JPH0520569Y2 - - Google Patents

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JPH0520569Y2
JPH0520569Y2 JP16644187U JP16644187U JPH0520569Y2 JP H0520569 Y2 JPH0520569 Y2 JP H0520569Y2 JP 16644187 U JP16644187 U JP 16644187U JP 16644187 U JP16644187 U JP 16644187U JP H0520569 Y2 JPH0520569 Y2 JP H0520569Y2
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JP
Japan
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air conditioning
vehicle body
seal band
conditioning units
air
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車における空調ユニツトの車体
への取付構造に関する。
(従来の技術) 自動車の空調装置は、通常種々の空調ユニツ
ト、例えばブロアユニツト、クーラユニツト、ヒ
ータユニツト、送風ダクト等の各種ユニツト同志
を接続して成り、それらのユニツトは適宜車体に
取り付けられる。
上記各空調ユニツト同志の接続方法としては、
例えば実開昭60−23406号公報に記載されている
ように、両空調ユニツトの接続部にシールバンド
を当てがい該シールバンドを締め付けて成る接続
方法が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如き両空調ユニツトの接続部にシールバ
ンドを締め付けて該接続部をシールする接続方法
においては、両空調ユニツトの接続端部の相対的
位置関係や両空調ユニツト接続部とシールバンド
との相対的位置関係がバラツクとシール不良によ
る空気洩れ等が発生しやすいので、該シールバン
ド締結時には両空調ユニツトの接続端部およびシ
ールバンドを互いに所定の位置関係に確実に位置
決めしておくことが望ましい。
また、上記両空調ユニツトを車体に取り付ける
にあたつては、それらの空調ユニツトを別個に取
り付けるのは面倒であるので、できれば両空調ユ
ニツトを同時に車体に取り付けることができ、し
かもその際上記シールバンドの締結も同時に行な
うことが出来れば、空調ユニツトの車体への組み
付けの簡素化が図れるので好ましい。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、シールバン
ドを用いて接続される2つの空調ユニツトを車体
に取り付けるにあたつて、両空調ユニツトの接続
部端部およびシールバンドを互いに所定の位置関
係に容易かつ確実に位置決することができ、かつ
それらの位置決めと同時に両空調ユニツトの車体
への取り付けおよびシールバンドの締結を一度に
行なうことのできる自動車の空調ユニツトの取付
構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る空調ユニツトの取付構造は、上記
目的を達成するため、 シールバンドを介して互いに接続される両空調
ユニツトそれぞれの接続端部近傍に車体への取付
部を設け、該両空調ユニツトの取付部と上記シー
ルバンドの締結部とを同軸で共締めして車体に取
り付けることを特徴とする。
(作用) 上記取付構造によれば、互いに接続されるべき
両空調ユニツトはそれぞれの接続端部近傍に設け
られた取付部を介して同軸で車体に取り付けられ
る、例えば両取付部に形成した穴を車体側に固設
された1本の取付ボルトに嵌合させてナツトで締
め付けて取り付けられるので、両ユニツトを別々
に車体に取り付ける場合に比べて両ユニツトの接
続端部の相対的位置決めを正確に行なうことがで
き、またシールバンドの締結部も同軸で共締めに
より締結される、例えば締結部に形成された穴を
上記取付ボルトに嵌合させて該締結部を上記取付
部と共にナツトて締め付けて締結されるので、上
記両空調ユニツトの接続端部とシールバンドとの
相対的位置決めを正確に行なうことができ、かつ
その位置からのシールバンドのその後における位
置ずれも防止される。
さらに、上記両空調ユニツトの取付部とシール
バンドの締結部とは同軸で共締めされるので、該
両ユニツトの車体への取り付けとシールバンドの
締結とを一回の締め付け操作で同時に行なうこと
ができ、しかもその共締めによつて上記両空調ユ
ニツトおよびシールバンドの位置決めも同時的に
行なわれるので、空調ユニツトの車体への組付け
が著るしく簡素化される。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る空調ユニツト取付構造の
一実施例を備えた自動車の前部を示す断面図、第
2図は第1図における空調ユニツト取付構造を詳
しく示す分解斜視図、第3図は第1図における空
調ユニツト取付構造を詳しく示す断面図である。
以下に説明する実施例は、空調ユニツトの1つ
であるクーラユニツトを同じく空調ユニツトの1
つであり該クーラユニツトと接続される送風ダク
トの車体への取付構造に本考案を適用したもので
ある。
図示の自動車においては、フロアパネル2およ
び該フロアパネル2の先端部から立ち上つたダツ
シユパネル4とによつて車体内部が車室6と車室
外8とに区画され、車室外8にはその前部(車体
前部)にラジエタ10とフアン12とが配設さ
れ、グリル14から入つた空気はフアン12の回
転によつてラジエタ10を通り、そこで熱交換し
て熱風もしくは温風となり、車体後方に向けて流
れる。
また、フロアパネル2の下側つまり車室床下に
はクーラユニツト18が配設され、車室6内の前
部にはヒータユニツト20が配設され、クーラユ
ニツト18とヒータユニツト20とは送風ダクト
22によつて接続されている。
上記クーラユニツト18は内部に冷媒が通過す
るエバポレータ18aを有し、その空気吸入側が
車室外もしくは車室内空気を吸入するブロワユニ
ツト(図示せず)の空気出口側に直接接続され、
上記送風ダクト22はその一端がクーラユニツト
18の空気出口側に接続され、クーラユニツト1
8の空気出口側の一端から車室床下において車体
前方に延び、ダツシユパネル4に沿つて該ダツシ
ユパネル4の前面側で立ち上り、他端が上記ヒー
タユニツト20が接続されたダツシユパネル4の
上部に連結され、該ダツシユパネル4の上部に形
成された孔4aを介してヒータユニツト20の空
気入口側に接続されている。上記ヒータユニツト
20は内部に空気を暖めるヒータコア20aを有
し、該ヒータコア20aの上流側にはヒータユニ
ツト20内に入つてくる空気をヒータコア20a
に通過させ、あるいは通過させず、さらには通過
分と非通過分との割合を適宜に設定するためのエ
アミツクスダンパ20bを有し、さらに該ヒータ
ユニツト20からの空気吹き出しを制御し、それ
を上方に吹き出させたり足元に吹き出させる等さ
らには図示していないがデフロスト用として吹き
出させるための各種の吹き出し制御ダンパ20
c,20d,20eを有している。30はハンド
ル、32はシート、34はエンジンである。
上記クーラユニツト18と送風ダクト22との
接続およびそれらの接続部分の車体への取り付け
は次の様にして行なわれている。
つまり、クーラユニツトの接続端部18bと送
風ダクトの接続端部22bとの近傍にはそれぞれ
車体の一部であるフロアパネル2へ取り付けるた
めの取付部18c,22cが設けられ、両取付部
には取付穴18d,22dが穿設され、また両接
続端部18b,22bの継ぎ目部分には、その接
続端部を取り囲む金属製環状部24aと該環状部
24aの内面に内張りされたスポンジ等から成る
シール材24bと上記環状部24aの両端から半
径方向に延びる締結部24cとから成るシールバ
ンド24が位置せしめられ、該シールバンド締結
部24cにも締結穴24dが穿設され、フロアパ
ネル2に取付ブラケツト25を介して固設された
1本の取付ボルト26に上記各取付穴18d,2
2dおよび締結穴24dを通してナツト28を該
ボルト26に螺合し、両空調ユニツトの取付部1
8c,22cおよびシールバンドの締結部24c
を同軸で共締めすることによつて両空調ユニツト
18,22の車体への取り付けおよびシールバン
ド24の締結(両空調ユニツトの接続)が行なわ
れている。
なお、シールバンド24は当初第2図に示す様
に一方の空調ユニツト側に組み付けておき、両空
調ユニツトの取付部18b,22bを取付ボルト
26に嵌合させて両空調ユニツトの接続端部18
b,22bを対向させてそれらの位置決めを行な
つた後、シールバンド24を矢印A方向に移動さ
せて両接続端部18b,22bの継ぎ目部の上に
位置させ、続いてシールバンド24を矢印b方向
に回動させてその締結部24cを上記取付ボルト
26に嵌合させ、しかる後ナツト28によつて締
め付ければ良い。
上記取付構造においては、両空調ユニツト1
8,22はそれぞれの接続端部近傍に設けられた
取付部を介して車体に同軸的に取り付けられてい
る。つまり、両取付部18c,22cをその穴1
8d,22dを介して1本の車体側取付ボルト2
6に嵌合させて取り付けられている。従つて、例
えば各空調ユニツト18,22用にそれぞれ取付
ボルトが設けられ、各空調ユニツト18,22は
それぞれの取付ボルトに別個に取り付ける場合に
比して両空調ユニツトの相対的位置決めを正確に
行なうことができ、両空調ユニツトの接続端部の
相対的位置関係のバラツキを抑えることができ
る。
また、シールバンドの締結部24cも空調ユニ
ツトの取付部と一緒に同軸的に共締めされてい
る、つまり一緒に取付ボルト26に嵌合されて締
結されているので、両空調ユニツトの接続端部に
対するシールバンドの相対的位置決めも確実に行
なわれ、接続端部に対するシールバンドの相対的
位置関係のバラツキも防止できる。
さらに、上記両空調ユニツトの取付部18c,
22cとシールバンドの締結部24cとはそれぞ
れの穴18d,22d,24dと1本の取付ボル
ト26を介して同軸的に共締めされるので、各空
調ユニツト18,22の車体への取り付けおよび
シールバンドの締結が一度に行なえ、しかもそう
することによつて各空調ユニツトの接続端部の位
置決めおよびシールバンドの位置決めも同時に行
なえるので、空調ユニツトの車体への組み付けが
著しく簡素化される。
(考案の効果) 以上の様に、本考案に係る空調ユニツトの取付
構造は、互いに接続されるべき両空調ユニツトの
取付部とシールバンドの締結部とを同軸で共締め
して両空調ユニツトの車体への取り付けおよびシ
ールバンドの締結を行なうものであるので、両空
調ユニツトの接続端部およびシールバンドの相対
的位置決めを所定の状態に正確に行なうことがで
き、それらの相対的位置関係のバラツキによるシ
ール不良を防止することができると共に、両空調
ユニツトの車体への取り付けとシールバンドの締
結とを一度に行なうことができるので空調ユニツ
トの車体への組み付けを簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空調ユニツト取付構造の
一実施例を備えた自動車の前部を示す断面図、第
2図は第1図における空調ユニツト取付構造を詳
しく示す分解斜視図、第3図は第1図における空
調ユニツト取付構造を詳しく示す断面図である。 2……車体、18,22……空調ユニツト、1
8b,22b……空調ユニツトの車体への取付
部、24……シールバンド、24c……シールバ
ンド締結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも2つの空調ユニツトを接続し、その
    接続部を一方の空調ユニツトから他方の空調ユニ
    ツトに向けて空気が送られる空調装置における上
    記空調ユニツトの車体への取付構造であつて、 上記互いに接続されるべき両空調ユニツトには
    それぞれの接続端部近傍に車体への取付部が設け
    られ、 上記両空調ユニツトの接続はシールバンドを介
    して行なわれ、 上記両空調ユニツトの取付部と上記シールバン
    ドの締結部とは同軸で共締めされて車体に取り付
    けられていることを特徴とする空調ユニツト取付
    構造。
JP16644187U 1987-10-30 1987-10-30 Expired - Lifetime JPH0520569Y2 (ja)

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JPH0170605U JPH0170605U (ja) 1989-05-11
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