JPH05206563A - 希土類酸化物イオンによって信号変換されるレーザ装置 - Google Patents

希土類酸化物イオンによって信号変換されるレーザ装置

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JPH05206563A
JPH05206563A JP4256644A JP25664492A JPH05206563A JP H05206563 A JPH05206563 A JP H05206563A JP 4256644 A JP4256644 A JP 4256644A JP 25664492 A JP25664492 A JP 25664492A JP H05206563 A JPH05206563 A JP H05206563A
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ロバート・ジェームズ・スラッシュ
Leo F Johnson
レオ・フランシス・ジョンソン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体として固体要素を使用し、可視スペクト
ル内の青色領域若しくは緑色領域で作動するレーザ装置
の提供。 【構成】 信号変換レーザ装置2は、全体として固体構
成要素を使用し且つレーザ信号変換材料4のホスト材料
内の増感材と活性材との間の連続的なエネルギ遷移を用
いた連続的若しくは準連続的なポンピング源12によっ
てレーザ発振動作を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンピングによる放射
線の波長よりも短い波長を有するコヒーレントな放射線
を作るレーザ装置に関し、より特別には、電磁波スペク
トルの青色部分、緑色部分、赤色部分及び赤外部分にお
いて信号変換されたレーザ放射線を提供するために、希
土類酸化物をドープした常温で固体のレーザ媒体を使用
するレーザに関する。
【0002】
【従来の技術】可視スペクトルの青色部分及び緑色部分
の波長を作るレーザ装置は、種々の用途において極めて
望ましいものである。これらの用途としては、レーザに
よるビデオディスプレイ装置や短い光波長によってもた
らされるより高い分解能が重要である光記憶装置のよう
な光学装置がある。
【0003】可視スペクトルの青色部分及び緑色部分の
出力を生じるレーザ装置が開発されたけれども、このよ
うな装置の出力値は、コスト、臨界的なアライメント及
び高度のメンテナンスを含む1以上のファクタによって
減少する。例えば、希土類酸化物ガスイオンレーザは、
購入代金が高く且つ高度のメンテナンスも必要である。
非線形要素を採用する周波数二倍レーザ(frequency do
ubling laser)若しくは周波数加算レーザ(frequency
summing laser)は、臨界的アライメント及び高度のメ
ンテナンスを必要とする。
【0004】全体として固体要素を使用し且つ単一のダ
イオードポンピング源を採用するレーザ装置は、低コス
トで低メンテナンスの装置に対して望ましい形状である
が、通常の常温作動状態で可視スペクトルの青色領域及
び緑色領域での作動を達成し得なかった。更に、従来技
術は連続的若しくは準連続的なポンピング源によってよ
ってこのような作動を達成し得たことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、全体として
固体要素を使用し、可視スペクトル内の青色領域若しく
は緑色領域で作動するレーザ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は固体レーザ装置
からなり、このレーザ装置は、電磁波スペクトルの青色
領域、緑色領域、赤色領域及び赤外領域においてコヒー
レントな放射線を発する活性化物質と、単一周波数帯域
の赤外ポンピング源によって提供される赤外線によって
レーザ材料がポンピングされるのを可能にする増感材
と、をドープされたホスト(宿主)材料からなるレーザ
材料を備えている。赤外ポンピング源は、通常はレーザ
ダイオードのような固体赤外レーザ源からなる。
【0007】好ましい実施例においては、本発明は、ホ
スト材料と、前記単一周波数帯域赤外線よりも短い波長
を有するコヒーレントな放射線を発生するために前記ホ
スト材料内にある濃度で含まれた希土類酸化物イオンか
らなる活性材料と、前記赤外線に対する前記ホスト材料
内の前記活性材料を前記赤外線に対する感度を増すため
に前記ホスト材料内にある濃度で含まれた増感イオンか
らなる増感材料とを含む活性レーザ材料と、当該レーザ
材料によって発生された前記コヒーレントな放射線を共
振させるための光学キャビティと、少なくとも前記単一
周波数帯域の赤外線の準連続的な出力を有する前記レー
ザ材料をポンピングするためのポンピング源とからな
る。
【0008】
【実施例】添付図面を通して同様若しくは対応する部品
は同じ参照番号が付されている。図1は、本発明を組み
入れるのに適したレーザ装置2の概略構成図である。レ
ーザ装置2は、反射鏡8と出力カプラ10とによって形
成された光学キャビティ6内にレーザ材料4を含む。レ
ーザ材料4は、バリウム・イットリウム・弗化物のよう
な弗化物結晶のホスト材料からなる。さもなければ、レ
ーザ材料4は弗化物ガラスのホスト材料のようなガラス
のホスト材料から構成してもよい。
【0009】レーザ材料4はまた、ホスト材料内にドー
プするのが好ましいツリウムのような希土類酸化物活性
材料から構成してもよい。ホスト材料がバリウム・イッ
トリウム・弗化物からなる場合には、ホスト材料内にお
いて使用できる希土類酸化物のパーセンテージとしての
ツリウムの濃度は、0.1〜10パーセント、好ましく
は0.1〜2パーセント、理想的には約0.5パーセン
トである。エルビウム若しくはホルミウムもホスト材料
内にドープしてもよい適当な活性材料である。レーザ材
料は更に、好ましくはホスト材料内にドープされるイッ
テルビウムのような増感材を含む。ホスト材料がバリウ
ム・イットリウム・弗化物である場合には、ホスト材料
内に使用できる希土類酸化物のパーセンテージとしての
イッテルビウムの濃度は、1〜99.9パーセントの範
囲、好ましくは約5〜99.9パーセント、理想的には
約50パーセントである。
【0010】レーザ装置2はまた、ほぼ単一周波数帯域
のポンピング源12を含み、ポンピング源12は、レー
ザ材料4をポンピングするのに適した少なくとも一つの
波長を有する少なくとも準連続的な光学的ポンピング放
射線の発生源からなり、この波長は電磁波スペクトルの
赤外領域にある。ポンピング源12によって提供される
ポンピング放射線の波長は、830〜1100nmの範
囲、好ましくは約920〜1000nm、理想的には約
960nmである。
【0011】ポンピング源12は、上記のポンピング放
射線のための適当な出力波長範囲のためには、経済性及
び簡素さの点からレーザダイオードが最も有利であるけ
れども、830〜1100nmの範囲、好ましくは92
0〜1000nm、理想的には約960nmの波長の単
一周波数帯域のコヒーレントな放射線を提供するチタン
・サファイア・レーザのような固体レーザによって構成
してもよい。
【0012】ポンピング源12によって発生されたポン
ピング放射線は、光学経路20に沿って集束レンズ22
を通過し反射鏡8を通って光学キャビティ6を貫通しレ
ーザ材料4の少なくとも一つの面に突き当たる。この目
的のために、反射鏡8はレーザ装置2がコヒーレントな
出力放射線を提供するように調整されたレーザ波長にお
いて反射率が高い。非共振ポンピングが望ましいなら
ば、例えばレーザ材料4がポンピング放射線を吸収する
力が弱く若しくは比較的薄い場合には、反射鏡8はポン
ピング放射線に対応する波長に対して十分な反射力があ
る。集束レンズ22は、ポンピング源12からのポンピ
ング放射線をレーザ材料4上に集光させるのに有用であ
る。
【0013】図2は、本発明がどのようにしてイッテル
ビウム増感材イオンからレーザ材料4内にドープされた
ツリウム活性化材料イオンへの3つの一連のエネルギ遷
移によって信号変換動作を行うかを示すエネルギ準位の
状態図である。ポンピング源12からの光学経路20に
沿ったポンピング放射線の波長が830〜1100nm
の範囲に調整されると、レーザ材料4内のイッテルビウ
ム増感材イオンの少なくともいくつかの量子エネルギ準
位が、ポンピング放射線を吸収することによってベクト
ル24で示すように27/2状態から25/2へと上昇す
る。
【0014】25/2状態にあるイッテルビウムイオンの
量子エネルギ準位は次いで崩壊して27/2状態へと戻
る。増感材から活性材への第1のエネルギ遷移において
は、ツリウム活性材イオンの少なくともいくつかの量子
エネルギ準位は、イッテルビウム増感材イオンの量子エ
ネルギ準位が崩壊して25/2状態から27/2状態へと戻
るときに発生する実質的に放射線を伴わないエネルギ遷
移によって、破線26によって示すように36状態から
35状態へと上昇する。35状態にあるツリウムイオン
の量子エネルギ準位は、次いで急激に実質的に放射線を
伴わないで崩壊してベクトル28によって示すように3
4状態へと遷移する。
【0015】増感材から活性材への第2のエネルギ遷移
においては、破線30によって示すように、ツリウム活
性材イオンの少なくともいくつかの量子エネルギ準位
が、イッテルビウム増感材イオンの25/2状態から2
7/2状態へのイッテルビウム増感材イオンの量子エネル
ギ準位の連続して起こる崩壊によって発生する実質的に
放射線を伴わないエネルギ遷移によって、34状態から
32状態へと上昇する。32状態にあるツリウムイオン
の量子エネルギ準位は、次いで実質的に放射線を伴わな
いで急速に崩壊し、波状ベクトル32によって示すよう
に、最初33状態に遷移し次いで34状態へと遷移す
る。
【0016】増感材から活性材への第3のエネルギ遷移
においては、ツリウム活性材イオンの少なくともいくつ
かの量子エネルギ準位は、破線34によって示すよう
に、25/2状態から27/2状態へのイッテルビウム増感
材イオンの量子エネルギ準位の連続して起こる崩壊によ
って発生する実質的に放射線を伴わないエネルギ遷移に
よって、34状態から14状態へと上昇する。14状態
にあるツリウムイオンの量子エネルギ準位は、ベクトル
36によって示すように、次いで放射線を伴って崩壊し
34状態へと遷移する。14状態にあるツリウムイオ
ンの34状態への崩壊によって放射されるエネルギの波
長は649nmである。光学キャビティ6がこの波長に
対して共振するように作られ、反射鏡8がこの波長に対
して高い反射率を有し、出力カプラ10がこの波長にお
いてレーザ発振動作を維持するのに十分な反射率を有す
るならば、増感材イオンと活性材イオンとの間における
3つの連続的なエネルギ遷移によって作動する信号変換
レーザ装置が確保される。
【0017】この信号変換装置によって他の波長でレー
ザを発生することができる。例えば、光学キャビティが
約455nmの波長で共振するように作られ、反射鏡8
と出力カプラとの両方が約649nmの波長に対して十
分な反射率を有するならば、約455nmの波長におい
てレーザ発生動作を維持することができる。このレーザ
発振動作は、ツリウム活性材イオンへの3つの連続的な
エネルギ遷移の結果として起こる次のメカニズムのうち
の一つ若しくは両方によるものである。
【0018】一のメカニズムは、ツリウム活性材の少な
くともいくつかが14状態から34状態へと量子エネル
ギ崩壊することによって発生される約649nmの波長
を有する放射線の吸収である。この放射線は、上記した
ようなイッテルビウム増感材イオンからツリウム活性材
への第2のエネルギ遷移の結果として34状態の量子エ
ネルギ準位を有するツリウム活性材イオンの少なくとも
いくつかによって吸収される。
【0019】この放射線の吸収によって、破線38によ
って示されるように、これらのイオンの量子エネルギ準
位が34状態から12状態へと上昇せしめられる。12
状態にあるツリウムの量子エネルギ準位は、次いでベク
トル40によって示すように34状態へと放射線を伴っ
て崩壊する。12状態にあるツリウムイオンが34状態
へと崩壊することによって放射されるエネルギの波長は
約455nmである。この場合に光学キャビティはこの
波長に対して共振するように作られているので、この機
構によって十分なエネルギ遷移が提供されるならばこの
波長でレーザ発振が起こる。
【0020】約455nmにおいて放射線を放射させる
もう一つのメカニズムは、上記したイッテルビウム増感
材イオンからツリウム活性材への第2のエネルギ遷移の
結果として33状態の量子エネルギ準位を占めるこれら
のツリウム活性材イオンの少なくともいくつかの間で起
こるイオンからイオンへのエネルギ遷移によるものであ
る。この場合には、イオンからイオンへのエネルギ遷移
によって、破線42によって示されるように33状態の
量子エネルギ準位を有する一つのエネルギ放出ツリウム
活性材イオンが36状態に戻され、一つのエネルギ吸収
ツリウム活性材イオンが33状態から12状態に上昇し
た量子エネルギ準位を有する。
【0021】12状態にあるツリウムイオンの量子エネ
ルギ準位は、次いでベクトル40によって示すように放
射線を放出して崩壊し34状態となる。12状態にある
ツリウムイオンが崩壊して34状態となることによって
放出されるエネルギの波長は約455nmである。光学
キャビティ6はこの波長に対して共振するように作られ
ているので、このメカニズムによって十分なエネルギ遷
移が付与されると、この波長でレーザ発振が起こる。
【0022】少なくともいくつかのツリウム活性材の量
子エネルギ準位が12状態へと上昇するのと組み合わせ
られた上記の2つのメカニズムがたとえそれら単独では
約455nmの波長においてレーザ発振を提供するのに
十分なエネルギを遷移させることができない場合にも、
この2つのメカニズムは、組み合わせることによって十
分なエネルギ遷移を提供するようにしてもよい。
【0023】同様に、上記したように本発明の信号変換
装置は、12状態にあるツリウム活性材の少なくともい
くつかの量子エネルギ準位から他のエネルギ状態への崩
壊に対応する更に別の波長を有するレーザ放射線を提供
することもできる。例えば、ベクトル46によって示す
ように、12状態にあるツリウム活性材イオンの少なく
ともいくつかが35状態へと崩壊して約510nmの波
長の放射線を放出するようにしてもよい。光学キャビテ
ィ6がほぼこの波長に対して共振するようになされ、十
分なエネルギ遷移が達成されるならば、この波長におい
てレーザ発振を起こすことができる。
【0024】同様に、上記した本発明の信号変換装置
は、14状態にあるツリウム活性材イオンの少なくとも
いくつかの量子エネルギ準位が別のエネルギ状態へと崩
壊するのに対応する更に別の波長を有するレーザ放射線
を放出することもできる。例えば、ベクトル48によっ
て示すように、14状態にあるツリウム活性材イオンの
少なくともいくつかが35状態へと崩壊して約799n
mの波長の放射線を放出する実質的な放射崩壊を提供す
るようにしてもよい。光学キャビティ6がほぼこの波長
に対して共振するようになされ、十分なエネルギ遷移が
達成されるならば、この波長においてレーザ発振を起こ
すことができる。
【0025】図1に示した信号変換装置2は、イッテル
ビウム増感材イオンの少なくともいくつかからツリウム
活性材イオンの少なくともいくつかへの2つだけのエネ
ルギ遷移によって更に別の波長でレーザ放射線を提供す
るように使用してもよい。この場合には、上記したよう
にイッテルビウム増感材イオンの少なくともいくつかか
らの第2のエネルギ遷移の結果として34状態へと上昇
した量子エネルギ準位を有するツリウム活性材イオンの
少なくともいくつかが34状態へと崩壊せしめられる。
ベクトル50によって示すように、この遷移の結果、約
1.48μmの波長の放射線が放出される。光学キャビ
ティ6がほぼ1.48μmの波長に対して共振するよう
になされ、十分なエネルギ遷移が達成されるならば、こ
の波長においてレーザ発振を起こすことができる。
【0026】上記した本発明の特定の実施例において、
レーザ材料4はBaY10Yb09 9Tm0018から
なる。ポンピング源12は典型的には1以上のレーザダ
イオードを含む。この場合には、ポンピング源12は、
約960nmの波長で約100mWの出力を供給する。
別の方法として、ポンピング源12はチタンサファイヤ
レーザから構成してもよい。この場合には、ポンピング
源12は、約960nmの波長で約1Wの出力を供給す
る。ポンピング源12の出力は、所望ならばレーザ材料
4のオーバーヒートを防止するためにチョッパーホイー
ルによって準連続的にしてもよい。さもなければ、レー
ザ材料4はオーバヒートすることのない適切な作動を確
保するために適当にヒートシンクするかまたは冷却して
もよい。
【0027】本発明は、所望ならば図1に示すものとは
異なる他のレーザ装置内で使用することもできる。例え
ば、レーザ材料4は、別個のポンピング源12によって
ポンピングする代わりにキャビティ内でポンピングして
もよい。このような場合には、レーザ材料4はポンピン
グ源12の光学キャビティの一部分内に配置される。こ
のような構造は、より高いポンピング効率若しくはより
良好な経済性を達成するのには望ましいかもしれない。
本発明はまたリング状キャビティのレーザ装置において
使用してもよい。同様に、レーザ材料4は、光ファイバ
からなるホスト材料から構成してもよいし、また、光学
キャビティ6は、図1に示した反射鏡8と出力カプラ1
0の機能とほぼ等しい適当なファイバ光カップリングと
組み合わせて使用されるある長さの光ファイバのホスト
材料から構成してもよい。
【0028】以上、全体として固体構成要素を使用し且
つレーザ信号変換材料のホスト材料内の増感材と活性材
との間の連続的なエネルギ遷移を用いた連続的若しくは
準連続的なポンピング源によってこのような動作を達成
する信号変換レーザ装置を説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み入れるのに適したレーザ装置2の
概略構成図である。
【図2】本発明の第1の信号変換装置のためのエネルギ
状態図である。
【符号の説明】
2 レーザ装置、 4 レーザ材料、 6 光学キ
ャビティ、8 反射鏡、 10 出力カプラ、 1
2 ポンピング源、22 集束レンズ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的波長が長く且つ少なくとも準連続
    的であるほぼ単一周波数帯域の赤外線を比較的波長が短
    い光線に変換するための信号変換レーザ装置であって、 ホスト材料と、前記赤外線よりも波長が短いコヒーレン
    トな放射線を放出することができる前記ホスト材料内に
    含まれたある濃度の希土類酸化物の活性材イオンからな
    る活性材と、前記活性材との間での少なくとも2つの連
    続的なエネルギ遷移によって前記ホスト材料内の前記活
    性材の前記赤外線に対する感度を増すために前記ホスト
    材料内にある濃度で含まれた増感材イオンからなる増感
    材とを含む活性レーザ材料と、 前記レーザ材料によって放出された前記コヒーレントな
    放射線を共振させるための光学キャビティと、 少なくとも前記単一周波数帯域の赤外線の準連続的な出
    力を有し、前記レーザ材料をポンピングするためのポン
    ピング源と、からなるレーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記活性材が、前記ホスト材料内にドー
    プされたある濃度のツリウムからなる、請求項1に記載
    のレーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記増感材が、前記ホスト材料内にドー
    プされたある濃度のイッテルビウムからなる、請求項2
    に記載のレーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記活性材がエルビウムからなる、請求
    項1に記載のレーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記増感材がイッテルビウムからなる、
    請求項4に記載のレーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記活性材がホルミウムからなる、請求
    項1に記載のレーザ装置。
  7. 【請求項7】 前記増感材がイッテルビウムからなる、
    請求項6に記載のレーザ装置。
  8. 【請求項8】 前記ホスト材料が弗化物の結晶からな
    る、請求項1に記載のレーザ装置。
  9. 【請求項9】 前記ホスト材料がバリウム・イットリウ
    ム・弗化物からなる、請求項8に記載のレーザ装置。
  10. 【請求項10】 前記ホスト材料が弗化物ガラスからな
    る、請求項1に記載のレーザ装置。
JP4256644A 1991-09-25 1992-09-25 希土類酸化物イオンによって信号変換されるレーザ装置 Pending JPH05206563A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US765381 1991-09-25
US07/765,381 US5299215A (en) 1991-09-25 1991-09-25 Rare earth ion upconversion laser system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05206563A true JPH05206563A (ja) 1993-08-13

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ID=25073415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4256644A Pending JPH05206563A (ja) 1991-09-25 1992-09-25 希土類酸化物イオンによって信号変換されるレーザ装置

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Country Link
US (2) US5299215A (ja)
EP (1) EP0534750A1 (ja)
JP (1) JPH05206563A (ja)

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