JPH0520868Y2 - - Google Patents

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JPH0520868Y2
JPH0520868Y2 JP1986153930U JP15393086U JPH0520868Y2 JP H0520868 Y2 JPH0520868 Y2 JP H0520868Y2 JP 1986153930 U JP1986153930 U JP 1986153930U JP 15393086 U JP15393086 U JP 15393086U JP H0520868 Y2 JPH0520868 Y2 JP H0520868Y2
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door
plates
steel
surface plates
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は表面板の吊元側から戸先側にかけて
意匠的な変化を与え易いスチール扉に関する。
(従来の技術) 従来、スチール扉の戸先側と吊元側とで色彩や
模様を変化させたい場合には、扉の表面板に指定
された色彩や模様が印刷された化粧鋼板を用いる
か、無地の表面板を用いて作つた扉にあとから二
色以上の塗料を吹き付けることが行なわれてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 化粧鋼板を用いる前記第1の場合には、1ロツ
トによつて作り出される化粧鋼板は、扉の幅に見
合つた幅寸法を持つているが長さが非常に長いた
め、異なる色彩や模様が施される戸先側と吊元側
の色彩の組合せあるいは幅割合が変化した注文が
あるごとに、それに見合つた化粧鋼板をロツト単
位で発注して保管しなければならない。そのた
め、多品種少量生産の場合には、品種毎に購入す
る化粧鋼板の費用が多額になるだけでなく、それ
らのストツクに要するスペースも広くなる。
また、二色以上の塗料を吹き付ける前記第2の
場合には、先に吹き付けた塗料が乾燥したのち次
の塗料を吹き付けるため、塗装作業が2工程とな
つて費用と手数とを要する。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決すべくなされたも
ので、表面板が吊元側から戸先側にかけて少なく
とも2つ以上に分離して形成されるとともに、こ
れらの分離表面板が互いに意匠の異なるものとさ
れ、これら意匠の異なる分離表面板同士が結合さ
れてなるものである。結合手段は、ねじ、リベツ
トあるいは溶着され、結合部には化粧モールが固
着されるのが好ましい。
分離表面板同志の結合は各結合部を重合して固
着するほか、各分離表面板の各結合部を扉の厚さ
方向内側に折り曲げて形成した凹部で重合し、そ
の重合部分を固着することにより行なわれる。
(作用) この考案のスチール扉では、互いに意匠の異な
る複数の分離表面板を、ねじまたはリベツトなど
の結合部材により結合しているから、吊元側表面
板から戸先側表面板にかけての色彩や模様の組合
せによる意匠的な変化を容易にし、商品への高付
加価値の付与を可能にする。
(実施例) 以下、第1図および第2図について、扉本体1
が吊元側扉部分2と戸先側扉部分3の2つの部分
に異なる意匠が施される場合について説明する。
吊元側扉部分2の表裏面を形成する分離表面板
(以下、表面板と略記する)4,4には、例えば
指定された色彩や模様などが印刷された塩ビ化粧
鋼板が用いられる。表面板4,4の吊元側端部
は、横断面がコ形の力骨5の両側面5a,5aか
ら端面5bの中央部に折り曲げられる部分に、端
面5bから丁番6側に突出して円弧状の折り返さ
れる湾曲部4a,4aが形成されており、表面板
4,4は力骨5の端面5bと重合する部分をねじ
その他の手段により固定される。7は表面板4,
4の各湾曲部4a,4aの間に装着される化粧目
板で、丁番6はこの化粧目板7と扉枠8の左縦枠
8aとの間に取り付けられる。表面板4,4の各
戸先側先端部は、それぞれ設定された寸法だけ扉
本体1の厚さを薄くする方向の折り曲げられた
後、再度戸先側に90°折り曲げられて表面板4,
4と平行にされている。この戸先側の段落折れ曲
げ部4b,4bには、扉本体1の高さ方向に適当
な間隔でそれぞれ複数個の穴9が設けられてい
る。
これに対し、戸先側の分離表面板(以下、表面
板と略記する)4A,4Aには、吊元側の表面板
4,4と異なる色彩や模様が形成されたシート貼
り付けの突板鋼板が用いられる。表面板4A,4
Aの戸先側端部は、それぞれ符号a,bで示す2
個所で折り曲げられて力骨5Aの端面5bと平行
な端面4c,4cが形成される。これらの端面4
c,4cは、その先端の折り返し部4d,4dが
互に当接して力骨5Aとの間に空間10,10を
形成し、右縦枠8bとの間に所定の隙間が設けら
れる。表面板4A,4Aの吊元側先端部には、吊
元側表面板4,4の段落折れ曲げ部4b,4bと
重合して扉本体1の表裏両側の高さ方向に凹溝1
1,11を形成する逆向きの段落折れ曲げ部4
e,4eが形成されている。この段落折れ曲げ部
4e,4eの表面板4A,4Aと平行な面には、
吊元側表面板4の段落折れ曲げ部4bに設けられ
た各穴9と対応する位置に円形または若干長溝の
穴12が設けられている。13は扉本体1の内側
に挿入されたハニカムコアまたは断熱材である。
表面板4,4の上下方向の端部は、第3図に示
す如く、上側力骨4Bと下側力骨4Cの表面に沿
つて折り曲げられ、それぞれの端面中央部で突き
合わされてねじその他の手段により上側力骨4B
と下側力骨4Cとに固定される。表面板4A,4
Aと上下力骨4B,4Cの取り付けも、表面板
4,4について述べたと同様である。
扉本体1の形成は、吊元側表面板4と戸先側表
面板4Aの各段落折れ曲げ部4b,4eを、第2
図に示す如く重合してその重合部分の各穴9,1
2にリベツトまたはねじなどの結合部材14を挿
通し、両者を一体に結合して行なう。吊元側表面
板4と戸先側表面板4Aの結合部は見場を良くす
るため、各凹溝11内の全ての結合部材14を被
覆するように、目地用などの化粧モール15,1
5が粘着テープ16,16などを用いて固着され
る。
この実施例のものは以上のように構成されてい
るので、表面板4にある色彩や模様が施された化
粧鋼板を用いた吊元側と、表面板4Aに化粧鋼板
と異なる色彩や模様が施された突板鋼板を用いた
戸先側とを、結合部材14によつて一体に結合
し、その結合部分を化粧モール15で被覆するだ
けの簡単な作業により、扉本体1の吊元側と戸先
側とにきわめて容易に意匠的な変化を与え、高付
加価値商品を作り出すことができる。
しかも、この場合には、吊元側と戸先側との寸
法割合を変化した各種化粧鋼板や突板鋼板を用意
する必要はなく、吊元側の表面板4と戸先側の表
面板4Aの2種類を用意するだけで意匠の異なる
各種スチール扉を作ることができるから、多品種
少量生産の場合にも表面板4,4Aに使用する化
粧鋼板と突板鋼板の発注に無駄をなくしてコスト
を割安にすることができるほか、表面板4,4A
をストツクするのに要するスペースを少なくして
保管料を節約することができる。
上記実施例では、吊元側の表面板に化粧鋼板
を、戸先側の表面板に突板鋼板を用いる場合につ
いて説明したが、この組合せは逆にしてもよく、
色彩や模様の異なる化粧鋼板同志や突板鋼板同志
を組合せてもよい。また、吊元側表面板の戸先側
と戸先表面板の吊元側の結合は、必ずしも扉本体
の表面に凹部を形成するように行なう必要はな
く、単に重ねて結合部材により結合し、その結合
部の結合部材と両表面板の境界線とを化粧モール
により被覆するように行なつてもよい。
その上、戸先側に使用される表面板をその最大
幅寸法のもの1種だけ用意し、その表面板の切断
により各種幅寸法の戸先側表面板を作ることによ
り、戸先側表面板の数種類に使用する場合は、さ
らにストツク部材を少なくした状態で対応でき
る。
なお、上記実施例においては、扉表面板を幅の
広い吊元側表面板とこれに較べて幅の狭い戸先側
表面板との2つに分離して形成し、両者を結合す
る場合について説明したが、戸先側表面板の幅を
吊元側表面板の幅より広くしたり、扉表面板を3
つに分離し、これらの中で一番幅の広い中央部の
表面板の両側に幅の狭い戸先側表面板と吊元側の
表面板とを配設してこれら3つの表面板を結合す
るようにしてもよい。また、3つ以上に分離され
た各分離表面板は、上記説明と異なる組合せにし
てもよいことは勿論である。
(考案の効果) この考案は、表面板が吊元側から戸先側にかけ
て少なくとも2つ以上に分離して形成されるとと
もに、これらの分離表面板が互いに意匠の異なる
ものとされ、これら意匠の異なる分離表面板同士
が結合されてなるから、分離表面板の組み合わせ
を変えるだけでスチール扉に対してきわめて容易
に意匠的な変化を与え、高付加価値を付与するこ
とができる。
しかも、分離表面板の組み合わせの数は、分離
表面板の意匠の種類の積に相当するだけであるか
ら、それほど多くの種類の分離表面板を用意せず
とも多品種少量生産に対応することができるとと
もに、材料および保管に要する費用を節減するこ
とができる。
さらに、スチール扉の内外両面の表面板が吊元
側から戸先側にかけて2つ以上に分離され、この
分離表面板同士がそれぞれ結合されるので、多種
類の意匠を有するスチール扉を容易に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
は一部を省略して示した横断面図、第3図は一部
を省略して示した吊元側扉部分の縦断面図であ
る。 1……扉本体、2……吊元側扉部分、3……戸
先側扉部分、4,4A……分離表面板、11……
凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内外両面の表面板が、吊元側から戸先側にか
    けて少なくとも2つ以上に分離して形成される
    とともに、これらの分離表面板が、互いに意匠
    の異なるものとされ、これら意匠の異なる分離
    表面板同士がそれぞれ結合されてなることを特
    徴とするスチール扉。 2 分離表面板同士の結合は扉本体表面に形成さ
    れる凹部で行われる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のスチール扉。 3 隣接する分離表面板の一方は化粧鋼板であ
    り、他方は突板鋼板である実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載のスチール扉。
JP1986153930U 1986-10-06 1986-10-06 Expired - Lifetime JPH0520868Y2 (ja)

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JPS6359991U JPS6359991U (ja) 1988-04-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624793U (ja) * 1979-08-01 1981-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127785U (ja) * 1981-02-03 1982-08-09
JPS60124485U (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 ト−ヨ−サッシビル建材株式会社 ドア

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JPS5624793U (ja) * 1979-08-01 1981-03-06

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