JPH0520826Y2 - - Google Patents

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JPH0520826Y2
JPH0520826Y2 JP1986002192U JP219286U JPH0520826Y2 JP H0520826 Y2 JPH0520826 Y2 JP H0520826Y2 JP 1986002192 U JP1986002192 U JP 1986002192U JP 219286 U JP219286 U JP 219286U JP H0520826 Y2 JPH0520826 Y2 JP H0520826Y2
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elastic body
rigid
elastic
compressed
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複合基材、例えば、階段の踏み板、床
板等に使用される複合基材に関する。
従来技術とその問題点 従来、階段の踏み板、床板等に使用される複合
基材10としては、衝撃力を緩和するとともに、
すべりを防止するため、第9図に示すように、木
材又はセラミツク等からなる剛性基材11の凹部
12に、ゴム材等からなる弾性体13を嵌合固着
したものがある。
しかしながら、このものでは、剛性基材11の
目やせや弾性体13の経時劣化等により、剛性基
材11と弾性体13との間に隙間を生じ、この隙
間に塵埃が溜まりやすく、意匠上好ましくなかつ
た。
このため、第10図に示すように、剛性基材1
1の凹部12に、断面略キノコ形状の弾性体13
を嵌合固着し、前記凹部12を被覆したものがあ
るが、前記弾性体13の基部がめくれ上がりやす
く、剛性基材11の表面と弾性体13の基部との
間に塵埃が溜まるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、複数の
剛性体間に弾性体が連結体を介して圧縮挟持さ
れ、前記弾性体の表面が前記剛性体の間から突出
して弾性凸部が形成された構成としてある。
作用とその効果 したがつて、本考案によれば、弾性体が剛性体
の間に圧縮状態で挟持され、該弾性体表面が剛性
体の間から突出した弾性凸部が形成されることに
なる。
このため、この複合基材を階段の踏み板等に使
用すれば、前記弾性凸部が衝撃力を緩和するとと
もに、すべりを防止する。
しかも、弾性体が剛性体で圧縮挟持されている
ので、弾性体の側面が剛性体の側面に常時圧接
し、弾性体と剛性体との間に隙間が生じず、塵埃
が溜まることもない。
さらに、弾性体の圧縮の度合を連結体で調整可
能とすれば、複合基材の外形寸法を微調整できる
という効果がある。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を、第1図ないし
第8図の添付図面に従つて説明する。
第1実施例は、第1図および第2図に示すよう
に、剛性基板2の側端面と剛性角材3との間に長
尺な断面方形の弾性体4を位置決めし、前記弾性
体4および剛性角材3の貫通孔4aおよび3aに
挿通したボルト(連結体)5を、剛性基板2の受
け部2aに螺合、締結し、剛性基板2と剛性角材
3とで弾性体4を圧縮挟持し、前記弾性体4を前
記剛性基板2と剛性角材3との間で圧縮変形さ
せ、剛性基板2の表面から該弾性体4の表面を突
出させて弾性凸部4b,4bを形成したものであ
る。
剛性基板2としては、木材、セラミツク、大理
石等などからなるものが使用される一方、弾性体
4としては、優れた弾性を有するゴム材、合成樹
脂材等が使用される。
尚、上記弾性体4は剛性基板2の端面と同一形
状のものを用い、圧縮変形によつてその表面を突
出させたもの、あるいは、剛性基板2の端面より
大きい断面のものを用い、これをさらに圧縮して
剛性基板2表面より突出させてもよく、圧縮状態
で剛性基板2の表面より突出する形状のものであ
れば、特に、その大きさは特定されない。
又、弾性体4の表面は予め、凸曲面に形成され
たものである。
なお、5aはボルト5の頭部を覆う化粧部材で
ある。また、ボルト5にて弾性体4の圧縮の度合
を調整することにより、複合基材1の外形寸法を
調整できるとともに、外観形状をも変化させるこ
とができるという利点がある。
第2実施例は、第3図および第4図に示すよう
に、前述の第1実施例が一本の長尺な弾性体4を
剛性基板3と剛性角材3とで圧縮挟持した場合で
あるのに対し、2本の長尺な弾性体4,4を剛性
基板2、剛性角材3および剛性角材3,3でそれ
ぞれ圧縮挟持した場合である。他は前述の実施例
と同様であるので、説明を省略する。
第3実施例は、第5図に示すように、前述の実
施例が弾性体4を剛性基板2と剛性角材3とで圧
縮挟持した場合であるのに対し、弾性体4を剛性
角材3,3でこれらを貫通するボルト5を介して
圧縮挟持する場合である。さらに、本実施例では
弾性体4と剛性角材3との間に金属板等からなる
補助板6を介在させることにより、ボルト5によ
る圧縮力を均一化しているが、必ずしも必要でな
く、必要に応じて適宜設ければよい。また、弾性
体4は1本に限らず、第6図に示す第4実施例の
ように、複数本の弾性体4を剛性角材3,3でそ
れぞれ圧縮挟持し、板状体としてもよい。
なお、第6図に示す5bは、ボルト頭を隠して
意匠性を高めるための化粧材である。また、前述
の実施例では剛性基板2等の表裏面から弾性体4
を突出させて弾性凸部4b,4bを形成する場合
を示したが、必ずしもこれに限らず、表面または
裏面のみから弾性体4を突出させて弾性凸部4b
を形成してもよく、あるいは、表裏面から交互に
弾性体4を突出させて弾性凸部4bを形成しても
よい。
第5実施例は、第7図に示すように、前述の実
施例が板幅方向に剛性基板2、弾性体4および剛
性角材3を並設し、弾性体4を圧縮挟持した場合
であるのに対し、板厚方向に剛性基板2、弾性体
4および剛性角材3を並設し、ボルト5を介して
弾性体4を圧縮挟持した場合である。
本実施例にかかる複合基材1をテーブルトツプ
に使用すれば、弾性体4が剛性基板2への衝撃力
を緩和し、複合基材1の破損を防止すると共に、
ガラスコツプ等の衝突による割れ等を防止すると
いう利点がある。
又、上記複合基材1を扉パネルとして使用した
場合、弾性体の弾性変形を利用して扉の気密性を
上げることが出来る。
第6実施例は、第8図に示すように、前述の実
施例にかかる複合基材1が略板形状を有する場合
であるのに対し、略棒形状を有する場合である。
すなわち、本実施例にかかる複合基材1は、剛性
柱9a,9bの間に位置決めしたリング状の弾性
体4を連結体5を介して圧縮挟持し、前記弾性体
4を剛性柱9a,9bの間から突出させて環状の
弾性凸部4bを形成して成るものであり、手摺り
あるいは手摺子、化粧性、テーブルの脚等に使用
することにより、側面への衝撃を緩和するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案にかかる実施例を
示し、第1図および第2図は第1実施例の組み立
て前後の断面図、第3図および第4図は第2実施
例の斜視図および側面図、第5図は第3実施例の
分解斜視図、第6図は第4実施例の側面図、第7
図は第5実施例の斜視図、第8図は第6実施例の
側面図、第9図および第10図は従来例にかかる
実施例の側面図である。 1……複合基材、2……剛性基板(剛性体)、
3……剛性角材(剛性体)、4……弾性体、4b
……弾性凸部、5……ボルト(連結体)、6……
補助板、9a,9a……剛性柱(剛性体)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の剛性体間に弾性体が連結体を介して圧
    縮挟持され、前記弾性体の表面が前記剛性体の
    間から突出して弾性凸部が形成されてなること
    を特徴とする複合基材。 (2) 前記連結体がボルトよりなり、弾性体の圧縮
    度合いを調整可能としたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の複合基材。 (3) 前記弾性体が、前記剛性体との間に補助板を
    介在させていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項に記載の複合基
    材。
JP1986002192U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH0520826Y2 (ja)

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JPS62113234U JPS62113234U (ja) 1987-07-18
JPH0520826Y2 true JPH0520826Y2 (ja) 1993-05-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4851842U (ja) * 1971-10-20 1973-07-05

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JPS62113234U (ja) 1987-07-18

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