JPH05209911A - 温度補償用回路装置 - Google Patents
温度補償用回路装置Info
- Publication number
- JPH05209911A JPH05209911A JP4188969A JP18896992A JPH05209911A JP H05209911 A JPH05209911 A JP H05209911A JP 4188969 A JP4188969 A JP 4188969A JP 18896992 A JP18896992 A JP 18896992A JP H05209911 A JPH05209911 A JP H05209911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- temperature
- coils
- inductance
- coil conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D3/00—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups
- G01D3/028—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups mitigating undesired influences, e.g. temperature, pressure
- G01D3/036—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups mitigating undesired influences, e.g. temperature, pressure on measuring arrangements themselves
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルのQへの温度の影響を作動周波数の特
定の範囲に対してほぼ補償する。 【構成】 直列に接続した2つのコイル1、2を磁気的
に結合し、作動周波数の特定の範囲に対して両コイル
1、2のQであるQ1およびQ2の温度依存性が、第1
のコイル1に対してはそのQ1が温度の上昇と共に低下
し、第2のコイル2ではそのQ2が温度の上昇と共に上
昇するように逆向きに変化するように両コイル1、2を
選ぶ。
定の範囲に対してほぼ補償する。 【構成】 直列に接続した2つのコイル1、2を磁気的
に結合し、作動周波数の特定の範囲に対して両コイル
1、2のQであるQ1およびQ2の温度依存性が、第1
のコイル1に対してはそのQ1が温度の上昇と共に低下
し、第2のコイル2ではそのQ2が温度の上昇と共に上
昇するように逆向きに変化するように両コイル1、2を
選ぶ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル導体から成りイ
ンダクタンスおよびオーム性抵抗を有する温度補償用回
路装置に関する。
ンダクタンスおよびオーム性抵抗を有する温度補償用回
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような回路装置は誘導性リアクタン
スを製造するために利用され、その際オーム性抵抗の温
度依存性はこの回路装置のQの望ましくない温度依存性
を結果として伴う。Qは考察される作動周波数における
誘導性リアクタンスとオーム性抵抗との比である。この
温度依存性は多くの用途で有害な副次的効果として表面
化しており、その除去または少なくとも最小化に努力さ
れている。たとえば温度依存性は、振動回路のQも温度
と共に変化し、従って振動回路の等しいステップ状の励
起の際に温度の高さに応じて完全に相異なる過渡特性が
生じ得るという結果を伴う。
スを製造するために利用され、その際オーム性抵抗の温
度依存性はこの回路装置のQの望ましくない温度依存性
を結果として伴う。Qは考察される作動周波数における
誘導性リアクタンスとオーム性抵抗との比である。この
温度依存性は多くの用途で有害な副次的効果として表面
化しており、その除去または少なくとも最小化に努力さ
れている。たとえば温度依存性は、振動回路のQも温度
と共に変化し、従って振動回路の等しいステップ状の励
起の際に温度の高さに応じて完全に相異なる過渡特性が
生じ得るという結果を伴う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コイ
ルインダクタンスを有する回路装置であって、Qへの温
度の影響が作動周波数の特定の範囲に対してほぼ補償さ
れている回路装置を提供することである。
ルインダクタンスを有する回路装置であって、Qへの温
度の影響が作動周波数の特定の範囲に対してほぼ補償さ
れている回路装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、第1のコイルと導体から成り第1
のインダクタンスおよび第1のQを有する第1のコイル
と、第1のコイルに直列接続され、第2のコイル導体か
ら成り第2のインダクタンスおよび第2のQを有する第
2のコイルとを備え、両コイルは磁気的に結合されてお
り、作動周波数の特定の範囲に対して両コイルに対する
Qの温度依存性が、第1のコイルに対しては第1のQが
温度の上昇と共に低下し、第2のコイルでは第2のQが
温度Tの上昇と共に上昇するように逆向きに変化するよ
うに選ばれる。本発明の1つの構成では、第1のコイル
導体は撚線から、第2のコイル導体は単線から成ってい
る。
め、本発明によれば、第1のコイルと導体から成り第1
のインダクタンスおよび第1のQを有する第1のコイル
と、第1のコイルに直列接続され、第2のコイル導体か
ら成り第2のインダクタンスおよび第2のQを有する第
2のコイルとを備え、両コイルは磁気的に結合されてお
り、作動周波数の特定の範囲に対して両コイルに対する
Qの温度依存性が、第1のコイルに対しては第1のQが
温度の上昇と共に低下し、第2のコイルでは第2のQが
温度Tの上昇と共に上昇するように逆向きに変化するよ
うに選ばれる。本発明の1つの構成では、第1のコイル
導体は撚線から、第2のコイル導体は単線から成ってい
る。
【0005】
【実施例】以下、図面により本発明の1つの実施例を説
明する。
明する。
【0006】図2および図3には、Qが周波数の上昇と
共に最大値まで上昇し、またその後にコイル損失の増大
により低下することが示されている。最大値はコイルの
形態に関係している。同じく、温度特性が最大値の上側
で逆になるコイル構成もある。
共に最大値まで上昇し、またその後にコイル損失の増大
により低下することが示されている。最大値はコイルの
形態に関係している。同じく、温度特性が最大値の上側
で逆になるコイル構成もある。
【0007】図1には、磁気的に結合されている2つの
直列に接続されたコイル1、2が示されている。第1の
コイル1は第1のインダクタンス3および第1のオーム
性抵抗4を有し、第2のコイル2は第2のインダクタン
ス5および第2のオーム性抵抗6を有する。第1のコイ
ル1に対してはコイル導体として撚線が使用され、これ
に対してはQを表すQ1の温度依存性が周波数fに関係
して図2のように生ずる。ここには3つの曲線が種々の
温度Tに対して示されており、特定の作動周波数fに対
して横軸に向かう矢印により、温度Tの上昇と共に撚線
のQ1が減少することが示されている。単線のQ2に対
する相応の曲線が図3に示されている。これから分かる
ように、図2中で既に強調されている作動周波数fに対
して単線に対する図3によればQ2の逆向きの温度依存
性が生ずる。ここでは上向きの矢印により示されている
温度上昇の際に、ここでもQ2が高められる。このこと
は、撚線から成る第1のコイル1および単線から成る第
2のコイル2の直列回路におけるQ1の下降が、少なく
とも部分的にQ2の同時の上昇により補償され得ること
を意味する。全オーム性抵抗は第1のオーム性抵抗4お
よび第2のオーム性抵抗6の直列接続から成っている。
両コイル1、2の磁気的結合により全回路装置のインダ
クタンスは比例関係よりも大きく増大し、他方において
オーム性抵抗は直線的に上昇する。それによって、直列
に接続されている両コイル1、2から成る全回路装置に
対して、第1のコイル1のQ1にくらべてほぼ不変であ
る1つのQが達成される。
直列に接続されたコイル1、2が示されている。第1の
コイル1は第1のインダクタンス3および第1のオーム
性抵抗4を有し、第2のコイル2は第2のインダクタン
ス5および第2のオーム性抵抗6を有する。第1のコイ
ル1に対してはコイル導体として撚線が使用され、これ
に対してはQを表すQ1の温度依存性が周波数fに関係
して図2のように生ずる。ここには3つの曲線が種々の
温度Tに対して示されており、特定の作動周波数fに対
して横軸に向かう矢印により、温度Tの上昇と共に撚線
のQ1が減少することが示されている。単線のQ2に対
する相応の曲線が図3に示されている。これから分かる
ように、図2中で既に強調されている作動周波数fに対
して単線に対する図3によればQ2の逆向きの温度依存
性が生ずる。ここでは上向きの矢印により示されている
温度上昇の際に、ここでもQ2が高められる。このこと
は、撚線から成る第1のコイル1および単線から成る第
2のコイル2の直列回路におけるQ1の下降が、少なく
とも部分的にQ2の同時の上昇により補償され得ること
を意味する。全オーム性抵抗は第1のオーム性抵抗4お
よび第2のオーム性抵抗6の直列接続から成っている。
両コイル1、2の磁気的結合により全回路装置のインダ
クタンスは比例関係よりも大きく増大し、他方において
オーム性抵抗は直線的に上昇する。それによって、直列
に接続されている両コイル1、2から成る全回路装置に
対して、第1のコイル1のQ1にくらべてほぼ不変であ
る1つのQが達成される。
【図1】本発明の一実施例の接続図。
【図2】温度をパラメータとし、撚線からなるコイル導
体の周波数に対するQ曲線。
体の周波数に対するQ曲線。
【図3】温度をパラメータとし、単線からなるコイル導
体の周波数に対するQ曲線。
体の周波数に対するQ曲線。
1 第1のコイル 2 第2のコイル 3 第1のインダクタンス 4 第1のオーム性抵抗 5 第2のインダクタンス 6 第2のオーム性抵抗 Q1 第1のコイルのQ Q2 第2のコイルのQ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のコイル導体から成り第1のインダ
クタンス(3)および第1のQ(Q1)を有する第1の
コイル(1)と、第1のコイル(1)に直列接続され、
第2のコイル導体から成り第2のインダクタンス(5)
および第2のQ(Q2)を有する第2のコイル(2)と
を備え、両コイル(1、2)は磁気的に結合されてお
り、作動周波数fの特定の範囲に対して両コイル(1、
2)に対するQ(Q1およびQ2)の温度依存性が、第
1のコイル(1)に対しては第1のQ(Q1)が温度
(T)の上昇と共に低下し、第2のコイル(2)では第
2のQ(Q2)が温度(T)の上昇と共に上昇するよう
に逆向きに変化するように選ばれていることを特徴とす
る温度補償用回路装置。 - 【請求項2】 第1のコイル導体は撚線から、第2のコ
イル導体は単線から成っていることを特徴とする請求項
1記載の回路装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP91110766A EP0521176B1 (de) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Schaltungsanordnung zur Temperaturkompensation der Spulengüte |
AT91110766.2 | 1991-06-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209911A true JPH05209911A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=8206880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4188969A Withdrawn JPH05209911A (ja) | 1991-06-28 | 1992-06-24 | 温度補償用回路装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5248955A (ja) |
EP (1) | EP0521176B1 (ja) |
JP (1) | JPH05209911A (ja) |
DE (1) | DE59100083D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09113203A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-05-02 | Toyoda Mach Works Ltd | 差動トランスおよびそれを用いた測定装置 |
DE10312919A1 (de) * | 2003-03-22 | 2004-10-07 | Rb Messtechnik Gmbh | Induktiver Wegsensor |
JP6179109B2 (ja) * | 2013-01-30 | 2017-08-16 | 株式会社ジェイテクト | 測定方法および研削盤 |
CN115514107A (zh) | 2021-06-23 | 2022-12-23 | 恩智浦美国有限公司 | 无线充电方法、装置和系统 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US381304A (en) * | 1888-04-17 | Electrical coil and conductor | ||
US2158132A (en) * | 1938-02-17 | 1939-05-16 | Bell Telephone Labor Inc | Magnet body and process of making the same |
DE1589826C3 (de) * | 1967-05-11 | 1974-06-12 | Alfons 7411 Rommelsbach Griese | Hochfrequenzspule |
US3694785A (en) * | 1972-02-22 | 1972-09-26 | Pickering & Co Inc | Temperature compensating differential transformer |
NL170347C (nl) * | 1976-01-19 | 1982-10-18 | Philips Nv | Elektrische inrichting voorzien van een metaaldampontladingslamp. |
DE2756873A1 (de) * | 1977-12-20 | 1979-06-21 | Fischer & Porter Gmbh | Verfahren zur messung der stromstaerke eines fliessenden mediums |
CH655414B (ja) * | 1981-07-17 | 1986-04-15 | ||
JPH0754273B2 (ja) * | 1987-12-26 | 1995-06-07 | 大同特殊鋼株式会社 | トルクサンセ |
CH676147A5 (ja) * | 1988-06-17 | 1990-12-14 | Vibro Meter Ag | |
US5089930A (en) * | 1991-04-12 | 1992-02-18 | Pickering Controls, Inc. | Temperature compensated linear variable transformer |
-
1991
- 1991-06-28 DE DE9191110766T patent/DE59100083D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-28 EP EP91110766A patent/EP0521176B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4188969A patent/JPH05209911A/ja not_active Withdrawn
- 1992-06-25 US US07/904,701 patent/US5248955A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0521176B1 (de) | 1993-04-14 |
US5248955A (en) | 1993-09-28 |
DE59100083D1 (de) | 1993-05-19 |
EP0521176A1 (de) | 1993-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5783984A (en) | Method and means for combining a transformer and inductor on a single core structure | |
US3037175A (en) | Broadband transformers | |
US2406045A (en) | Inductance device | |
US3214679A (en) | Superconductive transformer system | |
US7005920B2 (en) | Programmable passive inductor | |
US2963669A (en) | Air-core transformer | |
US3603864A (en) | Current dependent filter inductance | |
JPH05209911A (ja) | 温度補償用回路装置 | |
KR19990044630A (ko) | 고임피던스 비 광대역 트랜스포머 회로 | |
JPH11154843A (ja) | インピーダンス調整器のシステムおよび方法 | |
US5999077A (en) | Voltage controlled variable inductor | |
US4950935A (en) | Surface-acoustic-wave convolver | |
US3748570A (en) | Adjustable output voltage transformer | |
JPH04317307A (ja) | 変成器 | |
JP2000102161A (ja) | 変圧器 | |
US1376011A (en) | Electric apparatus | |
US4768002A (en) | Power filter resonant frequency modulation network | |
JP4350268B2 (ja) | チョークコイル | |
US2771585A (en) | Impedance transformer network | |
US2078688A (en) | Variable voltage transformer | |
JPH0320057B2 (ja) | ||
JP2520057B2 (ja) | トランス装置 | |
US2669698A (en) | Radio frequency matching transformer | |
US3137831A (en) | Layer-wound air-core transformer | |
Perry | Multiple layer parallel connected air-core inductor design |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |