軸と交差する面内方向におけるカメラ基板の外縁部(64)とベース部における光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられ、紫外線硬化樹脂により形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、カメラモジュールに関する。
特許文献1に記載の固体撮像装置は、固体撮像素子を設けた半導体チップにレンズ鏡筒を接合した構成を有している。具体的には、撮像装置本体を構成する半導体チップには、上面中央部に固体撮像素子の受光部が設けられており、その周辺部がレンズ鏡筒を接合するための接合領域となっている。レンズ鏡筒は、内部にレンズを保持している。そして、このレンズ鏡筒の下端部が半導体チップの接合領域に熱硬化性樹脂等の接着剤を介して接合される。
半導体チップの接合領域は、平坦に形成されている。一方、レンズ鏡筒の下端部においては、半導体チップの接合領域と平行な端面に、下方に突出した焦点位置合わせ用ボスが複数形成されている。各焦点位置合わせ用ボスは、レンズ鏡筒の下端部の全周に沿って光軸回り方向に所定間隔おきに分散して配置されている。各焦点位置合わせ用ボスは、レンズ鏡筒の下端部の、半導体チップの接合領域と平行な端面の内側寄りの領域に形成されており、このボスの外側が接着剤を配置するための空隙部となっている。焦点位置合わせ用ボスは、例えばポリカーボネート等のような120°C以下で溶解する熱可塑性の合成樹脂によるレンズ鏡筒に一体成型によって形成され、先端部が半導体チップの接合領域に当接し、その一部が加熱によってつぶれた状態となっている。
上記構成を有する固体撮像装置の接合工程を以下に説明する。固体撮像素子等を完成した半導体チップを、あらかじめヒーター等で、例えば100°C~120°C程度に加熱しておく。ここでレンズの中心と撮像素子の受光部の中心との位置決めをまず行い、撮像装置本体である半導体チップの上部に所望の中心位置出しを行った位置にレンズ鏡筒を配置する。次に、レンズ鏡筒を下方に移動し、焦点位置合わせ用ボスの先端を加熱された半導体チップの接合領域に対し押し当てる。すると、焦点位置合わせ用ボスの先端が半導体チップの接合領域で加熱されて溶解し、押圧位置に応じて変形する。そこで、レンズが焦点深度方向の所望の位置となるまで加圧を行い、所望の位置にて加圧を止め、仮固定状態とする。次に、焦点位置合わせ用ボスの周辺に接着剤を塗布し、加熱することにより、接着剤を硬化し、レンズ鏡筒と半導体チップとを完全に固定する。
特開2004-146946号公報
上記の通り、特許文献1に記載の構成においては、レンズ鏡筒の下端部に設けた焦点位置合わせ用ボスの熱変形により焦点位置合わせを行いつつ、その周囲に熱硬化性樹脂の接着剤を塗布して加熱硬化することで、半導体チップとレンズ鏡筒とが接合される。このため、接合工程後の温度低下に伴う熱収縮により、焦点位置にズレが生じる懸念がある。
本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、例えば、接着剤の硬化収縮に起因する焦点位置のズレによる性能低下が良好に抑制されたカメラモジュールを提供する。
請求項1に記載のカメラモジュール(3)は、
レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
前記カメラ基板と前記レンズホルダにおける前記ベース部との固定箇所、または、前記レンズホルダにおける前記鏡筒部と前記ベース部との固定箇所に設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
を備え、
前記レンズホルダにおける、少なくとも前記筐体接合材と対向する部分は、紫外線透過性を有する。
請求項5に記載のカメラモジュール(3)は、
レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
前記光軸と交差する面内方向における前記カメラ基板の外縁部(64)と前記ベース部における前記光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
を備えている。
なお、出願書類の各欄において、括弧付きの参照符号が各要素に付される場合がある。しかしながら、かかる参照符号は、同要素と後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の単なる一例を示すものにすぎない。よって、本発明は、上記の参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係るカメラモジュールを搭載した車両の一部を示す側断面図である。 図1に示されたカメラモジュールを拡大して示す断面図である。 一変形例に係るカメラモジュールにおける鏡筒部を拡大して示す断面図である。 他の一変形例に係るカメラモジュールにおける鏡筒部を拡大して示す断面図である。 さらに他の一変形例に係るカメラモジュールを拡大して示す断面図である。 さらに他の一変形例に係るカメラモジュールを拡大して示す断面図である。 さらに他の一変形例に係るカメラモジュールを拡大して示す断面図である。 図6に示されたカメラモジュールを組み立てる際の様子を示す断面図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、一つの実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると当該実施形態の理解が妨げられるおそれがある。このため、変形例は、一連の実施形態の説明の後に、まとめて記載する。また、後述するように、図1等およびこれらを用いた以下の説明は、専ら、本実施形態に係る概略的な構成や機能を説明するために簡略化されたものであって、実際に製造販売される具体的な装置構成とは必ずしも一致するとは限らない。
(構成)
図1は、車両VにおけるウインドシールドV1の周辺を拡大して示す。図1に示されているように、車両Vは、いわゆる自動車であって、車体前部にウインドシールドV1およびダッシュボードV2が設けられている。ダッシュボードV2の上方に設けられたウインドシールドV1によって、車室V3と車両Vの前方の外界V4とが仕切られている。撮像装置1は、車両VにおけるウインドシールドV1の内側に装着されることで、車両Vの前方の外界V4を撮像するように構成されている。すなわち、撮像装置1は、いわゆるフロントカメラ装置であって、ウインドシールドV1に固定された不図示のブラケットに車室V3の内側から取り付けられている。
撮像装置1は、カメラケース2と、カメラモジュール3とを備えている。カメラケース2は、金属または合成樹脂製の箱状の部材であって、前方側になるほど厚みすなわち高さ寸法が小さくなるような形状を有している。カメラケース2には、カメラモジュール3が固定されている。
以下、本実施形態に係るカメラモジュール3の構成について詳述する。なお、図示および説明の便宜上、図2に示されている通り、Z軸が光軸AXと平行となるようにXYZ三次元座標系を設定する。図2に示されているように、カメラモジュール3は、レンズ4と、レンズホルダ5と、カメラ基板6と、筐体接合材7とを備えている。
本実施形態においては、カメラモジュール3は、複数枚のレンズ4が直線状の光軸AXに沿って配列した構成を有している。すなわち、複数枚のレンズ4は、光軸AX上に配置されている。
レンズホルダ5は、鏡筒部51と、ベース部52と、接続部53とを有している。鏡筒部51は、光軸AXを囲む筒状に形成されていて、内側にレンズ4を保持するように設けられている。具体的には、鏡筒部51は、光軸AXを中心軸とする円筒状に形成されている。ベース部52は、光軸AXを囲む筒状に形成されていて、光軸AXと平行な光軸方向にて鏡筒部51よりもカメラ基板6側に設けられている。本実施形態においては、ベース部52は、鏡筒部51と同一厚さの壁材により形成されているとともに、鏡筒部51よりも大きな内径および外径を有している。接続部53は、鏡筒部51の光軸方向における一端部(すなわち図中下端部)とベース部52の光軸方向における一端部(すなわち図中上端部)とを接続するように設けられている。具体的には、接続部53は、光軸AXと平行な視線で見たいわゆる平面視にて鏡筒部51の内径に対応する略円形状の開口部を有する平板状あるいはコーン状に形成されている。
レンズホルダ5は、可視光不透過性の材料により形成されている。また、本実施形態においては、レンズホルダ5は、少なくともベース部52が紫外線透過性を有するように構成されている。具体的には、レンズホルダ5は、紫外線透過性を有する黒色顔料(例えば、三菱マテリアル電子化成株式会社製 高UV透過性黒色顔料 UB-1、等。)によって着色された合成樹脂によって、継ぎ目なく一体に形成されている。すなわち、レンズホルダ5は、その全体が、可視光を遮断する一方で紫外線硬化樹脂を硬化させるための紫外線が透過可能な材料によって構成されている。
薄板状のカメラ基板6は、板厚方向が光軸AXと平行となるように設けられている。カメラ基板6は、一対の主面である素子支持面61および裏面62と、端面63とを有している。「主面」とは、板状部材における、板厚方向と平行な法線方向を有する表面であって、「板面」とも称され得る。すなわち、素子支持面61と裏面62とは、互いに平行で且つ逆方向に露出するように設けられている。端面63は、素子支持面61および裏面62と交差する表面であって、本実施形態においては素子支持面61および裏面62と直交する面として形成されている。以下、素子支持面61または裏面62と平行な方向(すなわち図中XY平面と平行な方向)を、「面内方向」と称する。「面内方向」は、「径方向」および「周方向」を含む。「径方向」は、光軸AXと直交する仮想平面と光軸AXとの交点を起点として当該仮想平面内に半直線を描いた場合に、当該半直線が延びる方向である。換言すれば、「径方向」は、上記の仮想平面と光軸AXとの交点を中心として当該仮想平面内に仮想円を描いた場合の、かかる仮想円の半径方向である。「周方向」は、上記の仮想円の円周方向である。カメラ基板6の面内方向における外縁部64は、端面63およびその近傍の部分を含む。
カメラ基板6における素子支持面61上には、CMOSやCCD等の固体撮像素子である撮像素子65が設けられている。CMOSはComplementary Metal Oxide Semiconductorの略である。CCDはCharge Coupled Deviceの略である。撮像素子65は、光軸AX上に配置されている。すなわち、撮像素子65は、外界V4からの光像がレンズ4を通してカメラモジュール3の内部にて結像される位置にて、カメラ基板6に搭載されている。
以下、レンズホルダ5に対する、レンズ4およびカメラ基板6の取り付け構造について詳述する。鏡筒部51は、外側に露出する外壁面である鏡筒外壁面511と、光軸AX側すなわち光軸AXに面する内壁面であるレンズ支持壁面512とを有している。レンズ4は、接着剤であるレンズ固定材513により、レンズ支持壁面512に固定されている。ベース部52は、外側に露出する外壁面であるホルダ外壁面521と、光軸AX側すなわち光軸AXに面する内壁面であるベース内壁面522とを有している。カメラ基板6は、紫外線硬化樹脂により形成された筐体接合材7により、外縁部64にて、ベース内壁面522に固定されている。すなわち、筐体接合材7は、レンズホルダ5におけるベース部52とカメラ基板6との固定箇所に設けられている。具体的には、筐体接合材7は、カメラ基板6の外縁部64とベース部52におけるベース内壁面522とを接合するように設けられている。換言すれば、筐体接合材7は、カメラ基板6における端面63とベース内壁面522との間に設けられている。
(効果)
以下、上記の通りの構成を有する、本実施形態に係るカメラモジュール3の組み立て工程について、本実施形態の構成により奏される効果とともに、図面を参照しつつ説明する。
まず、レンズ4を取り付けてレンズ固定材513により固定したレンズホルダ5と、撮像素子65等の必要な回路素子を設けたカメラ基板6とを用意する。次に、撮像素子65をレンズ4に向けた姿勢で、レンズホルダ5とカメラ基板6とを組み合わせる。具体的には、ベース部52の末端部すなわちレンズ4から遠い側の端部におけるベース内壁面522とカメラ基板6の端面63とが対向するように、カメラ基板6をベース部52内に収容する。そして、複数のレンズ4による焦点位置に撮像素子65における受光面が位置するように焦点位置合わせを行った状態で、カメラ基板6における端面63とベース内壁面522との間に紫外線硬化樹脂である筐体接合材7を充填して露光硬化させる。これにより、レンズホルダ5とカメラ基板6とが接合される。
ここで、仮想事例として、ベース部52の図中下端面とカメラ基板6における素子支持面61とを筐体接合材7で接合する構成を仮定する。かかる仮想事例においては、接着剤である筐体接合材7の光軸方向についての硬化収縮に起因する焦点位置のズレが発生することによる、撮像装置1の性能低下が懸念される。これに対し、本実施形態においては、筐体接合材7は、カメラ基板6における端面63とベース内壁面522との間に設けられている。換言すれば、本実施形態は、ベース部52におけるカメラ基板6と接合される部分(すなわち図中下端部)と、筐体接合材7と、カメラ基板6における外縁部64とを、光軸方向ではなく面内方向に配列した構成を有している。このため、接着剤である筐体接合材7の光軸方向についての硬化収縮は、ベース部52すなわちレンズホルダ5とカメラ基板6との光軸方向における位置関係には影響しない。さらに、筐体接合材7は紫外線硬化樹脂すなわち紫外線硬化性接着剤であるため、硬化過程において熱プロセスは不要であり、加熱時とその後の冷却時との間の熱収縮変形を考慮する必要はない。したがって、本実施形態によれば、レンズ4を保持するレンズホルダ5とカメラ基板6との組み立ての際の、接着剤の硬化収縮に起因する焦点位置のズレによる性能低下が、良好に抑制され得る。
紫外線硬化性接着剤である筐体接合材7の硬化は、例えば、図2における下側あるいは斜め下方から紫外線を照射することで行われ得る。もっとも、本実施形態においては、レンズホルダ5における、少なくともベース部52は、紫外線透過性を有している。このため、図2における側方あるいは斜め上方から紫外線を照射することも可能である。したがって、かかる構成によれば、露光すなわち紫外線照射の際の工程自由度が向上し、接着剤の硬化収縮に起因する焦点位置のズレによる性能低下が簡易な製造工程により良好に抑制され得る。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、互いに同一または均等である部分には、同一の符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
本発明は、上記実施形態にて示された具体的な装置構成に限定されない。すなわち、上記の通り、上記実施形態における説明は、本発明の技術的に必要且つ充分な限度の範囲内のものであり、その他の細部については省略してある。また、図1~図2およびこれを用いた上記の説明は、専ら、本実施形態に係る概略的な構成および機能を説明するために簡略化されたものであって、実際に製造販売される具体的な装置構成とは必ずしも一致するとは限らない。以下、上記実施形態に対して適用され得る変形例について、具体的に列挙する。しかしながら、かかる変形例も、以下に列挙するものに限定されない。
車載カメラ装置である撮像装置1は、フロントカメラに限定されず、リアカメラやサイドカメラであってもよいし、車室V3内を撮像する室内カメラであってもよい。また、撮像装置1がフロントカメラである場合、かかる撮像装置1は、カメラモジュール3を一個だけ備えたいわゆる単眼カメラ装置であってもよいし、カメラモジュール3を複数(例えば二個)備えたいわゆる複眼カメラ装置であってもよい。
カメラモジュール3に備えられるレンズ4の枚数には限定がなく、一枚であってもよい。また、レンズ4と撮像素子65との間に光学フィルタが設けられていてもよい。すなわち、カメラモジュール3は、レンズ4と撮像素子65とが光軸方向に対向する構成に限定されない。
レンズホルダ5の外形形状についても、特段の限定はない。すなわち、例えば、鏡筒部51やベース部52は、円筒状であってもよいし、四角筒状や六角筒状等の多角筒状であってもよいし、楕円筒状であってもよい。
鏡筒部51とベース部52とは、同一形状であってもよい。すなわち、鏡筒部51は、一本の筒状部材の光軸方向における一方側であり、ベース部52は他方側であってもよい。換言すれば、接続部53は、省略され得る。
図3を参照すると、鏡筒部51は、紫外線透過性を有していてもよい。この場合、レンズ4は、紫外線硬化樹脂により形成されたレンズ固定材513により、鏡筒部51における光軸AXに面する内壁面であるレンズ支持壁面512に固定される。レンズ固定材513は、鏡筒部51の外側から光軸AXに向かって紫外線を照射することで硬化され得る。また、この場合、図4に示されているように、鏡筒部51は、レンズ支持壁面512から光軸AXに向かって突設されたレンズ固定突起514を有していてもよい。レンズ固定突起514は、周方向について連続的に設けられ得る。すなわち、レンズ固定突起514は、周方向における全体にわたって形成され得る。そして、レンズ固定材513は、光軸方向にてレンズ固定突起514に隣接して設けられ得る。すなわち、レンズ固定突起514は、硬化前のレンズ固定材513の垂れ防止用突起として機能し得る。
レンズホルダ5は、少なくとも筐体接合材7と対向する部分において紫外線透過性を有していればよい。このため、レンズホルダ5の全体が紫外線透過性を有している必要はない。したがって、例えば、図5Aや図5Bに示されているように、鏡筒部51とベース部52とを異なる材料によって別体あるいは別部材として形成した後、両者を結合することで、レンズホルダ5が構成され得る。そして、鏡筒部51とベース部52とのうちの、少なくとも、筐体接合材7と対向し且つ径方向における外側に位置する方を、紫外線透過性を有する材料により形成すればよい。具体的には、例えば、図5Aに示された構成においては、鏡筒部51は、可視光および紫外線の双方を遮断する、通常の黒色顔料着色樹脂によって筒状に形成されている。鏡筒部51の光軸方向における一端部すなわちレンズ4から離隔する側あるいはカメラ基板6側の端部である、鏡筒基端部515は、ベース部52の内側に収容されている。接続部53は、鏡筒基端部515あるいはその近傍における鏡筒外壁面511から径方向外側に突出する、突起部あるいはフランジ部として設けられている。一方、ベース部52は、可視光を遮断する一方で紫外線を透過する黒色顔料によって着色された合成樹脂によって筒状に形成されている。ベース部52は、光軸方向における一端側すなわち鏡筒基端部515を収容する側の端面が接続部53と対向した状態で、筐体接合材7を用いて、径方向について鏡筒基端部515と接合されている。すなわち、筐体接合材7は、レンズホルダ5における鏡筒部51とベース部52との固定箇所に設けられている。換言すれば、筐体接合材7は、径方向にて、鏡筒基端部515とベース部52との間で挟まれるように設けられている。そして、鏡筒基端部515は、径方向にて筐体接合材7を挟んでベース部52と対向するように設けられている。なお、カメラ基板6は、ネジSを用いてベース部52に固定されている。ネジSは、カメラ基板6を厚さ方向すなわち光軸方向に貫通しつつ、ベース部52の光軸方向におけるカメラ基板6に近接する側の端部(すなわち図中下端部)に螺着されている。
かかる構成においては、鏡筒部51とベース部52とを結合する際、ベース部52と接続部53とで筐体接合材7が覆われていても、紫外線透過性を有するベース部52の外側から紫外線を照射することで、筐体接合材7を良好に硬化させることができる。そして、図5Aに示された構成において、レンズホルダ5における鏡筒部51とベース部52との結合箇所や、レンズホルダ5とカメラ基板6との固定箇所には、接着剤の硬化収縮により焦点位置のズレが生じるような構造は存在しない。したがって、かかる構成によれば、接着剤の硬化収縮に起因する焦点位置のズレによる性能低下が、良好に抑制され得る。なお、この場合、ベース部52は、可視光不透過性且つ紫外線透過性を有する材料により継ぎ目なく一体に形成されていてもよい。あるいは、ベース部52は、可視光不透過性且つ紫外線透過性を有する材料による筒状部材と、可視光および紫外線の双方を遮断する材料による筒状部材とを、軸方向すなわち光軸方向に接合した構造を有していてもよい。
図5Aに示されているように、レンズホルダ5には、硬化前の筐体接合材7の垂れ防止用突起として機能し得る接合材支持突起523を設けてもよい。すなわち、本例においては、ベース部52は、径方向に沿ってベース部52から鏡筒基端部515に向かって突設された接合材支持突起523を有している。接合材支持突起523は、周方向に沿って連続的に設けられ得る。すなわち、接合材支持突起523は、周方向における全体にわたって形成され得る。そして、筐体接合材7は、光軸方向にて接合材支持突起523に隣接して設けられている。これにより、紫外線硬化樹脂である筐体接合材7を用いた鏡筒部51とベース部52との結合が、よりいっそう良好に行われ得る。
図5Bは、鏡筒部51とベース部52とを異なる材料によって別体あるいは別部材として形成した後で両者を結合することでレンズホルダ5を構成した別例を示す。本例は、上記実施形態と同様に、レンズホルダ5におけるベース部52とカメラ基板6との固定箇所に紫外線硬化樹脂である筐体接合材7を用いた構成例である。具体的には、本例において、ベース部52は、光軸AXに面する内壁面であるベース内壁面522が鏡筒外壁面511と摺動可能に接触しつつ鏡筒部51を収容するように、鏡筒部51の外径と所定の嵌め合い交差となるような内径に形成されている。この場合、例えば、ベース部52は、接着剤を用いて、径方向について鏡筒基端部515と接合され得る。あるいは、例えば、鏡筒基端部515における鏡筒外壁面511に雄ネジ山を形成するとともに、これと対向するベース内壁面522に雌ネジ山を形成して、両者を螺着することで、鏡筒部51とベース部52とが結合され得る。
図5Bに記載された構成においては、レンズホルダ5は、カメラ基板6との接合箇所であるベース部52において紫外線透過性を有していればよい。かかる構成においては、接続部53がベース部52の光軸方向における端面と当接するまで鏡筒部51における接続部53が設けられている側の端部がベース部52に挿入された状態で、鏡筒部51とベース部52とが結合固定される。これにより、レンズホルダ5が形成される。なお、このとき、ベース部52と結合される前の鏡筒部51には、あらかじめレンズ4が装着固定されていてもよい。なお、ベース部52についても、全体が紫外線透過性を有している必要はない。したがって、例えば、ベース部52の光軸方向における一部のみが紫外線透過性を有していればよい。あるいは、ベース部52の光軸方向における全体を紫外線透過性とすることで、図5Aの場合と同様に、レンズホルダ5における鏡筒部51とベース部52との固定箇所にも、紫外線硬化樹脂としての筐体接合材7を用いることが可能となる。
図6に示されているように、レンズホルダ5におけるベース部52とカメラ基板6との固定箇所に紫外線硬化樹脂である筐体接合材7を用いた構成例においても、接合材支持突起523を有していてもよい。この場合、ベース部52は、ベース内壁面522から光軸AXに向かって突設されている。そして、筐体接合材7は、光軸方向にて接合材支持突起523に隣接して設けられ得る。具体的には、例えば、接合材支持突起523は、筐体接合材7よりも内側すなわちレンズ4側に設けられ得る。かかる構成によれば、レンズホルダ5に対するカメラ基板6の取り付けが、容易に行われ得る。そして、図7に示されているように、接合材支持突起523は、硬化前の筐体接合材7の垂れ防止用突起として機能し得る。
上記の説明において、互いに継ぎ目無く一体に形成されていた複数の構成要素は、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されてもよい。同様に、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されていた複数の構成要素は、互いに継ぎ目無く一体に形成されてもよい。また、上記の説明において、互いに同一の材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに異なる材料によって形成されてもよい。同様に、互いに異なる材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに同一の材料によって形成されてもよい。各部を構成する材料についても、選択可能な複数の候補の中から適宜選択され得る。
上記実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、構成要素の個数、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数値に限定される場合等を除き、その特定の数値に本発明が限定されることはない。同様に、構成要素等の形状、方向、位置関係等が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に特定の形状、方向、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、方向、位置関係等に本発明が限定されることはない。
変形例も、上記の例示に限定されない。すなわち、例えば、複数の変形例が、互いに組み合わされ得る。このように、この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、一つの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
以上の記載から明かなように、本明細書による開示は、以下の各観点として記載された特徴を含む。
<観点1>
カメラモジュール(3)は、
レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
前記カメラ基板と前記レンズホルダにおける前記ベース部との固定箇所、または、前記レンズホルダにおける前記鏡筒部と前記ベース部との固定箇所に設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
を備え、
前記レンズホルダにおける、少なくとも前記筐体接合材と対向する部分は、紫外線透過性を有する。
<観点2>
観点1において、
前記筐体接合材は、前記レンズホルダにおける前記鏡筒部と前記ベース部との固定箇所に設けられ、
前記ベース部は、前記光軸と交差する径方向に沿って突設された接合材支持突起(523)を有し、
前記筐体接合材は、前記光軸方向にて前記接合材支持突起に隣接して設けられている。
<観点3>
観点2において、
前記筐体接合材は、前記径方向にて、前記鏡筒部の前記光軸方向における前記カメラ基板側の端部である鏡筒基端部(515)と前記ベース部との間で挟まれるように設けられ、
前記接合材支持突起は、前記ベース部から前記鏡筒基端部に向かって突設されている。
<観点4>
観点1において、
前記筐体接合材は、前記光軸と交差する面内方向における前記カメラ基板の外縁部(64)と前記ベース部における前記光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられている。
<観点5>
カメラモジュール(3)は、
レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
前記光軸と交差する面内方向における前記カメラ基板の外縁部(64)と前記ベース部における前記光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
を備える。
<観点6>
観点5において、
前記筐体接合材は、前記カメラ基板における前記撮像素子が設けられた表面である素子支持面(61)と交差する端面(63)と前記ベース部における前記ベース内壁面との間に設けられている。
<観点7>
観点5または6において、
前記レンズホルダにおける、少なくとも前記ベース部は、紫外線透過性を有する。
<観点8>
観点5~7において、
前記ベース部は、前記ベース内壁面から前記光軸に向かって突設された接合材支持突起(523)を有し、
前記筐体接合材は、前記光軸方向にて前記接合材支持突起に隣接して設けられている。
<観点9>
観点1~8において、
前記鏡筒部は、紫外線透過性を有し、
前記レンズは、紫外線硬化樹脂により形成されたレンズ固定材(513)により、前記鏡筒部における前記光軸に面する内壁面であるレンズ支持壁面(512)に固定されている。
<観点10>
観点9において、
前記鏡筒部は、前記レンズ支持壁面から前記光軸に向かって突設されたレンズ固定突起(514)を有し、
前記レンズ固定材は、前記光軸方向にて前記レンズ固定突起に隣接して設けられている。
<観点11>
観点1~10において、
車両(V)におけるウインドシールド(V1)の内側に装着されることで、前記車両の外界(V4)を撮像するように構成されている。
3 カメラモジュール
4 レンズ
5 レンズホルダ
51 鏡筒部
52 ベース部
522 ベース内壁面
6 カメラ基板
64 外縁部
65 撮像素子
7 筐体接合材

Claims (11)

  1. カメラモジュール(3)であって、
    レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
    前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
    前記カメラ基板と前記レンズホルダにおける前記ベース部との固定箇所、または、前記レンズホルダにおける前記鏡筒部と前記ベース部との固定箇所に設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
    を備え、
    前記レンズホルダにおける、少なくとも前記筐体接合材と対向する部分は、紫外線透過性を有する、
    カメラモジュール。
  2. 前記筐体接合材は、前記レンズホルダにおける前記鏡筒部と前記ベース部との固定箇所に設けられ、
    前記ベース部は、前記光軸と交差する径方向に沿って突設された接合材支持突起(523)を有し、
    前記筐体接合材は、前記光軸方向にて前記接合材支持突起に隣接して設けられた、
    請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記筐体接合材は、前記径方向にて、前記鏡筒部の前記光軸方向における前記カメラ基板側の端部である鏡筒基端部(515)と前記ベース部との間で挟まれるように設けられ、
    前記接合材支持突起は、前記ベース部から前記鏡筒基端部に向かって突設された、
    請求項2に記載のカメラモジュール。
  4. 前記筐体接合材は、前記光軸と交差する面内方向における前記カメラ基板の外縁部(64)と前記ベース部における前記光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられた、
    請求項1に記載のカメラモジュール。
  5. カメラモジュール(3)であって、
    レンズ(4)の光軸(AX)上に配置される撮像素子(65)を備えた、カメラ基板(6)と、
    前記光軸を囲む筒状に形成されていて内側に前記レンズを保持する鏡筒部(51)と、前記光軸を囲む筒状に形成されていて前記光軸と平行な光軸方向にて前記鏡筒部よりも前記カメラ基板側に設けられたベース部(52)とを有し、可視光不透過性の材料により形成された、レンズホルダ(5)と、
    前記光軸と交差する面内方向における前記カメラ基板の外縁部(64)と前記ベース部における前記光軸に面する内壁面であるベース内壁面(522)とを接合するように設けられ、紫外線硬化樹脂により形成された、筐体接合材(7)と、
    を備えたカメラモジュール。
  6. 前記筐体接合材は、前記カメラ基板における前記撮像素子が設けられた表面である素子支持面(61)と交差する端面(63)と前記ベース部における前記ベース内壁面との間に設けられた、
    請求項5に記載のカメラモジュール。
  7. 前記レンズホルダにおける、少なくとも前記ベース部は、紫外線透過性を有する、
    請求項5または6に記載のカメラモジュール。
  8. 前記ベース部は、前記ベース内壁面から前記光軸に向かって突設された接合材支持突起(523)を有し、
    前記筐体接合材は、前記光軸方向にて前記接合材支持突起に隣接して設けられた、
    請求項5に記載のカメラモジュール。
  9. 前記鏡筒部は、紫外線透過性を有し、
    前記レンズは、紫外線硬化樹脂により形成されたレンズ固定材(513)により、前記鏡筒部における前記光軸に面する内壁面であるレンズ支持壁面(512)に固定された、
    請求項1または5に記載のカメラモジュール。
  10. 前記鏡筒部は、前記レンズ支持壁面から前記光軸に向かって突設されたレンズ固定突起(514)を有し、
    前記レンズ固定材は、前記光軸方向にて前記レンズ固定突起に隣接して設けられた、
    請求項9に記載のカメラモジュール。
  11. 車両(V)におけるウインドシールド(V1)の内側に装着されることで、前記車両の外界(V4)を撮像するように構成された、
    請求項1または5に記載のカメラモジュール。
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