JPH0520885U - 鶉卵吸着パツド - Google Patents
鶉卵吸着パツドInfo
- Publication number
- JPH0520885U JPH0520885U JP6725691U JP6725691U JPH0520885U JP H0520885 U JPH0520885 U JP H0520885U JP 6725691 U JP6725691 U JP 6725691U JP 6725691 U JP6725691 U JP 6725691U JP H0520885 U JPH0520885 U JP H0520885U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg
- eggs
- suction port
- inner diameter
- suction
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きさにバラツキのある鶉卵を衝撃を加える
ことなく吸着してパック詰めすることを可能とした鶉卵
吸着パッドを提供すること。 【構成】 真空室1の下面に多数取り付けた吸着パッド
本体3に、2つのくびれ部4、5を持つ蛇腹部6を介し
て内周壁面を下方に向けて拡開させた吸着口7を連設す
る。くびれ部5の内径d2 を吸着口7の最小内径d1 よ
りも小とし、大きい卵は吸着口7で、また小さい卵はく
びれ部5で吸着できるようにしておく。
ことなく吸着してパック詰めすることを可能とした鶉卵
吸着パッドを提供すること。 【構成】 真空室1の下面に多数取り付けた吸着パッド
本体3に、2つのくびれ部4、5を持つ蛇腹部6を介し
て内周壁面を下方に向けて拡開させた吸着口7を連設す
る。くびれ部5の内径d2 を吸着口7の最小内径d1 よ
りも小とし、大きい卵は吸着口7で、また小さい卵はく
びれ部5で吸着できるようにしておく。
Description
【0001】
本考案は養鶉場において鶉卵を自動的にパックに詰める鶉卵パック詰め機に使 用される鶉卵吸着パッドに関するものである。
【0002】
養鶉場において鶉卵をパック詰めするための従来の自動機は、鶉卵をケージか らベルトコンベアによって整列装置まで搬送し、整列した鶉卵を重力を利用して パックの中に落下させて収める方式を取っていた。 ところがこのような従来の方法では、鶉卵が落下時の衝撃により割れるという 問題があり、パック詰めの際に鶉卵に衝撃が加わらない機器の開発が待望されて いた。
【0003】
本考案は上記した従来の問題点を解決し、種々の大きさの鶉卵を衝撃を加える ことなく吸着してパック詰めすることができる手段を提供するために完成された ものである。
【0004】
上記の課題は、上端を真空室に連通されるゴム製の吸着パッド本体の下方に2 つのくびれ部を持つ蛇腹部を介して内周壁面を下方に向けて拡開させた吸着口を 連設し、このくびれ部の内径d2 を吸着口の最小内径d1 よりも小としたことを 特徴とする鶉卵吸着パッドにより解決することができる。
【0005】
次に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1において、1は図示しない真空源と接続された真空室であり、その下面に 本考案の鶉卵吸着パッドが一定の間隔で取り付けられている。実施例では予め整 列装置によって例えば5個×5個に整列させた鶉卵2の上方にこの真空室1を移 動させ、同時に複数個の鶉卵2を鶉卵吸着パッドによって吸着してパック詰めす るようになっている。なお鶉卵2は細い方を上向きとして整列させておくものと する。
【0006】 この鶉卵吸着パッドは、図2に拡大して示したようにゴム製の吸着パッド本体 3の下方に、2つのくびれ部4、5を持つ蛇腹部6を介して吸着口7を連設した もので、この吸着口7はその内周壁面を下方に向けて拡開させた形状とされてい る。吸着口の開き角度は50〜70°の範囲とすることが好ましい。 また本考案の鶉卵吸着パッドは、その中央のくびれ部4の内径d2 が吸着口7 の最小内径d1 よりも小さく形成されている。鶉卵2の大きさや寸法のバラツキ を考慮した場合、d1 を14.5〜16mm、d2 を13.5〜15mm、図示のd3 を8〜12mm とすることが好ましい。更に図示の吸着口7の肉厚Tをくびれ部4、5の肉厚t の3〜5倍とすることが好ましい。
【0007】
このように構成され本考案の鶉卵吸着パッドは、図1に示されるように整列さ れた鶉卵2を吸着するために使用されるものであって、真空室1の内部をマイナ ス250mmHg 程度の真空とし、鶉卵2の上方から鶉卵吸着パッドを降下させる。 一般に鶉卵2は高さのバラツキが約10mm、直径のバラツキが約5mm程度である が、比較的大きい鶉卵2は図3に示すように吸着口7の内周壁面で吸着され、吸 着されると同時にゴム製の蛇腹部6が図4に示すように縮んで鶉卵2を持ち上げ る。また比較的小さい鶉卵2は図5、図6に示すように吸着口7の最小内径d1 よりも小さい内径d2 を持つくびれ部5の部分で吸着され、やはり吸着されると 同時にゴム製の蛇腹部6が図7に示すように縮んで鶉卵2を持ち上げる。 このようにして真空室1の下面に取り付けられた鶉卵吸着パッドに全て鶉卵2 が吸着された後、包装用のパックの上方に移動させて真空を解除すれば、鶉卵に 衝撃を加えることなくパック詰めすることができる。
【0008】 なお、蛇腹部5のくびれ部の数を2としたのは、くびれ部の数をこれよりも増 加させると蛇腹部5が縮む際に鶉卵2が左右に揺れ、隣合う鶉卵2と接触するお それがあるためである。また吸着口7の肉厚Tをくびれ部4、5の肉厚tの3〜 5倍としたのは、鶉卵2を確実に捉えるとともに、蛇腹部5に十分な伸縮性を与 えるためである。
【0009】
本考案は以上に説明したように、ゴム製の吸着パッド本体の下方に2つのくび れ部を持つ蛇腹部を介して内周壁面を下方に向けて拡開させた吸着口を連設し、 このくびれ部の内径d2 を吸着口の最小内径d1 よりも小としたことにより、通 常のバラツキの範囲内の大きさの鶉卵を衝撃を与えることなく確実に吸引し、パ ック詰めすることができるものである。よって本考案は従来の問題点を解消した ものとして、その実用的価値は極めて大なものである。
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】本考案の鶉卵吸着パッドを示す一部切欠正面図
である。
である。
【図3】鶉卵吸着パッドが大きい鶉卵を吸着する状態を
示す一部切欠正面図である。
示す一部切欠正面図である。
【図4】大きい鶉卵を吸着して蛇腹部が縮んだ状態を示
す一部切欠正面図である。
す一部切欠正面図である。
【図5】吸着パッドが小さい鶉卵に当接した状態を示す
一部切欠正面図である。
一部切欠正面図である。
【図6】吸着パッドの吸着口と副吸着口が小さい鶉卵に
当接した状態を示す一部切欠正面図である。
当接した状態を示す一部切欠正面図である。
【図7】吸着パッドが小さい鶉卵を吸着して蛇腹部が縮
んだ状態を示す一部切欠正面図である。
んだ状態を示す一部切欠正面図である。
1 真空室 2 鶉卵 3 吸着パッド本体 4 くびれ部 5 くびれ部 6 蛇腹部 7 吸着口
Claims (2)
- 【請求項1】 上端を真空室に連通されるゴム製の吸着
パッド本体の下方に2つのくびれ部を持つ蛇腹部を介し
て内周壁面を下方に向けて拡開させた吸着口を連設し、
このくびれ部の内径d2 を吸着口の最小内径d1 よりも
小としたことを特徴とする鶉卵吸着パッド。 - 【請求項2】 吸着口の開き角度が50〜70°、d1 が1
4.5〜16mm、d2 が13.5〜15mm、吸着口の肉厚がくびれ
部の肉厚の3〜5倍である請求項1記載の鶉卵吸着パッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6725691U JPH0520885U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 鶉卵吸着パツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6725691U JPH0520885U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 鶉卵吸着パツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520885U true JPH0520885U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13339685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6725691U Withdrawn JPH0520885U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 鶉卵吸着パツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520885U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017108043A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社ディスコ | 搬送装置 |
CN107150893A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-09-12 | 芜湖裕东自动化科技有限公司 | 一种鹌鹑蛋下料器 |
CN110758806A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-07 | 湖南万孚农牧发展有限公司 | 基于柔性方式的鸡蛋装盒装置 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP6725691U patent/JPH0520885U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017108043A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社ディスコ | 搬送装置 |
CN107150893A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-09-12 | 芜湖裕东自动化科技有限公司 | 一种鹌鹑蛋下料器 |
CN107150893B (zh) * | 2017-06-21 | 2023-08-29 | 芜湖裕东自动化科技有限公司 | 一种鹌鹑蛋下料器 |
CN110758806A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-07 | 湖南万孚农牧发展有限公司 | 基于柔性方式的鸡蛋装盒装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |