JPH05207577A - 敷物のスピーカ取付装置 - Google Patents

敷物のスピーカ取付装置

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Publication number
JPH05207577A
JPH05207577A JP1276892A JP1276892A JPH05207577A JP H05207577 A JPH05207577 A JP H05207577A JP 1276892 A JP1276892 A JP 1276892A JP 1276892 A JP1276892 A JP 1276892A JP H05207577 A JPH05207577 A JP H05207577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
case
upper case
opening
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1276892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Morikawa
由隆 森川
Kunio Ogita
邦男 荻田
Akira Shiratake
昭 白武
Koji Yoshimoto
弘次 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05207577A publication Critical patent/JPH05207577A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より効果的な臨場感が得られ、インテリア性
が高く、スピーカの保守点検が容易にでき、簡単な構成
で強固な固定ができる敷物のスピーカ取付装置を提供す
る。 【構成】 スピーカケースの上ケース16と下ケース1
7により、敷物の裏材15に設けた開口部14の全周端
縁を挟み込み、取付ねじ23で締め付けて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、敷物のスピーカ取付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器で音楽を聴くことが日常
的に行われている。従来、この種の音響機器に接続され
るスピーカはオーソドックスなボックスタイプの据置型
スピーカ、あるいは壁に埋め込んだスピーカ、または天
井に備えつけたスピーカ等が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の音響機器とスピーカの構成では、たとえば臨場感を
効果的に演出するために床面からの再生音を必要とする
場合などに、どうしても無理があった。
【0004】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、より効果的な臨場感が得られ、より音質の優れた再
生音が得られるとともに、インテリア性が高く、スピー
カの保守点検が容易にでき、簡単な構成で強固な固定が
できる敷物のスピーカ取付装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の敷物のスピーカ取付装置は、表布と、開口
部を有する裏材よりなる本体と、この裏材の開口部に設
けられ、上面部に設けた複数個の貫通孔と内面部に設け
た複数個の係止部を有する上ケースと下ケースよりなる
スピーカケースと、このスピーカケース内に配置したス
ピーカと、前記上ケースと前記下ケースの相対する位置
にそれぞれ設けた複数個の取付ボスと、この取付ボスの
一方に設け、かつ他方の取付ボスの当接面に当たる金属
製のナットと、他方の取付ボスを貫通し、前記ナットに
螺合する取付ねじとを備え、前記スピーカの音出力側端
面部を前記上ケースに設けた複数個の貫通孔に相対さ
せ、前記上ケースの内面部に設けた複数個の係止部に接
合して固定するとともに、前記上ケースと前記下ケース
により、前記裏材に設けた開口部の全周端縁を挟み込
み、前記取付ねじで締め付けて固定する構成としたもの
である。
【0006】
【作用】本発明の敷物のスピーカ取付装置は上記構成に
より、床面より再生音を出すことができるので、より効
果的な臨場感が得ることができる。
【0007】また、スピーカの音出力側端面部を上ケー
スの上面部に設けた複数個の貫通孔に相対させ、上ケー
スの内面部に設けた複数個の係止部に接合して固定して
いるので、スピーカから発生する再生音がスピーカケー
スの内部にこもることはなく、音質の優れた再生音を得
ることができる。
【0008】さらに、スピーカケースの上ケースと下ケ
ースにより、敷物本体の裏材に設けた開口部の全周端縁
を挟み込み、取付ねじで固定しているので、万一、スピ
ーカが故障しても容易に保守点検することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。図1,図2において、1は敷物本体(以
下本体と称す)で、四隅にスピーカケース2a,2b,
2c,2dが設けられており、この内部にはスピーカ3
a,3b,3c,3dが配置されている。4はコントロ
ーラであり、左側音量ボリューム5、右側音量ボリュー
ム6、左側増幅回路7、右側増幅回路8および音量バラ
ンスボリューム9により構成され、本体1の四隅に配置
したスピーカ3と電気的に接続されている。10は任意
の音響機器であり、この出力がコントローラ4の左側入
力端子11および右側入力端子12に接続されている。
なお、左右増幅回路7,8はスピーカ3a,3b,3
c,3dの耐入力保護装置としての働きも行っている。
【0010】次に本発明の具体的な構成について図3,
図4,図5,図6に基づいて説明する。本体1は表布1
3とフェルト等でできた開口部14を有する裏材15に
より構成され、表布13と裏材15とは接着剤で一体化
されている。スピーカケース2は裏材15の開口部14
に設けられており、上ケース16と下ケース17により
構成されている。18は上ケース16の上面部に設けた
複数個の貫通孔であり、この上に表布13を位置させて
いる。スピーカケース2の内部に配置したスピーカ3
は、スピーカ3の音出力側端縁部を上ケース16の上面
部に設けた複数個の貫通孔18に相対させるとともに、
上ケース16の内面部に設けた複数個の係止部19に接
合することにより固定されている。20はスピーカ3と
コントローラ4を電気的に接続しているリード線であ
る。上ケース16と下ケース17で裏材15に設けた開
口部14の全周端縁部を挟み込み、それぞれ相対する位
置に設けた上ケース16の複数の取付ボス21と下ケー
ス17の複数の取付ボス22により、取付ねじ23で締
め付け固定している。スピーカケース2の薄型化によ
り、取付ねじ23のかかり寸法が少ないため、上ケース
16の取付ボス21には、金属製のインサートナット2
4が埋め込まれている。
【0011】上記構成において、今、音響機器10の音
源が自然界の音、たとえば虫の音とか川のせせらぎなど
であったとする。このような場合、音響機器10の出力
を敷物側へ切り換えることにより、試聴者は自分の位置
する下面より再生音を聴くことができるので、臨場感と
しては空間を伝播してくる再生音よりも効果的である。
【0012】また、スピーカ3の音出力側端面部を上ケ
ース16の上面部に設けた複数個の貫通孔18に相対さ
せ、上ケース16の内面部に設けた複数個の係止部19
に接合して固定しているので、スピーカ3から発生する
再生音がスピーカケース2の内部にこもることはなく、
音質の優れた再生音が表布13の表面から得ることがで
きるし、上ケース16の上面部に設けた複数個の貫通孔
18の上に位置する表布13の目付を部分的に少なくす
れば、さらに音質の優れた再生音が表布13の表面から
得ることができる。
【0013】さらに、上ケース16と下ケース17によ
り、本体1の裏材15に設けた開口部14の全周端縁を
挟み込み、取付ねじ23で締め付けて固定しているの
で、万一、スピーカ3が故障しても容易に保守点検する
ことができるという効果がある。
【0014】なお、本実施例では、スピーカ3を内蔵す
るスピーカケース2が外観から見えないようにスピーカ
ケース2の上に表布13を位置させ、上ケース16と下
ケース17により、裏材15に設けた開口部14の全周
端縁を挟み込み、取付ねじ23で締め付けて固定してい
るが、裏材15に設けた開口部14と相似する位置に表
布13の開口部を設け、上ケース16と下ケース17に
より、表布13の開口部および裏材15の開口部14の
全周端縁を同時に挟み込み、取付ねじ23で締め付けて
固定してもよい。
【0015】また、本実施例では、一般的な敷物のスピ
ーカ取付装置について述べたが、発熱線等を内蔵する敷
物においても同等の効果が得られる。
【0016】さらに、本実施例ではコントローラ4を敷
物本体1の外に配置しているが、敷物本体1の中に組み
込んでもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の実施例から明らか
なように、本発明によれば、自分の位置する下面より再
生音を出すことができるので虫の声とか、川のせせらぎ
など、いわゆる自然界の音の臨場感は空間から得られる
よりもより効果的であり、心のやすらぎが得られる。
【0018】また、日常的に床面に敷いている敷物の中
にスピーカを取り付けているので場所を取らない。
【0019】また、スピーカの音出力側端面部を上ケー
スの上面部に設けた複数個の貫通孔に相対させ、上ケー
スの内面部に設けた複数個の係止部に接合して固定して
いるので、スピーカから発生する再生音がスピーカケー
スの内部にこもることはなく、より音質の優れた再生音
が表布の表面から得ることができる。
【0020】さらに、スピーカケースの上ケースと下ケ
ースにより、本体の裏材に設けた開口部の全周端縁を挟
み込み、取付ねじで締め付け固定しているので、万一、
スピーカが故障しても容易に保守点検することができる
とともに、スピーカが簡単な構成で強固で確実に取り付
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の敷物のスピーカ取付装置の
平面図
【図2】同電気回路のブロック図
【図3】同要部の分解斜視図
【図4】同要部の部分断面した平面図
【図5】同要部の部分断面した底面図
【図6】同図4のA−A断面図
【符号の説明】
1 敷物本体 2 スピーカケース 3 スピーカ 13 表布 14 開口部 15 裏材 16 上ケース 17 下ケース 18 複数個の貫通孔 19 複数個の係止部 21,22 複数個の取付ボス 23 取付ねじ 24 金属製のナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 弘次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する裏材と表布よりなる敷物本
    体と、この裏材の開口部に設けられ、上面部に設けた複
    数個の貫通孔と内面部に設けた複数個の係止部を有する
    上ケースと下ケースよりなるスピーカケースと、このス
    ピーカケース内に配置したスピーカと、前記上ケースと
    前記下ケースの相対する位置にそれぞれ設けた複数個の
    取付ボスと、この取付ボスの一方に設け、かつ他方の取
    付ボスの当接面に当たる金属製のナットと、他方の取付
    ボスを貫通し、前記ナットに螺合する取付ねじとを備
    え、前記スピーカの音出力側端面部を前記上ケースの上
    面部に設けた複数個の貫通孔に相対させ、前記上ケース
    の内面部に設けた複数個の係止部に接合して固定すると
    ともに、前記上ケースと前記下ケースにより、前記裏材
    に設けた開口部の全周端縁を挟み込み、前記取付ねじで
    締め付けて固定する構成とした敷物のスピーカ取付装
    置。
JP1276892A 1992-01-28 1992-01-28 敷物のスピーカ取付装置 Pending JPH05207577A (ja)

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JPH05207577A true JPH05207577A (ja) 1993-08-13

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JP1276892A Pending JPH05207577A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 敷物のスピーカ取付装置

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JP (1) JPH05207577A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6744903B1 (en) 1999-04-15 2004-06-01 Lg Electronics Inc. Multiple damping device of speaker system for video display equipment
US6760460B1 (en) 1999-04-16 2004-07-06 Lg Electronics Inc. Speaker system for display

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6744903B1 (en) 1999-04-15 2004-06-01 Lg Electronics Inc. Multiple damping device of speaker system for video display equipment
US6760460B1 (en) 1999-04-16 2004-07-06 Lg Electronics Inc. Speaker system for display

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