JPH05207914A - 電動歯ブラシのシール構造 - Google Patents

電動歯ブラシのシール構造

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JPH05207914A
JPH05207914A JP1496392A JP1496392A JPH05207914A JP H05207914 A JPH05207914 A JP H05207914A JP 1496392 A JP1496392 A JP 1496392A JP 1496392 A JP1496392 A JP 1496392A JP H05207914 A JPH05207914 A JP H05207914A
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JP
Japan
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annular groove
tubular
annular
seal member
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP1496392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Suzuki
鈴木  勇二
Hiroshi Uzawa
博 鵜沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05207914A publication Critical patent/JPH05207914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】環状突起の突出量を大きくすることなく、電動
歯ブラシ使用時における環状突起の環状溝から抜け外れ
を充分に防止できる電動歯ブラシのシール構造を提供す
ること。 【構成】環状突起20b及びこの環状突起20bに隣接
して周方向に延びる内環状溝20cが筒状シール部材1
8の筒状ケース1側の端部内周面に形成され、筒状ケー
ス1の外環状溝9に環状突起20bが嵌着されていると
共に、外環状溝9を形成する外方フランジが内環状溝2
0cに嵌着されている構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ等の電動駆動
装置が内蔵された筒状ケースとこの筒状ケースから突出
するブラシ支持用の駆動軸との間を弾性材料製の筒状シ
ール部材でシールするようにした電動歯ブラシのシール
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシール構造を有する電動歯ブラ
シとしては、筒状ケースの一端部から突出するブラシ支
持用の駆動軸を筒状ケース内に設けたモータにより軸方
向に往復駆動させると共に、ゴム材料製の筒状シール部
材(防水ブーツ)で筒状ケースと駆動軸との間をシール
する様にしたものがある(例えば、特開平1-244711号公
報参照)。
【0003】この公報に記載された電動はブラシでは、
駆動軸の外周に環状溝を設けて、筒状シール部材の一端
部内周面に設けた環状突起を環状溝に嵌着すると共に、
筒状シール部材の他端部を筒状ケースの外周にキャップ
で固定することにより、筒状シール部材を駆動軸と筒状
ケースとの間に介装している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な構
成においては、筒状ケースの端部外周面に周方向に延び
る外環状溝を形成すると共に、筒状シール部材の端部内
周面に前記環状溝に嵌合する環状突起を設けた構成とす
ることが考えられる。
【0005】この場合、筒状シール部材の環状突起を筒
状ケースの環状溝に簡易に取り付けることができると共
に、電動歯ブラシ使用時における環状突起の環状溝から
抜け外れを充分に防止して、環状溝部における確実なシ
ール性を確保できる必要がある。このためには、環状溝
をある程度深くすると共に、環状突起の突出量を大きく
することが考えられる。
【0006】しかし、この場合でも筒状シール部材の肉
厚や環状突起の肉厚等を考慮しないで環状突起の突出量
を大きくすると、筒状シール部材の整形後の型からの取
出時に環状突起が破損する虞があるため、環状突起の突
出量を大きくするにも限界があった。
【0007】そこで、この発明は、環状突起の突出量を
大きくすることなく、電動歯ブラシ使用時における環状
突起の環状溝から抜け外れを充分に防止できる電動歯ブ
ラシのシール構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、筒状ケースの一端部から突出するブラ
シ支持用の駆動軸が前記筒状ケースに設けられた電動駆
動装置により往復駆動可能に設けられ、前記筒状ケース
の一端部外周面に外環状溝及び該環状溝を形成する外方
フランジが形成されていると共に、弾性材料製の筒状シ
ール部材の一端部が前記駆動軸外周にシール可能に嵌着
され、前記筒状シール部材の他端部内周側に設けた環状
突起が前記外環状溝にシール可能に嵌着された電動歯ブ
ラシのシール構造であって、 前記筒状シール部材の内
周面に前記環状突起に隣接して周方向に延びる内環状溝
が形成され、該内環状溝に前記外方フランジが嵌着され
ている電動歯ブラシのシール構造としたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】この様な構成によれば、筒状シール部材の内環
状溝と筒状ケースの外方フランジとの作用により、筒状
ケースの外環状溝の深さを深くしても、筒状シール部材
の環状突起は突出量を大きくすることなく前記外環状溝
に嵌着されて、環状突起が外環状溝から外れにくくな
る。
【0010】しかも、筒状シール部材の内環状溝を設け
た部分は薄肉部となるので、電動歯ブラシ使用時に駆動
軸の往復動による変形力が筒状シール部材に作用して、
筒状シール部材の中間部が変形させられても、その変形
力は薄肉部で吸収されて、環状突起を変形させる様なこ
とはない。
【0011】これらの結果、筒状シール部材の環状突起
の突出量を大きくすることなく、電動歯ブラシ使用時に
おける環状突起の環状溝からの抜け外れを充分に防止す
ることになる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】図3において、1は電動歯ブラシの握り部
を兼ねる筒状ケースである。この筒状ケース1内には、
図示は省略したが、電動駆動装置としてのモータ、モー
タの電源である電池、モータの回転を直線運動に変換す
るカム機構等が内蔵されている。このモータは、本体ケ
ース1のスライドツマミ2を本体ケース1の長手方向に
スライド操作することで、作動・停止が行われるように
なっている。
【0014】このカム機構は、モータ(図示せず)の回転
を直線運動に変換して、図1(a)に示した駆動軸3を軸
方向に往復動させるようになっている。4,4は駆動軸
3を筒状ケース1の一端部内に軸方向に移動自在に支持
している軸受である。
【0015】筒状ケース1の一端部には中径筒部5,小
径筒部6が端に向けてこの順に一体に連接され、中径筒
部5の外周には周方向に間隔をおいて係止凹部7が複数
形成されている。8は中径筒部5に基端側が嵌着された
筒状カバーである。
【0016】小径筒部6の外周には、周方向に延びる外
環状溝9が形成されていると共に、この外環状溝9を形
成することにより形成された外方フランジ10が一体に
設けられている。また、外環状溝9の幅方向中央には鋭
角な環状小突条9aが周方向に向けて形成されている。
【0017】駆動軸3の筒状ケース1から突出する部分
の中間には図1(a)に示した如く環状クリップ溝3a,
V字状で環状の係止溝3bが先端側に間隔をおいて形成
され、駆動軸3の先端部には偏平部3cが形成されてい
る。環状クリップ溝3aにはEリング11が嵌着されて
いる。
【0018】駆動軸3に装着される歯ブラシ本体12
は、ブラシ軸13と、ブラシ軸13の先端部に設けられ
たブラシ14を有する。ブラシ軸13の基端部13aは
図1(b)に示した如く互いに偏心する内筒部15と外筒
部16から内外二重に形成され、内筒部15には切欠1
5aを設けることにより形成したバネ片15bが形成さ
れ、バネ片15bの先端には係止突部15cが形成され
ている。また、ブラシ軸13の基端部13a内には偏平
穴17が形成されている。
【0019】そして、駆動軸3の先端側を内筒部15に
嵌合させ、駆動軸3の偏平部3cを偏平穴17に嵌合す
ると共に、係止突部15cを係止溝3bに弾接させるこ
とにより、ブラシ本体12は駆動軸3に着脱可能に且つ
軸線回りに相対回転不能に装着されている。
【0020】この筒状ケース1と駆動軸3との間にはゴ
ム・合成樹脂等の弾性材料製の筒状シール部材18が配
設されている。この筒状シール部材18は小径で長さの
短い内筒部19と大径の外筒部20から内外二重に形成
され、この筒部19,20は一端同士が湾曲する端壁2
1で連接されている。そして、内筒部19は、駆動軸3
に嵌着されていると共に、軸方向に移動しないようにブ
ラシ軸13とEリング11との間で保持されている。
【0021】また、外筒部20の他端(筒状ケース1側
端部)の外周には小フランジ20aが形成されている。
しかも、外筒部20の他端部内周面には、周方向に延び
る環状突起20bが形成されていると共に、環状突起2
0bに隣接して内環状溝20cが周方向に向けて形成さ
れている。この環状突起20bは外環状溝9に嵌着さ
れ、外方フランジ10は内環状溝20cに嵌着されてい
る。更に、外筒部20の筒状ケース1側の端部外周は止
め輪22で締付固定されている。
【0022】この様な構成によれば、筒状シール部材1
8の内環状溝20bと筒状ケース1の外方フランジ10
との作用により、筒状ケース1の外環状溝9の深さを深
くしても、筒状シール部材18の環状突起20bは突出
量を大きくすることなく外環状溝9に嵌着されて、環状
突起20bが外環状溝9から外れにくくなる。
【0023】しかも、筒状シール部材18の内環状溝2
0bを設けた部分は薄肉部20dとなるので、電動歯ブ
ラシ使用時に駆動軸3の往復動による変形力が筒状シー
ル部材18に作用して、筒状シール部材18の中間部が
変形させられても、その変形力は薄肉部20dで吸収さ
れるので、環状突起20bを変形させるようなことはな
い。
【0024】これらの結果、筒状シール部材18の環状
突起20bの突出量を大きくすることなく、電動歯ブラ
シ使用時における環状突起20bの外環状溝9からの抜
け外れを充分に防止することになる。
【0025】
【効果】この発明は、以上説明したように、環状突起及
びこの環状突起に隣接して周方向に延びる内環状溝が筒
状シール部材の筒状ケース側の端部内周面に形成され、
筒状ケースの外環状溝に環状突起が嵌着されていると共
に、外環状溝を形成する外方フランジが内環状溝に嵌着
されている構成としたので、環状突起の突出量を大きく
することなく、電動歯ブラシ使用時における環状突起の
環状溝から抜け外れを充分に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係るシール構造を備える図3
の電動歯ブラシのA−A線に沿う断面図、(b)は駆動軸
を除いた状態における(a)のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図1,図2のシール構造を備える電動歯ブラシ
の概略斜視図である。
【符号の説明】
1…筒状ケース 3…駆動軸 9…外環状溝 10…外方フランジ 18…筒状シール部材 19…内筒部 20…外筒部 20b…環状突起 20c…内環状溝 21…端壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状ケースの一端部から突出するブラシ
    支持用の駆動軸が前記筒状ケースに設けられた電動駆動
    装置により往復駆動可能に設けられ、前記筒状ケースの
    一端部外周面に外環状溝及び該環状溝を形成する外方フ
    ランジが形成されていると共に、弾性材料製の筒状シー
    ル部材の一端部が前記駆動軸外周にシール可能に嵌着さ
    れ、前記筒状シール部材の他端部内周側に設けた環状突
    起が前記外環状溝にシール可能に嵌着された電動歯ブラ
    シのシール構造であって、 前記筒状シール部材の内周面に前記環状突起に隣接して
    周方向に延びる内環状溝が形成され、該内環状溝に前記
    外方フランジが嵌着されていることを特徴とする電動歯
    ブラシのシール構造。
JP1496392A 1992-01-30 1992-01-30 電動歯ブラシのシール構造 Pending JPH05207914A (ja)

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JP1496392A JPH05207914A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 電動歯ブラシのシール構造

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JPH05207914A true JPH05207914A (ja) 1993-08-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100162498A1 (en) * 2006-12-18 2010-07-01 Gerhard Kressner Toothbrush and attachment therefor
EP2522297A1 (de) * 2011-05-11 2012-11-14 Kaltenbach & Voigt GmbH Zahnärztliches Handinstrument mit länglicher Griffhülse
JP2015160127A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 花王株式会社 歯ブラシ

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