JPH05205136A - 硬貨蓄積装置 - Google Patents
硬貨蓄積装置Info
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- JPH05205136A JPH05205136A JP4037289A JP3728992A JPH05205136A JP H05205136 A JPH05205136 A JP H05205136A JP 4037289 A JP4037289 A JP 4037289A JP 3728992 A JP3728992 A JP 3728992A JP H05205136 A JPH05205136 A JP H05205136A
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- Japan
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- coin
- coins
- case
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C1/00—Purses; Money-bags; Wallets
- A45C1/10—Money-bags for conductors or like people; Money-bags with rigid coin-holders
- A45C2001/102—Rigid coin-holders
- A45C2001/107—Rigid coin-holders with coins stored in piles, i.e. several coins stacked in a compartment
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】硬貨の詰め込み及び取り出しを迅速に行い得る
硬貨蓄積装置を提供する。 【構成】硬貨選別部2は、傾斜板21が口径の順次大き
くなる複数の硬貨選別口211〜214を有する。硬貨
収納部3は、筒状部31〜34が硬貨選別口211〜2
14のそれぞれに対応するように備えられ、受板35が
その硬貨排出口351〜354と筒状部31〜34とが
偏るようにして筒状部31〜34の下方に間隔を隔てて
配置されている。硬貨取り出し部4は、可動体41〜4
4が1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔411〜441を
有し、筒状部31〜34と受板35との間に配置されて
いる。バネ45〜48が可動体41〜44に対し引き出
し方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えている。
硬貨蓄積装置を提供する。 【構成】硬貨選別部2は、傾斜板21が口径の順次大き
くなる複数の硬貨選別口211〜214を有する。硬貨
収納部3は、筒状部31〜34が硬貨選別口211〜2
14のそれぞれに対応するように備えられ、受板35が
その硬貨排出口351〜354と筒状部31〜34とが
偏るようにして筒状部31〜34の下方に間隔を隔てて
配置されている。硬貨取り出し部4は、可動体41〜4
4が1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔411〜441を
有し、筒状部31〜34と受板35との間に配置されて
いる。バネ45〜48が可動体41〜44に対し引き出
し方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯金箱などに用いられ
る硬貨蓄積装置に関し、更に詳しくは、自動車内などに
備えて使用するのに好適な硬貨蓄積装置に係る。
る硬貨蓄積装置に関し、更に詳しくは、自動車内などに
備えて使用するのに好適な硬貨蓄積装置に係る。
【0002】
【従来の技術】この種の硬貨蓄積装置としては、10
円、50円、100円、500円等の金種ごとに、筒状
の硬貨収納具に収納しておき、収納具の下端側から1枚
づつ取り出して使用する。
円、50円、100円、500円等の金種ごとに、筒状
の硬貨収納具に収納しておき、収納具の下端側から1枚
づつ取り出して使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
硬貨蓄積装置は、硬貨の収納及び取り出しが1枚ごとに
行われるため、手間を要し、使い勝手が悪い。高速道路
の料金所などのように、迅速な支払をしなければならな
い場合には、特にそうである。
硬貨蓄積装置は、硬貨の収納及び取り出しが1枚ごとに
行われるため、手間を要し、使い勝手が悪い。高速道路
の料金所などのように、迅速な支払をしなければならな
い場合には、特にそうである。
【0004】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、硬貨の詰め込み及び取り出しを迅速に
行い得る硬貨蓄積装置を提供することである。
問題点を解決し、硬貨の詰め込み及び取り出しを迅速に
行い得る硬貨蓄積装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、ケースと、硬貨選別部と、硬貨収納部
と、硬貨取り出し部とを有する硬貨蓄積装置であって、
前記ケースは、内部空間を有すると共に、壁面に硬貨投
入口を有し、前記硬貨投入口が前記内部空間内に連なっ
ており、前記硬貨選別部は、傾斜板を備えており、前記
傾斜板は長手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる
複数の硬貨選別口を有し、長手方向の一端側が前記硬貨
投入口の下方に位置し他端側に向かうにつれて下降する
ように、前記ケースの前記内部空間内に傾斜して配置さ
れており、前記硬貨収納部は、筒状部と、受板とを有し
ており、前記筒状部は、前記ケースの前記内部空間にお
いて前記硬貨選別口のそれぞれに対応するように、互い
に独立して複数個備えられ、前記硬貨選別口を通過した
硬貨を受ける口径を有しており、前記受板は硬貨排出口
を有し前記硬貨排出口が前記筒状部の口径から偏るよう
にして前記筒状部の下方に間隔を隔てて配置されてお
り、前記硬貨取り出し部は、可動体と、バネとを有し、
前記筒状部のそれぞれに対して個別に備えられており、
前記可動体は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有
し、前記硬貨受孔が前記筒状部の口径と重なる位置で前
記筒状部と前記受板との間の前記間隔内に配置され、一
端が前記ケースの外部に導出されており、前記バネは、
前記可動体に対し、引き出し方向に対して抵抗する方向
のバネ圧を加えている。
め、本発明は、ケースと、硬貨選別部と、硬貨収納部
と、硬貨取り出し部とを有する硬貨蓄積装置であって、
前記ケースは、内部空間を有すると共に、壁面に硬貨投
入口を有し、前記硬貨投入口が前記内部空間内に連なっ
ており、前記硬貨選別部は、傾斜板を備えており、前記
傾斜板は長手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる
複数の硬貨選別口を有し、長手方向の一端側が前記硬貨
投入口の下方に位置し他端側に向かうにつれて下降する
ように、前記ケースの前記内部空間内に傾斜して配置さ
れており、前記硬貨収納部は、筒状部と、受板とを有し
ており、前記筒状部は、前記ケースの前記内部空間にお
いて前記硬貨選別口のそれぞれに対応するように、互い
に独立して複数個備えられ、前記硬貨選別口を通過した
硬貨を受ける口径を有しており、前記受板は硬貨排出口
を有し前記硬貨排出口が前記筒状部の口径から偏るよう
にして前記筒状部の下方に間隔を隔てて配置されてお
り、前記硬貨取り出し部は、可動体と、バネとを有し、
前記筒状部のそれぞれに対して個別に備えられており、
前記可動体は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有
し、前記硬貨受孔が前記筒状部の口径と重なる位置で前
記筒状部と前記受板との間の前記間隔内に配置され、一
端が前記ケースの外部に導出されており、前記バネは、
前記可動体に対し、引き出し方向に対して抵抗する方向
のバネ圧を加えている。
【0006】
【作用】硬貨選別部は、傾斜板を備えており、傾斜板は
硬貨選別口を有し、長手方向の一端側が硬貨投入口の下
方に位置し他端側に向かうにつれて下降するように、ケ
ースの内部空間内に傾斜して配置されているので、硬貨
投入口からケース内部に硬貨を投入すると、投入された
硬貨が傾斜板を滑り落ちながら、硬貨選別口から下方に
落下する。
硬貨選別口を有し、長手方向の一端側が硬貨投入口の下
方に位置し他端側に向かうにつれて下降するように、ケ
ースの内部空間内に傾斜して配置されているので、硬貨
投入口からケース内部に硬貨を投入すると、投入された
硬貨が傾斜板を滑り落ちながら、硬貨選別口から下方に
落下する。
【0007】傾斜板は長手方向に間隔を隔てて口径の順
次大きくなる複数の硬貨選別口を有しているので、直径
の小さな硬貨ほど先に硬貨選別口を通って選別される。
例えば、10円、50円、100円及び500円の硬貨
を考えた場合、硬貨の大きさは50円、100円、10
円、500円の順となるので、50円硬貨が第1番目の
硬貨選別口を通って選別され、100円硬貨が第2番目
の硬貨選別口を通って選別され、10円硬貨が第3番目
の硬貨選別口を通って選別され、500円硬貨が第4番
目の硬貨選別口を通って選別される。従って、硬貨投入
口から硬貨を投入するだけで、自動的に硬貨選別が行わ
れることになるから、硬貨投入、選別作業が極めて容易
になる。
次大きくなる複数の硬貨選別口を有しているので、直径
の小さな硬貨ほど先に硬貨選別口を通って選別される。
例えば、10円、50円、100円及び500円の硬貨
を考えた場合、硬貨の大きさは50円、100円、10
円、500円の順となるので、50円硬貨が第1番目の
硬貨選別口を通って選別され、100円硬貨が第2番目
の硬貨選別口を通って選別され、10円硬貨が第3番目
の硬貨選別口を通って選別され、500円硬貨が第4番
目の硬貨選別口を通って選別される。従って、硬貨投入
口から硬貨を投入するだけで、自動的に硬貨選別が行わ
れることになるから、硬貨投入、選別作業が極めて容易
になる。
【0008】硬貨収納部は、受板を有しており、筒状部
は、ケースの内部空間において硬貨選別口のそれぞれに
対応するように、互いに独立して複数個備えられ、硬貨
選別口を通過した硬貨を受ける口径を有しているから、
硬貨選別口を通って選別された硬貨は、硬貨収納部の筒
状部に入る。
は、ケースの内部空間において硬貨選別口のそれぞれに
対応するように、互いに独立して複数個備えられ、硬貨
選別口を通過した硬貨を受ける口径を有しているから、
硬貨選別口を通って選別された硬貨は、硬貨収納部の筒
状部に入る。
【0009】受板は硬貨排出口を有し硬貨排出口が筒状
部の口径から偏るようにして筒状部の下方に間隔を隔て
て配置されているから、筒状部に入った硬貨は受板によ
って支持され、投入された順序で受板上の筒状部内に集
積される。
部の口径から偏るようにして筒状部の下方に間隔を隔て
て配置されているから、筒状部に入った硬貨は受板によ
って支持され、投入された順序で受板上の筒状部内に集
積される。
【0010】硬貨取り出し部は、可動体を有し、筒状部
のそれぞれに対して個別に備えられており、可動体は、
1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有し、硬貨受孔が筒
状部の口径と重なる位置で筒状部と受板との間の間隔内
に配置されているから、筒状部内に収納された硬貨のう
ち、最下底に位置する1枚の硬貨が可動体の硬貨受孔内
に入る。可動体は一端がケースの外部に導出されている
から、一端側を引き出すことにより、硬貨受孔内に入っ
ている1枚の硬貨を引き出すことができる。その引き出
しの過程で、可動体の硬貨受孔と受板の硬貨排出口とが
重なり、硬貨が受板の硬貨排出口から外部に排出され
る。
のそれぞれに対して個別に備えられており、可動体は、
1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有し、硬貨受孔が筒
状部の口径と重なる位置で筒状部と受板との間の間隔内
に配置されているから、筒状部内に収納された硬貨のう
ち、最下底に位置する1枚の硬貨が可動体の硬貨受孔内
に入る。可動体は一端がケースの外部に導出されている
から、一端側を引き出すことにより、硬貨受孔内に入っ
ている1枚の硬貨を引き出すことができる。その引き出
しの過程で、可動体の硬貨受孔と受板の硬貨排出口とが
重なり、硬貨が受板の硬貨排出口から外部に排出され
る。
【0011】硬貨取り出し部は、バネを有し、バネは可
動体に対し引き出し方向に対して抵抗する方向のバネ圧
を加えているから、可動体の引き出しはバネのバネ圧に
抗して行われる。引き出しをやめれば可動体はバネ圧を
受けて自動的に元に戻る。
動体に対し引き出し方向に対して抵抗する方向のバネ圧
を加えているから、可動体の引き出しはバネのバネ圧に
抗して行われる。引き出しをやめれば可動体はバネ圧を
受けて自動的に元に戻る。
【0012】
【実施例】図1は本発明にかかる硬貨蓄積装置の外観斜
視図、図2は図1に示した硬貨蓄積装置の内部構造を示
す斜視図、図3は図2のA3ーA3線上における部分断
面図である。1はケース、2は硬貨選別部、3は硬貨収
納部、4は硬貨取り出し部、5は硬貨受板、6は支持台
である。
視図、図2は図1に示した硬貨蓄積装置の内部構造を示
す斜視図、図3は図2のA3ーA3線上における部分断
面図である。1はケース、2は硬貨選別部、3は硬貨収
納部、4は硬貨取り出し部、5は硬貨受板、6は支持台
である。
【0013】ケース1は、内部空間11を有すると共
に、壁面に硬貨投入口12を有し、硬貨投入口12が内
部空間11内に連なっている。硬貨投入口12はケース
1の隅部に設けられている。
に、壁面に硬貨投入口12を有し、硬貨投入口12が内
部空間11内に連なっている。硬貨投入口12はケース
1の隅部に設けられている。
【0014】図2及び図3を参照すると、硬貨選別部2
は、傾斜板21を備えている。傾斜板21はケース1の
内壁面等の適当な位置に固定して設ける。傾斜板21は
長手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる複数の硬
貨選別口211〜214を有する。硬貨選別口211〜
214の個数は、現在流通している4種の硬貨、すなわ
ち、10円、50円、100円及び500円に対応でき
るように4個設けられている。硬貨の大きさは50円、
100円、10円、500円の順となるので、硬貨選別
口211が50円硬貨用、硬貨選別口212が100円
硬貨用、硬貨選別口213が10円硬貨用、硬貨選別口
214が500円硬貨用として、それぞれの口径が定め
られている。傾斜板21は長手方向の一端側が硬貨投入
口12の下方に位置し他端側に向かうにつれて下降する
ように、ケース1の内部空間11内に傾斜して配置され
ている。硬貨選別口214は傾斜板21の下降端部とケ
ース1の内壁面との間の空間によって形成されている。
22〜24は硬貨案内板である。
は、傾斜板21を備えている。傾斜板21はケース1の
内壁面等の適当な位置に固定して設ける。傾斜板21は
長手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる複数の硬
貨選別口211〜214を有する。硬貨選別口211〜
214の個数は、現在流通している4種の硬貨、すなわ
ち、10円、50円、100円及び500円に対応でき
るように4個設けられている。硬貨の大きさは50円、
100円、10円、500円の順となるので、硬貨選別
口211が50円硬貨用、硬貨選別口212が100円
硬貨用、硬貨選別口213が10円硬貨用、硬貨選別口
214が500円硬貨用として、それぞれの口径が定め
られている。傾斜板21は長手方向の一端側が硬貨投入
口12の下方に位置し他端側に向かうにつれて下降する
ように、ケース1の内部空間11内に傾斜して配置され
ている。硬貨選別口214は傾斜板21の下降端部とケ
ース1の内壁面との間の空間によって形成されている。
22〜24は硬貨案内板である。
【0015】硬貨収納部3は、筒状部31〜34と、受
板35とを有している。筒状部31〜34は、ケース1
の内部空間11において硬貨選別口211〜214のそ
れぞれに対応するように、互いに独立して複数個備えら
れ、硬貨選別口211〜214を通過した硬貨を受ける
口径を有している。受板35は硬貨排出口351〜35
4を有し、硬貨排出口351〜354が筒状部31〜3
4の口径から偏るようにして筒状部31〜34の下方に
間隔を隔てて配置されている。筒状部31〜34は及び
受板35はケース1と別体に構成してもよいし、ケース
1と同体に構成してもよい。図示では、筒状部31〜3
4がケース1と別体に構成され、受け板35がケース1
と同体に形成されている例を示している。
板35とを有している。筒状部31〜34は、ケース1
の内部空間11において硬貨選別口211〜214のそ
れぞれに対応するように、互いに独立して複数個備えら
れ、硬貨選別口211〜214を通過した硬貨を受ける
口径を有している。受板35は硬貨排出口351〜35
4を有し、硬貨排出口351〜354が筒状部31〜3
4の口径から偏るようにして筒状部31〜34の下方に
間隔を隔てて配置されている。筒状部31〜34は及び
受板35はケース1と別体に構成してもよいし、ケース
1と同体に構成してもよい。図示では、筒状部31〜3
4がケース1と別体に構成され、受け板35がケース1
と同体に形成されている例を示している。
【0016】硬貨取り出し部4は、可動体41〜44
と、バネ45〜48とを有し、筒状部31〜34のそれ
ぞれに対して個別に備えられている。可動体41〜44
は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔411〜441を
有し、硬貨受孔411〜441が筒状部31〜34の口
径と重なる位置で筒状部31〜34と受板35との間の
間隔内に配置され、一端がケース1の外部に導出されて
いる。バネ45〜48は、可動体41〜44に対し、引
き出し方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えてい
る。
と、バネ45〜48とを有し、筒状部31〜34のそれ
ぞれに対して個別に備えられている。可動体41〜44
は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔411〜441を
有し、硬貨受孔411〜441が筒状部31〜34の口
径と重なる位置で筒状部31〜34と受板35との間の
間隔内に配置され、一端がケース1の外部に導出されて
いる。バネ45〜48は、可動体41〜44に対し、引
き出し方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えてい
る。
【0017】硬貨受板5は硬貨排出口351〜354の
下方に備えられ、硬貨排出口351〜354から排出さ
れた硬貨を受ける。
下方に備えられ、硬貨排出口351〜354から排出さ
れた硬貨を受ける。
【0018】次に、図4〜図6を参照して作用を説明す
る。ケース1に設けられた硬貨投入口12から硬貨7を
投入する。硬貨選別部2は、傾斜板21を備えており、
傾斜板21は硬貨選別口211〜214を有し、長手方
向の一端側が硬貨投入口12の下方に位置し他端側に向
かうにつれて下降するように、ケース1の内部空間11
内に傾斜して配置されているので、硬貨投入口12から
ケース1内部に矢印aで示すごとく投入された硬貨7
は、図4に示すように、傾斜板21を矢印bで示すごと
く滑り落ちながら、硬貨選別口211〜214から矢印
cで示すごとく下方に落下する。
る。ケース1に設けられた硬貨投入口12から硬貨7を
投入する。硬貨選別部2は、傾斜板21を備えており、
傾斜板21は硬貨選別口211〜214を有し、長手方
向の一端側が硬貨投入口12の下方に位置し他端側に向
かうにつれて下降するように、ケース1の内部空間11
内に傾斜して配置されているので、硬貨投入口12から
ケース1内部に矢印aで示すごとく投入された硬貨7
は、図4に示すように、傾斜板21を矢印bで示すごと
く滑り落ちながら、硬貨選別口211〜214から矢印
cで示すごとく下方に落下する。
【0019】傾斜板21は長手方向に間隔を隔てて口径
の順次大きくなる複数の硬貨選別口211〜214を有
しているので、直径の小さな硬貨ほど先に硬貨選別口を
通って選別される。例えば、投入された硬貨が100円
硬貨である場合、50円硬貨ようとして設けられた硬貨
選別口211を通過できず、第2番目の硬貨選別口21
2を通って選別され、下方に落下する。図示はしない
が、50円硬貨は第1番目の硬貨選別口211を通って
選別され、10円硬貨は第3番目の硬貨選別口213を
通って選別され、500円硬貨は第4番目の硬貨選別口
214を通って選別される。従って、硬貨投入口12か
ら硬貨7を投入するだけで、自動的に硬貨選別が行われ
ることになるから、硬貨投入、選別作業が極めて容易に
なる。
の順次大きくなる複数の硬貨選別口211〜214を有
しているので、直径の小さな硬貨ほど先に硬貨選別口を
通って選別される。例えば、投入された硬貨が100円
硬貨である場合、50円硬貨ようとして設けられた硬貨
選別口211を通過できず、第2番目の硬貨選別口21
2を通って選別され、下方に落下する。図示はしない
が、50円硬貨は第1番目の硬貨選別口211を通って
選別され、10円硬貨は第3番目の硬貨選別口213を
通って選別され、500円硬貨は第4番目の硬貨選別口
214を通って選別される。従って、硬貨投入口12か
ら硬貨7を投入するだけで、自動的に硬貨選別が行われ
ることになるから、硬貨投入、選別作業が極めて容易に
なる。
【0020】硬貨収納部3は、筒状部31〜34を有し
ており、筒状部31〜34は、ケース1の内部空間11
において硬貨選別口211〜214のそれぞれに対応す
るように、互いに独立して複数個備えられ、硬貨選別口
211〜214を通過した硬貨7を受ける口径を有して
いるから、硬貨選別口211〜214を通って選別され
た硬貨7は、硬貨収納部3の筒状部31〜34に入る。
前述した100円硬貨の場合には、硬貨選別口212に
入る。
ており、筒状部31〜34は、ケース1の内部空間11
において硬貨選別口211〜214のそれぞれに対応す
るように、互いに独立して複数個備えられ、硬貨選別口
211〜214を通過した硬貨7を受ける口径を有して
いるから、硬貨選別口211〜214を通って選別され
た硬貨7は、硬貨収納部3の筒状部31〜34に入る。
前述した100円硬貨の場合には、硬貨選別口212に
入る。
【0021】受板35は、硬貨排出口351〜354を
有し、硬貨排出口351〜354が筒状部31〜34の
口径から偏るようにして筒状部31〜34の下方に間隔
を隔てて配置されているから、図5に示すように、筒状
部31〜34に入った硬貨7は受板35によって支持さ
れ、投入された順序で受板35上の筒状部31〜34内
に集積される。
有し、硬貨排出口351〜354が筒状部31〜34の
口径から偏るようにして筒状部31〜34の下方に間隔
を隔てて配置されているから、図5に示すように、筒状
部31〜34に入った硬貨7は受板35によって支持さ
れ、投入された順序で受板35上の筒状部31〜34内
に集積される。
【0022】硬貨取り出し部4は、可動体41〜44を
有し、筒状部31〜34のそれぞれに対して個別に備え
られており、可動体41〜44は、1枚分の硬貨7を収
納する硬貨受孔411〜441を有し、硬貨受孔411
〜441が筒状部31〜34の口径と重なる位置で筒状
部31〜34と受板35との間の間隔内に配置されてい
るから、筒状部31〜34内に収納された硬貨のうち、
最下底に位置する1枚の硬貨7が可動体41〜44の硬
貨受孔411〜441内に入る。
有し、筒状部31〜34のそれぞれに対して個別に備え
られており、可動体41〜44は、1枚分の硬貨7を収
納する硬貨受孔411〜441を有し、硬貨受孔411
〜441が筒状部31〜34の口径と重なる位置で筒状
部31〜34と受板35との間の間隔内に配置されてい
るから、筒状部31〜34内に収納された硬貨のうち、
最下底に位置する1枚の硬貨7が可動体41〜44の硬
貨受孔411〜441内に入る。
【0023】可動体41〜44は一端がケース1の外部
に導出されているから、図6に示すように、可動対41
〜44の一端側を、矢印eの方向に引き出すことによ
り、硬貨受孔411〜441内に入っている1枚の硬貨
7を引き出すことができる。その引き出しの過程で、可
動体41〜44の硬貨受孔411〜441と受板35の
硬貨排出口351〜354とが重なり、硬貨7が受板3
5の硬貨排出口351〜354から外部に矢印fで示す
ごとく排出される。
に導出されているから、図6に示すように、可動対41
〜44の一端側を、矢印eの方向に引き出すことによ
り、硬貨受孔411〜441内に入っている1枚の硬貨
7を引き出すことができる。その引き出しの過程で、可
動体41〜44の硬貨受孔411〜441と受板35の
硬貨排出口351〜354とが重なり、硬貨7が受板3
5の硬貨排出口351〜354から外部に矢印fで示す
ごとく排出される。
【0024】硬貨取り出し部4は、バネ45〜48を有
し、バネ45〜48は可動体41〜44に対し引き出し
方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えているから、
可動体41〜44の引き出しはバネのバネ圧に抗して行
われる。引き出しをやめれば、可動体41〜44はバネ
圧を受けて自動的に元に戻る。
し、バネ45〜48は可動体41〜44に対し引き出し
方向に対して抵抗する方向のバネ圧を加えているから、
可動体41〜44の引き出しはバネのバネ圧に抗して行
われる。引き出しをやめれば、可動体41〜44はバネ
圧を受けて自動的に元に戻る。
【0025】本発明は、図示に限定されるものではな
く、種々の変形例を含むことは言うまでもない。
く、種々の変形例を含むことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような効果が得られる。 (a)硬貨選別部は、傾斜板を備えており、傾斜板は長
手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる複数の硬貨
選別口を有し、長手方向の一端側が硬貨投入口の下方に
位置し他端側に向かうにつれて下降するように、ケース
の内部空間内に傾斜して配置されているから、硬貨投入
口から硬貨を投入するだけで、自動的に硬貨選別を行う
硬貨投入、選別作業の容易な硬貨蓄積装置を提供でき
る。 (b)硬貨収納部は、筒状部と、受板とを有しており、
筒状部は、ケースの内部空間において硬貨選別口のそれ
ぞれに対応するように、互いに独立して複数個備えら
れ、硬貨選別口を通過した硬貨を受ける口径を有してお
り、受板は硬貨排出口を有し硬貨排出口が筒状部の口径
から偏るようにして筒状部の下方に間隔を隔てて配置さ
れているから、受板上の筒状部内に硬貨を蓄積し得る硬
貨蓄積装置を提供できる。 (c)硬貨取り出し部は、可動体と、バネとを有し、硬
貨収納部のそれぞれに対して個別に備えられており、可
動体は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有し、硬貨
受孔が筒状部の口径と重なる位置で筒状部と受板との間
の間隔内に配置され、一端がケースの外部に導出されて
おり、バネは、可動体に対し、引き出し方向に対して抵
抗する方向のバネ圧を加えているから、可動体の一端側
を引き出すことにより、1枚の硬貨を引き出すことがで
き、引き出しをやめれば、可動体を自動的に元に戻し得
る孔か引き出し操作の容易な硬貨蓄積装置を提供でき
る。
ような効果が得られる。 (a)硬貨選別部は、傾斜板を備えており、傾斜板は長
手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる複数の硬貨
選別口を有し、長手方向の一端側が硬貨投入口の下方に
位置し他端側に向かうにつれて下降するように、ケース
の内部空間内に傾斜して配置されているから、硬貨投入
口から硬貨を投入するだけで、自動的に硬貨選別を行う
硬貨投入、選別作業の容易な硬貨蓄積装置を提供でき
る。 (b)硬貨収納部は、筒状部と、受板とを有しており、
筒状部は、ケースの内部空間において硬貨選別口のそれ
ぞれに対応するように、互いに独立して複数個備えら
れ、硬貨選別口を通過した硬貨を受ける口径を有してお
り、受板は硬貨排出口を有し硬貨排出口が筒状部の口径
から偏るようにして筒状部の下方に間隔を隔てて配置さ
れているから、受板上の筒状部内に硬貨を蓄積し得る硬
貨蓄積装置を提供できる。 (c)硬貨取り出し部は、可動体と、バネとを有し、硬
貨収納部のそれぞれに対して個別に備えられており、可
動体は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有し、硬貨
受孔が筒状部の口径と重なる位置で筒状部と受板との間
の間隔内に配置され、一端がケースの外部に導出されて
おり、バネは、可動体に対し、引き出し方向に対して抵
抗する方向のバネ圧を加えているから、可動体の一端側
を引き出すことにより、1枚の硬貨を引き出すことがで
き、引き出しをやめれば、可動体を自動的に元に戻し得
る孔か引き出し操作の容易な硬貨蓄積装置を提供でき
る。
【図1】本発明にかかる硬貨蓄積装置の外観斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示した硬貨蓄積装置の内部構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図2のA3ーA3線上における部分断面図であ
る。
る。
【図4】図1〜図3に示した硬貨蓄積装置の作用を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図5】図1〜図3に示した硬貨蓄積装置の作用を説明
する部分断面図である。
する部分断面図である。
【図6】図1〜図3に示した硬貨蓄積装置の作用を説明
する部分断面図である。
する部分断面図である。
1 ケース 11 内部空間 12 硬貨投入口 2 硬貨選別部 21 傾斜板 211〜214 硬貨選別口 3 硬貨収納部 31〜34 筒状部 35 受板 351〜354 硬貨排出口 4 硬貨取り出し部 41〜44 可動体 411〜441 硬貨受孔
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースと、硬貨選別部と、硬貨収納部
と、硬貨取り出し部とを有する硬貨蓄積装置であって、 前記ケースは、内部空間を有すると共に、壁面に硬貨投
入口を有し、前記硬貨投入口が前記内部空間内に連なっ
ており、 前記硬貨選別部は、傾斜板を備えており、前記傾斜板は
長手方向に間隔を隔てて口径の順次大きくなる複数の硬
貨選別口を有し、長手方向の一端側が前記硬貨投入口の
下方に位置し他端側に向かうにつれて下降するように、
前記ケースの前記内部空間内に傾斜して配置されてお
り、 前記硬貨収納部は、筒状部と、受板とを有しており、前
記筒状部は、前記ケースの前記内部空間において前記硬
貨選別口のそれぞれに対応するように、互いに独立して
複数個備えられ、前記硬貨選別口を通過した硬貨を受け
る口径を有しており、前記受板は硬貨排出口を有し前記
硬貨排出口が前記筒状部の口径から偏るようにして前記
筒状部の下方に間隔を隔てて配置されており、 前記硬貨取り出し部は、可動体と、バネとを有し、前記
筒状部のそれぞれに対して個別に備えられており、前記
可動体は、1枚分の硬貨を収納する硬貨受孔を有し、前
記硬貨受孔が前記筒状部の口径と重なる位置で前記筒状
部と前記受板との間の前記間隔内に配置され、一端が前
記ケースの外部に導出されており、前記バネは、前記可
動体に対し、引き出し方向に対して抵抗する方向のバネ
圧を加えている硬貨蓄積装置。 - 【請求項2】 前記硬貨排出口の下方に、硬貨受板を有
する請求項1に記載の硬貨蓄積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037289A JPH05205136A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 硬貨蓄積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037289A JPH05205136A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 硬貨蓄積装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05205136A true JPH05205136A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12493553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4037289A Pending JPH05205136A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 硬貨蓄積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05205136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346659A3 (fr) * | 2002-03-20 | 2003-10-08 | José Lopez | Dispositif facilitant la distribution d'objets aplatis de différentes séries |
TWI795008B (zh) * | 2021-10-01 | 2023-03-01 | 禪與徠特有限公司 | 具有篩選與分類功能之硬幣盒 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP4037289A patent/JPH05205136A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346659A3 (fr) * | 2002-03-20 | 2003-10-08 | José Lopez | Dispositif facilitant la distribution d'objets aplatis de différentes séries |
TWI795008B (zh) * | 2021-10-01 | 2023-03-01 | 禪與徠特有限公司 | 具有篩選與分類功能之硬幣盒 |
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