JPH0520597U - ビール用保冷剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷やしたビールをジョッキ等の容器に注いだ
後、一定時間その状態を保持することができるビール用
保冷剤を提供する。 【構成】 スティック１２の周囲にビール１１を凍らせ
たものであり、ビールを注いだジョッキＡに入れて使用
する。保冷剤が完全に融解するまでの間は、ジョッキＡ
内のビールが一定の冷たさに保持され、融解した保冷剤
もジョッキＡ内のビールと同一物であるため、中のビー
ルの濃度が薄くなることもない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、冷したビールをジョッキ等の容器に注いだ状態で一定時間、その 冷めたさを保持することのできるビール用保冷剤に関する。

【０００２】

【従来の技術と考案の課題】

ジュースやコーヒーを冷して飲む場合は、冷したジュース等を氷と共にグラス に入れ、その冷たさを保持しているが、ビールの場合は、氷が融けて濃度が薄く なると、極端に飲み口が悪くなるため、氷を入れないのが一般的である。

【０００３】 従って、ジョッキ等に注がれたビールは、時間が経つにつれてぬるくなり、最 初と同じ状態で飲むことができない。特に、アルコールに弱い人は、短時間に飲 むことができないため、飲み口の悪さも著しい。

【０００４】 そこで、この考案の課題は、グラス等に注がれたビールを一定時間その状態を 保持することができるビール用保冷剤を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するため、この考案のビール用保冷剤は、スティックの周囲 にビールを凍らせる構成を採用したのである。

【０００６】

【作用】

以上のように構成されたビール用保冷剤は、ビールと共にジョッキ等の容器に 入れておくと、保冷剤が融解するまでの間、ジョッキ内のビールが一定の冷たさ に保持され、融解した保冷剤がジョッキ内のビールと同一物であるため、ジョッ キ内のビールの濃度が薄くなることもない。

【０００７】

【実施例】 以下、実施例について図面を参照して説明する。 図１に示すように、このビール用保冷剤は、ビール１１をスティック１２の周 囲に凍らせたものであり、ビールを注ぐジョッキ等の容器内に入れることができ るようになっている。

【０００８】 従って、図２に示すように、ビールを注いだジョッキＡにこの保冷剤を入れて おくと、保冷剤が完全に融解するまでの間は、ジョッキＡ内のビールが一定の冷 たさに保持され、融解した保冷剤もジョッキＡ内のビールと同一物であるため、 中のビールの濃度が薄くなることがない。

【０００９】 このように、ビール用保冷剤をスティック付のアイスキャンディーのような形 態にしておくと、スティック１２をもって出し入れができるため、衛生的である と共に手が汚れることもなく非常に取り扱い易いという利点もある。

【００１０】

【効果】

以上のように、このビール用保冷剤は、スティックの周囲にビールを凍らせた ため、ビールと共にジョッキ等の容器に入れておくと、保冷剤が完全に融解する までの間は、容器内のビールが冷たい状態に保持され、融解した保冷剤によって ビールの濃度が薄くなることもない。

【００１１】 従って、冷したビールを容器に注いだ時から一定時間は、注いだ時と同じ状態 でビールを味わうことができる。

【００１２】 また、スティックを持って出し入れできるため、衛生的であると共に手が汚れ ることもなく取り扱いに非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に係る一実施例を示す斜視図

【図２】同上の使用状態を示す断面図

【符号の説明】

１１ ビール １２ スティック Ａ ジョッキ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ビールをスティックの周囲に凍らせたビ
   ール用保冷剤。