JPH052087A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH052087A
JPH052087A JP3154582A JP15458291A JPH052087A JP H052087 A JPH052087 A JP H052087A JP 3154582 A JP3154582 A JP 3154582A JP 15458291 A JP15458291 A JP 15458291A JP H052087 A JPH052087 A JP H052087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
time
departure
arrival
boarding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3154582A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirotomi
淳 広富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP3154582A priority Critical patent/JPH052087A/ja
Publication of JPH052087A publication Critical patent/JPH052087A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道ダイヤの改正があった場合などの時刻情
報の入力を簡単化し、駅までの移動時間等を考慮した乗
車可能な電車の発車時刻の検索や、降車駅の乗り越し防
止及び最終電車の乗り遅れ防止を図る。 【構成】 駅などに設置する時刻情報入力端末を備え、
時刻情報の入力を手操作入力の他に前記時刻情報入力端
末から自動的に時刻情報の入力が行なえる。また駅の入
場改札装置に駅名コード送信手段を一体化し、さらに電
車に乗車確認信号送信手段をそなえることによって、降
車駅の乗り越し防止機能を簡単な操作で作動できる。ま
た移動時間設定手段により、駅までの移動時間等を考慮
した乗車可能な電車の発車時刻の検索ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車の時刻表を記憶
表示できる電子時計に関する。とりわけ通学通勤に鉄道
を利用する場合の時刻管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電車の時刻表は駅売店や書店で販
売されているものと、駅に置かれている無料の各駅毎の
時刻表がある。また、電子式の時刻表は特開平2−12
3391号公報、特開平2−248986号公報、実開
昭63−65082号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の紙のも
のは大きかったり、駅毎の時刻表を持たなければならな
かったりと非常に使いにくく、携帯性も悪かった。ま
た、電子式の時刻表は特開平2−123391号公報、
特開平2−248986号公報で開示されている。紙の
物より使いやすいが、記憶する時刻情報が膨大な量にな
るため、メモリー素子が多数必要となり、機器そのもの
が大きくなり携帯性が悪くなったり、製造コストが高く
なってしまう。
【0004】さらに、実開昭63−65082号公報で
は、時刻データを腕時計に搭載し携帯性の向上を図って
いるが時刻データの入力が非常に面倒で鉄道ダイヤ改正
があると記憶データの変更が大変な作業となってしまう
(1駅1路線の時刻データは首都圏では月〜金と土曜日
と日曜日の3種類があり、多い所で約200〜300の
時刻データになるため、手入力は非常に面倒なものにな
る)という課題があった。
【0005】また、駅までの移動時間を勘案して乗車可
能な電車時刻を検索表示できるものはなかった。そこ
で、この発明の目的は、従来のこのような課題を解決す
るため、記憶するデータを限定し、メモリー素子量を必
要最小限度にして電車を効率的に利用するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は時刻情報を記憶表示する手段を有する電
子時計において、記憶する時刻情報を通学通勤などで頻
繁に使用する駅の時刻情報を駅などに設置された時刻情
報転送装置から受信入力するようにして、鉄道のダイヤ
改正があった場合にも時刻入力が簡単に行えるようにし
た。
【0007】また、入場改札装置から送信される駅名コ
ード信号と、電車が発信する乗車確認信号から、予め降
車駅を設定しておけば、手操作で乗車駅、乗車時刻を選
択することなしに、降車駅に到着前に発音又は振動によ
り降車駅が近いことを報知するようにした。また、この
時刻情報と時計部の時刻情報をもとに、乗車時間のアラ
ームや降車駅到着予告アラームなどの機能の達成が図れ
るようにした。
【0008】
【作用】上記のように構成された時刻表記憶手段を有す
る電子時計においては、従来の時刻データの煩わしさを
入力専用端末に電子時計をセットして、記憶したい駅
名、路線名を選択するだけで、選択された駅、路線の時
刻が自動転送される。また、入場改札装置から送信され
る駅名コード信号と、電車が発信する乗車確認信号か
ら、予め降車駅を設定しておけば、降車駅に到着前に発
音又は振動により、降車駅が近いことを報知することと
なる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1において、現在時刻を計数するのが時刻計
数手段4である。表示制御手段8は前記時刻計数手段4
の出力する時刻信号や電車発車時刻の諸情報の表示制御
を行ない、表示手段9の駆動を行なう。
【0010】駅名コード記憶手段2と発着時刻記憶手段
3は、製造段階で予め決った駅名、路線の電車の発着時
刻を記憶しておいてもよいが、鉄道のダイヤ改正や利用
駅の変更があった場合には、時刻情報入力手段1から入
力される駅名、路線の電車の発着時刻をそれぞれ記憶す
る。時刻情報入力手段1は、電子時計自体でも時刻情報
データの書き換えが行えるように、外部操作入力手段1
bを有している。しかし、手入力は非常に面倒であるの
で、駅などに時刻入力端末16を設置し、前記時刻入力
端末16から駅名、路線を選択して、膨大な時刻データ
を送信し、前記時刻情報入力手段1の受信手段1aで受
信し、前記駅名コード記憶手段2と発着時刻記憶手段3
に自動入力する。
【0011】前記駅名コード記憶手段2と発着時刻記憶
手段3は、少なくとも2駅以上の時刻情報を記憶できる
メモリー容量を有する。2駅以上の駅名データから乗車
駅、降車駅を選択設定するのが発着駅選択手段5であ
る。選択された乗車駅の電車発車時刻から、乗車時刻を
選択するのが発車時刻選択手段6である。
【0012】前記発着駅選択手段5と発車時刻選択手段
6から、降車駅への電車の到着時刻を演算するのが到着
時刻演算手段7である。降車駅に到着する時刻の所定の
時間前に発音又は振動で報知するのが、到着時刻予告報
知手段10である。前記到着時刻予告報知手段10は到
着時刻のどのぐらい前に報知するかを任意に設定できる
予告時間設定手段10aを有している。
【0013】前記到着時刻予告報知手段10を機能させ
た場合には、降車駅に到着する所定時間前に報知される
ため、降車駅を乗り過ごすという不注意を防ぐことがで
きる。前記発着駅選択手段5の乗車駅、降車駅の選択
は、マニュアル選択により外部入力手段1bで行える
が、駅に設置している入場改札装置17に駅名コードを
送信する駅名コード送信手段17aを取り付けることに
より(図3参照)、利用客が改札を通過したときに自動
的に乗車駅コードを前記受信手段1aで受信し、乗車駅
記憶手段15に記憶して、前記発着駅選択手段5の乗車
駅の選択は、前記乗車駅記憶手段15から自動選択する
こともできる。記憶している駅データが2駅の場合に
は、乗車駅に選択された駅データ以外が自動的に降車駅
となる。記憶している駅データが2駅より多い場合に
は、乗車駅に選択された駅データ以外から降車駅を選択
しなければならない。
【0014】次に、電車18に乗車確認信号を送信する
乗車確認信号送信手段18aを取り付けて、利用客が乗
車したときに前記乗車確認信号を前記受信手段1aで受
信することにより、前記発車時刻選択手段6で利用客の
乗車時間を自動選択できる。発車時刻の所定時間前に報
知するのが、発車時刻予告報知手段11である。前記発
車時刻予告報知手段11は発車時刻のどのぐらい前に報
知するかを任意に設定できる予告時間設定手段11aを
有している。
【0015】前記発車時刻予告報知手段11を機能させ
た場合には、電車に乗り遅れるという不注意を防ぐこと
ができる。また、前記選択された乗車駅と発車時刻選択
手段6から、選択駅、路線の最終電車の発車時刻の所定
時間前に報知するのが最終時刻予告報知手段12であ
る。前記最終時刻予告報知手段12は発車時刻のどのぐ
らい前に報知するかを任意に設定できる予告時間設定手
段12aを有している。
【0016】前記最終時刻予告報知手段12を機能させ
た場合には、最終電車に乗り遅れるという不注意を防ぐ
ことができる。検索手段21は、駅までの移動時間等を
勘案できるように、移動時間設定手段21aを有し、前
記移動時間設定手段21aの設定時間後の前記発着駅選
択手段5で設定された乗車駅の乗車可能な電車発車時刻
を検索表示するものである。
【0017】図2は本発明の駅などに設置する時刻情報
入力端末16である。電車の発着時刻情報を書き換えた
いときに、前記時刻情報入力端末16に電子時計を所定
の位置(時刻情報送信手段16aの上)に置き、路線選
択手段16c、駅選択手段16dで入力したい駅、路線
を選択する。選択した路線、駅名は表示手段16bに表
示される。選択した路線、駅名が間違いなかったら、確
認スイッチ16fを押す。訂正したい場合には、訂正ス
イッチ16eを押して、再度、駅、路線を選択する。確
認スイッチ16fを押した後に時刻情報の電子時計への
転送は時刻情報転送スイッチ16gを押すと、転送する
時刻情報は時刻情報送信手段16aから転送される。
【0018】図4と図5は本発明の電子時計の表示の一
例を示す図である。図4は本発明の電車に乗ってから、
到着駅を乗り過ごさないように、到着予告報知機能の表
示状態の一例を示してある。図5は本発明の駅までの移
動時間を考慮した現在時刻からの乗車可能な電車の発車
時刻の検索機能の表示状態の一例を示してある。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、駅な
どに時刻情報入力端末16を設置して、膨大な電車発車
時刻データを前記端末から電子時計に自動入力できるよ
うな構成としたので、鉄道のダイヤ改正があった場合に
も簡単に時刻データを書き換えることができるという効
果がある。
【0020】さらに、記憶する電車発車時刻情報は利用
客が頻繁に利用する駅、路線の時刻のみでよいため、デ
ータを記憶するメモリー容量が少なくてよい。また、入
場改札装置17に駅名コード送信手段17aを取り付
け、乗車駅データを利用客が入場改札装置を通過したと
き電子時計に自動入力できるような構成としたので、乗
車駅を自動的に選択でき、さらに、電車18に乗車確認
信号送信手段18aを取り付けて、利用客が乗車したと
きに前記乗車確認信号を前記受信手段1aで受信する様
にして、利用客の乗車時間を自動選択できる構成とした
ので複雑な操作を必要としないで、降車駅の乗り越しを
防止できるという効果がある。
【0021】また駅までの移動時間等を勘案できるよう
に移動時間設定手段を有した乗車可能な電車の発車時刻
の検索ができる構成としたので、実使用にあった電車の
発車時刻の検索ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例を示す機能ブロック図
である。
【図2】本発明の時刻情報入力端末16の上面図であ
る。
【図3】本発明の入場改札装置17を示す図である。
【図4】本発明の電子時計の表示の一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の電子時計の表示の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 時刻情報入力手段 2 駅名コード記憶手段 3 発着時刻記憶手段 4 時刻計数手段 5 発着駅選択手段 6 発着時刻選択手段 7 時刻計数手段 8 表示制御手段 9 表示手段 10 到着予告報知手段 11 発車時刻予告報知手段 12 最終時刻予告報知手段 13 アラーム駆動手段 14 発音手段 15 乗車駅記憶手段 16 時刻情報入力端末 17 入場改札装置 18 電車

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、時刻計数手段と表示制御手
    段と表示手段を有する電子時計において、(イ)駅名と
    路線名を記憶する駅名コード記憶手段と、(ロ)駅毎の
    電車の発着時刻を記憶する発着時刻記憶手段と、(ハ)
    乗車駅及び到着駅を特定する発着駅選択手段と、(ニ)
    前記計時手段の時刻情報と前記発着駅選択手段と前記発
    着時刻記憶手段から乗車電車の発車時刻を選択する発車
    時刻選択手段と、(ホ)前記発着時刻選択手段と前記発
    着駅選択手段から到着駅の到着時刻を演算する到着時刻
    演算手段と、(ヘ)前記到着時刻演算手段の演算データ
    から到着の所定時間前に発音又は振動などにより報知す
    る到着予告報知手段と、(ト)前記駅名コード記憶手段
    と前記発着時刻記憶手段のデータの時刻情報入力手段と
    を有することを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記発車時刻選択手段で選択された発車
    時刻の所定時間前に発音又は振動などにより報知する発
    車時刻予告報知手段を有する請求項1記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 乗車駅の最終の発車時刻の所定時間前に
    発音又は振動などにより報知する最終時刻予告報知手段
    を有する請求項1記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 所定時間後に乗車可能な電車の発車時刻
    の検索を行う検索手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の電子時計。
  5. 【請求項5】 利用客が電車に乗車したことを電子時計
    が受信でき得る乗車確認信号を送信する乗車信号送信手
    段を有する電車。
  6. 【請求項6】 駅内に入場する利用客を改札する入場改
    札装置において、乗車駅の駅名コードを利用客の携帯す
    る電子時計に送信する駅名コード送信手段を有すること
    を特徴とする入場改札装置。
  7. 【請求項7】 乗車駅で受信した駅名コードを記憶する
    乗車駅記憶手段と、前記乗車駅記憶手段から乗車駅を自
    動選択する発着駅選択手段を有する請求項1記載の電子
    時計。
  8. 【請求項8】 前記時刻情報入力手段は、(イ)外部か
    ら送信されるコード化された駅名及び時刻情報を駅構内
    などに設置された入力端末から、記憶したい駅名、路線
    名を選択すると、有線又は無線で入力できる受信手段
    と、(ロ)ボタンスイッチなどで外部から駅名及び時刻
    情報を手操作入力可能な外部操作入力手段と、からなる
    請求項1記載の電子時計。
JP3154582A 1991-06-26 1991-06-26 電子時計 Pending JPH052087A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7706934B2 (en) 2004-05-06 2010-04-27 Navitime Japan Co., Ltd. Portable guide device and portable telephone
JP2011154695A (ja) * 2011-02-14 2011-08-11 Kenwood Corp 無線装置を用いた乗車料金課金装置

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