JPH05209872A - 流体の分析のためのテストキャリア - Google Patents

流体の分析のためのテストキャリア

Info

Publication number
JPH05209872A
JPH05209872A JP4263489A JP26348992A JPH05209872A JP H05209872 A JPH05209872 A JP H05209872A JP 4263489 A JP4263489 A JP 4263489A JP 26348992 A JP26348992 A JP 26348992A JP H05209872 A JPH05209872 A JP H05209872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
net
substrate
trough
test field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4263489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3260443B2 (ja
Inventor
Karl Peter Schaeffer Gerd
カール ペーター シェーファ ゲルト
Krause Manfred
クラウゼ マンフレット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roche Diagnostics GmbH
Original Assignee
Boehringer Mannheim GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boehringer Mannheim GmbH filed Critical Boehringer Mannheim GmbH
Publication of JPH05209872A publication Critical patent/JPH05209872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3260443B2 publication Critical patent/JP3260443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/525Multi-layer analytical elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54386Analytical elements

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フレーム2の中に支持されており、サンプル
流体の適用のためのサンプル適用面12を有するテストフ
ィールド3を含んでなる流体の分析のためのテストキャ
リアであって、プラスチック材料の基体4中にテストフ
ィールド3を収容するための槽型のくぼみ6が設けら
れ、該くぼみはテストフィールド3の上からプラスチッ
ク材料の保持ネット5によりおおわれることを特徴とす
るテストキャリアならびにその製造法である。 【効果】 本発明により、テストフィールドが複数の層
からなるテスト層パックであって、テスト層間での均一
な流体移動および分析のすぐれた正確性が達成され、か
つ薄く、取り扱いが容易で、製造コストが低いテストキ
ャリアが提供される。また、前記テストキャリアの低コ
ストの大量生産に適した製造法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームの中に支持さ
れておりサンプル流体のためのサンプル適用面を有する
テストフィールドを含んでなる流体の分析のためのテス
トキャリアおよびそのようなテストキャリアの製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】流体、とくにヒトまたは動物の体液の組
成物の定性的または定量的分析測定のため、いわゆるテ
ストキャリアがますます用いられるようになっている。
テストキャリアは、分析に必要な試薬を1つまたはそれ
以上のテスト層に乾燥した形で含んでおり、そのため英
語の文献では「固体状態分析手段(solid state analys
is device )」としても知られている。サンプルはサン
プル適用面へ適用され、サンプルと試薬との反応の結
果、検出可能なシグナル、とくに肉眼でまたは器械で、
多くのばあい反射光度測定により評価されうる色彩変化
を生じる。
【0003】多数の異なるタイプのテストキャリアが知
られている。それらは用いられる試薬に関して異なるだ
けでなく、その構成、とくにテスト層の配置および固定
の点においても異なっている。とくに、以下の2つの全
く異なるタイプのテストキャリアを区別することができ
る。
【0004】ストリップタイプのテストキャリア(テス
トストリップ)は、本質的にプラスチック材料の長さ方
向のキャリング層およびその層の上に固定されたテスト
層からなる。テスト層とプラスチックキャリアとの間の
接続は通常結合によりつくられ、多くのばあい、その接
着は全領域にわたってではなく、テスト層の一端で行な
われる。いくつかのばあいでは、穴のあいたフィルムま
たはネットなどの付加的な固定手段も用いられる。それ
らはキャリング層に固定され、間接的にテスト層を守
る。この配置ではテスト層は互いに独立して製造するこ
とができ、それぞれの分析の必要にしたがって、ストリ
ップタイプのテストキャリアの最終組み立ての際に配置
および固定することができる。
【0005】第2のタイプのテストキャリアのばあいに
は、試薬を含有するテストフィールドは写真スライドと
同様にフレームによって支持される。そのようなテスト
キャリアを、以下「フレーム付テストキャリア」または
「分析チップ」と呼ぶ。英語の文献では「分析スライド
(analysis slides )」の語が通常用いられる。
【0006】フレーム付テストキャリアのテストフィー
ルドは、通常透明なキャリア材料からなり、その上を写
真フィルムの感光層と同様に1またはそれ以上の試薬層
が互いに重なって覆っており、そのため試薬層は全領域
にわたって互いに堅く接続されている。したがって、テ
ストフィールドは苦もなくプラスチック材料の、または
防水厚紙のフレームにはめられうる単一の部品である。
【0007】装置による分析を自動的に行なうに際し、
フレームにより輸送および位置決めが容易になることは
分析チップの利点であると考えられうる。しかし、他
方、既知の方法による製造は比較的高価である。とく
に、テストフィールドが互いにゆるく重なりあった2つ
以上の層からなるテスト層パックとして組み立てられる
ばあいにこのことがいえる。
【0008】テストストリップのばあいにおいては、テ
ストフィールドをおおうためのネットを用いることがず
っと以前から知られている(ドイツ特許第211845
5号明細書)。しかし、テストストリップの設計および
製造を支配する条件は、分析チップを支配する条件とは
全く異なる。
【0009】テストストリップは以下の連続した工程で
製造される。すなわち、それぞれのテストフィールドの
長さに一致した幅の帯状のテストフィールドはそれぞれ
テストストリップの長さに一致した幅のプラスチックキ
ャリア帯状物上に連続的に結合される。製造工程の最後
にのみ、それぞれの表面ストリップ中に帯状の材料をそ
の長さ方向に対して横に切断する。ネットの固定はその
製造工程に容易に組み入れうる。すなわち、テストフィ
ールドの結合ののち、ネット材料からなるさらなる帯状
物が送り込まれ、個々のテスト層の間のキャリア材料と
結合される。この手順はドイツ特許第2118555号
明細書、キャリアリボンへのネットの固定のために述べ
られる、テストストリップの製造に通常用いられる種々
の方法にも記載されている。いわゆる「ヒートシール」
法は実際に受け入れられている。ヒートシール法では、
キャリア材料には、熱溶融粘着性物質からなる粘着層が
設けられており、その熱溶融粘着層を熱して、ネット材
料を熱したロールによってこの層に押し入れる。
【0010】他方、フレーム付テストキャリアは独立し
て製造される。フレームは写真スライドのようにその表
面積においておよそ等しい大きさの2つの半分からな
る。組立ての段階では、テストフィールドをフレームの
下半分に導入し、フレームの上半分によって堅く留める
かまたは堅く結合する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、テス
トフィールドが互いにゆるく重なりあう2つ以上の層か
らなるテスト層パックとして提供される、応用にも適す
るフレーム付テストキャリアを提供することである。そ
のテストキャリアは同時に、極めて薄く、取扱いが容易
で製造コストが低いことによってもすぐれているべきで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的は、前文に記載
した種類のテストキャリアのばあいには、プラスチック
材料の基体中にテストフィールドを収容するための槽型
くぼみが設けられ、そのくぼみはテストフィールドの上
からプラスチック材料の保持ネットにより覆われるとい
う事実により達成される。
【0013】そのようなテストキャリアはきわめて単純
な構造である。基体は非常に単純な形態を有し、射出成
形法により熱可塑性プラスチック材料から簡単に、かつ
コスト的に有利に製造することができる。テストキャリ
アは、いかなる複雑な形状も伴わない平らな円板からな
っていてもよい。テストフィールドを収容するための槽
型くぼみのみが刻まれなければならない。しかし、たと
えば分析器械においてまたは製造段階での分析チップの
輸送のためなどに便利な付加的な凹部または他のプラス
チック形状を設けることももちろん可能である。
【0014】フレームの第2の部分としては、保持ネッ
トのみが必要とされる。保持ネットはテストフィールド
自身よりもわずかだけ大きい。保持ネットは市販のプラ
スチックの、好ましくは単繊維の、織布からなるので、
保持ネットのための材料コストはきわめて低い。
【0015】ネットは、実質的にゆるく(いかなるばあ
いも全領域にわたって接続することなく)互いに重なる
いくつかのテスト層からなるテスト層パックを確実に守
るというだけでなく、多くのプラスチックのネット材料
に特有な保持ネットの弾性はテスト層の互いの流体接触
の点で好ましい結果を有しうる。テスト層間での均一な
流体移動およびそれゆえ分析のすぐれた正確性が達成さ
れうるのであるが、テストフィールドパックを堅く固定
すると通常のテストフィールドでは避けられない厚さの
ちがいがあるため、大きく異なる圧力負荷が生じ、した
がって流体の不均一な通過が起こる。
【0016】本発明では、それぞれのテストの必要にし
たがって、非常に異なる材料のテスト層を結合して非常
に様々のテスト層パックとすることが可能である。たと
えば、複合繊維構造を有するもの(織布または不織
布)、細孔性プラスチック層(薄膜(membranes ))、
多孔性のフィルム層または膨脹性フィルム(swellable
films )および紙を基礎としたテスト層を、それぞれの
応用において各層の性質を利用するために、互いに連結
することができる。
【0017】本発明においては、前に述べた分析チップ
を設計する通常の方法をやめて、フレームは本質的に唯
一の構成要素、すなわち基体で形成されている。テスト
フィールドは、槽型くぼみ中にきわめて小さな軽量の構
成要素、保持ネットによって堅く支持される。
【0018】本発明の分析チップを低コストで大量生産
するために適した方法を開発するについては、明らかに
かなりの問題がある。これらの問題は、以下のような本
発明の方法により解決される。すなわち、テストフィー
ルドを基体中の槽型くぼみに導入し、保持ネット用のネ
ット材料を連続した材料のリボンとして送り込み1つの
作業段階において保持ネットをネット材料のリボンから
分離してくぼみの上に置き、槽型くぼみに隣接する表面
ストリップで基体の材料と加熱結合させる。
【0019】ここで用いられる「加熱結合」の語は、材
料の少なくとも1つを柔らかくなる程度まで加熱し、同
時に2つの材料を互いに押しつけて、その圧力と高温の
効果で接着剤を用いずに2つの構成要素を堅く結合させ
る操作を意味する。好ましくは、基体の熱可塑性材料
は、保持ネットの材料の寸法の安定性にとって重大でな
い、すなわちネット材料の実質的軟化も他種類の悪化も
生じないような温度で軟化する。圧力と温度の適用を伴
う加熱結合の間に、保持ネットの糸は、基体の軟化した
固まりの中へ入り込む。基体材料の冷却および凝固のの
ち、それらは基体の中へ広い範囲にわたりはめ込まれ、
確実に留められる。
【0020】そのような手順は、他の目的のためには知
られている。ドイツ特許第2118455号において
も、テストストリップ自身のキャリア層が、もしたとえ
ばポリビニルクロリドからなるものであれば、粘着層と
して働きうるという可能性が述べられている。このばあ
いには、ネットへの接続は見たところではたとえばメチ
レンクロリドのような適切な溶媒で表面を膨脹させたの
ち圧力をかけるかまたは直接溶接することにより行なわ
れるかもしれない。しかし、これらの理論上の考察は実
際には実施されたことがない。
【0021】本発明のばあい、保持ネットの固定は、好
ましくは槽型くぼみを完全に取り囲んでいる、表面スト
リップ中で行なわれ、表面ストリップは好ましくは基体
の表面に対してくぼんだ肩部として形成される。既知の
テストストリップのばあいは、基体が充分な安定性を有
する均一な材料から完全に製造される本発明のばあいよ
り、はるかに低い温度で働くよう特別の熱溶融粘着材料
を用いることで、保持ネットの固定が可能である。さら
に、テストストリップのばあいは、密閉は、回転ローラ
ーによる連続した輸送帯上で非常に速やかにテストフィ
ールドの両側のみで、行なわれる。
【0022】すなわち、本発明のテストキャリアは、フ
レーム2の中に支持されておりサンプル流体の適用のた
めのサンプル適用面12を有するテストフィールド3を含
んでなる流体の分析のためのテストキャリアであって、
プラスチック材料の基体4中にテストフィールド3を収
容するための槽型のくぼみ6が設けられ、該くぼみはテ
ストフィールド3の上からプラスチック材料の保持ネッ
ト5により覆われることを特徴とするテストキャリアで
ある。
【0023】さらに本発明のテストキャリアは、互いに
重なりあっており、互いの全面にわたっては接続されて
いない2つ以上のテスト層7、8、9を有するテスト層
パックとして、テストフィールド3が設けられているも
の、保持ネット5により覆われるテストフィールドの表
面がサンプル適用面12であるもの、基体4の材料が熱可
塑性であり、保持ネット5の寸法の安定性にとって重大
でない温度で軟化するものであって、槽型くぼみ6に隣
接する基体4の表面ストリップ13の部分的軟化および軟
化した材料中へネットを押込むことにより該ネットがそ
の縁で固定化されているもの、表面ストリップ13が完全
に槽型くぼみ6を囲んでいるもの、槽型くぼみを限って
いる壁15が、該壁の上端15aを通り過ぎて基体4の表面
18に対してくぼんだ肩部16の中へとつながっているも
の、槽型くぼみ6はテストフィールド3よりも大きく、
テストフィールド3がその周囲の大部分で四方八方をギ
ャップ22により囲まれるように槽型くぼみ6においてテ
ストフィールド3の位置決めを行なう位置決め手段20が
設けられているもの、前記ギャップ22が約0.3mm 以上、
約1mm以下の幅であるものであってもよい。
【0024】本発明のテストキャリアは、テストフィー
ルドを基体の槽型くぼみ中へ導入し、保持ネット用ネッ
ト材料を連続した材料の帯として送り込み、1つの作業
段階で保持ネットをネット材料の帯から分離し、槽型く
ぼみの上に置き、槽型くぼみを囲む表面ストリップにお
いて基体の材料と加熱結合させることにより製造され
る。また、結合の前に、加熱結合が起こる基体の表面ス
トリップ中に上に突き出た周囲ビーズを設けてもよい。
【0025】
【実施例】本発明を図面において例示した具体例によっ
て詳しく説明する。
【0026】図1に示したテストキャリア1は好ましく
は3mm未満の、とくに好ましくは2mm以下の厚さの平ら
なフレーム2を有し、その中央にはテストフィールド3
が位置する。フレーム2は本質的に基体4によって形成
される。テストフィールド3は保持ネット5によってお
おわれる。
【0027】構成および配置の詳細を図2および3に示
す。
【0028】基体4は槽型くぼみ6を含んでなり、槽型
くぼみの中にテストフィールド3が配置されている。テ
ストフィールド3は、図示した好ましいばあいでは、互
いにゆるく重なりあった複数のテスト層7、8、9から
なるテスト層パックとして構成される。その層は、テス
ト手順における種々の機能を満たす。たとえば、一番上
のテスト層7は血液サンプルから妨害を行なう赤血球を
分離する働きをする赤血球分離層であってもよい。たと
えば、米国特許第4477575号のガラス繊維マット
が適している。層8は、たとえば予備反応のための試薬
がしみ込んだ紙層であってもよい。一方、たとえば色彩
形成層として設計された層9の下側での分析の色彩変化
特性の役に立つ試薬系を含有する試薬フィルムを一番下
のテスト層として用いてもよい。テスト手順の詳細は、
本発明にとっては重要でない。しかし、一般にテスト手
順は、サンプルをサンプル適用側10として設計されうる
テスト層パックの一方の面からサンプル適用面12上に適
用し、検出シグナルの測定または視覚評価はテスト層パ
ックの反対側(検出側11)で行なう。
【0029】保持ネットは、槽型くぼみ6を囲む表面ス
トリップ13において基体4と加熱結合されている。好ま
しくは、(図示したように)保持ネットは、テスト層パ
ック7、8、9により形成されるテストフィールド3の
サンプル適用側10上に配置される。このばあいには、保
持ネットは重要な付加的機能を満たしうる。サンプル
(たとえば血液の滴)を適用しなくてはいけない点に印
をつけるために、フレーム2と明確に異なる色でネット
に便宜的に着色してもよい。これは、とくに一般の人々
(たとえば糖尿病患者)によるセルフモニタリングの分
野における取り扱いの便宜を意味する。さらに、そのネ
ットは、テストフィールドのサンプル適用面12上に均一
にサンプルを分配することにも寄与しうる。そうする目
的で、便宜的に、ネットに洗剤をしみ込ませてもよい。
検出シグナルの測定のために、測定開口部14が基体4に
おける検出側11上に設けられる。
【0030】しかしながら、例外的なばあいには、保持
ネット5を検出側に配置し、サンプルの適用を反対側で
行なう、逆配置でも使用しうる。それぞれのばあいにお
いて、保持ネット5をその上に適用する側が本記載の分
析チップの上側として設計される。
【0031】基体4は、たとえばポリスチレンのような
合成樹脂などの均一なプラスチック材料の単純な平らな
円板からなり、射出成形法により製造される。基体に設
けられる槽型くぼみは、壁15により限られている。槽型
くぼみ6を完全に取り囲む周囲の肩部16は壁15の上端15
aに外側の方向から接している。保持ネットの端がその
上に基体に対して固定される表面ストリップ13は、肩部
16の水平面の一部である。肩部16の深さdは、保持ネッ
ト5の厚さにおおよそ一致するかまたはわずかに大き
い。そのため、保持ネット5の表面17は基体4の表面18
と同じ高さである。
【0032】基体4の表面17は、必ずしも、たとえばく
ぼみまたは凹所のような中断を免れて(図に表わしたよ
うに)いなくてはならないことはない。しかし、表面ス
トリップ13の領域においては、基体4の厚さは、ぴんと
張られた保持ネット5がテスト層を固定するよう、そし
てもし必要であればそれらを共に軽く押しつけるように
なるように、テスト層パック7、8、9の厚さに適合し
ていることが必須である。したがって、「テストフィー
ルドを収容するための槽型くぼみ」の語は、平らなくぼ
みが成形部材4に含まれており、そのくぼみの壁15は前
記層の高さの合計とおよそ同じ高さであって、その結果
ぴんと張られた保持ネットは一番上の層を軽く押しつけ
る、という意味である。
【0033】図示した好ましいばあいには、槽型くぼみ
6中のテストフィールド3の水平部分はテストフィール
ドの壁15によって直接限られない。代わりに、位置決め
手段20が設けられる。図示したばあいには、位置決め手
段は、分離した限定エレメント21によって壁15から始ま
る半円柱形突出部21aの形に形成される。その位置決め
手段によって、テストフィールド3は槽型くぼみ6中に
位置決めされ、好ましくは約0.3mm 以上約1mm以下の幅
であるギャップ22によって、その周囲の大部分のすべて
の側が囲まれる。
【0034】もし、テストフィールドが複数の層からな
っており、サンプル流体がテスト層の配列において、一
番上から一番下まで次々にテスト層を通っていかずに、
テストフィールドパック7、8、9の横の端から流れお
ちないようにしなくてはならないばあいは、その寸法は
とくに重要である。測定結果はこの種の「サンプルの短
絡」によって歪められるであろうから、多くの反応のた
めに個々の試薬との接触が正確に配列されていること、
または妨害となる構成要素を前もって確実に分離するこ
とは必須である。テストフィールド3の表面よりも保持
ネット5の面積が大きく、テストフィールド3の端また
は外側に重なる保持ネット5の領域にもサンプルが適用
される可能性を除外しえないのであるが、驚くべきこと
に、本発明では、サンプルの短絡を確実に防ぎうること
が見出された。好ましくは、保持ネットの面積は、テス
トフィールドの面積よりわずかに大きいだけであり、保
持ネットの面積は、好ましくはテストフィールド3の面
積の150 %と500 %との間、とくに好ましくは180 %と
300 %との間である。
【0035】半円柱形の突出部21aの代わりに、たとえ
ば三角形の断面を有する、他の分離した限定エレメント
21を位置決め手段として用いうる。テスト層7、8、9
の外側の端と接触するようになる限定エレメントの接触
面はできる限り小さくあるべきである。線接触を保証す
る形が好ましい。いずれのばあいにも、周囲のギャップ
22は限定エレメント21によって、その長さの25%以下、
とくに好ましくは10%以下をさえぎられるべきである。
【0036】さらに好ましい具体例では、限定エレメン
ト21は、テストフィールド3に面しているその側面23が
テストフィールドから、底から上へ斜めに離れていくよ
うに形成される。限定エレメント21とテストフィールド
3の面との間隔は、さらに、テストフィールド3の一番
下の層9の底の端が限定エレメント21に突き当たるよう
に互いに適合される。このようにして、非常に正確な位
置決めが達成され、同時に単純で有効な機械的組み立て
が可能となる。層9の上に重なるテスト層7、8はある
程度の許容性をもって位置決めされうるが、とくに、光
学的評価のために必須である色彩形成層9は非常に正確
に位置決めされる。
【0037】図3から6は、本発明の方法およびその方
法と関連するテストキャリアの構成上の特徴を説明す
る。
【0038】基体4は、詳しくは図示されていない、普
通に構成された輸送ライン25によって1歩ずつ輸送され
る。テストフィールド3は充填ステーション(図にはな
い)で槽型くぼみへ導入される。
【0039】こののち、この分析チップは、全体が27と
して設計された密閉ステーションへ輸送される。密閉ス
テーションは、ローラーから帯30を送り込む送り経路2
9、輸送ライン25の中に通された金敷(anvil )33およ
び矢印34の方向に垂直に上下動することのできる押し型
35を含んでなる。
【0040】押し型35は、同時にネット材料30の帯から
適当な断片を分離し、保持ネット5を形成する働きをす
る。図示したばあいには、ネット材料30は適当な幅なの
で、さらに必要なのはそれぞれのばあいに適当な長さを
分離することだけである。これは、好ましくは、適当に
鋭くされ、送り経路29の基体4の輸送方向において前
端、すなわち図6における送り経路29の右端を形成する
下刃と相互作用する押し型35の輸送方向における後端、
すなわち図6における押し型35の左辺で押し切られるこ
とにより行なわれる。適当な幅のネット材料の代わり
に、より幅の広い材料30の帯を用いてもよい。そのばあ
い、ネット材料30の帯から適当な断片を打ち抜くため、
下刃37は望ましい保持ネット5の大きさの凹所を含んで
なり、押し型35はすべての側で端を鋭くされるよう構成
される。
【0041】保持ネット5の分離の直後の作業段階で
は、基体の槽型くぼみを取り囲む表面ストリップ13にお
いて加熱結合を行なうことが必須である。このために、
押し型35の接触する下の領域の端で点線で示されてい
る、相応な幅の周囲圧力ビーズ40が加熱される。圧力ビ
ーズは表面ストリップ13に対して保持ネット5の端を押
し、そこで圧縮が行なわれる。保持ネット5の端は軟化
されている基体4の材料へ押しつけられ、個々の糸5a
は、図5に示されるように、大部分が材料中に埋め込ま
れる。これを容易にするために、ネット材料はあまり密
であるべきでない。好ましくは、糸の間隔は糸の直径の
半分以上の大きさ、とくに好ましくはちょうど同じ大き
さであるべきである。
【0042】さらに圧縮を容易にし、テストフィールド
の熱負荷を減じるために、圧縮の前に上に突き出た周囲
ビーズ39が圧力ストリップ13中に設けられていれば有利
である(図4)。その周囲ビーズ39は、好ましくはおよ
そ0.2mm 以上、とくに好ましくはおよそ0.3 〜0.4mm の
高さである。
【0043】
【発明の効果】本発明により、テストフィールドが複数
の層からなるテスト層パックであって、テスト層間での
均一な流体移動および分析のすぐれた正確性が達成され
うるテストキャリアが提供される。本発明のテストキャ
リアは、さらに、きわめて薄く、取り扱いが容易で、製
造コストが低い。
【0044】また、本発明により、前記テストキャリア
の、低コストで大量生産するために適した製造法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテストキャリアの斜視図である。
【図2】図1のII−II線についての断面図である。
【図3】組立前の基体の平面図である。
【図4】図2と同様の、しかし圧縮前の基体のみの拡大
断面図である。
【図5】図2のIV−IV線についての断面図である。
【図6】本発明の製造方法の全体的な斜視図である。
【符号の説明】
2 フレーム 3 テストフィールド 4 基体 5 保持ネット 6 槽型くぼみ 7、8、9 テスト層 12 サンプル適用面 13 表面ストリップ 15 壁 16 肩部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 ゲルト カール ペーター シェーファ ドイツ連邦共和国、デー−6700 ルートビ グシャーフェン、バンダーシュトラッセ 35 (72)発明者 マンフレット クラウゼ ドイツ連邦共和国、デー−6806 フィール ンハイム、コンラート−アデナウアー−ア ルレー 4

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(2)の中に支持されておりサ
    ンプル流体の適用のためのサンプル適用面(12)を有す
    るテストフィールド(3)を含んでなる流体の分析のた
    めのテストキャリアであって、プラスチック材料の基体
    (4)中にテストフィールド(3)を収容するための槽
    型のくぼみ(6)が設けられ、該くぼみはテストフィー
    ルド(3)の上からプラスチック材料の保持ネット
    (5)により覆われることを特徴とするテストキャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 互いに重なりあっており、互いの全面に
    わたっては接続されていない2つ以上のテスト層(7、
    8、9)を有するテスト層パックとして、テストフィー
    ルド(3)が設けられている請求項1記載のテストキャ
    リア。
  3. 【請求項3】 保持ネット(5)により覆われるテスト
    フィールドの表面がサンプル適用面(12)である請求項
    1または2記載のテストキャリア。
  4. 【請求項4】 基体(4)の材料が熱可塑性であり、保
    持ネット(5)の寸法の安定性にとって重大でない温度
    で軟化するものであって、槽型くぼみ(6)に隣接する
    基体(4)の表面ストリップ(13)の部分的軟化および
    軟化した材料中へネットを押込むことにより該ネットが
    その縁で固定化される請求項1、2または3記載のテス
    トキャリア。
  5. 【請求項5】 表面ストリップ(13)が完全に槽型くぼ
    み(6)を囲んでいる請求項4記載のテストキャリア。
  6. 【請求項6】 槽型くぼみを限っている壁(15)が、該
    壁の上端(15a)を通り過ぎて基体(4)の表面(18)
    に対してくぼんだ肩部(16)の中へとつながっている請
    求項1、2、3、4または5記載のテストキャリア。
  7. 【請求項7】 槽型くぼみ(6)はテストフィールド
    (3)よりも大きく、テストフィールド(3)がその周
    囲の大部分で四方八方をギャップ(22)により囲まれる
    ように槽型くぼみ(6)においてテストフィールド
    (3)の位置決めを行なう位置決め手段(20)が設けら
    れている請求項1、2、3、4、5または6記載のテス
    トキャリア。
  8. 【請求項8】 前記ギャップ(22)が約0.3mm 以上、約
    1mm以下の幅である請求項7記載のテストキャリア。
  9. 【請求項9】 テストフィールドを基体の槽型くぼみ中
    へ導入し、保持ネット用ネット材料を連続した材料の帯
    として送り込み、1つの作業段階で保持ネットをネット
    材料の帯から分離し、槽型くぼみの上に置き、槽型くぼ
    みを囲む表面ストリップにおいて基体の材料と加熱結合
    させることを特徴とする請求項1記載のテストキャリア
    の製造法。
  10. 【請求項10】 結合の前に、加熱結合が起こる基体の
    表面ストリップ中に上に突き出た周囲ビーズを設ける請
    求項9記載の製造法。
JP26348992A 1991-10-02 1992-10-01 流体の分析のためのテストキャリア Expired - Fee Related JP3260443B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4132743.8 1991-10-02
DE4132743A DE4132743A1 (de) 1991-10-02 1991-10-02 Testtraeger fuer die analyse von fluessigkeiten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05209872A true JPH05209872A (ja) 1993-08-20
JP3260443B2 JP3260443B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=6441947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26348992A Expired - Fee Related JP3260443B2 (ja) 1991-10-02 1992-10-01 流体の分析のためのテストキャリア

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5284622A (ja)
EP (1) EP0535480B1 (ja)
JP (1) JP3260443B2 (ja)
AT (1) ATE138198T1 (ja)
DE (2) DE4132743A1 (ja)
DK (1) DK0535480T3 (ja)
ES (1) ES2087385T3 (ja)
GR (1) GR3020126T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2470292C2 (ru) * 2010-12-08 2012-12-20 Закрытое акционерное общество "Научно-производственная фирма "СЕРВЭК" Индикаторный плоский элемент для химического обнаружения веществ (варианты)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3299330B2 (ja) * 1993-03-18 2002-07-08 持田製薬株式会社 簡易測定装置および方法
US5516697A (en) * 1993-08-26 1996-05-14 Ferrosensor, Inc. Biosensor for detecting iron
US5833923A (en) * 1995-12-22 1998-11-10 Universal Healthwatch, Inc. Sampling-assay interface system
US5833924A (en) * 1995-12-22 1998-11-10 Universal Healthwatch, Inc. Sampling-assay device and interface system
DE19629655A1 (de) * 1996-07-23 1998-01-29 Boehringer Mannheim Gmbh Diagnostischer Testträger und Verfahren zur Bestimmung eines Analyts mit dessen Hilfe
DE19629657A1 (de) * 1996-07-23 1998-01-29 Boehringer Mannheim Gmbh Volumenunabhängiger diagnostischer Testträger und Verfahren zur Bestimmung von Analyt mit dessen Hilfe
US6991940B2 (en) 1997-06-10 2006-01-31 Home Diagnostics, Inc. Diagnostic sanitary test strip
US7049130B2 (en) * 1997-06-10 2006-05-23 Home Diagnostics, Inc. Diagnostic sanitary test strip
US6040195A (en) 1997-06-10 2000-03-21 Home Diagnostics, Inc. Diagnostic sanitary test strip
DE19819537A1 (de) * 1998-04-30 2000-03-16 Biochip Technologies Gmbh Analyse- und Diagnostikinstrument
ES2269171T3 (es) * 1999-07-26 2007-04-01 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Heal Dispositivo en capas con regiones de captura para analisis celular.
EP1203563A3 (de) * 2000-10-31 2004-01-02 Boehringer Mannheim Gmbh Analytisches Hilfsmittel mit integrierter Lanzette
WO2002072264A1 (en) * 2001-03-09 2002-09-19 Biomicro Systems, Inc. Method and system for microfluidic interfacing to arrays
US8372112B2 (en) * 2003-04-11 2013-02-12 St. Jude Medical, Cardiology Division, Inc. Closure devices, related delivery methods, and related methods of use
US8262991B2 (en) * 2003-05-19 2012-09-11 Lattec I/S Apparatus for analysing fluid taken from a body
KR100579489B1 (ko) * 2003-12-11 2006-05-12 이진우 생체물질 측정장치 및 그 제조방법
GB2435510A (en) * 2006-02-23 2007-08-29 Mologic Ltd Enzyme detection product and methods
GB2435512A (en) * 2006-02-23 2007-08-29 Mologic Ltd A binding assay and assay device
GB2435511A (en) * 2006-02-23 2007-08-29 Mologic Ltd Protease detection
GB2437311A (en) * 2006-04-07 2007-10-24 Mologic Ltd A protease detection product
PL2244086T3 (pl) 2006-04-08 2021-11-22 F. Hoffmann-La Roche Ag Analiza danych optycznych za pomocą histogramów
ATE534328T1 (de) 2007-05-29 2011-12-15 Hoffmann La Roche Flexible lanzette in einem lanzettensystem
KR101439790B1 (ko) * 2013-09-12 2014-09-12 유승국 진단 키트 제조 장치 및 이에 의해 제조된 진단 키트

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2118455B1 (de) * 1971-04-16 1972-09-21 Boehringer Mannheim Gmbh Teststreifen
JPS59170768A (ja) * 1983-03-17 1984-09-27 Fuji Photo Film Co Ltd 非アイソト−プアツセイ用多層分析要素およびそれを用いるアツセイ方法
JPS60113133A (ja) * 1983-11-24 1985-06-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 化学分析スライドの製造方法
US4549655A (en) * 1983-12-05 1985-10-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Container for a layered chemical analysis system
DE3523439A1 (de) * 1985-06-29 1987-01-08 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger
US4719085A (en) * 1985-12-24 1988-01-12 Eastman Kodak Company Mount for ammonia-sensitive test elements
DE3630999A1 (de) * 1986-09-12 1988-03-17 Boehringer Mannheim Gmbh Mehrschichtiger testtraeger
DE3638654A1 (de) * 1986-11-12 1988-05-26 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger zur analytischen bestimmung eines bestandteils einer koerperfluessigkeit
DE3643516A1 (de) * 1986-12-19 1988-06-30 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger fuer die analytische bestimmung von bestandteilen von koerperfluessigkeiten
DE3715485A1 (de) * 1987-05-09 1988-11-17 Boehringer Mannheim Gmbh Stabilisierung von ss-galactosidase
US4912034A (en) * 1987-09-21 1990-03-27 Biogenex Laboratories Immunoassay test device and method
DE3814370A1 (de) * 1988-04-28 1989-11-09 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger fuer die analyse einer probenfluessigkeit, verfahren zur durchfuehrung einer solchen analyse und herstellungsverfahren
US4877586A (en) * 1988-07-27 1989-10-31 Eastman Kodak Company Sliding test device for assays
JP2618727B2 (ja) * 1990-01-19 1997-06-11 富士写真フイルム株式会社 全血中の被検成分の定量方法
DE4005021A1 (de) * 1990-02-19 1991-08-22 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger zur analyse einer probenfluessigkeit
DE4012216A1 (de) * 1990-04-14 1991-10-17 Boehringer Mannheim Gmbh Testtraeger fuer die analyse von fluessigkeiten
US5167924A (en) * 1990-05-22 1992-12-01 Millipore Corporation Flow through assay apparatus and process

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2470292C2 (ru) * 2010-12-08 2012-12-20 Закрытое акционерное общество "Научно-производственная фирма "СЕРВЭК" Индикаторный плоский элемент для химического обнаружения веществ (варианты)

Also Published As

Publication number Publication date
EP0535480A1 (de) 1993-04-07
ATE138198T1 (de) 1996-06-15
DE4132743A1 (de) 1993-04-08
JP3260443B2 (ja) 2002-02-25
DE59206290D1 (de) 1996-06-20
US5284622A (en) 1994-02-08
ES2087385T3 (es) 1996-07-16
DK0535480T3 (da) 1996-10-14
EP0535480B1 (de) 1996-05-15
GR3020126T3 (en) 1996-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05209872A (ja) 流体の分析のためのテストキャリア
US6395227B1 (en) Test strip for measuring analyte concentration over a broad range of sample volume
US5096836A (en) Diagnostic test carrier
EP2200744B1 (en) An analysis system
US5258163A (en) Test carrier for analysis of fluids
US4776904A (en) Multilayer analytical element and method of making, using ultrasonic or laser energy
US4273639A (en) Capillary bridge in apparatus for determining ionic activity
EP2555871B1 (en) Flow control device for assays
JP2895976B2 (ja) 流体の分析のためのテスト・キャリヤ
KR101792523B1 (ko) 일회용 진단 키트 및 이의 생산 설비
EP0174247B1 (fr) Bandelette d'analyse immunologique et procédé pour sa fabrication
JPH09297139A (ja) クロマトグラフィ免疫分析装置
US4837373A (en) Test strips
JPH052269B2 (ja)
US5569607A (en) Slide for the microscopic evaluation of liquid specimens
KR20090101823A (ko) 면역 크로마토그래피 키트 및 그 제조방법
US5935520A (en) Dry analytical element
US7544277B2 (en) Electrochemical test sensors
US4336091A (en) Method of making capillary bridge in apparatus for determining ionic activity
CN101620224A (zh) 用于装配检测装置的工具及使用方法
JPH10332700A (ja) 検査体
WO2009119993A2 (ko) 면역 크로마토그래피 키트 및 그 제조방법
JP3326004B2 (ja) 乾式分析フィルム片
JP2008541107A (ja) マトリックス材料への試薬の適用
JPH0566201A (ja) 生化学分析フイルム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees