JPH05208409A - プレキャストコンクリート製品の製造装置 - Google Patents

プレキャストコンクリート製品の製造装置

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JPH05208409A
JPH05208409A JP4056092A JP4056092A JPH05208409A JP H05208409 A JPH05208409 A JP H05208409A JP 4056092 A JP4056092 A JP 4056092A JP 4056092 A JP4056092 A JP 4056092A JP H05208409 A JPH05208409 A JP H05208409A
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Tadahiko Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上型枠無しでプレテンション付与可能な下型
枠を循環させて、プレキャストコンクリート製品を量産
する。 【構成】 作業場Bと養生室Aを上下階に設け、その上
下階一ぱいに並べた下型枠1を、コンベアとレールで一
斉に間欠横移動させて、上下階を循環させる。作業場B
へ地上から金網断片搬送用トロリー8が循環し、送られ
たPC鋼線は計尺機で切り、横滑り機構10で待機させ
る。固定した上型枠2へ下型枠1を押上げるのが振動台
13で、その上をコンクリート投入器14が走る。その
後、下型枠1を積重ねて養生室Aへ入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレキャストコンクリ
ート製品の量産に適した製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポストテンション用プレキャストコンク
リート製品は、現場でPC鋼線を通す穴さえ設けておけ
ばよいから、その工場製作は容易であるが、プレテンシ
ョン用プレキャストコンクリート製品は、型枠にコンク
リートを打設する前にPC鋼線を緊張させ、コンクリー
トが硬化するまで緊張を保たねばならない。従って型枠
自身に緊張保持力を持たすか、型枠の外側に緊張保持機
構を設けねばならない。
【0003】型枠自身に緊張保持力を持たす製法はIn
dividual Mold Method(IM工
法)といわれ工業的には実用性のないものとして知られ
ていた。従来、実用されて来た製法はすべて、長尺ベン
チと称する長大なPC鋼線緊張設備により、長尺のプレ
テンション・コンクリート版を作って所要長さに分断す
るか、又は所要長さの型枠をベンチ上に直列に並べるも
のであった。本出願人は特開昭62−264913「P
Cコンクリート版の製法と製造装置」を公開し、上記I
M工法の再生手段を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の長尺ベンチを用
いる方法は、数十年にわたりプレテンション・コンクリ
ート版の唯一の生産手段として続いたが、その生産性改
善は限界に達しており、これ以上の向上は望めない。本
出願人がさきに開発した新しいIM工法は、下型枠を循
環使用する思想であるが、下型枠の移動は主として天井
走行クレーンにより方向不定に行われ、レールによる移
動は下型枠をその長手方向へ進めるため、極めて長大な
敷地、大がかりな搬送設備を要した。また作業者の労働
が広範囲の移動を伴い、労働生産性が低下する、といっ
た問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のプレキャスト
コンクリート製品の製造装置は、プレテンション付与可
能な下型枠を循環させて、短冊形プレキャストコンクリ
ート製品を量産する装置であって、床の横幅が上記下型
枠よりやゝ長く、縦方向の両端が出入口として開放した
上下階の、一方が作業場で他方が養生室になっており、
上記養生室には、出入口の仮遮断手段と、入口、出口を
つなぐ縦方向レールと、入口の外で成形コンクリート付
き下型枠を、レールに直交する向きで台車上に積み重
ね、順押しで室内へ進める装置とが付属し、上記作業場
には、養生室出口の真上か下の作業場入口へ来た下型枠
を、養生室と同じ向きで、作業場出口の方へ間欠移送す
るコンベアと、編組鉄筋に代わる溶接金網の断片を吊る
して、下型枠の停止位置沿いに送給するトロリーコンベ
アと、下型枠停止位置沿いにPC鋼線を送給し、定尺切
断して下型枠上へ横滑りさせるPC鋼線供給装置と、複
数の昇降振動台により下型枠を上型枠に押付け、加振し
つゝ、上型枠の開口部沿いに硬練コンクリートを投入す
るコンクリート供給装置と、を備えることを特徴とす
る。
【0006】さらに又、階上が作業場、階下が養生室
で、別に編組鉄筋に代わる溶接金網断片の置場と、複数
種類のPC鋼線コイルの置場が地上にあり、上記金網断
片置場から、階上作業場に寝かされた下型枠全長の上方
をめぐって置場へ戻る金網断片搬送用トロリーコンベ
ア、任意の上記コイルからPC鋼線を引出して階上作業
場へ進める直線機、案内機構と、階上定位置の下型枠全
長に沿うように設けた樋つき計尺機、切断装置と、切断
した定尺鋼線を樋内から下型枠の上方、作業者の手近に
横滑りさせ、所要本数待機させる滑降、待機機構とから
なるPC鋼線供給装置、及び、上記階上、階下両端の出
入口に達した下型枠を、向きを変えることなく、昇降さ
せ、循環を続けさせるそれぞれのクレーンを備えること
を特徴とする。さらに又、作業場のコンベア、養生室の
レールが、それぞれ下型枠を、その長手が床の横幅方向
に向くように並べて、一斉に床の長手方向へ間欠移送す
る搬送手段になっており、養生室で一定数積み重ねた
時、最下になる順番の下型枠は、上記レールに載る台車
を付けたまゝ、上下階を循環するようにした事を特徴と
する。
【0007】
【作用】この発明は、本出願人がさきに開発したIM工
法により、下型枠だけでプレテンション付与可能とし、
上型枠は定位置で、循環してくる下型枠を待っている。
上型枠は固定され、昇降する振動台に乗り込んだ下型枠
が上型枠下面に押付けられたら、上型枠開口部からコン
クリートが投入される。振動を加えて成形を終えると、
下型枠は成形コンクリートを付けて降下し、作業場出口
から養生室へ向かう。
【0008】前述の公開発明も、下型枠を循環使用する
思想であるが、下型枠の移動は主として天井走行クレー
ンにより方向不定に行われ、レールによる移動は下型枠
をその長手方向に進めるため、極めて長大な敷地、大が
かりな搬送設備を要した。これに対し、この発明は作業
場と養生室をまとまり良く上下階に重ね、しかも長い下
型枠を終始、上下階の横方向に向け、縦方向へ順繰り移
動させる方式にして敷地面積を最小にした。養生室入口
では成形コンクリート付き下型枠を台車上に積み重ね、
台車同士の順押し移動により最大限に空間利用し、作業
場では下型枠を縦方向コンベアに載せて間欠移動する事
により、下型枠相互間に作業者用通路を保って、床面の
最大限有効利用を果たした。上記間欠移動により、下型
枠は次々と各作業位置に停止し、清掃、塗油、編組鉄筋
に代わる溶接金網断片の敷込み、PC鋼線の敷設、緊
張、コンクリート投入、加圧加振、コンクリート表面仕
上げ等の各作業を分業、同時進行で能率よく行えるよう
にした。
【0009】特に溶接金網断片の敷込み作業位置へは、
トロリーコンベアにより金網断片が下型枠全長沿いに送
られるから、作業者は金網断片をトロリーコンベアから
はずして型枠上に伏せるだけである。またPC鋼線敷設
位置では、コイルから引出され、送線機で押し出された
PC鋼線が案内機構で送られて、下型枠全長に沿う計尺
機の樋を進み、定尺に達して自動切断され、滑降機構に
より横滑りして下型枠上に待機するから、作業者はそれ
を正位置に着けるだけである。成形ずみコンクリートを
付けた下型枠は作業場出口から、その向きを変えること
なく、すぐ上か下の養生室入口の前で台車に積み重ねら
れ、順押しで養生室を、所要時間で通過する。台車を下
型枠に付けたまゝ上下階を循環させれば、養生室の出口
から入口へ台車だけ回送する設備、労力が不要である。
【0010】
【実施例】この発明一実施例の立面図を図1、下階の平
面図を図2、上階の平面図を図3に示す。この場合、下
階が一階で養生室A、上階は二階で作業場Bになってい
る。図1の四箇所の断面イ−イ、ロ−ロ、ハ−ハ、ニ−
ニをそれぞれ図4,5,6,7に示す。製品M(プレキ
ャストコンクリート製品)の断面を図8に示す。これは
幅1m、長さ6〜8mで、建築の床用埋設型枠構成材と
して多用されている。編組鉄筋に代わる溶接金網をS、
PC鋼線をPとしている。
【0011】下型枠1の断面を図9,10に示す。長さ
6mの製品を二枚まとめて作るため全長約13m、幅約
1.5mで、この実施例では下型枠1に三対の脚2を付
けた図9のものと、三個の台車3を付けた図10のもの
との二種類に分けられる。台車3は養生室Aのレール上
を転進するほか、下型枠1と共に作業場Bへ移された時
は、台車に付けたブラケットがコンベア上に載る。また
下型枠の脚2は作業場Bのコンベアに載るだけでなく、
養生室Aへ入る際、下型枠1上に載せ易い形に開いてい
る。
【0012】上記製品を量産するため、上記下型枠を作
業場の各作業位置を経て養生室へ入れ、製品脱型後、す
ぐ又、作業場へ戻すという循環方式をとっている。その
下型枠1の動きと共に、この発明の諸設備を説明しよ
う。この実施例は二階が作業場B、一階が養生室Aで、
共に両端を全面開放して出入口としている。養生室Aの
出入口は仮遮断手段4として、エアカーテンを付けてい
るから、養生前後の下型枠1の出入りが頻繁でも、扉の
開閉作業の必要なく、内部の熱気が失われない。
【0013】この発明の大きな特徴の一つは、長い下型
枠1を敷地の横方向に向け、終止横移動によって循環さ
せる事により、敷地面積を最大限に有効利用したところ
にある。図1,2,3の左端に、作業場Bの入口と養生
室Aの出口が上下に重なっている。図1では養生室Aの
出口の、台車3上に積まれた養生ずみ下型枠1の成形コ
ンクリート、つまり製品Mを脱型用天井クレーン5によ
って左方へ搬出している。残された下型枠1は、図4に
示す無線操作の二基連動巻上機6aと抱えこみ吊具6b
を持つクレーン6により、向きを変えることなく昇降、
移動して、作業場Bの入口へ入れられた状態を示す。作
業場Bには図3に示すように、下型枠1を間欠移送する
三本のコンベア7が通っており、便宜上、1〜16と番
号を付けた作業位置に、一定時間停まっては進む動作
で、次第に出口の方へ進める。
【0014】停止位置1,2ではクレーン6から下ろさ
れた下型枠1を、コンベア7上に正しく載せ、位置3で
は製品寸法出し、位置4では脱型剤吹きつけ、位置5で
はインサート等の付属品取付け、位置6,7では溶接金
網配設、位置8ではPC鋼線配設、位置9ではPC鋼線
緊張、位置10,11では横移動、位置12ではコンク
リート打設、位置13,14,15では横移動、位置1
6では養生室への搬出が、入口のクレーン6と同様なク
レーン6によって行われる。
【0015】この実施例は敷地面積の節約のため作業場
Bを二階に設けたが、そのため従来、一階又は地上で行
っていた時よりも作業が面倒になった。特に重量物であ
る溶接金網多数を二階まで運び上げねばならず、また長
く重いPC鋼線も二階へ引きずり上げねばならなくなっ
た。その解決策としてこの発明は図1,2,5に示すよ
うに、溶接金網Sの断片の置場SO のある地上から、ト
ロリー8を二階の作業位置6,7の全長の上方を巡って
地上へ戻す搬送設備を設け、作業者は金網断片をトロリ
ーからはずして、下型枠1上に伏せるだけにした。また
PC鋼線Pは送線機により、所要品種のコイルPO から
引出し、案内機構内を押進めて、作業位置8の下型枠1
の上方沿いの計尺機9の樋内へ送り、切断機9aにより
定尺切断し、樋を反転して、定尺鋼線を横滑り機構10
の端縁に所要本数溜め、作業者が鋼線の一端を引下げれ
ば、簡単に下型枠1上へ下ろせるようにした。
【0016】つぎの作業位置9は防護柵11により囲ま
れている。これはPC鋼線緊張の際の破断その他に対す
る安全設備である。先願発明と異なり、この発明では、
下型枠1の一端に定着したPC鋼線の他端をねじ鋼棒と
して露出させ、対向して定置したけん引機構16により
けん引しつゝ、ネジ鋼棒のナットを下型枠端面まで締め
寄せるので、型枠が単純化した。なお後述の養生場出口
では、同様にけん引しつゝ、ナットをゆるめ、PC鋼線
のストレスをコンクリートへ導入する。
【0017】作業位置12では、停止した型枠1の上
に、固定された上型枠12が待機し、その上のレール1
4aにコンクリート投入器14が載っている。投入器1
4が図3の位置にいる時、図2の地上のコンクリート容
器昇降設備15から送られた容器が、この投入器14上
で反転してコンクリートを補給する。作業位置12へ来
た下型枠1が昇降振動台13上に停って押上げられ、上
型枠12の下面に押付けられ、加振されると、コンクリ
ート投入器14が上型枠12の開口部沿いにコンクリー
トを投入する。加振、成形を終えたら、図11に示す上
型枠12の開口部にはった金網12a(製品表面に凹凸
模様をつける)の上に出たコンクリートをスクレーパに
よって払い、振動台13を下げて、下型枠1をコンベア
7上に戻す。
【0018】こうして成形コンクリートを上に載せた下
型枠1は、図1の右端の作業場出口に達し、図1,7に
示すように、入口のものと同様なクレーン6により、下
階の養生場A入口の前に下ろされる。その際、位置決め
柱17沿いに下型枠1を下ろし、先に下ろした台車つき
下型枠1の上に積み重ねる。その際、図9に示した脚2
の下端が開いているので、容易に図10の下型枠1上に
正しく載る。最下の下型枠1の台車3は、養生室Aの縦
走レール18の延長部分に載っているので、成形コンク
リートを付けた下型枠1が所要数だけ積まれたら、図2
に示す左右の油圧推進機19により、養生室A内へ押込
む。このようにして養生室Aへ次々と押込まれた下型枠
1は、図示しない台車間仲介材を介して、順押しで出口
へ向かう。
【0019】養生室Aの出入口は前述のとおり、エアカ
ーテンで仮遮断され、出入り自由で熱気は逃がさないよ
うにし、室内の温度勾配は養生に適した形で昇降するよ
う調節している。図2左端の養生室A出口には、左右一
対の台車引出し機構20を設け、入口側推進機19の負
担を軽減している。下型枠1一個分ずつ出口の外へ引出
したら、PC鋼線緊張時と同様、鋼線端をけん引機構1
6(図2)により、けん引しつゝ定着ナットをゆるめ
て、PC鋼線P内のストレスをコンクリート側へ移す
(プレストレス導入)。そして上に積んだものから順番
に、図1の脱型用クレーン5により、下型枠1の上の二
本の製品を脱型して搬出場へ移し、残る下型枠1は前述
のようにクレーン6により、作業場Bの入口へ移すので
ある。以上、一実施例について説明したが、この発明の
実施態様は、その要旨を変えることなく、短冊形PCコ
ンクリート版の種々の断面形状に適用できるのは無論の
こと、当業者の周知技術により、実施条件に応じて多様
に変化、応用し得ることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】この発明は、本出願人がさきに開発した
IM工法の再生策を、本格的なプレテンションプレキャ
ストコンクリート製品製造装置として完成した。IM工
法により建築用埋設型枠となる薄肉長尺のプレキャスト
コンクリート製品を製造するには、長尺の型枠が、清
掃、塗油から製品脱型、養生に至る各作業場を循環する
ため、広大な敷地を必要とした。この発明は、作業場と
養生室を同一敷地の上下階に重ね、下型枠の長手方向を
床の横幅に合わせ、循環のための移動は常に床の縦方向
としたから、上下階共に、最大多数の下型枠を床面に並
べる事になり、それら全部が一斉に間欠移動して、全作
業と養生を同時進行させる。つまり最小の敷地面積で最
大の生産性をあげた。
【0021】分業と同時進行による能率向上には、各作
業場の作業時間が均衝していなければならない。この発
明は重量物である溶接金網の敷設作業を、地上からトロ
リーコンベアで送られた金網断片をフックからはずし
て、下型枠上に伏せるだけの軽作業とした。また長く重
いPC鋼線の敷設作業も、地上から送られ、所要寸法に
切断され、下型枠上へ横滑りして待機したPC鋼線の一
端を持って下へ引けば、全長が下型枠上に下りるように
したから、これを正位置に置き直すだけの簡易作業にし
た。
【0022】そして型枠へのコンクリート打設は、循環
移動した下型枠を定位置の上型枠下面へ押上げた昇降振
動台により加振し、上型枠開口部沿いに投入器を走らせ
てコンクリートを打設するから、作業者の肉体労働は無
く、要部を押上げ加圧され、加振されたコンクリートは
高品質の製品となる。順繰りに上下階を循環する下型枠
のうち、養生室で積み重ねた時、最下になる順番の下型
枠に台車を作り付けておく事により、従来のように養生
室の出口から出てきた台車を、入口へ回送する必要がな
くなり、その回送設備や労力を不要にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の立面図。
【図2】同上、下階平面図。
【図3】同上、上階平面図。
【図4】図1のイ−イ断面図。
【図5】図1のロ−ロ断面図。
【図6】図1のハ−ハ断面図。
【図7】図1のニ−ニ断面図。
【図8】製品の断面図。
【図9】下型枠の断面図。
【図10】台車つき下型枠断面図。
【図11】上型枠の断面図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレテンション付与可能な下型枠を循環
    させて、プレキャストコンクリート製品を量産する装置
    であって、 床の横幅が上記下型枠よりやゝ長く、縦方向の両端が出
    入口として開放した上下階の、上階が作業場で下階が養
    生室になっており、 上記養生室には、出入口の仮遮断手段と、入口、出口を
    つなぐ下型枠移動装置を備え、 上記移動装置により順押しで進められ、養生室より排出
    された下型枠は製品脱型して、製品は製品置場へ送り、
    下型枠は作業場に吊り上げ、作業場、養生室を循環させ
    るようにした事を特徴とするプレキャストコンクリート
    製品の製造装置。
  2. 【請求項2】 プレテンション付与可能な下型枠を循環
    させて、プレキャストコンクリート製品を製造する装置
    であって、 階上が作業場、階下が養生室で、溶接金網断片の置場
    と、複数種類のPC鋼線コイルの置場が地上にあり、 上記金網断片置場から、階上定位置の下型枠全長の上方
    をめぐって置場へ戻る金網断片搬送用トロリーコンベ
    ア、 任意の上記コイルからPC鋼線を引出して階上作業場へ
    進める送線機、案内機構と、階上定位置の下型枠全長に
    沿うように設けた樋つき計尺機、切断装置と、切断した
    定尺鋼線を樋内から下型枠の上方、作業者の手近に横滑
    りさせ、所要本数待機させる滑降、待機機構とからなる
    PC鋼線供給装置、及び、 上記階上、階下両端の出入口に達した下型枠を、向きを
    変えることなく、昇降させ、循環を続けさせるそれぞれ
    のクレーン、 を備えることを特徴とするプレキャストコンクリート製
    品の製造装置。
  3. 【請求項3】 プレテンション付与可能な下型枠を循環
    させて、プレキャストコンクリート製品を製造する装置
    であって、 床の横幅が上記下型枠よりやゝ長く、縦方向の両端が出
    入口として開放した上下階の、一方が作業場で他方が養
    生室になっており、 作業場のコンベア、養生室のレールが、それぞれ下型枠
    を、その長手が床の横幅方向に向くように並べて、一斉
    に床の長手方向へ間欠移送する搬送手段になっており、 養生室入口で一定数積み重ねた時、最下になる順番の下
    型枠は、上記レールに載る台車を付けたまゝ、上下階を
    循環するようにした事を特徴とするプレキャストコンク
    リート製品の製造装置。
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