JP3057556U - 保冷材兼用凍結飲料 - Google Patents
保冷材兼用凍結飲料Info
- Publication number
- JP3057556U JP3057556U JP1998007325U JP732598U JP3057556U JP 3057556 U JP3057556 U JP 3057556U JP 1998007325 U JP1998007325 U JP 1998007325U JP 732598 U JP732598 U JP 732598U JP 3057556 U JP3057556 U JP 3057556U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid content
- cold insulator
- bottle
- frozen
- beverage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保冷材として使用できると共に、実質的な冷
却能力を喪失した後または保冷材としての機能が不要と
なったときは飲料としてその場で処分することができる
保冷材兼用凍結飲料を提供する。 【解決手段】 ペットボトルに収納された液体内容物を
凍結することにより、保冷材として使用できると共に、
使用後は飲料としてその場で処分することができる。凍
結による液体内容物の体積増加と該液体内容物の体積増
加による空気の圧縮とによって発生されるペットボトル
内の内圧の上昇がペットボトルの非変形耐内圧を越える
ことがないように、ペットボトルに収納される液体内容
物の量を選定することにより、ペットボトルの外形を変
形させることなく最大量の液体内容物を凍結させること
ができる。
却能力を喪失した後または保冷材としての機能が不要と
なったときは飲料としてその場で処分することができる
保冷材兼用凍結飲料を提供する。 【解決手段】 ペットボトルに収納された液体内容物を
凍結することにより、保冷材として使用できると共に、
使用後は飲料としてその場で処分することができる。凍
結による液体内容物の体積増加と該液体内容物の体積増
加による空気の圧縮とによって発生されるペットボトル
内の内圧の上昇がペットボトルの非変形耐内圧を越える
ことがないように、ペットボトルに収納される液体内容
物の量を選定することにより、ペットボトルの外形を変
形させることなく最大量の液体内容物を凍結させること
ができる。
Description
【0001】 本説明において、「非変形耐内圧」とは、ペットボトルまたはボトル本体がそ の内圧によって形状に変化を生じることなく原形状を保持することができる内圧 の最高値を意味する。
【0002】
本考案はキャンプやハイキング等で食物や食材等を保冷するための保冷材とし て使用できるペットボトル詰めの飲料に関するものである。
【0003】
キャンプやハイキング等における食物や食材等の保冷は、一般的に、冷凍室等 で冷却した保冷材を入れた断熱性の保冷ボックスに食物や食材等を入れることに より行われている。この保冷材は、熱容量の大きな特殊な化学剤をプラスチック 容器に密封したものであり、一旦冷却能力を喪失してしまうと、無用な邪魔物以 外の何物でもなかった。また、袋入り氷も使用されていたが、溶けてしまった後 は、袋では飲料としての使用が不便であった。
【0004】
本考案の目的は、保冷材として使用できると共に、実質的な冷却能力を喪失し た後または保冷材としての機能が不要となったときは飲料としてその場で処分す ることができる保冷材兼用凍結飲料を提供することにある。
【0005】 本考案の別の目的は、保冷材として使用するために液体内容物を凍結させると きに、ペットボトルの外形を変形させることなく凍結でき、かつ、再使用に際し てもペットボトルの外形を変形させることなく凍結させることができる保冷材兼 用凍結飲料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案による保冷材兼用凍結飲料は、ペットボトルに収納された液体内容物を 凍結することにより、保冷材として使用できると共に、実質的な冷却能力を喪失 した後または保冷材としての機能が不要となったときは飲料としてその場で処分 することができる。
【0007】 本考案による保冷材兼用凍結飲料はまた、凍結による液体内容物の体積増加と 該液体内容物の体積増加による空気の圧縮とによって上昇されるペットボトル内 の内圧がペットボトルの非変形耐内圧を越えることがないように、ペットボトル に収納される液体内容物の量を選定することもでき、これにより、ペットボトル の外形を変形させることなく液体内容物を凍結させることができる。
【0008】 更に、本考案による保冷材兼用凍結飲料は、ボトル本体と開閉自在な蓋とから 構成されたペットボトルのボトル本体に、液体内容物の前記選定された量を示す マークを付すこともでき、これにより、ペットボトルに収納させる液体内容物の 最大量を確認でき、ペットボトルの再使用を簡便に行うことができる。
【0009】
本考案の実施例による保冷材兼用凍結飲料は、図1に示すように、ボトル本体 1aと開閉自在な蓋1bとからなるペットボトル1と、ボトル本体1a内に収納 された飲用の液体内容物2とから構成される。
【0010】 液体内容物2を収納したペットボトル1は冷凍室に入れられ、液体内容物2を 凍結させる。凍結処理されたペットボトル1は保冷すべき食物や食材等と共に断 熱性の保冷ボックスに入れられる。保冷ボックス内は液体内容物2により冷やさ れ、それにより、食物や食材等を保冷することができる。このとき、凍結処理さ れたペットボトル1は保冷材として機能する。
【0011】 凍結処理されたペットボトル1が実質的な冷却能力を喪失した後または保冷材 としての機能が不要となったとき、ペットボトル1に収納された液体内容物2は 飲料として処理されるか、または、液体内容物2が解凍されていない場合、ボト ル本体1aを破いて氷として用いられる。このため、従来の保冷材のように、冷 却能力の喪失後または保冷材としての機能が不要となったのちも保冷ボックスの 内部を無用に占用したり、運搬等の際の無駄な重量となるのを回避することがで きる。
【0012】 ペットボトル1に収納される液体内容物2の量は、ペットボトル1の寸法形状 や壁の肉厚等によって決定される非変形耐内圧と、その種類によって決定される 凍結時における液体内容物2の体積増加率とによって選定され、少なくとも、凍 結による液体内容物2の体積増加と該液体内容物の体積増加によるペットボトル 1内の空気3の圧縮とにより上昇される内圧がペットボトル1の非変形耐内圧を 越えることがないように選定されるのが好ましい。これにより、ペットボトル1 の外形を変形させることなく液体内容物2を凍結させることができる。
【0013】 ボトル本体1aの側壁には、前述のようにして選定される液体内容物2の量を 示すマーク4が付されているのが望ましい。これにより、液体内容物2の液面が ボトル本体1aのマーク4の位置になるまで液体内容物2をボトル本体1aに注 入して凍結処理するだけで、ペットボトル1の外形を変形させることなく最大量 の液体内容物2を凍結させることができる。そのため、保冷材としての能力を常 に最大限に発揮させることができ、かつ、ペットボトルの再使用を簡便に行うこ とができる。
【図1】本考案の実施例による凍結処理された後の状態
の保冷材兼用凍結飲料を示す図である。
の保冷材兼用凍結飲料を示す図である。
1 ペットボトル 1a ボトル本体 1b 蓋 2 液体内容物 3 ペットボトル内の空気 4 マーク
Claims (3)
- 【請求項1】 ペットボトルに収納された飲用の液体内
容物を凍結させたことを特徴とする保冷材兼用凍結飲
料。 - 【請求項2】 前記ペットボトルに収納される液体内容
物の量は凍結による液体内容物の体積増加と該液体内容
物の体積増加によるペットボトル内の空気の圧縮とによ
って上昇される内圧がペットボトルの非変形耐内圧を越
えることがないように選定されていることを特徴とする
請求項1記載の保冷材兼用凍結飲料。 - 【請求項3】 前記ペットボトルはボトル本体と開閉自
在な蓋とから構成され、ボトル本体には液体内容物の前
記選定された量を示すマークが付されていることを特徴
とする請求項2記載の保冷材兼用凍結飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007325U JP3057556U (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 保冷材兼用凍結飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007325U JP3057556U (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 保冷材兼用凍結飲料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057556U true JP3057556U (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=43191487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007325U Expired - Lifetime JP3057556U (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 保冷材兼用凍結飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057556U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011121997A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Misako Matsuki | 保冷剤及び保冷庫ならびにその販売方法 |
KR20240028035A (ko) | 2022-08-24 | 2024-03-05 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 챔버 내 전지셀간 온도편차 발생이 없는 단열환경을 유지하는 충방전장치 |
-
1998
- 1998-09-07 JP JP1998007325U patent/JP3057556U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011121997A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Misako Matsuki | 保冷剤及び保冷庫ならびにその販売方法 |
KR20240028035A (ko) | 2022-08-24 | 2024-03-05 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 챔버 내 전지셀간 온도편차 발생이 없는 단열환경을 유지하는 충방전장치 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |